JP2017120013A - 船舶旅客搭乗設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗船口と接続される出入口と、建物の搭乗口と接続される出入口との位置関係の自由度の高い渡船通路を形成し得る、船舶旅客搭乗設備を提供する。
【解決手段】船舶旅客搭乗設備が、建物側出入口と船側出入口とを繋ぐメイン通路を形成しているメイン通路体を有し、当該メイン通路体に第1連結口が設けられたメインユニットと、追加の建物側出入口又は船側出入口として機能する拡張出入口と第2連結口とを繋ぐ拡張通路を形成している拡張通路体を有し、メインユニットから独立した拡張ユニットとを備える。拡張ユニットは、第1連結口と第2連結口とを連結及び連結解除するようにメインユニットに対し可動である。
【選択図】図2

Description

本発明は、ターミナルビルなどの建物と船舶とを繋ぐ渡船通路を形成する船舶旅客搭乗設備に関する。
従来、港湾に設けられたターミナルビルの搭乗口と岸壁に停泊中の船舶の乗船口とに架け渡され、それらを繋ぐ渡船通路を形成する船舶旅客搭乗設備が知られている。特許文献1では、この種の船舶旅客搭乗設備に係る技術が開示されている。
特許文献1に記載の船舶旅客搭乗橋は、ターミナルビルの搭乗口と接続される第1ポートと、船舶の乗船口と接続される2つの第2ポートとを有しており、平行な複数の通路セクションと、隣り合う2つの通路セクションを接続する短い連絡セクションによって、第1ポートと第2ポートとを繋ぐ渡船通路が形成されている。この船舶旅客搭乗橋では、各連絡セクションが独立して昇降することによって、通路セクションが傾き、搭乗口と乗船口との高さレベルの差が吸収される。
国際公開WO2012/108824号
上記特許文献1に記載の船舶旅客搭乗橋では、乗船口と接続される2つの第2ポートに対する搭乗口と接続される第1ポートの相対的な位置は、上下方向に変位可能であるが、水平方向には変位することができない。つまり、上記特許文献1に記載の船舶旅客搭乗橋では、第1ポートに対する第2ポートの水平方向の位置関係に関する自由度は低い。
そこで、本発明では、乗船口と接続される出入口と、建物の搭乗口と接続される出入口との位置関係の自由度の高い渡船通路を形成し得る、船舶旅客搭乗設備を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る船舶旅客搭乗設備は、
建物側出入口と船側出入口とを繋ぐメイン通路を形成しているメイン通路体を有し、当該メイン通路体に第1連結口が設けられたメインユニットと、
追加の建物側出入口又は船側出入口として機能する拡張出入口と第2連結口とを繋ぐ拡張通路を形成している拡張通路体を有し、前記メインユニットから独立した拡張ユニットとを備え、
前記第1連結口と前記第2連結口とを連結及び連結解除するように前記メインユニットに対し前記拡張ユニットが可動であることを特徴としている。
上記構成の船舶旅客搭乗設備によれば、メインユニットの第1連結口と拡張ユニットの第2連結口とを連結し、メイン通路と拡張通路を連通させることで、メイン通路が拡張通路により拡張されて成る渡船通路を形成することができる。拡張通路には拡張出入口が設けられていることから、この拡張出入口を追加の建物側出入口又は船側出入口として機能させることで、渡船通路における建物側出入口と船側出入口との位置関係及び数の自由度を高めることができる。
上記船舶旅客搭乗設備において、前記メイン通路体が、前記建物側出入口が設けられた建物側出入口セクション、前記船側出入口が設けられた船側出入口セクション、及び、前記建物側出入口セクションと前記船側出入口セクションとの間を繋ぐ1以上の通路セクションを含み、隣り合うセクションが回動可能に連結されていてよい。
また、上記船舶旅客搭乗設備において、前記通路セクションのうちの少なくとも1つに、追加の建物側出入口又は船側出入口が設けられていてよい。
また、上記船舶旅客搭乗設備において、前記通路セクションのうちの少なくとも1つが、その長手方向に伸縮可能であってよい。
また、上記船舶旅客搭乗設備において、前記メインユニットが、前記建物側出入口セクションと前記船側出入口セクションとを独立して昇降させる昇降装置を有していてよい。ていてよい。
また、上記船舶旅客搭乗設備において、前記拡張通路体が、前記拡張出入口が設けられた拡張出入口セクション、及び、1以上の拡張通路セクションを含み、隣り合うセクションが回動可能に連結されていてよい。
