JP6122267B2 - 情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、ユーザに対して、経路探索で考慮された情報を明示することができる、情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
一般に、地図画像上に、交通情報、運行情報、登録地点および検索地点の検索結果などの情報を、地図画像上に重畳的に表示する技術が知られている。例えば、特許文献1には、地図画像上に、経路探索の結果を表示するとともに、経路探索で考慮された交通情報を識別可能に表示する技術が開示されている。
特開2011−47799号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、経路探索で考慮された交通情報と考慮されなかった交通情報とを識別可能に表示することはできない。したがって、ユーザにとっては、考慮された交通情報を知ることは困難である。
また、特許文献1の技術では、交通情報以外の情報であって、地図画像上への表示に適していない情報(たとえば、定期券情報、指定席情報、および列車情報など)については、たとえ経路探索で考慮されたとしても、識別可能に表示することはできない。したがって、ユーザにとっては、地図画像上への表示に適していない情報が考慮されたことを知ることはできない。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、ユーザに対して、経路探索で考慮される情報(探索要因)を明示することができる、情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することである。
本発明の実施形態の情報処理システムは、出発地から目的地までの案内経路を探索するための経路探索に影響を与える探索要因を地図画像上に配置するための設定内容を示す設定情報を受け付ける、設定情報受付手段と、前記設定情報に応じた地図画像を含む探索条件受付画像を生成する、出力制御手段と、前記出発地および前記目的地を含む探索条件を受け付ける、探索条件受付手段と、前記設定情報と、前記探索条件とに基づいて前記経路探索を行う、経路探索手段と、を備える。
本発明によれば、ユーザに対して、経路探索で考慮される情報(探索要因)を明示することができる。
第1実施形態の情報処理システム1の構成を示すブロック図。 第1実施形態の情報処理のシーケンス図。 第1実施形態の探索リクエスト発行処理のフローチャート。 第1実施形態の図3のS1−300で得られる探索条件受付画像を示す図。 第1実施形態の設定情報のデータ構造を示す図。 第1実施形態の図3のS1−304で得られる探索条件受付画像を示す図。 第1実施形態の探索リクエストのデータ構造を示す図。 第1実施形態の経路探索処理のフローチャート。 第2実施形態の情報処理のシーケンス図。 第2実施形態の迂回経路探索処理のフローチャート。 本実施形態の変形例の有効探索要因選択画像を示す図。 本実施形態の変形例の探索条件受付画像を示す図。
本実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。第1実施形態は、ユーザに対して、案内経路の経路探索で考慮される探索要因を明示する例である。
第1実施形態の情報処理システム1の構成について説明する。図1は、第1実施形態の情報処理システム1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、サーバ10と、端末装置30と、ネットワーク50と、を備える。サーバ10および端末装置30は、ネットワーク50を介して互いに通信可能である。サーバ10の数は、1台であっても良いし、複数台であっても良い。端末装置30の数は、1台であっても良いし、複数台であっても良い。ネットワーク50は、有線ネットワークであっても良いし、無線ネットワークであっても良い。サーバ10と端末装置30との間の通信は、ネットワーク50以外の媒体(例えば、USB(Universal Serial Bus)等のデータバスケーブル、またはSD(Secuere Digital)カード等のリムーバルメディア)を介して行われても良い。
サーバ10は、サーバ制御部12と、サーバ記憶部14と、サーバ通信部16と、を備える。
サーバ制御部12は、サーバ通信制御部120と、サーバ情報取得部121と、サーバ出力制御部122と、経路探索部124と、探索条件変更部126とを備える。サーバ制御部12の各部については、後述する。
サーバ記憶部14には、サーバ制御部12が取り扱うデータが記憶される。例えば、サーバ記憶部14には、経路ネットワーク情報と、サーバ制御部12が実行可能なアプリケーションとが記憶される。
