JP2017106892A - スナップ式係止コネクタを有する荷重レシーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】荷重レシーバの取り付け、取り外しに必要な空間を最小限に抑えた重量測定器具を提供する。
【解決手段】重量測定器具は、ハウジング(103)と秤量セルとを備える。秤量セルは、ハウジングの内部に配置される。重量測定器具は、荷重伝達部材(108)を備える。荷重伝達部材は、ハウジングの通路開口(111)を通り、荷重レシーバ(401)に取り外し可能に接続されることができ、荷重レシーバが、固定要素(450)と、秤量パン要素(440)と、秤量パン要素を固定要素上に取り外し可能に着座させるためのスナップ式係止デバイス(460)と、を備え、スナップ式係止デバイスが、戻り止め要素(461)と、秤量パン要素が適所に着座したときに戻り止め要素(461)と係合するスプリング要素(462)とを備える。
【選択図】図4

Description

[0001]本発明は、荷重レシーバが取り外し可能に接続され得る荷重伝達部材を有する秤量セルを備える重量測定デバイスに関する。
[0002]この種の重量測定器具(例えば、秤および秤量モジュールの形態)は、多くの産業用途(特に、研究開発部門の実験室のみならず、秤量モジュールとして製造部門において、例えば品質管理において)使用されている。秤量モジュールは、秤であり、その結果表示器および/または入力ユニットが秤量セルおよびその筐体から分離されて配置される。
[0003]秤量セルを有する秤量モジュールは、欧州特許第1576343号に概略的に断面が示されている。秤量セルの荷重受部のところに配置された荷重伝達部材は、円錐台形状の自由端を有している。図面に示される荷重レシーバは、円錐状に縮径した穴を有しており、この穴は、円錐台形状の自由端に適合する。この種の取り外し可能な接続における、先端が切り取られたコーンは、通常、小さな円錐状テーパ角を有しており、荷重レシーバに荷重が偏心して配置される場合であっても、荷重レシーバが、ひっくり返って荷重伝達部材を落とすことがない。小さな円錐状テーパ角に起因して、穴の内部壁は、極端に大きな面積力、すなわち、大きな接触圧を受ける。したがって、この種の接続は、接続部が金属から形成されていたとしても、小さな最大荷重容量を有する秤にのみ適している。さらに、この種の接続は、秤量セルに対する荷重レシーバの配置が荷重レシーバの重心の位置と無関係である場合にのみ使用することができる。その結果、この種の接続は、荷重レシーバまたは秤量パンが回転対称である場合にのみ使用することができる。
[0004]上述した理由によって、この種の接続は、ほとんどの場合において、産業用用途での秤量モジュールには不向きである。したがって、通常、荷重レシーバは、ネジによって、荷重伝達部材に直接的に固定される。このことには、荷重レシーバの設置および取り外しに長時間を要するという欠点がある。なぜなら、荷重レシーバ全体は、秤量セルに対して回転される必要があるからである。このことは、特に、特定用途のための付属品(例えば、コンベアベルト、容器等のためのクランプ固定具など)が荷重レシーバに固定される場合、および、空間的な制約が厳しく、その結果、荷重レシーバが荷重伝達部材からネジを回して取り外される前にこれらの付属品がまず荷重レシーバから取り外されなければならない場合に、問題を生じさせる。特定用途のための付属品を有する秤量モジュールは、バルク材の位置決めおよび点検用の製造ラインの充填・点検において使用されることが多い。そのような製造ラインは、多数レーンのレイアウトを有していることが多く、このことは、複数の並列的な秤量モジュールおよびそれらの搬入・搬出装置が非常にコンパクトな空間に詰め込まれることを意味している。
[0005]他の最新のデザインコンセプトによれば、荷重レシーバまたは秤量パンは、荷重レシーバおよび荷重伝達部材の長さ方向中央軸線に沿って配置されたネジによって荷重伝達部材に固定される。これによって、荷重レシーバ全体を回転させる必要なく荷重レシーバを荷重伝達部材から取り外すことが容易になるものの、ネジ用の穴は、荷重レシーバを通る漏洩経路を形成するおそれがあり、それは、シールされる必要がある。多くの場合、この種のネジ接続は、衛生的な理由および清掃の行いやすさに関して非常に望ましくない。なぜなら、ネジが水平面に配置され、異物がネジ頭のまわりに蓄積することがあるからである。明らかに、特にそのような製造ラインが最も高い清浄度基準を満たす必要がある場合(例えば、食品産業および薬剤産業において)荷重レシーバを清掃するために荷重レシーバの設置および取り外しを迅速に行う方法が絶対的に必須である。さらに、特定用途用の付属品が、秤量されている製品に適用されなければならならず、互換性を有するように構成されなければならないことは、これらの製造設備で使用される秤量モジュールのための通常の設計要件である。荷重レシーバおよび荷重伝達部材の長さ方向中央軸線に沿って配置されたネジを有する構成は、明らかに適していない。なぜなら、ネジは、付属品によって完全に覆われるからである。
