JP2017111534A - レイアウトデータ作成装置、レイアウトデータ作成方法及びレイアウトデータ作成プログラム - Google Patents

レイアウトデータ作成装置、レイアウトデータ作成方法及びレイアウトデータ作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】一つのレイアウトデータについて複数のアクセサリ画像を容易に配置することができ、その際の各画像の重ね順を少ない操作で設定することができるレイアウトデータ作成装置等を提供する。【解決手段】複数のアクセサリ画像を含むアクセサリセットであって、ユーザにより選択されたアクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像を、当該アクセサリ画像について予め設定されている位置情報により示される位置に配置する。また、ユーザにより選択されたアクセサリセットについて当該ユーザが設定した第1重ね順と、アクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像間で予め設定されている第2重ね順に基づいて、全てのアクセサリ画像の総合重ね順を算出し、当該アクセサリ画像を当該総合重ね順の示す層に配置する。【選択図】図5

Description

本発明は、DTP(Desktop publishing)の技術分野に関する。
従来、印刷物のレイアウト編集作業はコンピュータで行われるようになっており、DTPと呼ばれている。印刷機から出力される印刷物には製品となるページ部分と切り落とされる余白部分とがあり、DTPでレイアウトを編集する際、ページ部分には折丁に折ったときに正しいページ順となるようにページ画像を配置し、余白部分には印刷工程や下流工程での検査、機械制御や品質管理のために利用されるトンボや色玉、背標等のいわゆるアクセサリ画像を配置する。
特許文献1では、こうした処理を自動で行う技術について開示している。
特開2000−326473号公報
一方で、レイアウト編集作業を自動で行うためには綿密な事前設定をしておく必要があり、オペレータがアクセサリ画像を個別に配置した方が効率が良い場合もある。
しかしながら、一つのレイアウトデータについて多くのアクセサリ画像を配置する必要がある場合、オペレータの負荷が大きかった。例えば、ページ画像の4隅にトンボを配置するだけでも、トンボの姿勢(角度)を変えて4箇所に配置する必要があり同様の作業を他のアクセサリ画像についても行うことは作業効率の観点からも好ましくなかった。
また、ページ画像やアクセサリ画像同士が重なっている部分については重ね順が上位の画像が印刷されるため、アクセサリ画像同士の重ね順や、ページ画像とアクセサリ画像の重ね順が重要となる。ところが、配置するアクセサリ画像の数が多くなると、個々のアクセサリ画像の重ね順を管理することは煩雑な作業であった。
本発明は、このような問題等に鑑みて為されたもので、一つのレイアウトデータについて複数のアクセサリ画像を容易に配置することができ、その際の各画像の重ね順を少ない操作で設定することができるレイアウトデータ作成装置等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、印刷対象であるページ画像及びアクセサリ画像のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成装置であって、複数のアクセサリ画像を含むアクセサリセットであって、ユーザにより選択されたアクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像を、当該アクセサリ画像について予め設定されている位置情報により示される位置に配置する第1配置手段と、前記ユーザにより選択されたアクセサリセットについて当該ユーザが設定した第1重ね順と、前記アクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像間で予め設定されている第2重ね順に基づいて、前記ユーザにより選択された各アクセサリセットに含まれる全てのアクセサリ画像の総合重ね順を算出し、当該全てのアクセサリ画像を当該総合重ね順の示す層に配置する第2配置手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、同時に配置されることが多いアクセサリ画像をアクセサリセットとして各アクセサリ画像の位置情報とともに記憶させておき、レイアウト編集時に必要なアクセサリセットを選択することにより容易に当該アクセサリセットに含まれる複数のアクセサリ画像を配置することができる。また、選択したアクセサリセット毎に第1重ね順を設定することにより、当該第1重ね順と予め設定されている第2重ね順とに基づいて算出される総合重ね順の示す層に、選択したアクセサリセットに含まれる全てのアクセサリ画像を配置することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレイアウトデータ作成装置であって、前記第2配置手段は、前記第2重ね順が同順位であるアクセサリ画像については当該アクセサリ画像を含むアクセサリセットについて設定された第1重ね順に従って前記総合重ね順を算出することを特徴とする。