また、上記船舶旅客搭乗設備において、前記拡張通路セクションのうちの少なくとも1つが、その長手方向に伸縮可能であってよい。
また、上記船舶旅客搭乗設備において、前記拡張ユニットが、前記拡張出入口セクションを昇降させる昇降装置を有していてよい。
本発明によれば、乗船口と接続される出入口と、建物の搭乗口と接続される出入口との位置関係の自由度の高い渡船通路を形成し得る、船舶旅客搭乗設備を提供することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る旅客搭乗設備の概略側面図である。 図2は、第1実施形態に係る旅客搭乗設備の概略平面図である。 図3は、メインユニットと拡張ユニットとが連結された旅客搭乗設備の概略側面図である。 図4は、昇降装置の一例を示すメインユニットのサブフレームを岸壁延在方向から見た図である。 図5は、第2実施形態に係る旅客搭乗設備の概略側面図である。 図6は、第2実施形態に係る旅客搭乗設備の概略平面図である。 図7は、第3実施形態に係る旅客搭乗設備の概略側面図である。 図8は、第4実施形態に係る旅客搭乗設備の概略側面図である。 図9は、第4実施形態に係る旅客搭乗設備の概略平面図である。 図10は、第5実施形態に係る旅客搭乗設備の概略平面図である。
[第1実施形態]
次に、図面を参照して本発明の第1実施形態を説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る船舶旅客搭乗設備(以下「旅客搭乗設備1」と称する)の概略側面図であり、図2は同じく概略平面図であり、図3はメインユニット2と拡張ユニット3とが連結された旅客搭乗設備1の概略側面図である。なお、図2では、メイン通路体20及び拡張通路体30を明りょうとするために、フレーム28,29,38,39の一部が省略して示されている。
図1及び図2に示された旅客搭乗設備1は、船客ターミナルビルなどの建物に設けられた搭乗口50と、船舶に設けられた乗船口60とを接続する渡船通路7を形成するものである。旅客搭乗設備1は、メインユニット2と、拡張ユニット3とから成る。拡張ユニット3は、メインユニット2から独立している。
メインユニット2は、メイン通路71を形成するメイン通路体20と、メイン通路体20を支持する走行可能なフレーム28,29と、メイン通路体20を昇降させる複数の昇降装置61,62,63とを備えている。メイン通路71は、搭乗口50と接続される建物側出入口241と、乗船口60と接続される船側出入口261とを繋ぐ通路である。メイン通路71は、単独でも渡船通路7となりうる。メイン通路体20には、拡張ユニット3と連結するための連結部22が設けられており、連結部22には連結口221が開口している。
拡張ユニット3は、拡張通路72を形成する拡張通路体30と、拡張通路体30を支持する走行可能なフレーム38,39と、拡張通路体30を昇降させる複数の昇降装置64,65とを備えている。拡張通路72は、追加の建物側出入口又は船側出入口として機能する拡張出入口341と、メインユニット2の連結口221と連結される連結口321とを繋ぐ通路である。拡張通路体30には、メインユニット2と連結するための連結部32が設けられており、連結部32に連結口321が開口している。
上記構成の旅客搭乗設備1では、メインユニット2の連結口221と、拡張ユニット3の連結口321とを連結及び連結解除するように、メインユニット2に対し拡張ユニット3が移動する。なお、メインユニット2と拡張ユニット3は、少なくとも一方が可動であればよい。そして、図3に示すように、メインユニット2の連結口221と拡張ユニット3の連結口321とが連結されると、連結口221,321を通じてメイン通路71と拡張通路72とが連通する。これにより、メイン通路71が拡張通路72によって拡張された渡船通路7が形成される。
上記の渡船通路7では、拡張出入口341を、追加の建物側出入口、又は、追加の船側出入口として利用することができる。このように拡張ユニット3によってメイン通路71が拡張されることによって、建物側出入口241又は船側出入口261の数を増やしたり、メイン通路71の船側出入口261(又は、建物側出入口241)とは別の位置に船側出入口(又は、建物側出入口)を設けたりすることができる。例えば、上記の渡船通路7では、船舶の乗船口60が建物の搭乗口50のデッキから岸壁延在方向に離れていても、乗船口60と搭乗口50とを繋ぐことができる。つまり、建物の搭乗口50のデッキの岸壁延在方向の幅を据え置いたまま、岸壁延在方向の乗船可能範囲を広げることができる。
