JP2017117870A - 太陽電池モジュール及びその製造方法 - Google Patents

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裕志 長島
好哉 西島
Yoshiya Nishijima
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Abstract

【課題】基板と配線との接着強度を改善することができる太陽電池モジュール及びその製造方法を提供する。【解決手段】本太陽電池モジュールは、基板11と、基板11上に設けられた、第1の電極121を有する光電変換部12と、光電変換部12に接続され、光電変換部12からの電気を外部に取り出す配線13と、基板11上の、配線13が配置される位置に設けられた接着層124と、を有する。接着層124は光電変換部12との間に間隔を有しており、配線13は接着層124に接着されており、第1の電極121と接着層124とは同じ金属材料を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池モジュール及びその製造方法に関する。
太陽電池モジュールにおいて、光電変換部で発電された電気を外部に取り出すための配線が基板上に接着される場合がある。例えば、特許文献1には、基板上にバスバー金属層(配線)が樹脂接着層を介して固定されることが開示されている。
特開2014−57059号公報
しかしながら、樹脂接着層は、高温に弱く、経年劣化が生じやすい。そのため、樹脂接着層による配線の基板への接着には信頼性が十分であるとは言えない。そこで、他の接着方法としてハンダ付けや超音波接合で配線を基板に接合することが考えられるが、ガラス基板の場合、非金属−金属接合となるため、接合強度を十分に強くすることができない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、基板と配線との接着強度を改善することができる太陽電池モジュール及びその製造方法を提供することを目的とする。
本太陽電池モジュールは、基板と、基板上に設けられた、第1の電極を有する光電変換部と、光電変換部に接続され、光電変換部からの電気を外部に取り出す配線と、基板上の、配線が配置される位置に設けられた接着層と、を有する。接着層は光電変換部との間に間隔を有しており、配線は接着層に接着されており、第1の電極と接着層とは同じ金属材料を含む。
開示の技術によれば、基板と配線との接着強度を改善することができる太陽電池モジュール及びその製造方法を提供できる。
第1の実施の形態に係る太陽電池モジュールの概略図である。 第1の実施の形態に係る太陽電池モジュールの製造工程を例示する図である。 第1の実施の形態の変形例1に係る太陽電池モジュールの製造工程を例示する図である。 第1の実施の形態の変形例2に係る太陽電池モジュールの製造工程を例示する図である。 第2の実施の形態に係る太陽電池モジュールの製造工程を例示する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
[太陽電池モジュールの構造]
初めに太陽電池モジュールの概要について説明する。図1は、第1の実施の形態に係る太陽電池モジュールの概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面の概略図である。
図1を参照するに、太陽電池モジュール10は、基板11上に、第1の電極121、光電変換層122及び第2の電極123が順に積層された光電変換部12と、接着層124を介して基板11に固定された配線13とを有するサブストレート構造の太陽電池モジュールである。
基板11として、例えば、ガラス基板が挙げられる。又、第1の電極121として、例えば、モリブデン(Mo)やモリブデンを少なくとも含む金属層が挙げられる。光電変換層122として、例えば、シリコン系や化合物系の光電変換層が挙げられる。第2の電極123として、例えば、BZO(boron doped zinc oxide)、亜鉛酸化物(ZnO)、インジウム酸化物(In)、又はインジウムスズ酸化物(ITO)等を含む金属酸化物等からなる透明導電層が挙げられる。配線13は、銅等の導電性の金属であり、インジウム等の他の金属に囲まれていてもよい。なお、上記構成は一例に過ぎず、これらに限定されるものではない。
本実施の形態において、平面視したときに、第1の電極121よりも光電変換層122及び第2の電極123が小さくなっている。又、平面視したときに、光電変換層122と第2の電極123とが一致するように重なっている。つまり、光電変換部12の端部において、基板11と第1の電極121と光電変換層122及び第2の電極123とで階段形状が形成されている。
接着層124は、配線13が配置される位置において、配線13と基板11との間に位置する金属層であり、第1の電極121と同じ金属材料を含んでいる。又、光電変換部12と接着層124とは接しておらず、間隔を有している。そのため、接着層124は光電変換部12から絶縁されている。
配線13は、光電変換部12で発電された電気を外部に取り出すためのものであり、光電変換部12の第1の電極121に接着されると共に、接着層124に接着されている。
なお、接着層124の表面には、光電変換層122や第2の電極123を構成する材料が存在したり、それらの材料と第1の電極121との化合物が存在したりする場合があり得るが、特に問題はない。
[太陽電池モジュールの製造方法]
