JP2017117945A - ソレノイドアクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ソレノイドアクチュエータの制御領域を拡大させる。【解決手段】ソレノイドアクチュエータ20,21は、コイル41と、コイル41の磁力によって励磁されるベース50と、励磁されたベース50の吸引力によって移動するプランジャ60と、プランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値L1以下となったときにプランジャ60を吸引力とは反対の方向に付勢する付勢部70,71と、プランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値L1よりも小さい第2所定値L2以下となったときにプランジャ60の移動を制限する制限部70,72と、備える。【選択図】図2
Description
本発明は、ソレノイドアクチュエータに関するものである。
特許文献1には、ケース内に設けられる円筒状のコイルと、コイルの内周側に配置される磁性体と、コイルに通電することで発生する磁力によって磁性体に向かって移動するプランジャと、を備えるソレノイドアクチュエータが開示されている。
このソレノイドアクチュエータは、磁性体とプランジャとの間に設けられるストッパ部材をさらに備える。ストッパ部材は、プランジャの移動を制限し、プランジャの最大駆動位置を規定している。
しかしながら、特許文献1に記載のソレノイドアクチュエータでは、コイルに電流が供給されプランジャが最大駆動位置に移動すると、プランジャとストッパ部材との間の隙間に油膜が形成され、プランジャとストッパ部材との張り付きが生じる。プランジャがストッパ部材に張り付くことで、コイルに供給される電流を小さくしてもプランジャは最大駆動位置に留まり易くなる。このため、プランジャとストッパ部材との張り付きが生じる最大駆動位置周辺の領域ではヒステリシスが大きくなり、コイルに供給される電流を調整することでプランジャの位置を制御することが困難となる。
一般的に、ヒステリシスが大きい領域は制御領域から除外されるため、ソレノイドアクチュエータの制御領域は、プランジャとストッパ部材との張り付きの影響が及ぶ領域を除いた領域に制限される。このようにソレノイドアクチュエータの制御領域が制限されると、プランジャによって駆動される弁体の動作範囲も制限されるため、作動流体の流量等を調整することができる範囲が狭くなるおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ソレノイドアクチュエータの制御領域を拡大させることを目的とする。
第1の発明は、軸方向に対向する可動鉄心と固定鉄心との間の距離が第1所定値以下となったときに可動鉄心を吸引力とは反対の方向に付勢する付勢部と、軸方向に対向する可動鉄心と固定鉄心との間の距離が第1所定値よりも小さい第2所定値以下となったときに可動鉄心の移動を制限する制限部と、備えることを特徴とする。
第1の発明では、軸方向に対向する可動鉄心と固定鉄心との間の距離が第1所定値以下となったとき、可動鉄心は、付勢部によって吸引力とは反対の方向に付勢される。このため、可動鉄心が制限部に張り付くことが抑制され、結果として、可動鉄心が制限部に張り付くことにより生ずるヒステリシスが解消される。
第2の発明は、付勢部と制限部とが軸方向に対向する可動鉄心と固定鉄心との間に配置されることを特徴とする。
第2の発明では、可動鉄心と固定鉄心とが直接接触することがないため、可動鉄心や固定鉄心が衝突によって破損することを防止することができる。また、固定鉄心に可動鉄心が接近する際の衝撃が付勢部によって吸収されるため、ソレノイドアクチュエータの作動音を低減させることができる。
第3の発明は、付勢部と制限部とが一体的に形成されることを特徴とする。
第3の発明では、付勢部と制限部とが一体的に形成され、付勢部と制限部とを別々に形成する必要がない。このため、部品点数が削減され、ソレノイドアクチュエータの製造コストを低減させることができる。
本発明によれば、ソレノイドアクチュエータの制御領域を拡大させることができる。
(第1実施形態)
以下、図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態に係るソレノイドアクチュエータ20を備えるアクチュエータ装置1について説明する。