サーバ通信部16は、サーバ10とネットワーク50との間の通信インタフェースである。
端末装置30は、端末制御部32と、端末記憶部34と、端末通信部36と、操作部38と、測位部40と、表示部42と、を備える。例えば、端末装置30は、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、またはカーナビゲーション装置である。
端末制御部32は、端末通信制御部320と、端末情報取得部321と、端末出力制御部322と、リクエスト発行部324と、探索条件受付部326と、設定情報受付部328とを備える。端末制御部32の各部については、後述する。
端末記憶部34には、端末制御部32が取り扱うデータが記憶される。例えば、端末記憶部34には、ユーザ情報と、端末制御部32が実行可能なアプリケーションと、が記憶される。
端末通信部36は、端末装置30とネットワーク50との間の通信インタフェースである。
操作部38は、ユーザから、ユーザ指示を受け付ける。例えば、操作部38は、タッチパネルである。この場合には、ユーザは、タッチパネルを用いて所定の操作(例えば、タッチまたはスワイプ)を行うことにより、端末装置30にユーザ指示を与える。操作部38は、ユーザが行った操作に応じて、ユーザ指示を受け付ける。
測位部40は、測位情報を取得する。測位情報は、端末装置30の測位位置を示す測位位置情報と、端末装置30の測位方位を示す測位方位情報と、を含む。例えば、測位部40は、GPS(Global Positioning System)レシーバである。
表示部42は、様々な情報を表示する。例えば、表示部42は、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electroluminescence)ディスプレイである。なお、操作部38および表示部42は、一体のモジュール(例えば、タッチパネル型ディスプレイ)であっても良い。
なお、サーバ記憶部14および端末記憶部34は、それぞれ、サーバ10および端末装置30の外部に設けられ、ネットワーク50を介して、サーバ10および端末装置30と接続されても良い。
第1実施形態の情報処理について説明する。図2は、第1実施形態の情報処理のシーケンス図である。図2の情報処理は、端末制御部32が情報処理アプリケーションを起動したときに開始される。情報処理アプリケーションとは、コンピュータに情報処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
<S1−30> 端末装置30が、探索リクエストを発行する。
図3は、第1実施形態の探索リクエスト発行処理のフローチャートである。
<S1−300> 端末出力制御部322が、探索条件受付画像を生成する。探索条件受付画像とは、出発地から目的地までの案内経路を探索するための経路探索の探索条件をユーザから受け付けるための画像である。探索条件受付画像は、地図画像と、地図画像上に重畳配置された探索要因情報とを含む。地図画像とは、公共交通機関の交通ネットワークの地図を示す画像である。
例えば、端末出力制御部322は、経路探索に影響を与える探索要因を示す探索要因情報を、探索要因に応じた配置態様で、探索条件受付画像内に配置する。探索要因に応じた配置態様とは、探索要因情報の配置位置ならびに配置形態(形状、大きさ、記号および色)の少なくとも1つにより定義される。たとえば、探索要因は、運行情報(運行状況(たとえば、移動体の遅延および運休、ならびに道路の通行止め)に関する情報)、混雑情報(混雑状況(たとえば、移動体内の混雑区間および道路上の渋滞区間)に関する情報)、定期券情報(移動体の定期券に関する情報)、移動体情報(移動体の属性(たとえば、指定席の数、グリーン席の数、およびトイレの数)に関する情報)、施設情報(駅に関する情報)、およびバリアフリー情報(バリアフリー設備(たとえば、エレベータ、エスカレータ、多目的トイレ、およびスロープ)に関する情報)の少なくとも1つである。
より具体的には、探索要因が、緯度および経度に依存する第1要因である場合には、端末出力制御部322は、緯度および経度に応じた位置(すなわち、地図画像上の位置)に探索要因情報を配置する。
一方、探索要因が、緯度および経度に依存しない第2要因である場合には、端末出力制御部322は、探索要因に応じた配置態様(たとえば、色、形状、およびサイズ)で、探索条件受付画像内に探索要因情報を配置する。
図4は、第1実施形態の図3のS1−300で得られる探索条件受付画像を示す図である。
図4に示すように、図3のS1−300では、鉄道の路線図を示す地図画像上に、A駅の施設情報を示す探索要因情報の画像42aと、遅延に関する運行情報を示す探索要因情報の画像42bと、混雑情報を示す探索要因情報の画像42cと、運休に関する運行情報を示す探索要因情報の画像42dとが配置される。
