JP2018112357A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴槽の水を循環させる循環回路の洗浄動作を排水中に行う給湯装置において、排水の速度が遅い場合でも洗浄動作の機会を得ることができる給湯装置を提供する。【解決手段】給湯装置は、浴槽の水を循環させるためのふろ循環回路と、気泡によってふろ循環回路を洗浄する洗浄動作を行う洗浄手段と、制御部とを備えている。制御部は、検出された浴槽の水位に基づいて、水位低下時間と相関する指標値を算出する。そして、指標値が第一閾値と第二閾値の間の値であり且つ浴槽の水位が判定基準水位より低い場合には洗浄動作を行う。また、指標値が第二閾値と第二閾値よりも大きい第三閾値の間の値であり且つ浴槽の水位が判定基準水位より低い場合には、ふろ循環回路に水流が検知されない場合に洗浄動作を行う。【選択図】図6

Description

本発明は、給湯装置に関する。
従来、例えば特許文献1には、浴槽の水位を検出する水位センサを備えた追い焚き機能付きの給湯機に関する技術が開示されている。追い焚き機能付きの給湯機は、浴槽水を循環させるふろ側送水回路と、ふろ側送水回路に設置された熱交換器と、を備えている。追い焚き運転では、浴槽水がふろ側送水回路及び熱交換器に循環される。このため、ふろ側送水回路及び熱交換器の内面には、浴槽水中の皮脂又は角質等の汚れが付着する。付着した汚れは、熱交換効率の低下又は配管の詰りによる循環不良などの原因となり得る。
特許文献1の給湯機では、水位センサによって浴槽の水位低下が検知された場合に、ふろ側送水回路内に微小泡が導入される。これにより、浴槽水を排水している間に、ふろ側送水回路を構成する配管及び熱交換器内が自動的に洗浄される。
特開2009−293884号公報
上記従来の技術では、使用者による浴槽水の掻き出し等による水位低下と浴槽栓を抜いた排水による水位低下とを区別するために、排水を判定するための水位低下速度の下限閾値が決められている。このため、例えば浴槽形状、配管径等の施工状況又は排水口に詰まり等、排水の速度が遅い要因がある場合には、排水が判定されないおそれがある。その結果、排水中に配管等の洗浄動作を自動で実施する給湯装置では、洗浄動作を実施する機会を得ることができないおそれがある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、浴槽の水を循環させる循環回路の洗浄動作を排水中に行う給湯装置において、排水の速度が遅い場合でも洗浄動作の機会を得ることができる給湯装置を提供することを目的とする。
本発明に係る給湯装置は、浴槽の水位を検出する水位検出手段と、浴槽の水を循環させるための循環回路と、循環回路に水を循環させる循環ポンプと、循環ポンプを駆動したときの循環回路の水流を検知する水流検知手段と、気泡によって循環回路を洗浄する洗浄動作を行う洗浄手段と、循環ポンプ及び洗浄手段を制御する制御部と、を備える給湯装置において、制御部は、水位検出手段により検出された水位に基づいて、浴槽の単位高さ当たりの水位低下時間と相関する指標値を算出し、指標値が第一閾値と第一閾値よりも水位低下時間が大きい第二閾値の間の値であり且つ浴槽の水位が判定基準水位より低い場合には、洗浄動作を行い、指標値が第二閾値と第二閾値よりも水位低下時間が大きい第三閾値の間の値であり且つ浴槽の水位が判定基準水位より低い場合には、水流検知手段によって水流が検知されない場合に洗浄動作を行うように構成されているものである。
本発明の給湯装置によれば、排水の速度が遅い場合でも洗浄動作の機会を得ることができる給湯装置を提供することが可能となる。
実施の形態1における給湯装置としての貯湯式給湯機の構成図である。 実施の形態1のリモコンの構成を説明するための図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の沸き上げ運転時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の循環用微細気泡発生装置を用いた第一洗浄動作時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の注水用微細気泡発生装置を用いた第二洗浄動作時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機において実行される制御ルーチンのフローチャートである。