JP2017121293A - 浴槽洗浄装置及びこれを備えた給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、既存の湯水を供給する給湯配管に設置することができる浴槽洗浄装置及びこれを備えた給湯装置を得る。【解決手段】 この発明に係る浴槽洗浄装置は、筐体と、筐体を浴槽に固定し湯水を供給する配管を接続する浴槽固定手段と、筐体に設置され、湯水を浴槽に放水する放水範囲及び放水量を調整する放水範囲調整手段と、を備えるものである。さらに、この浴槽洗浄装置を備える給湯装置は、湯水を貯湯する給湯タンクと、給湯タンクの湯水を前記浴槽洗浄装置に供給する配管と、給湯タンク内の湯水の温度を設定する操作パネルと、を備えるものである。【選択図】図3

Description

この発明は、既存の給湯配管に設置が可能な浴槽を洗浄する浴槽洗浄装置及びこれを備えた給湯装置に関する。
従来の浴槽洗浄装置においては、入浴者に快適な入浴を提供する手法の1つとして、浴槽の底面より、洗剤が混入している水流を浴槽内へ吐出し、浴槽を洗浄する浴槽洗浄装置が開示されている。(例えば、特許文献1参照)
特開平10−179500号公報
従来の浴槽洗浄装置では、給湯機に貯水された湯水を浴槽へ供給する給湯配管とは別に、浴槽を洗浄するための給湯配管を設置する必要があり、給湯配管の増加による浴槽洗浄装置の施工性が低下する課題があった。
この発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、既存の湯水を供給する給湯配管に設置することができる浴槽洗浄装置を得るものである。
この発明に係る浴槽洗浄装置においては、筐体と、筐体を浴槽の側面に固定し湯水を供給する配管を接続する浴槽固定手段と、筐体に設置され湯水を浴槽に放出する放水範囲及び放水量を調整する放水範囲調整手段と、を備える。
この発明は、既存の給湯配管を使用して浴槽洗浄装置を設置できるため、容易に浴槽に施工し浴槽内を洗浄することが可能になる。
この発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置を備えた給湯装置の概略図である。 この発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置の側面図である。 この発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置の斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置の放水部の斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す給湯装置の操作パネルの外観図である。 この発明の実施の形態1を示す給湯装置における洗浄動作のフローチャートである。 この発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置における洗浄動作の概念図である。 この発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置における洗浄水の放水範囲を示す概念図である。 この発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置における他の洗浄水の放水範囲を示す概念図である。 この発明の実施の形態2を示す浴槽洗浄装置の斜視図である。 この発明の実施の形態2を示す浴槽洗浄装置における洗浄動作の概念図である。 この発明の実施の形態3を示す浴槽洗浄装置の構成図である。 この発明の実施の形態3を示す浴槽洗浄装置における洗浄時の動作形態の概念図である。 この発明の実施の形態4を示す浴槽洗浄装置の概略図である。 この発明の実施の形態4を示す浴槽洗浄装置の変形例の概略図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。同一又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する場合がある。
