JP2017121411A - 分包帯線引装置および薬剤分包機 - Google Patents

分包帯線引装置および薬剤分包機 Download PDF

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Abstract

【課題】筆記具切替機構が一つの着色用筆記具しか進退させなくても筆記具切替機構が筆記具保持機構における着色用筆記具の保持部の個数より少なくて済むようにする。【解決手段】複数の着色用筆記具60を保持しうる筆記具保持機構30と、それらの着色用筆記具のうち係合位置に着たもの線引位置へ前進させる筆記具切替機構20とを備えた分包帯線引装置10において、筆記具保持機構30が、筆記具保持部34を複数装備した回転体33を軸回転可能状態で保持し、回転体33が、筆記具保持部34,34…を回転軸心の周りに進退可能状態で且つ後退側付勢状態で装備していて回転時には筆記具保持部34,34…を循環移動させ、筆記具保持機構30が、回転駆動機構23〜25と直進駆動機構26〜28とを具備していて係合位置11に来た筆記具保持部34の着色用筆記具60を前進させることで、線引きの態勢をとる。【選択図】 図1

Description

この発明は、薬剤を区分封入する分包帯に対して自動で線引きを行う分包帯線引装置およびそれを組み込んだ分包機に関し、詳しくは、線引きの色を変えるために複数の着色用筆記具を保持して線引担当筆記具を切り替えることができるものに関する。
錠剤や散薬を長尺の分包帯に区分封入する薬剤分包機は(例えば特許文献1参照)、基本機能である分包形成を行うために、分包帯の送り経路に沿って分包帯の送出機構と薬剤の投入機構と分包帯の加熱シール機構と分包帯の牽引機構とを具備している。更に、そのような薬剤分包機のうち多くのものが、分包帯の送り経路に臨む印刷機構をも具備していて、各分包に患者名や服用情報を印刷するようになっている。
印刷される服用情報の代表的なものに朝・昼・夕・夜といった服用時期があり、印刷機構を装備した薬剤分包機のなかには、服用時期を文字で印刷するものの他、文字に加えて或いは文字に代えて、服用時期を色違いの着色線で描き分けるものもある。
また、薬剤師等がカラーペン等の着色用筆記具を用いて手作業で分包帯に線引きするのを支援するために、溝などのガイドラインを定規や係合蓋などに形成したものもある。
このような色分け線引きは視認性に優れるため誤飲防止や利便性の観点から薬局や病院で利用されているが、線引き装置を組み込んだ薬剤分包機にて自動で線引きする謂わば分包時自動線引方式と、薬剤分包機から分包後に取り出した分包帯に人手で線引きする謂わば分包後手動線引方式とには、一長一短がある。
具体的には、設備費の面では分包時自動線引方式より分包後手動線引方式の方が負担が軽く、自由度の面では、例えば、病室や薬局で分包帯を患者等に渡そうとしたときや渡した後で色分け線引きを希望されたという局面や、線引き可能な薬剤分包機が空いていなかったり稼動していないという局面では、分包後手動線引方式なら制約無く行えるので、この面でも分包時自動線引方式より分包後手動線引方式の方が良いと言える。
これに対し、能率面では分包時自動線引方式の方が分包後手動線引方式より圧倒的に良く、ひいては人件費の面でも分包時自動線引方式の方が分包後手動線引方式より良いと言える。
このため、分包時自動線引きが不可能な場合には分包後手動線引方式で行わざるを得ないが、分包時自動線引きが可能であれば、分包機に組み込まれた分包帯線引装置による分包時自動線引きが優先的に行われることが多い。
このような分包時自動線引方式の分包帯線引装置は、印刷機構と共に分包機に組み込まれて分包帯の送り経路に臨み、印刷機構の印字と同様に分包帯の長手方向送りに同期して線引きを行うが、印刷機構の印字と異なり色分けも行うようになっている。
そして、そのために、分包時自動線引方式の分包帯線引装置は、複数の着色用筆記具を保持する筆記具保持機構と、それらの着色用筆記具のうち線引きを担当する筆記具を分包帯に向けて進退させることで線引担当筆記具を切り替える筆記具切替機構とを具備することなるが、それらの機構を一般的な手法で具体化した分包帯線引装置では、筆記具保持機構が複数の着色用筆記具を直線状に並べて保持することになり、さらに、筆記具切替機構が一つの着色用筆記具を進退させるものになり、そのような筆記具切替機構を筆記具保持機構における着色用筆記具の保持部それぞれに対応させて複数設けることになる。