以下、図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態に係るソレノイドアクチュエータ20を備えるアクチュエータ装置1について説明する。
図1に示すように、アクチュエータ装置1は、ソレノイドアクチュエータ20と、ソレノイドアクチュエータ20により駆動されるバルブ装置10と、を備える。
バルブ装置10は、作動油等の作動流体が流れる流路に設置されるスプール弁である。バルブ装置10は、円筒状のバルブスリーブ11と、バルブスリーブ11内に摺動自在に設けられるスプール12と、を有する。スプール12は、ソレノイドアクチュエータ20によって駆動され、バルブスリーブ11内をバルブスリーブ11の軸方向に移動する。バルブスリーブ11の側面の開口部には図示しない流路がそれぞれ接続される。
バルブ装置10は、スプール12の位置に応じて流路の連通開度を変化させることでバルブスリーブ11内を通じて流路に流れ込む作動油の流量を調整する。
ソレノイドアクチュエータ20は、ボビン40に巻き回されたコイル41と、ボビン40の内周側に嵌め込まれる固定鉄心としてのベース50と、非磁性リング51を介してベース50と接続されるスリーブ52と、スリーブ52内に摺動自在に配置される可動鉄心としてのプランジャ60と、ベース50とプランジャ60との間に圧縮された状態で介装されるスプリング62と、これらを収容するケース30と、を備える。ソレノイドアクチュエータ20は、コイル41に通電することで発生する磁界によってベース50が励磁され、励磁されたベース50の吸引力によってプランジャ60を軸方向に移動させる電磁アクチュエータである。
ケース30は、鉄等の磁性材によって形成される有底円筒状部材であり、ソレノイドアクチュエータ20を構成する各種部材を収容する。ケース30の開口端はバルブ装置10のバルブスリーブ11の一端をかしめ固定するかしめ部として構成される。
ボビン40は、両端に鍔部を有する円筒状部材であり、電気絶縁性の樹脂によって形成される。鍔部の間のボビン胴体部の外周面に巻き回された導電性線材がコイル41を構成する。ボビン40の一方の鍔部には、コイル41に電気的に接続される端子42が設けられる。
端子42は、ボビン40がケース30内に配置された状態で、ケース30の切欠部を通じて外部に突出する。端子42を介してコイル41に電流を流すことで、コイル41の周囲に磁界が発生する。
スリーブ52は、鉄等の磁性材によって形成される円筒状部材であり、プランジャ60が摺動自在に収容される摺動孔52aを有する。ベース50は、鉄等の磁性材によって形成される円柱状部材であり、プランジャ60の一端を収容可能な収容凹部50aと、収容凹部50aと同軸上に形成されスプリング62を収容する収容穴50bと、を有する。
ベース50及びスリーブ52は軸方向に並んでボビン40の内側に圧入される。ベース50はケース30内において底面側に配置され、スリーブ52はケース30内において開口端側に配置される。
ベース50とスリーブ52とは、非磁性材によって形成される円筒状の非磁性リング51によって連結される。非磁性リング51の一端はスリーブ52の端部外周面に形成された環状凹部に外嵌めされ、非磁性リング51の他端はベース50の端部外周面に形成された環状凹部に外嵌めされる。このように非磁性リング51が固定されることで、スリーブ52とベース50とは軸方向に離間した状態となり、スリーブ52とベース50との間に隙間が形成される。
プランジャ60は、鉄等の磁性材によって形成される円筒状部材であり、シャフト61が挿通する貫通孔60aと、スリーブ52の内周面に摺接する外周面60bと、ベース50の収容凹部50aの底面50cに対向する端面60cと、外周面60bに軸方向に沿って複数形成される連通溝60dと、を有する。
プランジャ60が収容されるベース50及びスリーブ52内は作動油で満たされている。プランジャ60によって仕切られるベース50及びスリーブ52内の各油室は、連通溝60dによって常時連通される。このため、ベース50及びスリーブ52内の作動油はプランジャ60の移動に応じて連通溝60dを通じて移動することとなり、プランジャ60の移動が作動油によって妨げられることはない。
貫通孔60aを挿通するシャフト61は、ステンレス鋼等の非磁性体によって形成される棒状部材であり、シャフト61の外周面には、プランジャ60がかしめ固定される。シャフト61は、プランジャ60を軸方向に貫通しており、プランジャ60の両端面から両端部が突出している。シャフト61の一端部は、図示しない結合手段によってバルブ装置10のスプール12に結合される。シャフト61の他端部には、貫通孔60aよりも外径が大きい鍔状のばね受け部61aが形成される。