[0006]荷重レシーバを取り付けるための他の概念が欧州特許第2278285号に開示されており、それは、荷重レシーバおよび荷重伝達部材の長さ方向中央軸線に沿ったネジに関する上述の問題を回避している。荷重伝達部材のストッパが、荷重レシーバおよび荷重伝達部材に作用する偏心ボルトによって、荷重レシーバの対応ストッパに対してしっかりと押され得る。それによって、ストッパは、対応ストッパに対するプレ張力のもと保持される。ネジまたは荷重レシーバ全体を多数回すことを必要とする代わりに、荷重レシーバは、荷重レシーバを荷重伝達部材上に単に配置することによって、また、偏心ボルトを挿入して回すことによって、荷重伝達部材に強固に固定され得る。この概念は、荷重レシーバを荷重伝達部材から分離するために、まず、偏心ボルトを緩めて取り外す必要があり、また、偏心ボルトを緩めて取り外すために十分な空間が利用可能でなければならないという欠点を有している。このことは、この操作に使用され得る器具にも同様に当てはまる。
[0007]したがって、本発明の目的は、秤量セルの荷重伝達部材に荷重レシーバを迅速に着脱できるように構成された秤量セルを有し、荷重レシーバの取り付けおよび取り外しに必要な空間が最小限に抑えられた重量測定器具を提供することである。
[0008]この課題は、請求項1の特徴を有する重量測定器具によって解決される。本発明のさらに好ましい実施形態は、従属請求項において明記される。
[0009]重量測定器具は、ハウジングと、ハウジングの内部に配置される秤量セルと、を備えている。重量測定器具は荷重伝達部材を備えている。荷重伝達部材は、ハウジングの通路開口を通って荷重レシーバに取り外し可能に接続されることができる。本発明は、荷重レシーバが、固定要素と、秤量パン要素と、秤量パン要素を固定要素に取り外し可能に着座させるためのスナップ式係止デバイスと、を備え、スナップ式係止デバイスが、戻り止め要素と、秤量パン要素が適所に着座されるときに戻り止め要素と係合するスプリング要素と、を備えるという特徴によって特徴付けられる。
[0010]その作動状態において、スナップ式係止デバイスの戻り止め要素は、固定要素に向けられた秤量パン要素の側面、または、固定要素の実質的に円柱状の面のいずれかに配置され、一方、スナップ式係止デバイスのスプリング要素は、それぞれの対向位置のところ、すなわち、固定要素の実質的に円柱状の面のところ、または、固定要素に向けられた秤量パン要素の側面に配置される。
[0011]特別な実施形態では、固定要素は、第1の固定部と、第1の固定部から取り外すことができる第2の固定部と、を備えている。第1の固定部は、荷重伝達部材上に配置され、一方、戻り止め要素またはスプリング要素は、第2の固定部の実質的に円柱状の面に配置される。あるいは、第1の固定部は、荷重伝達部材上に配置され、一方、戻り止め要素またはスプリング要素は、第1の固定部の実質的に円柱状の面上に配置される。
[0012]本発明のさらに発展した実施形態では、少なくとも1つのシムディスクが、第1の固定部と第2の固定部との間に配置されてもよい。このシムディスクは、特に、薄い金属箔材料から形成されてもよい。少なくとも1つのシムディスクによって、秤量パン上の測定対象物用の受け面と、取付面と、の間に相対距離が設定されてもよい。取付面を介して、重量測定器具が基礎と接触することができる。
[0013]本発明のさらに発展した他の実施形態では、第2の固定部は、非接続円形部分にわたって延在する少なくとも2つの長穴を有していてもよい。固定手段が、長穴を通って第2の固定部を第1の固定部に固定する。長穴によって、秤量パン要素と重量測定器具のハウジングとの間に荷重伝達部材の長手方向軸線を中心とする相対角度が設定され得る。その結果、第2の固定部は、荷重伝達部材の長さ方向中央軸線を中心とする固定部の角度調節のために十分な自由度がある遊びを残した状態で、固定手段によって第1の固定部の取り付けられることができる。秤量パン要素が適所に後退されたときの秤量パン要素のこのプレセットアライメントを保存するために、秤量パン要素および固定要素、または、秤量パン要素および固定要素の第1の固定部、または、秤量パン要素および固定要素の第2の固定部は、互いに対するそれらの正確なアライメントのための位置決め要素を備えている。
[0014]最新の秤量セルの秤量結果の精度は、温度の変動によってある程度影響を受ける。特に、本発明の用途の主要領域では、秤量対象物が荷重レシーバ上に配置されたときに、秤量対象物自体の温度が次から次へと大きく変わり得る。荷重レシーバから秤量セルに熱が伝達されることを防止するために、固定要素、または、固定要素の第1の固定部、および/または、固定要素の第2の固定部は、熱伝導性が小さい材料を含有している。好ましくは、固定要素の一部分、または、固定要素の第1の固定部の一部分、または、固定要素の第2の固定部の一部分は、ポリマープラスチック材料もしくはセラミック材料またはクロム鋼から形成される。
[0015]重量測定器具についての他の懸念事項は、器具の様々な部分間での電位差に関する。帯電の蓄積によって、例えば、秤量パン要素が、重量測定器具の他の部分に引きつけられることが生じ得る。このことは、同様に、測定値が秤量対象物の実際の重量値から乖離するもとになり得る。秤量パン要素が帯電された状態になるのを防止するために、秤量パン要素および荷重伝達部材は、好ましくは、導電性材料から形成され、秤量パン要素と荷重伝達部材との間に導電性接続が構成される。この構成の手法は、重量測定器具のハウジング、ハウジングの内部に配置された秤量セル、および、荷重レシーバが、同一電位に維持されることを確実にする。