この発明によれば、異なるアクセサリセットに含まれるアクセサリ画像同士の第2重ね順が同順位であっても、ユーザの設定した第1重ね順に従って優先するアプリ画像を適切な層に配置することができ、ユーザの意思を反映させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のレイアウトデータ作成装置であって、前記第2配置手段は、前記第2重ね順として正の数値が設定されている前記アクセサリ画像を前記ページ画像より上位層に配置し、前記第2重ね順として負の数値が設定されている前記アクセサリ画像を前記ページ画像より下位層に配置することを特徴とする。
この発明によれば、ページ画像の近傍に配置する可能性の高いアクセサリ画像については、第2重ね順として負の数値を設定することにより、印刷ミスによりアクセサリ画像がページ画像と重なる位置に印刷されたとしても、アクセサリ画像はページ画像より下位層に配置されるため画像が印刷されることなく、アクセサリ画像がページ画像の上に印刷されてしまう印刷事故を防止することができる。
請求項4に記載の発明は、印刷対象であるページ画像及びアクセサリ画像のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成装置が行うレイアウトデータ作成方法であって、複数のアクセサリ画像を含むアクセサリセットであって、ユーザにより選択されたアクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像を、当該アクセサリ画像について予め設定されている位置情報により示される位置に配置する第1配置工程と、前記ユーザにより選択されたアクセサリセットについて当該ユーザが設定した第1重ね順と、前記アクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像間で予め設定されている第2重ね順に基づいて、前記ユーザにより選択された各アクセサリセットに含まれる全てのアクセサリ画像の総合重ね順を算出し、当該全てのアクセサリ画像を当該総合重ね順の示す層に配置する第2配置工程と、を含むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、印刷対象であるページ画像及びアクセサリ画像のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成装置に含まれるコンピュータを、複数のアクセサリ画像を含むアクセサリセットであって、ユーザにより選択されたアクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像を、当該アクセサリ画像について予め設定されている位置情報により示される位置に配置する第1配置手段、前記ユーザにより選択されたアクセサリセットについて当該ユーザが設定した第1重ね順と、前記アクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像間で予め設定されている第2重ね順に基づいて、前記ユーザにより選択された各アクセサリセットに含まれる全てのアクセサリ画像の総合重ね順を算出し、当該全てのアクセサリ画像を当該総合重ね順の示す層に配置する第2配置手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば一つのレイアウトデータについて複数のアクセサリ画像を容易に配置することができ、その際の各画像の重ね順を少ない操作で設定することができる。
(A)は、面付けデータの表示例を示す図である。(B)、(C)、(D)は、アクセサリセットの表示例を示す図である。 レイアウト編集装置の構成例を示すブロック図である。 アクセサリセットテーブルの構成例を示す図である。 レイアウト編集装置の動作例を示すフローチャートである。 (A)は、セット間重ね順とセット内重ね順の例を示す図である。(B)は、図5Aの例において算出される総合重ね順を示す図である。(C)は、図5Bの総合重ね順に従ってアクセサリ画像を配置した様子を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、レイアウト編集装置において本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.レイアウト編集装置の概要]