実施の形態1
図1はこの発明の実施の形態1における浴槽洗浄装置を備える給湯装置を模式的に示す概略図である。図1において、給湯装置1は、浴槽洗浄装置2と、湯水を貯湯するための貯湯タンク3と、浴槽4と、給湯配管5とを備える。浴槽洗浄装置2は、浴槽4内を洗浄するため、給湯配管5から供給される湯水を浴槽4内に放出する構成になっている。また貯湯タンク3は、操作部7と電気的に接続され、操作部7に配置される操作ボタン8の操作による信号により、例えば貯湯タンク3内の湯温、湯量の制御等、使用者の入力動作に対応して制御される。
貯湯タンク3は、浴槽4に供給される湯水を貯湯し、浴槽4へ給湯配管5を介して湯水を供給する。浴槽洗浄装置2は給湯配管5と浴槽4を接続し、貯湯タンク3から浴槽4へ湯水を供給する経路を形成する。操作部7は使用者が操作部7内の操作ボタン8を押下することで、使用者の所望の操作を電気的に接続している機器へ反映することができる。
浴槽洗浄装置2を備える給湯装置1は、貯湯タンク3にヒートポンプユニット9に接続され、風呂熱源循環ポンプ10と、熱交換器11と接続された風呂熱源循環管路12と、浴槽4に接続される往き管13と、戻り管14と、循環ポンプ15と、熱交換器11が接続された循環管路16とを備える。熱交換器11で湯水の熱交換を行い、浴槽4への給湯や追い焚き機能を持つ給湯装置1の構成としてもよい。
尚、第1の矢印40と第2の矢印41は、浴槽4を設置した状態での上方向と、水平方向を指し示すものであり、第2の矢印41は浴槽4の上面からみた形状が長方形であれば、浴槽4の長辺方向を指し示す。さらに、短辺方向は長辺方向に対して水平面で直角の方向として以下では説明する。
図2はこの発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置の側面図、図3はこの発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置の斜視図である。
図2において、浴槽洗浄装置2は、浴槽固定手段の具体的な構成である浴槽アダプタ6と、筐体17と、放水範囲調整手段の具体的な構成である放水口19とを備える。この浴槽アダプタ6は、筐体17を浴槽4の壁面に固定し給湯配管5を接続する。
例えば図3のように、浴槽4の壁面に湯水を放水するため、放水口19が1つまたは複数備えられている。この放水口19から放水するため、筐体17の内部で三方弁等により、浴槽4の長辺方向または短辺方向への放水に切り替えて動作する。または、浴槽4の長辺方向と短辺方向へ同時に放水する構成でもよく、この構成では各々の放水量を制御することができる。
浴槽洗浄装置2は、給湯装置1の機能である追い焚きをするため、循環管路16内に浴槽4内の湯水を引き込む吸込口24を備える形態であってよい。
図4はこの発明の実施の形態1における他の浴槽洗浄装置の斜視図である。
図4において、浴槽洗浄装置2は、例えば、放水口19に湯水の放水範囲を制御するため、放水範囲調整手段の具体的な構成であるルーバー20を備える構造であってよい。ルーバー20は放水口19の内部に備わってもよく、駆動部(図示せず。)により電気的に接続され、湯水の放水角度を可変して浴槽4の壁面に接触する放水範囲を設定することができる。尚、放水角度を可変し、浴槽4の壁面へ放水する放水範囲を設定する手段についてはこの限りでなく、例えば、筐体17が円周方向に回転(矢印Aの指し示す方向またはその逆方向)にすることで、放水角度を可変してもよい。
図5はこの発明の実施の形態1における給湯装置の操作パネルの外観図である。
