JP2017121472A - フレームアセンブリ及びこれを含む運動補助装置 - Google Patents

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    • B25J9/106Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links

Abstract

【課題】フレームアセンブリ及びこれを含む運動補助装置を提供すること。【解決手段】フレームアセンブリは、第1長手方向部材と、第1長手方向部材130に対して離隔配置する第2長手方向部材140と、第1長手方向部材と第2長手方向部材との間に連結され、第2長手方向部材が第1長手方向部材に対して一定の距離を保持させる複数の距離保持部材150を含む。そして第1長手方向部材と、第1長手方向部材に対して離隔配置する第2長手方向部材は柔軟な材質から形成され、外力が作用しない時に本来の形状に復帰する弾性体でユーザーの手首、ヒジ等の上半身及び、足首、膝などの下半身の運動を補助することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、フレームアセンブリ及びこれを含む運動補助装置に関する。
関節に不具合のある老人や患者の歩行を円滑にする運動補助装置及び軍事用等の目的で人体の筋力を補助するための装置が開発されている。
本発明の目的は、フレームアセンブリ及びこれを含む運動補助装置を提供することにある。
一実施形態によれば、フレームアセンブリは、第1長手方向部材と、前記第1長手方向部材に対して離隔配置する第2長手方向部材と、前記第1長手方向部材と第2長手方向部材との間に連結され、前記第2長手方向部材が前記第1長手方向部材に対して一定の距離を保持させる複数の距離保持部材とを含む。
前記複数の距離保持部材は、前記第2長手方向部材の中間領域が、前記第1長手方向部材の中間領域に対して相対的に移動可能なように連結され得る。
前記第2長手方向部材は、前記第1長手方向部材に対して平行に配置され得る。
前記フレームアセンブリの中間領域は、側方面として作用する力に対して柔軟な材質であり得る。
前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材は柔軟な材質から形成され得る。
前記複数の距離保持部材の長さは、それぞれ前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材それぞれの長さよりも短い。
前記複数の距離保持部材のうち隣接する2つの距離保持部材の間の距離は、前記隣接する2つの距離保持部材それぞれの長さよりも短い。
前記複数の距離保持部材は、前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材よりも剛性な材質から形成され得る。
前記複数の距離保持部材のうち少なくとも一部の距離保持部材の両端部は、それぞれ前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材に固定され得る。
前記複数の距離保持部材のうち少なくとも一部の距離保持部材の両端部は、前記一部の距離保持部材の中間領域よりも柔軟であり得る。
前記距離保持部材の両端部のうち少なくとも1つの端部は、前記第1長手方向部材又は第2長手方向部材に回転可能に固定され得る。
前記距離保持部材は、互いに摺動可能な第1スライダ及び第2スライダを含み得る。
前記距離保持部材は、前記第1スライダ及び第2スライダが互いに離脱することを防止するための離脱防止部材をさらに含み得る。
前記距離保持部材は、前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材のうちいずれか1つに摺動可能に連結され得る。
前記フレームアセンブリは、前記第1長手方向部材の両端部にそれぞれ固定される第1対象体及び第2対象体をさらに含み、前記第2長手方向部材の両端部は、前記第1対象体及び第2対象体にそれぞれ固定され得る。
前記フレームアセンブリは、前記第1長手方向部材の両端部にそれぞれ固定される第1対象体及び第2対象体をさらに含み、前記第2長手方向部材の第1端部は前記第1対象体に固定され、第2端部は前記第2対象体の長手方向に対して交差する方向に移動可能に連結され得る。
前記フレームアセンブリは、前記複数の距離保持部材のうち少なくとも一部の距離保持部材の第1端部は前記第1長手方向部材に固定され、第2端部は前記第2長手方向部材に摺動可能に連結され得る。
前記第1対象体は、ユーザの第1部分を支持し、前記第2対象体は、ユーザの関節を基準にして前記第1部分の反対側に位置するユーザの第2部分を支持し得る。
前記第2長手方向部材に引張力が印加されれば、前記フレームアセンブリは前記第2対象体にトルクを作用することによって、前記第2対象体を前記第1対象体に対して回転させ得る。
前記フレームアセンブリは、前記第1対象体及び第2対象体を連結し、前記ユーザの関節を基準にして前記第1長手方向部材の反対側に配置される第3長手方向部材と、前記第1対象体及び第2対象体を連結し、前記ユーザの関節を基準にして前記第2長手方向部材の反対側に配置される第4長手方向部材と、前記第3長手方向部材に固定され、前記第4長手方向部材に摺動可能に連結される更なる複数の距離保持部材をさらに含み得る。
前記第1長手方向部材は弾性体であり得る。
前記複数の距離保持部材のうち少なくとも一部は、前記第1長手方向部材から前記第2長手方向部材に向かって次第に高さが小さくなる形状であり得る。
一態様に係る運動補助装置は、ユーザの一部分に取付ける第1対象体と、ユーザの他部分に取付ける第2対象体と、前記第1対象体及び第2対象体を連結する第1長手方向部材と、前記第1長手方向部材に対して離隔配置する第2長手方向部材と、前記第1長手方向部材と第2長手方向部材との間に連結される複数の距離保持部材とを備える。
前記運動補助装置は、前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材のうちいずれか1つの長手方向部材に連結される回転体をさらに含み、前記フレームアセンブリは、前記回転体の回転方向に沿って曲げ動作又は伸長動作を行う。
前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材のうちいずれか1つの長手方向部材は弾性体であり、前記フレームアセンブリの初期状態は曲げ状態であり得る。
本発明によると、フレームアセンブリ及びこれを含む運動補助装置を提供することができ。
一実施形態に係るフレームアセンブリを示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリの中間領域に側方面の力が作用するときの動作を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリの端部にトルクが作用するときの動作を示す図である。 距離保持部材を備えないフレームアセンブリの端部にトルクが作用するときの動作を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリを示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリを示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリを示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリの中間領域に側方面の力が作用するときの動作を示す図である。 一実施形態に係る距離保持部材を示す図である。 一実施形態に係る距離保持部材を示す図である。 