JP2017109788A - 包装用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】側面部の上端部の高さのギャップを大きくしても、使用材料を低減して製造することができる包装用容器を提供する。
【解決手段】底部(21)と、平面視で底部(21)より外形を大きく形成されて底部(21)の上方に設けられ、さらに高さを変えながら曲線状に連なった開口形成部(224F)と、開口形成部(224F)のまわりで外側へ突き出ていて、開口形成部(224F)の高い側と低い側での高さのギャップ(ΔH)が包装用容器の全高(Hc)の少なくとも15%に設定され、さらに平面視で包装用容器の輪郭を形成する突出部(232F)と、を備えている。
【選択図】図12

Description

本発明は、プラスチック製の包装用容器において、開口を形成する側面部の上端部とそのまわりのフランジ部の構造に関する。
従来、包装用容器では、側面部が底部の周縁から立ち上がって、底部の上方に開口を形成し、開口のまわりにはフランジ部が設けられている。側面部が部分的に高さを変えて形成されると、フランジ部は側面部の高い部分と低い部分とからそれぞれ外側へ延びて形成されている。
特許文献1と特許文献2とに示す包装用容器では、前側と後側の側面部が、左右の方向に延びて、その途中の箇所を左右の端より低く形成されている。フランジ部は、側面部の上端部から横に延びると共に下方へ延びていて、下端部には横に突き出た突出部が設けられている。突出部の先端部は、製造時に裁断装置によって樹脂製のシート材から切断した際にできる断面で構成されている。突出部の先端部は、開口まわりの全体に亘って同じ高さに設定されている。
意匠登録第1428883号公報 意匠登録第1498877号公報
サラダなどの食材を盛り付けて利用する包装用容器としては、側面部の前側と後側で高い側と低い側との高さのギャップを一層大きくすると、包装用容器の見栄えが良くなるが、特許文献1の包装用容器のように、フランジ部の先端部が載置面に対して平行に延びていると、製造の際、側面部の上端部からフランジ部の先端部までの寸法が大きくなって樹脂材を多く使用して包装用容器を製造しなければならない。材料を低減して製造することが望ましい。
フランジ部を大きく形成すると、外側から覆う外嵌合式の蓋を用いる際、フランジ部の高い側から低い側までに亘って覆わなければならず、また使用も容易に行えなくなる事態が生じ得る。
本発明は、側面部の上端部の高さのギャップを大きくしても、使用材料を低減して製造することができる包装用容器とその開蓋方法とを提供することを目的とする。
本発明の包装用容器は、底部と、平面視で上記底部より外形を大きく形成されて上記底部の上方に設けられ、さらに高さを変えながら曲線状に連なった開口形成部と、上記開口形成部のまわりで外側へ突き出ていて、上記開口形成部の高い側と低い側での高さのギャップが包装用容器の全高の少なくとも15%に設定され、さらに平面視で上記包装用容器の輪郭を形成する突出部と、を備えたことを特徴としている。
本発明の包装用容器は、周縁に沿って上記突出部を内側に入れる受け部が形成された蓋体、又は周縁に沿って上記開口形成部の内側に嵌る当接部が形成された蓋体をさらに備えて構成することもできる。
本発明は、平面視で横長の楕円型に形成され、さらに左右の端部を中間部より低く形成して底部の上方で曲線状に連なった開口形成部と、上記開口形成部まわりで外側に突き出ていて高い側と低い側との高さのギャップが容器本体全高の少なくとも15%に設定された突出部とを備えた容器本体に対して、周縁に沿って上記突出部を内側に入れる蓋フランジ部を備えて上記容器本体を覆う蓋体を、上記突出部を上記蓋フランジ部に嵌めて取り付けた状態から取り外す開蓋方法であって、上記左右の端部と上記中間部との間で上記蓋フランジ部の一部を上記突出部側に押さえながら縁をめくって、上記突出部を上記蓋フランジ部から外すことを特徴とする。
さらに、本発明は、平面視で横長の楕円型に形成され、さらに左右の端部を中間部より低く形成して底部の上方で曲線状に連なった開口形成部と、上記開口形成部まわりで外側に突き出ていて高い側と低い側との高さのギャップが容器本体全高の少なくとも15%に設定された突出部とを備えた容器本体に対して、周縁に沿って上記開口形成部の内側に嵌る当接部を備えた蓋体を、上記当接部を上記開口形成部の内側に嵌めた状態から取り外す開蓋方法であって、上記底部の周縁から立ち上がって上記開口形成部を構成する側面部の内、前側と後側を上記開口形成部の形を変えるよう外側から押して、上記当接部を上記開口形成部から離すことを特徴とする。