図5において、操作部7は、例えば操作ボタン8と、表示部21と、報知手段22を備え、操作ボタン8を使用者が押下することにより、浴槽洗浄手段6による浴槽洗浄が行われる。また、操作ボタン8によって、洗浄時間の設定、放水の強さ等、使用者側で浴槽洗浄の設定を行う構成であってよい。表示部21は、例えば洗浄時間の残り時間、洗浄時間、洗浄の設定の表示等、浴槽洗浄装置2の状態を表す。報知手段22は浴槽洗浄の状態を音声等によって報知し、例えば浴槽洗浄の終了時に、洗浄が終了したことを使用者へ報知する。また操作部7は給湯機としての機能を併用してもよく、浴槽4へ供給する湯水の湯量、湯温を設定する機能を備えていてもよい。
図6はこの発明の実施の形態1を示す給湯装置における洗浄動作のフローチャートである。
図6において、浴槽洗浄の動作状態(ステップS1)になると、使用者が操作ボタン8等を押下(ステップS2)することにより、浴槽洗浄装置2が動作を開始(ステップS3)し、所定時間の浴槽洗浄(ステップS4)を行う。洗浄後は浴槽洗浄装置2が操作前の構成(ステップS5)となり、浴槽洗浄の動作状態が終了(ステップS5)する。
また、上述の洗浄時において制御される放水量に関しては、放水によって汚れを十分に除去可能な放水条件、例えば、浴槽洗浄装置2と浴槽4の壁面との距離、水量、流速等に関して予め規定値として定められている。この規定値は、操作部7内の記憶部(図示せず)にプログラムされており、各洗浄条件に対して、プログラム内に格納される洗浄条件に対する最適な放水条件を選択して洗浄動作を行うことが望ましい。図6に示す浴槽4の洗浄動作に関しても同様に、一連の浴槽4の洗浄動作を行うプログラムが記憶部内に格納され、該プログラムに従って洗浄動作を実施する。
次に浴槽洗浄装置2における洗浄動作の詳細内容について説明を行う。
図7はこの発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置における洗浄動作の概念図である。
図7において、使用者が操作ボタン8等を押下することで、貯湯タンク3からの湯水が放水口19より放出され、浴槽4の長辺方向へ向かう第1の水流方向43、浴槽4の短辺方向へ向かう第2の水流方向44に分岐して、浴槽4の各壁面の洗浄を行う。尚、洗浄方法は、浴槽4の長辺方向と短辺方向とで放水方向を切り替えて、別々実施する形態でもよい。
洗浄時は、筐体17に備えられた放水口19又はルーバー20により、浴槽4の長辺方向と短辺方向の各々に放水角度を変化させながら浴槽4内の洗浄を行う。この際、浴槽4の長辺方向に放水する放水量は、浴槽4の短辺方向に放水する放水量に対して多くすることが望ましい。上記の制御により、例えば放水量の大きい浴槽4の長辺方向の第1の水流方向43は、浴槽洗浄装置2から距離が離れた浴槽4の壁面、または浴槽洗浄装置2と対面する壁面を洗浄し、浴槽4の短辺方向の第2の水流方向44により、浴槽洗浄装置2から近い距離の浴槽4の壁面が洗浄でき、浴槽洗浄装置2と浴槽4の壁面との距離が大きい、長辺方向の壁面に対しても、十分な水流を接触させることが可能になる。
また前述のルーバー20は浴槽4の高さ方向に対して、放水角度を変化させ、浴槽4の全体を洗浄できる構成が望ましい。例えば浴槽4の洗浄を行う前に、使用者が浴槽4の高さ、浴槽洗浄装置2の浴槽4の底面からの高さを入力することにより、洗浄時での放水角度を決定してもよい。
図8はこの発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置における洗浄水の放水範囲を示す概念図である。
図8において、洗浄時には、予め入力した浴槽4の高さ、浴槽洗浄装置2の配置高さ45の値から、浴槽4の上端部30の位置を算出し、浴槽4の壁面の上端近傍に向け放水する。浴槽4の壁面の上方になるにつれ水流が多く接触するように浴槽4の高さ方向の放水角度を設定して、浴槽洗浄装置2から放水することが望ましい。
