JP2017124005A - 歯間ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】歯間の刷掃力及び使用者の清掃実感を向上させえた歯間ブラシの提供。【解決手段】把持部2と、前記把持部2の先端に設けられた清掃部3とを備え、前記清掃部3は、前記把持部2の先端から延びる合成樹脂製の軸材4と、前記軸材4の延在方向から見て、前記軸材4から放射状に突出する複数の突出片5とを備え、前記複数の突出片5は、第一の合成樹脂からなる1つ以上の第一の突出片5aと、前記第一の合成樹脂より硬い第二の合成樹脂からなる1つ以上の第二の突出片5bとを備える、歯間ブラシ。【選択図】図1

Description

本発明は、歯間ブラシに関する。
歯間を効率よく清掃する目的で、歯間ブラシが広く用いられている。歯間ブラシは、金属ワイヤを軸材として使用したものと、合成樹脂を軸材として使用したものとがある。金属ワイヤを軸材として使用した歯間ブラシは、使用者の清掃実感が良好である。合成樹脂製の軸材を備えた歯間ブラシは、金属ワイヤを備えた歯間ブラシよりも、歯肉や歯に対する当たり心地が良好である。例えば、特許文献1には、把持部(ハンドル部)の先端から延びる合成樹脂製の芯部にエラストマーが被覆してなる軸材と、前記軸材の延在方向から見て放射状に複数設けられたエラストマーからなる突起と、を備えた歯間ブラシが提案されている。
特開2013−192866号公報
しかしながら、従来の合成樹脂を軸材として使用した歯間ブラシでは、突起が柔らかく、突起間隔も広いため、歯間の刷掃力及び使用者の清掃実感が金属ワイヤ歯間ブラシより低いという課題がある。
そこで、本発明は、歯間の刷掃力及び使用者の清掃実感を向上させた歯間ブラシを目的とする。
本発明は以下の態様を有する。
[1]把持部と、前記把持部の先端に設けられた清掃部とを備え、前記清掃部は、前記把持部の先端から延びる合成樹脂製の軸材と、前記軸材の延在方向から見て、前記軸材から放射状に突出する複数の突出片とを備え、前記複数の突出片は、第一の合成樹脂からなる1つ以上の第一の突出片と、前記第一の合成樹脂より硬い第二の合成樹脂からなる1つ以上の第二の突出片とを備える、歯間ブラシ。
[2]前記第一の突出片の高さは、前記第二の突出片の高さより高い、[1]に記載の歯間ブラシ。
[3]前記軸材は、前記第二の合成樹脂からなる芯部と、前記芯部の表面を被覆する前記第一の合成樹脂からなる被覆部を備え、前記第二の突出片は、前記芯部と一体に形成され、前記被覆部を貫通して突出している、[1]又は[2]に記載の歯間ブラシ。
[4]前記複数の突出片は、さらに前記第一の合成樹脂からなる1つ以上の第三の突出片を備え、前記第三の突出片の太さは、前記第一の突出片の太さより太い、[1]〜[3]に記載の歯間ブラシ。
[5]前記第二の突出片の太さは、0.1mm以上0.5mm以下である、[1]〜[4]に記載の歯間ブラシ。
[6]前記複数の突出片は、前記軸材の軸線に沿った第一の直線上に配置されている前記第一の突出片からなる第一の突出片列を含む、[4]又は[5]に記載の歯間ブラシ。
[7]前記複数の突出片は、前記第1の直線とは異なる前記軸材の軸線に沿った第二の直線上に交互に配置されている前記第二の突出片と前記第三の突出片からなる第二の突出片列を含む、[6]に記載の歯間ブラシ。
[8]前記第一の突出片列と、前記第二の突出片列とは、軸材の延在方向から見て45°間隔で交互に環状に配置されている、[7]に記載の歯間ブラシ。
[9]前記第二の突出片及び前記第三の突出片は、前記軸材の延在方向から見て90°間隔で環状に配置されている、[4]〜[8]に記載の歯間ブラシ。
[10]前記第二の突出片の太さは、0.1mm以上0.2mm以下である[1]〜[9]に記載の歯間ブラシ。
[11]前記第三の突出片の太さは、0.3mm以上0.6mm以下である、[4]〜[10]に記載の歯間ブラシ。
本発明の歯間ブラシによれば、歯間の刷掃力及び使用者の清掃実感を向上させることができる。
本発明の第一実施形態の歯間ブラシ1を示した正面図である。 図1の歯間ブラシ1の清掃部3を拡大した正面図である。 図2の歯間ブラシ1のA−A’断面図である。 図2の歯間ブラシ1のB−B’断面図である。 図2の歯間ブラシ1のC−C’断面図である。 図2の歯間ブラシ1のD−D’断面図である。 本発明の第一実施形態の軸材4の延在方向から見た歯間ブラシ1の平面図である。 一次品(基体)6の正面図である。