なお、上記構成では、シャフト61はプランジャ60に固定されているが、これに限定されず、シャフト61はプランジャ60の貫通孔60aに遊びを持って挿入されてもよい。この場合、プランジャ60がスリーブ52から抜け出ることを防止するために、スリーブ52の摺動孔52aに抜止部が設けられる。
スプリング62は、コイル41への通電時にプランジャ60に作用する吸引力とは反対の方向にプランジャ60を付勢するコイルスプリングである。スプリング62の一端は、シャフト61のばね受け部61aに係止され、スプリング62の他端は、ベース50の収容穴50b内に収容され係止される。
図2に拡大して示すように、ソレノイドアクチュエータ20は、プランジャ60の端面60cに対向するベース50の収容凹部50aの底面50cに配置されるウェーブワッシャ70をさらに備える。
ウェーブワッシャ70は、図3に示されるように、円環状の部材であり、例えばステンレス鋼や真鍮といった非磁性材によって形成される。ウェーブワッシャ70の周方向における断面は、図4に示されるように、凹凸を有する波状に形成される。なお、ウェーブワッシャ70の形状は、円環状に限定されず、径方向に切り欠かれた切欠部を有するC字状であってもよい。
図4に示されるように、ウェーブワッシャ70の軸方向の長さは、軸方向から外力が作用しない状態では自然長L1となり、軸方向から外力が作用すると最大圧縮時長さL2まで変化する。最大圧縮時長さL2は、ウェーブワッシャ70の厚さにほぼ等しい。
次に、図1,図2及び図5を参照して、上記構成のアクチュエータ装置1の作動について説明する。図5は、コイル41に供給される電流値とプランジャ60のストローク量の関係について示している。
アクチュエータ装置1では、ソレノイドアクチュエータ20のコイル41に電流が通電されていない場合、プランジャ60は、スプリング62によって図1の矢印Aの方向へ付勢される。この時、スプール12はバルブスリーブ11に設けられたストッパ部に当接し、プランジャ60とスプール12とは、図1に示される初期位置で停止した状態となる。
ソレノイドアクチュエータ20のコイル41に所定以上の電流が供給されると、コイル41の周囲に発生した磁界によってベース50が励磁され、プランジャ60はベース50に向けて引き寄せられる。つまり、プランジャ60は、図1の矢印Bの方向へと移動する。プランジャ60の移動に伴って、シャフト61を介してプランジャ60と連結されるスプール12も移動する。スプール12は、プランジャ60を吸引する力とスプリング62の付勢力とが釣り合う位置まで移動する。このようにスプール12が移動することで、バルブスリーブ11を通過して流路に流れ込む作動油の流量が調整される。プランジャ60を吸引する力は、コイル41に供給される電流値によって変化するため、コイル41に供給される電流値を変更することによってプランジャ60のストローク量、すなわち、スプール12の位置を制御することができる。
図5に示されるように、コイル41に供給される電流値が徐々に増加し、プランジャ60のストローク量が第1位置S1に達すると、プランジャ60はウェーブワッシャ70に当接する。換言すると、プランジャ60のストローク量が第1位置S1に達したとき、軸方向に対向するプランジャ60の端面60cとベース50の底面50cとの間の距離が第1所定値としてのウェーブワッシャ70の自然長L1となり、プランジャ60の端面60cがウェーブワッシャ70に当接する。
プランジャ60がベース50に向けてさらに引き寄せられるのに伴って、ウェーブワッシャ70はプランジャ60によって徐々に圧縮される。ウェーブワッシャ70は、圧縮されることで、プランジャ60をベース50とは反対の方向に向けて付勢する付勢力を生じる。
コイル41に供給される電流がさらに増加され、プランジャ60のストローク量が第2位置S2に達すると、プランジャ60の移動は、ウェーブワッシャ70によって制限される。換言すると、プランジャ60のストローク量が第2位置S2に達したとき、プランジャ60の端面60cとベース50の底面50cとの間の距離が第2所定値としてのウェーブワッシャ70の最大圧縮時長さL2となり、プランジャ60がベース50に向かってそれ以上移動することが制限される。つまり、ウェーブワッシャ70によってプランジャ60の最大駆動位置が規定される。
