JP2017110911A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】経路探索を行ったユーザに対して、利便性が高いタイムテーブルの表示が可能な情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理プログラムを提供する。【解決手段】目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、前記目的地に関連するタイムテーブルを示すタイムテーブル情報を取得するタイムテーブル情報取得手段と、前記経路と前記タイムテーブルとを連続的に出力する出力制御手段と、を備える情報処理システムが提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理プログラムに関する。
近年、種々の経路探索システムが提案されている。例えば特許文献1には、経路探索結果だけでなく、経路の出発駅や乗換駅に関連付けられた「時刻表」のリンクも表示される。「時刻表」のリンクが選択されると、その駅の時刻表が表示される。
特開2007−114030号公報
特許文献1に記載された経路探索システムでは、リンクが選択された後に、経路と時刻表とが別々の画面に表示される。そのため、リンクを選択するのが手間であるし、一覧性が悪く、ユーザにとって必ずしも利便性が高いとは言えないという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、経路探索を行ったユーザに対して、利便性が高いタイムテーブルの出力が可能な情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理プログラムを提供することである。
本発明の一態様によれば、目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、前記目的地に関連するタイムテーブルを示すタイムテーブル情報を取得するタイムテーブル情報取得手段と、前記経路と前記タイムテーブルとを連続的に出力する出力制御手段と、を備える情報処理システムが提供される。
経路とタイムテーブルとを連続的に出力するため、ユーザの利便性が向上する。
情報処理システムの概略構成を示すブロック図。 第1の実施形態におけるPOI情報データベース222の構造の一例を示す図。 情報処理システムの処理動作を示すフローチャート。 出力部13に表示される画面の第1例を示す図。 出力部13に表示される画面の第2例を示す図。 第2の実施形態におけるPOI情報データベース222の構造の一例を示す図。 出力部13に表示される画面の第3例を示す図。 出力部13に表示される画面の第4例を示す図。 出力部13に表示される画面の第4例を示す図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。情報処理システムは端末装置1およびサーバ2から構成され、これらはネットワーク3を介して通信可能に接続されている。ネットワーク3は無線でもよいし有線でもよい。
端末装置1はユーザが使用するものであり、例えば携帯電話、スマートフォンもしくはタブレットなどのモバイル電子機器でもよいし、パーソナルコンピュータやカーナビゲーション装置などの据え置き型電子機器でもよい。
端末装置1は、通信部11と、操作入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
通信部11はネットワーク3を介して制御部14とサーバ2との間で情報を送受信する通信インターフェースである。
操作入力部12はユーザが端末装置1に操作を入力するための入力インターフェースであり、例えばモバイル電子機器におけるタッチパネルやマイク、据え置き型電子機器におけるキーボード、マウス、タッチパッドである。
出力部13は端末装置1から各種情報をユーザに出力する出力インターフェースである。例えば、出力部13はディスプレイであり、ユーザからの操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)や、種々の情報をユーザに表示する。また、後述するように、出力部13は経路情報とタイムテーブルとを同一画面上に連続的に出力表示する。なお、出力部13がディスプレイである例を主に示すが、出力部13はスピーカであって音声でユーザに情報を出力してもよい。
制御部14は、探索条件設定部141と、情報送信部142と、情報受信部143と、出力制御部144とを有する。これら各部は、端末装置1のプロセッサ(不図示)が所定のプログラムを実行することによって実現されてもよいし、ハードウェアで実装されてもよい。