以下の用語の定義は、本明細書および特許請求の範囲にわたって適用される。
本明細書で定義される「使用者の清掃実感」とは、使用者が歯間ブラシを用いて歯間を清掃する際に、歯間ブラシと歯(又は歯茎)とが接触することにより生じる振動や摩擦力等により、歯間が清掃されていることを使用者が感じることをいう。
本発明の歯間ブラシは、把持部と、前記把持部の先端に設けられた清掃部とを備える。前記清掃部は、前記把持部の先端から延びる合成樹脂製の軸材と、前記軸材の延在方向から見て、前記軸材から放射状に突出する複数の突出片とを備える。前記複数の突出片は、第一の合成樹脂からなる1つ以上の第一の突出片と、前記第一の合成樹脂より硬い第二の合成樹脂からなる1つ以上の第二の突出片とを備える。
(第一の実施形態)
以下、本発明の歯間ブラシの一例を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の歯間ブラシ1を示した正面図である。図1に示すように、本実施形態の歯間ブラシ1は、先端側に向けて徐々に細くなる把持部2と、把持部2の先端に設けられた清掃部3と、を備える。
図2は、本実施形態の歯間ブラシ1の清掃部3を拡大した正面図である。図2に示すように、清掃部3は、把持部2の先端から延びる軸材4と、軸材4から突設された複数の突出片5a〜5c(5)を備える。突出片5は、軸材4の延在方向から見て放射状に突出している。突出片5は、1つ以上の第一の突出片5a、1つ以上の第二の突出片5b、及び1つ以上の第三の突出片5cを有する。
図3は、図2の歯間ブラシ1のA−A’断面図である。図3においては、便宜上歯間ブラシ1の断面のみを示している。図3に示すように、軸材4は、硬質樹脂である第二の合成樹脂を主材とする芯部4aと、軟質樹脂である第一の合成樹脂からなる被覆部4bを備える。被覆部4bは、芯部4aを被覆している。
<把持部>
把持部2は、指で把持するための部材である。本実施形態の把持部2の形状は、指で把持できる形状であれば特に限定されず、例えば、板状、円柱状、三角柱状、四角柱状等の柱状が挙げられる。
把持部2を指で持ち易くする目的で、例えば、把持部2に凹凸、穴、貫通孔、湾曲等が形成されていてもよい。
図1に示すように、把持部2には、先端側に向かうにつれて徐々に細くなる縮径部2aが形成され、縮径部2aの先端に清掃部3が形成されている。
縮径部2aが形成されていると、鏡で確認しながら歯間ブラシ1を使用する際に、歯間における清掃部3の状態を視認し易くなる。さらに、縮径部2aが手元に向けて徐々に太くなっているため、歯間への挿入が縮径部2aで止まり易く、歯間ブラシ1を過度に挿入することを防止できる。
縮径部2aの最小直径及び最大直径の範囲は特に限定されない。例えば、縮径部2aの最小直径は、1mm〜3mmが好ましく、1.5mm〜2.5mmがより好ましい。縮径部2aの最大直径は、3mm〜5mmが好ましく、3.5mm〜5mmがより好ましい。
上記最小直径が上記範囲の下限値以上であると構造的強度を高められる。
上記最大直径が上記範囲の上限値以下であると口内における取り扱いが容易になる。
ここで、縮径部2aの最小直径は、図1における清掃部3と縮径部2aの境界3aが指す位置の直径である。本実施形態において、境界3aは、便宜的に清掃部3の基端を示す符号として使用する。また、縮径部2aの最大直径は、把持部2の直径R1と同じである。
把持部2の幅又は直径(太さ)R1は特に限定されず、例えば5mm〜10mmが好ましい。
上記幅又は直径が上記範囲の下限値以上であると構造的強度を高められる。
上記幅又は直径が上記範囲の上限値以下であると口内清掃時の取り扱いが容易になる。
把持部2の構成材料は、特に限定されず、従来の歯間ブラシの把持部を構成する公知の材料が適用できる。把持部2の構成材料は、合成樹脂であることが好ましく、把持部2の先端から延びる軸材4の芯部4aとの一体性を高める観点から、後で詳述する芯部4aの構成材料である第二の合成樹脂と同じであることが好ましい。本実施形態においては、把持部2と芯部4aとが一体に形成されていることが好ましい。
把持部2の構成材料は、1種でもよく、2種以上が含まれる複合材料でもよい。
<清掃部>
図2に示すように、清掃部3は、把持部2の縮径部2aの先端(清掃部3の境界3a)から延びる軸材4と、複数の突出片5を備える。また図7に示すように、複数の突出片5は、軸材4の軸線に対して直交する方向に放射状に突設される。複数の突出片5は、1つ以上の第一の突出片5a、1つ以上の第二の突出片5b、及び1つ以上の第三の突出片5cを有する。
