JP2017106882A - ガス遮断制御装置及び制御方法 - Google Patents

ガス遮断制御装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガスの種類に関係なく単一の判定基準を満たした場合にガスの流入を遮断する場合に比較して、ガスの種類に応じてガスの流入を精度良く遮断することができるガス遮断制御装置及び制御方法を提供することを目的とする。【解決手段】ガス遮断制御装置20は、開閉可能に設けられ、かつ閉状態で、ガスメーターに接続された出管14からのガスの流入を遮断する遮断弁34と、出管14から流入したガスの濃度を検出する濃度センサ36と、を備え、濃度センサ36により検出されたガスの濃度が、ガスの種類に応じて設定された判定基準を満たした場合に、遮断弁34を閉状態にすることによりガスの流入を遮断する制御を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、ガス遮断制御装置及び制御方法に関する。
需要家で使用されるガスは、ガス配管及びガスメーターを介して各需要家に供給されている。また、ガスメーターは、計量法により、一定期間毎に交換することが義務付けられている。ガスメーターを交換すると、取り替えられた新しいガスメーター内には空気が残留している。そのため、ガスメーターの取り替え後には、ガスメーター内に残留した空気(以下、「残留空気」という。)をパージする作業(以下、「パージ作業」という。)を行う。
従来、パージ作業を行う場合、ガスメーターのガス出管に設けたチーズのガス放出口を開放し、ガス入管からガスをガスメーターに供給し、残留空気を該ガス放出口を介して大気中に放散させたり、現場にて燃焼処理を行ったりしていた。また、近年、チーズのガス放出口に導管を介してガス回収容器を接続し、パージされた残留空気及びパージ作業に伴って放出されるガスをガス回収容器内に回収することが行われている。
残留空気及びガスをガス回収容器内に回収する技術として、特許文献1には、ガスメーターに連なるガス出管とガス回収容器とを接続するための導管を複数本備え、各導管に流量調節弁が設けられ、定格ガス流量が異なるように該流量調節弁の開度が設定されたガス回収用導管セットが開示されている。
また、従来、需要家が不在の際にガスメーターを交換する場合、作業員は、ガスの流量を目視で確認しつつガスメーター内のガスを一定量放散や回収してパージ作業を行っていた。パージ作業後、小型のバーナーによる点火試験やポータブル型のガス検知器を用いてガスメーターから供給されるガスの濃度が所定濃度(例えば、90%)以上であることを確認していた。
特開2011−202926号公報
従来のパージ作業では、パージ途中のガスの濃度の計測が困難であることから、ガスメーターのサイズごとにパージするガス量を定めて、パージ完了後にガスの濃度の計測を行っていた。このため、十分なガスの濃度に達していながら更に過剰な量のガスを放散、回収してしまう、という問題があった。また、この結果として、ガスメーターの交換作業に費やされる時間が長くなってしまう、及びガス回収容器を用いてガスメーターの交換作業を行う場合は、1つのガス回収容器を用いて交換可能なガスメーターの数が少なくなってしまう等の問題があった。
この問題に対処するために、ガスメーターからガス出管を介して流入するガスの濃度を検出する検出手段を設け、該ガスの濃度が予め定められた判定基準を満たした場合(例えば、所定濃度以上となった場合)に、該ガスの流入を遮断する手法が考えられる。
しかしながら、ガスの種類によっては、検出手段によるガスの濃度の検出特性が異なる場合がある。従って、ガスの種類に関係なく単一の判定基準を満たした場合に上記ガスの流入を遮断する手法では、ガスの流入を精度良く遮断することできない、という問題点がある。
なお、上記問題点は、ガスメーターの交換時のみではなく、ガスメーターの新設時や、ガス入管、ガス出管、及び地中に埋設された埋設管等の交換時及び新設時にも発生する問題点である。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、ガスの種類に関係なく単一の判定基準を満たした場合にガスの流入を遮断する場合に比較して、ガスの種類に応じてガスの流入を精度良く遮断することができるガス遮断制御装置及び制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明のガス遮断制御装置は、ガスの流路となる部材に接続して用いられるガス遮断制御装置であって、開閉可能に設けられ、かつ閉状態で、前記部材からのガスの流入を遮断する遮断弁と、ガスの流路内のガスの濃度を検出する検出手段と、前記検出手段により検出されたガスの濃度が、前記ガスの種類に応じて設定された判定基準を満たした場合に、前記遮断弁を閉状態にすることにより前記ガスの流入を遮断する制御を行う制御手段と、を備えている。
