JP2017117324A - ジョイスティック - Google Patents

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【課題】組立てが容易で且つ操作感覚が滑らかなジョイスティックを提供する。
【解決手段】このジョイスティック80の自動復帰手段60は、復帰磁石62と位置決め磁石64との引力によって自動復帰を行うため、極めて滑らかな操作感覚を得ることができる。また、操作スティック5の直立状態時に最大の引力が働くため、直立状態における操作スティック5の遊びの発生を防止することができる。さらに、この自動復帰手段60は操作スティック5の端部に設けられた復帰磁石62と、ケース部1側に固定された位置決め磁石64と、で構成される。このため、部品点数が少なく、また狭隘部に構成部品を設置する必要がないため、組立てを容易に行うことができる。これにより、組立て作業の時間短縮と簡略化、及びコスト削減を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、機械機器等の操作に用いるジョイスティックの構造に関するものである。
ジョイスティックはラジコンやゲーム、医療用機器、産業用ロボット、その他の機械機器の操作に汎用的に使用される複合可変抵抗器の一つである。このようなジョイスティックに関し本願発明者は下記[特許文献1]に記載の発明を行った。ここで、[特許文献1]に記載の従来の2軸のジョイスティック50の構成を簡単に説明する。
図6に示す従来のジョイスティック50は、回転軸M1、M2が互いにX軸、Y軸として直交するように設置された2つの回転型可変抵抗器V1、V2と、使用者が直立状態から所定の角度の範囲で任意の方向に傾けることが可能な操作スティック5と、この操作スティック5の傾きをX軸、Y軸方向の回動に変換する連結手段Nと、を有している。また、図6のジョイスティック50の連結手段Nは、スリットを備え弧状に湾曲した連結板11と、この連結板11と直交するように設置されたブッシュ12とを有し、この連結板11のスリットとブッシュ12とが立体的に交差する点に操作スティック5の一端が摺動可能に挿入されて構成される。そして、連結板11とブッシュ12の回転軸がそれぞれ回転型可変抵抗器V1、V2の回転軸M1、M2と接続する。ここで、使用者が操作スティック5を傾けると、その傾きは連結手段Nによって連結板11とブッシュ12の回動に変換される。そして、この連結板11及びブッシュ12の回動は回転型可変抵抗器V1、V2の回転軸M1、M2をそれぞれ回転し、これにより回転型可変抵抗器V1、V2の抵抗値が操作スティック5のX軸方向、Y軸方向の傾きに応じてそれぞれ変化する。
また、ジョイスティック50は、使用者が力を加えないフリーの状態の時に操作スティック5を直立状態に復帰させる自動復帰手段K1、K2を備えている。尚、本願における直立状態とは操作スティック5がXY面に対して垂直な状態を意味する。そして、このジョイスティック50の自動復帰手段K1、K2は、連結板11とブッシュ12の回転軸にそれぞれ接続した可動板22、23と、これら可動板22、23を閉じるように付勢するコイルバネ21と、を有している。そして、コイルバネ21が可動板22、23を閉じた状態に保持することで操作スティック5を直立状態に維持する。ここで使用者が操作スティック5を傾けると可動板22、23のいずれか一方が開方向に回動する。そして、使用者が操作スティック5を離すとコイルバネ21が可動板22、23を閉じるように動作し、これにより操作スティック5は直立状態に復帰する。
特開2002−108473号公報
しかしながら、[特許文献1]に記載の自動復帰手段K1、K2は部品点数が多く、特に小型のジョイスティック50では組立てが煩雑であるという問題点がある。また、コイルバネ21は開状態で弾性力が働くため、可動板22、23が閉じた状態では弾性力が弱く、操作スティック5が直立した状態において遊びが生じるという問題点がある。さらに[特許文献1]に記載の自動復帰手段K1、K2は、操作スティック5の傾斜方向によって開動作する可動板22、23が変化する。そして、開動作する可動板22、23が他方に移行する際に微かな機械的抵抗が生じる場合がある。この機械的抵抗は使用者の滑らかな操作感覚を損なうため、好ましいものではない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、組立てが容易で且つ操作感覚が滑らかなジョイスティックを提供することを目的とする。
本発明は、