[0016]さらなる実施形態では、スナップ式係止デバイスのスプリング要素(これは、スプリング要素が戻り止め溝の形態の戻り止め要素内に着座することによって生じる弾性変形の結果として摩擦力および径方向スプリング力を生成するように機能する)は、環状スプリングまたはフィンガー付環状スプリングとして構成される。
[0017]有利な実施形態では、環状スプリングは、固定要素または第1の固定部もしくは第2の固定部の実質的に円柱状の面に配置されたリング溝において、固定要素、または、固定要素の第1の固定部、または、固定要素の第2の固定部に配置される。リング溝が、固定要素の円柱状の面、第1の固定部の円柱状の面および第2の固定部の円柱状の面のうちの最大の直径を有する実質的に円柱状の面に配置されれば、さらに有利である。これによって、環状スプリングと戻り止め要素との間の保持力が増大する。
[0018]さらに有利な実施形態では、戻り止め溝は、秤量パン要素の凹部の底部に配置され、それは、秤量パン要素が適所に着座したときに、固定要素の実質的に円柱状の面、または、固定要素の第1の固定部の実質的に円柱状の面、または、固定要素の第2の固定部の実質的に円柱状の面を取り囲み、径方向に凹んだ内部溝として、または、凹部の直径を局所的に収縮させる抵抗突起として構成される。
[0019]本発明のさらなる実施形態では、略円形の環状スプリングは、径方向外向きの外面と、径方向内向きの内面と、2つの対向する側面と、を有していてもよい。これらの側面は、外面と内面とを互いに接続する。外面および/または内面の直径は、少なくともそれらの周囲の部分にわたって変化する。
[0020]さらなる実施形態では、略円形の環状スプリングは、実質的に円柱状の面を取り囲むシートメタル要素を備えていてもよく、その弾力を改善するように構成された切り込み部を有している。
[0021]重量測定器具、より具体的には、秤または秤量モジュールは、従来の構成を有している。このことは、秤量セルが、ハウジング内に配置されることを意味している。ハウジングは、荷重伝達部材用の通路開口を有しており、荷重伝達部材は秤量セルに接続される。重量測定器具が使用される環境に応じて、ハウジングは、ダストおよび/または水分が秤量セルに到達するのを防止するために、不透過性のいくつかの要件を満たす必要がある。荷重レシーバおよびハウジングは、互いに接触することが許容され得ないので、ハウジングと荷重レシーバとの間に非接触シールシステムが配置される。そのようなシールシステムは、好ましくは、同心リング障壁要素から構築されたラビリンスバッフルシステムとして構成されてもよい。荷重伝達部材は、さらに、過負荷保護装置を備えていてもよい。この過負荷保護装置は、荷重レシーバに加えられ得る最大重量よりも僅かに大きな力で予め引っ張られたスプリング要素を備えている。この予め引っ張られた力が過剰になるとすぐに、秤量セルと荷重レシーバとの間に配置された荷重伝達部材は下方に後退し、荷重レシーバはハウジング上に静止するようになる。その結果、荷重レシーバに作用する力は、ハウジングによって直接的に吸収される。
[0022]荷重レシーバは、好ましくは、秤量対象物のための安定的な載置面を提供するため、および、容易に清掃するための平滑な平面を有している。平面は、さらに、例えば、適切なクランプデバイスによって荷重レシーバにクランプされ得る用途特定付属品の設置を容易にする。また、明らかに、荷重レシーバは、用途特定デバイスのために、少なくとも1つの取付位置、例えば、ネジが形成されていてもよい穴を有して構成されてもよい。
[0023]本発明の秤量セルの詳細が、図面に記載された例の説明によって提示される。
[0024]測定器具、および、荷重レシーバのその発明としての固定構造が、次の図面の助けによって詳細に説明される。1つの図面と次の図面とで同一の要素は、同一の参照符号によって特定される。
重量測定器具の断面図を示している。 多数レーンの用途において並んで配置された複数の測定器具を示している。 最新の例にしたがった、荷重伝達部材に接続された荷重レシーバを示している。 荷重伝達要素に接続された荷重レシーバの第1の発明的実施形態を示しており、スプリング要素として機能する角度スプリングを有している。 荷重伝達要素に接続された荷重レシーバの第2の発明的実施形態を示しており、スプリング要素として機能する角度スプリングを有している。 荷重レシーバの第2の発明的実施形態の秤量パン要素の断面図を示している。 図6で定義される視野角Aから見た、荷重レシーバの第2の発明的実施形態の秤量パン要素を示している。 環状スプリングを示している。 第2の固定部の3次元図を示している。 荷重伝達部材に接続された荷重レシーバの第3の発明的実施形態を示しており、スプリング要素として機能するフィンガー付環状スプリングを有している。
[0025]図1の断面図は、荷重レシーバ101を有する秤量モジュール100の形態の重量測定器具10を示している。秤量モジュール100は、ベースプレート102と、ベースプレート102に取り外し可能に接続されるハウジング103と、を備えている。秤量セル120が、ハウジング103の内部に配置されている。ベースプレート102は、固定位置104を有しており、その結果、秤量モジュール100は、例えば多数レーン秤量システム(図2参照)で使用されるときに、取付面114によって支持ベースと接触されることができ、また、支持ベースに固定され得る。荷重レシーバ101は、ネジ105によって荷重伝達部材108にしっかりと接続される。