まず、図1を用いてレイアウト編集装置が作成する面付けデータについて説明する。図1(A)は面付けデータDの表示例を示す図である。面付けデータDは、面付けテンプレートに対してオペレータがページ画像Pやアクセサリ画像の配置が完了した状態で面付けデータ作成実行操作を行うことによってレイアウト編集装置により作成される。つまり、レイアウト編集装置は、ページ画像P及びアクセサリ画像の配置を編集するための機能をオペレータに提供する。そして、レイアウト編集装置によって作成された面付けデータDは印刷機で印刷を行うための元データとなる。
本実施形態におけるレイアウト編集装置では、オペレータが複数のアクセサリ画像をまとめたアクセサリセットを登録することができる。例えば、同時に配置することの多いアクセサリ画像をまとめたアクセサリセットを登録することができる。図1(B)はアクセサリセット100の一例を示す図である。アクセサリセット100はトンボ画像101A、101B、101C、101Dと、背標画像102により構成されている。同様に、図1(C)に示すアクセサリセット200は品目画像201と印刷機名称画像202により構成されている。図1(D)に示すアクセサリセット300はカラーバー画像301A、301Bにより構成されている。なお、トンボ画像101A、101B、101C、101D、品目画像201、印刷機名称画像202、カラーバー画像301A、301Bはアクセサリ画像の一例である。
アクセサリセットを登録する際には、各アクセサリ画像について重ね順情報、位置情報、姿勢情報及びサイズ情報を設定する。重ね順情報とは、アクセサリセットに含まれるアクセサリ画像間での重ね順(「セット内重ね順」という。「第2重ね順」の一例)が数値で示される。重ね順「0」はページ画像の層を示し、正の値はページ画像より上位層に配置することを意味し、絶対値が大きい程、より上位層に配置される。また、負の値はページ画像より下位層に配置することを意味し、絶対値が大きい程、より下位層に配置される。位置情報は、アクセサリ画像を配置する位置を示す情報であり、具体的には、基準、当該基準からのX座標方向の変位量、当該基準からのY座標方向の変位量を示す情報からなる。基準としてはページ基準(ページ画像の一つの隅を基準とする)、用紙基準(印刷用紙の一つの隅を基準とする)、刷版基準(刷版の一つの隅を基準とする)がある。姿勢情報は、アクセサリ画像を配置する際の姿勢(回転角度)を示す情報であり、基準となる姿勢からの回転角度を示す。サイズ情報は、アクセサリ画像を配置する際のサイズを示す情報であり、基準となるサイズからの倍率を示す。
オペレータは、面付けデータDを作成する際に、まず面付けテンプレートを選択し、ページ画像、印刷用紙、及び刷版の寸法情報を入力する。次いで、ページ画像及びアクセサリ画像を配置する。アクセサリ画像を配置する際には、アクセサリセットを選択することにより、当該アクセサリセットに含まれる複数のアクセサリ画像を一度に配置することができる。このとき、オペレータは選択したアクセサリセット同士での重ね順(「セット間重ね順」という。「第1重ね順」の一例)を設定する。レイアウト編集装置は、アクセサリセットが選択されると、アクセサリセットに含まれるアクセサリ画像を、設定されたセット間重ね順、登録されている重ね順情報が示すセット内重ね順、位置情報が示す位置、姿勢情報が示す回転角度及びサイズ情報が示す倍率に従って、面付けテンプレートに配置する。なお、レイアウト編集装置は、セット間重ね順とセット内重ね順に基づいて面付けテンプレートに配置する全てのアクセサリ画像間での重ね順(「総合重ね順」という)を算出して、全てのアクセサリ画像を配置する。次いで、オペレータが面付けデータ作成実行操作を行うと、レイアウト編集装置がページ画像Pやアクセサリ画像が配置された面付けテンプレートに基づいて面付けデータDを作成する。
したがって、レイアウト編集装置によれば、オペレータは、レイアウト編集時に必要なアクセサリセットを選択することにより容易に当該アクセサリセットに含まれる複数のアクセサリ画像を配置することができる。また、選択したアクセサリセット毎にセット間重ね順を設定することにより、当該セット間重ね順と予め設定されているセット内重ね順とに基づいて算出される総合重ね順の示す層に、選択したアクセサリセットに含まれる全てのアクセサリ画像を配置することができる。