また、上記目的を達成するために、第2の発明のガス遮断制御装置の制御方法は、ガスの流路となる部材に接続して用いられるガス遮断制御装置であり、開閉可能に設けられ、かつ閉状態で、前記部材からのガスの流入を遮断する遮断弁を備えたガス遮断制御装置の制御方法であって、ガスの流路内のガスの濃度を検出し、検出した前記ガスの濃度が、前記ガスの種類に応じて設定された判定基準を満たした場合に、前記遮断弁を閉状態にすることにより前記ガスの流入を遮断する制御を行うことを含む。
本発明によれば、ガスの種類に関係なく単一の判定基準を満たした場合にガスの流入を遮断する場合に比較して、ガスの種類に応じてガスの流入を精度良く遮断することができる。
各実施の形態に係るガスメーターの構成の一例を示す正面図である。 各実施の形態に係るガスメーターの構成の一例を示す側面図である。 各実施の形態に係るガス遮断制御装置の構成の一例を示す斜視図である。 各実施の形態に係るガス遮断制御装置の電気系の要部構成を示すブロック図である。 各実施の形態に係る濃度センサによるガスの種類毎の検出特性を示すグラフである。 第1の実施の形態に係るガス遮断処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るガス種類入力画面の一例を示す概略図である。 各実施の形態に係る安全度入力画面の一例を示す概略図である。 第2の実施の形態に係るガス遮断処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 各実施の形態に係る半導体式センサの応答性の説明に供するグラフである。 半導体式センサのガスの濃度の検出特性を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1A及び図1Bを参照して、本実施の形態に係るガス遮断制御装置が接続されるガスメーターの構成について説明する。図1Aには、本実施の形態に係るガスメーターの正面図が示され、図1Bには、図1Aに示すガスメーターを図1Aの右側から見た側面図が示されている。図1A及び図1Bに示すように、本実施の形態に係るガスメーター10は、設置場所の地面等から立ち上がるように設けられたガスの入管12及び出管14が接続されている。
本実施の形態に係る入管12及び出管14は、各々ユニオンナット12A及びユニオンナット14Aを介して、ガスメーター10に接続されている。また、入管12にはメーターコック16が設けられ、出管14にはチーズ18が設けられている。また、チーズ18のガス放出口18A(図2参照。)の内周面には雌ネジが刻み入れて設けられており、該雌ネジにプラグ18Bがねじ込まれて取り付けられている。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るガス遮断制御装置の構成について説明する。図2に示すように、本実施の形態に係るガス遮断制御装置20は、ガスメーター10を交換する際に、出管14とガス回収容器40とを接続するためのものである。本実施の形態に係るガス遮断制御装置20は、第1アダプタ22、ホース24、バキュームブレーカ26、ニードルバルブ28、ホース30、第2アダプタ32、遮断弁34、濃度センサ36、及び制御装置38を備えている。第1アダプタ22にはワンタッチ式のカプラー22Aが設けられ、第2アダプタ32にもワンタッチ式のカプラー32Aが設けられている。
バキュームブレーカ26は、ガス遮断制御装置20内の圧力が所定圧(例えば、絶対圧として0.08〜0.10MPa程度)以下になった場合に開弁して流入部26Aから大気を取り込んでガス遮断制御装置20内の負圧を解消又は低減するよう構成されている。バキュームブレーカ26としては、例えば弁体をばねで閉弁方向に付勢した構造の普及品を適用すればよい。
ニードルバルブ28は、ハンドル28Aを回すことにより開度が調整されるものである。なお、本実施の形態では、ニードルバルブ28の開度を一旦調整した後、該開度が変更されないように、ハンドル28Aに対するロック金具によるロック、バンド固定による固定、又はハンドル28Aの取り外し等によって、該開度が固定状態とされている。
ホース24及びホース30は、ゴムや合成樹脂等を含む、柔軟に湾曲可能なものが好ましい。
また、本実施の形態に係るガス遮断制御装置20は、ホース24の第1アダプタ22の近傍に遮断弁34及び濃度センサ36が設けられている。具体的には、遮断弁34は、ホース24に対して設置可能な位置で、かつ第1アダプタ22に最も近い位置に設けられている。また、濃度センサ36は、ホース24に対して設置可能な位置で、かつ遮断弁34に最も近い位置に設けられている。
本実施の形態に係る遮断弁34は、制御装置38による制御により開状態又は閉状態が切り替えられ、開状態ではガス放出口18Aからガス遮断制御装置20内にガスが流入し、閉状態ではガス放出口18Aからガス遮断制御装置20内へのガスの流入が遮断される。
