JP2017106716A - 環境調整プログラム、環境調整装置及び環境調整方法 - Google Patents

環境調整プログラム、環境調整装置及び環境調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者に対して快適な睡眠環境を提供できる環境調整プログラム等を提供する。【解決手段】環境調整装置は、監視部と、制御部とを有する。監視部は、睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の状態を監視する。制御部は、前記監視の結果に基づき、前記室内環境が所定の環境状態となるように、前記室内環境を調整する機器を制御する。【選択図】図17

Description

本発明は、環境調整プログラム、環境調整装置及び環境調整方法に関する。
近年、睡眠時無呼吸症候群の患者数は、勿論のこと、その予備軍の数も年々増加する傾向にある。そもそも、睡眠時無呼吸症候群は、早期治療で症状を和らげることができる病気である。従って、睡眠時無呼吸症候群の患者は、勿論のこと、その予備軍も、睡眠中に無呼吸状態の発生を自覚することが重要である。
そこで、近年、例えば、睡眠中の無呼吸状態を検知する機能を内蔵した携帯端末が開発されている。この携帯端末では、睡眠中の対象者の音を録音し、録音データからいびき音を検知する。そして、連続する前後のいびき音の間に所定時間継続して無音区間が検出された場合に、この無音区間を無呼吸状態と判定する。尚、所定時間とは、例えば、10秒から120秒の時間である。従って、携帯端末の利用者は、携帯端末を使用して、対象者が睡眠中に無呼吸状態と考え得る状態が生じたか否かを認識できる。
特開2009−219713号公報 特表平11−505146号公報 特開2006−167427号公報 特開2005−21255号公報 特開平3−41926号公報
ところで、携帯端末では、連続する前後のいびき音の間に所定時間継続して無音区間が検出された場合に、無音区間を無呼吸状態と判定する。そして、所定時間継続して無音区間が検出されなかった場合には無呼吸状態と判定しない。図22は、前後のいびき音の間で雑音が発生した場合の無呼吸の判定動作の一例を示す説明図である。しかしながら、図22に示す例は、連続する前後のいびき音200A、200Bの間に雑音201が発生した場合に、雑音201をいびきと判定する。従って、図22に示す例は、いびき音200A及び雑音201の区間202Aと、雑音201及びいびき音200Bの区間202Bとに無音区間を分断し、各無音区間202A、202Bが所定時間継続するか否かを夫々判定する。
よって、前後のいびき音200A及び200Bの間の区間が無呼吸状態の無音区間であるにもかかわらず、雑音201の発生によって無音区間が所定時間(例えば、10秒)の条件を満たさずに無音区間と判定されず、無呼吸状態が判定できない場合も考えられる。
一つの側面では、無呼吸状態と考え得る状態を高精度に判定できる無呼吸判定プログラム、無呼吸判定装置及び無呼吸判定方法を提供することを目的とする。
一つの案では、電子機器のプロセッサに、睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の状態を監視し、前記監視の結果に基づき、前記室内環境が所定の環境状態となるように、前記室内環境を調整する機器を制御する処理を実行させる。
開示の態様では、無呼吸状態と考え得る状態を高精度に判定できる。
図1は、実施例1の携帯端末の一例を示す説明図である。 図2は、プロセッサの機能構成の一例を示す説明図である。 図3は、呼吸判定部の動作の一例を示す説明図である。 図4は、いびき判定部の動作の一例を示す説明図である。 図5は、無呼吸判定部の動作の一例を示す説明図である。 図6は、体動判定部の動作の一例(音響成分)を示す説明図である。 図7は、体動判定部の動作の一例(加速度成分)を示す説明図である。 図8は、携帯端末の睡眠ログ画面の一例を示す説明図である。 図9は、呼吸判定処理に関わる携帯端末側のプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、いびき判定処理に関わる携帯端末側のプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図11は、体動判定処理に関わる携帯端末側のプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図12は、第1の無呼吸判定処理に関わる携帯端末側のプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図13は、第2の無呼吸判定処理に関わる携帯端末側のプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図14は、睡眠アドバイス提供処理に関わる携帯端末側のプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図15は、睡眠環境判定処理に関わる携帯端末側のプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図16は、病院サイトリンク処理に関わる携帯端末側のプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図17は、実施例2の室内環境調整システムの一例を示す説明図である。 図18は、実施例2に関わる携帯端末のプロセッサの機能構成の一例を示す説明図である。 図19は、空調制御処理に関わる携帯端末側のプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図20は、照明制御処理に関わる携帯端末側のプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図21は、無呼吸判定プログラムを実行する電子機器の一例を示す説明図である。 図22は、前後のいびき音の間で雑音が発生した場合の無呼吸の判定動作の一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する環境調整プログラム、環境調整装置及び環境調整方法の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。
図1は、実施例1の携帯端末の一例を示す説明図である。図1に示す携帯端末1は、通信部11と、表示部12と、マイク13と、スピーカ14と、操作部15と、温度センサ16と、湿度センサ17と、照度センサ18と、加速度センサ19と、ジャイロセンサ20とを有する。更に、携帯端末1は、ROM(Read Only Memory)21と、RAM(Random Access Memory)22と、プロセッサ23とを有する。
携帯端末1は、例えば、スマートフォン等の携帯電話機である。通信部11は、無線機能を司るインタフェースである。表示部12は、各種情報を画面表示するLCD(Liquid Crystal Display)等である。マイク13は、音声等の音を収音する。スピーカ14は、音響を外部出力する。操作部15は、表示部12に画面表示する操作画面に対する操作を検知するタッチパネルデバイス等である。尚、タッチパネルデバイスは、例えば、抵抗膜方式を採用したが、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式や静電容量方式等の何れかの方式を採用しても良い。温度センサ16は、例えば、携帯端末1の周囲の温度を測定する。湿度センサ17は、例えば、携帯端末1の周囲の湿度を測定する。照度センサ18は、例えば、携帯端末1の周囲の照度を測定する。
加速度センサ19は、携帯端末1自体の例えば、x軸、y軸及びz軸の3軸の加速度を検出するセンサである。ジャイロセンサ20は、例えば、3軸の角速度を検出するセンサである。ROM21は、例えば、無呼吸判定プログラム等の各種プログラムが記憶された記憶部である。更に、ROM21には、後述する各種条件に対応したアドバイスが記憶されたテーブル21Aが格納されている。また、RAM22は、各種情報が記憶されるものである。RAM22は、録音領域22Aと、睡眠ログ領域22Bとを有する。録音領域22Aは、マイク13で収音された睡眠中の音を録音データとして格納する領域である。睡眠ログ領域22Bは、後述する各種の睡眠ログを記憶する領域である。プロセッサ23は、携帯端末1全体を制御するものである。
図2は、プロセッサ23の機能構成の一例を示す説明図である。尚、プロセッサ23は、ROM21に記憶された無呼吸判定プログラムを読み出し、読み出された無呼吸判定プログラムに基づき各種プロセスを機能として構成するものである。図2に示すプロセッサ23は、機能として、呼吸判定部31と、いびき判定部32と、無呼吸判定部33と、体動判定部34と、入眠判定部35と、覚醒判定部36と、照度判定部37と、温度判定部38と、湿度判定部39と、制御部40とを有する。
制御部40は、プロセッサ23全体を制御する。更に、制御部40は、後述する睡眠ログ機能の起動が開始されると、マイク13を通じて収音し、収音された音を録音データとしてRAM22内の録音領域22Aに格納する。尚、睡眠ログ機能は、睡眠毎の呼吸音、いびき、無呼吸や体動に関する各種ログを取得する機能である。
呼吸判定部31は、録音領域22Aに格納された1回分の睡眠の録音データをパワースペクトル分析する。そして、呼吸判定部31は、録音データの分析結果に基づき、周波数毎の成分が類似する音が周期的に検出された場合に、その音を対象者の呼吸音、すなわち寝息と判定する。尚、周期は、対象者によって異なるが、説明の便宜上、例えば、3秒〜5秒間隔とする。図3は、呼吸判定部31の動作の一例を示す説明図である。呼吸判定部31は、対象者が睡眠中に周期的に発生する寝息、すなわち呼吸音の周波数毎の成分が類似する点に着目し、呼吸音候補の周波数毎の成分の類似度に基づき録音データから呼吸音を順次判定する。
