JP2017116610A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高変倍比であり、高い光学性能を有するズームレンズを得ること。【解決手段】 物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、負の屈折力の第4レンズ群L4、正の屈折力の第5レンズ群L5から構成され、ズーミングに際して第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4が移動し、第5レンズ群L5は不動であり、隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて、第2レンズ群L2の構成、焦点距離を適切に設定する。【選択図】 図1

Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えばデジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ、放送用カメラ等の撮像素子を用いた撮像装置、或いは銀塩写真フィルムを用いたカメラ等の撮像装置に好適なものである。
近年、固体撮像素子を用いたデジタルスチルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置において、装置全体の高機能化が要望されている。これらの撮像装置に用いられるズームレンズは、高変倍比であり、高い光学性能を有することが求められている。
特許文献1は、物体側より像側へ順に配置された、正、負、正、負、正の屈折力のレンズ群から構成された高変倍比のズームレンズを開示している。
特開2013−105142号公報
特許文献1のズームレンズでは、主変倍群である第2レンズ群の屈折力を強めることでズームレンズの変倍比を高めている。ここで、負の屈折力の第2レンズ群の屈折力を強めると、第2レンズ群に含まれる負レンズの屈折力も強くなる。これにより、ズーミングに際しての像面湾曲の変動が生じやすくなり、光学性能の低下を招きやすい。
本発明は、高変倍比であり、高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置を提供することを目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群から構成され、ズーミングに際して前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、前記第4レンズ群が移動し、隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、前記第2レンズ群は、正レンズと少なくとも3枚の負レンズとを含み、ズーミングに際して前記第5レンズ群は不動であり、
前記第2レンズ群の焦点距離をf2、望遠端における全系の焦点距離をftとしたとき、
0.010<|f2|/ft<0.060
なる条件式を満足することを特徴とする。
本発明によれば、高変倍比であり、高い光学性能を有するズームレンズが得られる。
実施例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C)実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。 実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C)実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。 実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C)実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。 実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C)実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。 実施例5のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C)実施例5のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。 実施例6のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C)実施例6のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。 本発明の撮像装置の要部概略図である。
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群から構成される。ここでレンズ群とは、ズーミングに際して一体的に移動するレンズ要素であって、1枚以上のレンズを有していればよく、必ずしも複数枚のレンズを有していなくてもよい。
図1は実施例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図2(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例1はズーム比23.78、Fナンバー3.30〜6.66のズームレンズである。図3は実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図4(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例2はズーム比28.48、Fナンバー3.47〜7.10のズームレンズである。
図5は実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例3はズーム比35.06、Fナンバー3.51〜7.10のズームレンズである。図7は実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図8(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例4はズーム比35.06、Fナンバー3.52〜7.10のズームレンズである。