図2に示すように、複数の突出片5は、軸材4の軸線に沿った第一の直線P上に配置されている複数の第一の突出片5aからなる第一の突出片列を含む。さらに、複数の突出片5は、軸材4の軸線に沿った第二の直線Q上に交互に配置されている複数の第二の突出片5b及び複数の第三の突出片5cからなる第二の突出片列を含む。
軸材4の形状は、複数の突出片5が設置可能であり、歯間に挿入可能な形状であれば特に限定されず、例えば、円柱状、三角柱状、四角柱状等の柱状の他、板状等の形状が挙げられる。
本実施形態の軸材4は、先端に向かうにつれて徐々に細くなる円柱状である。これにより、清掃部3を歯間に挿入することがより容易になる。
軸材4の長さは、10mm以上が好ましく、歯間の清掃効率を高めるために、11mm以上がより好ましく、12mm以上がさらに好ましい。
軸材4の長さの上限は特に限定されず、例えば20mm以下であると、口内における操作性が高まるので好ましい。
軸材4の太さは特に限定されず、例えば、軸材4の先端から0.1mmの部位の軸材4の軸線に直交する断面の面積が、好ましくは0.010mm〜1.500mm、より好ましくは0.030mm〜1.200mm、さらに好ましくは0.060mm〜0.800mm、となるような太さが好ましい。また、境界3a部分の長手方向に直交する断面の面積が、好ましくは0.200mm〜3.140mm、より好ましくは0.380mm〜2.540mm、さらに好ましくは0.500mm〜2.270mm、となるような太さが好ましい。
上記断面の面積が上記の下限値以上であると、軸材4の剛性をより高められる。
上記断面の面積が上記の上限値以下であると、軸材4を狭い歯間への挿入することが一層容易になり、清掃力を高められる。
境界3aから軸材4の先端へ向かう軸材4の太さは一定でもよく、先端に向かうにつれて徐々に細くなる又は徐々に太くなるテーパー形状であってもよい。テーパー形状である場合、軸材4の軸線に対する軸材4の表面がなす角度(テーパー角度)は、特に限定されず、一定であってもよく、漸次又は段階的に変化してもよい。
本実施形態の軸材4は、把持部2の先端から延びる芯部4aと、芯部4aの表面を被覆する被覆部4bとを備える。芯部4aは、硬質樹脂である第二の合成樹脂からなる。被覆部4bは、第一の合成樹脂である軟質樹脂からなる。第一の合成樹脂は、第二の合成樹脂より軟らかい。なお、本実施形態において、第一の合成樹脂が後述するショア硬度A(ショアA硬さ)を満たし、第二の合成樹脂が後述する曲げ弾性率を満たす場合には、第一の合成樹脂は、第二の合成樹脂より軟らかいと定義する。
芯部4aの構成材料である第二の合成樹脂は、硬質樹脂であれば特に限定されない。前記硬質樹脂として、公知の硬質樹脂が適用可能であり、例えば、曲げ弾性率(JIS K7203)が500〜3000MPaの範囲とされた樹脂を用いることができる。
このような硬質樹脂としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリアセタール(POM)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、セルロースプロピオネート(CP)、ポリアリレート、ポリカーボネート、アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂(AS)等が挙げられる。
芯部4aの構成材料には、前記主材として使用される合成樹脂以外の任意成分を添加してもよい。好適な任意成分として、例えば、無機材料からなるフィラー、有機材料からなるフィラーが挙げられる。フィラーを芯部4aの構成材料として前記合成樹脂に添加することによって、芯部4aの強度を向上させることができる。
[被覆部]
被覆部4bの構成材料は、第一の合成樹脂である。第一の合成樹脂は、軟質樹脂で構成される。被覆部4bが軟質樹脂で成形されていると、清掃部3を歯間に挿入する際に歯肉や歯を傷つけにくく、当たり心地がより良好になる。
被覆部4bを構成する軟質樹脂のショア硬度A(ショアA硬さ)は、A95以下が好ましく、A30〜A90がより好ましい。好適な軟質樹脂として、例えば、ポリオレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー等の公知のエラストマー樹脂が挙げられる。
被覆部4bを構成する軟質樹脂は1種類であってもよく、2種類以上であってもよい。