本発明によれば、開口形成部の高い側と低い側との高さのギャップが大きく設定されても、突出部を曲線状に形成することで製造の際にシート材の使用量を低減することできる。また、蓋体を固定する部分が開口形成部に沿って設けられるので、蓋体を取り外す作業が容易である。
本発明の実施形態の包装用容器を示す斜視図である。 本発明の実施形態の包装用容器を示す正面図である。 本発明の実施形態の包装用容器を示す左側面図である。 (a)は本発明の実施形態の包装用容器を示す平面図であり、(b)は底面図である 本発明の実施形態の容器本体を示す斜視図である。 (a)は本発明の実施形態の容器本体を示す正面図であり、(b)は左側面図である。 本発明の実施形態の容器本体を示す平面図である。 本発明の実施形態の容器本体を示す底面図である。 (a)は図6(a)のA−A線に沿った容器本体の端面図であり、(b)は図6(B)のB−B線に沿った容器本体の端面図である。 図5の容器本体の側面部を示す拡大端面図である。 図5の容器本体の開口まわりの構造を説明するための図である。 図5の容器本体の開口まわりの構造を説明するための図である。 図5の容器本体の開口まわりの構造を説明するための図である。 本発明の実施形態の蓋体を示す斜視図である。 (a)は本発明の実施形態の蓋体を示す正面図であり、(b)は左側面図である。 本発明の実施形態の蓋体を示す平面図である。 本発明の実施形態の蓋体を示す拡大底面図である。 (a)は図15(a)のC−C線に沿った蓋体の端面図であり、(b)は図15(b)のD−D線に沿った蓋体の断面図であり、(c)は(b)で矢印P1の内側斜面部を拡大した図であり、(d)は(a)で矢印P2の補強部周辺を拡大した図である。 本発明の実施形態の蓋フランジ部を示す端面図である。 本発明の実施形態の突起部を示す端面図である。 本発明の実施形態の包装用容器の使用方法を説明するための図である。 (a)と(b)は本発明の実施形態の蓋体の使用方法を説明するための図である。 本発明の変形例の包装用容器を示す平面図である。 (a)は本発明の変形例の蓋体を示す正面図であり、(b)は図23のE−E線に沿った包装用容器の端面図である。
図1は本発明の実施形態の包装用容器1を示す斜視図、図2は包装用容器1の正面図、図3は包装用容器1の左側面図、図4(a)は包装用容器1の平面図、図4(b)は包装用容器1の底面図である。包装用容器1の背面図は正面図と同一に表れ、右側面図は左側面図と同一に表れるため省略している。
包装用容器1は、食材を入れる容器本体2と、容器本体2に着脱自在に取り付けられて容器本体2の開口を覆う蓋体3と、を備えている。
図5は容器本体2を示す斜視図、図6(a)は容器本体2の正面図、図6(b)は容器本体2の左側面図、図7は容器本体2の平面図、図8は容器本体2の底面図である。容器本体2の背面図は正面図と同一に表れ、右側面図は左側面図と同一に表れるため省略している。図9(a)は図6(a)のA−A線に沿った容器本体2の端面図、図9(b)は図6(b)のB−B線に沿った容器本体2の端面図である。
容器本体2は、カウンターなどの平坦な載置面に載せられる底部21と、底部21の周縁から立ち上がって底部21の上方で底部21より外側へ大きく広がる開口20を形成する側面部22と、開口20のまわりに設けられた本体フランジ部23と、を備えている。
容器本体2は、図7に示す中心を通る仮想の二つの面X1,Y1に関して、それぞれ面対称に形成されている。一方の面X1は垂直に立ち上がっていて横方向に広がっている。他方の面Y1は垂直に立ち上がっていて縦方向に広がっている。以下の説明で、面X1と交差する左側の部分を左の端部と呼び、右側の部分を右の端部と呼び、また面Y1と交差する前側の部分を前の端部と呼び、後側の部分を後の端部と呼ぶ。
底部21は平面視で横長の楕円型に形成されている。底部21は、図9(a)及び(b)に示すように中央の領域(以下、中央領域と呼ぶ。)をそのまわりの周縁の領域(以下、周縁領域と呼ぶ。)より高い位置に設けて、着地した状態で中央領域が載置面から離れるように構成されている。図示例では中央領域が上方に膨らんだ曲面状に形成されている。
側面部22は、底部21の周縁から立ち上がり上端部で開口20を形成している。さらに、側面部22は、高くなるに従って対向する部分との距離が長くなるように、外側に拡がっている。
側面部22は、底部21の周縁から上端部寄りの高い位置まで外側に膨らんだ曲面に形成された曲面部221と、曲面部221より外側へ延びた段差部222と、段差部222の端から立ち上がりながら外側へ延びた傾斜部223と、を備えている。