図9は実施例5のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図10(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例5のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例5はズーム比34.83、Fナンバー3.45〜7.10のズームレンズである。図11は実施例6のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図12(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例6のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例6はズーム比34.30、Fナンバー3.50〜7.10のズームレンズである。
図13は、本発明のズームレンズを備えるデジタルスチルカメラ(撮像装置)の要部概略図である。各実施例のズームレンズはビデオカメラやデジタルスチルカメラ、銀塩フィルムカメラ、テレビカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。レンズ断面図において左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。またレンズ断面図において、iを物体側から像側へのレンズ群の順番とするとLiは第iレンズ群を示す。
実施例1乃至6のズームレンズは、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、負の屈折力の第4レンズ群L4、正の屈折力の第5レンズ群L5から構成される。実施例1乃至6は5つのレンズ群から成るポジティブリード型の5群ズームレンズである。
各実施例のレンズ断面図において、SPは開口絞りである。開口絞りSPは、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間に配置される。Gは光学フィルター、フェースプレート、ローパスフィルター、赤外カットフィルター等に相当する光学ブロックである。IPは像面である。ビデオカメラやデジタルカメラの撮像光学系としてズームレンズを使用する際には、像面IPはCCDセンサやCMOSセンサといった固体撮像素子(光電変換素子)に相当する。銀塩フィルムカメラの撮像光学系としてズームレンズを使用する際には、像面IPはフィルム面に相当する。
球面収差図においてFnoはFナンバーであり、d線(波長587.6nm)、g線(波長435.8nm)に対する球面収差を示している。非点収差図においてΔSはサジタル像面、ΔMはメリディオナル像面である。歪曲収差はd線について示している。色収差図ではg線における色収差を示している。ωは撮像半画角である。
各実施例では、レンズ断面図中の矢印で示すように、広角端から望遠端へのズーミングに際して第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4が移動し、隣り合うレンズ群の間隔が変化する。具体的には、各実施例において、広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は広角端に比べて望遠端において物体側に位置するように、像側へ移動した後に物体側へ移動する。第2レンズ群L2は、広角端に比べて望遠端において像側に位置するように移動する。第3レンズ群L3、第4レンズ群L4は、広角端に比べて望遠端において物体側に位置するように移動する。なお、ズーミングに際して第5レンズ群L5は不動である。これにより、レンズ群の駆動機構を簡略化することができる。
また、各実施例では、広角端に比べて望遠端において、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔は広がり、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間隔は狭まる。そして、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間隔は広がり、第4レンズ群L4と第5レンズ群L5の間隔は広がる。
各実施例のズームレンズでは、第4レンズ群L4をフォーカス群としている。無限遠から至近距離へのフォーカシングに際して第4レンズ群L4は像側へ移動する。また、各実施例のズームレンズでは、任意のレンズ群を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させることで、像ぶれの補正を行うことができる。
本発明において、第2レンズ群L2に、正レンズと少なくとも3枚の負レンズを配置している。本発明ではズームレンズの高変倍比化を実現させるため、主変倍群である第2レンズ群L2の屈折力を強めている。第2レンズ群L2の負の屈折力を3枚以上の負レンズで分担することにより、第2レンズL2で発生する像面湾曲を低減させている。
各実施例のズームレンズは、以下の条件式を満足している。
0.010<|f2|/ft<0.060…(1)
ここで、第2レンズ群L2の焦点距離をf2、望遠端における全系の焦点距離をftとする。
条件式(1)は、第2レンズ群L2の焦点距離f2と、望遠端における全系の焦点距離ftの比を規定した条件式である。条件式(1)の下限値を下回ると、第2レンズ群L2の焦点距離f2が短くなり、第2レンズ群L2の屈折力が強くなりすぎる。その結果、ペッツバール和が増大し、像面湾曲が多く発生するため好ましくない。条件式(1)の上限値を上回ると、第2レンズ群L2の焦点距離f2が長くなり、第2レンズ群L2の屈折力が弱くなりすぎる。その結果、ズームレンズの十分な高変倍比化を実現することが困難になるため、好ましくない。