呼吸判定部31は、録音データの時間軸上で判定対象の周波数毎の成分を順次指定する。呼吸判定部31は、判定対象の周波数毎の成分と呼吸音候補の周波数毎の成分との類似度が85%を超えた場合に、当該判定対象の周波数毎の成分の音を呼吸音の開始タイミングt1Aと判定する。更に、呼吸判定部31は、呼吸音の開始タイミングt1Aと判定された後、当該呼吸音の周波数毎の成分と呼吸音候補の周波数毎の成分との類似度が85%以下になった場合に、呼吸音の終了タイミングt1Bと判定する。そして、呼吸判定部31は、呼吸音の開始タイミングt1Aで呼吸音の開始時刻及び、呼吸音の終了タイミングt1Bで呼吸音の終了時刻をRAM22の睡眠ログ領域22Bに記憶する。
いびき判定部32は、1回分の睡眠の録音データの内、呼吸判定部31で判定された呼吸音の音圧レベルが第1のレベル閾値L1を超えたか否かを判定する。図4は、いびき判定部32の動作の一例を示す説明図である。いびき判定部32は、呼吸音の音圧レベルが第1のレベル閾値L1を超えた場合に、いびき音の開始タイミングt2Aと判定する。更に、いびき判定部32は、いびき音の開始タイミングt2Aと判定された後、その呼吸音が第1のレベル閾値L1以下になった場合に、いびき音の終了タイミングt2Bと判定する。尚、第1のレベル閾値L1は、例えば、40dBAとする。そして、いびき判定部32は、いびき音の開始タイミングt2Aでいびき音の開始時刻、いびき音の終了タイミングt2Bで終了時刻、いびき音の録音データ、1回分の睡眠内で発生した1時間毎のいびき回数を睡眠ログ領域22Bに記憶する。
また、いびき判定部32は、呼吸判定部31で判定された呼吸音のタイミング以外で音を検出した場合に、音の音圧レベルが第1のレベル閾値L1を超えたとしても、その音は単なる雑音と判定する。その結果、いびき判定部32は、連続する前後の呼吸音の間に発生した雑音発生によるいびき音の誤判定を防止できる。
無呼吸判定部33は、いびき判定部32で判定された前後のいびき音の間に所定時間以上継続して無音区間が検出された場合に、無音区間を無呼吸状態と判定する。尚、無音区間は、例えば、3dB未満の音が10秒間以上継続した区間である。図5は、無呼吸判定部33の動作の一例を示す説明図である。無呼吸判定部33は、前後のいびき音の間に無音区間が検出された場合に、無音区間を無呼吸状態と判定する。つまり、無呼吸判定部33は、図5に示すように、いびき音→無呼吸→いびき音の閉塞性の無呼吸を判定できる。無呼吸判定部33は、無呼吸状態の開始時刻及び終了時刻、1回分の睡眠内で発生した1時間毎の無呼吸回数を睡眠ログ領域22Bに記憶する。
また、無呼吸判定部33は、呼吸判定部31で判定された前後の呼吸音の間に無音区間が検出された場合に無音区間を無呼吸状態と判定する。つまり、無呼吸判定部33は、呼吸音→無呼吸→呼吸音の中枢性の無呼吸と判定できる。そして、無呼吸判定部33は、無呼吸状態の開始時刻及び終了時刻、1回分の睡眠内で発生した1時間毎の無呼吸回数を睡眠ログ領域22Bに記憶する。
体動判定部34は、睡眠中の音響成分と、睡眠中の加速度成分とで寝返り等の体動を判定する。図6は、体動判定部34の動作の一例(音響成分)を示す説明図である。体動時の音響成分は、寝返りによる布団の擦れ等の体動が生じた際の音の周波数毎の成分である。体動判定部34は、1回分の睡眠の録音データから体動が生じた際の音成分が一定時間以上継続して検出された場合に体動と判定する。そして、体動判定部34は、体動の開始時刻t3A及び終了時刻t3B、1回分の睡眠内の1時間毎の体動回数を睡眠ログ領域22Bに記憶する。
また、図7は、体動判定部34の動作の一例(加速度成分)を示す説明図である。体動時の加速度成分は、寝返りを打つことで、例えば、床に載置された携帯端末1に伝達される振動が加速度変化量としてmG単位で現れる。体動判定部34は、加速度センサ19で得た睡眠中の加速度変化量が体動閾値G1を超えた場合に体動と判定する。そして、体動判定部34は、体動の開始時刻及び終了時刻、1回分の睡眠内の1時間毎の体動回数を睡眠ログ領域22Bに記憶する。
入眠判定部35は、呼吸判定部31で呼吸音(寝息)の連続性を確認した後、AW2式の睡眠判定アルゴリズムを使用して対象者が睡眠状態に入ったか否かを判定する。そして、入眠判定部35は、対象者が睡眠状態に入った場合に、その入眠時刻を睡眠ログ領域22Bに記憶する。覚醒判定部36は、睡眠中の対象者の動作に基づき覚醒を判定する。そして、覚醒判定部36は、覚醒時刻を睡眠ログ領域22Bに記憶する。
照度判定部37は、照度センサ18で検出された現在の照度が照度快適閾値以内であるか否かを判定する。尚、照度快適閾値は、例えば、200ルクスである。制御部40は、現在の照度が照度快適閾値以内の場合に、この条件に応じた快適睡眠の照度アドバイスをテーブル21Aから読み出して表示部12に画面表示する。制御部40は、現在の照度が照度快適閾値以内でない場合に、この条件に応じた照度変更の照度アドバイスをテーブル21Aから読み出して表示部12に画面表示する。
温度判定部38は、温度センサ16で検出された現在の温度が温度快適範囲以内であるか否かを判定する。尚、温度快適範囲は、例えば、16℃〜20℃で、季節に応じて設定変更可能である。制御部40は、現在の温度が温度快適範囲以内の場合に、この条件に応じた快適睡眠の温度アドバイスをテーブル21Aから読み出して表示部12に画面表示する。制御部40は、現在の温度が温度快適範囲以内でない場合に、この条件に応じた温度変更の温度アドバイスをテーブル21Aから読み出して表示部12に画面表示する。
湿度判定部39は、湿度センサ17で検出された現在の湿度が湿度快適範囲以内であるか否かを判定する。尚、湿度快適範囲は、例えば、45%〜55%で、季節に応じて設定変更可能である。制御部40は、現在の湿度が湿度快適範囲以内の場合に、この条件に応じた快適睡眠の湿度アドバイスをテーブル21Aから読み出して表示部12に画面表示する。制御部40は、現在の湿度が湿度快適範囲以内でない場合に、この条件に応じた湿度変更の湿度アドバイスをテーブル21Aから読み出して表示部12に画面表示する。
制御部40は、加速度センサ19で検出した加速度データに基づき運動強度を算出し、算出された運動強度に基づき活動量を算出する。そして、制御部40は、時間単位、日単位、週単位及び月単位の活動量をRAM22内に記憶する。
また、制御部40は、画面上のグラフボタンのタップ操作が検出されると、例えば、体動回数、いびき回数や無呼吸回数等をグラフ化した図8に示す睡眠ログ画面70を表示部12に画面表示する。
制御部40は、画面上のカレンダボタンのタップ操作が検出されると、カレンダ画面を表示部12に画面表示する。また、制御部40は、環境チェックボタンのタップ操作が検出されると、携帯端末1の周囲の現在の照度、温度及び湿度等を示す睡眠環境画面を表示部12に画面表示する。また、制御部40は、画面上の就寝ボタンのタップ操作が検出されると、睡眠ログ機能の起動を開始して起床画面を表示部12に画面表示する。制御部40は、起床画面上の起床ボタンのタップ操作が検出されると、起床を認識するものである。
制御部40は、照度判定部37、温度判定部38及び湿度判定部39の判定結果に基づき、睡眠環境画面を表示部12に画面表示する。睡眠環境画面は、照度アドバイスと、温度アドバイスと、湿度アドバイスと、再測定ボタンとを有する。照度アドバイスは、照度判定部37の現在の照度の判定結果に基づく睡眠アドバイスである。温度アドバイスは、温度判定部38の現在の温度の判定結果に基づく睡眠アドバイスである。湿度アドバイスは、湿度判定部39の現在の湿度に基づく睡眠アドバイスである。再測定ボタンは、現在の照度、湿度、温度の再測定を起動するボタンである。
制御部40は、呼吸判定部31、いびき判定部32、無呼吸判定部33及び体動判定部34の判定結果に基づき、睡眠ログ画面70を表示部12に画面表示する。図8の睡眠ログ画面70は、指定日時の睡眠時間と、睡眠効率と、ランクと、就寝時刻と、起床時刻と、時間推移毎の温度及び湿度と、時間推移毎の睡眠及び覚醒とを有しても良い。更に、睡眠ログ画面70は、時間推移毎の体動回数グラフ78と、時間推移毎のいびき回数グラフ79と、無呼吸マーク81とを有する。
睡眠時間は、入眠時刻から起床時刻までの睡眠時間である。尚、起床時刻は、起床画面上の起床ボタンのタップ操作を検出した時刻又は加速度センサ19の検出結果による対象者の行動を検出した時刻である。睡眠効率は、就寝時刻から起床時刻までの時間に対して、当該時間から覚醒時間を除く実際の睡眠時間の割合を示すものである。ランクは、睡眠効率の評価を示すものである。就寝時刻は、例えば、就寝画面上の就寝ボタンのタップ操作を検出した時刻である。起床時刻は、例えば、起床画面上の起床ボタンのタップ操作を検出した時刻や、加速度センサ19の検出結果による対象者の行動を検出した時刻である。温度及び湿度は、就寝時刻から起床時刻までの1時間毎の温度及び湿度を示すものである。睡眠及び覚醒は、就寝時刻から起床時刻までの睡眠及び覚醒の推移を示すものである。尚、睡眠と覚醒とは異なる色で分別するものである。
体動回数グラフ78は、就寝時刻から起床時刻までの1時間毎の体動回数をグラフ化したものである。いびき回数グラフ79は、就寝時刻から起床時刻までの1時間毎のいびき回数をグラフ化したものである。
無呼吸マーク81は、いびき回数グラフ79上の無呼吸状態が生じた時間帯を示すものである。制御部40は、睡眠ログ画面70上の無呼吸マーク81のタップ操作が検出されると、その時間帯の無呼吸状態の無呼吸詳細画面を表示部12に画面表示するものである。睡眠アドバイスは、後述する条件に適した睡眠アドバイスを示すものである。サイトボタンは、指定サイトにリンクするためのボタンである。