なお、図1(B)のアクセサリセット100、図1(C)のアクセサリセット200、及び図1(D)のアクセサリセット300を選択することにより図1(A)に示すようにトンボ画像101A、101B、101C、101D、背標画像102、品目画像201、印刷機名称画像202、カラーバー画像301A、301Bが配置される。
[2.レイアウト編集装置の構成]
次に、図2を用いてレイアウト編集装置1の構成について説明する。レイアウト編集装置1は、例えば、パーソナルコンピュータ等により構成されており、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、及びインターフェース部(I/F部)15を備えている。
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブや不揮発性メモリ等により構成されており、オペレーティングシステムや、アプリケーション等の各種プログラム等を記憶する。また、記憶部12は、面付けテンプレートを編集して面付けデータDを作成するためのレイアウト編集用アプリケーション(以下、「レイアウト編集用アプリ」)を記憶している。各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークを介して取得されるようにしても良いし、記録媒体に記録されて外付けドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良い。
また、記憶部12は、印刷対象であるページ画像を記憶する。更に、記憶部12は、オペレータにより登録された面付けテンプレートを記憶する。面付けテンプレートは、ページ画像の配置パターン等に応じて複数種類登録される。なお、本実施形態では、面付けテンプレートには、ページ、用紙、刷版の縦横の寸法情報が付随しておらず、面付けデータDを作成する際には、オペレータが寸法情報を入力するようになっている。但し、よく入力する寸法情報をプリセット値として付随させておき、必要に応じて編集時に変更できるようにしてもよい。
更にまた、記憶部12は、アクセサリセットに関する情報が記述されたアクセサリセットテーブルを記憶する。図3は、アクセサリセットテーブル500の構成例を示す図である。アクセサリセットテーブル500には、アクセサリセットを識別するためのセットID501、セットID501で識別されるアクセサリセットに含まれるアクセサリ画像を識別するためのアクセサリID502、アクセサリID502で識別されるアクセサリ画像についての重ね順情報503(セット内重ね順を示す情報)、位置情報504、姿勢情報505及びサイズ情報506が記述される。つまり、同じセットIDと対応付けられているアクセサリIDで識別されるアクセサリ画像は、同じアクセサリセットに含まれていることを示している。なお、本実施形態では、セット内重ね順として3桁の数値(「−999〜999」)を登録することができるようになっている。
図3のアクセサリセットテーブル500は、図1(B)のアクセサリセット100、図1(C)のアクセサリセット200、図1(D)のアクセサリセット300に含まれるアクセサリ画像についての記述例を示している。セットID「001」はアクセサリセット100に対応しており、セットID「002」はアクセサリセット200に対応しており、セットID「003」はアクセサリセット300に対応している。なお、図3では、アクセサリセットテーブル500の右側に、対応するアクセサリ画像(図1(B)、(C)、(D)におけるアクセサリ画像)を示している。
セット間重ね順における符号は、ページ画像より上位層に配置するか又は下位層に配置するかを示している。基準となるページ画像を「0」とし、ページ画像より上位層に配置する場合には「+」、ページ画像より下位層に配置する場合には「−」の符号が付される(「+」については表記上省略する)。また、セット間重ね順における値(絶対値)は重ね順を示しており、値に付される符号が「+」である場合には、値が大きい程上位層に配置され、一方、値に付される符号が「−」である場合には、値が大きい程下位層に配置される。
トンボ画像101A、101B、101C、101Dは、それぞれセット間重ね順が「−1」、「−2」、「−3」、「−4」と記述されていることから、各トンボ画像が、数値が基準となるページ画像からトンボ画像101A、101B、101C、101Dの順で下位層に配置される。また、背標画像102は、セット間重ね順が「1」と記述されているが、正の値なので背標画像102がページ画像より上位層に配置される。
