JP2021096677A - ジョイスティック、入力デバイス、およびゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジョイスティックに必要とされる遊びを削減する。【解決手段】本開示によれば、筐体に据え付けられるジョイスティックが提供される。ジョイスティックは、スティック部と、第1の梁部および第2の梁部を有し、第1の梁部および第2の梁部が交差点で接続された交差梁部と、スティック部を第2の梁部に接続する接続部と、を備える。ジョイスティックが筐体に据え付けられた状態において、第1の梁部は、筐体に固定される。スティック部が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部から、接続部を介して交差梁部に力が伝達する。第1の梁部および第2の梁部はそれぞれ、交差梁部に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成される。スティック部、交差梁部、および接続部が一体成形されている。【選択図】図2

Description

本開示は、ジョイスティック、入力デバイス、およびゲーム機に関する。
従来、移動体、情報処理装置など様々な機器に対してユーザの操作を受け付けるための入力デバイスが利用されている。例えば、移動体を移動させるために、ジョイスティックが用いられることもある。移動体としては、航空機、車椅子など様々なものがある。また、情報処理装置の入力デバイスとして、ユーザから、方向及び量の少なくともいずれかを受け付けるものもある。情報処理装置において、これら方向及び量についてのユーザの入力に従って、ポインタなどのオブジェクトを画面上で移動させることもある。ゲーム機の分野においても、ユーザの操作を受け付ける種々の入力デバイスが利用されている。具体的には、プッシュボタン、十字キー、ジョイスティック、などを含む入力デバイスが利用される。十字キーは、典型的には、方向の入力を受け付ける入力デバイスといえる。ジョイスティックは、方向及び量の入力を受け付ける入力デバイスであり、ジョイスティックを傾けた度合いを、量の入力として受け付ける。通常、ジョイスティックは、傾けられる量を規制するための枠などの部材を有している。ユーザは、指などでジョイスティックを傾けていき、枠などに到達したことのフィードバックを受けることにより、入力デバイスにおいて最大値を入力していることを認識することができる。ジョイスティックは、アナログ値の入力が可能であるため、ユーザに細かな操作を要求するゲームに好適である。
ジョイスティックは、従来、多数の部品を組み立てることで構成されてきた。例えば、ユーザが力を加えた方向にジョイスティックを傾けるためには例えば回転機構が必要であるし、ユーザが手を離した後にジョイスティックをニュートラルの姿勢に自動的に復帰させるためには例えばばねが必要である。
特許文献1では、2種類のハウジング、位置決め部材(スティック)、テンション部材(スプリング)、調整部材(クラッチディスク)、サポート部材(Cリング)、柔軟性部材(ゴムリング)などを組み合わせたアナログスティックが提案されている。
実用新案登録第3115760号
一般に、構造体を複数の部品の組み立てにより構成する場合に、部品点数が増えるほど多くの遊びを設ける必要がある。ジョイスティックに設けられた遊びは、ユーザが触れた時にがたつきを感じさせたり、操作量の検出誤差を生じさせたりして、操作感を損なうおそれがある。そこで、遊びの少ない構造のジョイスティックが求められる。
本開示の目的は、ジョイスティックに必要とされる遊びを削減することである。
本開示の第1の態様によれば、筐体に据え付けられるジョイスティックが提供される。ジョイスティックは、スティック部と、第1の梁部および第2の梁部を有し、第1の梁部および第2の梁部が交差点で接続された交差梁部と、スティック部を第2の梁部に接続する接続部と、を備える。ジョイスティックが筐体に据え付けられた状態において、第1の梁部は、筐体に固定される。スティック部が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部から、接続部を介して交差梁部に力が伝達する。第1の梁部および第2の梁部はそれぞれ、交差梁部に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成される。スティック部、交差梁部、および接続部が一体成形されている。
本開示の第2の態様によれば、筐体に据え付けられるジョイスティックが提供される。ジョイスティックは、スティック部と、第1の梁部および第2の梁部を有し、第1の梁部および第2の梁部が交差点で接続された交差梁部と、スティック部を第2の梁部に接続する接続部と、を備える。ジョイスティックが筐体に据え付けられた状態において、第1の梁部は、筐体に固定される。スティック部が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部から、接続部を介して交差梁部に力が伝達する。第1の梁部および第2の梁部はそれぞれ、交差梁部に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成される。スティック部が基準姿勢に対して所定の上限角度分傾いた時に、スティック部をジョイスティックのうちスティック部とは異なる部分またはジョイスティックとは異なる物体に接触させなくても、スティック部が基準姿勢に対して上限角度を超えて傾くことを阻止するように構成される。
本開示の第3の態様によれば、筐体に据え付けられるジョイスティックが提供される。ジョイスティックは、スティック部材と、スティック部材が貫通可能な第1の貫通孔が形成された有孔部を備える第1の梁部材と、スティック部材の端部を収容する凹部を備え、第1の梁部材と異なる方向に延出する第2の梁部材とを備える。ジョイスティックが筐体に据え付けられた状態において、第1の梁部材および第2の梁部材が筐体に固定される。スティック部材が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部が有孔部に接触することで第1の梁部材に力が伝達する。第1の梁部材のうち有孔部を除く部分は、第1の梁部材に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成される。スティック部材が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部が凹部に接触することで第2の梁部材に力が伝達する。第2の梁部材のうち凹部を除く部分は、第2の梁部材に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成される。
本開示によれば、ジョイスティックに必要とされる遊びを削減することができる。