上記のように、旅客搭乗設備1によれば、渡船通路7における建物側出入口241及び/又は船側出入口261の位置及び数の自由度を高めることができる。以下、メインユニット2と拡張ユニット3の構成について詳細に説明する。
〔メインユニット2〕
メインユニット2のメイン通路体20は、建物側出入口241が設けられた建物側出入口セクション24と、船側出入口261が設けられた船側出入口セクション26と、建物側出入口セクション24と船側出入口セクション26との間を繋ぐ1以上の通路セクション21とを含む、複数のセクションに分割構成されている。隣接するセクション同士は回動可能に連結されており、セクション同士の連結部は蛇腹幌で覆われている。また、本実施形態において、各セクションは1又は複数のトンネルによって形成されている。
建物側出入口セクション24は、水平床部244と、水平床部244から建物へ向けて第1方向Xに延びる出入口部242とを有する。水平床部244は、車椅子や旅客が移動方向を変える場所であって、車椅子が旋回しやすいように水平な床が設けられている。出入口部242の先端部には、建物の搭乗口50と接続される建物側出入口241が形成されている。出入口部242は、例えば、テレスコピック式に嵌合された外筒及び内筒によって構成されていることによって、その長手方向に伸縮可能である。また、出入口部242の先端部には、フラップ243が回動可能に連結されている。このフラップ243は、建物側出入口セクション24の床と搭乗口50の床とを段差なく接続するスロープを形成する。
船側出入口セクション26は、水平床部264と、水平床部264から船舶へ向けて第1方向Xに延びる出入口部262とを有する。水平床部264には、水平な床が設けられている。出入口部262の先端部には、船舶の乗船口60と接続される船側出入口261が形成されている。出入口部262は、例えば、テレスコピック式に嵌合された外筒及び内筒によって構成されていることによって、その長手方向に伸縮可能である。出入口部262の先端部には、フラップ263が回動可能に連結されている。このフラップ263は、船側出入口セクション26の床と乗船口60の床とを段差なく接続するスロープを形成する。
本実施形態においては、建物側出入口セクション24と船側出入口セクション26は第1方向Xに並んでおり、それらを接続する第2方向Yに延びる折り返し通路が第1〜3の通路セクション21a,21b,21cによって形成されている。
第1通路セクション21aは、建物側出入口セクション24から第2方向Yに延びており、建物側出入口セクション24に回動可能に連結されている。第3通路セクション21cは、船側出入口セクション26から第2方向Yに延びており、船側出入口セクション26に回動可能に連結されている。第2方向Yは、第1方向Xと直交する水平方向である。メインユニット2は、第2方向Yが岸壁延在方向となり、第1方向Xが岸壁延在方向と直交する水平方向(以下、「岸壁法線方向」と称する)となるように、岸壁のエプロンに設置される。
水平姿勢の第1通路セクション21aと水平姿勢の第3通路セクション21cは、第1方向Xに平行に並んでいる。第1通路セクション21aと第3通路セクション21cとの間は、第2通路セクション21bによって連絡されている。第1通路セクション21aは、第2通路セクション21bに回動可能に連結されている。第3通路セクション21cは、第2通路セクション21bに、回動可能且つその長手方向にスライド可能に連結されている。第2通路セクション21bには、第2方向Yへ突出する連結部22が設けられている。この連結部22には、第2方向Yに向けて連結口221が開口している。
建物側出入口セクション24及び船側出入口セクション26は、メインフレーム28に昇降可能に支持されている。メインフレーム28には、建物側出入口セクション24をメインフレーム28に対して昇降させる第1昇降装置61、及び、船側出入口セクション26をメインフレーム28に対して昇降させる第2昇降装置62が設けられている。第1昇降装置61と第2昇降装置62は、互いに独立して動作することができる。建物側出入口セクション24及び船側出入口セクション26は、昇降装置61,62の動作によって、水平床部244,264の床が水平を維持しながら昇降する。