トンボ画像101Bについて位置情報が「(ページ基準、80、0)」と記述されているが、これはページ画像の左上隅を基準にX軸方向に80mm、Y軸方向に0mmの位置にトンボ画像101Aを配置することを示している。また、トンボ画像101Bについて姿勢情報が「90°」と記述されているが、これは図1(B)のトンボ画像101Aの姿勢を基準(0°)にトンボ画像を90°回転させて配置することを示している。更に、トンボ画像101Bについてサイズ情報が「110%」と記述されているが、これはトンボ画像を基準サイズから1.1倍のサイズにして配置することを示している。
操作部13は、例えば、キーボード、マウス等により構成されており、編集者の入力操作を受け付け、入力操作に応じた操作信号を制御部11に送る。表示部14は、液晶ディスプレイ等で構成されており、制御部11の制御の下、各種ウィンドウ等を表示する。また、I/F部15は、スキャナやプリンタ等の周辺機器が接続されている際に、レイアウト編集装置1と周辺機器との間で送受信するデータの変換等を所定の規則に従って行う。
制御部11は、演算機能を有するCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、作業用のRAM(Random Access Memory)、及び図示しない発振回路等を備えて構成されており、操作部13からの操作信号に基づいて、当該操作信号に含まれている操作情報に対応する動作を実現すべく上記各構成部材を制御するための制御情報を生成し、バスを介して当該制御情報を該当する構成部材に出力して当該各構成部材の動作を統轄制御する。
[3.レイアウト編集装置1の使用手順及び動作]
次に、図4及び図5を用いてレイアウト編集装置1の使用手順及び動作について説明する。図4はレイアウト編集装置1を用いて面付けデータDを作成する際のオペレータ及びレイアウト編集装置の動作例を示すフローチャートである。なお、レイアウト編集装置1には、本フローチャートが開始する前までに、印刷対象であるページ画像、複数種類の面付けテンプレートと、複数種類のアクセサリセットが登録されているものとする。
まず、オペレータはレイアウト編集用アプリを起動し、面付けテンプレート選択画面(図示しない)より、印刷に用いる面付けテンプレートを選択する(ステップS1)。
これに対して、制御部11は、オペレータにより選択された面付けテンプレートを記憶部12から取得する(ステップS11)。
次いで、オペレータは、ステップS1の処理で選択した面付けテンプレートについて寸法情報を入力する(ステップS2)。
これに対して、制御部11は、オペレータにより入力された寸法情報を、ステップS11の処理で取得した面付けテンプレートについて設定する(ステップS12)。
次いで、オペレータは、ページ画像選択画面(図示しない)より、ステップS1の処理で選択した面付けテンプレートに配置するページ画像を選択する(ステップS3)。
これに対して、制御部11は、オペレータにより選択されたページ画像を記憶部12から取得する(ステップS13)。
次いで、オペレータは、ステップS3の処理で選択したページ画像を面付けテンプレート上に配置する(ステップS4)。
これに対して、制御部11は、オペレータにより指定された位置に、ステップS13の処理で取得したページ画像を配置する(ステップS14)。
次いで、オペレータは、アクセサリセット選択画面(図示しない)より、ステップS1の処理で選択した面付けテンプレートに配置するアクセサリ画像を含むアクセサリセットを選択する(ステップS5)。
これに対して、制御部11は、オペレータにより選択されたアクセサリセットに関する情報(セットID、アクセサリID、重ね順情報(セット内重ね順)、位置情報、姿勢情報、サイズ情報)をアクセサリセットテーブル500より取得する(ステップS15)。
次いで、オペレータは、セット間重ね順入力画面(図示しない)より、ステップS5の処理で選択したアクセサリセット同士についてセット間重ね順を入力する(ステップS6)。
これに対して、制御部11は、オペレータにより入力されたセット間重ね順を取得する(ステップS16)。
次いで、制御部11は、ステップS16の処理で取得したセット間重ね順と、ステップS15の処理で取得した重ね順情報が示すセット内重ね順とに基づいて、ステップS16の処理で配置した全てのアクセサリ画像について総合重ね順を算出する(ステップS17)。具体的には、次の(1)式、(2)式により各アクセサリ画像の総合重ね順を決定する。
(セット内重ね順が正の場合)
1000×セット間重ね順+|セット内重ね順| (1)
(セット内重ね順が正の場合)
−(1000×セット間重ね順+|セット内重ね順|) (2)
※|セット内重ね順| :セット内重ね順の絶対値
なお、本実施形態ではセット内重ね順を3桁まで登録できるようにしたため、「1000」をセット間重ね順に乗じているが、セット間重ね順に乗じる値は、登録できる桁数をnとした場合、「10」となる。
