JP2017102440A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源部材の位置を変更することによって、光源部材から正面への光の強さ、焦点の位置、拡散状態等を容易に調整することができる表示装置を提供する。【解決手段】本発明にかかる表示装置100は、筐体10と、前記筐体の正面側に配置される表示情報を有する光透過表示体60と、前記筐体内であって前記光透過表示体の背面側に配置され、前記光透過表示体の背面に光を照射する複数の光源及び前記光源を保持する長尺の保持部材を有する光源部材30と、前記保持部材を挿入された状態で前記光透過表示体と前記光源部材との距離の位置決めをすることが可能な複数の貫通孔を有する固定板40と、前記貫通孔に挿入された前記光源部材を固定する固定部材50と、を備え、複数の前記貫通孔は、正面側からの距離が異なるように配置されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置に関する。
本発明者は、光源部材と、表示板と、表示板の背面側に密着して又は間隔をおいて配置され、かつ側面から入射した光源部材からの光を表示板に向かって出射する出射面が形成された導光板と、前記導光板の出射面に対して反対側に形成される被出射面に配置される透光調整部材と、を備えた表示装置を提案している(特許文献1)。
本表示装置は、背面側の光を透過させて、表示板の文字、図形等の表示情報をはっきりと正面側から視認可能であり、かつ、背面側に配置される支柱等の支持部材等の影が表示板の背面に投影されても正面からは支柱等の支持部材の影が認識しづらい表示装置を提供する。しかしながら、夜間において内照式の表示装置として使用する場合には、光源部材が固定されているために、表示板と光源部材との距離を調整することができない。そのために、光の強さを調節する際には、光源の光量を調整する以外に方法がないという問題点があった。
特開2014−98776号公報
本発明は、主として、光源部材の位置を変更することによって、光源部材から正面への光の強さ、焦点の位置、拡散状態等を容易に調整することができる表示装置を提供することを主たる目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明にかかる表示装置は、
筐体と、
前記筐体の正面側に配置される表示情報を有する光透過表示体と、
前記筐体の内側であって前記光透過表示体の背面側に配置され、前記光透過表示体の背面に光を照射する光源部材と、
前記光源部材を保持する長尺の保持部材と、
前記保持部材が挿入された状態で前記光透過表示体と前記光源部材との距離の位置決めをすることが可能な複数の貫通孔を有する固定板と、
前記貫通孔に挿入された前記保持部材を固定する固定部材と、
を備え、
複数の前記貫通孔は、正面側からの距離が異なるように配置されていることを特徴とする。
本発明にかかる表示装置によれば、光源部材が保持された保持部材を固定板に形成された複数の貫通孔のいずれかを選択して挿入することによって、筐体内における光源部材の位置を変更して配置することができる。すなわち、光透過表示体との相対位置を変更して配置することができる。これにより、光透過表示体から出射する光の強さを光源部材の位置を変更することで調整することができる。また、光源部材からの光の焦点や拡散状態を考慮した位置に配置することができる。これにより、光透過表示体の発光状態を最適な状態に設定しやすくなる。
また、本発明にかかる表示装置において、前記貫通孔は、正面側から背面側に向かって直線に配置されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、光源部材と光透過表示体との距離を容易に調整しやすくすることができる。
さらに、本発明にかかる表示装置において、複数の前記貫通孔の少なくとも2つ以上が一部重なって形成されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、光源部材と光透過表示体との距離を細かく調整することができるようになる。
さらに、本発明にかかる表示装置において、複数の前記貫通孔は、不等間隔で配置されていることを特徴とするものであってもよい。光源部材の光の拡散具合や強さを考慮してあらかじめ計算して最適な位置に複数の貫通孔を設けることによって、光源部材をより最適な位置に調整することができるようになる。