図10は側面部22の端面図であり、側面部22を実線で表し、本体フランジ部23を破線で表している。段差部222は、内側へ突き出る角を構成するよう曲面部221とつながっている。傾斜部223が側面部22の最も高い部分として上端部224を構成しており、側面部22の上端部224は上方へ延びながら横に曲がっていて、内側へ膨らんだ曲面に形成されている。この曲面が、開口形成部として、開口20を形成している。
図11は開口形成部を説明するための平面図で、開口形成部に斜線のハッチングを付して表し、後述の本体突出部232を除いてその他の構成を破線で表している。容器本体2の開口形成部は、平面視で外形を底部21より大きな横長の楕円型に形成されている。さらに、図12と図13は内側の開口形成部を外側から透視して表した正面図と左側面図であり、図11と同様に、斜線のハッチングを付して表している。開口形成部は、各部の高さを違えて形成されており、角を構成しないよう緩やかに曲がりながら連なっている。
以下の説明で、図11に示すように、開口形成部の内、横方向に延びた仮想の面X1を境に、前側に設けられる部分を前側上端部224Fと呼び、後側に設けられる部分を後側上端部224Rと呼ぶ。
前側上端部224Fは、左の端部と右の端部とが前側上端部224Fで最も高い部分を構成し、左の端部と右の端部から低くなると共に前方へずれながら前の端部まで延びている。前の端部が前側上端部224Fで最も低い中間部として構成されている。前側上端部224Fは左の端部から右の端部まで弧状に延びている。以下、このように弧状に形成される部分を『弧状形成部』と呼ぶ。後側上端部224Rも弧状形成部として構成されている。
側面部22は、前側と後側を低く、左側と右側を高く形成されている。段差部222は、側面部22の上端部224に沿って設けられており、側面部22の上端部224との間隔は一定に設定されている。
側面部22は、図9(b)に示すように段差状に形成された補強部225を備えている。また、補強部225は、図6と図7とに示すように、曲面部221を区切るように、底部21の周縁から段差部222まで曲線状に延びている。図示例では、二つの補強部225が、底部21の周縁で対向する位置から反対側で高い位置へ向けて曲りながら筋状に延びている。
一方の補強部225は、起点を側面部22の低い前側に設け、高い位置まで広がる側面部22の右側を経て、終点を起点の反対側で低い後側に設けている。他方の補強部225は、起点を側面部22の低い後側に設け、高い位置まで広がる左側を経て、終点を起点の反対側で低い前側に設けている。また、補強部225の幅は、起点から高くなりながら広くなり、左右の端部に最も近づいた部分で最大になり、終点まで徐々に狭くなっている。
本体フランジ部23は、側面部22の上端部224から外側へ延びている。本体フランジ部23は、図10に示すように、底部21側へ下がった折り返し部231と、折り返し部231の下端部から外側に突き出た突出部(以下、本体突出部232と呼ぶ。)と、を備えている。
折り返し部231は、側面部22の上端部224から横に離れながら下がり、外側へ膨らんだ形状に形成されている。側面部22の上端部224から折り返し部231までが、図10に示すように断面を円弧状に形成された湾曲部24を構成している。
本体突出部232は、図11で外側の2本の実線で示すように、開口形成部に沿って設けられており、本体突出部232の先端部は平面視で容器本体2の輪郭を構成する。また、図12と図13とで実線で示すように、本体突出部232は、開口形成部と同様、高さを変えながら曲線状に延びている。
本体突出部232は、図11に示すように、上記の仮想の面X1を境に、前側に設けられる前側突出部232Fと、後側に設けられる後側突出部232Rとを備えている。前側突出部232Fと後側突出部232Rとは、前側上端部224Fと後側上端部224Rと同様に、弧状形成部として構成されている。
弧状形成部の高い側と低い側との高さのギャップについて説明する。
図12と図13とに示すように、一点鎖線で示す載置面50から容器本体2の最も高い部分までの高さ(以下、容器本体全高と呼ぶ。)をHc、載置面50から前側突出部232Fの左右の端部までの高さをH1、載置面50から前側突出部232Fの中間部までの高さをH2とすると、前側突出部232Fにおける高さのギャップΔH=(H1−H2)は、容器本体全高Hcの33.3%の寸法に相当する。開口形成部を構成する前側上端部224Fも、同じ割合で高さのギャップが設定されている。なお、湾曲部24の左右の端部が容器本体2の最も高い部分を構成している。
ギャップΔHはこの値に限定されず、例えば容器本体全高Hcに対するギャップΔHの割合を下記の(1)に示す範囲で設定してもよい。ギャップΔHの割合を容器本体全高Hcの少なくとも15%として9mm以上に設定し、好ましくは20%で12mm以上に、より好ましくは30%で18mm以上に設定する。