次に、太陽電池モジュール10の製造方法について図2を基に説明する。図2は、第1の実施の形態に係る太陽電池モジュールの製造工程を例示する図であり、図1(a)のA−A線に沿う断面である。まず、図2(a)に示す工程では、基板11上に、第1の電極121、光電変換層122及び第2の電極123を順に積層し、積層体14を形成する。第1の電極121、光電変換層122及び第2の電極123の製膜方法としては、スパッタリングやCVD(chemical vapor deposition)等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
次に、図2(b)に示す工程では、積層体14の端部において、配線13が配置される第1の位置にある光電変換層122と第2の電極123とを除去し、第1の電極121の表面を露出する露出部14xを形成する。又、配線13が配置される第1の位置よりも内側(基板11の中央部側)であり、第1の位置とは離れた第2の位置の光電変換層122と第2の電極123とを除去し、第1の電極121の表面を露出する露出部14yを形成する。露出部14x及び14yは、例えば、レーザ等を用いた光学的手法、針等を用いた機械的手法、或いはそれらを組み合わせた手法等により形成することができるが、これらに限定されるものではない。
次に、図2(c)に示す工程では、露出部14xが形成された第1の位置よりも外側(基板11の端部側)の積層体14を除去し、基板11の表面を露出する露出部12xを形成する。又、露出部14xが形成された第1の位置と露出部14yが形成された第2の位置との間の第3の位置の積層体14を除去し、基板11の表面を露出する露出部12yを形成する。露出部12x及び12yは、例えば、レーザ等を用いた光学的手法、針等を用いた機械的手法、或いはそれらを組み合わせた手法等を用いることができるが、これらに限定されるものではない。
露出部12x及び12yを形成した後に基板11の中央部に残った積層体14が光電変換部12となり、積層体14から分離した第1の電極121が接着層124となる。又、光電変換部12の端部において、基板11と第1の電極121と光電変換層122及び第2の電極123とで階段形状が形成される。
次に、図2(d)に示す工程では、接着層124上に配線13を接着する。配線13は、例えば、ハンダ付けや超音波接合により接着層124に接着することができるが、これらに限定されるものではない。なお、図示していないが、配線13は光電変換部12の第1の電極121にも接着される。以上の工程により、図1に示す太陽電池モジュール10が完成する。
このように、太陽電池モジュール10において、第1の電極121は基板11に例えばスパッタリング等で製膜されたものであり、かつ接着層124は、光電変換部12の第1の電極121から分離して形成されたものである。そのため、接着層124は基板11に強固に固定されている。
又、接着層124は第1の電極121が分離されたものであるため、第1の電極121と同じ金属材料を含む金属層である。そのため、配線13を接着層124にハンダ付けや超音波接合で接着する場合、金属接合となるため、接着層124を介して配線13を強固に基板11に固定することができる。
又、配線13と第1の電極121との接着もハンダ付けや超音波接合で接着可能であり、この接着も金属接合となるため、配線13は第1の電極121に強固に固定される。
又、第1の電極121と接着層124とは同一工程で作製できるので、製造工程の増加に伴うコスト上昇を生じない。
〈第1の実施の形態の変形例1〉
第1の実施の形態の変形例1では、光電変換部12の端部に階段形状を形成しない例を示す。なお、第1の実施の形態の変形例1において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図3は、第1の実施の形態の変形例1に係る太陽電池モジュールの製造工程を例示する図であり、図1(a)のA−A線に沿う断面である。まず、図3(a)に示す工程では、図2(a)に示す工程と同様に、基板11上に、第1の電極121、光電変換層122及び第2の電極123を順に積層し、積層体14を形成する。
次に、図3(b)に示す工程では、積層体14の端部において、配線13が配置される位置よりも外側に位置する積層体14を除去し、基板11の表面を露出する露出部14vを形成する。又、配線13が配置される位置よりも内側に溝ができるように積層体14を除去し、基板11の表面を露出する露出部14wを形成する。
露出部14v及び14wの形成により、積層体14の一部が分離され、基板11の中央部に残った積層体14が光電変換部12となる。露出部14v及び14wは、例えば、レーザ等を用いた光学的手法、針等を用いた機械的手法、或いはそれらを組み合わせた手法等を用いることができるが、これらに限定されるものではない。
次に、図3(c)に示す工程では、配線13が配置される位置(図3(b)の露出部14vと露出部14wとの間)の光電変換層122と第2の電極123とを除去し、露出した第1の電極121が接着層124となる。光電変換層122及び第2の電極123を除去するには、例えば、レーザ等を用いた光学的手法、針等を用いた機械的手法、或いはそれらを組み合わせた手法等を用いることができるが、これらに限定されるものではない。
次に、図3(d)に示す工程では、図2(d)に示す工程と同様に、接着層124上に配線13を接着する。これにより、光電変換部12の端部に階段形状を有しない太陽電池モジュール10Aが作製される。
第1の実施の形態のように、光電変換部12の端部に階段形状を形成するのはシャントが生じることを防止するためである。従って、シャントが生じるおそれが少ない場合等には、第1の実施の形態の変形例1に係る太陽電池モジュール10Aのように、光電変換部12の端部に階段形状を形成しなくてもよい。
接着層124を介して配線13を強固に基板11に固定できる等の効果については、第1の実施の形態と同様である。