次に、本実施例の携帯端末1の動作について説明する。図9は、呼吸判定処理に関わる携帯端末1側のプロセッサ23の処理動作の一例を示すフローチャートである。呼吸判定処理は、1回分の睡眠の録音データから寝息である呼吸音を判定する処理である。図9においてプロセッサ23の呼吸判定部31は、1回分の睡眠の録音データを録音領域22Aから読み出し、読み出された録音データをパワースペクトル分析する(ステップS11)。呼吸判定部31は、パワースペクトルの分析結果に基づき、録音データから周波数毎の成分が類似する周期的な音として、対象者の寝息である呼吸音候補の周波数毎の成分を抽出したか否かを判定する(ステップS12)。そして、呼吸判定部31は、呼吸音候補の周波数毎の成分を抽出した場合に(ステップS12肯定)、録音データ内の時間軸上の判定対象の周波数毎の成分を指定する(ステップS13)。尚、呼吸判定部31は、呼吸音候補の周波数毎の成分に類似した、時間軸上の判定対象の周波数毎の成分を順次指定するものである。呼吸判定部31は、指定された判定対象の周波数毎の成分と呼吸音候補の周波数毎の成分との類似度が85%を超えたか否かを判定する(ステップS14)。
呼吸判定部31は、指定された判定対象の周波数毎の成分と呼吸音候補の周波数毎の成分との類似度が85%を超えた場合に(ステップS14肯定)、呼吸音の開始タイミングと判定する(ステップS15)。更に、呼吸判定部31は、呼吸音の開始タイミングと判定された後、判定対象の周波数毎の成分と呼吸音候補の周波数毎の成分との類似度が85%以下となるか否かを判定する(ステップS16)。呼吸判定部31は、判定対象の周波数毎の成分と呼吸音候補の周波数毎の成分との類似度が85%以下となる場合に(ステップS16肯定)、呼吸音の終了タイミングと判定する(ステップS17)。呼吸判定部31は、呼吸音の終了タイミングと判定された後、呼吸音の開始時刻及び終了時刻を睡眠ログ領域22Bに記憶する(ステップS18)。
そして、呼吸判定部31は、未指定の判定対象の周波数毎の成分があるか否かを判定する(ステップS19)。呼吸判定部31は、未指定の判定対象の周波数毎の成分がない場合に(ステップS19否定)、1回分の睡眠の呼吸回数を記憶し(ステップS20)、図9に示す呼吸判定処理の処理動作を終了する。
また、呼吸判定部31は、未指定の判定対象の周波数毎の成分がある場合に(ステップS19肯定)、未指定の判定対象の周波数毎の成分を指定すべく、ステップS13に移行する。また、呼吸判定部31は、呼吸音候補の周波数毎の成分が抽出できなかった場合に(ステップS12否定)、図9に示す処理動作を終了する。また、呼吸判定部31は、判定対象の周波数毎の成分と呼吸音候補の周波数毎の成分との類似度が85%を超えなかった場合に(ステップS14否定)、類似度が85%を超えたか否かを判定すべく、ステップS14に移行する。また、呼吸判定部31は、判定対象の周波数毎の成分と呼吸音候補の周波数毎の成分との類似度が85%以下とならない場合に(ステップS16否定)、類似度が85%以下となるか否かを判定すべく、ステップS16に移行する。
図9に示す呼吸判定処理の呼吸判定部31は、睡眠中の録音データから周期的な呼吸音候補の周波数毎の成分を抽出し、判定対象の周波数毎の成分と呼吸音候補の周波数毎の成分との類似度が85%を超えたタイミングで呼吸音の開始タイミングと判定する。更に、呼吸判定部31は、呼吸音の開始タイミングと判定された後、当該判定対象の周波数毎の成分と当該呼吸音候補の周波数毎の成分との類似度が85%以下のタイミングで呼吸音の終了タイミングと判定する。呼吸判定部31は、睡眠中の呼吸音の開始時刻及び終了時刻を睡眠ログ領域22Bに記憶する。その結果、制御部40は、睡眠中の各呼吸音の開始時刻及び終了時刻、睡眠中の1時間毎の呼吸回数を認識できる。
図10は、いびき判定処理に関わる携帯端末1側のプロセッサ23の処理動作の一例を示すフローチャートである。図10に示すいびき判定処理は、1回分の睡眠の録音データからいびき音を判定する処理である。図10においていびき判定部32は、図9に示す呼吸判定処理を実行した後(ステップS31)、1回分の睡眠内に複数の呼吸音を検出したか否かを判定する(ステップS32)。いびき判定部32は、複数の呼吸音を検出した場合に(ステップS32肯定)、複数の呼吸音から判定対象の呼吸音を指定し(ステップS33)、判定対象の呼吸音の音圧レベルが第1のレベル閾値を超えたか否かを判定する(ステップS34)。
いびき判定部32は、判定対象の呼吸音の音圧レベルが第1のレベル閾値を超えた場合に(ステップS34肯定)、いびき音の開始タイミングと判定する(ステップS35)。いびき判定部32は、判定対象の呼吸音の音圧レベルが第1のレベル閾値以下であるか否かを判定する(ステップS36)。いびき判定部32は、判定対象の呼吸音の音圧レベルが第1のレベル閾値以下の場合に(ステップS36肯定)、いびき音の終了タイミングと判定する(ステップS37)。
いびき判定部32は、いびき音の終了タイミングと判定されると、いびき音の開始時刻及び終了時刻、いびき音の録音データを睡眠ログ領域22Bに記憶する(ステップS38)。いびき判定部32は、未指定の判定対象の呼吸音があるか否かを判定する(ステップS39)。いびき判定部32は、未指定の判定対象の呼吸音がない場合に(ステップS39否定)、1回分の睡眠の1時間毎のいびき回数を睡眠ログ領域22Bに記憶し(ステップS40)、図10に示す処理動作を終了する。
いびき判定部32は、未指定の判定対象の呼吸音がある場合に(ステップS39肯定)、判定対象の呼吸音を指定すべく、ステップS33に移行する。いびき判定部32は、複数の呼吸音を検出しなかった場合に(ステップS32否定)、図10に示す処理動作を終了する。
また、いびき判定部32は、判定対象の呼吸音の音圧レベルが第1のレベル閾値を超えなかった場合に(ステップS34否定)、第1のレベル閾値が超えたか否かを判定すべく、ステップS34に移行する。また、いびき判定部32は、判定対象の呼吸音の音圧レベルが第1のレベル閾値以下でない場合に(ステップS36否定)、第1のレベル閾値以下であるか否かを判定すべく、ステップS36に移行する。
図10に示すいびき判定処理では、呼吸判定部31で判定された睡眠中の呼吸音毎に、いびき判定部32が、当該呼吸音の音圧レベルが第1のレベル閾値を超えた場合にいびき音の開始タイミングと判定する。更に、いびき判定部32が、いびき音の開始タイミングと判定された後、当該呼吸音の音圧レベルが第1のレベル閾値以下の場合にいびき音の終了タイミングと判定する。制御部40は、睡眠中の各いびき音の開始時刻及び終了時刻を睡眠ログ領域22Bに記憶する。その結果、いびき判定部32は、呼吸判定部31で判定された呼吸音のタイミングでいびき音を判定することになるため、いびき音の判定精度が高度となる。そして、制御部40は、睡眠中の各いびき音の開始時刻及び終了時刻、睡眠中の1時間毎のいびき回数を認識できる。
図11は、体動判定処理に関わる携帯端末1側のプロセッサ23の処理動作の一例を示すフローチャートである。図11に示す体動判定処理は、1回分の睡眠の中で体動を判定する処理である。図11においてプロセッサ23側の体動判定部34は、1回分の睡眠内の音響周波数成分及び加速度変化量に基づき体動を検出したか否かを判定する(ステップS51)。体動判定部34は、1回分の睡眠の録音データから布団の擦れ等の体動で生じる音で一定時間の音響周波数毎の成分を検出した場合に体動と判定する。また、体動判定部34は、1回分の睡眠中の加速度変化量が体動閾値G1を超えた場合に体動と判定する。
体動判定部34は、体動が検出された場合に(ステップS51肯定)、睡眠中の対象者の体動と判定する(ステップS52)。体動判定部34は、体動と判定されると、体動の開始時刻及び終了時刻を睡眠ログ領域22Bに記憶する(ステップS53)。そして、体動判定部34は、1回分の睡眠内の1時間毎の体動回数を睡眠ログ領域22Bに記憶し(ステップS54)、図11に示す処理動作を終了する。
また、体動判定部34は、体動が検出されなかった場合に(ステップS51否定)、図11に示す処理動作を終了する。
図11に示す体動判定処理の体動判定部34は、睡眠中の録音データから布団の擦れ等の体動で生じる音の周波数毎の成分の検出で体動と判定する。更に、体動判定部34は、睡眠中の携帯端末1に伝達する振動の加速度変化量が体動閾値G1を超えた場合に体動と判定する。そして、体動判定部34は、睡眠中の体動の開始時刻及び終了時刻、睡眠中の1時間毎の体動回数を睡眠ログ領域22Bに記憶する。その結果、制御部40は、睡眠中の体動の開始時刻及び終了時刻、睡眠中の1時間毎の体動回数を認識できる。
図12は、第1の無呼吸判定処理に関わる携帯端末1側のプロセッサ23の処理動作の一例を示すフローチャートである。図12に示す第1の無呼吸判定処理は、連続する前後のいびき音の間の無呼吸状態を判定する処理である。図12においてプロセッサ23の無呼吸判定部33は、1回分の睡眠内に複数のいびき音があるか否かを判定する(ステップS61)。無呼吸判定部33は、1回分の睡眠内に複数のいびき音がある場合に(ステップS61肯定)、判定対象の第1のいびき音を指定し(ステップS62)、第1のいびき音直後の判定対象の第2のいびき音を指定する(ステップS63)。無呼吸判定部33は、第1のいびき音から第2のいびき音までの区間内に音圧レベルが第2のレベル閾値以下の無音区間が検出されたか否かを判定する(ステップS64)。尚、第2のレベル閾値とは、例えば、3dBである。