[0026]図1は、さらに、ハウジング103の内部に配置された平行ガイド機構を有する秤量セル120を示している。平行ガイド機構は、固定平行脚部121と可動平行脚部122とを有しており、可動平行脚部122は、2つの平行ガイド123,124によって固定平行脚部121に連結される。固定平行脚部121は、中間支持部125によって、ベースプレート102に接続される。
[0027]また、中間支持部125上には、較正用分銅107を有する較正装置106が配置されている。この較正装置106は、可動平行脚部122に機能的に結合されてもよい。
[0028]可動平行脚部122は、荷重伝達部材108に接続される。荷重伝達部材108は、可動平行脚部122のガイドされる並進鉛直移動を共有し、過負荷安全ストッパ109を備えている。さらに、荷重伝達部材108と可動平行脚部122との間に過負荷解放スプリング110が配置されている。過負荷解放スプリング110のスプリング力は、荷重伝達部材108上の測定対象物のための受面112上に載置され得る最大限許容可能な荷重もよりも僅かに大きい。より重い荷重が荷重伝達部材108に載置されるとすぐに、過負荷解放スプリング110が下がり、それによって、過負荷安全ストッパ109が中間支持部125上に座る。この過負荷安全装置は、秤量セル120の機械的な破壊を防止するように機能する。
[0029]荷重伝達部材108は、ハウジング103の通路開口111を通り、その結果、荷重レシーバ108は、秤量セル120から離れる方向を向いた荷重伝達部材108の端部に固定されることができる。荷重レシーバ101およびハウジング103の断面が示すように、荷重レシーバ101とハウジング103との間にラビリンスバッフル113が形成されている。
[0030]秤量モジュール100は、他の寸法に関係して、比較的小さい深さ(すなわち、図1の描写面に対して垂直)を有するように構成されている。このことは、特に多数レーン秤量システムおよび多数レーン製造ラインにおいて非常に重要である。なぜなら、この寸法によって平行配置の幅、ひいては、収容され得るモジュールの数が定まるからである。図2は、この種の構成を示している。任意の数の秤量モジュール100をX方向に並べて配置することができる。荷重レシーバ101は、互いから最小限の距離で離間しているが、それらの秤量機能を実行する上でそれらが互いに干渉しないのに十分な距離だけ離れている。ただし、このコンパクトな配置にも、荷重レシーバ101を荷重伝達部材108に固定するための適切な概念が必要となる。荷重レシーバ101を取り外すために、荷重レシーバ101は、Z方向の直線移動で取り除かれ得るように構成される必要がある。最新の解決策によれば、これは、ネジ105を回して外すことによって達成される。その際、荷重レシーバ101は、例えば2つの指で、Z方向に単純に持ち上げられることができ、秤量モジュールの残りの部分から取り外されることができる。
[0031]図3は、ハウジング103の通路開口111を通る荷重伝達部材108に荷重レシーバ101を取り付けるための最新の例を示している。中央に配置された単一のネジ105は、荷重レシーバ101を荷重伝達部材108上に固定する。通路開口のまわりの立ち上がったカラー327が、内部リング障壁要素を形成している。カラー327は、荷重レシーバ101上に形成された第2のリング障壁要素328とともに、例えば清掃工程の途中で、水が直接入ることを対するスプレー障壁として機能する。荷重レシーバを固定するこの概念は、ネジ105に起因して、測定対象物のための受面112が平滑な平面ではなく、その結果、ほこりが蓄積し得るという重大な欠点を被る。用途特定付属品20が使用される場合、ネジ105はアクセス不能になり、ネジ105に到達するためには、まず、用途特定付属品20を取り外さなければならない。用途特定付属品20の再取り付けにおいて、用途特定付属品20の再調整が必要となる場合があり、このことは、再取り付けを時間のかかる工程にしてしまう。
[0032]発明的解決策による第1の実施形態の荷重レシーバ401が図4に示されている。荷重レシーバ401は、秤量パン要素440と固定要素450とに分割される。固定要素450は、ネジ405によって荷重伝達部材108に固定される。秤量パン要素440は、スナップ式係止デバイス460によって、固定要素450上の適所に取り外し可能に保持される。スナップ式係止デバイス460は、戻り止め要素461を秤量パン要素440に備えており、戻り止め要素461は、秤量パン要素440が固定要素450上に着座したときに、スプリング要素462によって係合される。スプリング要素462は、ストッパ接触面458が秤量パン要素440の対応ストッパ面448に対して押されるように、秤量パン要素440を固定要素450上に固定する。
[0033]用途特定付属品20は、取付位置426によって秤量パン要素440に取り付けられてもよい。荷重レシーバ401に接続された用途特定付属品20を取り外すために、この場合、秤量パン要素440に対して、発明的解決策は、秤量パン要素440を固定要素450から持ち上げることによって秤量パン要素440を取り外すことのみを必要とする。
