JP2000300346A - 歯ブラシ - Google Patents
歯ブラシInfo
- Publication number
- JP2000300346A JP2000300346A JP11114829A JP11482999A JP2000300346A JP 2000300346 A JP2000300346 A JP 2000300346A JP 11114829 A JP11114829 A JP 11114829A JP 11482999 A JP11482999 A JP 11482999A JP 2000300346 A JP2000300346 A JP 2000300346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- tufts
- lines
- brush bundles
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バス法により、歯ぐきを傷つけることなく、
しかも安定して磨くことのできる歯ブラシの提供。 【解決手段】 植毛台面に、長手方向に沿う4列以上の
刷毛束の列を有し、かつ該植毛台の短手方向の巾が8mm
以内である歯ブラシ。
しかも安定して磨くことのできる歯ブラシの提供。 【解決手段】 植毛台面に、長手方向に沿う4列以上の
刷毛束の列を有し、かつ該植毛台の短手方向の巾が8mm
以内である歯ブラシ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバス法による歯磨き
に好適な歯ブラシに関する。
に好適な歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な歯ブラシは、植毛部の短
手方向の巾が8.5mm以上となっていたため、図2に示
す如く、歯40に対して斜め45°に当て、歯40と歯
ぐき50の境目をねらって磨く歯磨き方法、すなわちバ
ス法によるときは巾が広過ぎて頬側で頬が邪魔になって
磨きにくい、と云う問題があった。そこで、バス法用と
して植毛部の短手方向の巾を狭くして、植毛束を植毛台
の長手方向に沿い3列植毛したものも市場に供せられて
いるが、歯ぐきを傷つけるのを防止するため、植毛台面
の長手辺縁部に沿う両外列の刷毛束を軟らかい刷毛束に
すると、硬い刷毛束は中央列の1列のみとなる結果、安
定して磨けない、と云う問題があった。
手方向の巾が8.5mm以上となっていたため、図2に示
す如く、歯40に対して斜め45°に当て、歯40と歯
ぐき50の境目をねらって磨く歯磨き方法、すなわちバ
ス法によるときは巾が広過ぎて頬側で頬が邪魔になって
磨きにくい、と云う問題があった。そこで、バス法用と
して植毛部の短手方向の巾を狭くして、植毛束を植毛台
の長手方向に沿い3列植毛したものも市場に供せられて
いるが、歯ぐきを傷つけるのを防止するため、植毛台面
の長手辺縁部に沿う両外列の刷毛束を軟らかい刷毛束に
すると、硬い刷毛束は中央列の1列のみとなる結果、安
定して磨けない、と云う問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、斯かる従来
歯ブラシの問題を解消し、バス法により、歯ぐきを傷つ
けることなく、しかも安定して磨くことのできる歯ブラ
シを提供することを目的とする。
歯ブラシの問題を解消し、バス法により、歯ぐきを傷つ
けることなく、しかも安定して磨くことのできる歯ブラ
シを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、植毛台面に、
長手方向に沿う4列以上の刷毛束の列を有し、かつ該直
毛部の短手方向の巾が8mm以内の歯ブラシにより上記目
的を達成したものである。
長手方向に沿う4列以上の刷毛束の列を有し、かつ該直
毛部の短手方向の巾が8mm以内の歯ブラシにより上記目
的を達成したものである。
【0005】本発明に於て、植毛台面の長手辺縁部に沿
う両外列の刷毛束は、内列の刷毛束に比して軟らかいも
のとするのが、歯ぐきを傷つけるのを防止する上で好ま
しい。ここに内列の刷毛束と外列の刷毛束との硬軟差
は、その具体的付与手段の如何を問わないが、例えば内
外の刷毛束の弾力性、長さ又は太さあるいは刷毛束を構
成する毛の太さを適宜変えることによって付与するのが
簡便で効果的である。
う両外列の刷毛束は、内列の刷毛束に比して軟らかいも
のとするのが、歯ぐきを傷つけるのを防止する上で好ま
しい。ここに内列の刷毛束と外列の刷毛束との硬軟差
は、その具体的付与手段の如何を問わないが、例えば内
外の刷毛束の弾力性、長さ又は太さあるいは刷毛束を構
成する毛の太さを適宜変えることによって付与するのが
簡便で効果的である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図1に
基いて説明する。
基いて説明する。
【0007】10は柄部11の先部に連成された植毛台
で、その植毛台面10aには、長手方向に沿い刷毛束2
0及び30が計4列植毛され、該植毛部の短手方向の巾
Wは8mmに設定されている。また、植毛台10aの長手
辺縁部10bに沿う2本の外列の刷毛束20は、その内
側にある2本の内列の刷毛束30に比しより軟らかく構
成されている。
で、その植毛台面10aには、長手方向に沿い刷毛束2
0及び30が計4列植毛され、該植毛部の短手方向の巾
Wは8mmに設定されている。また、植毛台10aの長手
辺縁部10bに沿う2本の外列の刷毛束20は、その内
側にある2本の内列の刷毛束30に比しより軟らかく構
成されている。
【0008】この内列の刷毛束30と外列の刷毛束20
との硬軟差は、図1(2)に示す例に於ては、同一材質
にて外列の刷毛束20の長さを、内列の刷毛束30の長