無呼吸判定部33は、第2のレベル閾値以下の無音区間が検出された場合に(ステップS64肯定)、無音区間が継続して第1の所定時間を超えたか否かを判定する(ステップS65)。尚、第1の所定時間とは、例えば、10秒間であるとするが、適宜設定変更可能である。無呼吸判定部33は、無音区間が継続して第1の所定時間を超えた場合に(ステップS65肯定)、無音区間を無呼吸状態と判定する(ステップS66)。無呼吸判定部33は、無呼吸状態の開始時刻及び終了時刻を睡眠ログ領域22Bに記憶する(ステップS67)。
無呼吸判定部33は、未指定の判定対象の第1のいびき音及び第2のいびき音があるか否かを判定する(ステップS68)。無呼吸判定部33は、未指定の判定対象の第1のいびき音及び第2のいびき音がない場合に(ステップS68否定)、1回分の睡眠内の1時間毎の無呼吸回数を睡眠ログ領域22Bに記憶し(ステップS69)、図12に示す処理動作を終了する。
無呼吸判定部33は、未指定の判定対象の第1のいびき音及び第2のいびき音がある場合に(ステップS68肯定)、判定対象の第1のいびき音を指定すべく、ステップS62に移行する。無呼吸判定部33は、1回分の睡眠内に複数のいびき音がない場合に(ステップS61否定)、図12に示す処理動作を終了する。無呼吸判定部33は、第1のいびき音から第2のいびき音までの区間内に第2のレベル閾値以下の無音区間が検出されなかった場合に(ステップS64否定)、未指定の判定対象の第1のいびき音及び第2のいびき音があるか否かを判定すべく、ステップS68に移行する。
また、無呼吸判定部33は、無音区間が継続して第1の所定時間を超えなかった場合に(ステップS65否定)、未指定の判定対象の第1のいびき音及び第2のいびき音があるか否かを判定すべく、ステップS68に移行する。
図12に示す第1の無呼吸判定処理の無呼吸判定部33は、連続する前後のいびき音の内、第1のいびき音から第2のいびき音までの区間に無音区間が検出された場合に、当該無音区間を無呼吸状態と判定する。無呼吸判定部33は、いびき音→無呼吸→いびき音のパターンの各無呼吸状態の開始時刻及び終了時刻、睡眠中の1時間毎の無呼吸回数を睡眠ログ領域22Bに記憶する。その結果、制御部40は、いびき音→無呼吸→いびき音のパターンの各無呼吸状態の開始時刻及び終了時刻、睡眠中の1時間毎の無呼吸回数を認識できる。以上の第1の無呼吸判定処理によれば、制御部40は、対象者のいびき音に基づいて無呼吸状態を判定するので、閉塞性の無呼吸を検出できる。
図13は、第2の無呼吸判定処理に関わる携帯端末1側のプロセッサ23の処理動作の一例を示すフローチャートである。図13に示す第2の無呼吸判定処理は、連続する前後の呼吸音の間の無呼吸状態を判定する処理である。図13においてプロセッサ23の無呼吸判定部33は、1回分の睡眠内に複数の呼吸音があるか否かを判定する(ステップS71)。無呼吸判定部33は、1回分の睡眠内に複数の呼吸音がある場合に(ステップS71肯定)、判定対象の第1の呼吸音を指定し(ステップS72)、第1の呼吸音直後の判定対象の第2の呼吸音を指定する(ステップS73)。無呼吸判定部33は、第1の呼吸音から第2の呼吸音までの区間内に音圧レベルが第2のレベル閾値以下の無音区間が検出されたか否かを判定する(ステップS74)。
無呼吸判定部33は、第2のレベル閾値以下の無音区間が検出された場合に(ステップS74肯定)、無音区間が継続して第1の所定時間を超えたか否かを判定する(ステップS75)。無呼吸判定部33は、無音区間が継続して第1の所定時間を超えた場合に(ステップS75肯定)、無音区間を無呼吸状態と判定する(ステップS76)。無呼吸判定部33は、無呼吸状態の開始時刻及び終了時刻を睡眠ログ領域22Bに記憶する(ステップS77)。
無呼吸判定部33は、未指定の判定対象の第1の呼吸音及び第2の呼吸音があるか否かを判定する(ステップS78)。無呼吸判定部33は、未指定の判定対象の第1の呼吸音及び第2の呼吸音がない場合に(ステップS78否定)、1回分の睡眠内の1時間毎の無呼吸回数を睡眠ログ領域22Bに記憶し(ステップS79)、図13に示す処理動作を終了する。
無呼吸判定部33は、未指定の判定対象の第1の呼吸音及び第2の呼吸音がある場合に(ステップS78肯定)、判定対象の第1の呼吸音を指定すべく、ステップS72に移行する。無呼吸判定部33は、1回分の睡眠内に複数の呼吸音がない場合に(ステップS71否定)、図13に示す処理動作を終了する。無呼吸判定部33は、第1の呼吸音から第2の呼吸音までの区間内に第2のレベル閾値以下の無音区間が検出されなかった場合に(ステップS74否定)、未指定の判定対象の第1の呼吸音及び第2の呼吸音があるか否かを判定すべく、ステップS78に移行する。
また、無呼吸判定部33は、無音区間が継続して第1の所定時間を超えなかった場合に(ステップS75否定)、未指定の判定対象の第1の呼吸音及び第2の呼吸音があるか否かを判定すべく、ステップS78に移行する。
図13に示す第2の無呼吸判定処理の無呼吸判定部33は、連続する前後の呼吸音の内、第1の呼吸音から第2の呼吸音までの区間内に無音区間が検出された場合に、当該無音区間を無呼吸状態と判定する。無呼吸判定部33は、呼吸音→無呼吸→呼吸音のパターンの各無呼吸状態の開始時刻及び終了時刻、睡眠中の1時間毎の無呼吸回数を睡眠ログ領域22Bに記憶する。その結果、制御部40は、呼吸音→無呼吸→呼吸音のパターンの各無呼吸状態の開始時刻及び終了時刻、睡眠中の1時間毎の無呼吸回数を認識できる。以上の第2の無呼吸判定処理によれば、制御部40は、対象者の睡眠中の呼吸音に基づいて無呼吸状態を判定するので、中枢性の無呼吸を検出できる。
図14は、睡眠アドバイス提供処理に関わる携帯端末1側のプロセッサ23の処理動作の一例を示すフローチャートである。図14に示す睡眠アドバイス提供処理は、睡眠ログの内容に応じたアドバイスを表示部12に画面表示する処理である。図14においてプロセッサ23側の制御部40は、就寝画面上の就寝ボタンのタップ操作を検出したか否かを判定する(ステップS81)。制御部40は、就寝ボタンのタップ操作を検出した場合に(ステップS81肯定)、就寝時刻を睡眠ログ領域22Bに記憶する(ステップS82)。制御部40は、睡眠ログに関する各種データを取得する(ステップS83)。尚、睡眠ログに関する各種データとは、例えば、マイク13を通じて収音された睡眠中の音声の録音データや、加速度センサ19を通じて収集された加速度変化量等のデータである。
制御部40は、起床画面上の起床ボタンのタップ操作を検出したか否かを判定する(ステップS84)。制御部40は、起床ボタンのタップ操作を検出した場合に(ステップS84肯定)、睡眠ログに関するデータの取得動作を停止し(ステップS85)、起床時刻を睡眠ログ領域22Bに記憶する(ステップS86)。制御部40は、RAM22内の各種データに基づき睡眠ログを取得する(ステップS87)。尚、睡眠ログは、例えば、呼吸判定処理、いびき判定処理、体動判定処理、第1の無呼吸判定処理及び第2の無呼吸判定処理で得たデータである。例えば、各呼吸音の開始時刻及び終了時刻、各いびき音の開始時刻及び終了時刻、いびき回数、各体動の開始時刻及び終了時刻、体動回数、各無呼吸状態の開始時刻及び終了時刻、無呼吸回数等の各種データである。
制御部40は、睡眠ログ内に無呼吸条件に該当する項目があるか否かを判定する(ステップS88)。尚、無呼吸条件に該当する項目とは、例えば、無呼吸回数を使用した条件項目である。制御部40は、無呼吸条件に該当する睡眠アドバイスをテーブル21Aから選定する。制御部40は、例えば、1回の睡眠中の1時間当りの無呼吸回数が5回以上の無呼吸条件の場合に、「よく居眠りすることはありませんか?そんなあなたは、下のリンクボタンをクリックしてね。《ここをクリック》」の睡眠アドバイスをテーブル21Aから選定する。また、制御部40は、例えば、無呼吸発生後に30秒以内に体動が発生し、睡眠全体の体動が10回以上の無呼吸条件の場合に、「体動が多いのはもしかして眠れてないのかも。そんなあなたは、下のリンクボタンをクリックしてね。《ここをクリック》」の睡眠アドバイスをテーブル21Aから選定する。また、制御部40は、体重が80Kg以上、いびき回数が20回以上、無呼吸回数が20回以上の無呼吸条件の場合に、「睡眠時無呼吸症候群を知ってますか?太り気味の人はなりやすいのです。」の睡眠アドバイスをテーブル21Aから選定する。尚、体重等の条件は、指定サイトに利用者の体重、身長、血圧や脈拍等のバイタルデータを登録しておき、この指定サイトから体重等の条件を取得する。
制御部40は、睡眠ログ内に無呼吸条件に該当する項目がない場合に(ステップS88否定)、睡眠ログ内にいびき条件に該当する項目があるか否かを判定する(ステップS89)。尚、いびき条件に該当する項目とは、例えば、いびき回数等を使用した条件項目である。制御部40は、いびき条件に該当する睡眠アドバイスをテーブル21Aから選定する。制御部40は、例えば、いびき回数が1回の睡眠で1回以上のいびき条件の場合に、「昨日、いびきかいてるみたい。知ってた?」の睡眠アドバイスをテーブル21Aから選定する。また、制御部40は、例えば、いびき回数が1回の睡眠で10回以上、いびき音の継続時間が1回の睡眠で合計60分以上のいびき条件の場合に、「いびきかいてましたよ〜」等の睡眠アドバイスをテーブル21Aから選定する。
また、制御部40は、睡眠ログ内にいびき条件に該当する項目がない場合に(ステップS89否定)、睡眠ログ内に睡眠条件に該当する項目があるか否かを判定する(ステップS90)。尚、睡眠条件に該当する項目とは、睡眠に関する条件、例えば覚醒回数等を使用した条件項目である。制御部40は、睡眠条件に該当する睡眠アドバイスをテーブル21Aから選定する。制御部40は、例えば、睡眠時間が5時間未満、途中の覚醒回数が5回以上の睡眠条件の場合に、「夜中に何度も起きてませんか?そんなあなたは、下のリンクボタンをクリックしてね。《ここをクリック》」の睡眠アドバイスをテーブル21Aから選定する。また、制御部40は、例えば、就寝時刻から入眠時刻までに60分以上、日中の合計の活動量が1.0EX以下の睡眠条件の場合に、「お布団に入ってから、眠りにつくまで随分時間がかかってますね。運動をして日中の活動量をもっと増やしましょう。」の睡眠アドバイスをテーブル21Aから選定する。また、制御部40は、例えば、睡眠時間が4時間以下で3日間連続した睡眠条件の場合に、「最近、睡眠が十分に取れていません。睡眠不足はダイエットの大敵です!」の睡眠アドバイスをテーブル21Aから選定する。