施設情報は、緯度および経度に依存しない第2要因を示す探索要因情報であるので、画像42aは、路線図のA駅に隣接する位置に、所定の形状(施設情報に応じた形状)で配置される。遅延に関する運行情報と、混雑情報と、運休に関する運行情報とは、緯度および経度に依存する第1要因を示す探索要因情報であるので、画像42b〜42dは、それぞれ、第1要因に対応する緯度および経度に応じた路線図上の位置(すなわち、遅延、混雑、および運休に対応する位置)に配置される。
<S1−302> 設定情報受付部328が、設定情報を受け付ける。設定情報は、探索要因を地図画像上に配置するための設定内容を示す情報である。たとえば、設定情報は、探索要因情報を探索条件受付画像内に配置すること(有効)もしくは配置しないこと(無効)を示す情報、または探索要因情報を探索条件受付画像内に明示的な形態で配置すること(有効)もしくは非明示的な形態で配置すること(無効)を示す情報である。
図5は、第1実施形態の設定情報のデータ構造を示す図である。
図5に示すように、設定情報は、ラベル「探索要因ID」と、ラベル「要因タイプ」と、ラベル「探索要因」と、ラベル「有効/無効」とを含む。ラベル「探索要因ID」は、1つの探索要因に固有の情報(すなわち、探索要因を識別するための情報)である。ラベル「要因タイプ」は、探索要因のタイプ(第1要因または第2要因)を示す情報である。ラベル「探索要因」は、探索要因(施設情報、運行情報、または混雑情報)を示す情報である。ラベル「有効/無効」は、探索要因の有効または無効を示す情報である。有効探索要因は、経路探索において考慮されるが、無効探索要因は、経路探索において考慮されない。
<S1−304> 端末出力制御部322が、S1−302で受け付けられた設定情報に基づいて、探索条件受付画像を変更する。すなわち、端末出力制御部322は、S1−300〜S1−304を実行することにより、設定情報に応じた地図画像を含む探索条件受付画像を生成する。
図6は、第1実施形態の図3のS1−304で得られる探索条件受付画像を示す図である。
図6に示すように、S1−302で図5の探索要因情報が受け付けられた場合には、端末出力制御部322は、有効探索要因の探索要因ID「d」に対応する探索要因情報(画像42d)を、実線(明示的な形態)で配置し、無効探索要因の探索要因ID「a」〜「c」に対応する探索要因情報(画像42a〜42c)を、破線(非明示的な形態)で配置する。図4と図6とを比較すると、図4において実線で示されていた画像42a〜42cが、図6では、破線で示されている。すなわち、図6の探索条件受付画像では、有効探索要因の探索要因ID「d」に対応する探索要因情報(画像42d)が、無効探索要因の探索要因情報(画像42a〜42c)と区別可能な形態で配置される。これにより、ユーザに対して、有効探索要因を明示することができる。換言すると、ユーザは、図6の探索条件受付画像から、自らが与えた指示(考慮すべき探索要因)を容易に確認することができる。
また、ユーザが、有効探索要因の探索要因ID「d」に対応する探索要因情報(画像42d)に対して選択操作を行うと、探索要因の詳細(たとえば、「強風のため運転見合わせ」というメッセージ)を示す探索要因詳細情報が、探索要因受付画像内に配置される。これにより、ユーザに対して、有効探索要因の詳細を明示することができる。
また、端末出力制御部322は、図6の破線で示される探索要因情報(画像42a〜42c)が非表示になるように(すなわち、画像42a〜42cを探索条件受付画像内に配置しないように)、探索条件受付画像を変更してもよい。これにより、ユーザに対して、有効探索要因を明示することができる。
<S1−306> 探索条件受付部326が、S1−304で得られた探索条件受付画像を介して、ユーザから、探索条件を受け付ける。探索条件とは、目的地および出発地を含む、経路探索用の条件である。
なお、探索条件受付部326は、ユーザから取得するのではなく、測位部40によって取得された測位情報に対応する位置を、出発地として取得しても良い。また、探索条件受付部326は、経由地、出発指定時刻、および到着指定時刻の少なくとも1つを、さらに取得しても良い。
<S1−308> リクエスト発行部324が、探索条件を含む探索リクエストを発行する。
図7は、第1実施形態の探索リクエストのデータ構造を示す図である。
図7に示すように、探索リクエストは、S1−306で受け付けられた探索条件(出発地、目的地、経由地、費用条件、時間条件、および移動手段条件)と、S1−302で受け付けられた設定情報とを含む。費用条件とは、出発地から目的地までの移動に要する交通費の制限に関する条件である。時間条件とは、出発地を出発する時刻または目的地に到着する時刻に関する条件である。移動手段条件とは、出発地から目的地までの移動に要する移動手段に関する条件である。なお、経由地と、費用条件と、時間条件と、移動条件とは、任意の条件である。