このように、プランジャ60とベース50とは接触することなく、軸方向において対向するプランジャ60とベース50との間の距離はウェーブワッシャ70の最大圧縮時長さL2以上離れた状態に保たれる。一般的に、プランジャ60とベース50とが接触する直前の領域では吸引力が急激に増大する。このような領域では、コイル41に供給される電流値とプランジャ60のストローク量との関係が不安定となるため制御領域から除外する必要がある。このため、ウェーブワッシャ70の最大圧縮時長さL2、すなわち、ウェーブワッシャ70の厚さは、吸引力が急激に増大する領域にプランジャ60が至る前にプランジャ60の移動を制限するように設定される。
プランジャ60のストローク量が第2位置S2、すなわち、最大駆動位置となった後、コイル41に供給される電流を減少させると、プランジャ60をベース50に向けて吸引する力も弱まる。このとき、圧縮されていたウェーブワッシャ70は、プランジャ60をベース50とは反対の方向に向けて付勢する。また、この付勢力は、ウェーブワッシャ70の形状を、図4に示されるような波状の断面を有する形状に戻らせる復元力としても作用する。
このように、プランジャ60が最大駆動位置に至った後、コイル41に供給される電流が減少されると、プランジャ60は、ウェーブワッシャ70によってウェーブワッシャ70から離れる方向に付勢され、ウェーブワッシャ70は、波状の断面を有する形状に戻る。したがって、最大駆動位置においてプランジャ60の端面60cがウェーブワッシャ70に吸着していたとしても、コイル41に供給される電流が減少されることで、プランジャ60はウェーブワッシャ70から直ちに離れることになる。
また、一般的に、プランジャ60とスリーブ52との間の摺動摩擦力は、コイル41に供給される電流が大きいほど、すなわち、磁界が強いほど大きくなる。そして、この摺動摩擦力は、プランジャ60が最大駆動位置から戻る際には、静止摩擦力として作用する。このため、プランジャ60が最大駆動位置に至った後、コイル41に供給される電流を減少させても、比較的大きい静止摩擦力がプランジャ60に作用するため、プランジャ60のストローク量は減少しにくくなる。
これに対して、第1実施形態に係るソレノイドアクチュエータ20では、プランジャ60が最大駆動位置から戻る際、ウェーブワッシャ70の付勢力が、プランジャ60とスリーブ52との間の静止摩擦力に対向するように作用する。このため、プランジャ60が最大駆動位置に至った後であっても、プランジャ60のストローク量は、コイル41に供給される電流の大きさに応じて変化し易くなる。
このように、ウェーブワッシャ70は、プランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値以下となったときにプランジャ60を付勢する付勢部として機能するとともに、プランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値よりも小さい第2所定値以下となったときにプランジャ60の移動を制限する制限部として機能する。
そして、プランジャ60とベース50との間にウェーブワッシャ70が設けられることで、プランジャ60が制限部に張り付くことにより生ずるヒステリシスを解消することができるとともに、静止摩擦力によるヒステリシスを小さくすることができる。この結果、ソレノイドアクチュエータ20の制御領域を拡大することができる。
上記第1実施形態に係るアクチュエータ装置1のソレノイドアクチュエータ20によれば、以下に示す効果を奏する。
ソレノイドアクチュエータ20は、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値以下となったときにプランジャ60を吸引力とは反対の方向に付勢する付勢部として機能するとともに、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値よりも小さい第2所定値以下となったときにプランジャ60の移動を制限する制限部として機能するウェーブワッシャ70を備える。
上記機能を有するウェーブワッシャ70が設けられたことにより、プランジャ60が制限部に張り付くことが防止され、プランジャ60が張り付くことにより生ずるヒステリシスを解消することができる。この結果、ソレノイドアクチュエータ20の制御領域を拡大することができる。