制御部40は、無呼吸条件に該当する項目がある場合に(ステップS88肯定)、条件に該当する項目をランダム選択する(ステップS91)。尚、制御部40は、条件に該当する項目が複数ある場合に、複数の項目から一つの項目をランダムに選択するものである。また、制御部40は、睡眠ログ内にいびき条件に該当する項目がある場合に(ステップS89肯定)、又は睡眠ログ内に睡眠条件に該当する項目がある場合に(ステップS90肯定)、条件に該当する項目をランダムに選択すべく、ステップS91に移行する。制御部40は、ランダムに選択された項目に対応する睡眠アドバイスをテーブル21Aから決定し(ステップS92)、決定された睡眠アドバイスを表示部12に画面表示し(ステップS93)、図14に示す処理動作を終了する。
また、制御部40は、睡眠ログ内に睡眠条件に該当する項目がない場合に(ステップS90否定)、豆知識アドバイスをテーブル21Aから決定する(ステップS94)。尚、豆知識アドバイスは、快適な睡眠を得る為の知識を紹介するものであり、例えば、「睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠とがあります。レム睡眠は深い眠り、ノンレム睡眠は浅い眠りです。」等の内容である。そして、制御部40は、決定された豆知識アドバイスを表示部12に画面表示し(ステップS95)、図14に示す処理動作を終了する。
また、制御部40は、就寝ボタンのタップ操作を検出しなかった場合に(ステップS81否定)、図14に示す処理動作を終了する。また、覚醒判定部36は、起床ボタンのタップ操作を検出しなかった場合に(ステップS84否定)、対象者の起床行動による覚醒を検出したか否かを判定する(ステップS96)。
覚醒判定部36は、起床行動による覚醒を判定した場合に(ステップS96肯定)、睡眠ログに関するデータの取得動作を停止すべく、ステップS85に移行する。また、覚醒判定部36は、起床行動による覚醒を判定しなかった場合に(ステップS96否定)、睡眠ログに関するデータの取得動作を継続すべく、ステップS83に移行する。
図14に示す睡眠アドバイス提供処理では、就寝ボタンのタップ操作検出から起床までの睡眠ログが無呼吸条件に該当する場合に、無呼吸条件に該当する睡眠アドバイスを選定し、選定された睡眠アドバイスを表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、睡眠アドバイスを見て、睡眠中の無呼吸発生を認識できる。
睡眠アドバイス提供処理では、就寝ボタンのタップ操作検出から起床までの睡眠ログがいびき条件に該当する場合に、いびき条件に該当する睡眠アドバイスを選定し、選定された睡眠アドバイスを表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、いびきに関する睡眠アドバイスを見て、睡眠中のいびきの発生を認識できる。
睡眠アドバイス提供処理では、就寝ボタンのタップ操作検出から起床までの睡眠ログが睡眠条件に該当する場合に、睡眠条件に該当する睡眠アドバイスを選定し、選定された睡眠アドバイスを表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、睡眠アドバイスを見て、睡眠中の障害を認識できる。
睡眠アドバイス提供処理では、就寝ボタンのタップ操作検出から起床までの睡眠ログが無呼吸、いびき及び睡眠条件の何れにも該当しなかった場合に、睡眠の豆知識アドバイスを選定し、選定された豆知識アドバイスを表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、豆知識アドバイスを見て、睡眠の知識が得られる。
図15は、睡眠環境判定処理に関わる携帯端末1側のプロセッサ23の処理動作の一例を示すフローチャートである。図15に示す睡眠環境判定処理では、現在の睡眠環境に応じた環境アドバイスを画面表示する処理である。図15においてプロセッサ23の制御部40は、環境チェックボタンのタップ操作を検出したか否かを判定する(ステップS101)。制御部40は、環境チェックボタンのタップ操作を検出した場合に(ステップS101肯定)、照度センサ18、温度センサ16及び湿度センサ17を通じて照度、温度及び湿度を取得する(ステップS102)。
照度判定部37は、ステップS102にて照度、温度及び湿度が取得された後、現在照度が睡眠に適した照度快適閾値以内であるか否かを判定する(ステップS103)。照度判定部37は、現在照度が照度快適閾値以内の場合に(ステップS103肯定)、快適睡眠の照度アドバイスを表示部12に画面表示し(ステップS104)、図15に示す処理動作を終了する。また、照度判定部37は、現在照度が照度快適閾値以内でない場合に(ステップS103否定)、照度変更を促す照度アドバイスを表示部12に画面表示し(ステップS105)、照度、温度及び湿度を取得すべく、図中のM1のステップS102に移行する。
また、温度判定部38は、ステップS102にて照度、温度及び湿度が取得された後、現在温度が睡眠に適した温度快適範囲以内であるか否かを判定する(ステップS106)。温度判定部38は、現在温度が温度快適範囲以内の場合に(ステップS106肯定)、快適睡眠の温度アドバイスを表示部12に画面表示し(ステップS107)、図15に示す処理動作を終了する。また、温度判定部38は、現在温度が温度快適範囲以内でない場合に(ステップS106否定)、温度変更を促す温度アドバイスを表示部12に画面表示し(ステップS108)、照度、温度及び湿度を取得すべく、図中M1のステップS102に移行する。
湿度判定部39は、ステップS102にて照度、温度及び湿度が取得された後、現在湿度が睡眠に適した湿度快適範囲以内であるか否かを判定する(ステップS109)。湿度判定部39は、現在湿度が湿度快適範囲以内の場合に(ステップS109肯定)、快適睡眠の湿度アドバイスを表示部12に画面表示し(ステップS110)、図15に示す処理動作を終了する。また、湿度判定部39は、現在湿度が湿度快適範囲以内でない場合に(ステップS109否定)、湿度変更を促す湿度アドバイスを表示部12に画面表示し(ステップS111)、照度、温度及び湿度を取得すべく、ステップS102に移行する。
また、制御部40は、表示画面上の環境チェックボタンのタップ操作が検出されなかった場合に(ステップS101否定)、図15に示す処理動作を終了する。
図15に示す睡眠環境判定処理の照度判定部37は、携帯端末1の照度センサ18で検出された現在照度が照度快適閾値以内の場合に、快適睡眠の照度アドバイスを表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、照度アドバイスを見て、現在の照度が睡眠に快適な状態と認識できる。
照度判定部37は、現在照度が照度快適閾値以内でない場合に、現在照度の調整を促す照度アドバイスを表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、照度アドバイスを見て、現在の照度が睡眠に適していない状態と認識できる。
温度判定部38は、携帯端末1の温度センサ16で検出された現在温度が温度快適範囲以内の場合に、快適睡眠の温度アドバイスを表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、温度アドバイスを見て、現在の温度が睡眠に快適な状態と認識できる。
温度判定部38は、現在温度が温度快適範囲以内でない場合に、現在温度の調整を促す温度アドバイスを表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、温度アドバイスを見て、現在の温度が睡眠に適していない状態と認識できる。
湿度判定部39は、携帯端末1の湿度センサ17で検出された現在湿度が湿度快適範囲以内の場合に、快適睡眠の湿度アドバイスを表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、湿度アドバイスを見て、現在の湿度が睡眠に快適な状態と認識できる。
湿度判定部39は、現在湿度が湿度快適範囲以内でない場合に、現在湿度の調整を促す湿度アドバイスを表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、湿度アドバイスを見て、現在の湿度が睡眠に適していない状態と認識できる。
図16は、病院サイトリンク処理に関わる携帯端末1側のプロセッサ23の処理動作の一例を示すフローチャートである。図16に示す病院サイトリンク処理は、睡眠ログ画面70上の無呼吸マーク81のタップ操作に応じて無呼吸の詳細内容を画面表示した後、病院サイトに導く処理である。
図16においてプロセッサ23側の制御部40は、図8に示す睡眠ログ画面70上の無呼吸マーク81のタップ操作を検出したか否かを判定する(ステップS121)。制御部40は、無呼吸マーク81のタップ操作を検出した場合に(ステップS121肯定)、無呼吸マーク81に該当する無呼吸に関わるデータを睡眠ログ領域22Bから読み出して無呼吸詳細画面を表示部12に画面表示する(ステップS122)。尚、無呼吸詳細画面は、例えば、いびき音といびき音との間の無呼吸の開始から終了までの継続時間を示す模式図と、無呼吸に関するコメントと、指定サイトにアクセスするための指定サイトボタンとを有する。