特開2006−321516号公報
ところで、既述したように薬剤の服用時期は朝・昼・夕・夜の四つに分けられることが通例であることから、分包帯線引の色分けは4色以上であることが望まれるので、実用性を考慮すると、既述したような構成の仕方では、最小構成ですら、筆記具保持機構が4本の着色用筆記具を保持するものとなり、進退駆動や駆動制御を伴う筆記具切替機構が4個ほど設けられることになる。
そのため、そのような分包時自動線引方式の分包帯線引装置では、或る程度の複雑化や大規模化を避けることができない。
しかしながら、分包帯線引装置を組み込む薬剤分包機が錠剤分包機であれ散薬分包機であれ、分包帯線引装置を組み込む所は薬剤分包機の最下段に組み込まれた包装装置の内部であり、そこは最下段の部分というだけでも狭いのに、分包ロールや,分包帯の送出機構と引き回し機構と牽引機構,更には印刷機構,薬剤投入機構,加熱シール機構などが既に装備されていて、空きは僅かしか無い。そのため、既述した構成の分包帯線引装置では、薬剤分包機への組み込み時に、薬剤分包機の大型化まで惹起しかねない。
そして、そのような不都合を払拭するには、分包帯線引装置の小型化を図ることが重要なので、個数の多い筆記具切替機構を減らして出来れば一つにすることが思い浮かぶ。
とはいえ、筆記具切替機構を一つにして筆記具保持機構全体を進退させるといった安直な改造では、駆動機構や駆動回路が大型化して筆記具切替機構の小型化の効果がかなり相殺されてしまうばかりか、進退対象が1本の着色用筆記具とその保持部分という小質量のものから4本以上の着色用筆記具と筆記具保持機構全体という大質量のものになるため、進退速度が制約されて、例えば点線を書く速度が遅くなりかねず、ひいては分包帯の送り速度に依存する分包速度まで遅くなりかねない、という不満が残る。
そこで、筆記具切替機構が一つの着色用筆記具しか進退させられないものであっても筆記具切替機構が筆記具保持機構における着色用筆記具の保持部の個数より少なくて済み小型化に適した分包帯線引装置を実現することが課題となる。
本発明の分包帯線引装置は(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、複数の着色用筆記具を保持しうる筆記具保持機構と、それらの着色用筆記具のうち何れかを線引位置へ前進させる筆記具切替機構とを備えた分包帯線引装置において、前記筆記具保持機構が、着色用筆記具を保持しうる筆記具保持部を複数装備した回転体を軸回転可能状態で保持するものであり、前記回転体が、前記の複数の筆記具保持部を回転軸心の周りに進退可能状態で且つ後退側付勢状態で装備していて回転時には前記の複数の筆記具保持部を循環移動させるものであり、前記筆記具切替機構が、前記回転体を回転運動させる回転駆動機構と、前記の複数の筆記具保持部のうち循環移動にて係合位置に来たものを前進させる直進駆動機構とを具備したものである、ことを特徴とする。
また、本発明の分包帯線引装置は(解決手段2)、上記解決手段1の分包帯線引装置であって、前記筆記具保持部が着色用筆記具を挿抜可能に保持するものであり、前記筆記具切替機構が前記筆記具保持機構を着脱可能に支持するものである、ことを特徴とする。
さらに、本発明の分包帯線引装置(解決手段3)、上記解決手段2の分包帯線引装置であって、前記筆記具保持機構が前記筆記具切替機構の上に装着されるようになっており、装着された前記筆記具保持機構を前記筆記具切替機構が下から支持するようになっており、前記回転体と前記回転駆動機構との係合が前記筆記具保持機構の前記筆記具切替機構への着脱に応じて成立か解除するようになっている、ことを特徴とする。