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における給湯装置としての貯湯式給湯機100の構成図である。図1に示す貯湯式給湯機100は、貯湯タンクユニット1と、ヒートポンプサイクルを利用するように構成されたヒートポンプユニット60とを備えている。2つのユニット1、60は、ヒートポンプ入口配管41とヒートポンプ出口配管42とによって接続されている。また、貯湯タンクユニット1には、制御部70が内蔵されている。貯湯タンクユニット1およびヒートポンプユニット60が備える各種の弁類、ポンプ類等の作動は、これらと配線を介して接続された制御部70により制御される。以下、貯湯式給湯機100の各構成要素について説明する。
ヒートポンプユニット60は、貯湯タンクユニット1から導かれた低温水を加熱するための加熱手段として機能するものである。ヒートポンプユニット60は、圧縮機61、沸き上げ用熱交換器62、膨張弁63、空気熱交換器64を冷媒循環配管65にて環状に接続し、ヒートポンプサイクルを構成している。沸き上げ用熱交換器62は、ヒートポンプサイクルを構成する冷媒循環配管65を流れる冷媒と貯湯タンクユニット1から導かれた低温水との間で熱交換を行うためのものである。また、HP出口側サーミスタ66は、沸き上げ用熱交換器62で加熱した高温水の温度を検知するための温度センサであり、ヒートポンプ出口配管42に設けられている。ヒートポンプユニット60で高温水を得るためには、ヒートポンプサイクルは、冷媒として二酸化炭素を用い、臨界圧を越える圧力で運転することが好ましい。
一方、貯湯タンクユニット1には、以下の各種部品及び配管などが内蔵されている。貯湯タンク10は、湯水を貯留するためのものである。貯湯タンク10の下部には、市水を供給するための給水配管2が接続されている。貯湯タンク10の上部には、第1タンク上部配管43と第2タンク上部配管44とが接続されている。第2タンク上部配管44の途中には、貯留した湯水を給湯機外部へ供給するための給湯配管3が接続されている。尚、貯湯タンク10には、ヒートポンプユニット60を用いて加熱された高温水がタンク上部から流入されるとともに、給水配管2を介して低温水をタンク下部から流入させることにより、タンク内の上部と下部で温度差が生じるように湯水が貯留される。また、貯湯タンク10の表面の上部および下部には、貯湯タンク10内の湯水の温度分布を検知するための残湯サーミスタ11、12がそれぞれ取り付けられている。これらの残湯サーミスタ11、12により取得された温度分布に基づいて、貯湯タンク10内の残湯量が把握され、ヒートポンプユニット60による貯湯タンク10内の湯水の沸き上げ運転の開始および停止などが制御される。
また、貯湯タンクユニット1内には、熱源ポンプ21および利用側熱交換器22が内蔵されている。熱源ポンプ21は、貯湯タンクユニット1内の後述する各種配管に湯水を循環させるためのポンプである。利用側熱交換器22は、貯湯タンク10又はヒートポンプユニット60から供給される高温水を利用して、2次側の加熱対象水を加熱するための熱交換器である。尚、本実施形態では、利用側熱交換器22の2次側の構成として、浴槽50内の水を循環させるふろ循環回路51が設けられている。ふろ循環回路51は、ふろ戻り配管56及びふろ往き配管57により構成されている。ふろ戻り配管56は、浴槽50の浴槽アダプタ80と利用側熱交換器22の入口側とを接続する。また、ふろ往き配管57は、利用側熱交換器22の出口側と浴槽アダプタ80とを接続する。ふろ戻り配管56の途中には、浴槽水を循環させるためのふろ循環ポンプ52と、浴槽50から出た浴槽水の水温を検出するための浴槽出口側サーミスタ53がそれぞれ設置されている。また、ふろ戻り配管56の途中には、ふろ循環回路51の水流の有無を検出する水流検知手段としてのフロースイッチ58と、浴槽50の水位を検出する水位検出手段としての水位センサ59と、がそれぞれ設置されている。
また、貯湯タンクユニット1は、ふろ給湯配管34と電磁弁35とを有している。ふろ給湯配管34は、第2タンク上部配管44と給湯配管3との接続部とふろ循環回路51のふろ戻り配管56とを接続している。電磁弁35は、ふろ給湯配管34の途中に配置されている。