また、第2通路セクション21bは、サブフレーム29に昇降可能に支持されている。サブフレーム29には、第2通路セクション21bをサブフレーム29に対して昇降させる第3昇降装置63が設けられている。第2通路セクション21bは水平な通路を有し、昇降装置63の動作によって、水平な通路が水平を維持しながら昇降する。
〔拡張ユニット3〕
拡張ユニット3の拡張通路体30は、拡張出入口341が設けられた拡張出入口セクション34と、1以上の拡張通路セクション31とを含む、複数のセクションに分割構成されている。隣接するセクション同士は回動可能に連結されており、セクション同士の連結部は蛇腹幌で覆われている。また、本実施形態において、各セクションは1又は複数のトンネルによって形成されている。
拡張出入口セクション34は、水平床部344と、水平床部344から第1方向Xに延びる出入口部342とを有する。水平床部344には、水平な床が設けられている。出入口部342の先端部には拡張出入口341が設けられている。出入口部342は、例えば、テレスコピック式に嵌合された外筒及び内筒によって構成されていることによって、その長手方向に伸縮可能である。また、出入口部342の先端部には、フラップ343が回動可能に連結されている。
本実施形態において、拡張通路体30には、第2方向Yに延びる第1及び第2拡張通路セクション31a,31bが含まれている。第1拡張通路セクション31aの一方の端部は、拡張出入口セクション34に回動可能に連結されている。第1拡張通路セクション31aの他方の端部は、第2拡張通路セクション31bに、回動可能且つその長手方向にスライド可能に連結されている。第2拡張通路セクション31bには、第2方向Yへ突出する連結部32が設けられている。この連結部32には、第2方向Yに向けて連結口321が開口している。
拡張出入口セクション34は、メインフレーム38に昇降可能に支持されている。メインフレーム38には、拡張出入口セクション34をメインフレーム38に対して昇降させる第4昇降装置64が設けられている。拡張出入口セクション34は、第4昇降装置64の動作によって、水平床部344の床が水平を維持しながら昇降する。
第2拡張通路セクション31bは、サブフレーム39に昇降可能に支持されている。サブフレーム39には、第2拡張通路セクション31bをサブフレーム39に対して昇降させる第5昇降装置65が設けられている。第2拡張通路セクション31bは水平な通路を有し、第5昇降装置65の動作によって、水平な通路が水平を維持しながら昇降する。なお、第2拡張通路セクション31bの高さレベルは固定であってもよい。また、拡張ユニット3のサブフレーム39及び第5昇降装置65を省いて、持ち状態の拡張通路セクション31が、連結部22と連結されることによって、サブフレーム29に支持されていてもよい。
なお、本実施形態においては、第1〜5昇降装置は、実質的に同様の構成を有している。そこで、第3昇降装置63について詳細に説明し、余の昇降装置についての詳細な説明を省略する。図4に詳細に示されるように、第3昇降装置63は、ネジ軸47及びボールナット48から成るボールねじ機構と、ネジ軸47を駆動する電動モータ49とから構成されている。ネジ軸47は、サブフレーム29の門形部41の両脚に上下方向に延びるように設けられている。各ネジ軸47を回転駆動する電動モータ49は、サブフレーム29に支持されている。ネジ軸47にはボールナット48が螺入されている。各ボールナット48は、昇降梁46の両端部に固定されている。
この昇降梁46は、サブフレーム29の門形部41の両脚に架け渡された態様となっている。昇降梁46には、第2通路セクション21bが吊り下げられている。よって、上記構成の第3昇降装置63では、ネジ軸47の回転によって昇降梁46が上下に移動することにより、第2通路セクション21bが昇降する。第2通路セクション21bには適宜箇所にガイドローラが設けられており、各ガイドローラに対応するガイドレールがサブフレーム29に設けられている(いずれも図示略)。そして、各ガイドローラが対応するガイドレールを走行することにより、第2通路セクション21bが振れることなく昇降移動するように案内される。
第1〜5昇降装置61〜65の構成は、対応する通路セクション又は出入口セクションを昇降移動させることができれば、本実施形態に限定されない。例えば、昇降装置61〜65のうち少なくとも一つが、ワイヤケーブルとそれ巻き上げる電動ウインチ、電動式又は油圧式ジャッキ、ラックアンドピニオン機構などを利用するものであってもよい。
〔旅客搭乗設備1の設置例〕