また、本発明の分包帯線引装置は(解決手段4)、上記解決手段1〜3の分包帯線引装置であって、前記直進駆動機構が、前記係合位置に向けて往復移動可能に装備されていて前進時に前記係合位置の前記筆記具保持部に当接してそれを前進させる押出部材と、前記回転体とは別に回転駆動される回転部材と、前記回転部材に設けられていて前記回転部材の回転に随伴して円運動する円運動部とを具備したものであり、前記円運動部と前記押出部材とが滑節結合していて回転運動が往復運動に変換されるようになっている、ことを特徴とする。
また、本発明の薬剤分包機は(解決手段5)、上記解決手段1〜4の分包帯線引装置を分包帯の送り経路に臨ませて装備したものであって、前記分包帯線引装置との間に前記送り経路を挟む状態で前記送り経路に臨ませて分包帯後退防止部材を具備しており、前記分包帯後退防止部材が、前記係合位置で前記筆記具切替機構によって前進させられた着色用筆記具に押されて前記分包帯が後退するのを抑制するようになっている、というものである。
また、本発明の分包帯線引装置は(解決手段6)、上記解決手段1〜4の分包帯線引装置であって、前記係合位置で前記筆記具切替機構によって前進させられた着色用筆記具に押されて前記分包帯が後退するのを抑制する分包帯後退防止部材が、前記分包帯の送り経路の下方で前記筆記具切替機構に取り付けられている、ことを特徴とする。
このような本発明の分包帯線引装置にあっては(解決手段1)、筆記具保持部を複数装備した所謂リゾルバー式・レゾルバー式の回転体を筆記具保持機構の要部に採用するとともに、線引時に前進させる筆記具保持部を何れも後退側に付勢しておくようにしたことにより、筆記具保持部をコンパクトに纏めることができる。しかも、筆記具切替機構に回転駆動機構と直進駆動機構とを装備して、回転駆動機構にて回転体を軸回転させることで複数の筆記具保持部を循環移動させるとともに、その循環移動にて係合位置に来た筆記具保持部を直進駆動機構にて前進させるようにもしたことにより、筆記具切替機構が一つでも任意の筆記具保持部ひいては任意の着色用筆記具を線引きに供することができる。
したがって、この発明によれば、筆記具切替機構が一つの着色用筆記具しか進退させられないものであっても筆記具切替機構が筆記具保持機構における着色用筆記具の保持部の個数より少なくて済み小型化に適した分包帯線引装置を実現することができる。
また、本発明の分包帯線引装置にあっては(解決手段2)、着色用筆記具を筆記具保持部に射し込んで保持させるとともに抜き取って筆記具保持部から外すようにしたことにより、筆記具保持機構がよりコンパクトになるとともに、筆記具保持機構を筆記具切替機構から脱着できるようにもしたことにより、筆記具保持機構を狭苦しい装置内空間から装置外の広い所へ出して着色用筆記具の挿抜を行えるので、着色用筆記具の着脱が例え筆記具の長手方向への挿抜であっても楽に行えるので、着色用筆記具の交換等が容易になるとともに、露出している着色用筆記具の筆先に触れて手を汚すという不所望な事態が起こり難くなって、筆記具保持機構の清掃作業が容易かつ的確に行えることとなる。
筆記具保持機構に予備がある場合や、分包帯線引装置が薬剤分包機と共に複数存在している場合などには、異なる色セットの着色用筆記具を夫々の筆記具保持機構にセット分けして予め挿着しておくことにより、多色を一斉に切り替える作業を筆記具保持機構の付け替えで容易かつ迅速に行うことができる。
さらに、本発明の分包帯線引装置にあっては(解決手段3)、筆記具保持機構と筆記具切替機構とを上下に配置したことにより、筆記具保持機構の着脱作業が一層楽になるとともに、分包帯の送り経路に臨ませて薬剤分包機に組み込むに際して線引位置を分包体に適合させるのが容易になるため、分包帯線引装置全体をもコンパクトに纏めることができるばかりか、薬剤分包機の内部に配設箇所を確保しやすくなる。しかも、そのような上下配置に加えて、筆記具保持機構を筆記具切替機構に対して着脱するとそれに随伴して回転体と回転駆動機構との係合状態ひいては伝動状態が切り替わるようにもしたことにより、筆記具保持機構の着脱をワンタッチ的に素早く簡便に済ませることができる。