ふろ給湯配管34の途中には、注水用微細気泡発生装置55が設置されている。注水用微細気泡発生装置55は、浴槽50への注水時に微細気泡を導入して配管内を洗浄する洗浄手段として機能する装置である。また、ふろ循環回路51のふろ戻り配管56には、循環用微細気泡発生装置54が設置されている。循環用微細気泡発生装置54は、浴槽水の循環時に微細気泡を導入して配管内を洗浄する洗浄手段として機能する装置である。なお、注水用微細気泡発生装置55及び循環用微細気泡発生装置54は、微細気泡を発生させるための公知の構造を採用することができる。
次に、貯湯タンクユニット1が備える弁類および配管類について説明する。貯湯タンクユニット1は、第1三方弁31、第2三方弁32、および四方弁33を有している。第1三方弁31及び第2三方弁32は、湯水が流入する2つの入口であるaポート及びbポートと、湯水が流出する1つの出口であるcポートとを有する流路切替手段である。第1三方弁31及び第2三方弁32は、aポートもしくはbポートのどちらかから湯水が流入するように湯水の経路を切り替え可能に構成されている。四方弁33は、湯水が流入する2つの入口であるbポート及びcポートと、湯水が流出する2つの出口であるaポート及びdポートとを有する流路切替手段である。四方弁33は、3つの経路、すなわち、c−a経路、c−d経路、およびb−a経路の間で流路形態を切り替え可能に構成されている。
また、貯湯タンクユニット1は、タンク下部配管40、上記ヒートポンプ入口配管41、上記ヒートポンプ出口配管42、上記第1タンク上部配管43、上記第2タンク上部配管44、タンク戻し配管45、利用側熱交換器1次側入口配管46、利用側熱交換器1次側出口配管47、バイパス配管48、及びタンク上部戻し配管49を有している。
より具体的には、タンク下部配管40は、貯湯タンク10の下部と第2三方弁32のaポートとを接続する流路である。また、ヒートポンプ入口配管41は、第2三方弁32のcポートとヒートポンプユニット60の入口側とを接続する流路である。また、ヒートポンプ出口配管42は、ヒートポンプユニット60の出口側と四方弁33のcポートとを接続する流路である。また、タンク上部戻し配管49は、四方弁33のdポートと第1三方弁31のbポートとを接続する流路である。第1タンク上部配管43は、貯湯タンク10の上部と第1三方弁31のaポートとを接続する流路である。第2タンク上部配管44は、貯湯タンク10の上部とタンク上部戻し配管49の途中とを接続する流路である。そして、タンク戻し配管45は、四方弁33のaポートと貯湯タンク10の中央部から下部の間に設けられた戻し口とを接続する流路である。また、利用側熱交換器1次側入口配管46は、第1三方弁31のcポートと利用側熱交換器22の1次側入口とを接続する流路である。また、利用側熱交換器1次側出口配管47は、利用側熱交換器22の1次側出口と第2三方弁32のbポートとを接続する流路である。更に、バイパス配管48は、ヒートポンプ入口配管41における熱源ポンプ21の出口側の部位と四方弁33のbポートとを接続する流路である。尚、上記熱源ポンプ21は、ヒートポンプ入口配管41上におけるバイパス配管48との接続部と第2三方弁32との間に設置されている。
実施の形態1の貯湯式給湯機100は、リモコン71を備えている。リモコン71は、例えば浴室又は台所等に設置されるものであり、通信線を介して制御部70と接続されている。図2は、実施の形態1のリモコンの構成を説明するための図である。この図に示すように、リモコン71には、表示部72と、操作部73と、音声出力部74が設けられている。表示部72は、貯湯式給湯機100の各種状態を表示するためのものであり、例えば液晶のディスプレイによって構成されている。操作部73は、貯湯式給湯機100の各種制御を操作するためのものであり、複数のボタンにより構成されている。音声出力部74は、貯湯式給湯機100の各種状態を音声によって報知するためのものであり、スピーカーにより構成されている。使用者は、操作部73を操作することにより、後述する沸き上げ運転、注水用微細気泡発生装置55又は循環用微細気泡発生装置54による洗浄動作等に関する設定、運転開始指示等を行うことができる。