さらに、本発明にかかる表示装置において、前記保持部材は、光源の光を拡散する拡散部を備えていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、光源部材の近傍において光を拡散した後に、表示部材に光を照射することができるので、より均一でムラなく光透過表示体を発光させることができる。
さらに、本発明にかかる表示装置において、前記保持部材は、円形以外の断面形状に形成されており、前記固定板は、前記保持部材を1又は2以上の所定の決められた角度に配置可能な貫通孔が形成されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、光源の光の出射方向を所定の角度に設定した状態で光源部材を設置することができ、所定の角度だけ容易に変更することができる。
さらに、本発明にかかる表示装置において、前記保持部材は、円形以外の断面形状に形成されており、さらに、前記保持部材を1又は2以上の所定の決められた角度に挿入可能な筒状部材を備えていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、同様に光源の光の出射方向を所定の決まった角度に設定した状態で光源部材を設置することができ、所定の角度だけ容易に変更することができる。
さらに、本発明にかかる表示装置において、前記筐体の背面側には、拡散板が設けられていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、背面からの日光を拡散させて正面側の光透過表示体に照射することができる。これにより、より均一でムラなく光透過表示体を発光させることができる。
さらに、本発明にかかる表示装置において、前記光源部材は、平行に複数設けられていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、それぞれの光源部材の位置を調整してより好適な発光状態を有する光透過表示体とすることができる。
さらに、本発明にかかる表示装置において、前記拡散板の背面側には、複数の板材を複数平行に配置した背面平行板部材が設けられていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、日光が直接拡散板に照射されることを防止することができ、より均一な光を正面側に出射することができる。
本発明の表示装置によれば、光源部材の位置を変更することによって、より好適な発光状態を有する光透過表示体とすることができる。
図1は、実施形態にかかる表示装置100を示す正面図、右側面図及び平面図である。 図2は、実施形態にかかる表示装置100のA−A部の断面図である。 図3は、実施形態にかかる表示装置100のB−B部の断面図である。 図4は、実施形態にかかる表示装置100に使用される光源部材30を示す斜視図及び断面図である。 図5は、光源部材30の別実施形態を示す断面図である。 図6は、固定板40の別実施形態を示す模式図である。 図7は、光透過表示体引張治具78を示す斜視図である。 図8は、光源部材30のさらに別実施形態を示す断面図である。 図9は、光源部材30のさらに別実施形態を示す断面図である。 図10は、固定板40の別実施形態を示す模式図である。 図11は、背面平行板部材86の背面図、C−C断面図及び一部拡大断面図である。 図12は、光源部材30の背面側に開閉可能な複数の板材85を配設した状態を示す参考図である。
本発明にかかる表示装置100の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。なお、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。
(第1実施形態)
第1実施形態にかかる表示装置100が主として図1〜図3に示されている。図1は、第1実施形態にかかる表示装置100の正面図、右側面図及び平面図である。図2は、図1のA−A断面図であり、図3は、図1のB−B断面図である。
第1実施形態にかかる表示装置100は、図2に示すように、筐体10と、背面側から入射する日光の光を拡散する拡散板20、この拡散板20の正面側であって、光透過表示体60の背面側に配置される複数の平行に配置された光源部材30と、この光源部材30を保持する保持部材34(図4参照)と、この保持部材34の一方側近傍を支持する固定板40及び他方側を固定する固定部材50と、筐体10の正面側に配置される光透過表示体60と、を主として備えている。