一実施形態に係る距離保持部材を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリを示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリの中間領域に側方面の力が作用するときの動作を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリの初期状態を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリの片方長手方向部材を引く時フレームアセンブリの動作を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリの片方長手方向部材を押す時フレームアセンブリの動作を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリの初期状態を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリの片方長手方向部材を引く時フレームアセンブリの動作を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリの初期状態を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリの片方長手方向部材を引く時フレームアセンブリの動作を示す図である。 一実施形態に係る運動補助装置を示す側面図である。 一実施形態に係る運動補助装置を示す正面図である。 ユーザの膝関節の曲げ動作を示す図である。 ユーザの膝が曲げ状態のとき、一実施形態に係るフレームアセンブリの形状を示す図である。 ユーザの膝が伸長状態のとき、一実施形態に係るフレームアセンブリの形状を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリがユーザに装着された状態を示す図である。 一実施形態に係るフレームアセンブリが図24と異なる位置でユーザに装着された状態を示す図である。 一実施形態に係る運動補助装置を示す図である。 ユーザの足首関節の外がえし動作を示す図である。 ユーザの足首関節の内がえし動作を示す図である。 ユーザの足首関節が中立状態のとき、一実施形態に係るフレームアセンブリの形状を示す図である。 ユーザの足首関節が外がえし動作状態のとき、一実施形態に係るフレームアセンブリの形状を示す図である。
以下、例示的な図面を参照して実施形態を詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付すことにおいて、同一の構成要素に対してはたとえ他の図面上に表示されたとしても可能な限り同じ符号を付してあるという点に留意しなければならない。また、実施形態の説明において、関連する公知構成又は機能に対する具体的な説明が実施形態に対する理解を妨害するものと判断される場合は、その詳細な説明は省略する。
また、実施形態における構成要素の説明において、第1、第2、A、B、(a)、(b)等の用語を用いることができる。これらの用語は、ある構成要素を他の構成要素と区別するためのものであり、その用語によって当該の構成要素の本質や順番又は順序等が限定されることはない。いずれかの構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」又は「接続」されると記載されている場合、その構成要素はその他の構成要素に直接的に連結されたり接続され得るが、各構成要素の間に更なる構成要素が「連結」、「結合」又は「接続」されることを理解すべきである。
いずれか1つの実施形態に含まれる構成要素と共通の機能を含む構成要素は、他の実施形態で同一の名称を用いて説明することにする。反対とされる記載がない限り、いずれか1つの実施形態に記載した説明は他の実施形態にも適用でき、重複する範囲で具体的な説明は省略する。
図1は、一実施形態に係るフレームアセンブリを示す図である。図1を参照すると、一実施形態に係るフレームアセンブリ11は、第1長手方向部材130、第2長手方向部材140、及び複数の距離保持部材150を含む。距離保持部材150は、第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140の間に連結される。距離保持部材150は、第2長手方向部材140が第1長手方向部材130に対して一定の距離を保持させる。距離保持部材150の機能により、フレームアセンブリ11に外力が作用してフレームアセンブリ11の形状が変化する場合にも、第2長手方向部材140は第1長手方向部材130に対して実質的に同一の距離を保持し得る。第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140のうちいずれか1つの中間領域は、他の1つの中間領域に対して相対的に移動可能である。距離保持部材150は、2つの長手方向部材130、140が曲がる程度に応じて一定の形状を有する。言い換えれば、距離保持部材150は、第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140が座屈(又はバックリング)されることを防止する。
第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140は、それぞれ第1対象体110及び第2対象体120を連結する。第2長手方向部材140は、第1長手方向部材130に対して離隔して配置され、例えば、第1長手方向部材130と平行するように配置される。第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140は柔軟な材質から形成され得る。第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140のうちいずれか1つ又は両方は自重によって座屈されないほどの十分な剛性を有し、柔軟な材質、例えば、合成樹脂等のような材質から形成され得る。第1長手方向部材130及び/又は第2長手方向部材140の剛性は、例えば、長手方向に曲がる剛性(longitude stiffness)に比べて厚さ方向に曲がる剛性(flexural stiffness)が10%以下の値を有する。第1長手方向部材130及び/又は第2長手方向部材140は、外力が作用しないとき本来の形状に復元する弾性体であり得る。
第1長手方向部材130の両端部は、第1対象体110及び第2対象体120にそれぞれ固定され、第2長手方向部材140の両端部も第1対象体110及び第2対象体120にそれぞれ固定される。例えば、第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140は、向かい合う面を含むプレート形状であり得る。
距離保持部材150は、第1長手方向部材130及び/又は第2長手方向部材140に回転したり、曲がったり、摺動される。このような構造によれば、第2長手方向部材140が第1長手方向部材130に対して実質的に同一の距離を保持しながらも、第1長手方向部材130の中間領域及び第2長手方向部材140の中間領域が相互向かい合う面に対して相対的に移動できる。言い換えれば、フレームアセンブリ11は、中間領域に垂直方向に柔軟な性質を有することになる。
一方、距離保持部材150の長さは、第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140の長さよりも短くてもよい。フレームアセンブリ11の曲げ強度を向上させるために、外力が加えられない初期状態で、隣接する2つの距離保持部材150間の距離(d)は距離保持部材150の長さよりも小さい。また、複数の距離保持部材150は、第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140よりも剛性な材質から形成され得る。