(1)直立状態から所定の角度の範囲内で傾けることが可能な操作スティック5と、前記操作スティック5の傾きを回転軸の回動に変換する連結手段40と、前記連結手段40と接続し前記回転軸の回動により抵抗値が変化する回転型可変抵抗器と、前記操作スティック5を直立状態に復帰させる自動復帰手段60と、を有するジョイスティック80において、
前記自動復帰手段60は、前記連結手段40を貫通した前記操作スティック5の一端に設けられた復帰磁石62と、前記操作スティック5の直立状態時の軸線上に前記復帰磁石62と所定の間隙を取って固定された位置決め磁石64とを有し、前記復帰磁石62と前記位置決め磁石64との間の引力によって前記操作スティック5を直立状態に復帰させることを特徴とするジョイスティック80を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)連結手段40が、操作スティックの傾きをX軸、Y軸の回転軸M1、M2の回動にそれぞれ変換するとともに、前記X軸、Y軸のそれぞれに回転型可変抵抗器V1、V2を有することを特徴とする上記(1)に記載のジョイスティック80を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)操作スティック5を特定の傾斜角度に倒したときの軸線上に前記復帰磁石62と所定の間隙を取って固定された第2の位置決め磁石74を有し、前記復帰磁石62と前記第2の位置決め磁石74との間の引力によって前記操作スティック5を前記特定の傾斜角度に位置させる保持手段70a、70bを備えたことを特徴とする上記(1)または(2)記載のジョイスティック80を提供することにより、上記課題を解決する。
(4)操作スティック5を特定の傾斜角度に倒したときの軸線上に前記復帰磁石62と所定の間隙を取って固定された第2の位置決め磁石74を有し、前記第2の位置決め磁石74は所定の半径を有する円孔72を備えるとともに前記円孔72の内側を磁極面として、前記復帰磁石62と前記円孔72の内側との間に働く引力によって前記操作スティック5を特定の傾斜角度に位置させる保持手段70bを備えたことを特徴とする上記(2)記載のジョイスティック80を提供することにより、上記課題を解決する。
(5)操作スティック5を非磁性体で構成することを特徴とする上記(1)乃至(4)のいずれかに記載のジョイスティック80を提供することにより、上記課題を解決する。
本発明に係るジョイスティックの自動復帰手段は、磁力によって操作スティックを直立状態に復帰、維持する。これにより、本発明に係るジョイスティックは極めて滑らかな操作感覚を得ることができる。また、直立状態時に最大の引力が働くため、直立状態における操作スティックの遊びを防止することができる。さらに、部品点数が少なく、また狭隘部に構成部品を設置する必要がないため、組立てを容易に行うことができる。これにより、組立て作業の時間短縮と簡略化、及びコスト削減を行うことができる。さらに、保持手段を備えた構成では、操作スティックを瞬時に精度良く特定の傾斜角度もしくは特定の方向に位置させることができる。
本発明に係るジョイスティックの内部を示す斜視図である。 本発明に係るジョイスティックの内部を側面方向及び底面方向から示した図である。 本発明に係る第1の形態の保持手段を備えたジョイスティックの内部を示す斜視図である。 本発明に係る第1の形態の保持手段を備えたジョイスティックの断面図である。 本発明に係る第2の形態の保持手段を備えたジョイスティックの内部を示す斜視図である。 従来の2軸のジョイスティックを説明する図である。
本発明に係るジョイスティック80の実施の形態について図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係るジョイスティック80の内部を模式的に示す斜視図である。また、図2(a)は本発明に係るジョイスティック80の側面方向からの模式断面図であり、図2(b)はジョイスティック80の内部を底面方向から示した図である。尚、ここでは2軸のジョイスティックを例に説明を行うが、本発明は1軸のジョイスティックに適用しても良い。また、従来技術と同等な部材に関しては同符号で表す。
本発明に係るジョイスティック80は、直立状態から所定の角度の範囲内で傾けることが可能な操作スティック5と、この操作スティック5の傾きを回転軸の回動に変換する連結手段40と、この連結手段40と接続し前記回転軸の回動により抵抗値が変化する回転型可変抵抗器V1、V2と、操作スティック5を直立状態に復帰させる自動復帰手段60と、を有している。