Figure 2017109788
本体突出部232の先端部は、裁断装置で成型後の樹脂製シートを打ち抜くときにできる断面で構成されている。本体突出部232の先端部は、平面視で容器本体2の輪郭を構成する。本体突出部232は、折り返し部231の下端部から先端部までの横に突出した全体が、弧状形成部として形成されている。本体突出部232は、図10に示すように、折り返し部231の下端部から先端部までの幅W1が、湾曲部24の幅W2と同じに、例えば5mmに設定されている。この数値に限らず、幅W1を湾曲部24の幅W2より小さく設定してもよい。
図14は蓋体3を示す斜視図、図15(a)は蓋体3の正面図、図15(b)は蓋体3の左側面図、図16は蓋体3の平面図、図17は蓋体3の拡大底面図である。蓋体3の背面図は正面図と同一に表れ、蓋体3は左側面図と同一に表れるため省略している。図18(a)は図15(a)のC−C線に沿った蓋体3の端面図、図18(b)は図15(b)のD−D線に沿った蓋体3の断面図である。
蓋体3は、平面視で横長の楕円型に形成された天面部31と、天面部31の周縁(以下、天面周縁31Aと呼ぶ。)から下がりながら外側へ拡がった傾斜側面部32と、傾斜側面部32の下端部のまわりに設けられた蓋フランジ部33と、を備えている。
蓋体3は、図16に示す中心を通る仮想の二つの面X1,Y1に関して、後述する操作表示部35と突起部36とを除いて、それぞれ面対称に形成されている。以下の蓋体3の説明でも、蓋体3の構成の内、横に延びた面X1と交差する部分を左右の端部と呼び、縦に延びた面Y1と交差する部分を前後の端部と呼ぶ。
天面部31は、平面視で底部21より外形を大きく形成されていて、蓋体3を容器本体2に取り付けた状態で容器本体2の開口20の上方に設けられる。天面部31は、天面周縁31Aから内側へ下がるよう傾斜した外側斜面部311と、外側斜面部311の下端部から外側斜面部311より大きな角度で下がりながら傾斜した内側斜面部312と、内側斜面部312の下端部から内側へ広がった平坦部313と、を備えて、中央領域をそのまわりの領域より低く形成されている。なお、天面周縁31Aは、図18(b)に示すように、左右の端部周辺が高さを一定に形成された等高部31Bとして形成され、前後の端部周辺が等高部31Bより低く形成されている。
外側斜面部311と、内側斜面部312と、平坦部313とは、平面視で輪郭をそれぞれ楕円型に構成されている。楕円の縦と横の比率は、外側に配置される外側斜面部311が内側の内側斜面部312より横方向の寸法の割合が大きくなるように設定されている。
外側斜面部311の内、左右の端部側の斜面は前後の端部側の斜面と比べて広く形成されている。図18(c)は図18(b)で矢印P1の内側斜面部312の端面を拡大した図であり、内側斜面部312が二点鎖線で示す水平線HLと構成する角度θR1は、図12に示すように容器本体2を載置面50に置いた状態で底部21に隣接した側面部22の下部221Dが載置面50と構成する角度θcより小さく設定されている。例えば内側斜面部312は、曲面部221で底部21より5mm高い箇所の傾きより小さく形成されている。
平坦部313は、容器本体2の底部21を載せることができる大きさに形成され、本実施形態では容器本体2の底部21の周縁とほぼ同じ大きさに形成されている。蓋体3を容器本体2に取り付けた状態で、平坦部313と底部21とは、中心の位置を合せて上下に並ぶよう設けられる。
傾斜側面部32は、図18に示すように、天面部31の周縁から低くなるにしたがって外側へ拡がるよう形成されている。傾斜側面部32の下端部は、蓋体3を容器本体2に取り付けた状態で容器本体2の内側で開口形成部に沿うよう配置され、図16で破線で示すように横長の楕円型に傾斜側面部32の輪郭を構成する。
傾斜側面部32の下端部321は、仮想の面X1を境に、前側に設けられる前側傾斜下端部321Fと後側に設けられる後側傾斜下端部321Rとから構成されている。前側傾斜下端部321Fと後側傾斜下端部321Rとは、開口形成部と同様に、弧状形成部として形成されている。また傾斜側面部32の下端部321が、後述の図19に示すように、容器本体2の段差部222に近接して、段差部222より高い位置に設けられている。
傾斜側面部32では、図18(a)に示す前後の端部が二点鎖線の水平線HLとの間に構成する角度θR2が図18(b)に示す左右の端部が二点鎖線の水平線HLとの間に構成する角度θR3より大きく設定され、さらに前後の端部で天面周縁31Aから下端部までの長さL1が左右の端部の長さL2より寸法を大きく設定されていて、傾斜側面部32は左右の端部から前後の端部まで緩やかに曲がりながら延びている。傾斜側面部32は、天面部31より前方或いは後方に配置される部分が、天面部31より左方或いは右方に配置される部分より広く形成されている。