一般に入浴者が全身浴をする際、皮膚等の浴槽4の汚れとなるものは、入浴時の喫水線33付近に多く分布し、その分布は浴槽洗浄装置2の高さから、浴槽4の上端の30高さにあることが多い。上述の制御により皮膚等の浴槽4の汚れが多く分布する箇所から優先的に洗浄を行え、また、放水範囲が浴槽4の上端部30を超えてしまうことを抑制し、さらに放水範囲の高さより低い箇所については、放水した水流が浴槽4の底面に向かって流れおちる力によって、汚れを落とすこともでき、使用する水量の低減等、効率的に洗浄をすることができる。
また上述の制御により、例えば浴槽4の上端部30の異なる場合においても、水流を所望の高さ方向の角度で放出することができる。また、入浴者が半身浴等、浴槽4内の湯水の水量を少なくして使用した場合でも、水位は浴槽洗浄装置2より高い位置にあることが多く、入浴後、皮膚等の浴槽4の汚れは、浴槽洗浄装置2よりも高い位置に分布する場合が多いため、浴槽洗浄装置2より上方の浴槽4の壁面に向けて放水することが望ましい。
図9はこの発明の実施の形態1を示す浴槽洗浄装置における他の洗浄動作の概念図である。
洗浄時の浴槽洗浄装置2からの放水量は、浴槽4に備わる排水溝23の位置によって制御してもよい。図9において、排水溝23が浴槽4の底面に対して、浴槽洗浄装置2の位置を中心として、一方の浴槽4の第1の壁面31に近く配置される場合、排水溝23の位置を起点として、排水溝23からの距離が大きい箇所の浴槽4の壁面への放水量を多くする制御でもよい。図9では、浴槽4の壁面のうち、排水溝23から遠い第2の壁面32と、浴槽4の長辺方向の対面への放水量を多くすることにより、壁面を洗浄した水流が、排水溝23に向かって流れる際、浴槽4の底面を経由して排水溝23へ流入するため、浴槽4の底面に対しても、浴槽4の壁面から流れた水流により洗浄が可能となり、浴槽4の底面に対する洗浄を効率的に行うことができる。
実施の形態2
図10はこの発明の実施の形態2を示す浴槽洗浄装置の斜視図である。実施の形態1と同様な構成の箇所は同一番号を付し、説明を省略する。
図10において、浴槽洗浄装置2は、伸縮手段の具体的な構成の伸縮部18により、浴槽4の長辺方向へ伸縮することができる。伸縮部18の伸縮動作は、駆動部(図示せず)と電気的に接続されており、例えば使用者が浴槽4の洗浄を開始する操作ボタン8等を押下した場合、浴槽4を洗浄するために、自動で伸縮の制御を行う。
また例えば、使用者が手動により、浴槽洗浄装置2の筐体17を浴槽4の長辺方向へ引き延ばし行う動作であってよい。また伸縮部18は浴槽4の長辺方向への伸縮のみならず、浴槽4の上下方向に伸縮する構造を備えてもよい。
次に浴槽洗浄装置2の動作詳細について説明を行う
図11はこの発明の実施の形態2を示す浴槽洗浄装置における洗浄動作の概念図である。図11中の矢印は、浴槽洗浄装置2からの放水方向を模式的に示すものである。
前述の伸縮部18の伸長において、浴槽4の壁面からの伸長距離については、使用者が入浴する浴槽4のサイズに対して、伸長距離を決定することが望ましく、例えば初めに使用する際に、初期設定として使用者が浴槽洗浄装置2を構成する筐体17を所定位置まで伸長し、操作部7内の操作ボタン8等を押下することで、浴槽4の全体を洗浄するための伸縮部18の伸長距離を設定し、操作部7内に組み込まれる記憶部(図示せず)にプログラムされる構成としてもよい。次の伸縮部18の動作時は、初期設定した伸長距離をプログラムから読み出し、伸縮部18の伸長距離を設定する構成でよい。
伸縮部18の伸長後、放水口19から放水の範囲については、上述のルーバー20により浴槽4の長辺方向及び壁面へ水流を放出する。この際、浴槽洗浄装置2から浴槽4の壁面への放水は、浴槽4の高さ、浴槽4の底面からの喫水線33の高さ等から、浴槽洗浄装置2の位置と浴槽4の上端部30との距離を推定し、浴槽4の上端へ向かい放水し、浴槽4の上端近傍に放水量が多くなるように制御することが望ましい。