第1の実施形態に係るジョイスティックが筐体に据え付けられた状態を示す図である。 第1の実施形態に係るジョイスティックの構成を示す図である。 第1の実施形態に係るジョイスティックに含まれる交差梁部の構成を示す図である。 スティック部がX軸方向に傾いた時のジョイスティックのZX断面を示す図である。 スティック部がX軸方向に傾いた時に交差梁部に加わる力を示す図である。 スティック部がY軸方向に傾いた時のジョイスティックのYZ断面を示す図である。 スティック部がY軸方向に傾いた時に交差梁部に加わる力を示す図である。 第2の実施形態に係るジョイスティックの構成を示す図である。 第2の実施形態に係るジョイスティックに含まれるスティック部材の構成を示す図である。 第2の実施形態に係るジョイスティックの構成を示す図である。 第2の実施形態に係るジョイスティックの構成を示す図である。 第2の実施形態に係るジョイスティックの構成を示す図である。 第2の実施形態に係るジョイスティックに含まれるスティック部材および第2の梁部材の構成を示す図である。 第2の実施形態に係るジョイスティックに含まれる第2の梁部材のうちの凹部の構成を示す図である。 変形例1に係るジョイスティックの構成を例示する図である。 変形例2に係る入力デバイスの外観を例示する図である。 変形例3に係るゲーム機の外観を例示する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(概要)
ジョイスティックは、コンピュータの入力デバイスとして用いられている。ジョイスティックは、車両や飛行体などの移動体、工作用途などの機械において入力デバイスとして用いられている。また、コンピュータの入力デバイスとしてもジョイスティックが用いられることもあり、例えばゲーム用途のコントローラにおいてジョイスティックが用いられることもある。
ジョイスティックにはレバー(以降の説明では、「スティック部」、「スティック部材」などと称することもある)が設けられている。ユーザは、当該レバーを前後左右に倒すことにより、倒した方向および倒した量に応じた入力をすることができる。コンピュータにおいて、ジョイスティックが倒された方向と量とを、それぞれ、入力方向および入力量として処理することがある。ユーザがジョイスティックのレバーを所定の方向に所定の量だけ倒してその位置で保持している場合、入力デバイスは、その位置の情報を継続して出力する。
ジョイスティックは、入力量について、最大値まで入力していることをユーザに知覚させるための機構を有している。例えば、レバーの周囲にある枠によりレバーを傾けられる量を規制する場合、その枠までユーザがレバーを倒し、枠にレバーが接触することにより、ユーザがレバーをこれ以上倒せないことと、最大値まで入力していることとを知覚させることができる。
なお、ジョイスティックにおいて、レバーの傾きを規制する枠の形状は、円形のものもあれば、楕円形、方形など様々な形状がある。
また、ジョイスティックには、レバーをニュートラルの位置に自律的に戻すための機構を有していることがある。例えば、コンピュータにおいて、ジョイスティックのレバーがニュートラルの位置の場合に入力量を「ゼロ」とし、レバーを傾けられる最大まで倒した場合に入力量を最大として各種の処理を行う。なお、ジョイスティックにおいて、ニュートラルの位置にレバーを自律的に戻すための機構を有していないものもある。
以下、実施の形態における入力デバイスについて説明する。
(1)第1の実施形態
(1−1)ジョイスティックの構成
図1は、第1の実施形態に係るジョイスティックが筐体に据え付けられた状態を示す図である。図2は、第1の実施形態に係るジョイスティックの構成を示す図である。図3は、第1の実施形態に係るジョイスティックに含まれる交差梁部の構成を示す図である。
図1に示されるように、第1の実施形態に係るジョイスティック10は、筐体5に据え付けられる。ジョイスティック10は、ヘッド部11と、スティック部12とを含む。
ジョイスティック10が筐体5に据え付けられた状態において、ヘッド部11と、スティック部12の一部とは、筐体5から露出する。
筐体5は、ジョイスティック10を収容する。筐体5は、ジョイスティック10専用の筐体であってもよいし、ジョイスティック10を備えた入力デバイスまたはゲーム機の筐体であってもよい。いずれの場合にも、筐体5は、スティック部12が貫通可能な穴部5aを有する。
ヘッド部11は、ユーザによる操作時に、ユーザの指により押されまたはつままれたり、指をひっかけられたりする。ヘッド部11は、かかる操作に適した形状に構成され得る。ヘッド部11は、例えば、スティック部12に比べて大きな底面を有しZ方向に立つ柱状、スティック部12をキノコの軸に見立てた場合のキノコの傘のような形状、などに構成され得る。
スティック部12は、一端および他端を有する。スティック部12は、例えば、ヘッド部11に比べて小さな底面を有しZ方向に立つ柱状、ヘッド部11をキノコの傘に見立てた場合のキノコの軸のような形状に構成され得る。スティック部12の一端には、ヘッド部11が固定される。
ジョイスティック10が筐体5に据え付けられた状態において、スティック部12は、スティック部12の一端が筐体5から露出し、かつスティック部12の他端が筐体5に収容されるように、筐体5の穴部5aを貫通してZ軸(「第1の直線」と称する)に沿って延出する。
図2に示されるように、ジョイスティック10は、ヘッド部11およびスティック部12に加え、接続部13、および交差梁部15をさらに含む。ジョイスティック10が筐体5に据え付けられた状態において、スティック部12の他端、接続部13、および交差梁部15は、筐体5内に収容される。
説明の都合上、ジョイスティック10を部分に分けているが、ジョイスティック10は単一の構造体であるため、組み立てが不要である。換言すれば、ヘッド部11、スティック部12、接続部13、および交差梁部15の全てが、例えば3Dプリンティング技術を用いて、一体成形され得る。従って、ジョイスティック10は遊びを必要としない。
接続部13は、スティック部12を交差梁部15のうち後述する第2の梁部15bに接続する。具体的には、接続部13は、脚部13a〜13dと、連結部13e〜13fとを含むことができる。
脚部13a、脚部13b、脚部13c、および脚部13dは、スティック部12の他端側から例えば放射状に延出する。脚部13a〜13dは、例えば柱状に構成され得る。脚部13a〜13dの数は、4つに限られない。
連結部13eは、脚部13aおよび脚部13bを接続する。具体的には、連結部13eは、脚部13aおよび脚部13bの先端を固定する。連結部13eは、例えば扇形を底面とする柱状に構成され得る。この場合に、連結部13eは、扇形の短い方の円弧が形成する側面に脚部13aおよび脚部13bの先端を固定する。
連結部13fは、脚部13cおよび脚部13dを接続する。具体的には、連結部13fは、脚部13cおよび脚部13dの先端を固定する。連結部13fは、例えば扇形を底面とする柱状に構成され得る。この場合に、連結部13fは、扇形の短い方の円弧が形成する側面に脚部13cおよび脚部13dの先端を固定する。
交差梁部15は、第1の梁部15aおよび第2の梁部15bを有し、第1の梁部15aおよび第2の梁部15bが交差点で接続される。具体的には、第1の梁部15aは、例えば第1の直線(すなわち、Z軸)と直交する平面(すなわち、XY平面)に含まれる第2の直線、例えばY軸に平行な直線に沿って延出し、交差梁部15の第1端および第2端を有する。さらに、第2の梁部15bは、例えば第1の直線と直交する平面(すなわち、XY平面)において第2の直線と交差(例えば、直交する)第3の直線、例えばX軸に平行な直線に沿って延出し、交差梁部15の第3端および第4端を有する。