図2は、一実施形態に係るフレームアセンブリの中間領域に側方向の力が作用するときの動作を示す図である。図2は、第1対象体110と第2対象体120が相対的に動くことができない、固定された場合を例示的に示す図である。
図2を参照すると、フレームアセンブリ11の中間領域に側方向の力Fが作用するとき、第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140は力Fに応じて曲がる。この場合、第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140は、距離保持部材150によって相互間の距離を保持しながら相対的に移動できる。例えば、第1長手方向部材130の両端部が第1対象体110及び第2対象体120にそれぞれ固定され、第2長手方向部材140の両端部が第1対象体110及び第2対象体120にそれぞれ固定される場合、第1対象体110及び第2対象体120間の相対角度は同一に保持される。言い換えれば、第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140は同一の形状に曲がる。
図3は、一実施形態に係るフレームアセンブリの端部にトルクが作用するときの動作を示す図であり、図4は、距離保持部材を備えないフレームアセンブリの端部にトルクが作用するときの動作を示す図である。図3及び図4は、第1対象体110と第2対象体120が相対的に動く場合(例えば、第1対象体110が自由端であり、第2対象体120が固定端である場合)、第1対象体110の端部に作用するトルクによって各フレームアセンブリ11、11’の動作を示す図である。以下、図3及び図4を比較して説明することにする。
まず、図4を参照すれば、距離保持部材を備えないフレームアセンブリ11’の第1対象体110にトルクTが作用すれば、第1長手方向部材130は第1曲率R1に曲がり、第2長手方向部材140は第1曲率R1よりも大きい第2曲率R2に曲がることで、全体フレームアセンブリ11’が曲がる。言い換えれば、図4に示すフレームアセンブリ11’は、第1対象体110に印加されるトルクTを第2対象体120にあまり伝達することができない。言い換えれば、前記トルクTのうちの一部のトルクのみが伝達されるのである。
しかし、図3に示すように、距離保持部材150のあるフレームアセンブリ11の場合、第1長手方向部材130及び第2長手方向部材140間の距離が一定に保持されるため、2つの長手方向部材130、140が互いに異なる曲率に曲がることない。従って、第2対象体120には、第1対象体110に作用するトルクTと大きさが同一であり、方向は反対のトルクが印加され得る。言い換えれば、図3に示すフレームアセンブリ11は、第1対象体110に印加されるトルクTを第2対象体120に伝達し得る。このような構造によれば、フレームアセンブリ11はトルクを双方向に伝達することができる。
図5〜図7は、一実施形態に係るフレームアセンブリの一例を示す図である。
図5を参照すると、一実施形態に係るフレームアセンブリ12は、第1対象体210、第2対象体220、第1長手方向部材230、第2長手方向部材240、及び距離保持部材250を含む。
第1長手方向部材230の両端は、それぞれ第1対象体210及び第2対象体220に固定される。例えば、第1長手方向部材230の両端は、第1対象体210及び第2対象体220に回転可能にヒンジ結合される。第1長手方向部材230の両端と同様に、第2長手方向部材240の両端もそれぞれ第1対象体210及び第2対象体220に固定される。
距離保持部材250の両端部又は1つの端部は、第1長手方向部材230及び/又は第2長手方向部材240に回転可能に固定される。このような構造によれば、第2長手方向部材240が第1長手方向部材230に対して実質的に同一の距離を保持しながらも、同時に第1長手方向部材230の中間領域及び第2長手方向部材240の中間領域は、相互向かい合う面に対して部分的に摺動され得る。図5は、それぞれの距離保持部材250の両端部がそれぞれ第1長手方向部材230及び第2長手方向部材240に回転可能にヒンジ結合された状態を示す。距離保持部材250は、例えば、曲がらない構造及び材質から形成され得る。
図6を参照すると、一実施形態に係るフレームアセンブリ13は、第1対象体310、第2対象体320、第1長手方向部材330、第2長手方向部材340、及び距離保持部材350を含む。
距離保持部材350の一部分は、柔軟な性質を有する材質又は構造を有することで、第1長手方向部材330及び第2長手方向部材340に対して曲がり得る。このような構造によれば、第2長手方向部材340が第1長手方向部材330に対して実質的に同一の距離を保持しながらも、同時に第1長手方向部材330の中間領域及び第2長手方向部材340の中間領域は、相互向かい合う面に対して部分的に摺動され得る。例えば、距離保持部材350の両端部は、中間領域より断面が1/5〜1/10小さい構造を有する。例えば、距離保持部材350の中間領域は曲がらない材質又は構造を有し得る。
一方、図6に示すものとは異なり、距離保持部材350の厚さは第1長手方向部材330及び第2長手方向部材340の厚さよりも厚いこともある。距離保持部材350の厚さは、第1長手方向部材330及び第2長手方向部材340が座屈されないほどの十分な厚さ、例えば、10倍〜100倍の厚さを有し得る。
図7は、一実施形態に係るフレームアセンブリを示す図であり、図8は、一実施形態に係るフレームアセンブリの中間領域に側方面の力が作用するときの動作を示す図である。
図7及び図8を参照すると、一実施形態に係るフレームアセンブリ14は、第1対象体410、第2対象体420、第1長手方向部材430、第2長手方向部材440、及び距離保持部材450を含む。
距離保持部材450は、互いに摺動可能な第1スライダ451及び第2スライダ452を含む。このような構造によれば、第2長手方向部材440が第1長手方向部材430に対して実質的に同一の距離を保持しながらも、同時に第1長手方向部材430の中間領域及び第2長手方向部材440の中間領域は、相互に向かい合う面に対して部分的に摺動さ得る。
フレームアセンブリ14は、中間領域に垂直な方向に柔軟な性質を有するため、図8に示すように、フレームアセンブリ14の中間領域に側方向の力Fが作用すれば、第1長手方向部材430及び第2長手方向部材440は力Fに応じて曲がる。この場合、第1長手方向部材430及び第2長手方向部材440は、距離保持部材450によって相互間の距離を保持しながら、部分的に摺動され得る。言い換えれば、第1長手方向部材430及び第2長手方向部材440は、同一の形状で曲がる。
図9〜図11は、一実施形態に係る距離保持部材の一例を示す図である。図9〜図11は、図8に示すA部分を上方から下方に(y軸の負の方向に)みた形状を示すものと理解される。
図9を参照すると、一実施形態に係る距離保持部材550は、第1スライダ551、第1スライダ551に対して摺動可能な第2スライダ552を含む。
第1スライダ551は、第1長手方向部材430に連結されて第2長手方向部材440に向かって延びる第1スライダボディ551aと、第1スライダボディ551aに形成される第1係止部551bを含む。例えば、第1スライダボディ551a及び/又は第1係止部551bは、曲がらない構造及び材質から形成され得る。
第2スライダ552は、第2長手方向部材440に連結されて第1長手方向部材430に向かって延びる第2スライダボディ552aと、第2スライダボディ552aに形成されて第1係止部551bにかかる第2係止部552bを含む。例えば、第2スライダボディ552a及び/又は第2係止部552bは、曲がらない構造及び材質から形成され得る。