本実施の形態に係る濃度センサ36は、制御装置38に接続されており、ガス遮断制御装置20内(本実施の形態では、ホース24内。)のガスの濃度を検出して制御装置38に出力する。なお、本実施の形態では、濃度センサ36として、一例として半導体式センサを適用しているがこれに限らない。例えば、濃度センサ36として、ガルバニ電池式酸素センサ等のガス遮断制御装置20内のガスの濃度を検出可能な他のセンサを適用してもよい。また、制御装置38の一例としては、携帯情報端末が挙げられる。
ガス回収容器40は、合成樹脂及び金属等を含む容器本体42内に粒状の活性炭を収容し、容器本体42をキャップ44で封じ、容器本体42の内部を真空レベル(例えば、絶対圧として0〜0.095MPa程度)まで減圧したものである。
容器本体42の上部には、開閉バルブ46が設けられている。開閉バルブ46には、手動操作用のハンドル46Aが設けられている。開閉バルブ46のアダプタ接続口46Bには、第2アダプタ32のカプラー32Aがねじ込まれる挿入口が刻み入れて設けられている。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係るガス遮断制御装置20の電気系の要部構成について説明する。図3に示すように、本実施の形態に係る制御装置38は、制御装置38の全体的な動作を司るCPU(Central Processing Unit)50、及び各種プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)52を備えている。また、制御装置38は、CPU50による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)54、及びフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部56を備えている。
また、制御装置38は、ユーザに対して制御装置38の動作状況等に関する各種情報を通知する表示部58、及びユーザからの各種指示を受け付ける操作部60を備えている。なお、表示部58及び操作部60は、例えばタッチパネルディスプレイ等を用いて一体化されていてもよい。そして、CPU50、ROM52、RAM54、記憶部56、表示部58、操作部60、遮断弁34、及び濃度センサ36の各部がバス62を介して互いに接続されている。
以上の構成により、本実施の形態に係る制御装置38は、CPU50により、ROM52、RAM54、及び記憶部56に対するアクセスを各々行う。また、制御装置38は、CPU50により、表示部58に対する各種情報の表示、及び操作部60を介した各種データの取得を各々行う。また、制御装置38は、CPU50により、遮断弁34の開閉の制御、及び濃度センサ36から出力されたガスの濃度の取得を各々行う。
ところで、本実施の形態に係る濃度センサ36によるガスの濃度の検出特性は、ガスの種類によって異なる。図4には、濃度センサ36によるプロパン及びメタンの濃度の検出結果の一例が示されている。なお、図4では、一例として、プロパン及びメタンの各々について、酸素や窒素等のガス以外の成分が100%の状態からメタン10%、ガス以外の成分が90%の状態、及びガス以外の成分が100%の状態からプロパン10%、ガス以外の成分が90%の状態まで遷移した場合における検出結果の時系列の推移を示している。
また、図4の縦軸は、濃度センサ36の出力値を示し、図4の横軸は、期間を示している。また、図4の実線は、メタンの濃度の検出結果を示し、図4の一点鎖線は、プロパンの濃度の検出結果を示している。また、図4の破線は、メタン及びプロパンの各々の混入を開始したタイミングを示している。また、濃度センサ36の出力値は、ガスの濃度として換算が可能で、本実施の形態では、一例として濃度センサ36の出力値が5.0[V]の場合のガスの濃度を100%として換算する。
図4に示すように、プロパン及びメタンの濃度は各々10%でも、濃度センサ36による出力値は異なる。また、プロパン及びメタンの各々の混入を開始してからの出力値の増加度合も異なる。この濃度センサ36による検出特性は、プロパンを主成分とする所謂プロパンガスとメタンを主成分とする所謂メタンガスとの間でも同様に異なる。そこで、本実施の形態では、ガスの種類に応じて、ガスを遮断するか否かを判定するための判定基準(後述する濃度N1及び閾値V1の値)を異なるものとしている。
次に、ガスメーター10の交換作業の手順について説明する。
まず、作業員は、メーターコック16を閉めた後、ユニオンナット12A、14Aを緩めて既設のガスメーター10を入管12及び出管14から取り外す。また、作業員は、新しいガスメーター10を入管12及び出管14に対してユニオンナット12A、14Aにより接続する。なお、作業員は、取り外したガスメーター10については、ガスの流入口及び流出口に各々キャップを装着し、作業終了後に持ち帰る。