S1−308が終了すると、図2に示すように、端末通信制御部320が、端末通信部36およびネットワーク50を介して、探索リクエストをサーバ10に送信する。
<S1−10> 端末装置30から探索リクエストが送信されると、サーバ10が、経路探索処理を実行する。
第1実施形態の経路探索処理について説明する。図8は、第1実施形態の経路探索処理のフローチャートである。
<S1−100> サーバ情報取得部121が、サーバ記憶部14から、経路ネットワーク情報を取得する。
<S1−102> 探索条件変更部126が、有効探索要因を考慮して、探索条件を変更する。
たとえば、図5の例では、有効探索要因の探索要因IDは「d」である。したがって、探索条件変更部126は、探索要因ID「d」の探索要因「運行情報(運休)」を考慮して、探索条件を変更する。図6の例では、D駅からA駅およびC駅の間の運休区間が回避されるように、探索条件を変更する。
また、別の例では、ユーザが出発地および目的地を指定し、かつ、“トイレのある駅”を有効探索要因として指定した場合には、S1−308において、リクエスト発行部324は、ユーザが指定した条件(すなわち、出発地および目的地)を第1探索条件として含む探索リクエストを発行し、S1−102において、探索条件変更部126は、“トイレのある駅”を経由地とする条件を第2探索条件として追加することによって、有効探索要因を考慮した探索条件の変更を行う。
<S1−104> 経路探索部124が、S1−102で得られた探索条件(すなわち、有効探索要因に応じた探索条件)に基づいて、案内経路を探索する。換言すると、経路探索部124は、端末装置30から送信された探索リクエストに含まれる探索条件(第1探索条件)と、経路探索において考慮すべき探索要因に応じた探索条件(第2探索条件)とに基づいて、案内経路を探索する。
<S1−106> サーバ出力制御部122が、S1−102で考慮された有効探索要因を示す探索要因通知情報を生成する。
<S1−108> サーバ出力制御部122が、S1−104で得られた案内経路(すなわち、有効探索要因に応じた経路)を示す案内経路情報を生成する。
S1−108が終了すると、図2に示すように、サーバ通信制御部120が、サーバ通信部16およびネットワーク50を介して、案内経路情報と、探索要因通知情報とを端末装置30に送信する。
<S1−32> サーバ10から案内経路情報および探索要因通知情報が送信されると、端末装置30が、案内経路の経路案内を行う。
たとえば、端末通信制御部320が、ネットワーク50および端末通信部36を介して、サーバ10から、案内経路情報および探索要因通知情報を受信する。ついで、端末出力制御部322が、案内経路情報と、探索要因通知情報とを表示部42に表示する。端末制御部32は、案内経路情報に基づいて、案内経路の経路案内を行う。
第1実施形態によれば、ユーザに対して、有効探索要因に応じた案内経路と、有効探索要因(すなわち、案内経路を得るための経路探索で考慮された探索要因)とを明示することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、ユーザに対して、迂回経路の経路探索で考慮される探索要因を明示する例である。なお、上述の実施形態と同様の説明は、省略する。
第2実施形態の情報処理について説明する。図9は、第2実施形態の情報処理のシーケンス図である。
<S2−30、S2−10、およびS2−32> 第1実施形態(図2のS1−30、S1−10、およびS1−32)と同様である。但し、第2実施形態では、S2−32において、ユーザが目的地に到着する前に、案内経路の移動に影響を及ぼす要因(たとえば、運休)が生じたこととする。
<S2−34> 端末装置30が、迂回経路探索のための探索リクエスト発行処理を行う。S2−34は、図3のフローチャートに従って行われる。
図3のS1−308が終了すると、図9に示すように、端末通信制御部320が、端末通信部36およびネットワーク50を介して、迂回経路探索用の探索リクエストをサーバ10に送信する。
<S2−12> 端末装置30から探索リクエストが送信されると、サーバ10が、迂回経路探索処理を実行する。
図10は、第2実施形態の迂回経路探索処理のフローチャートである。
<S2−120> 第1実施形態(図3のS1−100)と同様である。
<S2−122> 探索条件変更部126が、有効探索要因を考慮して、探索条件を変更する。この有効探索要因は、図3のS1−102において考慮された有効探索要因(すなわち、S2−32の実行時点で存在していた要因)とは異なる探索要因(すなわち、S2−32の実行後に発生した要因)である。