ここで、上記構成の旅客搭乗設備1を、建物の搭乗口50と船舶の2箇所の乗船口60とを繋ぐ渡船通路7を形成するように、岸壁のエプロンに設置した例を説明する。以下において、特に記載しないが、各セクションの「高さレベル」とは、当該セクションに形成された通路の高さレベルのことである。なお、高さレベルは、旅客搭乗設備1が設置されたエプロンの高さレベルを基準としてよい。
図3に示すように、メインユニット2の建物側出入口セクション24の高さレベルは、搭乗口50の高さレベルと一致しており、建物側出入口241が搭乗口50と接続されている。メインユニット2の船側出入口セクション26の高さレベルは、乗船口60の高さレベルと一致しており、船側出入口261が乗船口60と接続されている。メインユニット2の第2通路セクション21bの高さレベルは、建物側出入口セクション24の高さレベルから船側出入口セクション26の高さレベルまでの間にある。
一方、拡張ユニット3の拡張出入口セクション34の高さレベルは、乗船口60の高さレベルと一致しており、拡張出入口341が乗船口60と接続されている。拡張ユニット3の第2拡張通路セクション31bの高さレベルは、メインユニット2の第2通路セクション21bの高さレベルと一致している。メインユニット2の連結部22と拡張ユニット3の連結部32とは連結されており、連結口221,321を通じてメイン通路71と拡張通路72とが連通されている。なお、メインユニット2の連結部22と拡張ユニット3の連結部32との連結方式は、例えば、一方が他方に嵌る嵌合方式であってよい。また、メインユニット2の第1通路セクション21a及び第3通路セクション21c、並びに、拡張ユニット3の第1拡張通路セクション31aは、水平面に対し傾くことがあるが、その勾配はバリアフリー法の規定値(水平面に対し1/12)以下に収められている。
上記の例では、メイン通路71と拡張通路72とが連通されることによって、1箇所の建物側出入口241に対し、2箇所の船側出入口261,341を有する渡船通路7が形成されている。このような渡船通路7では、船舶の2箇所の乗船口60から旅客を乗降させたり、メインユニット2の船側出入口261を機能させずに、拡張ユニット3の拡張出入口341のみを船側出入口として使用したりすることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態を説明する。図5は第2実施形態に係る旅客搭乗設備1Aの概略側面図であり、図6は同じく概略平面図である。図5及び図6に示す旅客搭乗設備1Aは、メインユニット2が追加の船側出入口251を有することを、前述の第1実施形態に係る旅客搭乗設備1に対し追加の特徴としている。なお、本実施形態の説明においては、前述の第1実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
旅客搭乗設備1Aのメインユニット2では、第2通路セクション21bに第1方向Xへ船舶へ向けて突出する出入口部25が設けられ、この出入口部25に追加の船側出入口251が開口している。
旅客搭乗設備1Aでは、メインユニット2の連結部22と拡張ユニット3の連結部32とが連結され、メイン通路71と拡張通路72とが連通されることによって、1箇所の建物側出入口241と、3箇所の船側出入口261,251,341とを繋ぐ渡船通路7が形成される。
なお、本実施形態では、第2通路セクション21bに追加の船側出入口251を設けているが、これと同様に、メインユニット2の通路セクション21の少なくとも1つに追加の建物側出入口又は船側出入口を設けることができる。このように、メインユニット2の通路セクション21に追加の建物側出入口又は船側出入口を設け、それらを選択的に使用することで、渡船通路7の出入口の数及び位置の自由度を更に高めることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態を説明する。図7は、第3実施形態に係る旅客搭乗設備1Bの概略側面図である。図7に示す旅客搭乗設備1Bは、第2方向Yに延びる通路セクションのうち少なくとも1つがその長手方向に伸縮可能に構成されていることを、前述の第1実施形態に係る旅客搭乗設備1に対し追加の特徴としている。なお、本実施形態の説明においては、前述の第1実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