ここで、図3に例示した重ね順情報(セット内重ね順)について総合重ね順を算出した例を図5に示す。ここでは、図5(A)に示すように、オペレータが、アクセサリセット100、アクセサリセット200、アクセサリセット300のそれぞれについてセット間重ね順として「1」、「2」、「3」を設定したと仮定する。図5(A)に示したセット間重ね順及びセット内重ね順を上記式に代入することにより算出される総合重ね順は図5(B)に示す通りである。そして、図5(C)は、総合重ね順に従って各アクセサリ画像を並び替えた様子を示す模式図である。総合重ね順が正の値である場合、アクセサリ画像はページ画像より上位層に配置され、値が大きい程、上層に配置される。一方、総合重ね順が負の値である場合、アクセサリ画像はページ画像より下位層に配置され、値が大きい程、下層に配置される。
図4に戻り、次いで、制御部11は、オペレータにより選択されたアクセサリセットに含まれる全てのアクセサリ画像を、ステップS15の処理で取得した位置情報、及びステップS17の処理で算出した総合重ね順に従って面付けテンプレート上に配置する(ステップS18)。
次いで、オペレータは、面付けテンプレートに配置されたページ画像及びアクセサリ画像の配置(位置及び重ね順)に修正する必要がある場合には修正を行う(ステップS7)。但し、修正が不要の場合はこのステップはスキップする。
これに対して、制御部11は、ステップS7におけるオペレータによる修正が入力された場合には、当該修正を反映させる(ステップS19)。
次いで、オペレータは、面付けテンプレートを用いた編集作業が終了したら、面付けデータ作成実行操作を行う(ステップS8)。本実施形態では、面付けデータ作成ボタン(図示しない)を押下する操作が、面付けデータ作成実行操作に該当する。
これに対して、制御部11は、面付けデータ作成ボタンが押下されたと判断すると、面付けテンプレートと、面付けテンプレートに配置されたページ画像及びアクセサリ画像に基づいて面付けデータDを作成する(ステップS20)。
以上説明したように、本実施形態におけるレイアウト編集装置1は、印刷対象であるページ画像及びアクセサリ画像のレイアウトを示す面付けデータDを作成する装置であって、制御部11(「第1配置手段」、「第2配置手段」の一例)は、複数のアクセサリ画像を含むアクセサリセットであって、オペレータ(「ユーザ」の一例)により選択されたアクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像を、当該アクセサリ画像について予め設定されている位置情報により示される位置に配置し、ユーザにより選択されたアクセサリセットについて当該ユーザが設定したセット間重ね順(「第1重ね順」の一例)と、アクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像間で予め設定されているセット内重ね順(「第2重ね順」の一例)に基づいて、オペレータにより選択された各アクセサリセットに含まれる全てのアクセサリ画像の総合重ね順を算出し、当該全てのアクセサリ画像を当該総合重ね順の示す層に配置する。
この発明によれば、同時に配置されることが多いアクセサリ画像をアクセサリセットとして各アクセサリ画像の位置情報とともに記憶させておき、レイアウト編集時に必要なアクセサリセットを選択することにより容易に当該アクセサリセットに含まれる複数のアクセサリ画像を配置することができる。また、選択したアクセサリセット毎にセット間重ね順を設定することにより、当該セット間重ね順と予め設定されているセット内重ね順とに基づいて算出される総合重ね順の示す層に、選択したアクセサリセットに含まれる全てのアクセサリ画像を配置することができる。つまり、一つの面付けテンプレートについて複数のアクセサリ画像を容易に配置することができ、その際の各画像の重ね順を少ない操作で設定することができる。
また、制御部11は、総合重ね順を上記(1)式、(2)式により算出することにより、セット内重ね順が同順位であるアクセサリ画像については当該アクセサリ画像を含むアクセサリセットについて設定されたセット間重ね順に従って総合重ね順を算出する。したがって、異なるアクセサリセットに含まれるアクセサリ画像同士のセット内重ね順が同順位であっても、ユーザの設定したセット間重ね順に従って優先するアプリ画像を適切な層に配置することができ、ユーザの意思を反映させることができる。