実施の形態1の貯湯式給湯機100では、以下の図3〜図5に示す運転状態に応じて第1三方弁31、第2三方弁32及び四方弁33を制御して、貯湯タンクユニット1内の湯水の流路を切り替えて使用するようになっている。図3は、実施の形態1の貯湯式給湯機100の沸き上げ運転時の回路構成図である。制御部70は、沸き上げ運転を実行する機能を備えている。なお、ここでいう沸き上げ運転とは、ヒートポンプユニット60を利用して貯湯タンク10内の水を沸き上げる運転のことである。この沸き上げ運転時には、第2三方弁32は、aポートとcポートとが連通しbポートが閉状態となるように制御される。これにより、タンク下部配管40とヒートポンプ入口配管41とが連通するとともに、利用側熱交換器1次側出口配管47側を閉として利用側熱交換器22からの流路が遮断される。また、沸き上げ運転時には、四方弁33は、cポートとdポートとが連通しaポートとbポートとが閉状態となるように制御される。これにより、ヒートポンプ出口配管42とタンク上部戻し配管49とが連通するとともに、タンク戻し配管45側を閉として貯湯タンク10の下部への流路が遮断される。また、沸き上げ運転時には、第1三方弁31は、aポートとcポートとが連通しbポートが閉状態となるように制御される。これにより、第1タンク上部配管43と利用側熱交換器1次側入口配管46とが連通するとともに、タンク上部戻し配管49側を閉として利用側熱交換器22への流路が遮断される。
沸き上げ運転は、上記のように第1三方弁31、第2三方弁32、および四方弁33が制御された状態で、熱源ポンプ21とヒートポンプユニット60の運転を開始することにより実行される。その結果、貯湯タンク10の下部から流出する低温の水は、タンク下部配管40、第2三方弁32、熱源ポンプ21およびヒートポンプ入口配管41を経由してヒートポンプユニット60に導かれる。そして、ヒートポンプユニット60に流入した低温の水は、沸き上げ用熱交換器62において加熱されて高温の水となる。加熱された高温の水は、ヒートポンプ出口配管42、四方弁33、タンク上部戻し配管49及び第2タンク上部配管44を経由して、貯湯タンク10の上部から当該貯湯タンク10内に流入し蓄積される。このような沸き上げ運転が実行されることで、貯湯タンク10の内部では、上層部から高温水が貯えられていき、この高温水層が徐々に厚くなる。
実施の形態1の貯湯式給湯機100では、浴槽50の水を浴槽栓から排水する排水中に、ふろ循環回路51を洗浄する洗浄動作が自動で行われる。図4は、実施の形態1の貯湯式給湯機100の循環用微細気泡発生装置54を用いた第一洗浄動作時の回路構成図である。制御部70は、第一洗浄動作を実行する機能を備えている。なお、ここでいう第一洗浄動作とは、微細気泡を含む浴槽水をふろ循環回路51内に循環させて配管内を洗浄する動作である。この第一洗浄動作は、後述する条件が成立した場合に、循環用微細気泡発生装置54を動作させるとともにふろ循環ポンプ52を運転することで開始される。第一洗浄動作の実行中は、浴槽50に張られた浴槽水がふろ循環回路51内を循環する。この際、循環用微細気泡発生装置54で発生した微細気泡がふろ循環回路51内の浴槽水に導入される。これにより、微細気泡がふろ循環回路51及び浴槽50内を循環するため、配管内部および浴槽50の壁面が洗浄される。
また、図5は、実施の形態1の貯湯式給湯機100の注水用微細気泡発生装置55を用いた第二洗浄動作時の回路構成図である。制御部70は、第二洗浄動作を実行する機能を備えている。なお、ここでいう第二洗浄動作とは、微細気泡を含む水を、ふろ循環回路51を経由して浴槽50に流通させて配管内を洗浄する動作である。この第二洗浄動作は、後述する条件が成立した場合に、注水用微細気泡発生装置55を動作させるとともに電磁弁35を開くことで開始される。第二洗浄動作の実行中は、第2タンク上部配管44、ふろ給湯配管34からふろ循環回路51を経由して浴槽50へと貯湯タンク内の湯が注水される。この際、ふろ給湯配管34を流れる水に循環用微細気泡発生装置54で発生した微細気泡が導入される。これにより、微細気泡を含む水がふろ給湯配管34及びふろ循環回路51を流通して浴槽50内へと供給されるため、配管内部および浴槽50の壁面が洗浄される。
次に、実施の形態1の貯湯式給湯機100の特徴的動作について説明する。実施の形態1の貯湯式給湯機100では、浴槽50に張られた浴槽水が排水中であることを判定する排水判定が行われる。浴槽50内に浴槽水が張られた状態において、例えば使用者によって浴槽栓が抜かれると、浴槽50は排水状態となる。排水判定は、このような浴槽50の排水状態を制御部70が判定する制御である。排水判定では、浴槽50の単位高さ当たりの水位の低下に要する時間(以下、単に「水位低下時間」と称する)が指標値として使用される。なお、排水判定に用いる指標値は、水位低下時間に限らず、水位低下速度等、水位低下時間と相関を有する他の指標値を用いてもよい。