被覆部4bの厚さは特に限定されず、例えば、0.1mm〜1.0mmが好ましく、0.1mm〜0.5mmがより好ましく、0.1mm〜0.3mmがさらに好ましい。
被覆部4bの厚さが下限値以上であると、第一の突出片5a及び第三の突出片5cが被覆部4bから脱落することを防止し、清掃部3の構造的強度を高めることができる。
被覆部4bの厚さが上限値以下であると、清掃部3の全体の直径が太くなり過ぎることを抑制し、狭い歯間への挿入性を高めることができる。
[突出片]
清掃部3を構成する複数の突出片5は、第一の突出片5a、第二の突出片5b、及び第三の突出片5cを有する。本実施形態の歯間ブラシ1の清掃部3には、図2に示すように、軸材4の表面から第一の突出片5a、第二の突出片5b、及び第三の突出片5cがそれぞれ1つ以上設けられている。これらの突出片5は、歯間の清掃を担い、歯垢を掻き取るブラシ(刷毛)材として機能する。
第一の突出片5aは、第一の合成樹脂からなる。本実施形態においては、第一の突出片5aは、被覆部4bと一体に形成されているが、本願はこれに限定されない。第一の合成樹脂を構成する軟質樹脂は、先述の被覆部4bを構成する軟質樹脂として列挙した材料を用いることができる。
本実施形態において、第一の突出片5aは先端が丸みを帯びた円柱形状であるが、第一の突出片5aの形状はこれに限定されない。例えば、第一の突出片5aは先端に近づくにつれて徐々に細くなるテーパー形状でもよいし、円錐形状でもよい。また、三角錐や四角錐等の多角錐でもよい。また、これらの形状において、第一の突出片5aの先端部や角部は丸みを帯びていてよい。第一の突出片5aの先端部や角部が丸みを帯びていることにより、清掃部3を歯間に挿入する際に歯肉や歯を傷つけにくく、当たり心地がより良好になる。
第一の突出片5aの高さHaは、第二の突出片5bの高さHb、及び第三の突出片5cの高さHcより高い。具体的には、第一の突出片5aの高さHaは、0.1mm〜2.0mmが好ましく、0.5mm〜1.5mmがより好ましく、0.6mm〜1.2mmがさらに好ましい。
第一の突出片5aの高さHaが上限値以下であると、清掃部3を歯間に挿入しやすくなる。
第一の突出片5aは、軟質樹脂で構成されているため、第一の突出片5aの高さHaが第二の突出片5bの高さHb、及び第三の突出片5cの高さHcより高くても、清掃部3を歯間に挿入する際に歯肉や歯を傷つけにくく、当たり心地がより良好になる。
なお、第一の突出片5aの高さHaは、被覆部4bの表面側の基端から第一の突出片5aの先端までの長さを意味する。
第二の突出片5bの高さHbは、被覆部4bの表面側の基端から第二の突出片5bの先端までの長さを意味する。
第三の突出片5cの高さHcは、被覆部4bの表面側の基端から第三の突出片5cの先端までの長さを意味する。
第一の突出片5aの高さHaが下限値以上であると、射出成形によって容易に成形することができる。
第一の突出片5aの太さは、第三の突出片5cの太さより細い。具体的には、第一の突出片5aの太さは、0.1mm〜0.3mmが好ましく、0.10mm〜0.20mmがより好ましい。
第一の突出片5aの太さが下限値以上であると、射出成形によって容易に成形することができる。
第一の突出片5aの太さが上限値以下であると、清掃部3を歯間に挿入しやすくなる。
ここで、第一の突出片5aの突出方向に垂直な断面が真円だった場合、第一の突出片5aの太さは、被覆部4bの表面と同一平面における第一の突出片5aの直径(即ち、基端の直径)を意味する。第一の突出片5aの突出方向に垂直な断面が真円以外である場合、第一の突出片5aの太さとは、被覆部4bの表面と同一平面における第一の突出片5aの外接円の直径を意味する。
第三の突出片5cの突出方向に垂直な断面が真円だった場合、第三の突出片5cの太さは、被覆部4bの表面と同一平面における第三の突出片5cの直径を意味する。第三の突出片5cの突出方向に垂直な断面が真円以外である場合、第三の突出片5cの太さとは、被覆部4bの表面と同一平面における第三の突出片5cの外接円の直径を意味する。