探索条件設定部141は、経路探索をサーバ2に要求するために、出発地、目的地、出発予定時刻または到着目標時刻などの探索条件を設定する。以下では、主に目的地がバスの停留所である例を示すが、任意の地点とすることもできる。探索条件設定部141は、操作入力部12を介してユーザからの入力を受け付けて探索条件を設定してもよいし、端末装置1の現在位置を出発地としたり、現在時刻を出発予定時刻としたりしてもよい。
情報送信部142は、通信部11およびネットワーク3を介して、探索条件などの情報をサーバ2に送信する。
情報受信部143は、ネットワーク3および通信部11を介して、出力部13に表示される経路情報およびタイムテーブル情報を含む出力情報(後述)などをサーバ2から受信する。
出力制御部144は出力部13に出力を行うための出力制御を行う。出力部13がディスプレイである場合、出力制御部144は出力部13に表示を行うための表示制御を行う。例えば、出力制御部144は、探索条件の設定時にはユーザからの探索条件設定を受けるためのGUIを表示させたり、出力情報に基づいて所定の画面を表示させたりする。すなわち、出力制御部144は出力情報の一部または全部を表示させる。なお、出力部13がスピーカである場合、出力制御部144は出力情報の一部または全部を、スピーカから再生させる。
一方、サーバ2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
通信部21はネットワーク3を介して制御部23と端末装置1との間で情報を送受信する通信インターフェースである。
記憶部22は交通ネットワーク情報データベース221やPOI(Post of Interest)情報データベース222など種々のデータを記憶する。
交通ネットワーク情報は、道路網を規定する情報や、鉄道・バスなど交通機関の交通網を規定する情報である。交通網の情報としては、交通機関の路線情報、時刻表情報、料金情報などを含む。交通ネットワーク情報は経路探索に用いられる。
本実施形態におけるPOI情報は、バスの停留所(以下、単に停留所という)や電車の駅(以下、単に駅という)に関する情報を含んでいる。
図2は、第1の実施形態におけるPOI情報データベース222の構造の一例を示す図である。POI情報データベース222は、各POIのID、名称、種別、関連POIおよびタイムテーブルなどから構成される。
POIの種別は、当該POIが停留所であるか、駅であるかを示し、またどの事業者のバスや電車が運行されるかを含んでいてもよい。もちろん、1つのPOIにおいて、複数事業者のバスや電車が運行されることもあり得る。
関連POIとは、当該POIと関連付けられたPOIであり、例えば近辺にあるPOIである。図2の例では、IDがB01であるPOI(つまり「A駅東口」停留所)は、IDがT01であるPOI(つまり「A駅」)と関連付けられている。典型的には、停留所と、その最寄駅(周辺駅)とが関連付けられる。
タイムテーブルは、いわゆる時刻表であってもよく、当該POIにおけるバスや電車の発時刻および/または着時刻を示している。
なお、記憶部22は、上述した交通ネットワーク情報およびPOI情報を記憶していればよく、これらの情報が1つのデータベース上に含まれていてもよいし、3以上のデータベース上に分散していてもよい。
図1に戻り、制御部23は、情報受信部231、経路情報取得部232と、タイムテーブル情報取得部233と、出力情報生成部234と、情報送信部235とを有する。これら各部は、サーバ2のプロセッサ(不図示)が所定のプログラムを実行することによって実現されてもよいし、ハードウェアで実装されてもよい。
情報受信部231は、ネットワーク3および通信部21を介して、探索条件などの情報を端末装置1から受信する。
経路情報取得部232は、探索条件および交通ネットワーク情報に基づく経路探索を行って、出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得する。経路情報は、出発地から目的地までの移動手段、移動時間、出発時刻、到着時刻、料金などを含む。
タイムテーブル情報取得部233は目的地に関連するタイムテーブルを示すタイムテーブル情報を取得する。本実施形態では、目的地がPOI情報データベース222に登録されたいずれかのPOIであり、タイムテーブル情報取得部233が、同POI情報データベース222を参照し、目的地であるPOIの関連POIのタイムテーブルを取得する例を主に示す。
ただし、「目的地に関連するタイムテーブル」とは、目的地そのもののタイムテーブルでもよいし、目的地の近傍のPOIのタイムテーブルでもよく、好ましくは、ユーザが目的地に到着した後に利用する可能性があるPOIのタイムテーブルである。目的地の近傍のPOIは、例えば目的地に対する周辺検索や、目的地の名称に対するキーワード検索により特定してもよい。
出力情報生成部234は、経路情報取得部232により取得された経路情報と、タイムテーブル情報取得部233により取得されたタイムテーブル情報とを含む出力情報を生成する。以下では出力部13がディスプレイであることを想定し、出力情報を表示情報とも呼ぶ。