ジョイスティック10が筐体5に据え付けられた状態において、交差梁部15の第1端、第2端、第3端、および第4端はそれぞれ、接続部13または筐体5のいずれかに固定される。以降の説明では、第1の梁部15a、より具体的には第1端および第2端が筐体5(例えば、筐体5の内壁)に固定され、第2の梁部15b、より具体的には第3端および第4端が接続部13に固定されていることとする。
交差梁部15のうち第1の梁部15aおよび交差梁部15のうち第2の梁部15bはそれぞれ、交差梁部15に伝達した力の向きおよび大きさに応じて、ねじれ変形するように構成される。図3に示されるように、第1の梁部15aは、かかるねじれ変形を実現するために、その延出方向(例えば、第2の直線)と直交する断面(例えば、ZX断面)の形状が例えば十字型である柱状に構成され得る。図3に示されるように、第2の梁部15bは、かかるねじれ変形を実現するために、その延出方向(例えば、第3の直線)と直交する断面(例えば、YZ断面)の形状が例えば十字型である柱状に構成され得る。なお、第1の梁部15aおよび第2の梁部15bの延出方向と直交する断面の形状は、ここで説明したねじれ変形を実現できるものであれば、十字状に限られず例えばI字状であってもよい。
(1−2)ジョイスティックの動作
図4は、スティック部がX軸方向に傾いた時のジョイスティックのZX断面を示す図である。図5は、スティック部がX軸方向に傾いた時に交差梁部に加わる力を示す図である。図6は、スティック部がY軸方向に傾いた時のジョイスティックのYZ断面を示す図である。図7は、スティック部がY軸方向に傾いた時に交差梁部に加わる力を示す図である。
ユーザの操作により、ヘッド部11またはスティック部12に対して基準線(例えば、第1の直線(Z軸))と交差する方向に力が加わると、スティック部12はこの力の大きさおよび向きに応じて基準姿勢(「ニュートラルな姿勢」とも呼べる)に対して傾くことになる。スティック部12の傾きの方向および量は、図示されないセンシング機構によって入力アナログ値として検出され、図示されないプロセッサによって取得される。
スティック部12が、基準線、すなわち基準姿勢に対して傾いた時に、脚部13a、脚部13b、脚部13c、および脚部13dは、スティック部12からの力を分散して受ける。脚部13aおよび脚部13bに加わった力は、連結部13eを介して交差梁部15に伝達する。脚部13cおよび脚部13dに加わった力は、連結部13fを介して交差梁部15に伝達する。要するに、スティック部12が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部12から接続部13を介して交差梁部15に力が伝達する。この力に応じて、交差梁部15のうち第1の梁部15aおよび第2の梁部15bがねじれ変形することで、弾性エネルギーを蓄える。
図4および図5に示されるように、スティック部12がX軸方向に傾くと、連結部13eおよび連結部13fがY軸周りに回転し、これに伴って交差梁部15のうち第2の梁部15bもまたY軸周りに回転する。第2の梁部15bの回転は、交差梁部15のうち第1の梁部15aにY軸周りのねじれを生じさせる。
図6および図7に示されるように、スティック部12がY軸方向に傾くと、連結部13eおよび連結部13fがX軸周りに回転する。連結部13eおよび連結部13fの回転は、交差梁部15のうち第2の梁部15bにX軸周りのねじれを生じさせる。
ユーザがヘッド部11を下側(Z軸の−側)に押し込む操作をすると、交差梁部15のうち第1の梁部15aと第2の梁部15bとはそれぞれ、その中心付近の変位量が最も大きくなるようにZ軸の−側に沈み込むように変形することで弾性エネルギーを蓄える。
連結部13eおよび連結部13fの形状、ならびに連結部13eおよび連結部13fと筐体5の内壁との位置関係を適切に設計することで、スティック部12が基準線、すなわち基準姿勢に対して所定の上限角度を超えて傾くことを阻止することができる。つまり、スティック部12を傾けられる上限角度によって、ユーザがジョイスティック10により入力できる入力量の最大値をユーザに知覚させることができる。
具体的には、図4および図6に示されるように、スティック部12が基準姿勢に対してこの上限角度分傾いた時に連結部13eまたは連結部13fが筐体5の内壁に衝突するように設計すればよい。
ここで、連結部13eまたは連結部13fは、筐体5の底面と衝突するように設計してもよいし、図4および図6の例のように底面に対向する天面(穴部5aを有する面)の内壁と衝突するように設計してもよいし、ジョイスティック10のうち接続部13とは異なる部分またはジョイスティック10とは異なる物体(例えば筐体5)と衝突するように設計してもよい。これにより、ユーザが、スティック部12を、上限角度を超えて傾けようとしても、連結部13eまたは連結部13fが筐体5の内壁に衝突することによりスティック部12を傾けられる量が規制される。つまり、スティック部12を、上限角度を超えて傾けることができなくなる。
また、スティック部12を傾けられる角度を上限角度に規制するために、スティック部12を上限角度まで傾けることにより、ヘッド部11を筐体5の外壁に衝突するように設計してもよいし、ジョイスティック10のうちヘッド部11とは異なる部分またはジョイスティック10とは異なる物体(例えば筐体5)と衝突するように設計してもよい。
このように構成することで、必ずしもスティック部12をジョイスティック10のうちスティック部12とは異なる部分またはジョイスティック10とは異なる物体(例えば、筐体5(穴部5a))に物理的に接触させなくても、スティック部12を傾けられる上限角度を規定することができ、ジョイスティック10による入力の最大値を規定することができる。例えば、穴部5aの形状を、スティック部12を上限角度まで傾けても物理的に筐体5に接触させる必要がなくなり、スティック部12を傾けられる上限角度にかかわらず、穴部5aを任意の形状とすることができる。
また、連結部13eおよび連結部13fを前述のように扇形を底面とする柱状に構成することで、スティック部12を傾ける方向に関わらず上限角度を一定にすることができる。つまり、スティック部12を傾ける方向にかかわらず、ユーザがジョイスティック10により入力できる入力量の最大値を一定のものと規定することができる。よって、連結部13eおよび連結部13fを前述のように扇形を底面とする柱状に構成することにより、従来の円形状の枠を有するジョイスティックと同様の操作感をユーザに提供することができる。ここで、スティック部12を傾ける方向に応じて異なる入力量を入力できるよう、連結部13eおよび連結部13fを任意の形状とすることもできる。例えば、従来の方形の形状の枠を有するジョイスティックと同様の操作感をユーザに提供する場合、連結部13eおよび連結部13fの形状を、コの字型(U字の形状)に形成してもよい。
ユーザの操作が終了する、すなわちヘッド部11およびスティック部12に外力が加わらなくなると、ジョイスティック10は、交差梁部15に蓄えられた弾性エネルギーを復元力として利用して、ニュートラルの姿勢に自動的に復帰できる。
(1−3)小括