第1スライダボディ551a及び第2スライダボディ552aは、第1長手方向部材430及び第2長手方向部材440が互いに近づく方向に座屈されることを防止する。
第1係止部551b及び第2係止部552bのいずれか1つは突出し、他の1つは陥没する。第1係止部551b及び第2係止部552bの係合によって、第1スライダ551及び第2スライダ552は互いに離脱することなく摺動できる。第1係止部551bは、第1スライダボディ551aから遠ざかるほど幅が増加する部分を含む。例えば、第1係止部551bは、突出する方向に行くほど断面が広くなる鳩尾形状を含み、第2係止部552bは、陥没する方向に行くほど溝の断面が広くなる形状を含む。
図10を参照すると、一実施形態に係る距離保持部材650は、第1スライダボディ651a及び第1係止部651bを含む第1スライダ651と、第2スライダボディ652a及び第2係止部652bを含む第2スライダ652を含む。
第1係止部651bは、第1スライダボディ651aから遠ざかるほど幅が増加する部分を含む。例えば、第1係止部651bの断面は円形状であり、第2係止部652bの断面は2つの隅が内側に曲がった溝であり得る。
図11を参照すると、一実施形態に係る距離保持部材750は、第1スライダボディ751a及び第1係止部751bを含む第1スライダ751と、第2スライダボディ752a及び第2係止部752bを含む第2スライダ752と、離脱防止部材753を含む。
離脱防止部材753は、第1スライダ751及び第2スライダ752が互いに離脱することを防止する。離脱防止部材753の一側は第1係止部751bと結合し、第1係止部751bに対して摺動移動できる。例えば、離脱防止部材753の一側は、第1スライダ751が位置する方向に行くほど幅が増加する部分を含む逆台形状を有する。同様に、離脱防止部材753の他側は、第2係止部752bと結合される。言い換えれば、離脱防止部材753の一側及び他側は中心から2つのスライダ751、752に向かって次第に幅が増加する部分を含む2つの逆台形状が合わされた形状を有する。
図12は、一実施形態に係るフレームアセンブリを示す図でり、図13は一実施形態に係るフレームアセンブリの中間領域に側方面の力が作用するときの動作を示す図である。
図12及び図13を参照すると、一実施形態に係るフレームアセンブリ18は、第1対象体810、第2対象体820、第1長手方向部材830、第2長手方向部材840、及び距離保持部材850を含む。
距離保持部材850の両端部又は1つの端部は第1長手方向部材830及び/又は第2長手方向部材840に摺動可能に連結される。このような構造によれば、第2長手方向部材840が第1長手方向部材830に対して実質的に同一の距離を保持しながらも、同時に第1長手方向部材830の中間領域及び第2長手方向部材840の中間領域は、相互向かい合う面に対して部分的に摺動され得る。図12は、それぞれの距離保持部材850の一端部が第1長手方向部材830に固定され、他端部が第2長手方向部材840に摺動可能なように結合された状態を示すものである。言い換えれば、距離保持部材850は、第2長手方向部材840に対して摺動可能なスライダ851を含む。距離保持部材850は、例えば、曲がらない構造及び材質から形成され得る。
図13に示すように、フレームアセンブリ18は中間領域に作用する力に対して柔軟であるため、フレームアセンブリ18の中間領域に側方向の力Fが作用すれば、第1長手方向部材830及び第2長手方向部材840は力Fに応じて曲がる。この場合、第1長手方向部材830及び第2長手方向部材840は、距離保持部材850によって相互間の距離を保持しながらも、部分的に摺動され得る。言い換えれば、第1長手方向部材830及び第2長手方向部材840は、同一の形状に曲がる。
柔軟な材質から形成された長手方向部材は、固定端から遠ざかるほどテコの原理によって作用する力に対する変化量が増加し、変化量だけのトルク損失が発生し、一端部から他端部に充分なトルクを伝達を行うことができない場合もある。反対に、剛性な材質から形成された長手方向部材は、一端部から他端部にトルクが充分に伝達される一方、中間部は柔軟性は落ちる。しかし、実施形態に係るフレームアセンブリは、中間部が柔軟でありながらも、トルクを十分に伝達することができ、フレームアセンブリに隣接する対象体との摩擦力を減少させながらも動力伝達過程におけるトルクの損失を最小化することができる。
図14は、一実施形態に係るフレームアセンブリの初期状態を示す図であり、図15は、一実施形態に係るフレームアセンブリの片方長手方向部材を引くときフレームアセンブリの動作を示す図であり、図16は、一実施形態に係るフレームアセンブリの片方長手方向部材を押すときフレームアセンブリの動作を示す図である。
図14〜図16を参照すると、一実施形態に係るフレームアセンブリ19は、第1対象体910、第2対象体920、第1長手方向部材930、第2長手方向部材940、及び距離保持部材950を含む。例えば、第1長手方向部材930は、外力が作用しないとき本来の形に復元する弾性を有する材質を含む。
第1長手方向部材930の両端は、それぞれ第1対象体910及び第2対象体920に固定され得る。第1長手方向部材930の両端と異なって、第2長手方向部材940の一端は第2対象体920に固定され、他端は第1対象体910に対して相対的に移動可能に連結される。第2長手方向部材940は、第1対象体910の長手方向に対して交差する方向、例えば、垂直方向に移動可能に連結される。言い換えれば、第1対象体910は、第2長手方向部材940に摺動可能に連結され得る。第1対象体910は、第2長手方向部材940に対して摺動可能な第1スライダ911を含む。例えば、第2長手方向部材940は第1対象体910を貫通するように配置され、この場合、第1対象体910のうち第2長手方向部材940が貫通する部分が第1スライダ911であると理解され得る。
距離保持部材950の両端部又は1つの端部は、第1長手方向部材930及び/又は第2長手方向部材940に摺動可能に連結される。このような構造によれば、第2長手方向部材940が第1長手方向部材930に対して実質的に同一の距離を保持しながらも、同時に第1長手方向部材930の中間領域及び第2長手方向部材940の中間領域は、相互向かい合う面に対して部分的に摺動され得る。図14は、それぞれの距離保持部材950の一端部が第1長手方向部材930に固定され、他端部が第2長手方向部材940に摺動可能なように結合された状態を示すものである。言い換えれば、距離保持部材950は、第2長手方向部材940に対して摺動可能な第2スライダ951を含む。距離保持部材950は、例えば、曲がらない構造及び材質から形成され得る。
図15及び図16は、第1対象体910と第2対象体920が相対的に動くことのできる場合、第2長手方向部材940に作用する力によりフレームアセンブリ19の動作を示す図である。例えば、第1対象体910は内ももに固定され、第2対象体920は向こう脛に固定され、相対的に動き自在である。
図15に示すように、第2長手方向部材940を引く力(F)が作用するとき、第1長手方向部材930及び第2長手方向部材940は、フレームアセンブリの中心を基準にして第2長手方向部材940が位置する方向に曲がる。言い換えれば、第2長手方向部材940に引張力(F)が作用すると、図15を基準にして時計回りのトルクが第2対象体920に作用し、第2対象体920のうち第2長手方向部材940に連結された部分が第1対象体910に向かって動く。一方、フレームアセンブリ19は、中間領域に垂直方向に柔軟な性質を有し、第1長手方向部材930及び第2長手方向部材940は、距離保持部材950によって相互間の距離を保持しながら部分的に摺動し得る。従って、第2長手方向部材940に引張力が作用すると、図15に示すように、第1長手方向部材930及び第2長手方向部材940は互いに類似の形状に変形される。その結果、第2長手方向部材940に作用する引張力によれば、全体フレームアセンブリ19は片方方向に曲がる。