本実施形態の第二の突出片5bは、芯部4aと一体に形成されている。本実施形態の第二の突出片5bは、芯部4aから突出し、被覆部4bを貫通している。言い換えれば、第二の突出片5bは、芯部4aとの接続部分から、被覆部4bの開口部を通じて軸材4から放射状に突出している。第二の突出片5bは、硬質樹脂である第二の合成樹脂からなる。第二の突出片5bを構成する硬質樹脂は、先述の芯部4aを構成する硬質樹脂として列挙した材料を用いることができる。第二の突出片5bを硬質樹脂で構成することにより、第一の突出片5a及び第三の突出片5cとは異なる質感が使用者に感じられ、全ての突出片5を軟質樹脂のみで構成した場合と比較して、より高い清掃実感が得られる。また、第二の突出片5bを硬質樹脂で構成することにより、全ての突出片5を軟質樹脂のみで構成した場合と比較して、より高い歯間清掃力(歯垢かき取り力)が得られる。
本実施形態の第二の突出片5bは、先端が丸みを帯びた円柱形状であるが、第二の突出片5bの形状はこれに限定されない。例えば、第二の突出片5bは先端に近づくにつれて徐々に細くなるテーパー形状でもよいし、円錐形状でもよい。また、三角錐や四角錐等の多角錐でもよい。また、これらの形状において、第二の突出片5bの先端部や角部は丸みを帯びていてよい。第二の突出片5bの先端部や角部が丸みを帯びていることにより、清掃部3を歯間に挿入する際に歯肉や歯を傷つけにくく、当たり心地がより良好になる。
第二の突出片5bの高さHbは、第一の突出片5aの高さHa及び第三の突出片5cの高さHcより低い。具体的には、第二の突出片5bの高さHbは、0.1mm〜0.6mmが好ましく、0.10mm〜0.50mmがより好ましい。
第二の突出片5bの高さHbが下限値以上であると、高い刷掃力が得られるとともに、使用者の清掃実感を向上させることができる。また、被覆部4bを射出成形する際に、第二の突出片5bが金型内で芯部4aの位置を固定する役割を果たし、被覆部4bの射出成形時に芯部4aがずれることを防止し、外観良好な歯間ブラシ1を作製することが可能となる。
第二の突出片5bの高さHbが上限値以下であると、清掃部3を歯間に挿入する時の抵抗が小さく、清掃部3を歯間に挿入する際に歯肉や歯を傷つけにくくなる。
第二の突出片5bは、その高さHbが第一の突出片5aの高さHa及び第三の突出片5cの高さHcより低いため、第二の合成樹脂である硬質樹脂で構成されていても、清掃部3を歯間に挿入する際に歯肉や歯を傷つけにくく、使用者の清掃実感を向上させるとともに当たり心地がより良好になる。
第二の突出片5bの太さは、0.1mm〜0.2mmが好ましく、0.10mm〜0.15mmがより好ましい。第二の突出片5bの突出方向に垂直な断面が真円だった場合、第二の突出片5bの太さは、被覆部4bの表面と同一平面における第二の突出片5bの直径を意味する。第二の突出片5bの突出方向に垂直な断面が真円以外である場合、第二の突出片5bの太さとは、被覆部4bの表面と同一平面における第二の突出片5bの外接円の直径を意味する。
第二の突出片5bの太さが下限値以上であると、射出成形によって容易に成形することができる。
第二の突出片5bの太さが上限値以下であると、清掃部3を歯間に挿入しやすくなり、清掃部3を歯間に挿入する際に歯肉や歯を傷つけにくくなる。
第三の突出片5cは、第一の合成樹脂である軟質樹脂で構成されている。第三の突出片5cを構成する軟質樹脂は、先述の被覆部4bを構成する硬質樹脂として列挙した材料を用いることができる。本実施形態の第三の突出片5cは、被覆部4b及び第一の突出片5aと一体に形成されているが、本発明はこれに限定されない。
本実施形態の第三の突出片5cは、角部が丸みを帯びた扁平な四角柱形状であるが、第三の突出片5cの形状はこれに限定されない。例えば、第三の突出片5cは先端に近づくにつれて徐々に細くなるテーパー形状でもよいし、円錐形状でもよい。また、三角錐や四角錐等の多角錐でもよい。また、これらの形状において、第三の突出片5cの先端部や角部は丸みを帯びていてよい。第三の突出片5cの先端部や角部が丸みを帯びていることにより、清掃部3を歯間に挿入する際に歯肉や歯を傷つけにくく、当たり心地がより良好になる。
第三の突出片5cの高さHcは、第一の突出片5aの高さHaより低く、第二の突出片5bの高さHbより高い。具体的には、第三の突出片5cの高さHcは、0.1mm〜1.0mmが好ましく、0.2mm〜0.8mmがより好ましく、0.3mm〜0.6mmがさらに好ましい。
第三の突出片5cの高さHcが下限値以上であると、射出成形によって容易に成形することができる。
第三の突出片5cの高さHcが上限値以下であると、清掃部3を歯間に挿入しやすくなり、清掃部3を歯間に挿入する際に歯肉や歯を傷つけにくくなる。