各実施例では以上説明したように、条件式(1)を満足するように各要素を適切に設定している。これにより高変倍比であり、高い光学性能を有するズームレンズを得ることができる。
なお、各実施例において、好ましくは、条件式(1)の数値範囲を次のように設定するのが良い。
0.020<|f2|/ft<0.055…(1a)
また、さらに好ましくは、条件式(1)の数値範囲を次のように設定するのが良い。
0.030<|f2|/ft<0.053…(1b)
さらに、各実施例において、次の条件式のうち1つ以上を満足することがより好ましい。
3.00<|f2nave|/fw<6.00…(2)
1.750<N2nave<1.880…(3)
0.050<f3/ft<0.100…(4)
1.500<N3pave<1.650…(5)
7.00<f1/|f2|<12.00…(6)
0.05<|f4|/ft<0.20…(7)
0.05<Skw/f5<0.20…(8)
ここで、第1レンズ群L1の焦点距離をf1、第3レンズ群L3の焦点距離をf3、第4レンズ群L4の焦点距離をf4、第5レンズ群L5の焦点距離をf5、広角端における全系の焦点距離をfwとする。また、第2レンズ群L2に含まれる負レンズの焦点距離の平均値をf2nave、第2レンズ群L2に含まれる負レンズの材料の屈折率の平均値をN2naveとする。第3レンズ群L3に含まれる正レンズの材料の屈折率の平均値をN3pave、広角端におけるズームレンズのバックフォーカスをSkwとする。なお、バックフォーカスは、レンズ系の最も像側の面から像面までの距離を、空気換算長により表したものである。
条件式(2)は、第2レンズ群L2に含まれる負レンズの焦点距離の平均値f2naveと広角端における全系の焦点距離fwの比を規定した条件式である。条件式(2)の下限値を下回ると、第2レンズ群L2に含まれる負レンズの焦点距離の平均値f2naveが短くなり、第2レンズ群L2に含まれる負レンズの屈折力が強くなり過ぎる。その結果、ペッツバール和が増大し、像面湾曲が多く発生するため好ましくない。条件式(2)の上限値を上回ると、第2レンズ群L2に含まれる負レンズの焦点距離の平均値f2naveが長くなり、第2レンズ群L2に含まれる負レンズの屈折力が弱くなり過ぎる。その結果、ズームレンズの十分な高変倍比化を実現することが困難になるため、好ましくない。
条件式(3)は、第2レンズ群L2に含まれる負レンズの材料の屈折率の平均値N2naveを規定した条件式である。条件式(3)の下限値を下回ると、第2レンズ群L2に含まれる負レンズの材料の屈折率の平均値N2naveが低くなり、負のペッツバール和が増大し、像面湾曲が増大するため好ましくない。条件式(3)の上限値を上回ると、第2レンズ群L2に含まれる負レンズの材料の屈折率の平均値N2naveが高くなり、広角端における倍率色収差が多く発生するため好ましくない。
条件式(4)は、第3レンズ群L3の焦点距離f3と望遠端における全系の焦点距離ftの比を規定した条件式である。条件式(4)の下限値を下回ると、第3レンズ群L3の焦点距離f3が短くなり、第3レンズ群L3の屈折力が強くなりすぎる。その結果、全ズーム領域において球面収差やコマ収差が多く発生するため好ましくない。条件式(4)の上限値を上回ると、第3レンズ群L3の焦点距離f3が長くなり、第3レンズ群L3の屈折力が弱くなりすぎる。その結果、負のペッツバールを十分に低減させることが困難になり、像面湾曲が増大するため好ましくない。
条件式(5)は、第3レンズ群L3に含まれる正レンズの材料の屈折率の平均値N3paveを規定した条件式である。条件式(5)の下限値を下回ると、第3レンズ群L3に含まれる正レンズの材料の屈折率の平均値N3paveが低くなり、全ズーム領域において球面収差や非点収差が多く発生するため好ましくない。条件式(5)の上限値を上回ると、第3レンズ群L3に含まれる正レンズの材料の屈折率の平均値N3paveが高くなり、負のペッツバールを十分に低減させることが困難になり、像面湾曲が増大するため好ましくない。
条件式(6)は、第1レンズ群L1の焦点距離f1と第2レンズ群L2の焦点距離f2の比を規定した条件式である。条件式(6)の下限値を下回ると、第1レンズ群L1の焦点距離f1が短くなり、第1レンズ群L1の屈折力が強くなりすぎる。その結果、望遠端において球面収差や軸上色収差が多く発生するため好ましくない。条件式(6)の上限値を上回ると、第1レンズ群L1の焦点距離f1が長くなり、第1レンズ群L1の屈折力が弱くなりすぎる。その結果、ズームレンズの高変倍比化を十分に実現することが困難になるため好ましくない。
条件式(7)は、第4レンズ群L4の焦点距離f4と望遠端における全系の焦点距離ftの比を規定した条件式である。条件式(7)の下限値を下回ると、第4レンズ群L4の焦点距離f4が短くなり、第4レンズ群L4の屈折力が強くなりすぎる。その結果、負のペッツバール和が増大し、像面湾曲が増大するため好ましくない。条件式(7)の上限値を上回ると、第4レンズ群L4の焦点距離f4が長くなり、第4レンズ群L4の屈折力が弱くなりすぎる。その結果、第4レンズ群L4の変倍作用が小さくなり、ズームレンズの高変倍比化を十分に実現することが困難になるため好ましくない。
条件式(8)は、広角端におけるズームレンズのバックフォーカスSkwと第5レンズ群L5の焦点距離f5の比を規定した条件式である。条件式(8)の下限値を下回ると、第5レンズ群L5の焦点距離f5が長くなり、第5レンズ群L5の屈折力が弱くなりすぎる。その結果、全ズーム領域において像面湾曲を良好に補正することが困難になるため好ましくない。また、条件式(8)の下限値を下回ると、バックフォーカスSkwが短くなり、光学フィルター等を配置するスペースが狭くなるため好ましくない。
条件式(8)の上限値を上回ると、第5レンズ群L5の焦点距離f5が短くなり、第5レンズ群L5の屈折力が強くなりすぎる。その結果、望遠端における非点収差が多く発生するため好ましくない。また、条件式(8)の上限値を上回ると、バックフォーカスSkwが長くなり、レンズ全長が増大するため好ましくない。