ジョイスティック80の操作スティック5は、使用者がこれを傾けることで機器を操作するものであり、支点として機能する球形のボール部5aを有している。そして、このボール部5aはケース部1に固定されたボール受4に可動な状態で挿入され、これにより操作スティック5はケース部1に対して所定の角度の範囲内で任意の方向に傾くことが可能となる。また、操作スティック5のケース部1側(基側)の一端には、後述する自動復帰手段60の復帰磁石62が固定する。尚、操作スティック5は、復帰磁石62の磁力によって自身が強い磁力を帯びないように、アルミニウム、銅、非磁性ステンレス、真鍮、プラスチック等の周知の非磁性体材料を用いることが好ましく、中でも特に真鍮を用いることが好ましい。
次に、連結手段40の好適な一例を説明する。尚、連結手段40は特に以下の構成に限定されるわけではなく、操作スティック5の傾斜を回転軸の回動に変換することが可能な周知の機械機構を用いることができる。
本発明に係るジョイスティック80の好適な連結手段40は、スリット46a、46bを備え弧状に湾曲した2つの連結板44a、44bと、この連結板44a、44bの一端と接続しケース部1に軸支された連結板回転軸42a、42bと、連結板44a、44bの他端と接続し同じくケース部1に軸支されたダミーシャフト48a、48bと、を有している。尚、連結板回転軸42a、42bとダミーシャフト48a、48bとはX軸、Y軸に沿って対向する位置に設けられ、また連結板44a、44bの湾曲部は異なる径を有するため、連結板44a、44bは、図2(a)、(b)に示すように、平面視で直交したねじれの位置をとる。そして、連結板44a、44bが立体的に交差する位置のスリット46a、46bに操作スティック5を摺動可能に挿し入れる。これにより、操作スティック5は連結手段40を貫通して、連結手段40から突出する。そして、連結手段40を貫通した操作スティック5の端部には前述した自動復帰手段60の復帰磁石62が設置される。また、一方の連結板回転軸42aは回転型可変抵抗器V1の回転軸M1と接続し、他方の連結板回転軸42bは回転型可変抵抗器V2の回転軸M2と接続する。これにより、使用者が操作スティック5を傾けると、操作スティック5のX軸方向の傾きによって連結板44aが回動し、Y軸方向の傾きによって連結板44bが回動する。この連結板44a、44bの回動により、連結板回転軸42a、42bと回転軸M1、M2がそれぞれ回転し、回転型可変抵抗器V1、V2の抵抗値が操作スティック5のX軸、Y軸方向の傾きの角度に応じてそれぞれ変化する。
次に、本願発明の大きな特徴である自動復帰手段60に関して説明する。本発明に係る自動復帰手段60は、操作スティック5の一端に固定した復帰磁石62と、操作スティック5が直立状態をとる時の軸線上に設けられた位置決め磁石64と、を有している。尚、位置決め磁石64は、復帰磁石62と接触しないように所定の間隙を取ってケース部1側に固定する。また、復帰磁石62と位置決め磁石64とは所定の磁力を有する周知の永久磁石を用い、かつ対向する面が互いに異なる磁極となるように設置する。これにより、復帰磁石62と位置決め磁石64との間には引力が生じ、操作スティック5がフリーの状態では復帰磁石62と位置決め磁石64とが引き合って、図2(a)に示すように、両磁石が対向した状態となる。そして、このとき操作スティック5は直立状態となり、自動復帰手段60はこの直立状態を維持する。以上が本発明に係る自動復帰手段60の動作である。
また、本発明に係るジョイスティック80は、上記の構成に加えて以下に示すような保持手段を備えていても良い。ここで、図3は第1の形態の保持手段70aを備えたジョイスティック80の内部を模式的に示す斜視図であり、図4はこのジョイスティック80の側面方向の模式断面図である。また、図5は第2の形態の保持手段70bを備えたジョイスティック80の内部を模式的に示す斜視図である。尚、ここでの特定の傾斜角度とは、ジョイスティック80で頻繁に使用する角度や位置、また機器に指定された角度や位置等であり、例えば直立状態と最大傾斜角度の中間の角度等が挙げられる。