また、本発明の分包帯線引装置にあっては(解決手段4)、回転部材を回転させるとその回転角ひいては円運動部の円内位置に応じて押出部材の進退位置ひいては押出部材の押出先の筆記具保持部および線引担当筆記具の進退位置が変わるので、線引きの不要なときには押出部材ひいては線引担当筆記具を後退させた所で回転部材の回転を止めおくだけで線引きを省くことができ、実線を引きたいときには押出部材ひいては線引担当筆記具を前進させた所で回転部材の回転を止めおくだけで長手方向送りの分包帯に所望の実線を引くことができ、破線を引きたいときには回転部材を継続的に回転させるだけで押出部材ひいては線引担当筆記具が繰り返し進退するので長手方向送りの分包帯に所望の破線を引くことができる。そのため、比較的簡単な制御でも線を描き分けることができる。
しかも、押出部材が後退時には筆記具保持部から離れているので、筆記具保持機構を筆記具切替機構に対して着脱するときの作業性が損なわれることも無い。
また、本発明の薬剤分包機(解決手段5)および分包帯線引装置(解決手段6)にあっては、分包帯後退防止部材を設けて分包帯の後退が抑制されるようにもしたことにより、線引き時に分包帯が過剰に変形するのが防止されるので、綺麗な線が引けるとともに、分包帯の長手方向の送りが円滑に行われる。
また、本発明の分包帯線引装置にあっては(解決手段6)、分包帯の過剰変形を防止するという上述の作用効果を奏するにとどまらず、分包帯後退防止部材が分包帯の送り経路の下方で筆記具切替機構に取り付けられていることから、送り経路へ上方から分包帯を差し込むという分包帯セッティング作業の妨げになることが無い状態で、分包帯後退防止部材と筆記具切替機構とが一体化される。そのため、筆記具切替機構分に帯する包帯後退防止部材の位置決めといった調整作業を、薬剤分包機への装着前に予め済ませておくことができるうえ、薬剤分包機の外の広いところで楽に行うことができる。
本発明の実施例1について、分包帯線引装置の構造をカバーを外した斜視図で示しており、(a)が左前から見下ろした斜視図、(b)が左後から見下ろした斜視図である。なお、斜視図は、線引側を前・正面とし、左右を正面視で定めている。 分包帯線引装置の構造をカバーを付けた斜視図で示しており、(a)が左前から見下ろした斜視図、(b)が右前から見下ろした斜視図である。 (a)が筆記具保持機構を右前から見下ろした斜視図、(b)が分包帯の送り経路に臨む分包帯線引装置その他の各機構の配置図である。 分包帯線引装置を装備した薬剤分包機の構造を示し、(a)が薬剤分包機の模式図、(b)が包装装置の要部の平面図である。 分包帯線引装置と印字機構との配置例をし、(a)が並行配置の平面図、(b)が対向配置の平面図である。 線引対象の分包帯を示し、(a)が線引きしない状態、(b)が実線を引いた状態、(c)が破線を引いた状態である。
このような本発明の分包帯線引装置および薬剤分包機について、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1により説明する。
図1〜6に示した実施例1は、上述した解決手段1〜6(出願当初の請求項1〜6)を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、モータドライバ等の電気回路や,コントローラ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
本発明の分包帯線引装置および薬剤分包機の実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。
なお、各図のうち、斜視図については、視線の向きを示すに際し、線引側を前・正面とし、左右を正面視で定めている。
図1は、カバー13を取り外した分包帯線引装置10の外観図であり、(a)が左前から見下ろした斜視図、(b)が左後から見下ろした斜視図である。
また、図2は、カバー13を取り付けた分包帯線引装置10の外観図であり、(a)が左前から見下ろした斜視図、(b)が右前から見下ろした斜視図である。
さらに、図3は、(a)が筆記具保持機構30を右前から見下ろした斜視図、(b)が分包帯70の送り経路53に臨む分包帯線引装置10とその他の各機構52〜57の配置図である。また、図4は、(a)が分包帯線引装置10を装備した薬剤分包機40の模式図、(b)が包装装置50の要部の平面図である。図5は、(a)が分包帯線引装置10と送り経路53とを並行配置したところの平面図、(b)が分包帯線引装置10と送り経路53とを対向配置したところの平面図である。図6(a)は、線引の対象となる分包帯70の外観図である。