次に、作業員は、以上のように新しいガスメーター10を入管12及び出管14に取り付けた後、チーズ18からプラグ18Bを取り外し、ガス放出口18Aに対してガス遮断制御装置20の第1アダプタ22を接続する。また、作業員は、開閉バルブ46に対してガス遮断制御装置20の第2アダプタ32を接続する。以上の作業により、出管14とガス回収容器40とがガス遮断制御装置20を介して接続される。
次に、作業員は、遮断弁34が開状態となっていることを確認し、遮断弁34が閉状態となっている場合は遮断弁34を開状態にする。また、作業員は、濃度センサ36及び制御装置38の電源をオン状態とし、制御装置38に対して操作部60を介して後述するガス遮断処理プログラム(図5参照。)の実行開始を指示する。
次に、図5を参照して、本実施の形態に係るガス遮断制御装置20の作用を説明する。なお、図5は、制御装置38のCPU50によって実行されるガス遮断処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。また、該ガス遮断処理プログラムはROM52に予めインストールされている。
図5のステップ100では、CPU50は、作業員にガスの種類を入力させるためのガス種類入力画面を表示部58に表示させる。次のステップ102では、CPU50は、ガスの種類の入力待ちを行う。
図6には、上記ステップ100の処理によって表示部58により表示されるガス種類入力画面の一例が示されている。図6に示すように、本実施の形態に係るガス種類入力画面では、作業員にガスの種類の入力を促すメッセージ、及びガスの種類を示す文字列が表示される。なお、本実施の形態では、ガスの種類として、メタンガス及びプロパンガスを適用している。
作業員は、作業の対象とするガスの種類に対応するチェックボックスを、操作部60を介して指定した後、ガス種類入力画面の下端近傍に表示されている終了ボタンを、操作部60を介して指定する。作業員によってガス種類入力画面の終了ボタンが指定されると、上記ステップ102が肯定判定となってステップ104の処理に移行する。
ステップ104では、CPU50は、作業員によりガス種類入力画面によって入力されたガスの種類に応じて、後述する濃度N1及び閾値V1の値を設定する。具体的には、例えば、ガスの種類が、濃度センサ36による検出値と実際のガスの濃度とが比較的近い値となる種類のガス(本実施の形態では、メタンガス)の場合は、濃度N1を90%と設定し、閾値V1を10%と設定する。また、例えば、ガスの種類が、濃度センサ36による検出値が実際のガスの濃度より高い値となる種類のガス(本実施の形態では、プロパンガス)の場合は、濃度N1及び閾値V1をメタンガスより低い値に設定する。本実施の形態では、プロパンガスの場合は、一例として、濃度N1を45%と設定し、閾値V1を5%と設定する。
なお、濃度N1としては、ガス遮断制御装置20の実機を用いた実験等により、新しいガスメーター10のパージ作業が終了したものと見なすことができるガス遮断制御装置20内のガスの濃度の下限値として、ガスの種類毎に予め定められた濃度を適用すればよい。同様に、閾値V1についても、ガス遮断制御装置20の実機を用いた実験等により、ガスの種類毎に予め定められた値を適用すればよい。また、ガスの種類を示す種類情報を記憶部56に予め記憶しておいてもよい。この場合、CPU50は、記憶部56に記憶された上記種類情報を読み出してガスの種類を判定すればよい。
ステップ106では、CPU50は、作業員に作業の安全度を入力させるための安全度入力画面を表示部58に表示させる。次のステップ108では、CPU50は、安全度の入力待ちを行う。
図7には、上記ステップ106の処理によって表示部58により表示される安全度入力画面の一例が示されている。図7に示すように、本実施の形態に係る安全度入力画面では、作業員に安全度の入力を促すメッセージ、安全度を示す文字列が表示される。なお、本実施の形態では、安全度として、高中低の3段階を適用しているが、これに限らず、2段階を適用してもよいし、4段階以上を適用してもよい。また、本実施の形態では、安全度が高であるとは、ガスの回収量が少なく、早期にガスの遮断を行うことを示している。また、本実施の形態では、安全度が低であるとは、ガスの回収量が多くなったとしても、新しいガスメーター10内の残留空気を確実にパージすることを示している。また、本実施の形態では、安全度が中であるとは、安全度が低である場合と安全度が高である場合との中間であることを示している。
