JP2000300342A - 歯ブラシ及びその製造方法 - Google Patents
歯ブラシ及びその製造方法Info
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- JP2000300342A JP2000300342A JP11114826A JP11482699A JP2000300342A JP 2000300342 A JP2000300342 A JP 2000300342A JP 11114826 A JP11114826 A JP 11114826A JP 11482699 A JP11482699 A JP 11482699A JP 2000300342 A JP2000300342 A JP 2000300342A
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- Japan
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- rubber
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- brush
- brushes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 刷毛束による歯垢の除去効果を減殺すること
なく、歯ぐきを効果的にマッサージすることができるゴ
ム様棒状刷子を有する歯ブラシ及びその製造方法の提
供。 【解決手段】 植毛面の少なくとも一部に、植毛台の背
面側に於てのみ基部が相互に連結されたゴム様棒状刷子
を有する歯ブラシ；基部が相互に連結されたゴム様棒状
刷子の連結体を、植毛台の貫通穴にその背面側から嵌入
・突出せしめて組み込む前記歯ブラシの製造方法。
なく、歯ぐきを効果的にマッサージすることができるゴ
ム様棒状刷子を有する歯ブラシ及びその製造方法の提
供。 【解決手段】 植毛面の少なくとも一部に、植毛台の背
面側に於てのみ基部が相互に連結されたゴム様棒状刷子
を有する歯ブラシ；基部が相互に連結されたゴム様棒状
刷子の連結体を、植毛台の貫通穴にその背面側から嵌入
・突出せしめて組み込む前記歯ブラシの製造方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は歯ブラシ、特に歯ぐ
きマッサージ用ゴム様棒状刷子を有する歯ブラシ及びそ
の製造方法に関する。
きマッサージ用ゴム様棒状刷子を有する歯ブラシ及びそ
の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】歯ぐきマッサージ用ゴム様棒状刷子を有
する歯ブラシとしては、例えば図３（１）及び（２）に
示す如く、ゴム様棒状刷子２０が植毛台１０の植毛面側
と背面側の双方で連結されているものが一般に知られて
いる。然しながら、斯かる従来の歯ブラシでは、ゴム様
棒状刷子２０間の連結部材２１が植毛台の表面、すなわ
ち植毛面にも存在するため、ゴム様棒状刷子２０間に刷
毛束を植毛し得ない、換言すれば刷毛束の植毛面積が必
然的に狭小となる結果、刷毛束による歯垢の除去効果が
減殺される、という問題があった。
する歯ブラシとしては、例えば図３（１）及び（２）に
示す如く、ゴム様棒状刷子２０が植毛台１０の植毛面側
と背面側の双方で連結されているものが一般に知られて
いる。然しながら、斯かる従来の歯ブラシでは、ゴム様
棒状刷子２０間の連結部材２１が植毛台の表面、すなわ
ち植毛面にも存在するため、ゴム様棒状刷子２０間に刷
毛束を植毛し得ない、換言すれば刷毛束の植毛面積が必
然的に狭小となる結果、刷毛束による歯垢の除去効果が
減殺される、という問題があった。
【０００３】一方、図３（３）に示す如く、ゴム様棒状
刷子２０間に刷毛束３０を植毛するために、ゴム様棒状
刷子２０を１本ずつ独立せしめて植毛台１０に組み込ん
だものも知られているが、斯かる従来の歯ブラシでは、
そもそも組み込みにかなりの時間を要すると共に、ゴム
様棒状刷子２０が相互に連結されていないために抜け易
い、という問題があった。
刷子２０間に刷毛束３０を植毛するために、ゴム様棒状
刷子２０を１本ずつ独立せしめて植毛台１０に組み込ん
だものも知られているが、斯かる従来の歯ブラシでは、
そもそも組み込みにかなりの時間を要すると共に、ゴム
様棒状刷子２０が相互に連結されていないために抜け易
い、という問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
従来歯ブラシの問題を解消し、刷毛束による歯垢の除去
効果を減殺することなく、歯ぐきを効果的にマッサージ
することができるゴム様棒状刷子を有する歯ブラシを提
供することを目的とする。また、本発明は当該歯ブラシ
を効率的に製造することができる方法を提供することを
目的とする。
従来歯ブラシの問題を解消し、刷毛束による歯垢の除去
効果を減殺することなく、歯ぐきを効果的にマッサージ
することができるゴム様棒状刷子を有する歯ブラシを提
供することを目的とする。また、本発明は当該歯ブラシ
を効率的に製造することができる方法を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、植毛面の少な
くとも一部に、植毛台の背面側に於てのみ基部が相互に
連結されたゴム様棒状刷子を有する歯ブラシにより上記
目的を達成したものである。
くとも一部に、植毛台の背面側に於てのみ基部が相互に
連結されたゴム様棒状刷子を有する歯ブラシにより上記
目的を達成したものである。
【０００６】また本発明は、基部が相互に連結されたゴ
ム様棒状刷子の連結体を、植毛台に形設された貫通穴
に、当該刷子部を植毛台の背面側から嵌入し、植毛面側
に突出せしめて植毛台に組み込むことを特徴とする歯ブ
ラシの製造方法により上記目的を達成したものである。