一般的に、使用者による浴槽水の掻き出し或いは洗濯機での浴槽水の汲み上げの場合の水位低下時間は、浴槽50の排水状態での水位低下時間よりも大きい。一方、使用者の出浴の場合の水位低下時間は、浴槽50の排水状態での水位低下時間よりも小さい。排水判定では、これらの点に着目して、浴槽50の排水状態を他の状態と区別して判定する。
但し、浴槽水の排水中であっても、浴槽の形状、配管径等の施工状態又は排水口の詰まり等、水位低下時間が浴槽水の汲み上げ等と同等に大きい場合も想定される。このような場合には、浴槽水の排水中であるにもかかわらず、排水状態が判定されないことが想定される。この場合、排水中に自動で実施される洗浄動作の実行機会を得ることができない。
そこで、本実施の形態の貯湯式給湯機100では、以下のフローチャートに沿って排水判定及び洗浄動作を実行することにより、洗浄動作の実施機会を増やすこととしている。以下、フローチャートに沿って制御部70によって実行される制御の具体的処理について説明する。
図6は、実施の形態1の貯湯式給湯機において実行される制御ルーチンのフローチャートである。図6に示す制御ルーチンのステップS1では、水位センサ59の検出信号に基づいて、浴槽50の水位が単位高さ(1cm)低下するのに要する水位低下時間Ts(例えば5秒)が計測される。
次のステップS2では、上記ステップS1で計測された水位低下時間Tsが排水判定の基準となる第一閾値A以上且つ第一閾値Aよりも大きい第二閾値B以下の値か否かが判定される。第一閾値Aは、入浴者の出浴による水位低下を除外するための閾値であって、予め設定された値(例えば1秒)が使用される。また、第二閾値Bは、使用者による浴槽水の掻き出し或いは洗濯機のポンプによる浴槽水の汲み上げによる水位低下を除外するための閾値であって、予め設定された値(例えば20秒)が使用される。なお、上記の第一閾値A及び第二閾値Bは、装置の仕様又は施工状態等に応じて、使用者がリモコン71の操作部73から入力する構成でもよい。
上記ステップS2の判定の結果、A≦Ts≦Bの成立が認められた場合には、排水中であると判断されて次のステップS3へ移行する。一方、ステップS2の判定の成立が認められない場合(例えばTs=60秒)には、排水中でない可能性が高いと判断されて、ステップS6へと移行する。
ステップS3では、水位センサ59の検出信号から浴槽内水位Xが検出される。次のステップS4では、浴槽内水位Xが判定基準水位Y未満であるかが判定される。浴槽内水位が高い状態では、入浴中又は再度の入浴の可能性を否定できない。ここでの判定基準水位Yは、入浴中ではないことを判定するための水位の閾値として、予め設定された値が用いられる。
ステップS4の判定の結果、X<Yの成立が認められない場合には、洗浄動作を禁止すべく再びステップS1の処理に戻り、本ルーチンの処理が最初から実行される。一方、上記ステップS4の判定の成立が認められた場合には、浴槽50が排水中であり且つ入浴中ではないと判断することができる。この場合、次のステップS5に移行して、自動洗浄動作が開始される。ここでは、具体的には、循環用微細気泡発生装置54を動作させるとともにふろ循環ポンプ52を運転する第一洗浄動作が開始される。自動洗浄動作が開始されると、本ルーチンは終了される。
また、上記ステップS6では、上記ステップS1で計測された水位低下時間Tsが第二閾値Bよりも大きく且つ第二閾値Bよりも大きい第三閾値C以下の値か否かが判定される。第三閾値Cは、排水口の詰まり等、排水速度が遅い場合の排水を判定するための閾値として、予め設定された値(例えば30秒)が使用される。なお、上記の第三閾値Cは、装置の仕様又は施工状態等に応じて、使用者がリモコン71の操作部73から入力する構成でもよい。
上記ステップS6の判定の結果、B<Ts≦Cの成立が認められた場合には、排水の可能性があると判断されて次のステップS7へ移行する。一方、ステップS6の判定の成立が認められない場合(例えばTs=60秒又は0.5秒)には、排水中でないと判断される。この場合、洗浄動作を禁止すべく再びステップS1の処理に戻り、本ルーチンの処理が最初から実行される。