作業員は、作業に求められる安全度に対応するチェックボックスを、操作部60を介して指定した後、安全度入力画面の下端近傍に表示されている終了ボタンを、操作部60を介して指定する。作業員によって安全度入力画面の終了ボタンが指定されると、上記ステップ108が肯定判定となってステップ110の処理に移行する。また、作業員は、安全度入力画面の終了ボタンを指定した後、メーターコック16を開け、ハンドル46Aを回して開閉バルブ46を開ける。これにより、入管12から新しいガスメーター10にガスが流入し、ガスメーター10内の残留空気がガスで押し出されてガス遮断制御装置20を介してガス回収容器40に回収され始める。なお、以上のガスの種類及び安全度は、一つの画面により作業員に入力させてもよい。また、上記安全度を示す安全度情報を記憶部56に予め記憶しておいてもよい。この場合、CPU50は、記憶部56に記憶された上記安全度情報を読み出して安全度を判定すればよい。
ステップ110では、CPU50は、濃度センサ36から出力されたガス遮断制御装置20内のガスの濃度を取得する。次のステップ112では、CPU50は、上記ステップ110の処理により取得したガスの濃度をRAM54に記憶する。なお、本ステップ112において、CPU50は、上記ステップ110の処理により取得したガスの濃度を、記憶部56等のRAM54以外の記憶手段に記憶してもよい。
次のステップ114では、CPU50は、上記ステップ110の処理により取得したガスの濃度が濃度N1以上であるか否かを判定する。CPU50は、この判定が否定判定となった場合はステップ124の処理に移行する一方、この判定が肯定判定となった場合はステップ116の処理に移行する。
ステップ116では、CPU50は、上記安全度入力画面において入力された安全度を判定する。具体的には、CPU50は、安全度が高である場合は、ステップ134の処理に移行し、安全度が中である場合は、ステップ118の処理に移行し、安全度が低である場合は、ステップ122の処理に移行する。
ステップ118では、直近の一定期間(例えば、上記ステップ110の処理により5回分のガスの濃度を取得した期間。)における濃度センサ36により検出されたガスの濃度の平均値を導出する。
次のステップ120では、上記ステップ118の処理により導出した平均値が濃度N1以上であるか否かを判定する。CPU50は、この判定が否定判定となった場合は上記ステップ110の処理に戻る一方、この判定が肯定判定となった場合はステップ134の処理に移行する。
ステップ122では、直近の上記一定期間における濃度センサ36により検出されたガスの濃度が全て濃度N1以上であるか否かを判定する。CPU50は、この判定が否定判定となった場合は上記ステップ110の処理に戻る一方、この判定が肯定判定となった場合はステップ134の処理に移行する。
ステップ124では、CPU50は、上記安全度入力画面において入力された安全度を判定する。具体的には、CPU50は、安全度が高である場合は、ステップ126の処理に移行し、安全度が中である場合は、ステップ130の処理に移行し、安全度が低である場合は、上記ステップ110の処理に戻る。
ステップ126では、CPU50は、前回の上記ステップ112の処理によりRAM54に記憶したガスの濃度と、直前の上記ステップ110の処理により取得した最新のガスの濃度とを用いて単位時間当たり(本実施の形態では、1秒当たり。)のガスの濃度の変化量(上昇量)を導出する。次のステップ128では、CPU50は、上記ステップ126の処理に導出した変化量が閾値V1以上であるか否かを判定する。CPU50は、この判定が否定判定となった場合は上記ステップ110の処理に戻る一方、この判定が肯定判定となった場合はステップ134の処理に移行する。
ステップ130では、CPU50は、上記ステップ126の処理と同様に、単位時間当たりのガスの濃度の変化量を導出する。次のステップ132では、CPU50は、直前の上記ステップ110の処理により取得したガスの濃度と上記ステップ130の処理に導出した変化量との合計が、濃度N1以上であるか否かを判定する。CPU50は、この判定が否定判定となった場合は上記ステップ110の処理に戻る一方、この判定が肯定判定となった場合はステップ134の処理に移行する。
ステップ134では、CPU50は、遮断弁34を閉状態とすることにより、ガス放出口18Aからのガスの流入を遮断する。次のステップ136では、CPU50は、ガス放出口18Aからのガスの流入を遮断した旨を示すメッセージを表示部58に表示させて報知した後、本ガス遮断処理プログラムを終了する。
作業員は、上記ステップ136の処理により表示部58に表示されたメッセージを確認した後、メーターコック16を閉め、ハンドル46Aを回して開閉バルブ46を閉める。また、作業員は、第1アダプタ22をチーズ18から取り外し、チーズ18にプラグ18Bを取り付けた後、メーターコック16を開ける。これにより、ガスメーター10の交換作業が終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ガスの種類(本実施の形態では、メタンガス及びプロパンガス。)に応じて判定基準(本実施の形態では、濃度N1及び閾値V1の値)を異なるものとしている。従って、ガスの種類に応じてガスの流入を精度良く遮断することができる。