第三の突出片5cは、その高さHcが第一の突出片5aの高さHaより低く、第二の突出片5bの高さHbより高いため、清掃部3を歯間に挿入する際に歯肉や歯を傷つけにくく、使用者の清掃実感を向上させるとともに当たり心地がより良好になる。
第三の突出片5cの太さは、第一の突出片5aの太さより太い。具体的には、第三の突出片5cの太さは、0.1mm〜1.0mmが好ましく、0.30mm〜0.60mmがより好ましい。
第三の突出片5cの太さが下限値以上であると、高い刷掃力が得られるとともに、使用者の清掃実感を向上させることができる。
第三の突出片5cの太さが上限値以下であると、清掃部3を歯間に挿入する際に歯肉や歯を傷つけにくくなる。
このように、太さが異なる第一の突出片5a及び第三の突出片5cを設けることにより、使用者の清掃実感を向上させるとともに、より高い清掃力(歯垢かき取り力)が得られる。
図3は、図2におけるA−A’断面における歯間ブラシ1の断面図を示している。図3において、第一の突出片5aは、軸材4の軸周りに180°の等間隔で2方向に環状に配置されている。
図4は、図2におけるB−B’断面における歯間ブラシ1の断面図を示している。図4においては、便宜上歯間ブラシ1の断面のみを示している。図4において、第一の突出片5aは、軸材4の軸周りに180°の等間隔で2方向に環状に配置されている。また、図4における第一の突出片5aは、図3における第一の突出片5aと90°異なる位置に配置されている。すなわち、図2に示すように、第二の突出片5b及び第三の突出片5cを挟んで隣接する第一の突出片5aは、互いに90°ずれるように配置されている。このように第一の突出片5aを配置することにより、歯間ブラシ1の清掃部3を歯間に挿入した際、他の突出片5より高さHaが高い第一の突出片5aが軸材4に向かって倒れた場合においても、他の突出片5と重なることがないため、清掃部3を歯間に挿入しやすく、歯肉や歯を傷つけにくくなる。
図5は、図2におけるC−C’断面における歯間ブラシ1の断面図を示している。図5においては、便宜上歯間ブラシ1の断面のみを示している。図5において、第二の突出片5b及び第三の突出片5cは、軸材4の軸周りに90°の等間隔で、第二の突出片5b及び第三の突出片5cが交互になるように、4方向に環状に配置されている。
図6は、図2におけるD−D’断面における歯間ブラシ1の断面図を示している。図6においては、便宜上歯間ブラシ1の断面のみを示している。図6において、第二の突出片5b及び第三の突出片5cは、軸材4の軸周りに90°の等間隔で、第二の突出片5b及び第三の突出片5cが交互になるように、4方向に環状に配置されている。また、図5における第二の突出片5b及び第三の突出片5cは、図6における第二の突出片5b及び第三の突出片5cと90°異なる位置に配置されている。すなわち、図2に示すように、第一の突出片5aを挟んで隣接する第二の突出片5b及び第三の突出片5cは、互いに90°ずれるように配置されている。このように第二の突出片5b及び第三の突出片5cを配置することにより、清掃部3を歯間に挿入しやすく、歯肉や歯を傷つけにくくなるとともに、使用者の使用実感も得られる。
なお、軸材4の延在方向から見て環状に配置される突出片5の数は特に限定されず、例えば、2〜8つが軸周りに等間隔で環状に配置されていることが好ましい。
図7は、軸材4の延在方向から見た歯間ブラシ1の平面図を示している。図7に示すように、第一の突出片5a、第二の突出片5b及び第三の突出片5cは、軸材4の軸周りに45°の等間隔で8方向に環上に配置されている。すなわち、第一の直線P上に配置される複数の第一の突出片5aからなる第一の突出片列と、第二の直線Q上に交互に配置される複数の第二の突出片5b及び複数の第三の突出片5cのからなる第二の突出片列とが、45°間隔で交互に環状に配置されている。
このように複数の突出片5を配置することにより、歯間ブラシ1の清掃部3を歯間に挿入した際、他の突出片5より高さHaが高い第一の突出片5aが軸材4に向かって倒れた場合においても、他の突出片5と重なることがないため、清掃部3を歯間に挿入しやすく、歯肉や歯を傷つけにくくなる。また、軸材4の軸周りに突出片5を多数配置することが可能であるため、歯間の清掃力が向上し、使用者の使用実感も得られる。
なお、図2に示すように、軸材4の延在方向において、第一の突出片5aと、第二の突出片5b及び第三の突出片5cとは、交互に配置されているが、本実施形態において第一の突出片5aと、第二の突出片5b及び第三の突出片5cの配置はこれに限定されない。