また伸縮部18の伸長する構成については上記に限らず、例えば筐体17の先端に赤外線等で浴槽洗浄装置2と対面する壁面との距離を計測する距離検知手段(図示せず)を備えてもよい。初期設定として、浴槽4の全体を洗浄するための伸長距離を、距離検知手段からの信号と、記憶部に予め設定された値、例えば、浴槽4の全体を洗浄するための、浴槽洗浄装置2と対面する壁面との距離に応じた伸縮部18の伸長距離のデータとを用いて、伸縮部18の伸長距離を自動で決定し、設定を行う構成であってよい。
実施の形態3
図12は、この発明の実施の形態3を示す浴槽洗浄装置の構成図である。実施の形態1と同様な構成の箇所は同一番号を付し、説明を省略する。
図12において、また洗浄時の形態は、循環管路16を使用した形態であってもよい。循環管路16に浴槽洗浄装置2が接続されている。浴槽アダプタ6には、吸込口24が備えられ、浴槽4内の湯水が吸込口24へ吸引され、循環ポンプ15により循環管路16を循環し、浴槽洗浄装置2に設置された放水口19から放水する。
図13はこの発明の実施の形態3を示す浴槽洗浄装置における洗浄時の動作形態の概念図である。
図13において、洗浄の動作は、浴槽4に入浴した湯水が入っている状態から実施する。使用者が操作ボタン8を押下すると、浴槽洗浄装置2の伸縮部18が浴槽4の上方向に所定の角度を持って伸長し、筐体17を浴槽4に入れられている湯水の水面34より上の位置に移動する。伸縮部18の上方向への伸長は、例えば浴槽4のサイズと給湯した水量を事前に入力し、浴槽4へ貯湯した湯水の浴槽4の底面からの高さを推定し、伸縮部18の浴槽4の高さ方向への伸長値を決定する。また、例えば筐体17に、電気伝導度により信号が変化する水位センサ(図示せず)等を備え、水面34の浴槽4の底面からの位置を検知する水面検知手段(図示せず)を備えて、水面検知手段の信号により、伸縮部18の伸縮状態の制御を行ってもよい。
また洗浄時には循環ポンプ15により、浴槽4内の湯水を吸込口24から流入させ、循環して、放水口19から水流を搬送する。また、このとき排水溝23を開放し、浴槽4の湯水を排水しながら洗浄を行う。洗浄が進み、水面34が浴槽洗浄装置2の吸込口24の位置より下方になった場合、洗浄を終了する。水面34が吸込口24の位置より下方になった場合については、貯湯タンク3から湯水を供給して、所定時間ほど浴槽4の洗浄をおこなってから、洗浄を終了してもよい。上記の制御により、浴槽4内の湯水を使用して浴槽洗浄するため、節水となり、より効率的な洗浄を行うことができる。
また上記構成について、例えば洗浄動作の際には、排水溝23への湯水の流入より浴槽4内の水面34が下がるに伴い、筐体17の浴槽4の高さ方向の位置を洗浄開始時から移動する制御をおこなってもよい。水面34の低下に伴って、浴槽4の壁面に向かって放水する水流の高さを低くして、浴槽洗浄装置2から浴槽4の壁面へ接触する水流の範囲を拡大することで、浴槽4に付着した汚れをより除去することが可能になる。
実施の形態4
図14は、この発明の実施の形態4を示す浴槽洗浄装置の概略図である。実施の形態1と同様な構成の箇所は同一番号を付し、説明を省略する。
図14において、浴槽洗浄装置2の動作の際には、浴槽4の洗浄を行うために洗剤を投入してもよく、浴槽洗浄装置2に例えば洗剤供給手段25を備えて、洗浄時に電磁弁26により湯水と同時に洗剤を供給してもよい。尚、洗剤供給手段25の構成に関してはこの限りでない。上述の循環管路16を用いた洗浄が終了した後は、貯湯タンク3から供給する湯水の浴槽4への吐水等により、浴槽4と循環管路16内の洗剤の残りを洗い落して、洗浄が終了となる。
図15はこの発明の実施の形態4を示す浴槽洗浄装置の変形例の概略図である。