以上説明したように、第1の実施形態に係るジョイスティックは、スティック部と、交差点で互いに接続された第1の梁部および第2の梁部を有する交差梁部と、スティック部を第2の梁部に接続する接続部が一体成形されている。そして、スティック部が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部から接続部を介して交差梁部に力が伝達し、第1の梁部および第2の梁部はそれぞれ、この力に応じてねじれ変形するように構成される。故に、このジョイスティックは、遊びを全く必要としない構造でありながら、ユーザの操作に応じて任意の方向に傾き、操作終了後にニュートラルの姿勢に自動復帰できる。
また、第1の実施形態に係るジョイスティックは、スティック部が基準姿勢に対して所定の上限角度分傾いた時に、スティック部をジョイスティックのうちスティック部とは異なる部分またはジョイスティックとは異なる物体に接触させなくても、スティック部が基準姿勢に対して上限角度を超えて傾くことを阻止するように構成することが可能である。故に、このジョイスティックによれば、従来とは異なる構造により、スティック部を傾けられる上限角度によって、ユーザがジョイスティックにより入力できる入力量の最大値をユーザに知覚させることができる。
(2)第2の実施形態
(2−1)ジョイスティックの構成
図8は、第2の実施形態に係るジョイスティックの構成を示す図である。図9は、第2の実施形態に係るジョイスティックに含まれるスティック部材の構成を示す図である。図10は、第2の実施形態に係るジョイスティックの構成を示す図である。図11は、第2の実施形態に係るジョイスティックの構成を示す図である。図12は、第2の実施形態に係るジョイスティックの構成を示す図である。図13は、第2の実施形態に係るジョイスティックに含まれるスティック部材および第2の梁部材の構成を示す図である。図14は、第2の実施形態に係るジョイスティックに含まれる第2の梁部材のうちの凹部の構成を示す図である。
第2の実施形態に係るジョイスティックは、第1の実施形態に係るジョイスティックと同様に筐体、例えば筐体5に据え付けられる。図8に示されるように、第2の実施形態に係るジョイスティック20は、スティック部材21と、第1の梁部材22と、第2の梁部材23とを含む。
図9に示されるように、スティック部材21は、ヘッド部21aと、スティック部21bと、終端部21cとを含む。説明の都合上、スティック部材21を部分に分けているが、スティック部材21は単一の構造体であって、ヘッド部21a、スティック部21bおよび終端部21cは1つの部品の一部分にそれぞれ相当する。
ヘッド部21aは、スティック部材21の一端を構成する。ヘッド部21aは、ユーザによる操作時に、ユーザの指により押されまたはつままれたり、指をひっかけられたりする。ヘッド部21aは、かかる操作に適した形状に構成され得る。ヘッド部21aは、例えば、スティック部21bに比べて大きな底面を有しZ方向に立つ柱状、スティック部21bをキノコの軸に見立てた場合のキノコの傘のような形状、などに構成され得る。
スティック部21bは、一端および他端を有する。スティック部21bは、例えば、ヘッド部21aに比べて小さな底面を有しZ方向に立つ柱状、ヘッド部21aをキノコの傘に見立てた場合のキノコの軸のような形状に構成され得る。スティック部21bの一端には、ヘッド部21aが固定される。スティック部21bの他端には、終端部21cが固定される。
終端部21cは、スティック部材21の他端を構成する。終端部21cは、スティック部21bの他端に固定される。終端部21cは、例えば第1の梁部材22の有孔部22bに形成される第1の貫通孔を通り抜けることのできないサイズを有する立体、例えば球状に構成され得る。
ジョイスティック20が筐体に据え付けられた状態において、スティック部材21は、ヘッド部21aおよびスティック部21bの一端が筐体から露出し、かつスティック部21bの他端および終端部21cが筐体に収容されるように、筐体の穴部を貫通してZ軸(「第1の直線」と称する)に沿って延出する。
図8、および図10乃至図12に示されるように、第1の梁部材22は、一端および他端を有し、例えば、第1の直線と直交する平面(すなわち、XY平面)に含まれる第2の直線、例えばX軸に平行な直線に沿って延出する。さらに、第1の梁部材22は、一端を含む部分22aと他端を含む部分22cとの間に、有孔部22bを備える。
説明の都合上、第1の梁部材22を部分に分けているが、第1の梁部材22は単一の構造体であって、部分22a、有孔部22bおよび部分22cは1つの部品の一部分にそれぞれ相当する。
有孔部22bは、スティック部材21のスティック部21bが貫通可能な第1の貫通孔が形成されている。第1の貫通孔は、例えば円形である。
図8および図11に示されるように、有孔部22bは、第2の梁部材23が貫通可能な第2の貫通孔が形成されていてもよい。これにより、第1の梁部材22および第2の梁部材23のZ方向の位置を揃えることができるので、ジョイスティック20のZ方向のサイズを抑制できる。
ジョイスティック20が筐体に据え付けられた状態において、第1の梁部材22(例えば、第1の梁部材22の一端および他端)は、筐体(例えば、筐体の内壁)に固定される。
第1の梁部材22のうち有孔部22bを除く部分、すなわち部分22aおよび部分22cはそれぞれ、第1の梁部材22に伝達した力の向きおよび大きさに応じて、ねじれ変形するように構成される。部分22aおよび部分22cは、かかるねじれ変形を実現するために、その延出方向(例えば、第2の直線)と直交する断面(例えば、YZ断面)の形状が例えば十字型である柱状に構成され得る。なお、第1の梁部材22の延出方向と直交する断面の形状は、ここで説明したねじれ変形を実現できるものであれば、十字状に限られず例えばI字状であってもよい。
図10、図12および図13に示されるように、第2の梁部材23は、一端および他端を有し、例えば、第1の直線と直交する平面(すなわち、XY平面)において第2の直線と交差(例えば、直交する)第3の直線、例えばY軸に平行な直線に沿って延出する。さらに、第2の梁部材23は、一端を含む部分23aと他端を含む部分23cとの間に、凹部23bを備える。
説明の都合上、第2の梁部材23を部分に分けているが、第2の梁部材23は単一の構造体であって、部分23a、凹部23bおよび部分23cは1つの部品の一部分にそれぞれ相当する。
凹部23bは、スティック部材21の他端、より正確には終端部21cを収容する。図14に示されるように、凹部23bは、その側壁に例えば半球状の窪みが形成された円柱またはその他の柱状に構成され得る。
凹部23bは、終端部21cと嵌合するように構成されてもよい。これにより、スティック部材21からの力がダイレクトに第2の梁部材23に伝えられる。
ジョイスティック20が筐体に据え付けられた状態において、第2の梁部材23(例えば、第2の梁部材23の一端および他端)は、筐体(例えば、筐体の内壁)に固定される。
第2の梁部材23のうち凹部23bを除く部分、すなわち部分23aおよび部分23cはそれぞれ、第2の梁部材23に伝達した力の向きおよび大きさに応じて、ねじれ変形するように構成される。部分23aおよび部分23cは、かかるねじれ変形を実現するために、その延出方向(例えば、第3の直線)と直交する断面(例えば、ZX断面)の形状が例えば十字型である柱状に構成され得る。なお、第2の梁部材23の延出方向と直交する断面の形状は、ここで説明したねじれ変形を実現できるものであれば、十字状に限られず例えばI字状であってもよい。