筐体10は、図1及び図2に示すように、上側面11、右側面12、下側面13及び左側面14を有し、正面及び背面には、背面側から入射した日光の光が正面側から出射することができるように、開口の周囲に外周片19を形成しつつ略中央にそれぞれ正面側開口15及び背面側開口16が形成されている。外周片19は、側面11〜14と一体成形物であってもよいし、別体からなる板材を取り付けたものであってもよい。なお、下側面13には、雨等が内部に進入した際の水抜用の孔(図示しない。)を設けてもよい。
筐体10内には、拡散板20を保持するための拡散板保持部材70と、光源部材30と、光源部材30を保持する保持部材34と、この保持部材34を固定するための固定板40及び固定部材50と、光透過表示体60を保持する光透過表示体保持部材77が収容されている。
拡散板20は、日光の光を拡散して正面側に出射するための部材であり、背面からの光の一部を透過させて正面から出射する光を低減することができる板が使用される。例えば、アクリル拡散板、乳半又は透明なアクリル板に拡散シートを貼付した板等が使用される。勿論、これらに限定するものではなく、背面から入射された光が光透過表示体60の一部に集中して照射することを防止する機能を有する板材又はシートであればよい。
拡散板保持部材70は、前述した拡散板20を取り付けるためのものであり、図2に示すように、任意の手段で筐体10の背面側開口16の周囲に全周に渡って設けられている。拡散板保持部材70は、拡散板20を取り付けるための拡散板取付部71が設けられている。本実施形態においては、拡散板取付部71は、ゴム等の弾性体からなる背面受部72と、断面L字状の正面側押圧部材73とを有しており、この背面受部72に拡散板20を正面側から当接した状態で、正面側押圧部材73で拡散板20を押圧することで固定されている。また、拡散板保持部材70の背面には、表示装置100を所定の部位に取り付けるための取付金具95が設けられている。
光源部材30は、図4に示すように、LED等の光源33aと、これら複数の光源33aを直線状に複数実装している長尺の基板33bと、この基板33bが取り付けられるチャンネル部材33cとを有している。
保持部材34は、断面が略円筒形の長尺の部材で作製されており、周面の一部に光源部材30を取り付けるため端面側が開口した凹状の光源部材取着部34aが形成されている。光源部材取着部34aは、チャンネル部材33cを保持するために開口側に設けられたチャンネル部材保持部34bを有しており、一方で凹状の底面にはチャンネル部材33cをチャンネル部材保持部34bに押し付ける突起部34cが設けられている。これにより、光源部材30を端面から挿入することで内部に光源部材30を固定することができる。また、保持部材34は、固定部材50にボルトやねじで固定することができるように、中心に一部が開口したネジ孔34dが形成されている。このネジ孔34dを利用して固定部材50に保持部材34を固定することができる。
なお、保持部材34には、図5に示すように、光源部材30の正面に光源33aの光を拡散する拡散部35を設けてもよい。かかる拡散部35を設けることによって、光源33aからの光が光透過表示体60の一部に集中して照射することを低減することができる。拡散部35としては、乳半のように拡散機能を有する半透明の部材を用いてもよいし、凸レンズ状に形成して光源33aの光を屈折して拡散するようにしてもよい。
固定板40は、光源部材30を所定の位置に位置決めするための部材である。固定板40は、図3に示すように、光源部材30の保持部材34の断面とほぼ同様の大きさ及び形状の貫通孔41が複数設けられており、この貫通孔41に光源部材30を挿入することによって、光源部材30は正背面方向及び左右方向の位置決めがなされる。光源部材30は、貫通孔41の選択によって、光源部材30の位置を変更することができる。貫通孔41の位置は、正面側からの距離が変更可能になる位置に配置されていれば、特に限定するものではなく、図6に示すように、正背面方向に加えて、左右方向の任意の位置に設けても良い。また、貫通孔41は、図3に示すように貫通孔41同士が重なるようにしても構わないし、図6に示すように、完全に独立して設けても構わない。貫通孔41同士が重なるように設けることで、より細かい位置の調整をすることができるようになる。また、貫通孔41同士の位置関係は必ずしも等間隔である必要はなく、不等間隔に配置してもよい。