本発明に係る第1の形態の保持手段70aは、図3、図4に示すように、操作スティック5が特定の傾斜角度になったときの軸線上に第2の位置決め磁石74を備えている。尚、第2の位置決め磁石74も復帰磁石62と接触しないように所定の間隙を取って固定される。そして、特に第1の形態の保持手段70aでは第2の位置決め磁石74が、内側(内周面)が磁極面で且つ所定の半径の円孔72を有している。そして、復帰磁石62の外面と円孔72の内面とは互いに異なる磁極とする。これにより、復帰磁石62と円孔72との間には引力が生じ、操作スティック5がある程度を傾くと復帰磁石62と円孔72とが引き合い、図4(a)に示すように操作スティック5を特定の角度に位置させ、この状態を保持する。これにより、使用者は瞬時に操作スティック5を特定の傾斜角度に精度良く位置させることができる。尚、この第1の形態の保持手段70aでは、円孔72の内面を磁極面とすることで、操作スティック5を任意の方向で特定の傾斜角度とすることができる。また、円孔72の内面は、図4(b)に示すように、傾斜時の復帰磁石62の外面と対向する斜面としても良い。さらに、円孔72を有する第2の位置決め磁石74を複数段設け、操作スティック5を複数の傾斜角度で段階的に保持可能としても良い。
次に、本発明に係る第2の形態の保持手段70bを説明する。第2の形態の保持手段70bは、図5に示すように、操作スティック5が特定の傾斜方向になったときの軸線上に第2の位置決め磁石74を有する。このとき、第2の位置決め磁石74は復帰磁石62と接触しないように所定の間隙を取って固定するとともに、復帰磁石62と第2の位置決め磁石74との対向面は互いに異なる磁極とする。これにより、操作スティック5がある程度特定の方向に傾くと復帰磁石62と第2の位置決め磁石74とが引き合い、操作スティック5を特定の傾きの方向に位置させる。そして、この状態を保持する。これにより、使用者は瞬時に操作スティック5を特定の方向に精度良く位置させることができる。尚、図5では第2の位置決め磁石74を十字方向に4つ設けた例を示しているが、保持手段70bにおける第2の位置決め磁石74はこの方向、個数に限定されるわけではなく、任意の位置に任意の個数設置することができる。
尚、保持手段70a、70bを備えたジョイスティック80では、前述の特定の角度においても自動復帰手段60を機能させ、フリー状態となった場合に直立状態に自動復帰するようにしても良い。この場合、使用者は操作スティック5の操作抵抗の強弱によって保持手段70a、70bによる特定の角度を認識する。また、復帰磁石62、位置決め磁石64、第2の位置決め磁石74の磁力を最適化して、操作スティック5を直立状態に近い状態とした時のみに自動復帰手段60を機能させ直立状態に保持するようにしても良い。この場合、保持手段70a、70bによって特定の角度に保持された操作スティック5は、フリー状態となっても直立状態には復帰せず、この特定の角度の状態が維持される。
以上のように、本発明に係るジョイスティック80の自動復帰手段60は、復帰磁石62と位置決め磁石64との引力によって自動復帰を行うため、操作時に機械的な抵抗が生じず、極めて滑らかな操作感覚を得ることができる。また、操作スティック5の直立状態時に最大の引力が働くため、直立状態における操作スティック5の遊びの発生を防止することができる。さらに、本発明に係る自動復帰手段60は、連結手段40を貫通した操作スティック5の端部に設けられた復帰磁石62と、ケース部1側に固定された位置決め磁石64と、で構成される。このため、従来の自動復帰手段と比較して部品点数が少なく、また狭隘部に構成部品を設置する必要がないため、組立てを容易に行うことができる。これにより、組立て作業の時間短縮と簡略化、及びコスト削減を行うことができる。
さらに、保持手段70a、70bを備えた構成では、操作スティック5を特定の傾斜角度、傾斜位置に近づけたときにガイドとしての引力が生じる。これにより、使用者は瞬時に操作スティック5を特定の傾斜角度に精度良く位置させることができる。
尚、本例で示したジョイスティック80、自動復帰手段60、保持手段70a、70bは一例であり、各構成部材の形状、寸法、動作機構、材質等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
5 操作スティック
40 連結手段
60 自動復帰手段
62 復帰磁石
64 位置決め磁石
70a、70b 保持手段
72 円孔
74 第2の位置決め磁石
80 ジョイスティック
V1、V2 回転型可変抵抗器
本発明は、
(1)直立状態から所定の角度の範囲内で傾けることが可能な操作スティック5と、前記操作スティック5の傾きを回転軸の回動に変換する連結手段40と、前記連結手段40と接続し前記回転軸の回動により抵抗値が変化する回転型可変抵抗器と、前記操作スティック5を直立状態に復帰させる自動復帰手段60と、を有するジョイスティック80において、