制御部40は、無呼吸詳細画面上の指定サイトボタンのタップ操作を検出したか否かを判定する(ステップS123)。制御部40は、指定サイトボタンのタップ操作を検出した場合に(ステップS123肯定)、指定サイトにアクセスして、指定サイト画面を表示部12に画面表示する(ステップS124)。更に、制御部40は、指定サイト画面上の病院選択ボタンのタップ操作を検出したか否かを判定する(ステップS125)。
制御部40は、指定サイト画面上の病院選択ボタンのタップ操作を検出した場合に(ステップS125肯定)、選択された病院サイトの睡眠時無呼吸症候群に関する説明画面を表示部12に画面表示する(ステップS126)。そして、制御部40は、図16に示す処理動作を終了する。
制御部40は、睡眠ログ画面70上の無呼吸マーク81のタップ操作を検出しなかった場合に(ステップS121否定)、図16に示す処理動作を終了する。また、制御部40は、無呼吸詳細画面上の指定サイトボタンのタップ操作を検出しなかった場合に(ステップS123否定)、指定サイトボタンのタップ操作を検出したか否かを判定すべく、ステップS123に移行する。制御部40は、指定サイト画面上の病院選択ボタンのタップ操作を検出しなかった場合に(ステップS125否定)、病院選択ボタンのタップ操作を検出したか否かを判定すべく、ステップS125に移行する。
図16に示す病院サイトリンク処理の制御部40は、睡眠ログ画面70上の無呼吸マーク81のタップ操作が検出されると、無呼吸詳細画面を表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、無呼吸詳細画面を視認して、無呼吸状態の詳細な情報を認識できる。
更に、制御部40は、無呼吸詳細画面上の指定サイトボタンのタップ操作が検出されると、指定サイト画面を表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、指定サイト画面を視認して、睡眠時無呼吸症候群に詳しい病院を認識できる。
更に、制御部40は、指定サイト画面上の病院選択ボタンのタップ操作が検出されると、選択された病院の睡眠時無呼吸症候群に関わる説明画面を表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、病院の説明画面を視認して睡眠時無呼吸症候群の内容を認識できる。
実施例1の呼吸判定部31は、睡眠中の録音データから、周波数毎の成分が類似する音が周期的に検出された場合に、当該検出された音を呼吸音と判定する。更に、無呼吸判定部33は、判定された連続する前後の呼吸音の間に無音区間が検出された場合に、当該無音区間を無呼吸状態と判定する。その結果、呼吸タイミングを使用するため、連続する前後の呼吸音の間で無呼吸状態と考え得る状態を高精度に判定できる。
実施例1の呼吸判定部31は、睡眠中の録音データから、周波数毎の成分が類似する音が周期的に検出された場合に、当該検出された音を呼吸音と判定する。更に、いびき判定部32は、判定された呼吸音の音圧レベルが第1のレベル閾値を超えた場合にいびき音と判定する。その結果、連続する前後の呼吸音の間にいびき相当の雑音が生じた場合でも、雑音をいびきと判定しない為、いびき音の誤判定を防止できる。
更に、実施例1の無呼吸判定部33は、判定された連続する前後のいびき音の間で無音区間が検出された場合に、当該無音区間を無呼吸状態と判定する。その結果、いびきタイミングを使用するため、連続する前後のいびき音の間で無呼吸状態と考え得る状態を高精度に判定できる。
実施例1の制御部40は、睡眠ログに基づき睡眠ログ画面70を表示部12に画面表示する。その結果、利用者は、睡眠ログ画面70を見て、睡眠に関する情報は勿論のこと、例えば、体動回数、いびき回数及び無呼吸回数を認識できる。しかも、利用者は、睡眠ログに関する睡眠アドバイスを認識できる。
更に、利用者は、睡眠ログ画面70上の無呼吸マーク81のタップ操作に応じて当該時間帯の無呼吸詳細画面を認識できる。更に、利用者は、睡眠ログ画面70上のいびきマークのタップ操作に応じて当該時間帯のいびき音の録音音声を受聴できる。更に、利用者は、睡眠ログ画面70の睡眠アドバイスを見て現在の睡眠ログに関するアドバイスを認識できる。更に、利用者は、睡眠ログ画面70上の指定サイトボタンのタップ操作に応じて指定サイトに簡単にアクセスできる。更に、利用者は、指定サイトにアクセスした後、指定サイト画面上の病院選択ボタンのタップ操作に応じて選択病院サイトの睡眠に関する説明画面を見て睡眠に関する症状を認識できる。その結果、利用者は、睡眠ログの内容に応じて、例えば、睡眠時無呼吸症候群を自覚できる。
上記実施例1の携帯端末1では、連続する前後の呼吸音の間に無音区間が検出された場合や、連続する前後のいびき音の間に無音区間が検出された場合に無呼吸状態と判定した。そこで、無呼吸状態を高精度に判定するために、例えば、利用者の心拍を測定する心電計ホルダを利用者に装着するようにしても良い。この場合、携帯端末1のプロセッサ23は、無音区間が検出された場合に、心電計ホルダで測定した心拍が通常よりも速いか否かを判定する。そして、プロセッサ23は、測定した心拍が通常よりも速い場合、無音区間を無呼吸状態と判定する。その結果、無呼吸状態を高精度に判定できる。
上記実施例1の携帯端末1では、連続する前後の呼吸音の間で無呼吸状態と考え得る状態を高精度に判定したが、呼吸判定部31で呼吸音の連続性を確認した後、入眠判定部35にて利用者が睡眠状態に入ったか否かを検知できる。そこで、携帯端末1が、利用者の睡眠状態を検知した場合に、利用者に室内の最適な睡眠環境を提供できるシステムの実施の形態につき、実施例2として以下に説明する。
図17は、実施例2の室内環境調整システムの一例を示す説明図である。尚、実施例1の携帯端末1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。図17に示す室内環境調整システム2は、携帯端末1Aと、空調機器3と、照明機器4と、テレビ5とを有する。空調機器3は、室内の温度や湿度を調整する機器である。照明機器4は、室内の明るさを調整する機器である。テレビ5は、テレビ放送を画面出力する機器である。
携帯端末1Aは、通信部11と、表示部12と、マイク13と、スピーカ14と、操作部15と、温度センサ16と、湿度センサ17と、照度センサ18と、加速度センサ19と、ジャイロセンサ20とを有する。更に、携帯端末1Aは、ROM21と、RAM22と、プロセッサ23Aと、機器通信部24とを有する。機器通信部24は、例えば、空調機器3、照明機器4やテレビ5と無線通信し、これら空調機器3、照明機器4及びテレビ5に対して駆動制御等を指示する。
図18は、実施例2に関わる携帯端末1Aのプロセッサ23Aの機能構成の一例を示す説明図である。図18に示すプロセッサ23Aは、機能として、呼吸判定部31と、いびき判定部32と、無呼吸判定部33と、体動判定部34と、入眠判定部35と、覚醒判定部36とを有する。更に、プロセッサ23Aは、照度判定部37、温度判定部38、湿度判定部39及び制御部40の他に、第1の照度判定部37Aと、第1の温度判定部38Aとを有する。
第1の照度判定部37Aは、照度センサ18で検出された現在の照度が所定照度閾値以上であるか否かを判定する。尚、所定照度閾値は、例えば、30ルクスであって、適宜設定変更可能である。第1の温度判定部38Aは、温度センサ16で検出された現在の室内温度が設定温度以内であるか否かを判定する。尚、設定温度は、例えば、27℃等であって適宜設定変更可能である。
次に、実施例2の室内環境調整システム2の動作について説明する。図19は、空調制御処理に関わる携帯端末1A側のプロセッサ23Aの処理動作の一例を示すフローチャートである。図19に示す空調制御処理は、携帯端末1A側で室内の利用者の睡眠状態を検知すると、空調機器3を制御する処理である。
図19においてプロセッサ23Aの入眠判定部35は、利用者の睡眠状態を検知したか否かを判定する(ステップS201)。尚、ステップS201の処理では、入眠判定部35で利用者の睡眠状態を検知したか否かを判定するようにしたが、例えば、利用者による就寝ボタンのタップ操作に応じて利用者の睡眠状態と判定しても良い。
プロセッサ23Aの制御部40は、利用者の睡眠状態を検知した場合(ステップS201肯定)、機器通信部24を通じて、空調機器3に対して室温を設定温度に調整する稼働を要求する(ステップS202)。その結果、空調機器3は、携帯端末1Aからの稼働要求に応じて室温を設定温度、例えば27℃に調整すべく稼動する。
プロセッサ23Aの第1の温度判定部38Aは、空調機器3に対する稼働要求後、現在の室温が設定温度であるか否かを判定する(ステップS203)。制御部40は、現在の室温が設定温度である場合(ステップS203肯定)、機器通信部24を通じて、空調機器3に対して稼働停止を要求する(ステップS204)。その結果、空調機器3は、携帯端末1Aからの稼動停止の要求に応じて稼動を停止する。
プロセッサ23Aの体動判定部34は、体動を検知したか否かを判定する(ステップS205)。制御部40は、体動を検知した場合(ステップS205肯定)、現在の室温が、後述する体動検知前に記憶した室温から上昇したか否かを判定する(ステップS206)。尚、体動検知前に記憶した室温とは、体動を検知する前に、後述するステップS210で記憶した室温である。
制御部40は、現在の室温が体動検知前に記憶した室温から上昇した場合(ステップS206肯定)、機器通信部24を通じて、空調機器3に対して室温を下げる方向に調整する稼働を要求する(ステップS207)。その結果、空調機器3は、稼働要求に応じて室温を下げる方向に調整すべく稼動する。制御部40は、起床状態を検知したか否かを判定する(ステップS208)。尚、制御部40は、例えば、起床画面上の起床ボタンのタップ操作を検出した場合や、加速度センサ19の検出結果による利用者の行動を検出した場合に利用者の起床状態と判定する。
