JP2017112806A - 災害時給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】災害に伴う電力不足時に複数の避難施設に給電車両を用いて好適に給電を行うことができる災害時給電システムを提供する。
【解決手段】災害時給電システムは、地域内に設定された複数の避難所11を対象に、停電時に給電を行う車両として登録された複数の給電車両12を備える。災害に伴う停電時には、管理サーバ13が、各避難所11の避難所情報と各給電車両12の車両情報とを取得する。避難所情報には、避難所11に供給が必要な電力量が含まれており、車両情報には、給電車両12から供給可能な電力量が含まれている。管理サーバ13は、取得した各避難所11の避難所情報と各給電車両12の車両情報とに基づき、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定する。そして、その決定した給電先の避難所11を各給電車両12の所有者の携帯電話機に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、災害時給電システムに関する。
近年、地震等の災害に伴い建物で停電が生じた場合に、ハイブリッド自動車や電気自動車といった外部給電可能な車両(以下、給電車両ともいう)を用いて建物に電力を供給する技術が提案されている。例えば特許文献1には、災害により建物で停電が発生した場合に、サーバから所定の給電車両に対し当該建物への給電指令を送信する給電システムが開示されている。このシステムによれば、給電指令を受けた給電車両は停電した建物へと移動し、当該建物への給電に用いられることになる。
特開2013−21781号公報
ところで、市町村等の一定の地域では、災害時における住民の避難先として複数の避難所(指定避難所)が設定されている。災害時にはそれらの避難所が住民の生活の場となるため、避難所が停電になった場合には外部からの給電が特に求められる。
そこで、災害時に避難所で停電が発生した場合に、地域内にある複数の給電車両を用いて避難所への給電を行うようにすることが考えられる。その場合、例えば、上記特許文献1の給電システムのように、給電車両に避難所への給電指令を送信することで、各給電車両を避難所へと移動させるようにすることが考えられる。
ここで、地域内には複数の避難所があるため、それら複数の避難所で給電が必要となった場合には、各避難所に給電車両を割り振って配置する必要がある。この場合、例えば給電車両を台数に基づいて各避難所に割り振ることが考えられる。しかしながら、給電車両はそのバッテリ残量が給電車両ごとに異なるため、この場合、バッテリ残量が少ない給電車両ばかりが同じ避難所に割り振られるおそれがある。そうなると、その避難所へは十分な電力を供給することができず、停電が依然として解消されないおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、災害に伴う電力不足時に複数の避難施設に給電車両を用いて好適に給電を行うことができる災害時給電システムを提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明の災害時給電システムは、災害により地域内に設けられた複数の避難施設で電力不足が生じた際、それら避難施設を対象に給電を行うべく予め登録された複数の給電車両と、給電を要する前記各避難施設の避難施設情報として、少なくとも供給が必要な必要電力量に関する情報を取得する避難施設情報取得手段と、前記各給電車両の車両情報として、少なくとも供給可能な電力量に関する情報を取得する車両情報取得手段と、前記避難施設情報取得手段により取得した前記各避難施設の避難施設情報と、前記車両情報取得手段により取得した前記各給電車両の車両情報とに基づき、前記各給電車両について、その給電先となる前記避難施設を決定する給電先決定手段と、前記給電先決定手段により決定された給電先の前記避難施設を前記各給電車両のユーザにそれぞれ通知する給電先通知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、災害に伴う電力不足時に、給電を要する各避難施設の避難施設情報と、各給電車両の車両情報とが取得され、これら取得された各情報に基づき各給電車両の給電先となる避難施設が決定される。そして、その決定された給電先の避難施設が各給電車両のユーザに通知される。この場合、その通知を受けたユーザは給電先の避難施設へ給電車両を移動させ同車両より避難施設に給電を行うこととなる。このため、各避難施設で電力不足が生じた場合に、その電力不足分を給電車両からの給電により賄うことができる。
また、取得される各避難施設の避難施設情報には同施設に供給が必要な必要電力量に関する情報が含まれ、また各給電車両の車両情報には同車両より供給可能な電力量に関する情報が含まれている。そのため、これら取得された各電力量情報に基づいて各給電車両の給電先となる避難施設が決定される。この場合、電力需要側である各避難施設と電力供給側である各給電車両とのそれぞれの事情(電力事情)を考慮して、各避難施設に給電車両を配す(配車する)ことができる。したがって、各避難施設にそれぞれ必要な量の電力を供給できるよう、給電車両を各避難施設に割り振ることができる。そのため、災害に伴う電力不足時に給電車両を用いて各避難施設に好適に給電を行うことができる。