なお、好ましくは、条件式(2)〜(8)の数値範囲を次のように設定するのが良い。
3.03<|f2nave|/fw<5.90…(2a)
1.770<N2nave<1.870…(3a)
0.060<f3/ft<0.095…(4a)
1.505<N3pave<1.600…(5a)
7.10<f1/|f2|<9.00…(6a)
0.08<|f4|/ft<0.18…(7a)
0.07<Skw/f5<0.19…(8a)
さらに好ましくは、条件式(2)〜(8)の数値範囲を次のように設定するのが良い。
3.05<|f2nave|/fw<5.80…(2b)
1.780<N2nave<1.850…(3b)
0.070<f3/ft<0.092…(4b)
1.510<N3pave<1.550…(5b)
7.20<f1/|f2|<8.60…(6b)
0.10<|f4|/ft<0.16…(7b)
0.10<Skw/f5<0.18…(8b)
続いて、各レンズ群の構成について説明する。各実施例のズームレンズにおいて、第1レンズ群L1は、物体側から像側へ順に、負レンズと正レンズの接合レンズ、正レンズから構成される。これにより、正の屈折力を分担することができ、望遠端における軸上色収差や倍率色収差を良好に補正することができる。
実施例1及び2のズームレンズにおいて、第2レンズ群L2は、物体側から像側へ順に、負レンズ、負レンズ、負レンズ、正レンズから構成される。実施例3のズームレンズでは、第2レンズ群L2は、物体側から像側へ順に、負レンズ、負レンズ、正レンズと負レンズの接合レンズから構成される。実施例4のズームレンズでは、第2レンズ群L2は、物体側から像側へ順に、負レンズ、負レンズ、正レンズ、負レンズから構成される。実施例5のズームレンズでは、第2レンズ群L2は、物体側から像側へ順に、負レンズ、正レンズと負レンズの接合レンズ、負レンズから構成される。実施例6のズームレンズでは、第2レンズ群L2は、物体側から像側へ順に、負レンズ、負レンズ、負レンズ、正レンズと負レンズの接合レンズから構成される。負の屈折力を複数のレンズで分担することで、像面湾曲の発生を低減させることができる。
各実施例のズームレンズにおいて、第3レンズ群L3は、物体側から像側へ順に、正レンズ、負レンズと正レンズの接合レンズから構成される。正の屈折力を複数のレンズで分担することで、球面収差やコマ収差、軸上色収差を良好に補正することができる。
各実施例のズームレンズにおいて、第4レンズ群L4は、負レンズと正レンズの接合レンズから構成される。
実施例1及び2のズームレンズにおいて、第5レンズ群L5は、1枚の正レンズから構成される。実施例3乃至6のズームレンズでは、第5レンズ群L5は、正レンズと負レンズの接合レンズから構成される。各実施例のズームレンズでは、第5レンズ群L5を構成するレンズ枚数をできる限り少なくすることで、第5レンズ群L5の軽量化と薄型化を実現している。
次に、本発明の実施例1から6にそれぞれ対応する数値実施例1から6を示す。各数値実施例において、iは物体側からの光学面の順序を示す。riは第i番目の光学面(第i面)の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間の間隔、ndiとνdiはそれぞれd線に対する第i番目の光学部材の材料の屈折率、アッベ数を示す。
またKを離心率、A4、A6、A8、A10、A12を非球面係数、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、非球面形状は、
x=(h/R)/[1+[1−(1+K)(h/R)1/2]+A4h+A6h+A8h+A10h10+A12h12
で表示される。但しRは近軸曲率半径である。また「e−Z」の表示は「10−Z」を意味する。
各実施例において、バックフォーカス(BF)は、レンズ系の最も像側の面から像面までの距離を、空気換算長により表したものである。また、各数値実施例における上述した条件式との対応を表1に示す。
なお、広角端における有効像円径(イメージサークルの直径)を、望遠端における有効像円径に比べて小さくすることができる。これは、画像処理によって画像を引き伸ばすことで、広角側において発生しやすい樽型の歪曲収差を補正することができるためである。
[数値実施例1]
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 35.835 0.75 1.85478 24.8
2 25.179 2.93 1.49700 81.5
3 -144.069 0.05
4 25.890 1.52 1.59282 68.6
5 49.840 (可変)
6* 44.769 0.40 1.85135 40.1
7* 6.082 2.56
8 -9.995 0.30 1.77250 49.6
9 ∞ 0.24
10 -31.840 0.30 1.77250 49.6
11 43.530 0.08
12 16.322 1.11 1.95906 17.5
13 -83.903 (可変)
14(絞り) ∞ (可変)
15* 5.970 2.38 1.58313 59.5
16* 53.775 0.27
17 11.125 0.40 1.80610 33.3
18 4.541 2.72 1.49710 81.6
19* -55.680 (可変)
20 26.730 0.35 1.80400 46.6
21 6.879 0.90 1.58144 40.8
22 10.497 (可変)
23 8.930 2.50 1.53160 55.8
24* 67.902 1.05
25 ∞ 0.80 1.51633 64.1
26 ∞ 1.33
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.31609e-003 A 6=-2.11815e-004 A 8= 1.47658e-005 A10=-4.85016e-007 A12= 6.06410e-009