傾斜側面部32は、図16に示すように、前側と後側の広い斜面に補強部322を備えている。二つの補強部322が、天面周縁31Aから下端部321まで曲がりながら筋状に延びている。二つの補強部322は、平面視で起点と終点とを中心対称に設けている。
前側の補強部322は、起点を天面周縁31Aの内、右側の等高部31Bに隣接して設け、終点を前側の端部より左側に設けている。後側の補強部322は、起点を天面周縁31Aの内、左側の等高部31Bに隣接して設け、終点を後側の端部より右側に設けている。図18(d)は図18(a)で矢印P2の補強部周辺を拡大した図であり、補強部322は、各部の断面が段差状に構成されている。また、補強部322の幅は、起点から低くなるに従って広くなり、長手方向の途中で最大になって、終点側へ向けて次第に狭く形成されている。
蓋フランジ部33は、傾斜側面部32の下端部321に沿って設けられており、傾斜側面部32の下端部321の高さに応じて上下方向での位置を変えて環状に延びている。
図19は蓋フランジ部33の端面図であり、蓋フランジ部33は、傾斜側面部32の下端部321から上方へ延びた内側カバー部331と、内側カバー部331から外側に延びた上方カバー部332と、上方カバー部332から下方へ延びた外側カバー部333と、外側カバー部333から外側へ突き出た突出部(以下、蓋突出部と呼ぶ。)334と、を備えている。
図19では容器本体2の側面部22を破線で表しており、内側カバー部331が容器本体2で側面部22の内側に配置され、上方カバー部332が容器本体2の湾曲部24と蓋突出部334との上に配置され、外側カバー部333が蓋突出部334の外側に配置されて、蓋フランジ部33は内側を容器本体2の本体フランジ部23を入れる受け部34として構成されている。
上方カバー部332は、天面周縁31Aより低い位置に設けられている。また上方カバー部332は、湾曲部24より幅を広く設定されていて、この幅広の面が環状に連なっている。上方カバー部332は、図16に示すように、左右の端部から数cm離れた位置に、『PUSH』の文字を表した操作表示部35を設けている。操作表示部35は上方カバー部332の一部を上に突き出して形成されている。操作表示部35は平面視で中心対称となる二カ所に設けられている。なお、上方カバー部332の一部を凹ませて『PUSH』の文字を表わしてもよい。
外側カバー部333は、図19に示すように、上方カバー部332につながる外側カバー上部333Uと、外側カバー上部333Uの下で外側カバー上部333Uより外側へ張り出した外側カバー中間部333Mと、外側カバー中間部333Mの下で内側へ凹んだ外側カバー下部333Dと、から断面を凹凸型に形成されている。
外側カバー下部333Dが傾斜側面部32の下端部321より低い位置に設けられていて、外側カバー部333は上下方向の寸法を内側カバー部331より大きく設定されている。外側カバー下部333Dは、図19に示すように、容器本体2に取り付けた状態で容器本体2の段差部222より高い位置に設けられている。
外側カバー下部333Dは、蓋体3を容器本体2に取り付けた状態で容器本体2の本体突出部232に沿うよう配置され、図17の底面図に破線で示すように、横長の楕円型に連なっている。外側カバー下部333Dは、傾斜側面部32の下端部と同様に、仮想の面X1を境に、前側に設けられる前側下端部333Fと後側に設けられる後側下端部333Rとから構成され、これらは弧状形成部として形成されている。
本体フランジ部23が図19で破線で示すように蓋体3の受け部34に入った状態では、本体突出部232は外側カバー中間部333Mの横に配置され、好ましくは先端部が外側カバー中間部333Mに当たる。外側カバー下部333Dは、蓋フランジ部33の内側に突き出るロック部として機能して、受け部34に入った本体突出部232の移動を規制する。ロック部は、蓋フランジ部33の全体に設けられている。なお、ロック部は、互いに距離を置いて複数箇所に設けてもよい。
蓋突出部334は、図19に示すように、外側へ下がりながら延びた斜面に形成されて、外側カバー中間部333Mより外側に張り出しており、蓋突出部334の先端部が平面視では横長の楕円型に蓋体3の輪郭を構成する。蓋突出部334は、図16に示す仮想の面X1を境に、前側に設けられる前側蓋突出部334Fと、後側に設けられる後側蓋突出部334Rと、から構成されている。
蓋突出部334の先端部が、裁断装置で製造シートから成形品を分離する際にできる断面で構成されており、前側蓋突出部334Fと後側蓋突出部334Rとは、開口形成部と同様に、先端部までの全体が弧状形成部で形成されている。