情報送信部235、通信部21およびネットワーク3を介して、表示情報などの情報を端末装置1に送信する。
図3は、情報処理システムの処理動作を示すフローチャートである。
まず、端末装置1の探索条件設定部141が探索条件を設定する。この探索条件は情報送信部142によってサーバ2に送信される(ステップS1)。探索条件における目的地は停留所であるとする。
サーバ2は探索条件を受信する。サーバ2の経路情報取得部232は、この探索条件に基づいて出発地から目的地までの経路探索を行い、目的地までの経路を示す経路情報を取得する(ステップS11)。本例では、目的地である停留所までバスで移動する経路が得られる。経路探索において、バスなどの交通手段が使用される場合、交通ネットワーク情報データベース221の時刻表に基づいて到着時刻を定めてもよいし、時刻表に加えて遅延情報や渋滞情報も考慮して、より現実的な到着時刻を推定してもよい。
続いて、タイムテーブル情報取得部233は、POI情報データベース222を参照し、目的地である停留所に関連するPOIのタイムテーブルを示すタイムテーブル情報を取得する(ステップS12)。例えば、目的地が図2における「A駅東口」停留所である場合、関連するPOIは「A駅」である。そこで、タイムテーブル情報取得部233はA駅のタイムテーブルを取得する。
図2の例では、A駅のタイムテーブルとして、S社路線の時刻表st1と、P社路線の時刻表pt1とがある。この場合、タイムテーブル情報取得部233がその両方を取得してもよいし、一方のみを取得してもよい。一方のみとする場合、目的地までの移動に用いられる交通手段の事業者を考慮してもよい。例えば、経路情報において、目的地までS社のバスで移動することが示される場合、タイムテーブル情報取得部233はS社路線の時刻表st1を取得してもよい。あるいは、時刻表st1,pt2のうち、ユーザによる使用頻度が高い路線の時刻表を取得してもよいし、上り方面の時刻表を取得するようにしてもよい。両方を取得する場合には2つの時刻表にそれぞれ優先度を定めてもよく、本例ではS社路線の時刻表st1の優先度を高くするなど事業者ごとに優先度を定めてもよいし、ユーザによる使用頻度が高い路線の時刻表や上り方面の時刻表の優先度を高くしてもよい。
また、タイムテーブル情報取得部233は、タイムテーブルの全体(始発から最終まで)を取得してもよいし、目的地の到着時刻(例えば経路情報における目的地の到着時刻であってもよいし、探索条件にて設定された目的地の到着時刻であってもよい)を考慮するなどにより、タイムテーブルの一部を取得してもよい。例えば、目的地の到着時刻以降のタイムテーブルのみを取得してもよい。あるいは、目的地の到着時刻より実際には早く到着する可能性を考慮して、到着時刻より所定時間前以降のタイムテーブルのみを取得してもよい。また、到着時刻に、目的地から関連POIまでの所要時間(上述の例では、「A駅東口」停留所から「A駅」までの所要時間)を加えた時刻以降のタイムテーブルを取得してもよい。
さらに、タイムテーブル情報取得部233は、目的地である「A駅東口」停留所そのものの時刻表を、関連するPOIのタイムテーブルとして取得してもよい。「A駅東口」停留所で乗換が可能な場合に特に有用であり、この場合、「A駅東口」停留所までのバス路線とは異なるバス路線の時刻表を取得すればよい。
このようにして取得されたタイムテーブル情報および経路情報を表示するための表示情報を出力情報生成部234が生成し、この表示情報は情報送信部235によって端末装置1に送信される(ステップS13)。
端末装置1は表示情報を受信し、出力制御部144は、表示情報における経路情報およびタイムテーブル情報に基づいて、経路およびタイムテーブルの両方を含む画面を出力部13に表示させる(ステップS2)。
図4は、出力部13に表示される画面の第1例を示す図である。同図の上側が経路であり、具体的には、出発地であるY停留所から「A駅東口」停留所までS社のバスで移動することを示している。同図の下側がタイムテーブル(時刻表)であり、具体的にはA停留所と関連する「A駅」の時刻表を示している。このように、経路と、目的地に関連するタイムテーブルとが同一画面に表示される。
同図に示すように、到着時刻が14時10分である場合、望ましくは、14時10分以降に発車する列車の時刻表のみを表示し、さらに望ましくは、「A駅東口」停留所から「A駅」までの所要時間7分を加えた14時17分以降に発車する列車の時刻表のみを表示する。ユーザの便宜のため、「A駅東口」停留所から「A駅」までの所要時間に加え、経路そのものなどの経路情報を表示してもよい。