第7面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.55393e-003 A 6=-1.60813e-004 A 8= 4.64854e-007 A10= 9.56006e-007 A12=-3.75286e-008

第15面
K = 6.33701e-001 A 4=-3.99581e-004 A 6=-3.90298e-005 A 8=-1.16903e-007

第16面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.18468e-004 A 6=-6.83308e-005 A 8= 3.38741e-006

第19面
K = 0.00000e+000 A 4= 8.11964e-004 A 6= 7.59037e-005 A 8=-1.83757e-006

第24面
K = 0.00000e+000 A 4= 4.91449e-005 A 6=-2.12153e-005 A 8= 7.02392e-007 A10=-1.02421e-008

各種データ
ズーム比 23.78
広角 中間 望遠
焦点距離 4.63 74.00 110.10
Fナンバー 3.30 6.47 6.66
半画角 34.46 3.00 2.02
像高 3.18 3.88 3.88
レンズ全長 52.05 71.82 73.41
BF 2.91 2.91 2.91

d 5 0.39 25.92 28.23
d13 16.06 1.94 0.52
d14 3.62 0.57 0.56
d19 3.56 13.24 9.15
d22 5.47 7.21 11.99

レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 41.30
2 6 -5.66
3 15 10.01
4 20 -17.48
5 23 19.06
[数値実施例2]
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 39.482 0.75 1.85478 24.8
2 26.894 2.83 1.49700 81.5
3 -152.427 0.05
4 26.486 1.67 1.59282 68.6
5 60.176 (可変)
6* 38.890 0.40 1.85135 40.1
7* 5.892 2.56
8 -10.204 0.30 1.77250 49.6
9 ∞ 0.24
10 -30.712 0.30 1.77250 49.6
11 36.813 0.08
12 15.341 1.09 1.95906 17.5
13 -97.436 (可変)
14(絞り) ∞ (可変)
15* 6.013 2.38 1.58313 59.5
16* 50.325 0.27
17 10.070 0.40 1.80610 33.3
18 4.398 2.72 1.49710 81.6
19* -1514.412 (可変)
20 27.425 0.35 1.80400 46.6
21 7.336 0.90 1.58144 40.8
22 11.234 (可変)
23 9.309 2.50 1.53160 55.8
24* 84.502 1.30
25 ∞ 0.80 1.51633 64.1
26 ∞ 1.09
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.08819e-003 A 6=-1.87950e-004 A 8= 1.31237e-005 A10=-4.31866e-007 A12= 5.42581e-009

第7面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.33658e-003 A 6=-1.48334e-004 A 8= 1.09915e-006 A10= 7.86851e-007 A12=-3.14239e-008

第15面
K = 7.18200e-001 A 4=-3.96296e-004 A 6=-4.59405e-005 A 8= 2.47236e-007

第16面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.15828e-004 A 6=-7.78234e-005 A 8= 4.58302e-006

第19面
K = 0.00000e+000 A 4= 8.82159e-004 A 6= 8.69814e-005 A 8=-3.51609e-006

第24面
K = 0.00000e+000 A 4= 7.38561e-005 A 6=-1.95173e-005 A 8= 5.75364e-007 A10=-7.37782e-009