一方、押圧部を備えていない従来のソレノイドアクチュエータでは、プランジャの移動を制限するストッパ部材にプランジャが吸着してしまうと、プランジャを吸引する力が減少しても、プランジャは、最大駆動位置に留まることになる。この場合について、図6を参照して具体的に説明する。
図6に示されるように、コイルに供給される電流が上昇し、プランジャのストロークが最大駆動位置Smaxに到達した際に、最大駆動位置Smaxを規定するストッパ部材にプランジャが張り付いてしまうと、コイルに供給される電流を減少させても、プランジャは最大駆動位置Smaxに留まることになる。
このように、ストッパ部材とプランジャとの張り付きが生じる領域では、ヒステリシスが大きくなる。ヒステリシスが大きい領域ではプランジャのストローク量を正確に制御することができないため、従来のソレノイドアクチュエータでは制御領域が狭くなる。
これに対して、本実施形態によるソレノイドアクチュエータ20では、図5に示されるように、プランジャ60の張り付きが生じないため、制御可能なプランジャ60のストローク範囲を最大駆動位置Smaxまで拡大することができる。
以下、第1実施形態に係るソレノイドアクチュエータ20の変形例について説明する。
上記ソレノイドアクチュエータ20では、ウェーブワッシャ70は、ベース50の収容凹部50aの底面50cに配置される。これに代えて、ウェーブワッシャ70は、プランジャ60の端面60cに配置されてもよいし、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値以下となったときにプランジャ60を吸引力とは反対の方向に付勢することができればどのような位置に配置されてもよい。
また、上記ソレノイドアクチュエータ20では、ウェーブワッシャ70は、1枚設けられている。これに代えて、ウェーブワッシャ70を複数枚重ねて設けてもよい。
また、上記ソレノイドアクチュエータ20では、付勢部及び制限部として機能する部材としてウェーブワッシャ70が採用されている。これに代えて、非磁性材により形成されるコイルスプリングや皿バネ、または、ゴムや樹脂により形成される弾性リングを、付勢部及び制限部として機能する部材として採用してもよい。この場合、コイルスプリングや皿バネの自然長は、ウェーブワッシャ70の自然長L1となるように設定され、コイルスプリングの密着時の長さや皿バネの最大圧縮時の軸方向長さは、ウェーブワッシャ70の最大圧縮時長さL2となるように設定される。また、軸方向から外力が作用しない状態での弾性リングの軸方向長さは、ウェーブワッシャ70の自然長L1となるように設定され、弾性リングの最大圧縮時の軸方向長さは、ウェーブワッシャ70の最大圧縮時長さL2となるように設定される。
(第2実施形態)
次に、図7を参照して、第2実施形態に係るソレノイドアクチュエータ21を備えるアクチュエータ装置1について説明する。図7は、図2に対応する部分を示しており、図7では、第1実施形態と同一の構成部分には第1実施形態と同一の符号を付している。
次に、図7を参照して、第2実施形態に係るソレノイドアクチュエータ21を備えるアクチュエータ装置1について説明する。図7は、図2に対応する部分を示しており、図7では、第1実施形態と同一の構成部分には第1実施形態と同一の符号を付している。
図7に示すように、第2実施形態に係るソレノイドアクチュエータ21では、ウェーブワッシャ70に代えて、付勢部として機能する弾性リング71と、制限部として機能するワッシャ72と、が収容凹部50aの底面50cに配置される。
弾性リング71は、ゴムや樹脂等により形成され、軸方向から外力が作用しない状態で軸方向長さL3を有する環状部材である。弾性リング71は、プランジャ60の端面60cが接触することによって変形し、復元力を生じる。復元力は、プランジャ60を吸引力とは反対の方向に付勢する付勢力としてプランジャ60に作用する。弾性リング71の断面形状は、円形に限定されず、楕円形や矩形,X字状であってもよい。
ワッシャ72は、例えばステンレス鋼や真鍮等の非磁性材により形成される環状板部材であり、弾性リング71の内側に配置される。ワッシャ72の軸方向長さL4、すなわち、ワッシャ72の厚さは、吸引力が急激に増大する領域にプランジャ60が至る前にプランジャ60の移動を制限するように設定される。
なお、弾性リング71の軸方向長さL3は、上記第1実施形態におけるウェーブワッシャ70の自然長L1に相当し、ワッシャ72の軸方向長さL4は、ウェーブワッシャ70の最大圧縮時長さL2に相当する。