第2の発明の災害時給電システムは、第1の発明において、前記避難施設情報取得手段は、前記避難施設情報として、前記避難施設の所在地に関する所在地情報を取得し、前記車両情報取得手段は、前記車両情報として、前記給電車両の現在位置に関する車両位置情報を取得し、前記給電先決定手段は、前記取得した前記各給電車両の車両位置情報と前記各避難施設の所在地情報とに基づいて、前記各給電車両の給電先となる前記避難施設を決定することを特徴とする。
本発明によれば、各避難施設の所在地と各給電車両の現在位置とに基づいて、各給電車両の給電先となる避難施設が決定される。この場合、給電車両の現在位置から近くにある避難施設を当該給電車両の給電先とする等、給電車両と避難施設との位置関係に応じて給電先を決めることができる。そのため、給電車両を避難施設に迅速に配置することができ、給電車両による避難施設への給電を迅速に開始させることができる。
第3の発明の災害時給電システムは、第2の発明において、前記地域内における道路情報を取得する道路情報取得手段を備え、前記給電先決定手段は、前記道路情報取得手段により取得した道路情報に基づいて、前記各給電車両の給電先となる前記避難施設を決定することを特徴とする。
本発明によれば、各給電車両と各避難施設との位置関係に加え、地域内における道路情報に基づき、各給電車両の給電先となる避難施設が決定される。この場合、地域内のいずれの道路で通行止めになっているか又は渋滞が生じているか等、地域内の道路状況を考慮して各給電車両の給電先を決定できる。このため、各給電車両を確実に給電先の避難施設へ移動させることが可能となる。
第4の発明の災害時給電システムは、第1乃至第3の発明において、前記車両情報取得手段は、前記車両情報として、前記給電車両が走行中であるか否かに関する車両走行情報を取得し、前記給電先決定手段は、前記取得した前記各給電車両の車両走行情報に基づいて、前記各給電車両の給電先となる前記避難施設を決定することを特徴とする。
ところで、災害時に各給電車両のユーザに給電先の避難施設が通知された際、ユーザが給電車両を運転中である場合(換言すると給電車両が走行中である場合)には、そのまま給電車両を避難施設まで走らせることで給電車両を比較的短時間で避難施設に到達させることが可能である。そこで本発明では、この点に着目し、給電車両が走行中であるか否かに関する車両走行情報を取得し、その取得した車両走行情報に基づき、給電車両の給電先となる避難施設を決定している。この場合、迅速な給電を要する避難施設に対しては走行中の給電車両を割り当てて給電車両による給電を速やかに開始させる等、避難施設への給電の緊急性に応じて給電車両を各避難施設に割り振ることが可能となる。
第5の発明の災害時給電システムは、第1乃至第4のいずれかの発明において、前記給電車両のユーザの避難先となる前記避難施設が避難先情報として予め登録されており、前記給電先決定手段は、前記登録された前記各給電車両のユーザの避難先情報に基づいて、前記各給電車両の給電先となる前記避難施設を決定することを特徴とする。
本発明によれば、給電車両のユーザの避難先となる避難施設が予め登録されており、その登録された各給電車両のユーザの避難先情報に基づいて、各給電車両の給電先となる避難施設が決定される。この場合、例えば給電車両の給電先をそのユーザが避難する避難先の避難施設に割り当てることができるため、避難施設へ避難する給電車両のユーザにとって好都合となる。
第6の発明の災害時給電システムは、第1乃至第5のいずれかの発明において、前記避難施設情報取得手段は、前記避難施設情報として、前記避難施設に収容される被災者に関する被災者情報及び前記避難施設の損壊に関する損壊情報の少なくともいずれかを取得し、その取得した情報に基づいて前記避難施設に供給が必要な電力量を算出することを特徴とする。
本発明によれば、避難施設に収容される被災者の情報や、避難施設の損壊に関する情報に基づいて、避難施設へ供給が必要な電力量が算出される。この場合、例えば避難施設に収容される被災者の人数に応じて必要電力量の算出を行ったり、また避難施設において被災者を収容できない損壊部分を加味して必要電力量の算出を行ったりすることができる。よって、この場合、避難施設の実際の状況に応じた必要電力量の算出を行うことができる。
第7の発明の災害時給電システムは、第1乃至第6のいずれかの発明において、前記地域内に設置され、車両に対して充電を行うための充電装置と、前記充電装置による車両への充電に応じて課金を行う課金手段と、前記充電装置により充電を行う車両が前記登録された給電車両であるか否かを判定する車両判定手段と、前記車両判定手段により充電を行う車両が前記登録された給電車両であると判定された場合に、前記課金手段による課金を行わないよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、充電装置により充電を行う車両が登録された給電車両である場合には、充電装置を利用しても課金がされない。この場合、給電車両として登録すれば、充電装置を無料で利用することが可能となるため、給電車両への登録を促す効果を期待できる。