各種データ
ズーム比 28.48
広角 中間 望遠
焦点距離 4.63 72.91 132.00
Fナンバー 3.47 6.75 7.10
半画角 34.43 3.04 1.68
像高 3.18 3.88 3.88
レンズ全長 53.40 73.29 74.87
BF 2.92 2.92 2.92

d 5 0.39 26.06 29.22
d13 16.60 2.55 0.25
d14 3.74 0.54 0.26
d19 3.24 14.26 8.16
d22 6.43 6.88 14.00

レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 41.32
2 6 -5.58
3 15 10.22
4 20 -19.11
5 23 19.46
[数値実施例3]
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 45.547 0.75 1.85478 24.8
2 31.820 3.57 1.49700 81.5
3 -311.786 0.05
4 35.975 2.00 1.59282 68.6
5 97.883 (可変)
6* 355.586 0.65 1.85135 40.1
7* 6.401 2.58
8 -12.615 0.65 1.83481 42.7
9 25.147 0.10
10 13.525 1.76 1.92286 20.9
11 -29.922 0.65 1.83481 42.7
12 -379.329 (可変)
13(絞り) ∞ (可変)
14* 6.151 2.38 1.55332 71.7
15* 84.341 0.27
16 10.224 0.40 1.88300 40.8
17 4.316 2.72 1.49710 81.6
18* -681.874 (可変)
19 19.172 0.35 1.59282 68.6
20 6.766 0.90 1.51633 64.1
21 7.586 (可変)
22* 10.396 3.00 1.58313 59.4
23 -28.633 0.40 1.76182 26.5
24 -100.683 1.30
25 ∞ 0.80 1.51633 64.1
26 ∞ 1.08
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 5.28337e-004 A 6=-3.13474e-005 A 8= 9.22675e-007 A10=-1.07660e-008

第7面
K = 0.00000e+000 A 4= 7.10527e-004 A 6=-1.12008e-005 A 8=-6.01184e-007 A10= 5.85831e-008

第14面
K = 5.48354e-001 A 4=-3.45517e-004 A 6=-3.02924e-005 A 8=-1.49374e-007

第15面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.21487e-004 A 6=-5.11093e-005 A 8= 2.39512e-006

第18面
K = 0.00000e+000 A 4= 4.13637e-004 A 6= 4.90793e-005 A 8=-2.49425e-006

第22面
K = 0.00000e+000 A 4= 5.36779e-005 A 6= 9.38896e-006 A 8=-3.51728e-007 A10= 6.54026e-009

各種データ
ズーム比 35.06
広角 中間 望遠
焦点距離 4.45 78.10 156.00
Fナンバー 3.51 6.79 7.10
半画角 35.53 2.84 1.42
像高 3.18 3.88 3.88
レンズ全長 62.38 88.31 90.39
BF 2.91 2.91 2.91

d 5 0.39 34.06 37.97
d12 17.69 3.90 0.25
d13 7.25 0.63 0.60
d18 3.89 14.28 8.47
d21 6.82 9.08 16.75

レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 51.28
2 6 -6.28
3 14 11.74
4 19 -21.23
5 22 17.49
[数値実施例4]
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 45.284 0.75 1.85478 24.8
2 31.670 3.60 1.49700 81.5
3 -338.566 0.05
4 36.303 2.02 1.59282 68.6
5 100.994 (可変)
6* 355.586 0.65 1.85135 40.1
7* 6.401 2.58
8 -13.054 0.50 1.83481 42.7
9 24.011 0.10
10 13.176 1.80 1.92286 20.9
11 -29.922 0.13
12 -26.665 0.65 1.83481 42.7
13 -209.771 (可変)
14(絞り) ∞ (可変)
15* 6.102 2.38 1.55332 71.7
16* 76.595 0.27
17 10.029 0.40 1.88300 40.8
18 4.273 2.72 1.49710 81.6
19* 1620.334 (可変)
20 19.464 0.35 1.59282 68.6
21 6.779 0.90 1.51633 64.1
22 7.566 (可変)
23* 10.103 3.00 1.58313 59.4
24 -33.665 0.40 1.76182 26.5
25 -168.201 1.30
26 ∞ 0.80 1.51633 64.1
27 ∞ 1.08
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 5.24345e-004 A 6=-3.11449e-005 A 8= 9.05862e-007 A10=-1.04052e-008