次に、図5及び図7を参照して、ソレノイドアクチュエータ21を備えるアクチュエータ装置1の作動について説明する。
ソレノイドアクチュエータ21のコイル41に所定以上の電流が供給されると、コイル41の周囲に発生した磁界によってベース50が励磁され、プランジャ60はベース50に向けて引き寄せられる。シャフト61を介してプランジャ60と連結されるスプール12は、プランジャ60を吸引する力とスプリング62の付勢力とが釣り合う位置まで移動する。このようにアクチュエータ装置1では、上記第1実施形態に係るソレノイドアクチュエータ20を備えるアクチュエータ装置1と同様に、スプール12が移動することで、バルブスリーブ11を通過して流路に流れ込む作動油の流量が調整される。
図5に示されるように、コイル41に供給される電流値が徐々に増加し、プランジャ60のストローク量が第1位置S1に達すると、プランジャ60は弾性リング71に当接する。換言すると、プランジャ60のストローク量が第1位置S1に達したとき、軸方向に対向するプランジャ60の端面60cとベース50の底面50cとの間の距離が第1所定値としての弾性リング71の軸方向長さL3となり、プランジャ60の端面60cが弾性リング71に当接する。
プランジャ60がベース50に向けてさらに引き寄せられるのに伴って、弾性リング71はプランジャ60によって徐々に圧縮される。弾性リング71は、圧縮されることで、プランジャ60をベース50とは反対の方向に向けて付勢する付勢力を生じる。
コイル41に供給される電流がさらに増加され、プランジャ60のストローク量が第2位置S2に達すると、プランジャ60の移動は、ワッシャ72によって制限される。換言すると、プランジャ60のストローク量が第2位置S2に達したとき、プランジャ60の端面60cとベース50の底面50cとの間の距離が第2所定値としてのワッシャ72の軸方向長さL4となり、プランジャ60がベース50に向かってそれ以上移動することが制限される。つまり、ワッシャ72によってプランジャ60の最大駆動位置が規定される。
このように、プランジャ60とベース50とは接触することなく、軸方向において対向するプランジャ60とベース50との間の距離はワッシャ72の軸方向長さL4以上離れた状態に保たれる。
プランジャ60のストローク量が第2位置S2、すなわち、最大駆動位置となった後、コイル41に供給される電流を減少させると、プランジャ60をベース50に向けて吸引する力も弱まる。このとき、圧縮されていた弾性リング71は、プランジャ60をベース50とは反対の方向に向けて付勢する。
このように、プランジャ60が最大駆動位置に至った後、コイル41に供給される電流が減少されると、プランジャ60は、弾性リング71によってワッシャ72から離れる方向に付勢される。このため、最大駆動位置においてプランジャ60の端面60cがワッシャ72に吸着していたとしても、コイル41に供給される電流が減少されることで、プランジャ60はワッシャ72から直ちに離れることになる。
また、第2実施形態に係るソレノイドアクチュエータ21では、上記第1実施形態に係るソレノイドアクチュエータ20と同様に、プランジャ60が最大駆動位置から戻る際、弾性リング71の付勢力が、プランジャ60とスリーブ52との間の静止摩擦力に対向するように作用する。このため、プランジャ60が最大駆動位置に至った後であっても、プランジャ60のストローク量は、コイル41に供給される電流の大きさに応じて変化し易くなる。
このように、弾性リング71は、プランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値以下となったときにプランジャ60を付勢する付勢部として機能し、ワッシャ72は、プランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値よりも小さい第2所定値以下となったときにプランジャ60の移動を制限する制限部として機能する。
プランジャ60とベース50との間に弾性リング71とワッシャ72が設けられることで、プランジャ60が制限部に張り付くことにより生ずるヒステリシスを解消することができるとともに、静止摩擦力によるヒステリシスを小さくすることができる。この結果、ソレノイドアクチュエータ21の制御領域を拡大することができる。
以上の第2実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