ム様棒状刷子の連結体を、植毛台に形設された貫通穴
に、当該刷子部を植毛台の背面側から嵌入し、植毛面側
に突出せしめて植毛台に組み込むことを特徴とする歯ブ
ラシの製造方法により上記目的を達成したものである。
【０００７】本発明に於て、ゴム様棒状刷子としては、
植毛台の内央側に比し外周側に於て巾広となった略三角
形状や略台形状等の横断面形状を有するものが、使用時
に植毛台の外周側にたわみ易い結果、その弾性摺動作用
により辺縁歯肉部まで効率良くマッサージすることがで
きるので有利である。
植毛台の内央側に比し外周側に於て巾広となった略三角
形状や略台形状等の横断面形状を有するものが、使用時
に植毛台の外周側にたわみ易い結果、その弾性摺動作用
により辺縁歯肉部まで効率良くマッサージすることがで
きるので有利である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図１及
び２に基いて説明する。
び２に基いて説明する。
【０００９】１０は柄部１１の先部に連成された植毛台
で、該植毛面１０ａの対向する長手辺縁部１０ｂに、ゴ
ム様棒状刷子２０が適宜数植設されている。
で、該植毛面１０ａの対向する長手辺縁部１０ｂに、ゴ
ム様棒状刷子２０が適宜数植設されている。
【００１０】このゴム様棒状刷子２０は、植毛台１０の
背面１０ｃ側に於てのみ、各基部２０ａが連結部材２１
を介して相互に連結されている。
背面１０ｃ側に於てのみ、各基部２０ａが連結部材２１
を介して相互に連結されている。
【００１１】ここにゴム様棒状刷子２０は、植毛台１０
の内央側に比し外周側に於て巾広となった略三角形状の
横断面形状を有するものが植設されており、使用時に植
毛台１０の外周側にたわみ易いようになっている。ま
た、当該略三角形状に於ける角部には、ソフトな接触感
が得られるように適宜丸味が付与されている。尚、ゴム
様棒状刷子２０及びその連結部材２１の材質としては、
スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピレンゴ
ム、シリコーンゴム等のゴムあるいは合成樹脂等その如
何を問わないが、両者は同一材質とするのが一体成形性
の点で有利である。
の内央側に比し外周側に於て巾広となった略三角形状の
横断面形状を有するものが植設されており、使用時に植
毛台１０の外周側にたわみ易いようになっている。ま
た、当該略三角形状に於ける角部には、ソフトな接触感
が得られるように適宜丸味が付与されている。尚、ゴム
様棒状刷子２０及びその連結部材２１の材質としては、
スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピレンゴ
ム、シリコーンゴム等のゴムあるいは合成樹脂等その如
何を問わないが、両者は同一材質とするのが一体成形性
の点で有利である。
【００１２】３０は刷毛束で、ゴム様棒状刷子２０間を
含む植毛面１０ａに適宜数植毛されているものである。
尚、刷毛束３０の材質としては天然毛、あるいはナイロ
ンやポリブチレンテレフタレート製等の人造毛等その如
何を問わない。
含む植毛面１０ａに適宜数植毛されているものである。
尚、刷毛束３０の材質としては天然毛、あるいはナイロ
ンやポリブチレンテレフタレート製等の人造毛等その如
何を問わない。
【００１３】而して、斯かる歯ブラシは、各基部２０ａ
が連結部材２１により相互に連結された複数のゴム様棒
状刷子２０の連結体を、刷毛束３０が植毛された植毛台
１０に予め形設した貫通穴１２に、当該ゴム様棒状刷子
２０の刷子部２０ｂを植毛台１０の背面１０ｃ側から嵌
入し、植毛面１０ａ側に突出せしめて植毛台１０に組み
込むことにより、極めて効率的に製造することができ
る。
が連結部材２１により相互に連結された複数のゴム様棒
状刷子２０の連結体を、刷毛束３０が植毛された植毛台
１０に予め形設した貫通穴１２に、当該ゴム様棒状刷子
２０の刷子部２０ｂを植毛台１０の背面１０ｃ側から嵌
入し、植毛面１０ａ側に突出せしめて植毛台１０に組み
込むことにより、極めて効率的に製造することができ
る。
【００１４】
【発明の効果】本発明歯ブラシによれば、ゴム様棒状刷
子間に、植毛台の植毛面が露出しているので、当該ゴム
様棒状刷子間にも刷毛束を植毛することができる結果、
従来の如く刷毛束の植毛面積が過度に狭小となることは
ないため、該刷毛束による歯垢除去効果に何ら支障は生
じず、しかもゴム様棒状刷子により高い歯ぐきマッサー
ジ効果を得ることができる。
子間に、植毛台の植毛面が露出しているので、当該ゴム
様棒状刷子間にも刷毛束を植毛することができる結果、
従来の如く刷毛束の植毛面積が過度に狭小となることは
ないため、該刷毛束による歯垢除去効果に何ら支障は生
じず、しかもゴム様棒状刷子により高い歯ぐきマッサー
ジ効果を得ることができる。
【００１５】また、本発明歯ブラシは、植毛台の背面側
に於て各ゴム様棒状刷子が相互に連結されているので抜
け落ちの恐れもない。
に於て各ゴム様棒状刷子が相互に連結されているので抜
け落ちの恐れもない。
【００１６】更に、本発明方法によれば、ゴム様棒状刷
子の連結体を植毛台の背面側から組み込むものであるた
め、上記の如きゴム様棒状刷子を有する歯ブラシを極め
て効率的に製造することができる。
子の連結体を植毛台の背面側から組み込むものであるた
め、上記の如きゴム様棒状刷子を有する歯ブラシを極め
て効率的に製造することができる。
【図１】本発明歯ブラシの植毛台部の平面模式説明図。
【図２】本発明歯ブラシの植毛台部の要部断面説明図。
【図３】（１）〜（３）はそれぞれ従来例を示す歯ブラ
シの植毛台部の要部断面説明図。
シの植毛台部の要部断面説明図。
１０：植毛台 １０ａ：植毛面 １０ｂ：長手辺縁部 １０ｃ：背面 １１：柄部 ２０：ゴム様棒状刷子 ２０ａ：基部 ２０ｂ：刷子部 ２１：連結部材 ３０：刷毛束