旅客搭乗設備1Bでは、メインユニット2の第1通路セクション21a及び第3通路セクション21c、並びに、拡張ユニット3の第1拡張通路セクション31aが、その長手方向に伸縮可能に構成されている。伸縮可能な通路セクションは、例えば、テレスコピック式に嵌合された外筒及び内筒によって構成されていてよい。
また、旅客搭乗設備1Bでは、メインユニット2のメインフレーム28とサブフレーム29の少なくとも一方が、他方に対し近接・離反するように第2方向Yへ移動可能である。同様に、拡張ユニット3のメインフレーム38とサブフレーム39とが、互いに近接・離反するように第2方向Yへ移動可能である。
なお、本実施形態では、旅客搭乗設備1の第2方向Yに延びる通路セクションの全てがその長手方向に伸縮可能に構成されているが、旅客搭乗設備1の第2方向Yに延びる通路セクションのうち少なくとも1つがその長手方向に伸縮可能に構成されていてもよい。加えて、旅客搭乗設備1の第2方向Yに延びる通路セクションのうち少なくとも1つがその長手方向に伸縮可能に構成されていてもよい。このように、通路セクションがその長手方向に伸縮可能に構成されていることによって、渡船通路7の建物側出入口241に対する船側出入口261及び/又は拡張出入口341の位置が可変となる。つまり、渡船通路7の建物側出入口241に対する船側出入口261及び/又は拡張出入口341の位置を調節することが可能となる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態を説明する。図8は、第4実施形態に係る旅客搭乗設備1Cの概略側面図であり、図9は、同じく概略平面図である。図8及び図9に示す第4実施形態に係る旅客搭乗設備1Cでは、第2方向Yに離れた建物側出入口セクション24と船側出入口セクション26との間が、第1〜3の通路セクション21(21a,21b,21c)によって接続されていることを、前述の第1実施形態に係る旅客搭乗設備1に対し追加の特徴としている。なお、本実施形態の説明においては、前述の第1実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
旅客搭乗設備1Cのメインユニット2において、建物側出入口セクション24と船側出入口セクション26は第2方向Yへ離れて配置され、それぞれ独立したフレーム28,28’に昇降可能に支持されている。そして、建物側出入口セクション24と船側出入口セクション26との間に、第1〜3の通路セクション21(21a,21b,21c)が直列的に配置されている。
第2通路セクション21bの第2方向Yのうち一方側には、第2方向Yに延びる第1通路セクション21aが回動可能に連結され、第2方向Yに向けて開口する連結口221が形成された連結部22が設けられている。第2通路セクション21bの第2方向のうち他方側には、第3通路セクション21cが回動可能且つその長手方向にスライド可能に連結されている。つまり、第1通路セクション21a、第2通路セクション21b、第3通路セクション21cが、第2方向Yに並んでいる。
更に、第2通路セクション21bには、船舶側へ向けて第1方向Xに突出する出入口部25が設けられている。出入口部25には、船舶側へ向けて第1方向Xに追加の船側出入口251が開口している。
上記構成の旅客搭乗設備1において、メインユニット2の連結部22と拡張ユニット3の連結部32とが連結されると、平面視において、メインユニット2の第1通路セクション21aと拡張ユニット3の第1拡張通路セクション31aとが第1方向Xに平行に並ぶ。そして、メインユニット2のメイン通路71と拡張ユニット3の拡張通路72とが連通されることによって、1箇所の建物側出入口241と3箇所の船側出入口261,251,341とを繋ぐ渡船通路7が形成される。
[第5実施形態]
図10は、第5実施形態に係る旅客搭乗設備1Dの概略平面図である。図10に示す旅客搭乗設備1Dは、拡張ユニット3が、メインユニット2のうち建物側出入口セクション24又は船側出入口セクション26と連結されることを、前述の第1実施形態に係る旅客搭乗設備1に対し追加の特徴としている。なお、本実施形態の説明においては、前述の第1実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
旅客搭乗設備1Dのメインユニット2では、建物側出入口セクション24に連結部22が設けられている。この連結部22は、建物側出入口セクション24から船側出入口セクション26へ向けて第1方向Xに突出している。一方、拡張ユニット3では、拡張出入口セクション34の出入口部342が建物へ向けて第1方向Xへ突出している。ここで、拡張ユニット3の拡張出入口341は、追加の建物側出入口として機能する。