ソレノイドアクチュエータ21は、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値以下となったときにプランジャ60を吸引力とは反対の方向に付勢する付勢部として機能する弾性リング71と、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値よりも小さい第2所定値以下となったときにプランジャ60の移動を制限する制限部として機能するワッシャ72と、を備える。
弾性リング71が設けられたことにより、プランジャ60がワッシャ72に張り付くことが防止され、プランジャ60が張り付くことにより生ずるヒステリシスを解消することができる。この結果、ソレノイドアクチュエータ21の制御領域を拡大することができる。
以下、本発明の第2実施形態に係るソレノイドアクチュエータ21の変形例について説明する。
上記ソレノイドアクチュエータ21では、弾性リング71及びワッシャ72は、ベース50の収容凹部50aの底面50cに配置される。これに代えて、何れか一方または両方をプランジャ60の端面60cに配置してもよい。なお、弾性リング71は、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値以下となったときにプランジャ60を吸引力とは反対の方向に付勢することができればどのような位置に配置されてもよい。また、ワッシャ72は、プランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値よりも小さい第2所定値以下となったときにプランジャ60の移動を制限することができればどのような位置に配置されてもよい。
また、上記ソレノイドアクチュエータ21では、弾性リング71とワッシャ72とは、同一平面上に配置される。これに代えて、弾性リング71の内側に配置されるワッシャ72を収容するための収容溝を底面50cに形成してもよい。この場合、ワッシャ72が収容溝内に配置されるため、ワッシャ72の径方向への移動が規制される。なお、弾性リング71をワッシャ72の内側に配置し、弾性リング71を収容する収容溝を底面50cに形成してもよい。
また、上記ソレノイドアクチュエータ21では、付勢部として弾性リング71が採用されている。これに代えて、付勢部として非磁性材により形成されるコイルスプリングや皿バネを採用してもよい。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
ソレノイドアクチュエータ20,21は、供給される電流に応じて磁力を発生するコイル41と、コイル41の磁力によって励磁されるベース50と、励磁されたベース50の吸引力によって軸方向に移動するプランジャ60と、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値L1以下となったときにプランジャ60を吸引力とは反対の方向に付勢する付勢部70,71と、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値L1よりも小さい第2所定値L2以下となったときにプランジャ60の移動を制限する制限部70,72と、備えることを特徴とする。
この構成では、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値L1以下となったとき、プランジャ60は、付勢部70,71によって吸引力とは反対の方向に付勢され、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間の距離が第1所定値L1よりも小さい第2所定値L2以下となったとき、プランジャ60の移動は、制限部70,72によって制限される。このように、付勢部70,71が設けられたことにより、プランジャ60が制限部70,72に張り付くことが抑制され、プランジャ60が張り付くことにより生ずるヒステリシスが解消される。この結果、ソレノイドアクチュエータ20,21の制御領域を拡大することができる。また、制御可能なストローク範囲が拡大されることで、ストローク量を確保するためにソレノイドアクチュエータ20,21を大型化する必要がなくなる。このため、ソレノイドアクチュエータ20,21の小型化が可能となり、製造コストを低減させることができる。
また、付勢部70,71と制限部70,72とは、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間に配置されることを特徴とする。