ステップS7では、水位センサ59の検出信号から浴槽内水位Xが検出される。次のステップS8では、浴槽内水位Xが判定基準水位Y未満であるかが判定される。ここでは、ステップS4と同様の処理が実行される。ステップS8の判定の結果、X<Yの成立が認められない場合には、入浴中或いは洗濯機のポンプによる浴槽水の汲み上げ中である可能性があると判断される。この場合、洗浄動作を禁止すべく再びステップS1の処理に戻り、本ルーチンの処理が最初から実行される。一方、上記ステップS8の判定の成立が認められた場合には、浴槽50が排水中であり且つ入浴中ではないと判断することができる。この場合、次のステップS9に移行して、ふろ循環ポンプ52の動作が開始される。そして、次のステップS10では、フロースイッチ58の信号が検出される。
次のステップS11では、ステップS10において検出された信号に基づいて、ふろ循環回路51に水流がないか否かが判定される。水位低下時間Tsが第二閾値Bと第三閾値Cの間の値にある場合には、排水速度が通常時よりも遅い。このため、浴槽50内に浴槽水がある状態で洗浄動作が開始されると、汚れが速やかに排水されずに浴槽50内に残ってしまう。上記ステップS10は、上記のような洗浄動作の開始を防ぐための条件として、浴槽50に浴槽水がないことを判定するためのステップである。
ステップS11の判定の結果、ふろ循環回路51に水流がないと判定された場合には、浴槽50に浴槽水がないと判断することができる。この場合には、水流の検出結果等の情報がリモコン71の表示部72への表示又は音声出力部74からの音声によって報知されるとともに、次のステップS12へと移行する。ステップS12では、ふろ循環ポンプ52の動作が停止されて、次のステップS13へと移行する。ステップS13では、自動洗浄動作が開始される。ここでは、具体的には、注水用微細気泡発生装置55を動作させるとともに電磁弁35を開く第二洗浄動作が開始される。また、このステップでは、洗浄動作を開始する旨の情報がリモコン71の表示部72への表示又は音声出力部74からの音声によって報知される。
一方、上記ステップS11において、ふろ循環回路51に水流があると判定された場合には、浴槽50に浴槽水があると判断することができる。この場合には、水流の検出結果等の情報がリモコン71の表示部72への表示又は音声出力部74からの音声によって報知されるとともに、次のステップS14へと移行する。ステップS14では、ふろ循環ポンプ52の動作が停止される。そして、洗浄動作を開始しない旨の情報がリモコン71の表示部72への表示又は音声出力部74からの音声によって報知される。ステップS14の処理が行なわれると、洗浄動作を禁止すべく再びステップS1の処理に戻り、本ルーチンの処理が最初から実行される。
以上説明したように、実施の形態1の貯湯式給湯機100によれば、浴槽50の排水速度が遅い場合であっても、浴槽50内の浴槽水がない場合には洗浄動作が行われる。これにより、浴槽50の排水速度が遅い場合であっても洗浄動作の機会を得ることができる。
ところで、上述した実施の形態1の貯湯式給湯機100では、水位低下時間Tsが第二閾値Bと第三閾値Cの間の値にある場合に、無条件に洗浄動作を禁止する設定を行うための構成を備えることとしてもよい。このような構成としては、例えば、図6の制御ルーチンにおいてステップS6の判定の成立が認められた場合に、通常通りステップS7からステップS14の処理を行う第一モードと、無条件にステップS1へと戻る処理を行う第二モードとを実施可能に構成し、使用者がリモコン71の操作部73から何れか一方のモードを選択可能に構成すればよい。これにより、使用者の意思によって、排水速度が遅い場合には一律に洗浄動作を禁止するように動作させることが可能となる。
また、上述した実施の形態1の貯湯式給湯機100では、自動洗浄動作として循環用微細気泡発生装置54を用いた第一洗浄動作又は注水用微細気泡発生装置55を用いた第二洗浄動作を行うこととした。しかしながら、自動洗浄動作を実行するための構成はこれらに限られず、配管類又は浴槽を洗浄する他の公知な構成を適用して自動洗浄動作を行うこととしてもよい。
1 貯湯タンクユニット、 2 給水配管、 3 給湯配管、 10 貯湯タンク、 11 残湯サーミスタ、 21 熱源ポンプ、 22 利用側熱交換器、 31 第1三方弁、 32 第2三方弁、 33 四方弁、 34 ふろ給湯配管、 35 電磁弁、 40 タンク下部配管、 41 ヒートポンプ入口配管、 42 ヒートポンプ出口配管、 43 第1タンク上部配管、 44 第2タンク上部配管、 45 タンク戻し配管、 46 利用側熱交換器1次側入口配管、 47 利用側熱交換器1次側出口配管、 48 バイパス配管、 49 タンク上部戻し配管、 50 浴槽、 51 ふろ循環回路、 52 ふろ循環ポンプ、 53 浴槽出口側サーミスタ、 54 循環用微細気泡発生装置、 55 注水用微細気泡発生装置、 56 ふろ戻り配管、 57 ふろ往き配管、 58 フロースイッチ、 59 水位センサ、 60 ヒートポンプユニット、 61 圧縮機、 62 沸き上げ用熱交換器、 63 膨張弁、 64 空気熱交換器、 65 冷媒循環配管、 66 出口側サーミスタ、 70 制御部、 71 リモコン、 72 表示部、 73 操作部、 74 音声出力部、 100 貯湯式給湯機