そして、メインユニット2の離間している建物側出入口セクション24と船側出入口セクション26との間に、拡張ユニット3の第2拡張通路セクション31bが挿入され、第2拡張通路セクション31bに設けられた連結部32とメインユニット2の連結部22とが連結される。これにより、メインユニット2のメイン通路71と拡張ユニット3の拡張通路72とが連通され、2箇所の建物側出入口241,341と1箇所の船側出入口261とを繋ぐ渡船通路7が形成される。
なお、上記の旅客搭乗設備1Dでは、メインユニット2のうち建物側出入口セクション24と拡張ユニット3とが連結されるが、同様に、メインユニット2の船側出入口セクション26と拡張ユニット3とが連結されてもよい。この場合、拡張ユニット3の拡張出入口341は追加の船側出入口として機能する。
以上に、本発明の好適な実施の形態を説明した。上記第2〜5実施形態における特徴点は、組み合わせて第1実施形態に係る旅客搭乗設備1に適用することができる。また、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
1,1A〜D :旅客搭乗設備
2 :メインユニット
20 :メイン通路体
21,21a〜c :通路セクション
22 :連結部
221 :連結口(第1連結口)
24 :建物側出入口セクション
241 :建物側出入口
242 :出入口部
243 :フラップ
244 :水平床部
25 :出入口部
251 :追加の船側出入口
26 :船側出入口セクション
261 :船側出入口
262 :出入口部
263 :フラップ
264 :水平床部
28 :メインフレーム
29 :サブフレーム
3 :拡張ユニット
30 :拡張通路体
31,31a〜c :拡張通路セクション
32 :連結部
321 :連結口(第2連結口)
34 :拡張出入口セクション
341 :出入口
342 :出入口部
343 :フラップ
344 :水平床部
38 :メインフレーム
39 :サブフレーム
50 :(建物の)搭乗口
60 :(船舶の)乗船口
7 :渡船通路
71 :メイン通路
72 :拡張通路
61〜65 :昇降装置

Claims (8)

  1. 建物側出入口と船側出入口とを繋ぐメイン通路を形成しているメイン通路体を有し、当該メイン通路体に第1連結口が設けられたメインユニットと、
    追加の建物側出入口又は船側出入口として機能する拡張出入口と第2連結口とを繋ぐ拡張通路を形成している拡張通路体を有し、前記メインユニットから独立した拡張ユニットとを備え、
    前記第1連結口と前記第2連結口とを連結及び連結解除するように前記メインユニットに対し前記拡張ユニットが可動である、
    船舶旅客搭乗設備。
  2. 前記メイン通路体が、前記建物側出入口が設けられた建物側出入口セクション、前記船側出入口が設けられた船側出入口セクション、及び、前記建物側出入口セクションと前記船側出入口セクションとの間を繋ぐ1以上の通路セクションを含み、隣り合うセクションが回動可能に連結されている、
    請求項1に記載の船舶旅客搭乗設備。
  3. 前記通路セクションのうちの少なくとも1つに、追加の建物側出入口又は船側出入口が設けられている、
    請求項2に記載の船舶旅客搭乗設備。
  4. 前記通路セクションのうちの少なくとも1つが、その長手方向に伸縮可能である、
    請求項2又は3に記載の船舶旅客搭乗設備。
  5. 前記メインユニットが、前記建物側出入口セクションと前記船側出入口セクションとを独立して昇降させる昇降装置を有する、
    請求項2〜4のいずれか一項に記載の船舶旅客搭乗設備。
  6. 前記拡張通路体が、前記拡張出入口が設けられた拡張出入口セクション、及び、1以上の拡張通路セクションから成り、隣り合うセクションが回動可能に連結されている、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の船舶旅客搭乗設備。
  7. 前記拡張通路セクションのうちの少なくとも1つが、その長手方向に伸縮可能である、
    請求項6に記載の船舶旅客搭乗設備。
  8. 前記拡張ユニットが、前記拡張出入口セクションを昇降させる昇降装置を有する、
    請求項6又は7に記載の船舶旅客搭乗設備。
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