また、本実施の形態では、作業の安全度が低くなるほど、ガスの流入を遮断するまでの期間を長くしている。従って、求められる作業の安全度に応じた期間でガスの流入を遮断することができる。
また、本実施の形態では、濃度センサ36として半導体式センサを適用している。図9を参照して半導体式センサの応答性について説明する。なお、図9の左側の縦軸はガス遮断制御装置20内のガスの濃度を示し、図9の右側の縦軸はガス遮断制御装置20内の酸素の濃度を示している。また、図9の横軸は経過時間を示し、「0」(零)がガス放出口18Aからガス遮断制御装置20へガスの流入が開始した時点を表している。また、図9の丸印は濃度センサ36として半導体式センサを適用した場合における半導体式センサにより検出されたガスの濃度の一例を示し、図9の左側の縦軸に対応する。
また、図9の三角印は、濃度センサ36としてガルバニ電池式酸素センサを適用した場合におけるガルバニ電池式酸素センサにより検出された酸素の濃度の一例を示し、図9の右側の縦軸に対応する。なお、図9の右側の縦軸の酸素の濃度の上限が約21%となっているのは、大気には窒素等が約8割含まれ、この上限がガスの濃度が0%に対応しているためである。また、図9の右側の縦軸の酸素の濃度が0%はガスの濃度が100%に対応する。
本実施の形態に係る遮断制御装置20では、ガスの流入が開始されてから1秒程度の短時間で遮断制御装置20内のガスの濃度が100%に達する。図9に示す例では、半導体式センサではガスの濃度が100%に達したことを10秒程度で検出していることに対し、ガルバニ電池式酸素センサではガスの濃度が100%に達したことを60秒程度で検出している。
このように、半導体式センサはガルバニ電池式酸素センサに比較して、ガスの濃度の検出に対する応答性が良い。すなわち、濃度センサ36として半導体式センサを適用した場合、ガルバニ電池式酸素センサを適用した場合よりも早期にガスの流入を遮断する条件を満たしたと判定することができる。従って、本実施の形態によれば、濃度センサ36として半導体式センサを適用しているので、濃度センサ36としてガルバニ電池式酸素センサを適用する場合に比較して、過剰なガスの放出を抑制することができる。
特に、濃度センサ36としてMEMS(Micro Electro Mechanical Systems、微小電気機械システム)タイプの半導体式センサを適用することで、濃度センサ36の消費電力を低減することができ、かつ濃度センサ36の設置位置の自由度を高めることができる。
また、図10に示すように、半導体式センサでは、ガスの濃度が90%以上の場合でも、ガスの濃度を精度良く検出することができる。なお、図10は、半導体式センサによる都市ガス(13A)の濃度の検出特性を示し、縦軸は半導体式センサの出力値を示し、横軸はガスの濃度を示している。
なお、上記ステップ114での判定が否定判定となった場合は、上記ステップ124からステップ132の処理を実行せずに、上記ステップ110の処理に戻る形態としてもよい。
[第2の実施の形態]
上記第1の実施の形態では、ガスの種類が作業員により操作部60を介して入力される場合について説明した。本実施の形態では、ガスの種類をCPU50により判定する場合について説明する。なお、本実施の形態に係るガスメーター10、ガス遮断制御装置20、及びガス回収容器40の構成は、上記第1の実施の形態と同様(図1〜図3参照。)であるので、ここでの説明を省略する。また、本実施の形態に係るガスメーター10の交換作業の手順も、上記第1の実施の形態と同様であるので、ここでの説明を省略する。
図8を参照して、本実施の形態に係るガス遮断制御装置20の作用を説明する。なお、図8は、制御装置38のCPU50によって実行されるガス遮断処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。また、該ガス遮断処理プログラムはROM52に予めインストールされている。また、図8における図5と同一の処理を実行するステップについては図5と同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
図8のステップ150では、CPU50は、上記ステップ110の処理と同様に、濃度センサ36から出力されたガス遮断制御装置20内のガスの濃度を取得する。次のステップ152では、CPU50は、上記ステップ112の処理と同様に、上記ステップ150の処理により取得したガスの濃度をRAM54に記憶する。