[0034]固定要素450および秤量パン要素440は、リングカラー444,459を有している。リングカラー444,459は、通路開口のまわりの立ち上がったカラー427とともに、いくつかのリング障壁要素からなるラビリンスバッフル413を形成する。
[0035]発明的解決策による第2実施形態の荷重レシーバ501が図5に示されている。固定要素450(図5では、そのようなものとして示されていない)は、ここでは、第1の固定部551と第2の固定部552とに分割される。第1の固定部551は、ネジ405によって荷重伝達部材108に取り付けられている。同様に、第2の固定部552は、ネジ555によって第1の固定部551上に固定されている。その間にシムディスク570が高さ調節手段として配置されている。金属箔から形成されたこれらのシムディスク570の1つ以上の厚みを選択することによって、秤量パン要素540上の測定対象物のための受面112の、取付接触面114(図1に示されている)からの距離を設定することができ、取付接触面114を介して重量測定器具10が支持基礎上に載置される。
[0036]固定要素450(図4参照)を第1の固定部551と第2の固定部552とに分割することによって、材料選択の可能性がいっそう広がる。例えば、第1の固定部551および/または第2の固定部552は、荷重レシーバから秤量セルまで熱が伝達されることを防止する手段として、熱伝達率が小さい材料を含有していてもよい。この目的のために、プラスチックまたはセラミックスおよびクロム鋼が特に適している。他の可能な材料の選択は、様々な部分が様々な電位を有し得ることを考慮に入れる。例えば、荷重レシーバ501が帯電すると、それは、重量測定器具の他の部品によって引きつけられ得る。このことは、測定値が秤量対象物の実際の重量から著しく乖離することを生じさせ得る。荷重レシーバ501が帯電することを防止するために、秤量パン要素540は、導電性材料から形成される。さらに、秤量セルと荷重レシーバ501との間の導電性接続は、電位を等しくするように機能する。例示のために、固定要素450が非導電性材料からなる実施形態では、秤量パン要素540とネジ405との間の電気的な接続は、導電性ペーストによって達成される。
[0037]図6は、図5の秤量パン要素540を単独の断面図で示している。取付位置426によって、用途特定付属品20(図3,4,5を参照)を測定対象物のための受面112上に取り付けることが可能になる。リング障壁要素444は、内壁441を有する凹部643を形成する。凹部643の底部のところに、内部リング溝として戻り止め溝463が形成されている。内部溝は、凹部643の内径を低減している抵抗突起645によって、または、内壁441内の切り込み部によって形成される。
[0038]以下は、秤量パン要素440を固定要素450上にどのように設置するのかについて、および、秤量パン要素540を第1の固定部551または第2の固定部552上にどのように設置するのかについての説明である。換言すれば、設置手順は、図4および図5に示される両方の実施形態に当てはまる。この設置手順では、秤量パン要素440,540は、スプリング要素462のまわりを摺動され、それによって、スプリング要素462は、一緒に僅かに押圧される。比較的小さい力によって、秤量パン要素440,540は、秤量パン要素440,540の抵抗突起645がスプリング要素462と接触する点までスプリング要素462のまわりを摺動され得る。この位置上から秤量パン要素440,540が着座するためには、増大した力を必要とする。この工程において、スプリング要素462の外径(図8のD801B)は、スプリング要素462が抵抗突起645上を摺動され得る位置まで圧縮される。最も小さい直径のところで、スプリング要素462の変形、ひいては、径方向スプリング力の蓄積されたエネルギーがそれらの最大に達する。抵抗突起645を超えて、凹部643の内径は、再び連続的に広くなり、その結果、スプリング力の蓄積されたエネルギーは、その以前の形状までスプリング要素462の同様の連続的な戻りを生じさせる。(スプリング要素462の製造公差および厚み公差を考慮に入れて)寸法を適切に選択することによって、形態が固定され遊びのない取り外し可能な接続が作り出される。
[0039]図7は、図6の視野角Aにおける秤量パン要素540を示している。3〜9時の位置のところに位置決め要素742を有する凹部463(図6参照)の対応ストッパ面548がはっきりと見える。位置決め要素742は、固定要素450上または第2の固定部552上でそれらの対応部分と係合することができる。この係合は、各設置に関して、すなわち、取り外される前に有していたのと正確に同じ位置および向きに秤量パン要素540を再設置するために、ストッパ面558と対応ストッパ面548との間の接触とともに、秤量パン要素540を再位置決めする最も容易な方法を提供する。
[0040]協働部品の有利な幾何学的構成では、スプリング要素462は、秤量パン要素440,540が適所に完全に着座されたときの変形状態に留まり、それによって、スプリング要素462は、秤量パン要素440,540を固定要素450上または第2の固定部552上の所定位置に保持し、その結果、固定要素450のストッパ面458、または、第2の固定部552のストッパ面558は、秤量パン要素440,540の凹部643の対応ストッパ面448,548に対して押圧される。