(2−2)ジョイスティックの動作
ユーザの操作により、ヘッド部21aまたはスティック部21bに対して第1の直線(Z軸)と交差する方向に力が加わると、スティック部材21はこの力の大きさおよび向きに応じて基準姿勢に対して傾くことになる。スティック部材21の傾きの方向および量は、図示されないセンシング機構によって入力アナログ値として検出され、図示されないプロセッサによって取得される。
スティック部材21が、基準線、すなわち基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部21bは、有孔部22bのうち第1の貫通孔の輪郭をなす部分に接触する。これにより、スティック部材21から第1の梁部材22に力が伝達する。
スティック部材21が、基準線、すなわち基準姿勢に対して傾いた時に、終端部21cは、凹部23bのうち当該終端部21cを取り囲む曲面に接触する。これにより、スティック部材21から第2の梁部材23に力が伝達する。
要するに、スティック部材21が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部材21から第1の梁部材22および第2の梁部材23に力が伝達する。この力に応じて、第1の梁部材22のうちの部分22aおよび部分22cと、第2の梁部材23のうちの部分23aおよび部分23cとがねじれ変形することで、弾性エネルギーを蓄える。
スティック部21bがY軸方向に傾くと、有孔部22bもまたX軸周りに回転する。有孔部22bの回転は、第1の梁部材22のうちの部分22aおよび部分22cにX軸周りのねじれを生じさせる。
スティック部21bがX軸方向に傾くと、凹部23bもまたY軸周りに回転する。凹部23bの回転は、第2の梁部材23のうちの部分23aおよび部分23cにY軸周りのねじれを生じさせる。
ユーザがヘッド部21aを下側(Z軸の−側)に押し込む操作をすると、第2の梁部材23は、その中心付近、すなわち凹部23bの変位量が最も大きくなるようにZ軸の−側に沈み込むように変形することで弾性エネルギーを蓄える。
ユーザの操作が終了する、すなわちヘッド部21aおよびスティック部21bに外力が加わらなくなると、ジョイスティック20は、第1の梁部材22および第2の梁部材23に蓄えられた弾性エネルギーを復元力として利用して、ニュートラルの姿勢に自動的に復帰できる。
(2−3)小括
以上説明したように、第2の実施形態に係るジョイスティックは、例えばZ軸に沿って延出するスティック部材と、例えばX軸に沿って延出し、スティック部材が貫通可能な貫通孔が形成された有孔部を有する第1の梁部材と、例えばY軸に沿って延出し、スティック部材の終端部を収容する凹部を有する第2の梁部材とを含む。そして、スティック部材が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部材から第1の梁部材および第2の梁部材に力が伝達し、第1の梁部材のうち有孔部を除いた部分と第2の梁部材のうち凹部を除いた部分とはそれぞれ、この力に応じてねじれ変形するように構成される。故に、このジョイスティックは、部品数を3点に抑えながら、ユーザの操作に応じてXY平面上の任意の方向に傾き、操作終了後にニュートラルの姿勢に自動復帰できる。
第2の実施形態に係るジョイスティックは、第1の実施形態に係るジョイスティックと比較すると、組み立てに伴う遊びが設けられるものの、Z方向のサイズをより抑制することが可能である。第1の実施形態に係るジョイスティックでは、スティック部12を傾けた時に連結部13eおよび連結部13fの回転を阻害しないようにZ方向に適当なスペースを設ける必要がある。他方、第2の実施形態に係るジョイスティックでは、スティック部材21を傾けても第1の梁部材22および第2の梁部材23のZ方向の位置はあまり変化しないのでZ方向に設けるべきスペースが小さくて済む。
(3)変形例
本実施形態の変形例について説明する。
(3−1)変形例1
変形例1について説明する。変形例1は、プッシュボタンの機能を有するジョイスティックであある。図15は、変形例1に係るジョイスティックの構成を例示する図である。
第1の実施形態に係るジョイスティック10は、図15に示されるように変形され得る。図15に示されるように、変形例1に係るジョイスティック10において、交差梁部15は、その下側(すなわち、Z軸の−側)に突起部15cをさらに備える。
筐体5には、プッシュスイッチ16が突起部15cと対向して取り付けられる。
ユーザがヘッド部11を下側に押し込む操作をすると、交差梁部15のうち第1の梁部15aと第2の梁部15bとはそれぞれ、その中心付近の変位量が最も大きくなるようにZ軸の−側に沈み込むように変形することで弾性エネルギーを蓄える。第1の梁部15aおよび第2の梁部15bの変形に伴って、突起部15cはプッシュスイッチ16を押し込む。図示されないセンシング機構はプッシュスイッチ16が押下状態にあることを検出してON信号を発生し、これは図示されないプロセッサによって取得される。
ユーザの操作が終了する、すなわちヘッド部11に外力が加わらなくなると、ジョイスティック10は、交差梁部15に蓄えられた弾性エネルギーを復元力として利用して、ニュートラルの姿勢に自動的に復帰できる。これにより、突起部15cはプッシュスイッチ16から離れる。図示されないセンシング機構はプッシュスイッチ16が押下状態にないことを検出してOFF信号を発生し、これは図示されないプロセッサによって取得される。
第1の梁部材22または第2の梁部材23の下部に突起部を設け、この突起部と対向して筐体にプッシュスイッチを取り付けることで、第2の実施形態に係るジョイスティック20にプッシュボタンの機能を与えることもできる。
(3−2)変形例2
変形例2について説明する。変形例2は、ジョイスティックを含む入力デバイスである。図16は、変形例2に係る入力デバイスの外観を例示する図である。
変形例2に係る入力デバイスは、例えばビデオゲーム用のコントローラとして使用されるが、これに限られずアナログ値の入力が求められる広範な用途に活用可能である。変形例2に係る入力デバイスは、例えば、ロボット、ドローン、重機、などのコントローラとして用いられてもよい。
図16に示されるように、変形例2に係る入力デバイス1は、筐体5と、ジョイスティック10Lと、ジョイスティック10Rと、十字キー31と、プッシュボタン32〜37とを含む。
図16のジョイスティック構成は一例に過ぎない。変形例2に係る入力デバイスに備えられるジョイスティックは、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
図16のボタン構成は一例に過ぎない。変形例2に係る入力デバイスは、図16に示されないボタンを備えていてもよいし、図16に示されたボタンを備えていなくてもよい。
図16の筐体5の形状は、一例に過ぎない。筐体5は持ち運び可能である必要はなく、アーケードゲーム機の筐体のように据え置き型であってもよい。
ジョイスティック10Lおよびジョイスティック10Rの少なくとも一方は、第1の実施形態、第2の実施形態、または変形例1に係るジョイスティックに相当する。