なお、同図上側の経路と、「時刻表」アイコンのみをある画面に表示し、「時刻表」アイコンが選択された場合に、時刻表を別画面に表示することも考えられる。しかしながら、そのようにすると、経路と時刻表との関係が分かりづらくなる。経路における出発地、経由駅、目的地のいずれにも駅がある場合、いずれの時刻表であるかが分からなくなり、場合によっては、ユーザが経路画面と時刻表画面とを行き来しなければならなくなることもある。
これに対し、本実施形態ではそのようなことはなく、図4に示すように、経路と時刻表とを同一画面に表示するため、表示されている時刻表が「A駅」の時刻表であることが一見して分かる。
図5は、出力部13に表示される画面の第2例を示す図である。経路探索条件は図4の場合と同じであるが、遅延情報を考慮すると到着時刻が14時20分と見込まれている。この場合、「A駅」の時刻表として、見込まれる到着時刻と、A駅までの所要時間を考慮し、14時27分以降の時刻表のみを表示するのが望ましい。
これにより、バスなどの交通手段が遅れている場合でも、正確にその後にA駅で利用可能な電車を把握できる。
なお、到着時刻(あるいは到着時刻に所要時間を加えた時刻)以降の時刻表のみを表示する場合、到着時刻とは図4に示すように経路情報におけるものであってもよいし、図5に示すように実際に見込まれる到着時刻であってもよいし、到着時刻に代えて現在時刻やユーザが任意に設定した時刻を用いてもよい。
なお、上述の説明では、タイムテーブル情報取得部233が目的地の到着時刻を考慮してタイムテーブルの一部を取得することとした。しかしながら、実装上は、タイムテーブル情報取得部233がタイムテーブルの全体を取得し、出力制御部144が表示を行う際に、到着時刻を考慮してタイムテーブルの一部のみを表示するようにしてもよい。
その他、ステップS12にてタイムテーブル情報取得部233が複数の時刻表を優先度を定めて取得した場合、優先度(例えば事業者)を考慮した態様で表示を行ってもよい。例えば、P社路線の時刻表pt1およびS社路線の時刻表st1が取得されており、経路情報にS社バスが含まれるために時刻表st1の優先度が高い場合、S社の時刻表st1のみを表示したり、時刻表st1を上に表示して時刻表pt1を下に表示したりしてもよい。
このように、第1の実施形態では、経路と、経路における目的地と関連するタイムテーブルとを同一画面に表示する。例えば、バスで所定の停留所まで移動する経路と、当該停留所から利用可能な駅の時刻表とを同一画面に表示する。そのため、経路とタイムテーブルとの関係が明確になり、視認性が向上する。また、経路探索の後にユーザ操作不要でタイムテーブルが表示されるため、ユーザの手間も省ける。よって、利便性が高いタイムテーブル表示が可能となる。
なお、出力部13がスピーカである場合、出力制御部144の処理によって、出力部13が、経路と、経路における目的地と関連するタイムテーブルとを連続して音声案内するようにしてもよい。例えば、経路における目的地の到着時間を音声案内し、ユーザからの指示を受けることなく、引き続いて、関連するタイムテーブルを音声案内してもよい。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態は、目的地が停留所であり、その関連POIが駅や停留所である例を述べた。次に説明する第2に実施形態は、目的地に関連するPOIが他の施設であってもよいことを述べる。
図6は、第2の実施形態におけるPOI情報データベース222の構造の一例を示す図である。図示のように、停留所や駅などに限られず、施設など任意のPOIに対して、やはり任意のPOIと関連付けられる。具体例として、関連POIは、水族館(シーワールド)、劇場、映画館、体育館などである。「S劇場」のように大劇場、中劇場および小劇場が含まれていてもよく、その場合、各劇場でのタイムテーブルが登録されている。
このようなPOI情報データベース222を用意しておくことで、目的地を停留所や駅に限らず任意のPOIとする経路探索にも対応できる。
また、経路とタイムテーブルとを含む画面にも種々の変形が考えられる。
図7は、出力部13に表示される画面の第3例を示す図である。同図は、目的地が図6における「Kシーワールド前」停留所である経路と、「Kシーワールド」のタイムテーブルとが同一画面に表示されている。図示のように、公演時間と、出演・公演場所との関係を表形式で示してもよい。この場合も目的地である「Kシーワールド前」停留所の到着時刻以降のタイムテーブルのみを示すようにしてもよい。
図8および図9は、出力部13に表示される画面の第4例を示す図である。同図は、目的地が図6における「S劇場前」停留所である経路と、「S劇場」のタイムテーブルとが同一画面に表示されている。図8に示すように、タイムテーブルが複数ある場合、初めは「大劇場」、「中劇場」および「小劇場」の項目をリスト表示とする。そして、ユーザによってある項目(ここでは、「大劇場」とする)が選択された場合、そのタイムテーブルを表示するようにしてもよい。