分包帯線引装置10は(図1〜図3(a)参照)、既述した分包時自動線引方式の分包帯線引装置と同様、複数の着色用筆記具60を保持しうる筆記具保持機構30と、それらの着色用筆記具60のうち何れかを線引位置へ前進させる筆記具切替機構20とを備えたものであるが、各機構20,30の構造が以下に述べるように改良されている。
さらに、この分包帯線引装置10には、後で詳述するが、分包帯後退防止部材12が予め一体的に取り付けられている(図2参照)。
筆記具保持機構30は(図1〜図3(a)参照)、回転体33を軸支するための軸受を中央部に具備しており筆記具切替機構20の上に装着される軸支部31と、軸支部31によって軸回転可能状態に保持されて回転軸方向・回転中心を前後に向けた回転体33と、回転体33の前端面に装着されて軸支部31の前方に位置し回転体33に回転力を伝達する伝動歯車32と、回転体33に装着された四つの筆記具保持部34,34…とを具えたものであり、伝動歯車32が回転力を受けて回転運動すると回転体33が軸回転し筆記具保持部34,34…が循環移動するようになっている。
回転体33は(図1(b)参照)、複数の筆記具保持部34,34…(同図では一つを省いて三つだけ表示)を回転軸心の周りに装備していて、回転時にはそれら筆記具保持部34,34…を循環移動させるようになっている。
筆記具保持部34は、何れも(図3(a)参照)、前後に細長い略筒状体からなり、解放前端面から差し込まれた着色用筆記具60を挿抜可能に保持するようになっている。しかも、個々に(図1〜図3(a)参照)、回転体33の貫通穴に挿通されて前後方向で進退可能な状態になっており、而もバネ等の弾性体によって回転体33から後退側へ付勢されている。また、何れにも、被当接部35が外周方向を向く状態で設けられている。
筆記具切替機構20は(図1参照)、底板21とその両側部に立設された枠板22とその上に装着された上板とからなる枠体部と、それに内蔵や外装された回転駆動機構23〜25と直進駆動機構26〜28とを具えたものである。
回転駆動機構23〜25は(図1(a)参照)、図示しない制御装置の制御に従って回転動作するモータ23と、その回転運動を出力する駆動歯車24と、その回転力を伝動歯車32に伝達するための伝動歯車25とを具備していて、筆記具切替機構20に装着された筆記具保持機構30の回転体33を回転運動させるようになっている。
直進駆動機構26〜28は(図1(b)参照)、やはり上述した制御装置の制御に従って回転動作するモータ26と、その回転運動を出力する回転駆動される回転部材26aと、回転部材26aの端面のうち回転中心から離れた部位に立設されていて回転部材26aが回転するとそれに随伴して円運動を行う円運動部27と、係合位置11に向けて往復移動可能に装備されていて前進時に係合位置11の筆記具保持部34の被当接部35の後面に当接する押出部材28とを具備したものである。この係合位置11は、循環移動にて最下の位置に来た筆記具保持部34とそこに待っていた押出部材28との係合に係るものであり、その最下位置の筆記具保持部34が前進すると、これに保持されている着色用筆記具60の筆先部61が分包帯70に当接するので、着色用筆記具60に係る線引位置と筆記具保持部34に係る係合位置11は、一対一で対応しているものと言える。
さらに、それらの部材のうち円運動部27と押出部材28とが滑節結合していて円運動部27の回転運動が押出部材28の往復運動に変換されるようになっているので、直進駆動機構26〜28は、筆記具保持機構30の回転体33に保持されている複数の筆記具保持部34,34…のうち循環移動にて係合位置11に来たものを前進させるものとなっている。さらに、上述した制御装置がモータ23とモータ26とを個別に制御するので、回転部材26aが上述の回転体33とは個別に回転動作可能であり、ひいては、回転駆動機構23〜25による筆記具保持部34の循環移動と、直進駆動機構26〜28による係合位置11の筆記具保持部34の進退運動とが、個別に行えるものとなっている。