[0041]図5に示される秤量パン要素540は、位置決め要素742および対応ストッパ面548における関連する遮断部の存在を除いて、図4の秤量パン要素440の本質的な特徴を共有している。勿論、そのような位置決め要素を図4の秤量パン要素440上に配置することも可能である。それらは、同様に、固定要素450の位置決め要素と係合し、秤量パン要素440をその正確な位置に戻す簡単な手段として同様に機能するであろう。
[0042]スプリング要素462の実施形態として、図8は、例えばリング溝957(図9参照)内に配置されるのに適した環状スプリング862を示している。図8の環状スプリング862は、径方向外向きの外面801と、径方向内向きの内面802と、2つの対向する側面803A,803B(803Bは見えていない)と、を有している。側面803A,803Bは、外面801と内面802とを互いに接続する。このようにして、環状スプリング862は、矩形断面を有している。図8を考慮すると、環状スプリング862は、自身を略円形形状であるものとして提示されるが、それは、外面801および内面802のそれらの直径D801A,D801B,D802A,D802Bが少なくともそれらの周囲の断面にわたって変わることを意味している。
[0043]第2の固定部552の3次元図が図9に示されている。長穴954(図示される実施形態では3つ存在する)を通って、固定手段555(図5参照)が、第2の固定部552を第1の固定部551に固定する。中央のところの穴は、図5に示されるように、ネジ405へのアクセスを提供する。第2の固定部552のストッパ面558上には、位置決め要素742が見られる。位置決め要素742は、秤量パン要素540の位置決め要素956と協働して、秤量パン要素540の回転を防止する。回転させようとすることによって生じるトルクを吸収し、それが秤量セル120に到達して秤量セル120にダメージを与えることを防止する構成において、過負荷保護装置が備えられていてもよい。実質的に円柱状の面953には、リング溝957が配置されている。リング溝957は、スプリング要素(例えば、図8に示される環状スプリング862など)を保持するように機能する。
[0044]環状スプリング862の代替として、実質的に円柱状の面453を取り囲むフィンガー付スプリング要素1062の形態の弾性シートメタル片が、図10に示されるように、固定要素450上に配置されてもよく、あるいは、固定部551,552上に配置されてもよい。秤量パン要素1040が適所に設置されると、フィンガー付スプリング要素1062は直径方向に圧縮される。フィンガー付スプリング要素1062のフィンガーを製造するために、円筒状に形成された弾性シートメタル片は、その周囲に沿った切り込み部によって分割され、それによって、分割されていないシートメタル片と比べて、フィンガー付スプリング要素1062の弾性力が改善される。秤量パン要素1040を適所に設置する最初の段階では、リングカラー444の壁厚は、抵抗生成要素1045として機能する。凹部643の底面に向けて、リングカラー444の壁厚は、凹部643の内壁面441の切り込み部によって低減される。秤量パン要素1040がホームまで完全に押されると、フィンガー付スプリング要素1062は、戻り止め要素1061と係合する。フィンガー付環状スプリング1062は、環状スプリング862の代替の均等物として理解されるべきである。その結果、適切な適応性を有するフィンガー付環状スプリング1062は、図5に示される実施形態においてスプリング要素462としても使用され得る。
[0045]図4および図5に示される実施形態の代替として、他の可能性が考えられる。そこでは、スプリング要素、または、スプリング要素によって押圧される追加的な要素が戻り止め要素と係合する。例えば、秤量パン要素を特定の方位位置に追加的に固定するために、小さな球状のボールが、圧縮スプリングまたは螺旋状スプリングによって秤量パン要素の周囲溝内に、または、凹み内に押圧されてもよい。
[0046]本発明は、スナップ式係止接続が秤量パン要素440,540,1040と第1の固定部551との間に配置される構成を含む。この場合、図5の実施形態を見ると、荷重伝達部材108とネジ405との間でクランプされる第1の固定部551の一部分は、スプリング要素462が、立ち上がった開口カラー527の上方で秤量パン要素540に向けられた第1の固定部551の表面領域に配置され得るように、その鉛直方向寸法が十分に厚く構成されるであろう。したがって、第2の固定部552は、追加的な高さ適用機能、および、秤量パン要素540の配置を規定する追加的な機能を果たすであろう。
[0047]また、本発明に包含されるが、図面に示されていない実施形態では、スプリング要素が秤量パン要素上に配置され、戻り止め要素が固定要素上または第1の固定部上もしくは第2の固定部上に配置される。これらの実施形態は、スナップ式係止接続の協働要素同士の間での単なる置換を表しており、したがって、本発明の範囲内の均等物として取り扱われる。
[0048]明らかに、本明細書で示される秤量モジュールまたは重量測定器具の秤量セルは、図面に示される電磁力復元秤量セル以外の重量を決定するための原理を採用することもできる。他の可能性には、例えば、歪みゲージ秤量セル、ストリングオシレータ秤量セル、または、圧電秤量セルが含まれる。