〈第1の実施の形態の変形例2〉
第1の実施の形態の変形例2では、基板11上に残渣を残す例を示す。なお、第1の実施の形態の変形例2において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図4は、第1の実施の形態の変形例2に係る太陽電池モジュールの製造工程を例示する図であり、図1(a)のA−A線に沿う断面である。まず、図4(a)に示す工程では、図2(a)に示す工程と同様に、基板11上に、第1の電極121、光電変換層122及び第2の電極123を順に積層し、積層体14を形成する。次に、図4(b)に示す工程では、図2(b)に示す工程と同様に、積層体14の端部に、露出部14x及び露出部14yを形成する。
次に、図4(c)に示す工程では、図2(c)に示す工程と同様に、積層体14の端部に、露出部12x及び露出部12yを形成する。この際、基板11上に、積層体14の残渣125を残しておく。
残渣125は、例えば、レーザにより露出部12xを形成する場合に、レーザの径の外縁部に残すことができる。通常は、残渣部分に更にレーザを照射して残渣を除去するが、ここでは積極的に残渣を残している。例えば、露出部12xの長手方向(図1(a)の基板11における短手方向)に沿って直線状に残渣を残すことができる。なお、露出部12yの長手方向に沿って直線状に残渣を残してもよいし、露出部12x及び12yの長手方向に沿って直線状に残渣を残してもよい。なお、本実施の形態では、光電変換部12の全周の端部において、基板11と第1の電極121と光電変換層122及び第2の電極123とで階段形状が形成されているため、基板11の長手方向にもレーザ照射をして、階段形状を形成する。そのため、基板11の短手方向だけではなく、長手方向においても残渣125を形成してよい。
次に、図4(d)に示す工程では、図2(d)に示す工程と同様に、接着層124上に配線13を接着する。これにより、基板11上の端部に残渣125が残った太陽電池モジュール10Bが作製される。
このように、基板11上に積層体14の残渣125を残しておいてもよい。太陽電池モジュール10Bは、基板11を覆うように樹脂製のシート等でラミネート処理される。雨等の水が基板11とシートとの間から浸入しようとした場合、残渣125が水を堰き止める働きをするため、太陽電池モジュール10Bの防水性能を向上させることが可能となる。
接着層124を介して配線13を強固に基板11に固定できる等の効果については、第1の実施の形態と同様である。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態では、本発明をスーパーストレート構造の太陽電池モジュールに適用する例を示す。なお、第2の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図5は、第2の実施の形態に係る太陽電池モジュールの製造工程を例示する図であり、図1(a)のA−A線に沿う断面である。まず、図5(a)に示す工程では、基板11上に、第2の電極123、光電変換層122及び第1の電極121を順に積層し、積層体15を形成する。スーパーストレート構造の太陽電池モジュールでは、太陽光が基板11側から入射するため、光電変換層122に対して基板11側に透明導電層である第2の電極123が設けられ、基板11とは反対側に金属層である第1の電極121が設けられる。
次に、図5(b)に示す工程では、積層体15の端部において、階段形状を形成する部分を除去し、第2の電極123の表面を露出する露出部15xを形成する。露出部15xは、例えば、レーザ等を用いた光学的手法、針等を用いた機械的手法、或いはそれらを組み合わせた手法等により形成することができるが、これらに限定されるものではない。なお、サブストレート構造の太陽電池モジュールの場合と同様に、階段形状の形成は必須ではなく、階段形状を形成しない場合には、この工程は不要である。
次に、図5(c)に示す工程では、積層体15の端部において、配線13が配置される位置よりも外側に位置する積層体15を除去し、基板11の表面を露出する露出部16xを形成する。又、配線13が配置される位置よりも内側に露出部15xに連通する溝ができるように積層体15を除去し、基板11の表面を露出する露出部16yを形成する。
露出部16x及び16yを形成した後に基板11の中央部に残った積層体15が光電変換部16となり、積層体15から分離した部分が接着層17となる。又、光電変換部16の端部において、基板11と第2の電極123と光電変換層122及び第1の電極121とで階段形状が形成される。
接着層17は、第1の層128、第2の層127及び第3の層126の積層体となる。なお、第1の層128、第2の層127及び第3の層126は、夫々第2の電極123、光電変換層122及び第1の電極121が分離したものである。露出部16x及び16yは、例えば、レーザ等を用いた光学的手法、針等を用いた機械的手法、或いはそれらを組み合わせた手法等を用いることができるが、これらに限定されるものではない。
次に、図5(d)に示す工程では、接着層17上に配線13を接着する。接着層17の最上層である第3の層126は、第1の電極121と同様の金属層であるから、配線13は、例えば、ハンダ付けや超音波接合により第3の層126に接着することができる。これにより、スーパーストレート構造の太陽電池モジュール10Cが作製される。
このように、本発明は、サブストレート構造の太陽電池モジュールばかりではなく、スーパーストレート構造の太陽電池モジュールにも適用することができる。