さより長く、換言すれば外列の刷毛束20の先端を内列
の刷毛束30先端より突出せしめることにより付与され
ており、図1(3)に示す例に於ては、同一材質にて外
列の刷毛束20の太さを、内列の刷毛束30の太さより
細くすることにより付与されている。尚、刷毛束20及
び30の材質としては天然毛あるいはナイロンやポリブ
チレンテレフタレート製等の人造毛等その如何を問わな
い。
との硬軟差は、図1(2)に示す例に於ては、同一材質
にて外列の刷毛束20の長さを、内列の刷毛束30の長
さより長く、換言すれば外列の刷毛束20の先端を内列
の刷毛束30先端より突出せしめることにより付与され
ており、図1(3)に示す例に於ては、同一材質にて外
列の刷毛束20の太さを、内列の刷毛束30の太さより
細くすることにより付与されている。尚、刷毛束20及
び30の材質としては天然毛あるいはナイロンやポリブ
チレンテレフタレート製等の人造毛等その如何を問わな
い。
【0009】試験例 植毛部の短手方向の巾が表1に記載の各歯ブラシを用
い、20名のパネラーがバス法により歯磨きをしてその
使用性を5段階評価した。その結果は表1の通りであっ
た。
い、20名のパネラーがバス法により歯磨きをしてその
使用性を5段階評価した。その結果は表1の通りであっ
た。
【0010】
【表1】
【0011】
【発明の効果】本発明歯ブラシは、植毛部の短手方向の
巾が8mm以内と巾狭まとなっているので、図2に示す如
くバス法で磨き易いと共に、刷毛束が4列以上あるの
で、両外列の刷毛束を軟らかい刷毛束にしても硬い内列
の刷毛束が2列以上残存するので、歯ぐきを傷つけるこ
となく、しかも安定して磨くことができる。
巾が8mm以内と巾狭まとなっているので、図2に示す如
くバス法で磨き易いと共に、刷毛束が4列以上あるの
で、両外列の刷毛束を軟らかい刷毛束にしても硬い内列
の刷毛束が2列以上残存するので、歯ぐきを傷つけるこ
となく、しかも安定して磨くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)は本発明歯ブラシの植毛台部の平面模式
説明図、(2)は刷毛束の長さが異なる植毛例を示す左
側面模式説明図、(3)は刷毛束の太さが異なる植毛例
を示す左側面模式説明図。
説明図、(2)は刷毛束の長さが異なる植毛例を示す左
側面模式説明図、(3)は刷毛束の太さが異なる植毛例
を示す左側面模式説明図。
【図2】(1)及び(2)は、本発明歯ブラシを用いた
バス法による歯磨き例を示す模式説明図。
バス法による歯磨き例を示す模式説明図。
【符号の説明】 10:植毛台 10a:植毛台面 10b:長手辺縁部 20:外列の刷毛束 30:内列の刷毛束 40:歯 50:歯ぐき
Claims (3)
- 【請求項1】 植毛台面に、長手方向に沿う4列以上の
刷毛束の列を有し、かつ該植毛部の短手方向の巾が8mm
以内である歯ブラシ。 - 【請求項2】 植毛台面の長手辺縁部に沿う両外列の刷
毛束が、内列の刷毛束より軟らかい請求項1記載の歯ブ
ラシ。 - 【請求項3】 内列の刷毛束と外列の刷毛束との硬軟差
が、刷毛束の弾力性、長さ又は太さの相違により付与さ
れている請求項2記載の歯ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11114829A JP2000300346A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11114829A JP2000300346A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 歯ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000300346A true JP2000300346A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14647743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11114829A Pending JP2000300346A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 歯ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000300346A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016013240A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 小林製薬株式会社 | 歯ブラシ |
JP2017124005A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | ライオン株式会社 | 歯間ブラシ |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11114829A patent/JP2000300346A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016013240A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 小林製薬株式会社 | 歯ブラシ |
JP2017124005A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | ライオン株式会社 | 歯間ブラシ |
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