また、前側蓋突出部334Fと後側蓋突出部334Rとは、容器本体2の本体突出部232と同様に、図18(b)に示す高い側と低い側との高さのギャップΔH′が、本体容器全高Hcの33.3%に相当する寸法に設定されている。ギャップΔH′の割合は、容器本体2と同様に、上記(1)の範囲に設定してもよい。
蓋体3は、図16に示すように、傾斜側面部32で左右の端部から数cm離れた位置に、上方へ突き出た突起部36を備えている。突起部36は、他の蓋体3を重ねた際に、密着することを防止する。図示例では四か所に設けられている。
図20は突起部36の端面図であり、突起部36は、傾斜側面部32の破線で示す部分を上方へ突き出させて形成されており、平坦な上面部361を有し、上面部361は蓋フランジ部33の上方カバー部332より低い位置に設けられている。上面部361は、蓋フランジ部33の上方カバー部332との間に上面部361より低く筋状に形成された溝部362を介してつながっている。
図20に示すように、二点鎖線で示す他の蓋体3を重ねると傾斜側面部32の下端部321が蓋体3の突起部36の上面部361に当たる。また、蓋フランジ部33の外側カバー部333では、外側カバー中間部333Mと外側カバー下部333Dとが外側カバー上部333Uより外側にずれて配置されていることで、二点鎖線で示す他の蓋体3の外側カバー下部333Dが、蓋体3の外側カバー中間部333Mに当たる。
容器本体2と蓋体3とは、材料は限定されるものではないが、ポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂を利用することができる。また、積層材として、例えばポリプロピレンの発泡層をポリプロピレンのフィルム(PPF)層の間に設けて構成されたシート材を利用してもよい。
シート材を熱変形させて容器状に賦形し、裁断装置で成形品をシート材から分離して、不透明の容器本体2を製造することができる。また、PETなどのシート材を熱変形させて蓋状に賦形し、裁断装置で成形品をシート材から分離して、透明の蓋体3を製造することができる。裁断装置では、例えば切断用の長い刃を利用して本体突出部232や蓋突出部334の高さを違えた各部を、高い側から低い側へ順に切断する。また裁断装置では、容器本体2であれば、本体突出部232の先端部に沿って成型後の樹脂製シートの打ち抜きを行って、容器本体2の輪郭を断面で形成する。また、蓋体3であれば、蓋突出部334の先端部に沿って打ち抜きを行い、蓋体3の輪郭を断面で形成する。
本実施形態の包装用容器1の各部の厚みは、特に限定されるものではないが例えば0.05mm〜1.0mmである。なお、容器本体を透明に構成したり、蓋体を不透明に構成してもよい。
以下、包装用容器1の使用方法、効果などを説明する。
包装用容器1では、容器本体2の内側に食材を入れることに加えて、容器本体2の開口20より高い位置に蓋体3の天面部31を設けているので、開口20より高い位置まで食材を盛り付けることができる。
包装用容器1の開口20のまわりでは、側面部22の上端部224と本体フランジ部23とが、底部21より横方向に広い範囲に亘って弧状に延びて構成されて、底部21から立ち上がった曲面部221が高さを変えてカットされた外観を表す。このようなデザイン性の高い外観によって、盛り付けた食材を一層見栄えよく顧客に見せることができる。
容器本体2が、耐油性を備えた積層材で構成されていると、油を用いた食材用として利用することができる。また、積層材が内部に発泡層を備えると、容器本体2に触れた際に、食材の熱さに関わらず容器本体2を取り扱うことができて、一層便利である。
また、開口20のまわりで、本体フランジ部23が弧状形成部として形成されて、全体に亘って開口20から外側へ突き出る量を同じ又は同様に製造することができるので、製造の際にシート材の使用量を低減できる。
蓋フランジ部33が本体フランジ部23に沿うように各部の高さを違えて形成されているので、本体フランジ部23を蓋フランジ部33の受け部34に入れて蓋体3が容器本体2に被さった状態でも、包装用容器1は、容器本体2の曲面が高さを変えてカットされた外観を損なうことなく、食材を包装することができる。これにより顧客の商品に対する関心度やアイキャッチ性を高めることが期待できる。
蓋突出部334は、本体突出部232と同様に、弧状形成部として構成されていて、全体に亘って外側へ突き出る量を同じ又は同様に製造することができるので、製造の際にシート材の使用量を低減できる。
蓋をした状態で蓋体3の外形を構成する蓋突出部334が本体突出部232と近接して配置されるので、蓋の取り外す際に蓋体3をめくって取り外す作業を容易に行える。