第8の発明の災害時給電システムは、第1乃至第7のいずれかの発明において、前記地域内に設置され、車両に対して充電を行うための充電装置と、前記充電装置による車両への充電に応じて課金を行う課金手段と、前記充電装置により充電を行う車両が前記登録された給電車両である場合に、その給電車両が前記給電先通知手段により通知された給電先の前記避難施設に給電を行ったか否かを判定する給電実施判定手段と、前記給電実施判定手段による判定結果に基づいて、前記課金手段による課金制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、充電装置により充電を行う車両が登録された給電車両である場合に、その給電車両が給電先通知手段により通知された給電先の避難施設への給電を行ったか否かが判定される。そして、その判定結果に基づいて、課金手段による課金制御が行われる。この場合、避難施設への給電を行った給電車両には課金しないようにしたり課金金額を低く(安く)設定したりする等、優遇することができるため、災害時に給電車両を避難施設へと向かわせる効果を期待できる。
災害時給電システムの概略を示す概略図であり、(a)が通常時の様子を示し、(b)が災害発生時の様子を示している。 災害時給電システムの電気的構成を示す図。 災害時給電処理を示すフローチャート。 他の実施形態における災害時給電システムの概略を示す概略図。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図1は災害時給電システムの概略を示す概略図である。
図1に示すように、災害時給電システムは、地震等の災害により地域X内に設けられた複数の避難所11(避難施設)で停電が生じた場合に、それらの避難所11に電力を供給すべく予め登録された複数の給電車両12を備える。これらの給電車両12は、外部給電機能を有するハイブリッド自動車(PHV)又は電気自動車(EV)からなる。給電車両12としては、地域X内に居住する住民の車両が利用されており、それら住民の車両が給電車両12として予め登録されている。通常時には、図1(a)に示すように、それらの給電車両12がそれぞれ住民により用いられる一方、災害による停電時には、図1(b)に示すように、各給電車両12が避難所11へと移動し避難所11への給電に用いられるようになっている。
避難所11は、災害発生時に地域X内の住民を一時的に滞在させるための施設であり、例えば各市町村にて指定される指定避難所からなる。避難所11としては、小学校や中学校、公民館等の公共施設が利用されている。各避難所11には、災害時に避難者の管理を行うための管理コンピュータ14が設けられている。管理コンピュータ14は、避難所11の防災責任者によって管理されている。なお、図1では、地域X内に3つの避難所11が設けられているが、4つ以上の避難所11が設けられていてもよい。
また、図示は省略するが、各避難所11には、給電車両12からの給電を可能とすべく複数の給電プラグが設けられている。給電プラグには給電ケーブルを介して給電車両12を接続可能となっており、その接続状態で給電車両12から避難所11への給電が行われるようになっている。
災害時給電システムは、上記複数の給電車両12を統括管理する管理サーバ13を備える。管理サーバ13は、地域X内の行政機関17(例えば市町村の行政機関)に設置され、同行政機関17の管理者によって管理されている。災害時には、この管理サーバ13から、各給電車両12(詳しくは車両の所有者)に避難所11への給電指令が出され、その給電指令に基づき各給電車両12が避難所11へと移動し給電を行うものとなっている。
次に、災害時給電システムの構成について図2を用いながら説明する。図2は、災害時給電システムの電気的構成を示す図である。なお、図2では便宜上、各避難所11(管理コンピュータ14)のうち一の避難所11のみを図示しており、また各給電車両12のうち一の給電車両12のみを図示している。
図2に示すように、管理サーバ13は、パソコン等の周知のコンピュータを用いて構成されている。管理サーバ13は、制御部21と、通信部22と、記憶部23と、操作部24とを備えている。制御部21には、通信部22、記憶部23及び操作部24がそれぞれ接続されている。
通信部22は、給電車両12や給電車両12の所有者(ユーザ)が携帯する携帯電話機38等、外部装置との間で無線通信が可能となっている。この場合、この通信部22を介して制御部21が外部装置との間で無線通信可能とされている。