ジョイスティック10Lおよびジョイスティック10Rは、ユーザからの操作に応じて傾くことが可能である。図示されないセンシング機構は、ジョイスティック10Lおよびジョイスティック10Rの傾き方向および量は、図示されないセンシング機構によって入力アナログ値として検出され、図示されないプロセッサによって取得される。
十字キー31は、上下左右の4方向に配置されたプッシュボタンを備える。十字キー31に備えられたプッシュボタンの各々の押下状態は、図示されないセンシング機構によって検出される。センシング機構は、これらプッシュボタンの各々の押下状態を示すON信号またはOFF信号を発生し、これらは図示されないプロセッサによって取得される。
プッシュボタン32〜37の各々の押下状態は、図示されないセンシング機構によって検出される。センシング機構は、プッシュボタン32〜37の各々の押下状態を示すON信号またはOFF信号を発生し、これらは図示されないプロセッサによって取得される。
(3−3)変形例3
変形例3について説明する。変形例3は、ジョイスティックを含むゲーム機である。図17は、変形例3に係るゲーム機の外観を例示する図である。
図17に示されるように、変形例3に係るゲーム機3は、筐体5と、ディスプレイ7と、ジョイスティック10Lと、ジョイスティック10Rと、プッシュボタン32L〜34Lと、プッシュボタン32R〜35Rとを備える。ゲーム機3は、図示されないものの、プロセッサ、メモリ、ストレージ、入出力IF、および通信IFなどを含み得る。
ゲームプログラムは、ゲーム機3に備えられたプロセッサのみが実行してもよい(スタンドアローン方式)し、当該プロセッサと外部装置に備えられたプロセッサが分担して実行してもよい(クライアントサーバ方式)。外部装置は、ゲームサーバ、ゲーム機本体などであり得る。外部装置がゲーム機本体に相当する場合に、ゲーム機3はリモートプレイを行う装置に相当する。
ディスプレイ7は、図示されないプロセッサから供給された映像信号を表示する。これにより、ディスプレイ7は、ユーザとしてのプレイヤーにゲーム画面を表示する。
ジョイスティック10Lおよびジョイスティック10Rの少なくとも一方は、第1の実施形態、第2の実施形態、または変形例1に係るジョイスティックに相当する。
ジョイスティック10Lおよびジョイスティック10Rは、ユーザからの操作に応じて傾くことが可能である。図示されないセンシング機構は、ジョイスティック10Lおよびジョイスティック10Rの傾き方向および量は、図示されないセンシング機構によって入力アナログ値として検出され、図示されないプロセッサによって取得される。
プッシュボタン32〜37の各々の押下状態は、図示されないセンシング機構によって検出される。センシング機構は、プッシュボタン32〜37の各々の押下状態を示すON信号またはOFF信号を発生し、これらは図示されないプロセッサによって取得される。
(3−4)変形例4
変形例4について説明する。変形例4は、変形例2に係る入力デバイスをコントローラとするゲーム機である。変形例4に係るゲーム機は、図示されないゲーム機本体と、変形例2に係る入力デバイスに相当するコントローラとを含む。
コントローラは、有線または無線で本体に接続可能である。
ゲーム機本体は、プロセッサ、メモリ、ストレージ、入出力IF、および通信IFなどを含み得る。さらに、ゲーム機本体は、図示されないディスプレイに接続され、当該ディスプレイにゲーム画面をユーザに提示するための映像信号を供給する。
(3−5)変形例5
変形例5について説明する。変形例5は、変形例2に係る入力デバイスの製造方法である。
変形例5に係る製造方法は、(a)入力デバイス1の筐体5の形状およびジョイスティック10の位置を指定する入力を受け付けることと、(b)指定された形状であって所定の基盤が差し込み可能な筐体5と当該筐体5のうち指定された位置に据え付けられたジョイスティック10とを一体成形(例えば3Dプリンティング)することとを含む。
変形例5に係る製造方法によれば、入力デバイスの筐体の形状やジョイスティックの配置をオーダーメイドすることができる。
つまり、コンピュータが、ユーザから、入力デバイス1(PC、ゲーム機等の機器と無線または有線により接続するコントローラ等。PC、ゲーム機等に装着することでコントローラとして機能させられるものも含まれる)の形状、筐体5の形状、当該入力デバイス1においてジョイスティック10の位置を指定する入力操作を受け付ける。これにより、入力デバイス1の形状、ジョイスティック10の位置等を、ユーザが所望する位置に配置した入力デバイス1をユーザに提供することができる。
(3−6)変形例6
変形例6について説明する。変形例6において、コンピュータは、ユーザに対し、ユーザが所望するジョイスティックの操作感を提供できるようジョイスティック10の機能に関する所定のパラメータの入力を受け付けることとしてもよい。コンピュータは、これら所定のパラメータの入力に従って、変形例5で説明したように入力デバイス1を3Dプリンティング等により一体成形することで、ユーザが所望する操作感を実現する入力デバイス1をユーザに提供することができる。
具体的には、(i)コンピュータは、ジョイスティック10のスティック部12を傾けられる最大の角度(つまり、入力量の最大を入力するためにニュートラルポジションから傾けられる度合い)を受け付けることとしてもよい。
図2〜図7の例では、スティック部12の傾きに連動して接続部13が動き、筐体5の底面等に当該接続部13が接触することにより、スティック部12を傾けられる最大の角度が規定されることとなる。当該最大の角度が、筐体5の底面(接続部13を衝突させる面)と接続部13との距離、交差梁部15の長さ(第1の梁部15aと第2の梁部15bとの交差点から接続部13までの長さ)によって規定される場合、コンピュータは、ユーザが指定した最大の角度を実現するよう、交差梁部15の長さ、筐体5の底面から接続部14までの距離を決定する。
また、ヘッド部11を筐体5の外壁に衝突させることで、スティック部12を傾けられる最大の角度を規定する場合、当該最大の角度は、ヘッド部11の形状(スティック部12とヘッド部11とが接続する点からヘッド部11の外周までの距離)と、ヘッド部11と筐体5の外壁との距離によって規定され得る。コンピュータは、ユーザが指定した最大の角度を実現できるよう、ヘッド部11の形状と、ヘッド部11を衝突させる部材(例えば、筐体5の外壁)の位置とを決定する。
(ii)コンピュータは、ユーザがジョイスティック10のスティック部12を傾けて操作をする際の、スティック部12を傾けるのに必要な物理量(つまり、スティック部12をニュートラルポジションから傾けようとする際の固さ)の入力を受け付けることとしてもよい。ユーザがスティック部12を傾けようとして加える力の程度は、ユーザそれぞれによって異なり得る。例えば、ユーザの手の大きさ、指の長さにより、入力デバイス1を把持する態様およびジョイスティック10に指を置く態様が異なり得る。コンピュータが、スティック部12を傾けようとする力に対してスティック部12が傾く角度(スティック部12を最大の傾斜角度まで傾けるのに要する物理量の情報を含む)を規定するパラメータの入力をユーザから受け付ける。
コンピュータは、ユーザから受け付けた入力内容に基づいて、交差梁部15の長さ、交差梁部15の構造、材質を決定する。例えば、交差梁部15の構造に異方性を持たせる(例えば、第1の梁部15aと第2の梁部15bとを異なる構造とする)ことにより、スティック部12を、ある方向(例えば、左右方向)には傾けやすくするとともに、別の方向(例えば、上下方向)には傾けにくくすることが実現でき得る。