第7面
K = 0.00000e+000 A 4= 7.04496e-004 A 6=-1.10014e-005 A 8=-6.56039e-007 A10= 5.73433e-008

第15面
K = 6.08380e-001 A 4=-3.62435e-004 A 6=-3.30654e-005 A 8=-4.59358e-008

第16面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.72659e-004 A 6=-5.39582e-005 A 8= 2.89849e-006

第19面
K = 0.00000e+000 A 4= 4.00229e-004 A 6= 5.13097e-005 A 8=-2.82595e-006

第23面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.52256e-005 A 6= 7.65162e-006 A 8=-2.68735e-007 A10= 5.40648e-009

各種データ
ズーム比 35.06
広角 中間 望遠
焦点距離 4.45 77.83 156.00
Fナンバー 3.52 6.78 7.10
半画角 35.53 2.85 1.42
像高 3.18 3.88 3.88
レンズ全長 62.50 88.21 90.31
BF 2.91 2.91 2.91

d 5 0.39 34.07 38.00
d13 17.77 3.89 0.26
d14 7.22 0.61 0.60
d19 3.83 14.63 8.70
d22 6.86 8.58 16.32

レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 51.38
2 6 -6.27
3 15 11.71
4 20 -20.94
5 23 17.55
[数値実施例5]
単位 mm
面データ
面番号 r d nd vd
1 45.493 0.75 1.85478 24.8
2 32.130 3.83 1.49700 81.5
3 -326.362 0.05
4 37.842 1.79 1.59282 68.6
5 98.976 (可変)
6* 39.436 0.70 1.85135 40.1
7* 6.737 3.02
8 -172.684 2.03 1.92286 18.9
9 -11.790 0.60 1.71300 53.9
10 32.661 0.48
11* -29.254 1.05 1.76802 49.2
12* 451.191 (可変)
13(絞り) ∞ (可変)
14* 5.966 2.38 1.55332 71.7
15* -28.362 0.27
16 16.008 0.40 1.88300 40.8
17 4.852 2.72 1.49710 81.6
18* 124.812 (可変)
19 32.895 0.35 1.59282 68.6
20 8.012 0.90 1.51633 64.1
21 7.599 (可変)
22* 9.665 3.00 1.58313 59.4
23 -40.362 0.40 1.76182 26.5
24 -149.480 1.30
25 ∞ 0.80 1.51633 64.1
26 ∞ 1.06
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.61317e-004 A 6= 1.57506e-006 A 8=-1.35024e-007 A10= 1.13275e-009

第7面
K = 0.00000e+000 A 4= 4.63625e-004 A 6= 3.29284e-005 A 8=-5.19826e-007 A10= 6.52468e-008

第11面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.97804e-004 A 6= 1.81953e-005 A 8= 3.69282e-007 A10=-2.00342e-008

第12面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.86604e-005 A 6= 1.58416e-006 A 8= 4.45734e-007 A10=-2.46314e-008

第14面
K = 7.07258e-001 A 4=-4.14201e-004 A 6=-4.11908e-005 A 8=-3.21495e-008

第15面
K = 0.00000e+000 A 4= 7.81707e-004 A 6=-6.93380e-005 A 8= 3.64676e-006

第18面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.30302e-004 A 6= 7.89377e-005 A 8=-2.49722e-006

第22面
K = 0.00000e+000 A 4=-7.17395e-006 A 6= 1.05659e-005 A 8=-3.57907e-007 A10= 5.94633e-009

各種データ
ズーム比 34.83
広角 中間 望遠
焦点距離 4.45 73.78 155.01
Fナンバー 3.45 6.67 7.10
半画角 35.53 3.01 1.43
像高 3.18 3.88 3.88
レンズ全長 62.91 88.62 91.86
BF 2.88 2.88 2.88

d 5 0.39 33.70 38.37
d12 18.89 4.14 0.68
d13 6.15 0.49 0.60
d18 3.92 14.93 10.01
d21 5.71 7.50 14.33

レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 53.22
2 6 -6.27
3 14 11.18
4 19 -17.00
5 22 16.43
[数値実施例6]
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 44.088 0.75 1.85478 24.8
2 31.090 3.58 1.49700 81.5
3 -461.393 0.05
4 36.209 2.04 1.59282 68.6
5 102.422 (可変)
6* 355.586 0.40 1.85135 40.1
7* 6.401 2.21
8 -26.032 0.35 1.83481 42.7
9 40.000 0.50
10 -40.000 0.30 1.83481 42.7
11 30.978 0.10
12 13.228 1.83 1.92286 20.9
13 -39.634 0.35 1.83481 42.7
14 -379.329 (可変)
15(絞り) ∞ (可変)
16* 6.156 2.38 1.55332 71.7
17* 74.290 0.27
18 10.354 0.40 1.88300 40.8
19 4.346 2.72 1.49710 81.6
20* -253.790 (可変)
21 22.467 0.35 1.59282 68.6
22 7.152 0.90 1.51633 64.1
23 7.701 (可変)
24* 9.676 3.00 1.58313 59.4
25 -28.901 0.40 1.76182 26.5
26 -288.515 1.30
27 ∞ 0.80 1.51633 64.1
28 ∞ 1.08

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.92390e-004 A 6=-2.56606e-005 A 8= 7.74788e-007 A10=-9.19386e-009

第7面
K = 0.00000e+000 A 4= 5.53271e-004 A 6=-4.65787e-006 A 8=-7.06677e-007 A10= 4.42080e-008

第16面
K = 6.05975e-001 A 4=-3.84872e-004 A 6=-3.03829e-005 A 8=-1.30033e-007

第17面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.99265e-004 A 6=-4.88885e-005 A 8= 2.55961e-006

第20面
K = 0.00000e+000 A 4= 4.14849e-004 A 6= 4.75131e-005 A 8=-2.56084e-006

第24面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.52004e-005 A 6= 5.11972e-006 A 8=-1.69844e-007 A10= 4.12686e-009

各種データ
ズーム比 34.30
広角 中間 望遠
焦点距離 4.37 67.55 150.00
Fナンバー 3.50 6.72 7.10
半画角 36.00 3.28 1.48
像高 3.18 3.88 3.88
レンズ全長 62.50 86.95 89.70
BF 2.91 2.91 2.91

d 5 0.39 33.19 38.00
d14 17.95 4.43 0.45
d15 7.59 0.61 0.60
d20 4.29 14.78 8.78
d23 6.21 7.87 15.80

レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 51.29
2 6 -6.35
3 16 11.81
4 21 -19.89
5 24 17.51
次に、各実施例に示したようなズームレンズを撮影光学系として用いたデジタルスチルカメラの実施形態について、図13を用いて説明する。
図13において、60はカメラ本体、61は実施例1から5で説明した、いずれかのズームレンズによって構成された撮影光学系である。62はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子(光電変換素子)である。63は固体撮像素子62によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリである。64は液晶ディスプレイパネル等によって構成され、撮像素子62上に形成された被写体像を観察するためのファインダである。
このように本発明のズームレンズをデジタルスチルカメラ等の撮像装置に適用することにより、高変倍比であり、高い光学性能を有する撮像装置を得ることができる。
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L5 第5レンズ群
SP 開口絞り
G ガラスブロック
IP 像面

Claims (9)

  1. 物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群から構成され、ズーミングに際して前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、前記第4レンズ群が移動し、隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、
    前記第2レンズ群は、正レンズと少なくとも3枚の負レンズとを含み、ズーミングに際して前記第5レンズ群は不動であり、
    前記第2レンズ群の焦点距離をf2、望遠端における全系の焦点距離をftとしたとき、
    0.010<|f2|/ft<0.060
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第2レンズ群に含まれる負レンズの焦点距離の平均値をf2nave、広角端における全系の焦点距離をfwとしたとき、
    3.00<|f2nave|/fw<6.00
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第2レンズ群に含まれる負レンズの材料の屈折率の平均値をN2naveとしたとき、
    1.750<N2nave<1.880
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3としたとき、
    0.050<f3/ft<0.100
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第3レンズ群に含まれる正レンズの材料の屈折率の平均値をN3paveとしたとき、
    1.500<N3pave<1.650
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
    7.00<f1/|f2|<12.00
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、
    0.05<|f4|/ft<0.20
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 広角端における前記ズームレンズのバックフォーカスをSkw、前記第5レンズ群の焦点距離をf5としたとき、
    0.05<Skw/f5<0.20
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成される像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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