記憶部23には、各避難所11に関する避難所情報と、登録された各給電車両12に関する車両登録情報とが記憶されている。避難所情報としては、避難所11の所在地や建物規模、受電能力に関する情報等が記憶されている。車両登録情報としては、登録された各給電車両12の車種や仕様(給電仕様)、所有者(運転者)、保管場所に関する情報等が記憶されている。また、記憶部23には、この車両登録情報に付随して、災害時に各給電車両12の所有者が避難する避難先となる避難所11が避難先情報として登録されている。
操作部24は、キーボード等を含んで構成されている。記憶部23への各種情報の登録は操作部24による入力操作に基づき行われる。すなわち、操作部24により各種情報が入力されると、制御部21がそれら入力された各種情報を記憶部23に記憶(登録)する。
給電車両12は、コントローラ31と、蓄電可能な車載バッテリ32と、GPS端末33とを備える。コントローラ31は、周知のマイクロコンピュータを有してなり、管理サーバ13等の外部装置との間で無線通信可能な通信部31aを有している。コントローラ31は、車載バッテリ32の残存容量(SOC)を算出する機能を有しており、管理サーバ13側からの要求に応じてその算出した残存容量情報を通信部31aを通じて管理サーバ13に送信する。なお、給電車両12の残存容量情報は車両情報に相当する。
GPS端末33は、GPS衛星から発信される電波を受信することで自身(給電車両12)の位置情報を生成する構成となっている。給電車両12の位置情報は、必要に応じてコントローラ31に入力され通信部31aより外部施設であるコントロールセンタ35に送信される。コントロールセンタ35は、給電車両12の位置情報を取得するとともに、給電車両12が走行中か否かに関する走行情報を取得する構成となっている。管理サーバ13はコントロールセンタ35とインターネット36を介して接続されている。そのため、管理サーバ13にはコントロールセンタ35から各給電車両12の位置情報及び走行情報がインターネット36を介して入力される。なお、給電車両12の位置情報及び走行情報はそれぞれ車両情報に相当する。
各給電車両12の所有者はそれぞれ携帯機としての携帯電話機38を所持している。それら各携帯電話機38は管理サーバ13の通信部22と無線通信が可能となっている。なお、図2では便宜上、各携帯電話機38のうち一の携帯電話機38のみを図示している。これらの携帯電話機38には、管理サーバ13(制御部21)から通信部22を通じて避難所11への給電指令が送信される。給電指令は例えばメールで送信され、その指令が携帯電話機38により受信されると、携帯電話機38のディスプレイに給電指令の内容が表示される。なお、給電指令をメールに代えて音声情報で送信し、その音声情報を受信した携帯電話機38が給電指令の内容を音声で出力するようにしてもよい。
各避難所11の管理コンピュータ14は、インターネット36を介して行政機関17の管理サーバ13と接続されている。管理コンピュータ14は、キーボード等からなる操作部(図示)を有している。災害発生時には避難所11の防災責任者により、操作部を用いて避難所11に避難する避難者に関する避難者情報や、避難所11の損壊に関する損壊情報、避難所11への給電の緊急度に関する給電緊急度情報等が入力される。避難者情報としては、避難者の人数や氏名、年齢、性別に関する情報等が入力され、損壊情報としては、避難所11における損壊の程度や損壊した部位に関する情報等が入力される。また、給電緊急度情報としては、いつまでに避難所11に給電を行う必要があるかを示す給電開始時情報等が入力される。これら避難者情報、損壊情報及び給電緊急度情報が入力されると、管理コンピュータ14はこれらの情報をインターネット36を介して管理サーバ13に送信する。そして、送信されたこれらの情報が管理サーバ13側で制御部21により通信部22を通じて受信されると、その受信された情報(避難者情報、損壊情報及び給電緊急度情報)を制御部21が記憶部23に記憶する。なお、避難者情報、損壊情報及び給電緊急度情報はいずれも避難所情報に相当する。
管理サーバ13は、インターネット36を介して道路交通情報センタ等の道路情報提供機関39と接続されている。管理サーバ13には、道路情報提供機関39からインターネット36を介して地域X内の道路情報が送信(入力)される。道路情報としては、地域X内においていずれの道路が通行止めになっているかに関する道路規制情報や、いずれの道路で渋滞が生じているかに関する道路渋滞情報等が入力される。
次に、管理サーバ13の制御部21により実行される災害時給電処理について説明する。図3は、災害時給電処理を示すフローチャートである。なお、本処理は、地震等の災害発生により避難所11が停電となった場合に、行政機関17の管理者による操作部24の開始操作をトリガとして開始される。また、この開始操作に際し、管理者は地域X内の各避難所11のうちいずれの避難所11で停電となったかを停電避難所情報として操作部24により入力する。
図3に示すように、まずステップS11では、上記入力された停電避難所情報に基づき、地域X内の各避難所11のうちいずれの避難所11で停電になったかを特定する。本実施形態では、図1(b)に示すように、地域X内のすべての避難所11で停電になったことを想定しており、したがってすべての避難所11が停電になったと特定される。