第2長手方向部材940を長手方向の圧縮力に対して座屈されないほどの十分な剛性材質及び構造から形成される場合、図16に示すように、第2長手方向部材940を押す力(F)が作用するとき、第1長手方向部材930及び第2長手方向部材940は、フレームアセンブリの中心を基準にして第1長手方向部材930が位置する方向に曲がる。言い換えれば、第2長手方向部材940に圧縮力(F)が作用すれば、図16を基準にして反時計周りのトルクが第2対象体920に作用し、第2対象体920のうち第2長手方向部材940に連結された部分は第1対象体910から遠ざかる方向に動く。一方、フレームアセンブリ19は中間領域に垂直方向に柔軟な性質を有し、第1長手方向部材930及び第2長手方向部材940は、距離保持部材950によって相互間の距離を保持しながら部分的に摺動され得る。その結果、第2長手方向部材940に圧縮力が作用すると、図16に示すように、第1長手方向部材930及び第2長手方向部材940は相互類似の形状に変形され得る。結論的に、第2長手方向部材940に作用する圧縮力によれば、全体フレームアセンブリ19は図15と反対方向に曲がる。
このような構造によれば、第1対象体910及び第2対象体920の間の角度が調整されるため、フレームアセンブリ19は、様々な種類の関節手段として利用され得る。また、第1対象体910及び第2対象体920の回転中心の位置は固定されていないため、回動動作中に回転中心の位置が継続的に変化する人又は動物等の関節運動を模倣し得る。また、フレームアセンブリは、中間領域に垂直方向に柔軟な性質を有するため、外力に対して順応ぢて柔軟に変化しながらも、関節として機能できることから、フレームアセンブリを着用するユーザに不要な荷重が作用することを減少することができる。
一方、第2長手方向部材940が長手方向の圧縮力に対して座屈が生じるほどの柔軟な材質及び構造、例えば、ワイヤー等で形成される場合、第2長手方向部材940に圧縮力が作用しても第2対象体920を回転させるトルクは作用しないことがある。この場合、フレームアセンブリ19は、第2長手方向部材940に印加される力の方向に沿っていずれか一方向にのみ変形される。言い換えれば、第2長手方向部材940に引張力が作用すると、フレームアセンブリ19は図15に示すように動作し、前記引張力が解除されれば、フレームアセンブリ19は図14に示すような初期状態に復元される。一方、第2長手方向部材940に圧縮力が作用すると、第2長手方向部材940を除いたフレームアセンブリ19の残り部分の形状はほとんど変形されることなく保持され得る。このような構造によるフレームアセンブリ19は、ユーザの膝関節及びヒジ関節等ように一方向に動作する関節の運動を補助することができる。
図17は、一実施形態に係るフレームアセンブリの初期状態を示す図であり、図18は、一実施形態に係るフレームアセンブリの片方長手方向部材を引くときフレームアセンブリの動作を示す図である。
図17及び図18を参照すると、一実施形態に係るフレームアセンブリ20は、第1対象体1010、第2対象体1020、第1長手方向部材1030、第2長手方向部材1040、及び複数の距離保持部材1050を含む。
例えば、第1長手方向部材1030及び第2長手方向部材1040は、図17に示すように、正面から見るとき曲線の初期形状を有する。例えば、第1長手方向部材1030は、外力が作用しないとき本来の形状に復元する弾性を有する材質から形成され得る。第1対象体1010は、第2長手方向部材1040に対して摺動可能な第1スライダ1011を含む。距離保持部材1050は、第2長手方向部材1040に対して摺動可能な第2スライダ1051を含む。
第1長手方向部材1030の両端部は、第1対象体1010及び第2対象体1020にそれぞれ固定される。第1長手方向部材1030は、自重によって座屈が生じないほどの剛性を有しながら、柔軟な材質、例えば、合成樹脂等のような材質から形成され得る。例えば、第1長手方向部材1030は、第2長手方向部材1040に向かう面を含んでいるプレート状であり得る。
第2長手方向部材1040の一端部は第2対象体1020に固定され、他端部は、第1対象体1010の長手方向に対して交差する方向に移動可能なよう第1対象体1010に連結されている。第2長手方向部材1040は、柔軟な材質で形成されれば充分であり、必ず座屈が生じないほどの十分な剛性を有する必要はない。例えば、第2長手方向部材1040は、第1スライダ1011及び第2スライダ1051に形成された溝又はホールに挿入されるケーブルであり得る。
このような構造によれば、フレームアセンブリ20は、図17に示すように曲げ動作を行ったり、図18に示すように伸長動作を行う関節の運動補助手段として用いられる。
このような曲げ動作又は伸長動作は、第2長手方向部材1040に印加される力によって行われる。例えば、第1長手方向部材1030が弾性体であり、図17に示すような初期状態を有すれば、第2長手方向部材1040を引くとき、図18に示すような伸長動作が行われ、第2長手方向部材1040を引く力を解除するとき、弾性復元力によって図17に示すような曲げ動作が行われる。
複数の距離保持部材1050の高さを調整することによって、フレームアセンブリ20の最大の伸長角度を制限し得る。例えば、図17及び図18に示すように、最大伸長角度が180度を超過しないようにする。
図19は、一実施形態に係るフレームアセンブリの初期状態を示す図であり、図20は、一実施形態に係るフレームアセンブリの片方の長手方向部材を引くときフレームアセンブリの動作を示す図である。
図19及び図20を参照すると、一実施形態に係るフレームアセンブリ21は、第1対象体1110、第2対象体1120、第1長手方向部材1130、第2長手方向部材1140、及び複数の距離保持部材1150を含む。第1対象体1110及び距離保持部材1150は、それぞれ第1スライダ1111及び第2スライダ1151を含む。
例えば、第1長手方向部材1130及び第2長手方向部材1140は、図19に示すように正面から見たとき直線の初期形状を有し得る。
図20に示すように、第2長手方向部材1140に引張力が印加されれば、フレームアセンブリ20は曲げ動作を行い、図19に示すように、第2長手方向部材1140に印加される引張力が解除すると、フレームアセンブリ20は伸長動作を行う。
複数の距離保持部材1150のうち、少なくとも一部は第1長手方向部材1130から第2長手方向部材1140に行くほど高さが次第に小さくなる形状を有する。例えば、複数の距離保持部材1150は台形状を有し得る。前記台形状の下辺に対応する部分は第1長手方向部材1130に固定され、前記台形状の上辺に対応する部分は第2長手方向部材1140に摺動可能に連結される。言い換えれば、1つ以上の距離保持部材1150のうち、第2長手方向部材1140に連結された部分の高さは、第1長手方向部材1130に連結された部分の高さよりも小さい。例えば、1つ以上の距離保持部材1150は、第2長手方向部材1140に向かって高さが次第に減少するくさび形状を有し得る。このような構造によれば、フレームアセンブリ21の最大の曲げ角度を制限することができる。
図21は一実施形態に係る運動補助装置を示す側面図であり、図22は一実施形態に係る運動補助装置を示す正面図である。