第一の直線P上に列設される第一の突出片5aにおいて、互いに隣接する第一の突出片5a同士の距離は特に限定されない。例えば、第一の直線P上に列設される互いに隣接する第一の突出片5a同士の距離は、0.3mm〜1.5mmが好ましい。
同様に、第二の直線Q上に列設される第二の突出片5b及び第三の突出片5cにおいて、互いに隣接する第二の突出片5b及び第三の突出片5cの距離は特に限定されない。例えば、第一の直線P上に列設される互いに隣接する第二の突出片5b及び第三の突出片5cの距離は、0.3mm〜0.8mmが好ましい。
前記距離が下限値以上であると、各突出片5が独立して機能することが容易になり、清掃部3を歯間に挿入した際、突出片5が軸材4に向かって倒れた場合においても、他の突出片5と重なることがないため、清掃部3を歯間に挿入しやすく、歯肉や歯を傷つけにくくなる。
前記距離が上限値以下であると、各突出片の間に歯垢を保持しやすくなり、高い刷掃力が得られやすい。
清掃部3において第一の直線P上に列設される第一の突出片5aの合計数は特に限定されず、例えば、10〜100個が好ましく、20〜60個がより好ましい。また、第二の直線Q上に列設される第二の突出片5b及び第三の突出片5cの合計数は特に限定されず、例えば、20〜200個が好ましく、50〜150個がより好ましい。また、清掃部3に配置される突出片5の総数は、例えば、30〜300個が好ましく、70〜210個がより好ましい。
上記総数が下限値以上であると、充分な刷掃力が得られやすい。
上記総数が上限値以下であると、歯間への挿入と抜去の両方が容易になり、歯間を清掃する作業性が高まる。
図2及び図7に示すように、第三の突出片5cは、清掃部3の境界3aに近いほど、第三の突出片5cの太さが太くてもよく、第三の突出片5cが清掃部3の先端に近いほど第三の突出片5cの太さが細くてもよい。しかしながら、本実施形態はこれに限定されず、第三の突出片5cの太さは、その配置によらず同じであってもよい。
<製造方法>
以下に本発明の歯間ブラシ1の製造方法を説明する。
例えば、歯間ブラシ1は、いわゆる二色成形法によって製造される。
まず、第一の金型に硬質樹脂を充填する射出成形により、把持部2、軸材4の芯部4a及び第二の突出片5bを一体的に成形した一次品(基体)6を得る(図8参照)。この時、第二の突出片5bとなる部分の高さは、歯間ブラシが完成した時点における第二の突出片5bの高さHbと、被覆部4bの厚さとを足し合わせた寸法となるよう設定する。具体的には、第二の突出片5bとなる部分の高さは、0.2mm〜1.0mmであることが好ましい。硬質樹脂の材料は、芯部4aの構成材料として列挙したものを用いることができる。
続いて、第二の金型に一次品6を設置し、軟質樹脂を金型に充填する。これにより、芯部4aを軟質樹脂で被覆し、被覆部4b、第一の突出片5a及び第三の突出片5cを一体的に射出成形する(図1参照)。ここで用いる軟質樹脂は、被覆部4bの構成材料として列挙したものを用いることができる。第二の金型に一次品6を設置した際、第二の突出片5bとなる部分が第二の金型の内壁に接する。第二の突出片5bとなる部分が第二の金型の内壁に接することにより、軟質樹脂を第二の金型に充填する際、第二の突出片5bが第二の金型内で一次品6を固定する役割を果たすことができる。これにより、軟質樹脂が第二の金型に充填される際の一次品6のずれを抑え、被覆部4bの膜厚が不均一になるなどの成形不良を抑制することができる。その結果、外観良好な歯間ブラシ1を作成することが可能となり、歩留まりが向上する。
<作用効果>
本実施形態の歯間ブラシ1は、清掃部3に軟質樹脂からなる第一の突出片5a及び第三の突出片5c、硬質樹脂からなる第二の突出片5bを有するため、歯間ブラシ1を歯間に挿入した際に、異なる質感が使用者に感じられ、全ての突出片5を軟質樹脂のみで構成した場合と比較して、より高い清掃実感が得られる。また、第二の突出片5bを硬質樹脂で構成することにより、全ての突出片5を軟質樹脂のみで構成した場合と比較して、より高い清掃力(歯垢かき取り力)が得られる。
高さの異なる第一の突出片5a及び第三の突出片5cを設けることにより、使用者の清掃実感を向上させるとともにより高い清掃力(歯垢かき取り力)が得られる。