固定板40は、図2及び図3に示すように、背面側開口16の内側上方に設けられた拡散板保持部材70に取り付けられた固定板保持部材76の溝76aにボルト等76bによって固定されている。固定板40は、図2に示すように、ボルト等76bを緩めることによって、ボルト等76bは溝76a内をスライドするように移動することができ、左右方向の位置を調整することができる。なお、光源部材の電源や配線は、この固定板保持部材76と外周片19の間に配置される。
固定部材50は、固定板40によって正背面方向及び左右方向の位置決めがされた光源部材30の上下方向の固定をする部材である。固定部材50は、図2に示すように、背面側開口16の下方側に設けられた拡散板保持部材70にボルト等によって固定されている。光源部材30は、この固定部材50にボルト等で保持部材34のネジ孔34dにネジ止めすることによって、下端(他方端)が固定され、上下方向の位置決めがされる。この際に、光源部材30は、断面が円形であるので左右の回転方向(向き)は、自由に配置することができる。
光透過表示体60は、正面側開口15の内側に配置され、表面に表示情報を有し、直接外部から視認されて表示情報を報知する機能を有する。光透過表示体60は、光透過性板又は光透過性シートで作製される。光透過性板としては、乳半板や、透明なアクリル板に拡散シートを貼付したもの等が挙げられる。例えば、厚さ1.0mmから5.0mmの乳半板を使用し、この乳半板の表面に文字、図形、記号又はこれらの組み合わせた所定の情報を印刷したり、所定の情報に形成されたフィルムを貼着したり、所定の情報が印刷されたフィルムを貼着したりして、表面に表示情報を付したもの等が使用される。また、光透過性シートとしては、例えば、3MTM パナグラフィックスTM フレキシブルサブストレート等が挙げられる。本実施形態においては、光透過性シートを使用した例を示してある。
光透過表示体60を正面側開口15に取り付ける方法としては特に限定するものではなく、種々の既知の手段を採用することができる。第1実施形態においては、図6に示すように固定板保持部材76及び固定部材50に光透過表示体60として光透過性シートを固定することができる光透過表示体保持部材77を設け、これに光透過表示体60の上下左右を引っ張って張るようにして固定される。光透過表示体保持部材77には、光透過表示体引張治具78が外周側に設けられている。光透過表示体引張治具78は、図7に示すように、治具基部78a及び光透過表示体固定具78dを有している。治具基部78aは、一方側にボルトの頭を挿入することができる挿入孔78bと、他方側に、光透過表示体固定具78dを挿入することができる第2挿入孔78cを有しており、光透過表示体固定具78dに光透過表示体60を挟み込むようにして、第2挿入孔78cに挿入することで光透過表示体60を光透過表示体引張治具78に固定することができる。この光透過表示体引張治具78は、図2に示すように、光透過表示体保持部材77の外周側に取り付けられ、挿入孔78bに挿入されたボルトによって、光透過表示体60の梁具合を調整することができる。光透過表示体保持部材77は、外形断面が略三角形に形成された中空の長尺の部材であり、筐体10の内側の四方に一面77aが正面側から背面側に向かうに従って内側になるように斜めに配置されている。これにより、一面77aに当たった光が反射して光透過表示体60に向かいやすくされている。また、一面77aの表面は白色に設けられており、光が反射しやすくされている。この際に、光透過表示体60は、正面側開口15の外周片19から隙間を空けて背面側に配置されており、正面から見た場合に奥行き感があり、立体的に視認可能としてある。また、この光透過表示体60が風等によって揺れたり、バタついたりした場合であっても、光透過表示体60が外周片19に当たって、損傷する可能性を低減することができる。
さらに、筐体10の上側面11には、図3に示すように、貫通孔11aがそれぞれの光源部材30の位置に対応して設けられており、上側面11から光源部材30の位置等を確認することができる。なお、上側面11は、通常は雨水等が進入しないように、図2に示すように、光源部材30に電源を供給する電源ユニット等を収容可能な収容カバー98が設けられている。この収容カバー98を外すことによって、それぞれの貫通孔41から光源部材30の位置を確認することができる。