10…重量測定器具
20…用途特定付属品
100…秤量モジュール
101,401,501,1001…荷重レシーバ
102…ベースプレート
103…ハウジング
104…固定位置
105,405…ネジ
106…較正ユニット
107…過負荷保護装置
108…荷重伝達部材
109…過負荷安全ストッパ
110…過負荷解放スプリング
111…通路開口
112…測定対象物のための受面
113,413…非接触シールシステム、ラビリンスバッフル
114…取付面
120…秤量セル
121…固定平行脚部
122…可動平行脚部
123,124…平行ガイド
125…中間支持部
426…用途特定付属品のための取付位置
327,427,527…立ち上がった開口カラー
328…荷重レシーバのリング要素
440,550,1040…秤量パン要素
441,1041…秤量パン要素の壁
742…秤量パン要素位置決め要素
643…凹部
444…秤量パン要素のリング障壁要素
645,1045…抵抗突起
448,548…対応ストッパ面
450…固定要素
551…第1の固定部
552…第2の固定部
453,953…面
954…長穴
555…固定手段
956…第2の固定部の位置決め要素
957…リング溝
458,558…ストッパ接触面
459…固定要素のリングカラー
460,1060…スナップ式係止デバイス
461,1061…戻り止め要素
462…スプリング要素
463,1063…戻り止め溝
570…シムディスク
862…環状スプリング
801…外面
802…内面
803A,803B…側面
801A,D801B…外面の直径
802A,D802B…内面の直径
1062…フィンガー付スプリング要素
A…図7の視野角
X…複数の秤量モジュールの整列方向
Z…持ち上げ方向

Claims (15)

  1. ハウジング(103)と、該ハウジング(103)の内部に配置される秤量セル(120)と、を備える重量測定器具(10)であって、
    前記重量測定器具(10)は、さらに、荷重伝達部材(108)を備え、
    前記荷重伝達部材(108)は、前記ハウジング(103)の通路開口(111)を通り、荷重レシーバ(401,501,1001)が取り外し可能に接続されることができ、
    前記荷重レシーバ(401,501,1001)は、固定要素(450)と、秤量パン要素(440,540,1040)と、前記秤量パン要素(440,540,1040)を前記固定要素(450)上に取り外し可能に着座させるためのスナップ式係止デバイス(460,1060)と、を備え、
    前記スナップ式係止デバイス(460)は、戻り止め要素(461,1061)と、前記秤量パン要素(440,540,1040)が適所に着座したときに前記戻り止め要素(461,1061)と係合するスプリング要素(462)と、を備える
    重量測定器具。
  2. 請求項1に記載の重量測定器具であって、
    前記スナップ式係止デバイス(460,1060)の前記戻り止め要素(461,1061)は、前記固定要素(450)に向けられた前記秤量パン要素(440,540,1040)の側面(441,1041)、または、前記固定要素(450)の実質的に円柱状の面(453,953)に配置され、
    前記スナップ式係止デバイス(460,1060)の前記スプリング要素(462)は、それぞれの対向位置、すなわち、前記固定要素(450)の前記実質的に円柱状の面(453,953)、または、前記固定要素(450)に向けられた前記秤量パン要素(440,540,1040)の側面(441,1041)に配置された
    重量測定器具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の重量測定器具であって、
    前記固定要素(450)は、第1の固定部(551)と、前記第1の固定部(551)から取り外し可能な第2の固定部(552)と、を備え、
    前記第1の固定部(551)は、前記荷重伝達部材(108)上に配置され、
    前記戻り止め要素(461,1061)または前記スプリング要素(462)は、前記第2の固定部(552)の実質的に円柱状の面(453,953)上に配置される
    重量測定器具。
  4. 請求項1または請求項2に記載の重量測定器具であって、
    前記固定要素(450)は、第1の固定部(551)と、前記第1の固定部(551)から取り外し可能な第2の固定部(552)と、を備え、
    前記第1の固定部(551)は、前記荷重伝達部材(108)上に配置され、
    前記戻り止め要素(461,1061)または前記スプリング要素(462)は、前記第1の固定部(551)の実質的に円柱状の面上に配置される
    重量測定器具。
  5. 請求項3または請求項4に記載の重量測定器具であって、
    特に薄い金属箔材料から形成された少なくとも1つのシムディスク(570)を前記第1の固定部(551)と前記第2の固定部(552)との間に配置することができ、
    前記少なくとも1つのシムディスクは、前記秤量パン(540)上の前記測定対象物のための受面(112)と、取付面(114)との間の相対距離を設定するように機能し、
    前記重量測定器具(10)は、前記取付面(114)を介して基礎と接触することができる