図15において、浴槽洗浄装置2は例えば、給湯配管5の経路内に微細気泡を発生する微細気泡発生手段27を備えてもよい。洗浄時に電磁弁26を開き、外気と湯水により微細気泡を含んだ湯水を浴槽4へ放水する。微細気泡は洗浄性を向上させる効果があり、上記の構成により、洗剤の使用量を減らしつつ浴槽4の洗浄が行える。尚、上記構成についてはこの限りでなく、微細気泡発生手段27と洗剤供給手段23が備わり、気体の導入と共に、洗剤を投入して微細気泡を発生させる構成でもよい。
上記の構成及び動作により、既存の給湯配管を使用して浴槽洗浄装置2の施工し、浴槽内の洗浄を行うことが可能になる。
1 給湯装置、2 浴槽洗浄装置、3 貯湯タンク、4 浴槽、5 給湯配管、6 浴槽アダプタ、7 操作部、8 操作ボタン、9 ヒートポンプユニット、10 風呂熱源循環ポンプ、11 熱交換器、12 風呂熱源循環管路、13 往き管、14 戻り管、15 循環ポンプ、16 循環管路、17 筐体、18 伸縮部、19 放水口、20 ルーバー、21 表示部、22 報知部、23 排水溝、24 吸込口、25 洗剤供給手段、26 電磁弁、27 微細気泡発生手段、30 上端部、31 第1の壁面、32 第2の壁面、33 喫水線、34 水面、40 第1の矢印、41 第2の矢印、43 第1の水流方向、44 第2の水流方向、45 配置高さ

Claims (10)

  1. 筐体と、
    前記筐体を浴槽に固定し湯水を供給する配管を接続する浴槽固定手段と、
    前記筐体に設置され、前記湯水を前記浴槽に放水する放水範囲及び放水量を調整する放水範囲調整手段と、を備える
    ことを特徴とする浴槽洗浄装置。
  2. 前記放水範囲調整手段は、前記浴槽の壁面に接触する前記放水量の分布が、前記浴槽の壁面の高さ方向に応じて多くなるように調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の浴槽洗浄装置。
  3. 前記放水範囲調整手段は、前記放水範囲が前記筐体を設置した位置より上方の前記浴槽の壁面へ放水するように調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の浴槽洗浄装置。
  4. 前記放水範囲調整手段は、前記浴槽に貯湯された湯水の水面の高さと、前記筐体と前記浴槽の上端との位置に応じて前記放水範囲を調整する
    ことを特徴とする請求項1から3に記載の浴槽洗浄装置。
  5. 前記放水範囲調整手段は、前記浴槽に備えられる排水溝と前記壁面との距離に応じて前記放水量を多くする
    ことを特徴とする請求項1から4に記載の浴槽洗浄装置。
  6. 前記筐体と前記浴槽固定手段との間隔を伸縮する伸縮手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から5に記載の浴槽洗浄装置。
  7. 前記筐体と前記浴槽の壁面との距離を検知する浴槽面距離検知手段を備え、
    前記浴槽面距離検知手段の検知した距離に応じて前記伸縮手段が可動する
    ことを特徴とする請求項6に記載の浴槽洗浄装置。
  8. 前記配管から供給される湯水に洗剤を供給する洗剤供給手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から7に記載の浴槽洗浄装置。
  9. 前記配管から供給される湯水に微細気泡を供給する微細気泡発生装置を備える
    ことを特徴とする請求項1から8に記載の浴槽洗浄装置。
  10. 請求項1から9に記載の浴槽洗浄装置と、
    湯水を貯湯する給湯タンクと、
    前記給湯タンクの湯水を前記浴槽洗浄装置に供給する配管と、
    前記給湯タンク内の湯水の温度を設定する操作パネルと、を備える
    ことを特徴とする給湯装置。
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