JP2017114257A - ドアトリム - Google Patents
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Abstract
【課題】乗員がプルハンドルを握った状態でもインサイドハンドルを操作できるドアトリムであっても、インサイドハンドルの視認性を向上させること。
【解決手段】ドアトリム12は、車両1のドア2のロックを解除するインサイドハンドル30がドア2を開閉する際の握りとなるプルハンドル20に組み付けられており、乗員がプルハンドル20を握った状態でもインサイドハンドル30を操作可能となっている。プルハンドル20には、乗員がインサイドハンドル30を操作する前の状態において、インサイドハンドル30の先端を目視可能な切欠部22が形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】ドアトリム12は、車両1のドア2のロックを解除するインサイドハンドル30がドア2を開閉する際の握りとなるプルハンドル20に組み付けられており、乗員がプルハンドル20を握った状態でもインサイドハンドル30を操作可能となっている。プルハンドル20には、乗員がインサイドハンドル30を操作する前の状態において、インサイドハンドル30の先端を目視可能な切欠部22が形成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、ドアトリムに関し、詳しくは、車両のドアのロックを解除するインサイドハンドルがドアを開閉する際の握りとなるプルハンドルに組み付けられており、乗員がプルハンドルを握った状態でもインサイドハンドルを操作可能となっているドアトリムに関する。
従来、自動車(図示しない)のドア本体パネルの内側には、内装部材としてのドアトリムが組み付けられている。このドアトリムには、自動車に対するドアのロックを解除するインサイドハンドルと、このドアを開閉する際の握りとなるプルハンドルとが組み付けられている。ここで、下記特許文献1には、乗員(図示しない)がプルハンドル120を握った状態でもインサイドハンドル130を操作可能となっているドアトリム112が開示されている(図5参照)。これにより、インサイドハンドル130を操作するときプルハンドル120を握ることができるため、例えば、自動車(図示しない)の運転席ドア102を開けるとき、インサイドハンドル130を操作した手でプルハンドル120を握り直すといった持ち替え作業が不要となる。したがって、降車時の利便性を高めることができる。
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、乗員がプルハンドル120を握った状態でもインサイドハンドル130を操作可能にするために、プルハンドル120に重なり合うように下側にインサイドハンドル130が組み付けられている。すなわち、プルハンドル120によって乗員から見え難い位置(乗員の視線から隠れる位置)にインサイドハンドル130が組み付けられていた(図6〜7参照)。そのため、この自動車に初めて乗る乗員にとってインサイドハンドル130の視認性が低いといった問題が発生していた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、乗員がプルハンドルを握った状態でもインサイドハンドルを操作できるドアトリムであっても、インサイドハンドルの視認性を向上させることである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、車両のドアのロックを解除するインサイドハンドルがドアを開閉する際の握りとなるプルハンドルに組み付けられており、乗員がプルハンドルを握った状態でもインサイドハンドルを操作可能となっているドアトリムである。プルハンドルには、乗員がインサイドハンドルを操作する前の状態において、インサイドハンドルの先端を目視可能な切欠部が形成されている。
請求項1に記載の発明は、車両のドアのロックを解除するインサイドハンドルがドアを開閉する際の握りとなるプルハンドルに組み付けられており、乗員がプルハンドルを握った状態でもインサイドハンドルを操作可能となっているドアトリムである。プルハンドルには、乗員がインサイドハンドルを操作する前の状態において、インサイドハンドルの先端を目視可能な切欠部が形成されている。
請求項1の発明によれば、従来技術と同様に、乗員がプルハンドルを握った状態でもインサイドハンドルを操作できるようにするために、例えば、プルハンドルに重なり合うように下側にインサイドハンドルが組み付けられていても、すなわち、プルハンドルによって乗員から見え難い位置(乗員の視線から隠れる位置)にインサイドハンドルが組み付けられていても、乗員は切欠部を介してインサイドハンドルの先端を目視できる。そのため、従来技術とは異なり、インサイドハンドルの視認性を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のドアトリムであって、インサイドハンドルの先端には、目視面が形成されている。目視面は、乗員がインサイドハンドルを操作した後の状態において、プルハンドルの表面に対して略面一を成すように形成されている。
請求項2の発明によれば、乗員がインサイドハンドルを操作した後の状態において、プルハンドルの意匠ラインの延長上にインサイドハンドルの意匠ラインが到達するように見えるため、インサイドハンドルの見栄えを向上させることができる。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜4を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、『車両』、『ドア』の例として、『自動車1』、『運転席ドア2』を説明することとする。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、自動車1の向きを基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
この自動車1には、乗員が各座席(運転席、助手席、左後部座席、右後部座席であり、いずれも図示しない)に乗降するための4枚のドア(運転席ドア2、助手席ドア3、後部座席右ドア4、後部座席左ドア5)が設けられている(図1参照)。ここで、運転席ドア2について詳述する。なお、残りの助手席ドア3、後部座席右ドア4、後部座席左ドア5も、運転席ドア2と同様な構成となっているため、これら助手席ドア3、後部座席右ドア4、後部座席左ドア5の説明を省略することとする。
この運転席ドア2は、主として、ドア本体パネル10とドアトリム12とから構成されている(図2参照)。以下に、これらドア本体パネル10とドアトリム12とを個別に説明していく。
はじめに、ドア本体パネル10から説明していく。ドア本体パネル10は、車両ボデーに形成されている乗降するための開口(図示しない)を開閉可能にヒンジ結合されているパネル部材から構成されている。このドア本体パネル10の内面の後側には、車両ボデーに取り付けられているストライカに引っ掛け可能なフックが付勢部材(いずれも図示しない)を介して枢着されている。