筆記具切替機構20と筆記具保持機構30とは、筆記具保持機構30の軸支部31の下端部に上側着脱部36が設けられるとともに(図2(b),図3(a)参照)、それに対応した下側着脱部29が筆記具切替機構20の上面部に設けられていて(図2(b)参照)、左右への相対移動で両者の29,36の係合が確立や解消されるので、筆記具切替機構20が筆記具保持機構30を着脱可能に支持するようになっている。そのため、筆記具保持機構30を筆記具切替機構20の上で係合確立側へ横滑りさせることにより、筆記具保持機構30が筆記具切替機構20の上に装着されるとともに、装着された筆記具保持機構30を筆記具切替機構20が下から支持するようになっている(図2(a)参照)。
また(図2(b)参照)、筆記具保持機構30を係合解消側へ横滑りさせることで、筆記具保持機構30が筆記具切替機構20から取り外せるようにもなっている。
さらに(図1,図2参照)、筆記具切替機構20と筆記具保持機構30とは、伝動歯車25と伝動歯車32との噛合についても、両者20,30の着脱に随伴して、歯車25,32の噛合の確立と解消とが行われることから、回転体33と回転駆動機構23〜25との係合が筆記具保持機構30の筆記具切替機構20への着脱に応じて成立か解除するようなものとなっている。
分包帯後退防止部材12は(図2参照)、例えば下端部が短く立設部が長いL字形の板状部材からなり、下端部が筆記具切替機構20の枠板22の前端部にネジ止め等で固定されて、立設部の上端部分が、係合位置11の筆記具保持部34及び着色用筆記具60の前方に位置するものであり、分包帯線引装置10を分包帯70の送り経路53に臨ませて設置するときには(図3(b)参照)、分包帯70が分包帯後退防止部材12と係合位置11の筆記具保持部34及び線引き置の着色用筆記具60との間に来るように設置がなされるので、分包帯後退防止部材12は、分包帯70の送り経路53の下方で筆記具切替機構20に取り付けられているものとなる。そして、その設置状態では、係合位置11の筆記具保持部34が筆記具切替機構20によって前進させられると、それに随伴して線引位置(11)の着色用筆記具60が前進し、その筆先部61が分包帯70に当接して当接部位を押すことになるが、その先に分包帯後退防止部材12が控えているので、分包帯後退防止部材12は、分包帯70が必要以上に後退するのを抑制するものとなっている。
薬剤分包機40は(図3(b),図4,図5参照)、上述した分包帯線引装置10を分包帯70の送り経路53に臨ませて装備したものであり、分包帯線引装置10の本体部である筆記具切替機構20と筆記具保持機構30と、分包帯線引装置10の付加部である分包帯後退防止部材12との間に、分包帯70及びその送り経路53を挟む状態で、分包帯後退防止部材12の付いた分包帯線引装置10を搭載している。
詳述すると、包装装置50は(図4(a)参照)、分包対象の錠剤を落下させる錠剤供給部41と、分包対象の散薬を落下させる散薬供給部42と、それらの落下薬剤を受け入れて分包帯70に区分封入する包装装置50と、図示しない制御装置とを備えている。
そのうち包装装置50では(図3(b),図4(b)参照)、基板51の上面に、分包帯70をロールから解いて順に送り出す送給部52が配設されるとともに、その分包帯70を長手方向へ順送りするときの送り経路53に臨んで分包帯線引装置10と印字機構54と薬剤投入機構55と封着機構56と牽引機構57も基板51の上面に配設されている。そのうち分包帯線引装置10の設置に際しては、上述のように分包帯線引装置10と分包帯後退防止部材12との間に送り経路53が挟まれる状態で、更には係合位置11の筆記具保持部34に保持された着色用筆記具60の筆先部61が線引位置に来る状態で、分包帯線引装置10付きの分包帯線引装置10が基板51に取り付けられる。さらに、印字機構54の隣に必要空間が確保できればそこに分包帯線引装置10の本体部(20,30)が設置されるが(図5(a)参照)、印字機構54の隣が狭い場合は(図5(b)参照)、そこには分包帯後退防止部材12だけを置き、分包帯線引装置10の本体部(20,30)は印字機構54の斜め前方に対向配置される。