    重量測定器具。
  6. 請求項3ないし請求項5のいずれか一項に記載の重量測定器具であって、
    前記第2の固定部(552)は、非接続円形部分にわたって延在する少なくとも2つの長穴(954)を有し、
    固定手段(555)が、前記長穴を通って、前記第2の固定部(552)を前記第1の固定部(551)に固定し、
    前記長穴によって、前記秤量パン要素(540)と前記重量測定器具(10)の前記ハウジング(103)との間に、前記荷重伝達部材(108)の長手方向軸線を中心とする相対角度が設定され得る
    重量測定器具。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の重量測定器具であって、
    互いに対する正確なアライメントのために、前記秤量パン要素(440,1040)および前記固定要素(450)、または、前記秤量パン要素(540)および前記固定要素(450)の前記第1の固定部(551)、または、前記秤量パン要素(540)および前記固定要素(450)の前記第2の固定部(552)は、位置決め要素(742,956)を備える
    重量測定器具。
  8. 請求項3ないし請求項7のいずれか一項に記載の重量測定器具であって、
    前記固定要素(450)、または、前記固定要素(450)の前記第1の固定部(551)および/または前記固定要素(450)の前記第2の固定部(552)は、低熱伝導性の材料、特に、ポリマープラスチック材料またはセラミック材料またはクロム鋼を含有する
    重量測定器具。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の重量測定器具であって、
    前記秤量パン要素(440,540,1040)および前記荷重伝達部材(108)は、好ましくは、導電性材料から形成され、
    導電性接続部が、前記秤量パン要素(440,540,1040)と前記荷重伝達部材(108)との間に配置される
    重量測定器具。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の重量測定器具であって、
    前記スナップ式係止デバイス(460,1060)の前記スプリング要素(462)は、
    前記スプリング要素が戻り止め溝(463,1063)の形態の戻り止め要素(461,1061)内に着座することによって生じる弾性変形の結果として摩擦力および径方向スプリング力を発生させるように機能し、
    環状スプリング(862)またはフィンガー付環状スプリング(1062)として構成される
    重量測定器具。
  11. 請求項10に記載の重量測定器具であって、
    前記環状スプリング(862)は、前記固定要素(450)または前記第1の固定部(551)または前記第2の固定部(552)の前記実質的に円柱状の面(453,953)に配置されるリング溝(957)内において、前記固定要素(450)上、または、前記固定要素(450)の前記第1の固定部(551)上、または、前記固定要素(450)の前記第2の固定部(552)上に配置される
    重量測定器具。
  12. 請求項10または請求項11に記載の重量測定器具であって、
    前記戻り止め溝(463,1063)は、前記秤量パン要素(440,540,1040)の凹部(643)の底部に配置され、
    前記凹部(643)は、
    前記秤量パン要素(440,540,1040)が適所に着座したときに、前記固定要素(450)の表面(453)、または、前記固定要素(450)の前記第1の固定部(551)もしくは前記固定要素(450)の前記第2の固定部(552)の表面(953)を取り囲み、
    径方向に凹んだ内部溝、または、前記凹部(643)の直径を局所的に収縮させる抵抗突起(645)として構成される
    重量測定器具。
  13. 請求項10ないし請求項12のいずれか一項に記載の重量測定器具であって、
    前記略円形の環状スプリング(862)は、径方向外向きの外面(801)と、径方向内向きに内面(802)と、対向する2つの側面(803A,803B)と、を有し、
    前記側面(803A,803B)は、前記外面と前記内面とを互いに接続し、
    前記外面(801)および/または前記内面(802)は、少なくともそれらの周囲の部分にわたって、それらのそれぞれの直径(D801A,D801B,D802A,D802B)が変化する
    重量測定器具。
  14. 請求項10ないし請求項12のいずれか一項に記載の重量測定器具であって、
    前記略円形の環状スプリング(1062)は、シートメタル要素を備え
    前記シートメタル要素は、前記面(453)を取り囲むとともに、その弾力を改善するように構成された切り込み部を有するシートメタル要素を備える
    重量測定器具。
  15. 請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の重量測定器具であって、
    非接触シールシステム(413)が、前記ハウジング(103)と前記荷重レシーバ(401,501,1001)との間に配置される
    重量測定器具。
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