このフックがストライカに引っ掛けられた状態になると、車両ボデーに対してドア本体パネル10がロックされた状態、すなわち、自動車1に対して運転席ドア2がロックされた状態となる。これとは逆に、この引っ掛けが解消された状態になると、車両ボデーに対するドア本体パネル10のロックが解消された状態、すなわち、自動車1に対する運転席ドア2のロックが解消された状態となる。ドア本体パネル10は、このように構成されている。
次に、ドアトリム12を説明する。ドアトリム12は、ドア本体パネル10の内面にクリップ等(図示しない)を介して組み付けられるパネル状の内装部材から構成されている。このドアトリム12には、ドア本体パネル10を開閉する際の握りとなるプルハンドル20が一体を成すように形成されている。このプルハンドル20の前側には、乗員が後述するインサイドハンドル30を操作する前の状態において(図4において、インサイドハンドル30が実線で示される状態において)、後述するインサイドハンドル30の先端を目視可能な切欠部22が形成されている(図3参照)。
このプルハンドル20には、上述したフックに対してケーブル(図示しない)を介して機械的に連結されたインサイドハンドル30が付勢部材(図示しない)を介して組み付けられている。そのため、このインサイドハンドル30を乗員が操作すると、ケーブルが引っ張られるため、上述したストライカに対するフックの引っ掛けを解消できる。したがって、自動車1に対する運転席ドア2のロックを解消できる。
なお、このインサイドハンドル30は、従来技術と同様に、乗員がプルハンドル20を握った状態でもインサイドハンドル30自身を操作できるようにするために、プルハンドル20に重なり合うように下側に組み付けられている。これとは逆に、このインサイドハンドル30の操作を解消すると、ケーブルの引っ張りが解消されるため、上述したストライカに対してフックを引っ掛けることができる。したがって、自動車1に対して運転席ドア2をロックできる。
このインサイドハンドル30の前端(先端)には、目視面32が形成されている。この目視面32は、乗員がインサイドハンドル30を操作した後の状態において(図4において、インサイドハンドル30が想像線で示される状態において)、プルハンドル20の表面20aに対して略面一(同一直線L上)を成すように形成されている(図4参照)。ドアトリム12は、このように構成されている。このように構成されているドアトリム12は、上述したようにドア本体パネル10の内面にクリップ等を介して組み付けられている。このようにして運転席ドア2は構成されている。
本発明の実施例に係るドアトリム12は、上述したように構成されている。この構成によれば、プルハンドル20の前側には、乗員がインサイドハンドル30を操作する前の状態において(図4において、インサイドハンドル30が実線で示される状態において)、インサイドハンドル30の先端を目視可能な切欠部22が形成されている。そのため、従来技術と同様に、乗員がプルハンドル20を握った状態でもインサイドハンドル30を操作できるようにするために、プルハンドル20に重なり合うように下側にインサイドハンドル30が組み付けられていても、すなわち、プルハンドル20によって乗員から見え難い位置(乗員の視線から隠れる位置)にインサイドハンドル30が組み付けられていても、乗員は切欠部22を介してインサイドハンドル30の先端を目視できる。そのため、従来技術とは異なり、インサイドハンドル30の視認性を向上させることができる。
また、この構成によれば、インサイドハンドル30の前端(先端)には、目視面32が形成されている。この目視面32は、乗員がインサイドハンドル30を操作した後の状態において(図4において、インサイドハンドル30が想像線で示される状態において)、プルハンドル20の表面20aに対して略面一を成すように形成されている。そのため、乗員がインサイドハンドル30を操作した後の状態において、プルハンドル20の意匠ラインの延長上にインサイドハンドル30の意匠ラインが到達するように見えるため、インサイドハンドル30の見栄えを向上させることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、『車両』、『ドア』の例として、『自動車1』、『運転席ドア2』を説明することとする。しかし、これに限定されるものでなく、『車両』は、例えば、『トラック』、『バス』等であっても構わない。また、『ドア』は、例えば、『助手席ドア3』、『後部座席右ドア4』、『後部座席左ドア5』等であっても構わない。
1 自動車(車両)
2 運転席ドア(ドア)
12 ドアトリム
20 プルハンドル
20a 表面
22 切欠部
30 インサイドハンドル
32 目視面
2 運転席ドア(ドア)
12 ドアトリム
20 プルハンドル
20a 表面
22 切欠部
30 インサイドハンドル
32 目視面
Claims (2)
- 車両のドアのロックを解除するインサイドハンドルがドアを開閉する際の握りとなるプルハンドルに組み付けられており、乗員がプルハンドルを握った状態でもインサイドハンドルを操作可能となっているドアトリムであって、
プルハンドルには、乗員がインサイドハンドルを操作する前の状態において、インサイドハンドルの先端を目視可能な切欠部が形成されているドアトリム。 - 請求項1に記載のドアトリムであって、
インサイドハンドルの先端には、目視面が形成されており、
目視面は、乗員がインサイドハンドルを操作した後の状態において、プルハンドルの表面に対して略面一を成すように形成されているドアトリム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015251119A JP2017114257A (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | ドアトリム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015251119A JP2017114257A (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | ドアトリム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017114257A true JP2017114257A (ja) | 2017-06-29 |
Family
ID=59233280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015251119A Pending JP2017114257A (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | ドアトリム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017114257A (ja) |
-
2015
- 2015-12-24 JP JP2015251119A patent/JP2017114257A/ja active Pending
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