更に、制御部11は、セット内重ね順として正の数値が設定されているアクセサリ画像をページ画像より上位層に配置し、セット内重ね順として負の数値が設定されているアクセサリ画像をページ画像より下位層に配置する。したがって、ページ画像の近傍に配置する可能性の高いアクセサリ画像については、セット内重ね順として負の数値を設定することにより、印刷ミスによりアクセサリ画像がページ画像と重なる位置に印刷されたとしても、アクセサリ画像はページ画像より下位層に配置されるため画像が印刷されることなく、アクセサリ画像がページ画像の上に印刷されてしまう印刷事故を防止することができる。
1 レイアウト編集装置
11 制御部
12 記憶部
13 操作部
14 表示部
15 I/F部

Claims (5)

  1. 印刷対象であるページ画像及びアクセサリ画像のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成装置であって、
    複数のアクセサリ画像を含むアクセサリセットであって、ユーザにより選択されたアクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像を、当該アクセサリ画像について予め設定されている位置情報により示される位置に配置する第1配置手段と、
    前記ユーザにより選択されたアクセサリセットについて当該ユーザが設定した第1重ね順と、前記アクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像間で予め設定されている第2重ね順に基づいて、前記ユーザにより選択された各アクセサリセットに含まれる全てのアクセサリ画像の総合重ね順を算出し、当該全てのアクセサリ画像を当該総合重ね順の示す層に配置する第2配置手段と、
    を備えることを特徴とするレイアウトデータ作成装置。
  2. 請求項1に記載のレイアウトデータ作成装置であって、
    前記第2配置手段は、前記第2重ね順が同順位であるアクセサリ画像については当該アクセサリ画像を含むアクセサリセットについて設定された第1重ね順に従って前記総合重ね順を算出することを特徴とするレイアウトデータ作成装置。
  3. 請求項1又は2に記載のレイアウトデータ作成装置であって、
    前記第2配置手段は、前記第2重ね順として正の数値が設定されている前記アクセサリ画像を前記ページ画像より上位層に配置し、前記第2重ね順として負の数値が設定されている前記アクセサリ画像を前記ページ画像より下位層に配置することを特徴とするレイアウトデータ作成装置。
  4. 印刷対象であるページ画像及びアクセサリ画像のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成装置が行うレイアウトデータ作成方法であって、
    複数のアクセサリ画像を含むアクセサリセットであって、ユーザにより選択されたアクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像を、当該アクセサリ画像について予め設定されている位置情報により示される位置に配置する第1配置工程と、
    前記ユーザにより選択されたアクセサリセットについて当該ユーザが設定した第1重ね順と、前記アクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像間で予め設定されている第2重ね順に基づいて、前記ユーザにより選択された各アクセサリセットに含まれる全てのアクセサリ画像の総合重ね順を算出し、当該全てのアクセサリ画像を当該総合重ね順の示す層に配置する第2配置工程と、
    を含むことを特徴とするレイアウトデータ作成方法。
  5. 印刷対象であるページ画像及びアクセサリ画像のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成装置に含まれるコンピュータを、
    複数のアクセサリ画像を含むアクセサリセットであって、ユーザにより選択されたアクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像を、当該アクセサリ画像について予め設定されている位置情報により示される位置に配置する第1配置手段、
    前記ユーザにより選択されたアクセサリセットについて当該ユーザが設定した第1重ね順と、前記アクセサリセットに含まれる各アクセサリ画像間で予め設定されている第2重ね順に基づいて、前記ユーザにより選択された各アクセサリセットに含まれる全てのアクセサリ画像の総合重ね順を算出し、当該全てのアクセサリ画像を当該総合重ね順の示す層に配置する第2配置手段、
    として機能させることを特徴とするレイアウトデータ作成プログラム。
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