蓋体3の天面部31は、平坦部313が天面周縁31Aより低く設けられてスタック用凹部を構成するので、図21に示すように、二点鎖線で示す他の包装用容器1を積み重ねることができる。スタック用凹部は周縁領域が斜面として構成されているので、他の包装用容器1を平坦部313へ置く際の位置合わせを容易に行える。
包装用容器1の底部21は、中央領域が周縁領域より高く形成されているので、周縁領域を着地させて安定して、スタック用凹部やカウンターなどの平坦な載置面50に置くことができる。
包装用容器1は、容器本体2と蓋体3とに補強部225,322を備えているので、積み重ねた際の荷重に確実に耐えることができる。
蓋体3が透明に構成されていると、天面部31が開口20の上方で底部21と平行に配置される平坦部313を備え、さらに傾斜側面部32が天面周縁31Aから前側と後側で広く形成されているので、蓋をした状態で顧客が盛り付けた食材を見易く包装することができる。
蓋フランジ部33が蓋フランジ部33の内側に嵌る外嵌合式に蓋体3が容器本体2に取り付けられるので、蓋をした状態を維持できる。さらに、ロック部が蓋フランジ部33の全体に設けられているので、一層安定して維持できる。これにより、デザイン性の高い包装用容器1をアウトパックとして利用することができる。
(包装用容器1から蓋体3を取り外す開蓋方法)
蓋フランジ部33が見易い上方カバー部332に操作表示部35として『PUSH』の文字を左右の端部から距離を置いた位置に表しているので、蓋フランジ部33の『PUSH』の文字の箇所を本体フランジ部23側へ押さえながら、『PUSH』の文字の周辺の縁をめくって、本体フランジ部23を蓋フランジ部33の受け部34から外す。このめくり動作を行う際に、操作表示部35に近い左の端部或いは右の端部で蓋フランジ部33をめくることで、蓋体3を容器本体2から一層容易に取り外すことができる。このような包装用容器1から蓋体3を取り外す開蓋方法は、蓋フランジ部33で高い側の左右の端部や低い側の前後の端部を押さえて縁をめくる作業と比べて行い易い。
包装用容器1から外した蓋体3や容器本体2に取り付ける前の蓋体3は、底面側を下にして弧状の蓋フランジ部33で着地させると揺れたり容易に動いたりしてしまうが、図22(a)及び(b)に示すように、上下を逆にした姿勢で天面周縁31Aの内、左右の端部側の等高部31Bを利用することでカウンターなどの平坦な載置面50に安定して置くことができる。
(変形例)
図23は変形例の包装用容器1Aを示す平面図である。変形例の包装用容器1Aは、上記の包装用容器1と比べて、蓋体3Aが容器本体2の内側に嵌って取り付けられるように構成されている。
蓋体3Aは、図23に示す中心を通る仮想の二つの面X1,Y1に関して、突起部36を除いて、それぞれ面対称に形成されている。以下の蓋体3Aの説明でも、蓋体3Aの構成の内、横に延びた面X1と交差する部分を左右の端部と呼び、縦に延びた面Y1と交差する部分を前後の端部と呼ぶ。
図24(a)は蓋体3Aを示す正面図であり、図24(b)は図23のE−E線に沿った包装用容器1Aの端面図であり、容器本体2を一点鎖線で表している。蓋体3Aは、上記の蓋体3の構成と比べると、傾斜側面部32の下端部321まわりに設けられる蓋フランジ部33Aの構成が異なっている。
蓋フランジ部33Aは、傾斜側面部32の下端部から上方へ折り返していて容器本体2の側面部22の内側に当たる当接部335と、当接部335の上端部から外側へ突き出た蓋突出部336と、から構成されている。
当接部335は、容器本体2の開口形成部に沿うよう、各部の高さの位置を変えて形成されている。当接部335が側面部22の内側に嵌って蓋体3は容器本体2に取り付けられる。
蓋をした状態で、蓋突出部336は、蓋体3の外形を構成し、仮想の面X1を境に、前側に設けられる前側蓋突出部336Fと後側に設けられる後側蓋突出部336Rと、を備えている。前側蓋突出部336Fと後側蓋突出部336Rとは、上記の実施形態と同様に、当接部335の上端部から先端部までの全体を、弧状形成部として形成されている。蓋をした状態で、蓋突出部336は本体フランジ部23の上に配置される。
変形例の包装用容器1Aは、上記の包装用容器1と同様、製造の際の使用材料を低減することなどの効果に加えて、容器本体2から蓋体3Aを取り外す作業が、容器本体2で側面部22の前後の端部側の曲面を容器本体2の開口20の形を変えるように外側から押すだけで、蓋体3Aの前後の端部側で当接部335が容器本体2から離れることで、一層容易に行うことができる。
また、前側蓋突出部336Fは、図23に示すように、一部を他の部分より外側への突出量を大きく形成した摘み部37を設けてもよい。この摘み部37を利用して蓋体3Aを容器本体2から取り外してもよい。