Claims (9)

  1. 浴槽の水位を検出する水位検出手段と、
    前記浴槽の水を循環させるための循環回路と、
    前記循環回路に水を循環させる循環ポンプと、
    前記循環ポンプを駆動したときの前記循環回路の水流を検知する水流検知手段と、
    気泡によって前記循環回路を洗浄する洗浄動作を行う洗浄手段と、
    前記循環ポンプ及び前記洗浄手段を制御する制御部と、を備える給湯装置において、
    前記制御部は、
    前記水位検出手段により検出された水位に基づいて、前記浴槽の単位高さ当たりの水位低下時間と相関する指標値を算出し、
    前記指標値が第一閾値と前記第一閾値よりも前記水位低下時間が大きい第二閾値の間の値であり且つ前記浴槽の水位が判定基準水位より低い場合には、前記洗浄動作を行い、
    前記指標値が第二閾値と前記第二閾値よりも前記水位低下時間が大きい第三閾値の間の値であり且つ前記浴槽の水位が前記判定基準水位より低い場合には、前記水流検知手段によって水流が検知されない場合に前記洗浄動作を行うように構成されていることを特徴とする給湯装置。
  2. 貯湯タンクの水を加熱する加熱手段と、
    前記貯湯タンクの上部と前記循環回路とを接続するふろ給湯配管と、
    前記ふろ給湯配管を開閉する弁と、を備え、
    前記洗浄手段は、
    前記循環回路に設置された循環用気泡発生装置と、
    前記ふろ給湯配管に設置された注水用気泡発生装置と、を含んで構成され、
    前記制御部は、
    前記指標値が前記第一閾値と前記第二閾値の間の値であり且つ前記浴槽の水位が判定水位より低い場合に、前記循環ポンプを駆動するとともに前記循環用気泡発生装置を動作させ、
    前記指標値が前記第二閾値よりも前記水位低下時間が大きい値であり且つ前記水流検知手段によって水流が検知されない場合に、前記弁を開くとともに前記注水用気泡発生装置を動作させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記制御部は、前記指標値が前記第一閾値よりも前記水位低下時間が小さい値である場合に、前記洗浄動作を禁止するように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給湯装置。
  4. 前記制御部は、前記指標値が前記第三閾値よりも前記水位低下時間が大きい値である場合に、前記洗浄動作を禁止するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の給湯装置。
  5. 前記制御部は、前記指標値が前記第二閾値と前記第三閾値の間の値であり且つ前記水流検知手段によって水流が検知された場合に、前記洗浄動作を禁止するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の給湯装置。
  6. 前記第一閾値又は前記第二閾値を使用者が設定するための設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の給湯装置。
  7. 前記指標値が前記第二閾値と前記第三閾値の間の値である場合に、無条件に前記洗浄動作を禁止するモードを使用者が選択するための選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の給湯装置。
  8. 前記水流検知手段の検知結果を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の給湯装置。
  9. 前記洗浄動作の実行又は禁止に関する情報を報知する第2報知手段を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1項に記載の給湯装置。
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