ステップS12では、ステップS11で停電になったと特定された各避難所11(つまり、すべての避難所11)の避難所情報を記憶部23より読み出す。具体的には、各避難所11の避難所情報として、所在地情報、建物規模情報、受電能力情報、避難者情報、損壊情報及び給電緊急度情報を読み出す(取得する)。
ステップS13では、ステップS12で読み出した各避難所11の建物規模情報、受電能力情報、避難者情報及び損壊情報に基づいて、各避難所11ごとに避難所11へ供給が必要な電力量を算出する。この場合、その算出した各避難所11への必要電力量(必要電力量情報)が各避難所11の避難所情報として取得される。
ステップS14では、各給電車両12の残存容量情報を取得する。この取得に際しては、通信部22より各給電車両12にリクエスト信号を送信する。このリクエスト信号が各給電車両12のコントローラ31により受信されると、各給電車両12のコントローラ31はリクエスト信号の応答として車載バッテリ32の残存容量情報を通信部22に送信する。そして、この残存容量情報を通信部22を介して受信することで各給電車両12の残存容量情報を取得する。なお、残存容量情報は、給電車両12より供給可能な電力量に関する情報に相当する。
ステップS15では、コントロールセンタ35より各給電車両12の車両位置情報及び車両走行情報を取得する。これにより、各給電車両12の残存容量情報、車両位置情報及び車両走行情報がそれぞれ車両情報として取得される。
ステップS16では、各給電車両12の所有者の避難先情報(避難先となる避難所11)を記憶部23より読み出す(取得する)。
ステップS17では、道路情報提供機関39から地域X内の道路情報を取得する。具体的には、道路情報として、道路規制情報及び道路渋滞情報を取得する。
ステップS18では、各給電車両12について、その給電先となる避難所11を決定する給電先決定処理を行う。この処理では、上記各ステップS12〜S17で取得した各避難所11の避難所情報、各給電車両12の車両情報、各車両所有者の避難先情報、及び地域X内の道路情報に基づき、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定する。給電先決定処理では、例えば以下の(a)〜(e)に示す各処理を実施することが考えられる。そこで以下では、これら各処理の内容について説明する。
(a)まず、各避難所11の必要電力量情報と各給電車両12の残存容量情報とに基づいて、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定することが考えられる。この場合、各避難所11においてそれぞれ、避難所11の必要電力量に対し当該避難所11に配される(1又は複数の)給電車両12の残存容量の総量が多くなるよう、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定することが考えられる。
(b)各避難所11の所在地情報と各給電車両12の車両位置情報とに基づいて、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定してもよい。この場合、給電車両12から比較的近い位置にある避難所11を給電先として決定することが考えられる。また、給電車両12から最も近い位置にある避難所11を給電先として決定するようにしてもよい。
(c)各避難所11の所在地情報と各給電車両12の車両位置情報とに加え、地域X内の道路情報(詳しくは道路規制情報及び道路渋滞情報)に基づき、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定してもよい。この場合、各避難所11の所在地情報、各給電車両12の車両位置情報及び地域X内の道路情報に基づき、各給電車両12ごとにいずれの避難所11であれば到達可能であるかを判定し、その判定結果に基づいて、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定することが考えられる。
(d)各給電車両12の車両走行情報に基づいて、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定してもよい。この場合、各避難所11の給電緊急度情報に基づいて給電緊急度の高い避難所11がいずれであるかを判定し、走行中の給電車両12については、その給電緊急度の高い避難所11を給電先として決定することが考えられる。
(e)各給電車両12の所有者の避難先情報に基づいて、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定してもよい。この場合、給電車両12の所有者の避難先となる避難所11を当該車両12の給電先として決定することが考えられる。