図21及び図22を参照すると、一実施形態に係る運動補助装置1は、ユーザに着用されてユーザの運動を補助する。ユーザは、人体、動物又はロボット等であってもよく、これらに制限されることはない。図21及び図22は、運動補助装置1が、ユーザの膝の運動を補助する場合について例示的に示すが、運動補助装置1は、ユーザの手首、ヒジ等の上体の他の部分でも足首等の下半身の他の部位を補助することができる。言い換えれば、運動補助装置1は、ユーザの一部分の運動を補助することができる。以下、運動補助装置1が、人体の膝運動を補助する場合について例示的な説明を行う。
運動補助装置1は、ユーザの関節を基準にして互いに反対側に配置する第1着用部1212及び第2着用部1222と、第1着用部1212と第2着用部1222との間に連結されるフレームアセンブリ22と、フレームアセンブリ22を動作させるためのアクチュエータ(M)を含む。
第1着用部1212は、ユーザの一部分を支持する。第1着用部1212は、例えば、ユーザの膝上の内ももの周縁を全体的に支持するための取外し式ベルトを含み得る。第2着用部1222も同様に、ユーザの足首の上の向こう脛の周縁を支持するためのベルトを含み得る。第1着用部1212及び第2着用部1222は、フレームアセンブリ22の第1対象体1210及び第2対象体1220のそれぞれをユーザの体に固定させ得る。
一方、説明の便宜のために、第1着用部1212及び第1対象体1210は別個の構成のように表現したが、第1着用部1212及び第1対象体1210は一体に形成されてもよい。また、第1対象体1210が第1着用部1212の機能を行うものとして理解されてもよい。以上の説明は第2着用部1222及び第2対象体1220にも同様に適用され得る。
フレームアセンブリ22は、ユーザの膝関節に連結された内もも及びふくらはぎを相対的に回転させるトルクをユーザに伝達する。フレームアセンブリ22は、第1対象体1210及び第2対象体1220に固定される第1長手方向部材1230と、第1対象体1210に摺動連結されて第2対象体1220に固定される第2長手方向部材1240と、複数の第1距離保持部材1250を含む。ここで、第2長手方向部材1240は、例えば、アクチュエータ(M)によって回転する回転体の外周面に巻かれたり解かれたりする方式で動作する。
フレームアセンブリ22は、第1対象体1210及び第2対象体1220を連結してユーザの膝関節を基準にして第1長手方向部材1230の反対側に配置する第3長手方向部材と、第1対象体1210及び第2対象体1220を連結してユーザの膝関節を基準にして第2長手方向部材1240の反対側に配置する第4長手方向部材と、第3長手方向部材に固定されて第4長手方向部材に摺動可能に連結する第2距離保持部材1260を含む。第4長手方向部材は、例えば、アクチュエータ(M)によって回転する回転体の外周面に巻かれたり解かれたりする方式で動作する。このように1つの関節を中心に両側に対称する構造を含むフレームアセンブリ22を利用すれば、関節の運動をより安定的に補助することができる。一方、第4長手方向部材は、第2長手方向部材1240が連結されたアクチュエータ(M)ではない他のアクチュエータに連結して独立的に駆動することも可能である。
アクチュエータ(M)は、第2長手方向部材1240及び/又は第4長手方向部材に連結され、フレームアセンブリ22を動作させ得る。アクチュエータ(M)は、例えば、ユーザに直接的に装着されたり、運動補助装置1の一部に固定してユーザに間接的に装着され得る。他の例として、アクチュエータ(M)は別に固定されることなく、ユーザによって携帯されてもよい。実施形態においてアクチュエータ(M)の位置は制限されないことを明らかにする。
以下、フレームアセンブリ22が、図17に示すように曲げ状態の初期状態を有する場合について説明する。フレームアセンブリ22は、アクチュエータ(M)によって回転する回転体の回転方向に沿って曲げ動作又は伸長動作を行う。
例えば、ユーザのふくらはぎが内ももに対して曲げられている状態で(図24を参考)、図21を基準にして回転体が時計回りに回転すれば、第2長手方向部材1240及び/又は第4長手方向部材が引っ張られ、第2対象体1220には第1対象体1210に対して時計回りに回転するトルクが作用される。このような動作によれば、フレームアセンブリ22は伸長動作ができるため、運動補助装置1は、ユーザが脚を伸びる動作、例えば、立ち上がる動作等を補助することができる。また、アクチュエータ(M)に十分な動力を伝達することにより、運動補助装置1は、ユーザの直立状態を保持できる。また、第1距離保持部材1250及び/又は第2距離保持部材1260のウェッジ形状によれば、フレームアセンブリ22の最大の伸長角度がユーザの膝関節の最大の伸長角度を超過しないように制限する。従って、ユーザの直立状態を保持するための動力を超過する動力が第2長手方向部材1240に作用しても、ユーザの膝関節の損傷を防止することができる。
反対に、図21に示すように、ユーザのふくらはぎが内ももに対して伸ばす状態で回転体が反時計周りに回転すると、第2長手方向部材1240が解かれ、第2対象体1220に作用した前記トルクの大きさが減少する。この場合、第1長手方向部材1230及び/又は第3長手方向部材の弾性復元力によって第2対象体1220には、第1対象体1210に対して反時計周りに回転するトルクが作用する。このような動作によれば、フレームアセンブリ22は曲げ動作が可能であるため、運動補助装置1はユーザが足を曲げる動作、例えば、座る動作等を補助し得る。一方、フレームアセンブリ22は曲げ状態の初期状態を有するため、ユーザが座っている間にアクチュエータ(M)は駆動する必要がないため、エネルギーの節約を図ることができる。
運動補助装置1のフレームアセンブリ22は、上述したように側方向の力に対し柔軟であるため、様々な動作状態によるユーザの体の形状の変化に応じて形状が変化する。従って、フレームアセンブリ22がユーザに密着しても着用感に及ぼす悪い影響を最小化できる。従って、摩擦問題を防止するためにフレームアセンブリを体から離隔して設計する必要がないため、フレームアセンブリの設置に必要な体積が縮小し、さらに、全体の運動補助装置を衣服内に着用することも可能である。
一方、ユーザの一部の関節はローリングと摺動が同時に発生する構造であるため、単純なボールジョイント方式では位置ずれが発生し、ユーザに不要な負荷を伝達させることになる。言い換えれば、実際のユーザ関節の回転中心は変化する一方、ボールジョイントの回転中心は固定されているため、位置ずれにより不要な負荷がユーザに伝えられる。このような不要な負荷はユーザの着用感を低下させ、ボールジョイント及びそれに連結した部品の変形を招くことになる。以下、人体の膝関節を例に挙げて位置ずれの具体的な説明を行った後、実施形態に係るフレームアセンブリを関節手段として用いるときの長所を説明する。
図23は、ユーザの膝関節の曲げ動作を示す図である。図23を参照すると、ユーザの膝関節の場合、膝を曲げて伸ばす過程においてローリングと摺動運動が同時に発生する。従って、ユーザの大腿部又はふくらはぎが膝関節を中心に枢動されるとき、ユーザの膝関節の回転中心が移動する。例えば、大腿骨Pは脛骨Rを中心にローリング動作する。ローリング動作すると共に、大腿骨Pの端部面P1は脛骨Rの端部面R1に沿って摺動する。従って、大腿骨Pのローリング動作の回転中心は最初の接触点C1から接触点C2に変化し得る。
整理すると、図23に示すように、実際のユーザの関節の回転中心は動作過程で変化するため、単純なボールジョイント方式ではこれに対する正確な模倣はできない。しかし、実施形態に係るフレームアセンブリの回転中心は、ボールジョイント方式とは相違に固定されていないため、前述したような実際の関節動作を模写するために用いることができる。以下、図面を参照してより具体的に説明する。