(その他)
本発明の包装用容器は、上記の構成に限定されるものではない。
縦と横の寸法の比率、曲り具合などを変えて実施することができ、例えば弧状形成部として構成される本体突出部や開口形成部は、左右の方向で中間の位置を最も低い部分として形成したが、中間より左方へ或いは右方へずらして最も低い部分を構成してもよい。弧状形成部の内、左の端部と右の端部とを載置部からの高さを同じに設定したが、左の端部と右の端部の高さを異なるように設定してもよい。また、開口形成部の形は、平面視で、楕円に限らず、円形、矩形あるいはその他の多角形に構成されてもよい。
1,1A 包装用容器
2 容器本体
20 開口
21 底部
22 側面部
221 曲面部
221D 下部
222 段差部
223 傾斜部
224 上端部
224F 前側上端部
224R 後側上端部
225 補強部
23 本体フランジ部
231 折り返し部
232 本体突出部
232F 前側突出部
232R 後側突出部
24 湾曲部
3,3A 蓋体
31 天面部
31A 天面周縁
31B 等高部
311 外側斜面部
312 内側斜面部
313 平坦部
32 傾斜側面部
321 下端部
321F 前側傾斜下端部
321R 後側傾斜下端部
322 補強部
33,33A 蓋フランジ部
331 内側カバー部
332 上方カバー部
333 外側カバー部
333U 外側カバー上部
333M 外側カバー中間部
333D 外側カバー下部
333F 前側下端部
333R 後側下端部
334 蓋突出部
334F,336F 前側蓋突出部
334R,336R 後側蓋突出部
335 当接部
336 蓋突出部
34 受け部
35 操作表示部
36 突起部
361 上面部
362 溝部
37 摘み部

Claims (8)

  1. 底部と、
    平面視で上記底部より外形を大きく形成されて上記底部の上方に設けられ、さらに高さを変えながら曲線状に連なった開口形成部と、
    上記開口形成部のまわりで外側へ突き出ていて、上記開口形成部の高い側と低い側での高さのギャップが包装用容器の全高の少なくとも15%に設定され、さらに平面視で上記包装用容器の輪郭を形成する突出部と、を備えたことを特徴とする、包装用容器。
  2. 周縁に沿って上記突出部を内側に入れる受け部が形成された蓋体をさらに備えたことを特徴とする、請求項1に記載の包装用容器。
  3. 周縁に沿って上記開口形成部の内側に嵌る当接部が形成された蓋体をさらに備えたことを特徴とする、請求項1に記載の包装用容器。
  4. 上記蓋体は、内側へ突き出て形成されていて、上記受け部に入れた上記突出部の離脱を規制するロック部をさらに備えていることを特徴とする、請求項2に記載の包装用容器。
  5. 積層材で構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の包装用容器。
  6. 上記底部の周縁から上記開口形成部側へ曲線状に延びた補強部をさらに備えていることを特徴とする、請求項5に記載の包装用容器。
  7. 平面視で横長の楕円型に形成され、さらに左右の端部を中間部より低く形成して底部の上方で曲線状に連なった開口形成部と、上記開口形成部まわりで外側に突き出ていて高い側と低い側との高さのギャップが容器本体全高の少なくとも15%に設定された突出部とを備えた容器本体に対して、
    周縁に沿って上記突出部を内側に入れる蓋フランジ部を備えて上記容器本体を覆う蓋体を、
    上記突出部を上記蓋フランジ部に嵌めて取り付けた状態から取り外す開蓋方法であって、
    上記左右の端部と上記中間部との間で上記蓋フランジ部の一部を上記突出部側に押さえながら縁をめくって、上記突出部を上記蓋フランジ部から外すことを特徴とする、包装用容器の開蓋方法。
  8. 平面視で横長の楕円型に形成され、さらに左右の端部を中間部より低く形成して底部の上方で曲線状に連なった開口形成部と、上記開口形成部まわりで外側に突き出ていて高い側と低い側との高さのギャップが容器本体全高の少なくとも15%に設定された突出部とを備えた容器本体に対して、
    周縁に沿って上記開口形成部の内側に嵌る当接部を備えた蓋体を、
    上記当接部を上記開口形成部の内側に嵌めた状態から取り外す開蓋方法であって、
    上記底部の周縁から立ち上がって上記開口形成部を構成する側面部の内、前側と後側を上記開口形成部の形を変えるよう外側から押して、上記当接部を上記開口形成部から離すことを特徴とする、包装用容器の開蓋方法。

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