この実施例1の分包帯線引装置10および薬剤分包機40について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図6は、線引対象の分包帯70を示し、(a)が線引きしない状態、(b)が着色線80として実線81を引いた状態、(c)が着色線80として破線82を引いた状態である。なお、分包帯70を図示するに際して、包袋部72への具体的な印字例および包袋部72の中の薬剤に係る図示は割愛した
薬剤分包機40の使用に先だって分包帯線引装置10に着色用筆記具60を装着しておく。着色用筆記具60は、インクの乾きにくいものであれば市販のカラーペン等で良く、円柱状本体の一端面の中心から筆先部61が突き出た状態で使用する(図3(a)参照)。詳述すると、例えば朝・昼・夕・夜といった一日当たり四回の服用が想定される場合、各服用に一色ずつ対応させた計四色の着色用筆記具60,60…を準備する。そして、該当する薬剤分包機40の包装装置50から基板51を引き出し(図4参照)、そこの分包帯線引装置10に対して筆記具切替機構20から筆記具保持機構30を取り外し(図2(b)参照)、その筆記具保持機構30の筆記具保持部34,34…に着色用筆記具60を挿着する(図3(a)参照)。それから、その筆記具保持機構30を元の筆記具切替機構20に再び取り付け(図2(a)参照)、基板51を包装装置50の中に押し戻す。
そして、該当する薬剤分包機40の動作準備が調ったら、具体的には、錠剤供給部41や散薬供給部42に分包対象の錠剤や散薬が揃うとともに(図4(a)参照)、包装装置50の送り経路53に分包帯70がセットされていることが確認できたら(図3(b),図4(b)参照)、分包帯70への線引き指示を含む調剤データを薬剤分包機40に指示操作やダウンロード等にて与える。そうすると、後は調剤データに基づく分包帯70の制御装置の自動制御によって、分包帯70への薬剤投入と区分封止とが繰り返されて包袋部72が次々に作られるとともに(図6参照)、分包帯70への線引きが行われる。
線引きについて詳述すると、線引き指示が「無」の場合(図6(a)参照)、押出部材28が後退位置に止まり続けることから、着色用筆記具60の筆先部61が分包帯70に触れないので、分包帯70の封着縁部71に線は引かれない。
これに対し、線引き指示が「実線」の場合(図6(b)参照)、筆記具保持部34,34…の循環移動により服用時期に該当する色の着色用筆記具60が線引位置に来、それから押出部材28が前進して前進に止まり続けることから、着色用筆記具60の筆先部61が分包帯70に当接し続けるので、分包帯70の長手方向送りに伴って例えば包袋部72の最上位の部分を通る所に実線81が引かれる。
また、線引き指示が「破線」の場合(図6(c)参照)、やはり筆記具保持部34,34…の循環移動により服用時期に該当する色の着色用筆記具60が線引位置に来るが、この場合は、その後、分包帯70が薬剤分包のために長手方向に送られているときに、その長手方向送りに同期しながら回転部材26aが回転する。そのため、押出部材28が進退を繰り返すことから、着色用筆記具60の筆先部61と分包帯70とが断続的に当接するので、分包帯70の長手方向送りに伴って包袋部72の最上部等に破線82が引かれる。
こうして、薬剤分包機40によって自動作成される分包帯70には、包袋部72の部位に通常の印字がなされるのに加えて、封着機構56での熱融着の影響を受ける封着縁部71を避けるとともに印字機構54での印字領域をもなるべく避けることができる部位である包袋部72の最上部等に、線引指示に応じて、服用時期に対応した色付きの線引きがなされる。
本発明の分包帯線引装置は、色を替えるときに線引きを中断して着色用筆記具の循環を行うものであることから、服用時期毎に纏める分包態様(例えば、朝の分については該当する複数日の分包をそれらだけ一纏めにし、昼の分についても同様に昼の分だけを一纏めにする形)の分包帯への線引きに好適なものであるが、それに適用が限られる訳でなく、服用時期の異なるものが一纏めになった分包帯についても、能率より自動処理を優先させるのであれば、適用が可能であり、有用である。