歯間ブラシ1を軸材4の延在方向から見た場合、第一の突出片5a、第二の突出片5b及び第三の突出片5cは、軸材4の軸周りに等間隔で環状に配置されている。また、第一の突出片5aは、第二の突出片5b及び第三の突出片5cに対し、ずれて配置されている。このように複数の突出片5を配置することにより、歯間ブラシ1の清掃部3を歯間に挿入した際、突出片5が軸材4に向かって倒れた場合においても、他の突出片5と重なることがないため、清掃部3を歯間に挿入しやすく、歯肉や歯を傷つけにくくなる。
また、本実施形態の歯間ブラシ1の製造方法において、第一の合成樹脂である軟質樹脂を金型に充填する際、第二の合成樹脂である硬質樹脂で構成された第二の突出片5bが、金型内で一次品6を固定する役割を果たすことができ、軟質樹脂を金型に充填する際に一次品6のずれを抑えることができる。これにより、被覆部4bの膜厚が不均一になるなどの成形不良を抑制することができる。その結果、外観良好な歯間ブラシ1を作成することが可能となり、歩留まりが向上する。
本実施形態の歯間ブラシは、少なくとも清掃部が合成樹脂製であるので、金属製ワイヤを備える従来の歯間ブラシに比べて歯肉等に当たった場合にも痛みを感じにくく、当たり心地が良好である。
<他の形態>
本発明の歯間ブラシ1の他の形態としては、以下のものが挙げられる。
第一の実施形態における歯間ブラシ1は、複数の突出片5として第一の突出片5a、第二の突出片5b及び第三の突出片5cを含むが、本発明はこれに限定されない。歯間ブラシ1の第二の実施形態として、複数の突出片5は、第一の合成樹脂である軟質樹脂からなる第一の突出片5a及び第二の合成樹脂である硬質樹脂からなる第二の突出片5bのみを含んでいてもよい。
第一の実施形態における歯間ブラシ1は、第二の突出片5bと軸材4の芯部4aが一体に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。第三の実施形態における歯間ブラシ1は、第二の突出片5bが第二の合成樹脂である硬質樹脂で形成されていればよく、芯部4aとは独立に形成されていてもよい。第三の実施形態における歯間ブラシ1の第二の突出片5bは芯部4aと異なる硬質樹脂で形成されていてもよい。
第一の実施形態における歯間ブラシ1は、把持部2と軸材4の芯部4aが一体に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。第四の実施形態における歯間ブラシ1は、把持部2と軸材4の芯部4aは別々に形成されていてもよい。また、把持部2と芯部4aの材料は硬質樹脂であれば、異なっていてもよい。
第一の実施形態における歯間ブラシ1は、被覆部4bを有するが、本発明はこれに限定されない。第五の実施形態における歯間ブラシ1は、被覆部4bが形成されていなくてもよい。第五の実施形態における第一の突出片5a及び第三の突出片5cは、軸材4の芯部4aに埋め込まれるように形成されていてもよい。
1…歯間ブラシ、2…把持部、2a…縮径部、3…清掃部、3a…境界、4…軸材、4a…芯部、4b…被覆部、5…突出片、5a…第一の突出片、5b…第二の突出片、5c…第三の突出片、6…一次品。

Claims (5)

  1. 把持部と、前記把持部の先端に設けられた清掃部とを備え、
    前記清掃部は、前記把持部の先端から延びる合成樹脂製の軸材と、前記軸材の延在方向から見て、前記軸材から放射状に突出する複数の突出片とを備え、
    前記複数の突出片は、第一の合成樹脂からなる1つ以上の第一の突出片と、前記第一の合成樹脂より硬い第二の合成樹脂からなる1つ以上の第二の突出片とを備える、歯間ブラシ。
  2. 前記第一の突出片の高さは、前記第二の突出片の高さより高い、請求項1に記載の歯間ブラシ。
  3. 前記軸材は、前記第二の合成樹脂からなる芯部と、前記芯部の表面を被覆する前記第一の合成樹脂からなる被覆部を備え、
    前記第二の突出片は、前記芯部と一体に形成され、前記被覆部を貫通して突出している、請求項1又は2に記載の歯間ブラシ。
  4. 前記複数の突出片は、さらに前記第一の合成樹脂からなる1つ以上の第三の突出片を備え、
    前記第三の突出片の太さは、前記第一の突出片の太さより太い、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の歯間ブラシ。
  5. 前記第二の突出片の高さは、0.1mm以上0.5mm以下である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の歯間ブラシ。
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