<S2−124> 経路探索部124が、S2−122で得られた探索条件(すなわち、S2−32の実行後に発生した要因に応じた探索条件)に基づいて、案内経路とは異なる迂回経路を探索する。
<S2−126> サーバ出力制御部122が、S2−122で考慮された有効探索要因を示す探索要因通知情報を生成する。
<S2−128> サーバ出力制御部122が、S2−124で得られた迂回経路(すなわち、S2−32の実行後に発生した要因に応じた経路)を示す迂回経路情報を生成する。
S2−128が終了すると、図9に示すように、サーバ通信制御部120が、サーバ通信部16およびネットワーク50を介して、迂回経路情報と、探索要因通知情報とを端末装置30に送信する。
<S2−36> サーバ10から迂回経路情報および探索要因通知情報が送信されると、端末装置30が、迂回経路の経路案内を行う。
たとえば、端末通信制御部320が、ネットワーク50および端末通信部36を介して、サーバ10から、迂回経路情報および探索要因通知情報を受信する。ついで、端末出力制御部322が、迂回経路情報と、探索要因通知情報とを表示部42に表示する。端末制御部32は、迂回経路情報に基づいて、迂回経路の経路案内を行う。
第2実施形態によれば、ユーザに対して、案内経路の経路探索を行った後に生じた有効探索要因に応じた迂回経路と、有効探索要因(すなわち、迂回経路を得るための経路探索で考慮された探索要因)とを明示することができる。
本実施形態の変形例について説明する。本実施形態の変形例は、図3のS1−302において、探索要因選択メニューを介して、考慮すべき探索要因を、探索要因の種別単位で受け付ける例である。
図11は、本実施形態の変形例の有効探索要因選択画像を示す図である。
たとえば、図3のS1−302において、設定情報受付部328が、有効探索要因選択画像を介して、設定情報を受け付ける。図11に示すように、有効探索要因選択画像は、「混雑考慮」メニューと、「定期券考慮」メニューと、「バリアフリー考慮」メニューと、「運行情報考慮」メニューとを含む。設定情報受付部328は、有効探索要因選択画像を介して、ユーザが選択したメニューを設定情報として受け付ける。
図12は、本実施形態の変形例の探索条件受付画像を示す図である。
たとえば、ユーザが図11の有効探索要因選択画像の「混雑考慮」メニューを選択した場合には、図3のS1−304において、端末出力制御部322が、図12の(a)の混雑考慮に対応する探索要因情報(画像42e)を含む探索要因受付画像を生成する。すなわち、ユーザが「混雑考慮」メニューを選択した場合には、混雑情報に対応する探索要因情報が、探索要因受付画像内に配置される。
ユーザが図11の有効探索要因選択画像の「定期券考慮」メニューを選択した場合には、図3のS1−304において、端末出力制御部322が、図12の(b)の定期券考慮に対応する探索要因情報(画像42f)を含む探索要因受付画像を生成する。すなわち、ユーザが「定期券考慮」メニューを選択した場合には、定期券情報に対応する探索要因情報が、探索要因受付画像内に配置される。
ユーザが図11の有効探索要因選択画像の「バリアフリー考慮」メニューを選択した場合には、図3のS1−304において、端末出力制御部322が、図12の(c)のバリアフリー考慮に対応する探索要因情報(画像42g)を含む探索要因受付画像を生成する。すなわち、ユーザが「バリアフリー考慮」メニューを選択した場合には、バリアフリー情報に対応する探索要因情報が、探索要因受付画像内に配置される。
ユーザが図11の有効探索要因選択画像の「運行情報考慮」メニューを選択した場合には、図3のS1−304において、端末出力制御部322が、図12の(d)の運行情報考慮に対応する探索要因情報(画像42b、42d、および42e)を含む探索要因受付画像を生成する。すなわち、ユーザが「運行情報考慮」メニューを選択した場合には、運行情報の全種別に対応する探索要因情報が、探索要因受付画像内に配置される。
なお、図11の探索要因選択メニューにおいて複数のメニュー(たとえば、「混雑考慮」メニューおよび「定期券考慮」メニュー)が選択された場合には、端末出力制御部322は、選択された全てのメニューに対応する探索要因情報(たとえば、画像42eおよび42f)を含む探索要因受付画像を生成する。
本実施形態に係る情報処理システム1の少なくとも一部は、ハードウェアで構成しても良いし、ソフトウェアで構成しても良い。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させても良い。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でも良い。