図24は、ユーザの膝が曲げ状態のとき一実施形態に係るフレームアセンブリの形状を示す図であり、図25は、ユーザの膝が伸長状態のとき一実施形態に係るフレームアセンブリの形状を示す図である。以下では、第1対象体1210が第1着用部1212(図21参照)の機能を行い、第2対象体1220が第2着用部1222(図21参照)の機能を行うものとして説明することにする。
図24及び図25を参照すると、一実施形態に係るフレームアセンブリ22は、複数の距離保持部材1250を含む。それぞれの距離保持部材1250は、隣接する異なる距離保持部材1250に対して回転されるため、フレームアセンブリ22は、距離保持部材1250の個数に応じて複数の回転中心を有するものとして理解される。また、フレームアセンブリ22は、側方面に対して柔軟な性質を有するため、フレームアセンブリ22に作用する外力に応じて内部応力が最小になる形状に自ら変化し得る。従って、第1対象体1210及び第2対象体1220の間の瞬間的な回転中心の位置は、ユーザの膝関節の瞬間的な回転中心と一致するよう、フレームアセンブリ22は自己整列される。
まず、図24に示すように、ユーザの膝が曲げ状態のとき、図23を参照して詳しく示したように、膝関節の回転中心は接触点C1になる。もし、フレームアセンブリ22の回転中心と接触点C1が互いに一致しない状態でユーザが動けば、位置ずれによりフレームアセンブリ22に外力が作用する。このような外力は、側方面に対して柔軟なフレームアセンブリ22の形状を変化させ、第1対象体1210及び第2対象体1220の間の回転中心が接触点C1と一致させ得る。
同様に、図25に示すように、ユーザの膝が伸長状態のとき、図23を参照して詳しく示したように、膝関節の回転中心は接触点C2に変化される。この場合、フレームアセンブリ22に作用する外力が変化することになり、このような外力はフレームアセンブリ22の形状を変化させて、第1対象体1210及び第2対象体1220の間の回転中心が接触点C2と一致させ得る。
上述したようにフレームアセンブリ22は、柔軟な第1長手方向部材1230、第2長手方向部材1240、及び複数の距離保持部材1250によって柔軟性及び多い自由度を有するため、このような位置ずれの問題が解決される。
図26は、一実施形態に係るフレームアセンブリがユーザに装着された状態を示す図でり、図27は、一実施形態に係るフレームアセンブリが図26と異なる位置でユーザに装着された状態を示す図である。
例えば、複数の距離保持部材1250を等しく活用するためには、フレームアセンブリ22の中心とユーザの関節とを一致させる。しかし、図26及び図27を参照すると、フレームアセンブリ22は、概略的な位置だけ合わせれば、位置ずれの問題が発生することなく充分に動作できることが分かる。
図26に示すように、フレームアセンブリ22の中心が関節よりも下方に位置し、この場合に人体の上部方向に近く位置する距離保持部材1250の間隔がさらに多く相対的に広がりながら、フレームアセンブリ22が関節手段として正常に動作することができる。
図27に示すように、フレームアセンブリ22の中心が関節よりも上方に位置し、この場合、人体の下部方向に近く位置する距離保持部材1250の間隔がさらに多く相対的に広がりながらフレームアセンブリ22が関節手段として正常に動作することができる。
一般的な回転型ジョイントを含む運動補助装置の場合、関節と回転軸とを正確に一致させなければ、位置ずれによる着用感の低下及び装置破損の問題が発生する。しかし、実施形態に係る運動補助装置1は、着用位置が特定の位置に制限されないことから、着用の容易性を向上させることができる。
図28は、一実施形態に係る運動補助装置を示す図である。図28を参照すると、一実施形態に係る運動補助装置2は、足首関節の運動を補助する。運動補助装置2は、ユーザの一部、例えば、向こう脛の前面を支持する第1対象体1310と、ユーザの他の部分、例えば、足裏を支持する第2対象体1320と、第1対象体1310及び第2対象体1320を連結する第1長手方向部材1330と、第1長手方向部材1330に対して離隔して配置する第2長手方向部材1340と、第1長手方向部材1330及び第2長手方向部材1340の間に連結される複数の距離保持部材1350を備えるフレームアセンブリ23を含む。
第2長手方向部材1340を引っ張ると複数の距離保持部材1350間の間隔は狭くなり、第2対象体1320が第1対象体1310に対して反時計周りに回転し、ユーザはプッシュオフ動作を行う。反対に、第2長手方向部材1340を引っ張る力を解除すると、第1長手方向部材1330の弾性復元力によって複数の距離保持部材1350間の間隔が広がりながら本来の状態に復帰する。
一方、ユーザの一部の関節は外がえし(eversion又は外転)動作又は内がえし(inversion又は内転)動作により回転軸が変化するため、単純なボールジョイント方式では位置ずれが発生し、ユーザに不要な負荷を伝達することになる。以下、人体の足首関節を例にして位置ずれについて具体的に説明した後、実施形態に係るフレームアセンブリを関節手段として用いる場合に有する長所について説明する。
図29は、ユーザの足首関節の外がえし動作を示す図であり、図30は、ユーザの足首関節の内がえし動作を示す図である。
図29及び図30を参照すると、ユーザの足首は、ユーザの中心を基準にして外側に曲がる外がえし運動と、内側に曲がる内がえし運動をする。このような運動によって、足首の曲げ運動及び伸長運動の回転軸も変化する。具体的に図29に示すように、足首が外がえし運動をすると、足首の曲げ/伸長の回転軸はユーザ中心に向かって下向きに傾斜して変化する。反対に、図30に示すように足首が内がえし運動をすると、足首の曲げ/伸長の回転軸はユーザの中心に向かって上向きに傾斜して変化する。
図29及び図30に示すように、実際にユーザ関節の回転中心は動作過程で変化するため、単純なボールジョイント方式ではこれを正確に模倣することができない。しかし、実施形態に係るフレームアセンブリ23の回転中心はボールジョイント方式とは異なって固定されていないため、以上のような実際に関節動作を模倣するために使用できる。以下、図面を参照してより具体的に説明することにする。
図31は、ユーザの足首関節が中立状態であるとき一実施形態に係るフレームアセンブリの形状を示す図であり、図32は、ユーザの足首関節が外がえし動作状態のとき一実施形態に係るフレームアセンブリの形状を示す図である。図32は、図31に示すB部分に対応する部分の形状のみを示している。
理解を助けるために、図31に示すように、足首関節が中立状態のとき、フレームアセンブリの全ての距離保持部材1350間の角度が均一な場合を仮定して説明する。
足首関節が外がえし運動をすれば、前述した図29に示すように、足首外側(lateral)の回転中心は上方に移動する。反対に足首内側(medial)の回転中心は下方に移動する。この場合、図32に示すように、足首関節の外側に位置する複数の距離保持部材1350のうち相対的に上方に位置する距離保持部材1350の間隔は、下方に位置する距離保持部材1350の間隔よりも増加しながら、足首の外側の回転中心の変化に対応して自己整列する。言い換えれば、複数の距離保持部材1350のうち、相対的に回転中心に近く位置する距離保持部材1350の間隔は、回転中心から遠く位置する距離保持部材1350の間隔よりも増加することで、フレームアセンブリ23の回転中心が変化する。従って、ユーザに向上した着用感を与えることができ、不要な負荷が加えられることを防止する。
フレームアセンブリ23は、図22に類似するように、足首関節を中心に両側に対称する構造を含んでもよく、両側にそれぞれ備えられた距離保持部材は互いに独立的に自己整列するため、図29及び図30に示すように、外がえし/内がえし動作による位置ずれの問題も解決できる。