以上、好ましい実施の形態等について詳説したが、上述した実施の形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、各実施の形態は、適宜組み合わせることができる。例えば、スーパーストレート構造の太陽電池モジュールにおいて、基板11上に残渣を残してもよい。
10、10A、10B、10C 太陽電池モジュール
11 基板
12、16 光電変換部
12x、12y、14v、14w、14x、14y、15x、16x、16y 露出部
13 配線
14、15 積層体
121 第1の電極
122 光電変換層
123 第2の電極
124 接着層
125 残渣
126 第3の層
127 第2の層
128 第1の層

Claims (12)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられた、第1の電極を有する光電変換部と、
    前記光電変換部に接続され、前記光電変換部からの電気を外部に取り出す配線と、
    前記基板上の、前記配線が配置される位置に設けられた接着層と、を有し、
    前記接着層は前記光電変換部との間に間隔を有しており、
    前記配線は前記接着層に接着されており、
    前記第1の電極と前記接着層とは同じ金属材料を含む、太陽電池モジュール。
  2. 前記第1の電極は、少なくともモリブデンを含む、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記光電変換部は、前記第1の電極上に光電変換層が設けられており、平面視したときに、前記光電変換層は前記第1の電極よりも小さい、請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記接着層は複数の層が積層されてなり、
    前記配線は、前記複数の層のうちの前記第1の電極と同じ金属材料を含む層に接着されている、請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記基板はガラスである、請求項1乃至4の何れか一項に記載の太陽電池モジュール。
  6. 基板上に少なくとも、金属材料を含む第1の電極、光電変換層及び第2の電極を順に積層し積層体を形成する第1の工程と、
    前記基板上に接着層を作製する第2の工程と、
    前記接着層上に配線を接着する第3の工程と、を有し、
    前記第2の工程は、
    前記積層体の端部において、前記配線が配置される位置よりも内側に溝ができるように前記積層体を除去し、前記積層体の一部を分離し、残った前記積層体からなる光電変換部を形成する工程と、
    分離された前記積層体の一部において、前記光電変換層と前記第2の電極とを除去し、前記第1の電極からなる接着層を形成する工程と、を含む、太陽電池モジュールの製造方法。
  7. 基板上に少なくとも、第2の電極、光電変換層及び金属材料を含む第1の電極を順に積層し積層体を形成する第1の工程と、
    前記基板上に接着層を作製する第2の工程と、
    前記接着層上に配線を接着する第3の工程と、を有し、
    前記第2の工程では、
    前記積層体の端部において、前記配線が配置される位置よりも内側に溝ができるように前記積層体を除去し、前記積層体の一部を分離して接着層を形成すると共に、残った前記積層体からなる光電変換部を形成する、太陽電池モジュールの製造方法。
  8. 前記第2の工程において、前記積層体の端部において、前記配線が配置される位置よりも外側に位置する前記積層体を除去すると共に、前記位置よりも内側に前記溝ができるように前記積層体を除去する、請求項6又は7に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  9. 基板上に少なくとも、金属材料を含む第1の電極、光電変換層及び第2の電極を順に積層し積層体を形成する第1の工程と、
    前記基板上に接着層を作製する第2の工程と、
    前記接着層上に配線を接着する第3の工程と、を有し、
    前記第2の工程は、
    前記積層体の端部において、前記配線が配置される第1の位置と前記第1の位置よりも内側であり、前記第1の位置とは離れた第2の位置の前記光電変換層と前記第2の電極とを除去する工程と、
    前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置の前記積層体を除去し、残った前記積層体からなる光電変換部と、残った前記積層体から分離した前記第1の電極からなる接着層とを形成する工程と、を含む、太陽電池モジュールの製造方法。
  10. 前記第2の工程において、前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置と前記第1の位置よりも外側の前記積層体を除去し、残った前記積層体からなる光電変換部と、残った前記積層体から分離した前記第1の電極からなる接着層とを形成する、請求項9に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  11. 前記第3の工程において、前記配線を前記接着層にハンダ付け又は超音波接合で接着する、請求項6乃至10の何れか一項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  12. 前記第2の工程において、前記配線が配置される位置よりも外側に位置する前記積層体を除去するときに、前記基板上に前記積層体の残渣を残す、請求項6乃至11の何れか一項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
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