なお、図6において、目的地に対して複数の関連POIがある場合、タイムテーブル情報取得部233は、例えば利用頻度が高いPOIや人気があるPOIを優先的に選択してもよいし、経路探索を行ったユーザの利用履歴や検索履歴を考慮してPOIを選択してもよい。
このように、第2の実施形態では、より柔軟に目的地に関連するタイムテーブルを表示でき、さらにユーザの利便性が向上する。
なお、上述した各実施形態では、経路探索を行って経路情報を生成する例を説明した。しかしながら、必ずしも経路探索を行う必要はなく、経路情報取得部232は、例えば過去に経路探索を行って得られた経路情報(履歴情報)や予め登録した任意の経路情報を取得してもよいし、その他外部から取得してもよい。この場合、タイムテーブル情報取得部233は、取得した経路情報に含まれる目的地と、POI情報データベース222とを参照し、目的地に関連するタイムテーブル情報を取得すればよい。
経路情報取得部232は、取得する経路情報が出発地や目的地などの要素ごとに整理されている場合には目的地を容易に把握できるし、経路情報がテキスト情報であっても文書解析を行って目的地を把握できる。いずれにしても、経路情報取得部232は取得する経路情報のフォーマットに応じて目的地を把握すればよい。
なお、図1の情報処理システムにおいて、端末装置1内の一部をサーバ2内に設けてもよいし、サーバ2内の一部を端末装置1内に設けてもよいし、端末装置1およびサーバ2の機能を一体化したスタンドアローンの装置としてもよい。また、情報処理システムの少なくとも一部を1または2以上のコンピュータによって構成される情報処理システムとしてもよい。さらに、サーバ2内の各部を、通信可能に接続された複数の情報処理装置に分散してもよい。
上述した実施形態で説明した情報処理システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスクなどの着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネットなどの通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネットなどの有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
さらに、通信可能に接続された1または複数の情報処理装置によって情報処理システムを機能させてもよい。複数の情報処理装置を用いる場合、情報処理装置のうちの1以上をコンピュータとし、当該コンピュータが所定のプログラムを実行することにより情報処理システムの少なくとも1つの手段としての機能が実現されてもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形例を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態には限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 端末装置
11 通信部
12 操作入力部
13 出力部
14 制御部
141 探索条件設定部
142 情報送信部
143 情報受信部
144 出力制御部
2 サーバ
21 通信部
22 記憶部
221 交通ネットワーク情報データベース
222 POI情報データベース
23 制御部
231 情報受信部
232 経路情報取得部
233 タイムテーブル情報取得部
234 出力情報生成部
235 情報送信部

Claims (17)

  1. 目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記目的地に関連するタイムテーブルを示すタイムテーブル情報を取得するタイムテーブル情報取得手段と、
    前記経路と前記タイムテーブルとを連続的に出力する出力制御手段と、を備える情報処理システム。
  2. 前記目的地は、停留所、駅または施設であり、
    前記タイムテーブル情報は、前記目的地である停留所、駅または施設のタイムテーブルを示す、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記タイムテーブル情報は、前記目的地の近傍の停留所、駅または施設のタイムテーブルを示す、請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記経路情報は、ある事業者の移動手段を含み、
    前記目的地に関連するタイムテーブルが複数ある場合、前記出力制御手段は、前記ある事業者に関連する停留所または駅のタイムテーブルを優先して出力制御する、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記経路情報は、前記目的地である停留所までバスで移動する経路を示し、