制御部40は、起床状態を検知した場合(ステップS208肯定)、機器通信部24を通じて、空調機器3の稼働停止を要求し(ステップS209)、図19の処理動作を終了する。その結果、空調機器3は、携帯端末1Aからの稼働停止要求に応じて稼働を停止する。
体動判定部34は、起床状態を検知しなかった場合(ステップS208否定)、体動を検知したか否かを判定すべく、ステップS205に移行する。また、制御部40は、体動を検知しなかった場合(ステップS205否定)、体動検知前の現在の室温を記憶する(ステップS210)。制御部40は、体動検知前の現在の室温を記憶した後、空調機器3の稼働停止を要求し(ステップS211)、起床状態を検知したか否かを判定すべく、ステップS208に移行する。尚、制御部40は、ステップS211にて空調機器3の稼動停止を要求する際に、空調機器3が稼働中でない場合、同稼動停止を要求することなく、起床状態を検知したか否かを判定すべく、ステップS208に移行しても良い。
制御部40は、現在の室温が、ステップS210で体動検知前に記憶した室温から上昇していない場合(ステップS206否定)、空調機器3の稼働停止を要求すべく、ステップS211に移行する。
入眠判定部35は、睡眠状態を検知しなかった場合(ステップS201否定)、図19の処理動作を終了する。第1の温度判定部38Aは、現在の室温が設定温度でない場合(ステップS203否定)、現在の室温が設定温度であるか否かを監視継続すべく、ステップS203に移行する。
図19に示す空調制御処理のプロセッサ23Aは、利用者の睡眠状態を検知すると、空調機器3に対して室温を設定温度に調整すべく、空調機器3を調整する。その結果、携帯端末1Aは、利用者に対して設定温度の快適な睡眠環境を提供できる。
プロセッサ23Aは、利用者の睡眠状態を検知した後、利用者の体動を検知し、かつ、現在の室温が体動検知前の室温よりも上昇した場合、空調機器3に室温を低下させるように調整する。その結果、携帯端末1Aは、利用者の睡眠の状況、例えば、体動の有無を考慮しながら、室温の上昇に応じて空調機器3を調整することで、利用者に対して快適な睡眠状況を提供できる。また、携帯端末1Aは、利用者の睡眠中に体動の有無で利用者の快適な睡眠状況を把握できる。
図20は、照明制御処理に関わる携帯端末1A側のプロセッサ23Aの処理動作の一例を示すフローチャートである。図20に示す照明制御処理は、利用者の睡眠状態を検知すると、利用者の室内の照明機器4やテレビ5を制御する処理である。
図20において入眠判定部35は、利用者の睡眠状態を検知したか否かを判定する(ステップS221)。プロセッサ23A内の第1の照度判定部37Aは、利用者の睡眠状態を検知した場合(ステップS221肯定)、現在の室内照度が所定ルクス以上であるか否かを判定する(ステップS222)。尚、所定ルクスは、例えば、30ルクスである。
制御部40は、現在の室内照度が所定ルクス以上の場合(ステップS222肯定)、照明機器4に対して室内の照度を低下すべく調整を要求する(ステップS223)。その結果、照明機器4は、携帯端末1Aからの調整要求に応じて照明の照度を徐々に落とし、現在の室内照度を0.3ルクス以下にする。尚、照明機器4は、調整要求に応じて照明の照度を徐々に暗くするようにしが、照明をOFFとしても良い。
第1の照度判定部38Aは、照明機器4に対して照度の調整を要求した後、現在の室内照度が所定ルクス以上であるか否かを判定すべく、ステップS222に移行する。
また、制御部40は、現在の室内照度が所定ルクス以上でない場合(ステップS222否定)、テレビ5がON中であるか否かを判定する(ステップS224)。尚、制御部40は、例えば、テレビ5に対してON信号を送信し、テレビ5からON信号に対して返信があった場合にテレビ5がON中と判定し、ON信号に対して返信がない場合にテレビ5がOFF中と判定する。
制御部40は、テレビ5がON中の場合(ステップS224肯定)、テレビ5に対してOFFを要求し(ステップS225)、テレビ5がON中であるか否かを判定すべく、ステップS224に移行する。その結果、テレビ5は、携帯端末1AからのOFF要求に応じてOFFする。そして、室内照度は、テレビ5のOFFに応じて低下する。
また、制御部40は、テレビ5がON中でない場合(ステップS224否定)、現在時刻が目覚まし時刻直前の30分以内であるか否かを判定する(ステップS226)。尚、目覚まし時刻は、携帯端末1Aに設定した起床の予定時刻である。また、ステップS226の処理では、目覚まし時刻直前の30分に設定したが、その設定時間は利用者の操作に応じて適宜変更可能である。
制御部40は、現在時刻が目覚まし時刻直前の30分以内の場合(ステップS226肯定)、照明機器4に対して室内の照度を上昇すべく調整を要求する(ステップS227)。その結果、照明機器4は、携帯端末1Aからの調整要求に応じて照明の照度を徐々に明るくする。
制御部40は、起床状態を検知したか否かを判定する(ステップS228)。制御部40は、起床状態を検知した場合(ステップS228肯定)、照明機器4の調整停止を要求し(ステップS229)、図20の処理動作を終了する。
制御部40は、現在時刻が目覚まし時刻直前の30分以内でない場合(ステップS226否定)、起床状態を検知したか否かを判定すべく、ステップS228に移行する。制御部40は、起床状態を検知しなかった場合(ステップS228否定)、現在時刻が目覚まし時刻直前の30分以内であるか否かを判定すべく、ステップS226に移行する。第1の照度判定部37Aは、利用者の睡眠状態を検知しなかった場合(ステップS221否定)、図20の処理動作を終了する。
図20に示す照明制御処理のプロセッサ23Aは、利用者の睡眠状態を検知すると、現在の室内照度が所定ルクス以上であるか否かを判定し、室内照度が所定ルクス以上の場合、現在の室内照度を徐々に低下させるべく、照明機器4を制御する。その結果、携帯端末1Aは、利用者が照明機器4の電源を消し忘れたとしても、自動的に照明機器4を徐々に暗くし、利用者に対して快適な睡眠環境を提供できる。
プロセッサ23Aは、利用者の睡眠状態を検知した後、テレビ5がON中であるか否かを判定し、テレビ5がON中の場合に、テレビ5をOFFすべく、テレビ5を制御する。その結果、携帯端末1Aは、利用者がテレビ5の電源を消し忘れたとしても、テレビ5の電源を消し、利用者に対して快適な睡眠環境を提供できる。
プロセッサ23Aは、利用者の睡眠状態を検知した後、現在時刻が目覚まし時刻直前の30分以内であるか否かを判定し、現在時刻が目覚まし時刻直前の30分以内の場合、現在の室内の照度を徐々に明るくすべく、照明機器4を制御する。その結果、携帯端末1Aは、利用者の目覚まし時刻の30分前から室内照度を徐々に明るくするため、利用者が起床し易い環境を整えることができる。
実施例2の携帯端末1Aは、睡眠状態が検出されると、体動を検知したか否かを判定し、体動を検知し、室内環境の状態、例えば、室内温度が上昇した場合に、室内温度を低下すべく、空調機器3を制御する。その結果、携帯端末1Aは、利用者に対して快適な睡眠環境を提供できる。
例えば、携帯端末1Aは、利用者の睡眠状態を検知すると、空調機器3で就寝時に室内を設定温度に冷やした後、空調機器3の稼働を停止する。その後、携帯端末1Aは、例えば、暑くなって布団を蹴飛ばしたりするような体動が増えてきたら、空調機器3を稼働して室内を冷やす。その結果、室温が上昇したとしても、体動が増加しないと空調機器3が稼働しないため、空調機器3が常にフル稼働することがなく、省エネ対策にもなる。
携帯端末1Aは、睡眠状態が検出されると、室内照度が所定ルクス以上であるか否かを判定し、室内照度が所定ルクス以上の場合に、室内照度を低下すべく、照明機器4を制御する。その結果、携帯端末1Aは、利用者に対して快適な睡眠環境を提供できる。
尚、上記実施例2のプロセッサ23A内の制御部40は、利用者の睡眠ログ内の就寝時刻を抽出し、抽出された複数の就寝時刻の平均値で就寝時刻の平均時刻、すなわち就寝平均時刻を算出する。更に、プロセッサ23Aは、利用者のスケジュールを時間管理する、図示せぬスケジュール管理部を有する。制御部40は、利用者の現在スケジュールを参照し、外出予定がない場合に、現在時刻が就寝平均時刻に到達したか否かを判定する。制御部40は、現在時刻が就寝平均時刻に到達した場合、利用者の睡眠状態を自動的に検知するようにしても良い。尚、この場合、制御部40は、利用者の現在スケジュールを参照し、外出予定がある場合、利用者が自宅にいないため、現在時刻が就寝平均時刻に到達したか否かの判定処理を実行しないものとする。
また、制御部40は、利用者のスケジュールを参照し、就寝平均時刻に外出予定がない場合、現在時刻が、就寝平均時刻の例えば2時間前に到達したか否かを判定する。そして、制御部40は、現在時刻が就寝平均時刻の2時間前に到達すると、室内照度を、例えば0.3ルクス以下に落とすべく、照明機器4を制御する。また、制御部40は、現在時刻が就寝平均時刻の2時間前に到達すると、室温を設定温度に設定すべく、空調機器3を制御する。また、制御部40は、就寝平均時刻に外出予定がある場合、現在時刻が就寝平均時刻の2時間前に到達したか否かを判定する処理を実行しないものとする。その結果、携帯端末1Aは、利用者の就寝平均時刻の2時間前から快適な睡眠環境を利用者に提供できる。
尚、上記実施例では、スマートフォン等の携帯端末1(1A)を例示したが、例えば、携帯電話機、携帯用ゲーム端末、タブレット端末や、通信機能を備えていない携帯端末等であっても良い。
また、上記実施例では、カレンダボタンのタップ操作が検出されると、カレンダ画面を表示部12に画面表示する。この際、カレンダ画面には、日単位の睡眠ログのランクを月単位で画面表示する。