ステップS19では、ステップS18で決定された給電先の避難所11を各給電車両12の所有者(登録者)に通知する給電先通知処理を行う。この処理では、各給電車両12の所有者が所持する携帯電話機38に給電先の避難所11に関する給電先情報がメールで送信される。給電先情報が携帯電話機38により受信されると、携帯電話機38のディスプレイには給電先の避難所11がどこであるかを示す情報が表示される。例えば、給電先の避難所11の所在地(住所)や電話番号、アクセス(行き方)に関する情報が表示される。これにより、各給電車両12の所有者は給電先の避難所11へと給電車両12を移動させ、同給電車両12より避難所11に給電を行うことができる。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
各避難所11の避難所情報として、少なくとも避難所11に供給が必要な電力量に関する情報を取得し、各給電車両12の車両情報として、少なくとも給電車両12より供給可能な電力量に関する情報を取得した。そして、それら取得した電力量情報に基づいて、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定した。この場合、電力需要側である各避難所11と電力供給側である各給電車両12とのそれぞれの事情(電力事情)を考慮して、各避難所11に給電車両12を配す(配車する)ことができる。したがって、各避難所11にそれぞれ必要な量の電力を供給できるよう、給電車両12を各避難所11に割り振ることができる。そのため、災害に伴う電力不足時に給電車両12を用いて各避難所11に好適に給電を行うことができる。
各避難所11の所在地情報と各給電車両12の車両位置情報とを取得し、それら取得した各情報に基づいて各給電車両12の給電先となる避難所11を決定した。この場合、給電車両12の現在位置から近くにある避難所11を当該給電車両12の給電先とする等、給電車両12と避難所11との位置関係に応じて給電先を決めることができる。そのため、給電車両12を避難所11に迅速に配置することができ、給電車両12による避難所11への給電を迅速に開始させることができる。
各避難所11の所在地情報と各給電車両12の車両位置情報とに加え地域X内における道路情報を取得し、そしてそれら取得した各情報に基づき、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定した。この場合、地域X内のいずれの道路で通行止めになっているか又は渋滞が生じているか等、地域X内の道路状況を考慮して各給電車両12の給電先を決定できる。このため、各給電車両12を確実に給電先の避難所11へ移動させることが可能となる。
給電車両12が走行中か否かに関する車両走行情報を取得し、その取得した車両走行情報に基づいて各給電車両12の給電先となる避難所11を決定した。この場合、迅速な給電を要する避難所11に対しては走行中の給電車両12を割り当てて給電車両12による給電を速やかに開始させる等、避難所11への給電の緊急性に応じて給電車両12を各避難所11に割り振ることが可能となる。
給電車両12の所有者の避難先となる避難所11を避難所情報として予め登録しておき、その登録した各給電車両12の所有者の避難先情報に基づいて、各給電車両12の給電先となる避難所11を決定した。この場合、例えば給電車両12の給電先をその所有者が避難する避難先の避難所11に割り当てることができるため、避難所11へ避難する給電車両12の所有者にとって好都合となる。
避難所11に収容される被災者に関する被災者情報と、避難所11の損壊に関する損壊情報とを取得し、その取得した各情報に基づいて、避難所11へ供給が必要な電力量を算出した。この場合、例えば避難所11に収容される被災者の人数に応じて必要電力量の算出を行ったり、また避難所11において被災者を収容できない損壊部分を加味して必要電力量の算出を行ったりすることができる。よって、この場合、避難所11の実際の状況に応じた必要電力量の算出を行うことができる。
地域X内の住民が所有する車両を給電車両12として登録したため、停電時には(地域X内の)各避難所11に給電車両12を速やかに配置させることができる。そのため、給電車両12による避難所11への給電を迅速に開始させることができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、地域X内に居住する住民(居住者)の車両を給電車両12として登録したが、これに加えて、地域X外に居住する居住者の車両を給電車両12として登録するようにしてもよい。例えば、地域X外に居住する居住者が地域X内の会社41に車両を用いて出勤する場合には、その居住者の車両は当該居住者の勤務中においては地域X内に駐車されることになる。そこで、この点に鑑み、図4に示すように、かかる通勤車両を給電車両12Aとして登録することが考えられる。この場合にも、日中は給電車両12Aが地域X内にあるため(図4(a)参照)、日中に災害が起こって避難所11が停電となった場合には、給電車両12Aを速やかに避難所11に配置して給電に用いることができる(図4(b)参照)。
また、地域X外に居住する居住者が定期的に地域X内にある公共施設42に車両を用いて通っている場合には、当該車両を給電車両12Bとして登録してもよい。この場合にも、給電車両12Bが地域X内にある際に避難所11が停電となった場合には、給電車両12Bを迅速に避難所11に配置することが可能となる(図4(b)参照)。