(iii)コンピュータは、ユーザから、ジョイスティック10のスティック部12を傾けられる方向ごとに、スティック部12を傾けられる量(最大の傾斜角度)の指定を受け付けることとしてもよい。つまり、コンピュータは、従来のジョイスティックにおいてスティックを傾けることを規制する枠の形状(例えば、円形、方形、十字型などがあり得る)に相当する情報の入力を受け付けることとしてもよい。
スティック部12を傾ける方向ごとにスティック部12を傾けられる最大の量は、図2〜図7の例では、接続部13の形状(接続部13を筐体5の底面などの他の部材と衝突させる場合)、または、ヘッド部11の形状(ヘッド部11を筐体5の外壁などの他の部材と衝突させる場合)によって規定される。例えば、方形のジョイスティックと同等の操作感とする場合、接続部13の形状を方形とすることで実現できる。よって、コンピュータは、スティック部12を傾けられる方向毎に、当該スティック部12を傾けられる最大の量の入力を受け付けることにより、ジョイスティック10の形状、筐体5の形状を決定することとしてもよい。
以上により、ユーザが所望する操作感を実現できる入力デバイス1をユーザに提供することができる。
さらに、コンピュータは、ユーザに対し、これら(i)スティック部12を傾けられる最大の角度、(ii)スティック部12を傾けようとする際の固さ等の所定のパラメータを提案することとしてもよい。例えば、ユーザがジョイスティック10により入力を行った結果と、他のユーザが入力を行った結果とを比較することにより、ユーザの入力の効率を高められるよう、当該所定のパラメータ、および、当該所定のパラメータにより入力デバイス1を成形することを提案することとしてもよい。例えば、他のユーザが、オブジェクトに対して操作をする際の効率と比較して、ユーザに対し、より効率を高められるよう(例えば、オブジェクトに対して所望の操作を行えるよう)、当該所定のパラメータを提案等することとしてもよい。また、ユーザに対し、オブジェクトを所定のルートで移動させる操作をジョイスティック10で受け付ける等の課題を課し、その評価結果に基づいて(例えば、オブジェクトを所定のルートで所定時間内で移動させるような操作をジョイスティック10で行えたか等)、ユーザに対し当該所定のパラメータを提案等してもよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例は、組合せ可能である。
(4)付記
実施形態で説明した事項を、以下に付記する。
(付記1)
筐体(5)に据え付けられるジョイスティック(10)であって、
スティック部(12)と、
第1の梁部(15a)および第2の梁部(15b)を有し、第1の梁部および第2の梁部が交差点で接続された交差梁部(15)と、
スティック部を第2の梁部に接続する接続部(13)と、
を具備し、
ジョイスティックが筐体に据え付けられた状態において、第1の梁部は、筐体に固定され、
スティック部が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部から、接続部を介して交差梁部に力が伝達し、
第1の梁部および第2の梁部はそれぞれ、交差梁部に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成され、
スティック部、交差梁部、および接続部が一体成形されている、
ジョイスティック。
(付記2)
接続部(13)は、
スティック部から延出する複数の脚部(13a,13b,13c,13d)と、
複数の脚部のうち第1のサブセットと第2の梁部を接続する第1の連結部(13e)と、
複数の脚部のうち第1のサブセットとは異なる第2のサブセットと第2の梁部を接続する第2の連結部(13f)と
を含む、(付記1)に記載のジョイスティック。
(付記3)
第1の連結部および第2の連結部は、扇形を底面とする柱状に構成され、、
接続部は、スティック部が基準姿勢に対して所定の上限角度分傾いた時にジョイスティックのうち接続部とは異なる部分またはジョイスティックとは異なる物体に衝突することで、スティック部が基準姿勢に対して上限角度を超えて傾くことを阻止する、
(付記2)に記載のジョイスティック。
(付記4)
筐体(5)に据え付けられるジョイスティック(10)であって、
スティック部(12)と、
第1の梁部(15a)および第2の梁部(15b)を有し、第1の梁部および第2の梁部が交差点で接続された交差梁部(15)と、
スティック部を第2の梁部に接続する接続部(13)と、
を具備し、
ジョイスティックが筐体に据え付けられた状態において、第1の梁部は、筐体に固定され、
スティック部が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部から、接続部を介して交差梁部に力が伝達し、
第1の梁部および第2の梁部はそれぞれ、交差梁部に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成され、
スティック部が基準姿勢に対して所定の上限角度分傾いた時に、スティック部をジョイスティックのうちスティック部とは異なる部分またはジョイスティックとは異なる物体に接触させなくても、スティック部が基準姿勢に対して上限角度を超えて傾くことを阻止するように構成された、
ジョイスティック。
(付記5)
接続部は、スティック部が基準姿勢に対して所定の上限角度分傾いた時にジョイスティックのうち接続部とは異なる部分またはジョイスティックとは異なる物体に衝突することで、スティック部が基準姿勢に対して上限角度を超えて傾くことを阻止する、(付記4)に記載のジョイスティック。
(付記6)
スティック部の一端に固定されたヘッド部(11)をさらに具備し、
ヘッド部は、スティック部が基準姿勢に対して所定の上限角度分傾いた時にジョイスティックのうちヘッド部とは異なる部分またはジョイスティックとは異なる物体に衝突することで、スティック部が基準姿勢に対して上限角度を超えて傾くことを阻止する、
(付記4)に記載のジョイスティック。
(付記7)
筐体(5)に据え付けられるジョイスティック(20)であって、
スティック部材(21)と、
スティック部材が貫通可能な第1の貫通孔が形成された有孔部(22b)を備える第1の梁部材(22)と、
スティック部材の端部を収容する凹部(23b)を備え、第1の梁部材と異なる方向に延出する第2の梁部材(23)と
を具備し、
ジョイスティックが筐体に据え付けられた状態において、第1の梁部材および第2の梁部材が筐体に固定され、
スティック部材が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部が有孔部に接触することで第1の梁部材に力が伝達し、
第1の梁部材のうち有孔部を除く部分は、第1の梁部材に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成され、
スティック部材が基準姿勢に対して傾いた時に、スティック部が凹部に接触することで第2の梁部材に力が伝達し、
第2の梁部材のうち凹部を除く部分は、第2の梁部材に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成される、