本発明の薬剤分包機は、上例の如く錠剤供給部と散薬供給部との双方を装備している薬剤分包機に適用が限られる訳でなく、錠剤だけを取り扱う錠剤分包機や、散薬だけを取り扱う散薬分包機にも、適用することができる。
さらに、4色より多い色分け線引きにも適用することができる。
10…分包帯線引装置、
11…係合位置、12…分包帯後退防止部材、13…カバー
20…筆記具切替機構、
21…底板、22…枠板、
23〜25…回転駆動機構、23…モータ、24…駆動歯車、25…伝動歯車、
26〜28…直進駆動機構、26…モータ、26a…回転部材、
27…円運動部、28…押出部材、29…下側着脱部、
30…筆記具保持機構、
31…軸支部、32…伝動歯車(回転受動部)、
33…回転体、34…筆記具保持部、35…被当接部、36…上側着脱部、
40…薬剤分包機、41…錠剤供給部、42…散薬供給部、
50…包装装置、51…基板、52…送給部、53…送り経路、
54…印字機構、55…薬剤投入機構、56…封着機構、57…牽引機構、
60…着色用筆記具、61…筆先部、
70…分包帯、71…封着縁部、72…包袋部、
80…着色線、81…実線、82…破線

Claims (6)

  1. 複数の着色用筆記具を保持しうる筆記具保持機構と、それらの着色用筆記具のうち何れかを線引位置へ前進させる筆記具切替機構とを備えた分包帯線引装置において、前記筆記具保持機構が、着色用筆記具を保持しうる筆記具保持部を複数装備した回転体を軸回転可能状態で保持するものであり、前記回転体が、前記の複数の筆記具保持部を回転軸心の周りに進退可能状態で且つ後退側付勢状態で装備していて回転時には前記の複数の筆記具保持部を循環移動させるものであり、前記筆記具切替機構が、前記回転体を回転運動させる回転駆動機構と、前記の複数の筆記具保持部のうち循環移動にて係合位置に来たものを前進させる直進駆動機構とを具備したものである、ことを特徴とする分包帯線引装置。
  2. 前記筆記具保持部が着色用筆記具を挿抜可能に保持するものであり、前記筆記具切替機構が前記筆記具保持機構を着脱可能に支持するものである、ことを特徴とする請求項1記載の分包帯線引装置。
  3. 前記筆記具保持機構が前記筆記具切替機構の上に装着されるようになっており、装着された前記筆記具保持機構を前記筆記具切替機構が下から支持するようになっており、前記回転体と前記回転駆動機構との係合が前記筆記具保持機構の前記筆記具切替機構への着脱に応じて成立か解除するようになっている、ことを特徴とする請求項2記載の分包帯線引装置。
  4. 前記直進駆動機構が、前記係合位置に向けて往復移動可能に装備されていて前進時に前記係合位置の前記筆記具保持部に当接してそれを前進させる押出部材と、前記回転体とは別に回転駆動される回転部材と、前記回転部材に設けられていて前記回転部材の回転に随伴して円運動する円運動部とを具備したものであり、前記円運動部と前記押出部材とが滑節結合していて回転運動が往復運動に変換されるようになっている、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載された分包帯線引装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載された分包帯線引装置を分包帯の送り経路に臨ませて装備したものであって、前記分包帯線引装置との間に前記送り経路を挟む状態で前記送り経路に臨ませて分包帯後退防止部材を具備しており、前記分包帯後退防止部材が、前記係合位置で前記筆記具切替機構によって前進させられた着色用筆記具に押されて前記分包帯が後退するのを抑制するようになっている、薬剤分包機。
  6. 前記係合位置で前記筆記具切替機構によって前進させられた着色用筆記具に押されて前記分包帯が後退するのを抑制する分包帯後退防止部材が、前記分包帯の送り経路の下方で前記筆記具切替機構に取り付けられている、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載された分包帯線引装置。
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