この構成では、軸方向に対向するプランジャ60とベース50との間に付勢部70,71及び制限部70,72が配置される。このように、プランジャ60とベース50とが直接接触することがないため、プランジャ60やベース50が衝突によって破損することを防止することができる。また、ベース50にプランジャ60が接近する際の衝撃が付勢部70,71によって吸収されるため、ソレノイドアクチュエータ20,21の作動音を低減させることができる。
また、付勢部70と制限部70とは、一体的に形成されることを特徴とする。
この構成では、付勢部70と制限部70とが一体的に形成される。付勢部70と制限部70とを別々に形成する必要がないため、部品点数が削減され、ソレノイドアクチュエータ20の製造コストを低減させることができるとともに、組立性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、ソレノイドアクチュエータ20,21は、コイル41に通電することで、スプール12をコイル41側に変位させるいわゆるプル式である。これに代えて、ソレノイドアクチュエータは、コイル41に通電することで、スプール12をコイル41とは反対側に変位させるいわゆるプッシュ式であってもよい。
また、ソレノイドアクチュエータ20,21は、プランジャ60に連結されたスプール12を駆動するものである。これに代えて、ソレノイドアクチュエータ20,21は、プランジャ60によりポペット弁を駆動させるものであってもよい。なお、プランジャ60により駆動される弁体としては、流路の開度を調整するものであれば、どのような形式の弁体であってもよい。
1・・・アクチュエータ装置、10・・・バルブ装置、12・・・スプール、20,21・・・ソレノイドアクチュエータ、41・・・コイル、50・・・ベース(固定鉄心)、50a・・・収容凹部、50c・・・底面、60・・・プランジャ(可動鉄心)、60c・・・端面、62・・・スプリング、70・・・ウェーブワッシャ(付勢部,制限部)、71・・・弾性リング(付勢部)、72・・・ワッシャ(制限部)、L1・・・ウェーブワッシャ70の自然長(第1所定値)、L2・・・ウェーブワッシャ70の最大圧縮時長さ(第2所定値)、L3・・・弾性リング71の軸方向長さ(第1所定値)、L4・・・ワッシャ72の軸方向長さ(第2所定値)
Claims (3)
- 供給される電流に応じて磁力を発生するコイルと、
前記コイルの磁力によって励磁される固定鉄心と、
励磁された前記固定鉄心の吸引力によって軸方向に移動する可動鉄心と、
前記軸方向に対向する前記可動鉄心と前記固定鉄心との間の距離が第1所定値以下となったときに前記可動鉄心を前記吸引力とは反対の方向に付勢する付勢部と、
前記軸方向に対向する前記可動鉄心と前記固定鉄心との間の距離が前記第1所定値よりも小さい第2所定値以下となったときに前記可動鉄心の移動を制限する制限部と、備えることを特徴とするソレノイドアクチュエータ。 - 前記付勢部と前記制限部とは、前記軸方向に対向する前記可動鉄心と前記固定鉄心との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドアクチュエータ。
- 前記付勢部と前記制限部とは、一体的に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のソレノイドアクチュエータ。
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JP2004286112A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Ckd Corp | 電磁弁 |
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-
2016
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Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015113929A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電磁弁およびブレーキユニット |
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