(2)図4の例では、地域X内に車両の充電を行うための充電スタンド45(充電スポット)が設けられている。充電スタンド45には複数の充電装置46が設けられており、それら各充電装置46によりそれぞれ車両への充電を行うことが可能となっている。これらの充電装置46は、充電管理装置47により共通に管理されている。充電管理装置47は、各充電装置46の充電制御等を行うコントローラ48や、ディスプレイ付きの操作部49等を有している。コントローラ48は、充電装置46により車両への充電が行われた場合に、その充電条件(充電量や充電時間等)に応じて充電料金を算出し、その算出した充電料金を操作部49のディスプレイに表示(請求)する(課金手段に対応)。これにより、充電装置46の利用者は表示された料金を料金支払装置(図示略)等に支払うことができる。
ここで、車両を給電車両12として登録している利用者については、充電装置46を無料又は低価格で利用できるよう優遇を与えるようにしてもよい。そうすれば、地域X内の住民に給電車両12への登録を促す効果を期待できるため、給電車両12の台数確保につなげることができる。具体的には、充電装置46による車両への充電に際し、コントローラ48により、その充電を行う車両が給電車両12であるか否かを判定し、その判定の結果、当該車両が給電車両12であると判定した場合には充電料金を無料として操作部49のディスプレイに表示することが考えられる。
なお、充電を行う車両が給電車両12であるか否かの判定は、例えば利用者により操作部49を用いて入力された暗証番号が予めコントローラ48の記憶部に登録された給電車両12の所有者の暗証番号と一致したか否かの認証に基づき行うことが考えられる。
また、充電装置46により充電を行う車両が、災害時に避難所11へ給電を行った給電車両12である場合に、充電料金に関する優遇を与えることも考えられる。そうすれば、災害時に給電車両12を避難所11へと向かわせる効果を期待することができる。具体的には、充電装置46により充電を行う車両が給電車両12である場合に、コントローラ48により、その給電車両12が通知された給電先の避難所11に給電を行ったか否かを判定し、その判定結果に基づいて充電料金を算出しディスプレイに表示することが考えられる。この場合、給電車両12が給電先の避難所11に給電を行ったと判定した場合には、充電料金を無料又は通常より低価格で算出し、それをディスプレイに表示することが考えられる。
なお、充電を行う車両(給電車両12)が給電先の避難所11に給電を行ったか否かの判定は、例えば利用者により操作部49を用いて入力された給電済番号(詳しくは給電車両12により避難所11に給電を行った場合に付与される認証番号)が予めコントローラ48の記憶部に登録された給電済番号と一致したか否かに基づき行われる。
(3)上記実施形態では、給電先決定処理(ステップS18)において、(a)〜(e)の各処理を行ったが、(b)〜(e)の各処理のうち少なくともいずれかの処理については行わないようにしてもよい。その場合でも、少なくとも(a)の処理は行われるため、各避難所11にそれぞれ必要な量の電力を供給できるよう給電車両12を各避難所11に割り振ることができる。
(4)ところで、避難所11には、停電時に商用電源系統とは別系統で電力供給を行うことが可能なように発電機や蓄電装置といった外部電源装置が設けられている場合がある。そのような避難所11では災害により停電となった場合に、外部電源装置を用いて給電を行うことができる。ただ、外部電源装置により避難所11に必要な電力量を賄えない場合には、避難所11では依然として電力不足が生じるため、その場合には給電車両12による避難所11への給電を行うのが望ましい。
そこで、そのような場合に、管理サーバ13の制御部21により、避難所11の避難所情報として、外部電源装置に関する外部電源情報を取得し、その取得した外部電源情報に基づいて、避難所11へ供給が必要な電力量を算出するようにしてもよい。外部電源情報としては、外部電源装置から供給可能な電力量に関する情報や、供給可能な時間に関する情報等を取得することが考えられる。これらの外部電源情報は、例えば記憶部23に予め記憶され、制御部21は記憶部23よりこれらの情報を読み出して取得することが考えられる。この場合、避難所11に供給が必要な電力量を外部電源装置による給電能力を考慮して適正に算出することができる。
(5)給電車両12による避難所11への給電時に、管理サーバ13の制御部21により、給電車両12の残存容量情報を逐次取得するようにし、その取得した給電車両12の残存容量が所定の下限値に達した場合に当該給電車両12の所有者(ユーザ)にその旨を報知する報知処理を実施するようにしてもよい。この場合、例えば、制御部21より車両所有者の携帯電話機38に報知信号を送信し、その報知信号が携帯電話機38により受信されると、携帯電話機38のディスプレイに残存容量が低下した旨の表示がされるようにすることが考えられる。これにより、給電車両12により避難所11へ給電を行っている最中に、車載バッテリ32の残存容量が少なくなった場合にはその旨を車両所有者に知らせることができるため、車両所有者は車載バッテリ32の充電を行うべく給電車両12を充電スタンド(充電施設)へ移動させる等の対応をとることが可能となる。