また、上記実施例では、日単位で睡眠ログ画面70を表示部12に画面表示したが、週単位や月単位でいびき回数、無呼吸回数や体動回数等を集計し、週単位や月単位で睡眠ログ画面を表示部12に画面表示しても良い。
また、上記実施例では、体動発生時の音響周波数成分と、体動発生時の加速度成分と両方を使用して体動有無を判定したが、どちらか一方を使用して体動を判定しても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムを電子機器で実行することで実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行する電子機器の一例を説明する。図21は、無呼吸判定プログラムを実行する電子機器の一例を示す説明図である。
図21に示す無呼吸判定プログラムを実行する電子機器100では、ROM110、RAM120、入出力インタフェース130、表示部140及びプロセッサ150を有する。
そして、ROM110には、上記実施例と同様の機能を発揮する無呼吸判定プログラムが予め記憶されている。尚、ROM110ではなく、図示せぬドライブで読取可能な記録媒体に無呼吸判定プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ、SDカード等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。無呼吸判定プログラムとしては、図21に示すように、第1の判定プログラム110A及び第2の判定プログラム110Bである。尚、プログラム110A及び110Bについては、適宜統合又は分散しても良い。
そして、プロセッサ150は、これらのプログラム110A及び110BをROM110から読み出し、これら読み出された各プログラムをRAM120上で実行する。そして、プロセッサ150は、図21に示すように、各プログラム110A及び110Bを、第1の判定プロセス150A及び第2の判定プロセス150Bとして機能する。
プロセッサ150は、収音された音から、周波数毎の成分が類似する音が周期的に検出された場合に、当該検出された音を呼吸音と判定する。更に、プロセッサ150は、判定された連続する前後の呼吸音の間で無音区間が検出された場合に、当該検出された無音区間を無呼吸状態と判定する。その結果、無呼吸状態と考え得る状態を高精度に判定できる。
以上、本実施例を含む実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)電子機器のプロセッサに、
収音された音から、周波数毎の成分が類似する音が周期的に検出された場合に、当該検出された音を呼吸音と判定し、
判定された連続する前後の呼吸音の間に無音区間が検出された場合に、当該検出された無音区間を無呼吸状態と判定する
処理を実行させることを特徴とする無呼吸判定プログラム。
(付記2)前記無呼吸状態と判定する処理として、
判定された呼吸音の音圧が所定閾値を超えた場合にいびき音と判定し、
判定された連続する前後のいびき音の間に前記無音区間が検出された場合に、当該検出された無音区間を無呼吸状態と判定する
処理を実行させることを特徴とする付記1に記載の無呼吸判定プログラム。
(付記3)前記判定された連続する前後の呼吸に基づき睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の状態を監視し、
前記監視結果に基づき、前記室内環境が所定の環境状態となるように、前記室内環境を調整する機器を制御する
処理をさらに実行させることを特徴とする付記1又は2に記載の無呼吸判定プログラム。
(付記4)収音された音から、周波数毎の成分が類似する音が周期的に検出された場合に、当該検出された音を呼吸音と判定する第1の判定部と、
判定された連続する前後の呼吸音の間に無音区間が検出された場合に、当該検出された無音区間を無呼吸状態と判定する第2の判定部と
を有することを特徴とする無呼吸判定装置。
(付記5)電子機器の無呼吸判定方法であって、
前記電子機器は、
収音された音から、周波数毎の成分が類似する音が周期的に検出された場合に、当該検出された音を呼吸音と判定し、
判定された連続する前後の呼吸音の間に無音区間が検出された場合に、当該検出された無音区間を無呼吸状態と判定する
処理を実行することを特徴とする無呼吸判定方法。
(付記6)電子機器のプロセッサに、
睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の状態を監視し、
前記監視の結果に基づき、前記室内環境が所定の環境状態となるように、前記室内環境を調整する機器を制御する
処理を実行させることを特徴とする環境調整プログラム。
(付記7)前記睡眠状態を検出する処理として、
収音された音から、周波数毎の成分が類似する音が周期的に検出された場合に、当該検出された音を呼吸音と判定し、前記判定された連続する前後の呼吸に基づき前記睡眠状態を検出することを特徴とする付記6に記載の環境調整プログラム。
(付記8)前記プロセッサに、
対象者の体動を検知したか否かを判定する処理をさらに実行させ、
前記室内環境の状態を監視する処理として、
前記睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の室内温度を監視し、
前記機器を制御する処理として、
前記体動を検知した場合に、前記室内温度が所定閾値を超えたとする前記監視の結果に基づき、前記室内温度が低下するように、前記室内温度を調整する空調機器を制御することを特徴とする付記6又は7に記載の環境調整プログラム。
(付記9)前記室内環境の状態を監視する処理として、
前記睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の室内照度を監視し、
前記機器を制御する処理として、
前記室内照度が所定閾値を超えたとする前記監視の結果に基づき、前記室内照度が所定閾値に低下するように、前記室内照度を調整する照明機器を制御することを特徴とする付記6〜8の何れか一つに記載の環境調整プログラム。
(付記10)睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の状態を監視する監視部と、
前記監視の結果に基づき、前記室内環境が所定の環境状態となるように、前記室内環境を調整する機器を制御する制御部と
を有することを特徴とする環境調整装置。
(付記11)電子機器の環境調整方法であって、
前記電子機器は、
睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の状態を監視し、
前記監視の結果に基づき、前記室内環境が所定の環境状態となるように、前記室内環境を調整する機器を制御する
処理を実行することを特徴とする環境調整方法。
1 携帯端末
13 マイク
21 ROM
22 RAM
23 プロセッサ
31 呼吸判定部
32 いびき判定部
33 無呼吸判定部
40 制御部

Claims (6)

  1. 電子機器のプロセッサに、
    睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の状態を監視し、
    前記監視の結果に基づき、前記室内環境が所定の環境状態となるように、前記室内環境を調整する機器を制御する
    処理を実行させることを特徴とする環境調整プログラム。
  2. 前記睡眠状態を検出する処理として、
    収音された音から、周波数毎の成分が類似する音が周期的に検出された場合に、当該検出された音を呼吸音と判定し、前記判定された連続する前後の呼吸に基づき前記睡眠状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の環境調整プログラム。
  3. 前記プロセッサに、
    対象者の体動を検知したか否かを判定する処理をさらに実行させ、
    前記室内環境の状態を監視する処理として、
    前記睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の室内温度を監視し、
    前記機器を制御する処理として、
    前記体動を検知した場合に、前記室内温度が所定閾値を超えたとする前記監視の結果に基づき、前記室内温度が低下するように、前記室内温度を調整する空調機器を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の環境調整プログラム。
  4. 前記室内環境の状態を監視する処理として、
    前記睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の室内照度を監視し、
    前記機器を制御する処理として、
    前記室内照度が所定閾値を超えたとする前記監視の結果に基づき、前記室内照度が所定閾値に低下するように、前記室内照度を調整する照明機器を制御することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の環境調整プログラム。
  5. 睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の状態を監視する監視部と、
    前記監視の結果に基づき、前記室内環境が所定の環境状態となるように、前記室内環境を調整する機器を制御する制御部と
    を有することを特徴とする環境調整装置。
  6. 電子機器の環境調整方法であって、
    前記電子機器は、
    睡眠状態が検出された場合に、当該電子機器が存在する室内環境の状態を監視し、
    前記監視の結果に基づき、前記室内環境が所定の環境状態となるように、前記室内環境を調整する機器を制御する
    処理を実行することを特徴とする環境調整方法。
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