上述したようにフレームアセンブリ23は、柔軟な第1長手方向部材1330、第2長手方向部材1340、及び複数の距離保持部材1350によって柔軟性及び多自由度を有するため、このような位置ずれ問題が解決される。
上述したように実施形態がたとえ限定された図面によって説明されたが、当技術分野で通常の知識を有する者であれば、前記内容に基づいて様々な技術的な修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順に実行されたり、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路等の構成要素が説明された方法とは異なる形態に結合又は組合わせたり、その他の構成要素又は均等物によって置き換えたり置換されても適切な結果が達成され得る。
11 フレームアセンブリ
110 第1対象体
120 第2対象体
130 第1長手方向部材
140 第2長手方向部材
150 距離保持部材

Claims (25)

  1. 第1長手方向部材と、
    前記第1長手方向部材に対して離隔配置する第2長手方向部材と、
    前記第1長手方向部材と第2長手方向部材との間に連結され、前記第2長手方向部材が前記第1長手方向部材に対して一定の距離を保持させる複数の距離保持部材と、
    を含むフレームアセンブリ。
  2. 前記複数の距離保持部材は、前記第2長手方向部材の中間領域が、前記第1長手方向部材の中間領域に対して相対的に移動可能なように連結される、請求項1に記載のフレームアセンブリ。
  3. 前記第2長手方向部材は、前記第1長手方向部材に対して平行に配置される、請求項1又は2に記載のフレームアセンブリ。
  4. 前記フレームアセンブリの中間領域は、側方面として作用する力に対して柔軟である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のフレームアセンブリ。
  5. 前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材は柔軟な材質から形成され得る、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のフレームアセンブリ。
  6. 前記複数の距離保持部材の長さは、それぞれ前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材それぞれの長さよりも短い、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のフレームアセンブリ。
  7. 前記複数の距離保持部材のうち隣接する2つの距離保持部材の間の距離は、前記隣接する2つの距離保持部材それぞれの長さよりも短い、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のフレームアセンブリ。
  8. 前記複数の距離保持部材は、前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材よりも剛性な材質から形成され得る、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のフレームアセンブリ。
  9. 前記複数の距離保持部材のうち少なくとも一部の距離保持部材の両端部は、それぞれ前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材に固定される、請求項1に記載のフレームアセンブリ。
  10. 前記複数の距離保持部材のうち少なくとも一部の距離保持部材の両端部は、前記一部の距離保持部材の中間領域よりも柔軟である、請求項9に記載のフレームアセンブリ。
  11. 前記距離保持部材の両端部のうち少なくとも1つの端部は、前記第1長手方向部材又は第2長手方向部材に回転可能に固定される、請求項1に記載のフレームアセンブリ。
  12. 前記距離保持部材は、互いに摺動可能な第1スライダ及び第2スライダを含む、請求項1乃至11のいずれか一項に記載のフレームアセンブリ。
  13. 前記距離保持部材は、前記第1スライダ及び第2スライダが互いに離脱することを防止するための離脱防止部材をさらに含む、請求項12に記載のフレームアセンブリ。
  14. 前記距離保持部材は、前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材のうちいずれか1つに摺動可能に連結される、請求項1乃至13のいずれか一項に記載のフレームアセンブリ。
  15. 前記第1長手方向部材の両端部にそれぞれ固定される第1対象体及び第2対象体をさらに含み、
    前記第2長手方向部材の両端部は、前記第1対象体及び第2対象体にそれぞれ固定される、請求項1に記載のフレームアセンブリ。
  16. 前記第1長手方向部材の両端部にそれぞれ固定される第1対象体及び第2対象体をさらに含み、
    前記第2長手方向部材の第1端部は前記第1対象体に固定され、第2端部は前記第2対象体の長手方向に対して交差する方向に移動可能に連結される、請求項1に記載のフレームアセンブリ。
  17. 前記複数の距離保持部材のうち少なくとも一部の距離保持部材の第1端部は前記第1長手方向部材に固定され、第2端部は前記第2長手方向部材に摺動可能に連結される、請求項16に記載のフレームアセンブリ。
  18. 前記第1対象体は、ユーザの第1部分を支持し、
    前記第2対象体は、ユーザの関節を基準にして前記第1部分の反対側に位置するユーザの第2部分を支持する、請求項16に記載のフレームアセンブリ。
  19. 前記第2長手方向部材に引張力が印加されれば、前記フレームアセンブリは前記第2対象体にトルクを作用することによって、前記第2対象体を前記第1対象体に対して回転させる、請求項18に記載のフレームアセンブリ。
  20. 前記第1対象体及び第2対象体を連結し、前記ユーザの関節を基準にして前記第1長手方向部材の反対側に配置される第3長手方向部材と、
    前記第1対象体及び第2対象体を連結し、前記ユーザの関節を基準にして前記第2長手方向部材の反対側に配置される第4長手方向部材と、
    前記第3長手方向部材に固定され、前記第4長手方向部材に摺動可能に連結される更なる複数の距離保持部材をさらに含む、請求項18に記載のフレームアセンブリ。
  21. 前記第1長手方向部材は弾性体である、請求項16乃至20のいずれか一項に記載のフレームアセンブリ。
  22. 前記複数の距離保持部材のうち少なくとも一部は、前記第1長手方向部材から前記第2長手方向部材に向かって次第に高さが小さくなる形状である、請求項16乃至21のいずれか一項に記載のフレームアセンブリ。
  23. ユーザの一部分に取付ける第1対象体と、
    ユーザの他部分に取付ける第2対象体と、
    前記第1対象体及び第2対象体を連結する第1長手方向部材と、前記第1長手方向部材に対して離隔配置する第2長手方向部材と、前記第1長手方向部材と第2長手方向部材との間に連結される複数の距離保持部材と、
    を備えるフレームアセンブリを含む運動補助装置。
  24. 前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材のうちいずれか1つの長手方向部材に連結される回転体をさらに含み、
    前記フレームアセンブリは、前記回転体の回転方向に沿って曲げ動作又は伸長動作をする、請求項23に記載の運動補助装置。
  25. 前記第1長手方向部材及び第2長手方向部材のうちいずれか1つの長手方向部材は弾性体であり、
    前記フレームアセンブリの初期状態は曲げ状態である、請求項23又は24に記載の運動補助装置。
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