フロントページの続き (72)発明者 三浦 英毅 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 今井 直喜 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 久保 充幸 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 Ｆターム(参考） 3B202 AA06 AB02 BA12 EA01 EA03 EA06 EB13 ED01 EG16
Claims (3)
- 【請求項１】 植毛面の少なくとも一部に、植毛台の背
面側に於てのみ基部が相互に連結されたゴム様棒状刷子
を有する歯ブラシ。 - 【請求項２】 ゴム様棒状刷子が、植毛台の内央側に比
し外周側に於て巾広となった横断面形状を有するもので
ある請求項１記載の歯ブラシ。 - 【請求項３】 基部が相互に連結されたゴム様棒状刷子
の連結体を、植毛台に形設された貫通穴に、当該刷子部
を植毛台の背面側から嵌入し、植毛面側に突出せしめて
植毛台に組み込むことを特徴とする請求項１又は２記載
の歯ブラシの製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11114826A JP2000300342A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 歯ブラシ及びその製造方法 |
| CN 00806467 CN1347290A (zh) | 1999-04-22 | 2000-03-22 | 牙刷 |
| PCT/JP2000/001737 WO2000064307A1 (en) | 1999-04-22 | 2000-03-22 | Toothbrush |
| EP00911273A EP1171014A1 (en) | 1999-04-22 | 2000-03-22 | Toothbrush |
| TW90201999U TW515252U (en) | 1999-04-22 | 2000-03-22 | Toothbrush |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11114826A JP2000300342A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 歯ブラシ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000300342A true JP2000300342A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14647663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11114826A Pending JP2000300342A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 歯ブラシ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000300342A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7934284B2 (en) | 2003-02-11 | 2011-05-03 | Braun Gmbh | Toothbrushes |
| US8060970B2 (en) * | 1999-06-14 | 2011-11-22 | The Procter & Gamble Company | Toothbrush |
| US8156600B2 (en) | 1995-11-09 | 2012-04-17 | The Gillette Company | Gum massaging oral brush |
| KR101548837B1 (ko) * | 2010-12-21 | 2015-08-31 | 콜게이트-파아므올리브캄파니 | 구강 관리 기구 |
| CN105768526A (zh) * | 2014-12-29 | 2016-07-20 | 邹钰 | 一种能有效减少牙齿表面的磨损的牙刷 |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11114826A patent/JP2000300342A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8156600B2 (en) | 1995-11-09 | 2012-04-17 | The Gillette Company | Gum massaging oral brush |
| US8060970B2 (en) * | 1999-06-14 | 2011-11-22 | The Procter & Gamble Company | Toothbrush |
| US7934284B2 (en) | 2003-02-11 | 2011-05-03 | Braun Gmbh | Toothbrushes |
| US7958589B2 (en) | 2003-02-11 | 2011-06-14 | The Gillette Company | Toothbrushes |
| KR101548837B1 (ko) * | 2010-12-21 | 2015-08-31 | 콜게이트-파아므올리브캄파니 | 구강 관리 기구 |
| CN105768526A (zh) * | 2014-12-29 | 2016-07-20 | 邹钰 | 一种能有效减少牙齿表面的磨损的牙刷 |
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