    前記タイムテーブル情報取得手段は、前記目的地である停留所の周辺駅のタイムテーブルを示すタイムテーブル情報を取得する、請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記出力制御手段は、前記経路と前記タイムテーブルとが同一画面に含まれるように表示制御を行う、請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理システム。
  7. 前記経路情報は、前記目的地の到着時刻を含み、
    前記出力制御手段は、前記到着時刻に基づいて定まる前記タイムテーブルのうちの一部が前記同一画面に含まれるように表示制御を行う、請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記出力制御手段は、前記到着時刻以降のタイムテーブルが前記同一画面に含まれるように表示制御を行う、請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記タイムテーブル情報は、前記目的地に関連する停留所、駅または施設のタイムテーブルであり、
    前記出力制御手段は、前記到着時刻と、前記目的地から前記目的地に関連する停留所、駅または施設への所要時間と、に基づいて定まる前記タイムテーブルのうちの一部が前記同一画面に含まれるように表示制御を行う、請求項7に記載の情報処理システム。
  10. コンピュータを、
    目的地までの経路を示す経路情報と、前記目的地に関連するタイムテーブルを示すタイムテーブル情報と、を含む出力情報を受信する情報受信手段と、
    前記経路と前記タイムテーブルとを連続的に出力する出力制御手段と、として機能させる情報処理プログラム。
  11. コンピュータを、
    目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記目的地に関連するタイムテーブルを示すタイムテーブル情報を取得するタイムテーブル情報取得手段と、
    前記経路と前記タイムテーブルとを連続的に出力する出力するための出力情報を生成する出力情報生成手段と、として機能させる情報処理プログラム。
  12. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって構成される情報処理システムであって、
    目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記目的地に関連するタイムテーブルを示すタイムテーブル情報を取得するタイムテーブル情報取得手段と、
    前記経路と前記タイムテーブルとを連続的に出力する出力制御手段と、を備えた情報処理システムを機能させるために、
    前記複数のコンピュータの少なくとも1つを上記手段の少なくとも1つとして機能させる情報処理プログラム。
  13. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって、請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理システムを機能させるために、
    前記複数のコンピュータのうちの1つを請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させる情報処理プログラム。
  14. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させる情報処理プログラム。
  15. 通信可能に接続された複数の情報処理装置によって、
    目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記目的地に関連するタイムテーブルを示すタイムテーブル情報を取得するタイムテーブル情報取得手段と、
    前記経路と前記タイムテーブルとを連続的に出力する出力制御手段と、を備えた情報処理システムを構成するために、
    上記手段の少なくとも1つを備える情報処理装置。
  16. コンピュータを、
    目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記目的地に関連するタイムテーブルを示すタイムテーブル情報を取得するタイムテーブル情報取得手段と、
    前記経路と前記タイムテーブルとを連続的に出力する出力制御手段と、として機能させる情報処理プログラム。
  17. 目的地までの経路を示す経路情報を取得するステップと、
    前記目的地に関連するタイムテーブルを示すタイムテーブル情報を取得するステップと、
    前記経路と前記タイムテーブルとを連続的に出力するステップと、を備える情報処理方法。
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