次のステップ154では、CPU50は、最初に上記ステップ150の処理を実行した時点から所定期間T1が経過したか否かを判定する。CPU50は、この判定が否定判定となった場合は上記ステップ150の処理に戻る一方、この判定が肯定判定となった場合はステップ156の処理に移行する。なお、所定期間T1としては、ガス遮断制御装置20の実機を用いた実験等により、ガス遮断制御装置20内にガスが流入してから、ガス遮断制御装置20内の実際のガスの濃度が、ガスの流入を遮断する基準とする濃度より低い所定濃度(例えば、50%)に達するまでの期間として予め定められた期間を適用すればよい。
次のステップ156では、CPU50は、上記ステップ150からステップ154の繰り返し処理によりRAM54に記憶したガスの濃度を用いてガスの種類を判定する。そして、CPU50は、上記ステップ104の処理と同様に、判定したガスの種類に応じて、濃度N1及び閾値V1の値を設定する。
ここで、本ステップ156でのガスの種類の判定方法について説明する。CPU50は、上記ステップ150からステップ154の繰り返し処理によりRAM54に記憶したガスの濃度を用いて、所定期間T1内の単位時間当たり(本実施の形態では、1秒当たり。)のガスの濃度の変化量(上昇量)を導出する。そして、CPU50は、導出した変化量が予め定められた閾値V2(例えば、10%)以上である場合は、ガスの種類がプロパンガスであると判定する。一方、CPU50は、導出した変化量が閾値V2未満である場合は、ガスの種類がメタンガスであると判定する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。また、本実施の形態によれば、ガスの種類を自動的に判定しているので、作業員の手間を低減することができる。
以上、各実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記各実施の形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記各実施の形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また各実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した各実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の組み合わせにより種々の発明が抽出される。各実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
例えば、上記各実施の形態では、ガス回収容器40を用いてパージ作業を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。ガス回収容器40を用いずに、ガス遮断制御装置20からガスを大気中に放散させる形態としてもよい。
また、上記各実施の形態では、表示部58によりガスの流入を遮断したことを報知する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、制御装置38にスピーカーを設け、該スピーカーから音声を出力することによりガスの流入を遮断したことを報知する形態としてもよい。また、例えば、制御装置38にバイブレータを設け、該バイブレータを振動させることによりガスの流入を遮断したことを報知する形態としてもよい。
また、上記各実施の形態では、ガスの種類として、2種類を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ガスの種類として、3種類以上を適用する形態としてもよい。この場合、ガスの種類毎に、濃度N1及び閾値V1を設定する形態が例示される。また、この場合、上記第2の実施の形態においては、閾値V2を複数の段階の値として予め定めておき、ガスの種類を判定する形態が例示される。
また、上記各実施の形態では、濃度センサ36によりガス遮断制御装置20内(ホース24内)のガスの濃度を検出する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、濃度センサ36をガスメーター10内、入管12内、及び出管14内等の他のガスの流路内のガスの濃度を検出可能な位置に設け、濃度センサ36により該ガスの流路内のガスの濃度を検出する形態としてもよい。
また、上記各実施の形態では、ガス遮断制御装置20をガスメーター10の交換時に用いる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ガス遮断制御装置20をガスメーター10の新設時に用いる形態としてもよい。また、ガス遮断制御装置20を、入管12、出管14、及び地中に埋設された埋設管等の他の部材の交換時、及び新設時に用いる形態としてもよい。これらの場合も、上記各実施の形態と同様に、ガス遮断装置20をガスの流路となる部材に接続し、ガスの流路内の濃度を検出可能な位置に濃度センサ36を設け、濃度センサ36により検出したガスの濃度に基づいて、ガス遮断制御装置20に流入されるガスを、遮断弁34を用いて遮断すればよい。