ジョイスティック。
(付記8)
第1の梁部材は、第2の梁部材が貫通可能な第2の貫通孔がさらに形成される、(付記7)に記載のジョイスティック。
(付記9)
第1の梁部材の延出方向および第2の梁部材の延出方向は直交する、(付記7)に記載のジョイスティック。
(付記10)
第1の梁部材のうち有孔部を除いた部分の第1の梁部材の延出方向に直交する断面の形状は十字型であり、第2の梁部の凹部を除いた部分の第2の梁部材の延出方向に直交する断面の形状は十字型である、(付記8)または(付記9)に記載のジョイスティック。
(付記11)
(付記1)乃至(付記10)のいずれかに記載のジョイスティックを具備する入力デバイス(1)。
(付記12)
ディスプレイ(7)と、
(付記1)乃至(付記10)のいずれかに記載のジョイスティックと
を具備する、ゲーム機(3)。
1 入力デバイス
3 ゲーム機
5 筐体
7 ディスプレイ
10 ジョイスティック
11 ヘッド部
12 スティック部
13 脚部
14 接続部
15 交差梁部
16 プッシュスイッチ
20 ジョイスティック
21 スティック部材
22 第1の梁部材
23 第2の梁部材
31 十字キー
32〜37 プッシュボタン

Claims (12)

  1. 筐体に据え付けられるジョイスティックであって、
    スティック部と、
    第1の梁部および第2の梁部を有し、前記第1の梁部および前記第2の梁部が交差点で接続された交差梁部と、
    前記スティック部を前記第2の梁部に接続する接続部と、
    を具備し、
    前記ジョイスティックが前記筐体に据え付けられた状態において、前記第1の梁部は、前記筐体に固定され、
    前記スティック部が基準姿勢に対して傾いた時に、前記スティック部から、前記接続部を介して前記交差梁部に力が伝達し、
    前記第1の梁部および前記第2の梁部はそれぞれ、前記交差梁部に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成され、
    前記スティック部、前記交差梁部、および前記接続部が一体成形されている、
    ジョイスティック。
  2. 前記接続部は、
    前記スティック部から延出する複数の脚部と、
    前記複数の脚部のうち第1のサブセットと前記第2の梁部を接続する第1の連結部と、
    前記複数の脚部のうち前記第1のサブセットとは異なる第2のサブセットと前記第2の梁部を接続する第2の連結部と
    を含む、請求項1に記載のジョイスティック。
  3. 前記第1の連結部および前記第2の連結部は、扇形を底面とする柱状に構成され、、
    前記接続部は、前記スティック部が前記基準姿勢に対して所定の上限角度分傾いた時に前記ジョイスティックのうち前記接続部とは異なる部分または前記ジョイスティックとは異なる物体に衝突することで、前記スティック部が前記基準姿勢に対して前記上限角度を超えて傾くことを阻止する、
    請求項2に記載のジョイスティック。
  4. 筐体に据え付けられるジョイスティックであって、
    スティック部と、
    第1の梁部および第2の梁部を有し、前記第1の梁部および前記第2の梁部が交差点で接続された交差梁部と、
    前記スティック部を前記第2の梁部に接続する接続部と、
    を具備し、
    前記ジョイスティックが前記筐体に据え付けられた状態において、前記第1の梁部は、前記筐体に固定され、
    前記スティック部が基準姿勢に対して傾いた時に、前記スティック部から、前記接続部を介して前記交差梁部に力が伝達し、
    前記第1の梁部および前記第2の梁部はそれぞれ、前記交差梁部に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成され、
    前記スティック部が前記基準姿勢に対して所定の上限角度分傾いた時に、前記スティック部を前記ジョイスティックのうち前記スティック部とは異なる部分または前記ジョイスティックとは異なる物体に接触させなくても、前記スティック部が前記基準姿勢に対して前記上限角度を超えて傾くことを阻止するように構成された、
    ジョイスティック。
  5. 前記接続部は、前記スティック部が前記基準姿勢に対して所定の上限角度分傾いた時に前記ジョイスティックのうち前記接続部とは異なる部分または前記ジョイスティックとは異なる物体に衝突することで、前記スティック部が前記基準姿勢に対して前記上限角度を超えて傾くことを阻止する、請求項4に記載のジョイスティック。
  6. 前記スティック部の一端に固定されたヘッド部をさらに具備し、
    前記ヘッド部は、前記スティック部が前記基準姿勢に対して所定の上限角度分傾いた時に前記ジョイスティックのうち前記ヘッド部とは異なる部分または前記ジョイスティックとは異なる物体に衝突することで、前記スティック部が前記基準姿勢に対して前記上限角度を超えて傾くことを阻止する、
    請求項4に記載のジョイスティック。
  7. 筐体に据え付けられるジョイスティックであって、
    スティック部材と、
    前記スティック部材が貫通可能な第1の貫通孔が形成された有孔部を備える第1の梁部材と、
    前記スティック部材の端部を収容する凹部を備え、前記第1の梁部材と異なる方向に延出する第2の梁部材と
    を具備し、
    前記ジョイスティックが前記筐体に据え付けられた状態において、前記第1の梁部材および前記第2の梁部材が前記筐体に固定され、
    前記スティック部材が基準姿勢に対して傾いた時に、前記スティック部が前記有孔部に接触することで前記第1の梁部材に力が伝達し、
    前記第1の梁部材のうち前記有孔部を除く部分は、前記第1の梁部材に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成され、
    前記スティック部材が前記基準姿勢に対して傾いた時に、前記スティック部が前記凹部に接触することで前記第2の梁部材に力が伝達し、
    前記第2の梁部材のうち前記凹部を除く部分は、前記第2の梁部材に伝達した力に応じてねじれ変形するように構成される、
    ジョイスティック。
  8. 前記第1の梁部材は、前記第2の梁部材が貫通可能な第2の貫通孔がさらに形成される、請求項7に記載のジョイスティック。
  9. 前記第1の梁部材の延出方向および前記第2の梁部材の延出方向は直交する、請求項7に記載のジョイスティック。
  10. 前記第1の梁部材のうち前記有孔部を除いた部分の前記第1の梁部材の延出方向に直交する断面の形状は十字型であり、前記第2の梁部の前記凹部を除いた部分の前記第2の梁部材の延出方向に直交する断面の形状は十字型である、請求項8または請求項9に記載のジョイスティック。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のジョイスティックを具備する入力デバイス。
  12. ディスプレイと、
    請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のジョイスティックと
    を具備する、ゲーム機。
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