また、本実施形態に係る情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布しても良い。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布しても良い。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化される。また、上述した実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明が形成可能である。例えば、上述した実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 情報処理システム
10 サーバ
12 サーバ制御部
120 サーバ通信制御部
121 サーバ情報取得部
122 サーバ出力制御部
124 経路探索部
126 探索条件変更部
14 サーバ記憶部
16 サーバ通信部
30 端末装置
32 端末制御部
320 端末通信制御部
321 端末情報取得部
322 端末出力制御部
324 リクエスト発行部
326 探索条件受付部
328 設定情報受付部
34 端末記憶部
36 端末通信部
38 操作部
40 測位部
42 表示部

Claims (7)

  1. 出発地から目的地までの経路探索に影響を与える探索要因を表示する表示手段と、
    ユーザからの切替指示に基づいて前記表示手段に表示する探索要因の種別を切り替える探索要因表示切替手段と、
    前記出発地および前記目的地を含む探索条件を受け付ける探索条件受付手段と、
    前記表示手段に表示中の前記探索要因と前記探索条件とに基づいて前記経路探索を行う経路探索手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記表示手段は、
    前記探索要因を地図画像上に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記経路探索手段は、
    表示対象となる複数の種別の前記探索要因のうち、前記表示中の前記探索要因に基づくとともに、前記表示中でない探索要因には基づかずに前記経路探索を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理システム。
  4. コンピュータを、
    出発地から目的地までの経路探索に影響を与える探索要因を表示する表示手段、
    ユーザからの切替指示に基づいて前記表示手段に表示する探索要因の種別を切り替える探索要因表示切替手段、
    前記出発地および前記目的地を含む探索条件を受け付ける探索条件受付手段、
    前記表示手段に表示中の前記探索要因と前記探索条件とに基づいて、サーバに前記経路探索を行わせる経路探索指示手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  5. コンピュータを、
    出発地から目的地までの経路探索に影響を与える探索要因を表示する表示手段と、
    ユーザからの切替指示に基づいて前記表示手段に表示する探索要因の種別を切り替える探索要因表示切替手段と、
    前記出発地および前記目的地を含む探索条件を受け付ける探索条件受付手段と、
    を備える端末装置における、
    前記表示手段に表示中の前記探索要因と前記探索条件とに基づいて、前記経路探索を行う経路探索手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  6. コンピュータを、
    出発地から目的地までの経路探索に影響を与える探索要因を表示する表示手段、
    ユーザからの切替指示に基づいて前記表示手段に表示する探索要因の種別を切り替える探索要因表示切替手段、
    前記出発地および前記目的地を含む探索条件を受け付ける探索条件受付手段、
    前記表示手段に表示中の前記探索要因と前記探索条件とに基づいて前記経路探索を行う経路探索手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  7. 表示手段が、出発地から目的地までの経路探索に影響を与える探索要因を表示するステップと、
    探索要因表示切替手段が、ユーザからの切替指示に基づいて前記表示手段に表示する探索要因の種別を切り替えるステップと、
    探索条件受付手段が、前記出発地および前記目的地を含む探索条件を受け付けるステップと、
    経路探索手段が、前記表示手段に表示中の前記探索要因と前記探索条件とに基づいて前記経路探索を行うステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
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