また、上記各実施の形態では、ガス遮断処理プログラムがROM52に予めインストールされている場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ガス遮断処理プログラムが、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)等の記憶媒体に格納されて提供される形態、又はネットワークを介して提供される形態としてもよい。
さらに、上記各実施の形態では、ガス遮断処理を、プログラムを実行することにより、コンピュータを利用してソフトウェア構成により実現する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ガス遮断処理を、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成の組み合わせによって実現する形態としてもよい。
その他、上記各実施の形態で説明したガスメーター10、ガス遮断制御装置20、及びガス回収容器40の構成(図1〜図3参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりしてもよいことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態で説明したガス遮断処理プログラムの処理の流れ(図5、図8参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
さらに、上記各実施の形態で説明した各種画面の構成(図6、図7参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、不要な情報を削除したり、新たな情報を追加したり、表示状態等を変更したりすることができることは言うまでもない。
10…ガスメーター、14…出管、20…ガス遮断制御装置、34…遮断弁、36…濃度センサ、38…制御装置、40…ガス回収容器、50…CPU、52…ROM、60…操作部

Claims (7)

  1. ガスの流路となる部材に接続して用いられるガス遮断制御装置であって、
    開閉可能に設けられ、かつ閉状態で、前記部材からのガスの流入を遮断する遮断弁と、
    ガスの流路内のガスの濃度を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出されたガスの濃度が、前記ガスの種類に応じて設定された判定基準を満たした場合に、前記遮断弁を閉状態にすることにより前記ガスの流入を遮断する制御を行う制御手段と、
    を備えたガス遮断制御装置。
  2. 前記遮断弁は、閉状態で、ガスメーターに接続されたガス出管からのガスの流入を遮断し、
    前記検出手段は、前記ガス出管から流入したガスの濃度を検出する
    請求項1記載のガス遮断制御装置。
  3. 前記ガスの種類を判定する判定手段をさらに備えた
    請求項1又は請求項2記載のガス遮断制御装置。
  4. 作業の安全度を設定する設定手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記設定手段により設定された前記安全度が低くなるほど、前記ガスの流入を遮断するまでの期間を長くして前記ガスの流入を遮断する制御を行う
    請求項1から請求項3の何れか1項記載のガス遮断制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記検出手段により検出されたガスの濃度が予め定められた濃度以上である場合に、前記ガスの流入を遮断する制御を行い、かつ前記ガスの濃度が前記予め定められた濃度未満の場合には、前記判定基準として、前記ガスの濃度に加えて前記ガスの濃度の単位時間当たりの変化量も用いて前記ガスの流入を遮断する制御を行う
    請求項1から請求項4の何れか1項記載のガス遮断制御装置。
  6. 前記検出手段は、半導体式センサである
    請求項1から請求項5の何れか1項記載のガス遮断制御装置。
  7. ガスの流路となる部材に接続して用いられるガス遮断制御装置であり、開閉可能に設けられ、かつ閉状態で、前記部材からのガスの流入を遮断する遮断弁を備えたガス遮断制御装置の制御方法であって、
    ガスの流路内のガスの濃度を検出し、
    検出した前記ガスの濃度が、前記ガスの種類に応じて設定された判定基準を満たした場合に、前記遮断弁を閉状態にすることにより前記ガスの流入を遮断する制御を行う
    ことを含むガス遮断制御装置の制御方法。
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