前記連結手段40は、スリット46a(46b)を備え弧状に湾曲した連結板44a(44b)と、前記連結板44a(44b)の一端を軸支するとともに前記回転型可変抵抗器V1(V2)の回転軸M1(M2)と接続する連結板回転軸42a(42b)と、を有し、前記操作スティック5は、前記連結板44a(44b)のスリット46a(46b)に摺動可能に挿し入れられ、
前記自動復帰手段60は、前記連結手段40を貫通した前記操作スティック5の一端に設けられた復帰磁石62と、前記操作スティック5の直立状態時の軸線上に前記復帰磁石62と所定の間隙を取って固定された位置決め磁石64とを有し、前記復帰磁石62と前記位置決め磁石64との間の引力によって前記操作スティック5を直立状態に復帰させることを特徴とするジョイスティック80を提供することにより、上記課題を解決する。
次に、連結手段40説明する
本発明に係るジョイスティック80連結手段40は、スリット46a、46bを備え弧状に湾曲した2つの連結板44a、44bと、この連結板44a、44bの一端と接続しケース部1に軸支された連結板回転軸42a、42bと、連結板44a、44bの他端と接続し同じくケース部1に軸支されたダミーシャフト48a、48bと、を有している。尚、連結板回転軸42a、42bとダミーシャフト48a、48bとはX軸、Y軸に沿って対向する位置に設けられ、また連結板44a、44bの湾曲部は異なる径を有するため、連結板44a、44bは、図2(a)、(b)に示すように、平面視で直交したねじれの位置をとる。そして、連結板44a、44bが立体的に交差する位置のスリット46a、46bに操作スティック5を摺動可能に挿し入れる。これにより、操作スティック5は連結手段40を貫通して、連結手段40から突出する。そして、連結手段40を貫通した操作スティック5の端部には前述した自動復帰手段60の復帰磁石62が設置される。また、一方の連結板回転軸42aは回転型可変抵抗器V1の回転軸M1と接続し、他方の連結板回転軸42bは回転型可変抵抗器V2の回転軸M2と接続する。これにより、使用者が操作スティック5を傾けると、操作スティック5のX軸方向の傾きによって連結板44aが回動し、Y軸方向の傾きによって連結板44bが回動する。この連結板44a、44bの回動により、連結板回転軸42a、42bと回転軸M1、M2がそれぞれ回転し、回転型可変抵抗器V1、V2の抵抗値が操作スティック5のX軸、Y軸方向の傾きの角度に応じてそれぞれ変化する。

Claims (5)

  1. 直立状態から所定の角度の範囲内で傾けることが可能な操作スティックと、前記操作スティックの傾きを回転軸の回動に変換する連結手段と、前記連結手段と接続し前記回転軸の回動により抵抗値が変化する回転型可変抵抗器と、前記操作スティックを直立状態に復帰させる自動復帰手段と、を有するジョイスティックにおいて、
    前記自動復帰手段は、前記連結手段を貫通した前記操作スティックの一端に設けられた復帰磁石と、前記操作スティックの直立状態時の軸線上に前記復帰磁石と所定の間隙を取って固定された位置決め磁石とを有し、前記復帰磁石と前記位置決め磁石との間の引力によって前記操作スティックを直立状態に復帰させることを特徴とするジョイスティック。
  2. 連結手段が、操作スティックの傾きをX軸、Y軸の回転軸の回動にそれぞれ変換するとともに、前記X軸、Y軸のそれぞれに回転型可変抵抗器を有することを特徴とする請求項1に記載のジョイスティック。
  3. 操作スティックを特定の傾斜角度に倒したときの軸線上に前記復帰磁石と所定の間隙を取って固定された第2の位置決め磁石を有し、前記復帰磁石と前記第2の位置決め磁石との間の引力によって前記操作スティックを前記特定の傾斜角度に位置させる保持手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のジョイスティック。
  4. 操作スティックを特定の傾斜角度に倒したときの軸線上に前記復帰磁石と所定の間隙を取って固定された第2の位置決め磁石を有し、前記第2の位置決め磁石は所定の半径を有する円孔を備えるとともに前記円孔の内側を磁極面として、前記復帰磁石と前記円孔の内側との間に働く引力によって前記操作スティックを特定の傾斜角度に位置させる保持手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のジョイスティック。
  5. 操作スティックを非磁性体で構成することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のジョイスティック。
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