(6)上記実施形態では、給電先通知処理(ステップS19)に際し、各給電車両12の所有者の携帯電話機38に給電先情報を送信(通知)するようにしたが、これを変更して、例えば給電車両12に設けられた報知装置(例えばカーナビゲーションシステム等)や、所有者の自宅に設けられた端末装置等に給電先情報を送信(通知)するようにしてもよい。
11…避難施設としての避難所、12…給電車両、13…管理サーバ、21…給電先決定手段としての制御部、46…充電装置。

Claims (8)

  1. 災害により地域内に設けられた複数の避難施設で電力不足が生じた際、それら避難施設を対象に給電を行うべく予め登録された複数の給電車両と、
    給電を要する前記各避難施設の避難施設情報として、少なくとも供給が必要な必要電力量に関する情報を取得する避難施設情報取得手段と、
    前記各給電車両の車両情報として、少なくとも供給可能な電力量に関する情報を取得する車両情報取得手段と、
    前記避難施設情報取得手段により取得した前記各避難施設の避難施設情報と、前記車両情報取得手段により取得した前記各給電車両の車両情報とに基づき、前記各給電車両について、その給電先となる前記避難施設を決定する給電先決定手段と、
    前記給電先決定手段により決定された給電先の前記避難施設を前記各給電車両のユーザにそれぞれ通知する給電先通知手段と、を備えることを特徴とする災害時給電システム。
  2. 前記避難施設情報取得手段は、前記避難施設情報として、前記避難施設の所在地に関する所在地情報を取得し、
    前記車両情報取得手段は、前記車両情報として、前記給電車両の現在位置に関する車両位置情報を取得し、
    前記給電先決定手段は、前記取得した前記各給電車両の車両位置情報と前記各避難施設の所在地情報とに基づいて、前記各給電車両の給電先となる前記避難施設を決定することを特徴とする請求項1に記載の災害時給電システム。
  3. 前記地域内における道路情報を取得する道路情報取得手段を備え、
    前記給電先決定手段は、前記道路情報取得手段により取得した道路情報に基づいて、前記各給電車両の給電先となる前記避難施設を決定することを特徴とする請求項2に記載の災害時給電システム。
  4. 前記車両情報取得手段は、前記車両情報として、前記給電車両が走行中であるか否かに関する車両走行情報を取得し、
    前記給電先決定手段は、前記取得した前記各給電車両の車両走行情報に基づいて、前記各給電車両の給電先となる前記避難施設を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の災害時給電システム。
  5. 前記給電車両のユーザの避難先となる前記避難施設が避難先情報として予め登録されており、
    前記給電先決定手段は、前記登録された前記各給電車両のユーザの避難先情報に基づいて、前記各給電車両の給電先となる前記避難施設を決定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の災害時給電システム。
  6. 前記避難施設情報取得手段は、前記避難施設情報として、前記避難施設に収容される被災者に関する被災者情報及び前記避難施設の損壊に関する損壊情報の少なくともいずれかを取得し、その取得した情報に基づいて前記避難施設に供給が必要な電力量を算出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の災害時給電システム。
  7. 前記地域内に設置され、車両に対して充電を行うための充電装置と、
    前記充電装置による車両への充電に応じて課金を行う課金手段と、
    前記充電装置により充電を行う車両が前記登録された給電車両であるか否かを判定する車両判定手段と、
    前記車両判定手段により充電を行う車両が前記登録された給電車両であると判定された場合に、前記課金手段による課金を行わないよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の災害時給電システム。
  8. 前記地域内に設置され、車両に対して充電を行うための充電装置と、
    前記充電装置による車両への充電に応じて課金を行う課金手段と、
    前記充電装置により充電を行う車両が前記登録された給電車両である場合に、その給電車両が前記給電先通知手段により通知された給電先の前記避難施設に給電を行ったか否かを判定する給電実施判定手段と、
    前記給電実施判定手段による判定結果に基づいて、前記課金手段による課金制御を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の災害時給電システム。
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