なお、光源部材30からの光が光透過表示体60に均一に当たるように、光源部材30と光透過表示体60との間に拡散させるための板をさらに設けても良い。
以上のようにして作製された表示装置100は、昼間の明るいときに、日光が正面側から照射している場合には、正面側からの光が光透過表示体60で反射して視認可能となり、日光が背面側から照射しているときは、背面側開口16から光が入射して光透過表示体60の背面から照射し、光透過表示体60の表示情報を視認可能とすることができる。一方で、夜間等のように暗い場合には、光源部材30を発光させることによって、内照式の表示装置100として使用することができる。この際に光透過表示体60の明るさ、光源部材30の焦点又は拡散状態等を光源部材30の位置を変更することで容易に変更することができる。また、例えば、複数の光源部材30に使用されている光源部材30ごとのLEDが異なる種類のものであったり、複数の光源部材30の一本のみを交換して新品の光源部材30が周囲の光源部材30より明るかったりした場合であっても、光源部材30の位置を変更することで、光透過表示体60の明るさを均一にすることができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態において、保持部材34は、図8Aに示すように、保持部材34の周囲を囲うように筒状に作製された筒状部材34fに収納されるように形成してもよい。筒状部材34fは、光が外部に出射するように透明又は半透明の素材で作製したり、金属で作製して光の出射部分に開口部を設けたり、又はこの開口部に透明な部材を配して作製される。筒状部材34fの内周面は星形の断面に形成されている。一方、保持部材34は、光源部材30の正面側以外は、筒状部材34fの内周面に対して反転した形状の星形に形成されている。そのため、図8Bに示すように、筒状部材34fの内部に中心軸に対して所定の角度ごとに位置決めされた状態で挿入することができ、光源部材30の光の出射方向を変更することができる。
なお、筒状部材34fを使用することなく、図8Cに示すように、固定板40に、筒状部材34fと同様の星形の貫通孔41aを設けることによって、筒状部材34fを使用することなく、直接に保持部材34を固定板40に取り付けるようにしてもよい。かかる構成であっても光源部材30の光の出射方向を所定角度ごとに変更することができる。このように光の出射方向を変更できるようにすることで、例えば、光透過表示体60の周囲や隅の部分が暗い場合に、その暗い方向へ光源部材30を向けることで、光透過表示体60を均一に光らせることができる。
上述した実施形態においては、保持部材34は、断面略円形としたが、これに限定するものではなく、多角形や楕円形等の断面を有する保持部材34であってもよい。この場合、固定板40の貫通孔41は断面の形状に適合して作製すれば、同様の効果を得ることができる。
また、上述した実施形態においては、光源部材30としてLEDを使用した例を用いて説明したが、図9Aに示すように、蛍光灯又はLED型の蛍光灯を使用してもよい。その場合には、保持部材34の内側にソケット80を設けて、蛍光灯を挿入して使用するように作製するとよい。保持部材34には、配線等を通すための配線収納部81が保持部材34に沿って設けられている。このように配線収納部81を設け、固定板40の貫通孔41aを図10に示すように、断面に合わせて作成することで、保持部材34の向きを所定の方向(図10においては、1つの貫通孔51aに対して5方向)に向けて配置することができる。なお、こうした円形以外の断面にすることによって、あらかじめ光源部材30が向く方向を特定させる方法はLEDによる光源部材を使用した場合でも使用することができる。
また、上述した実施形態においては、図2に示すように、光源部材30の背面側には、拡散板20が配されているが、拡散板20のみであると夜間等に内照式の表示装置として使用した場合に背面側から光が漏れてしまうことになる。そこで、光源部材30より背面側に、昼間のみ背面側が開放されて日光を入射可能にし、夜間は閉塞するような装置、器具等を別途設けてもよい。例えば、いわゆる遮蔽性の高いシート又はフィルムを光源部材30の背面側に出し入れ可能に配置してもよい。すなわち、夜間に光源部材30を点灯したときのみ、遮蔽性の高いシート又はフィルムが配置されるようにして使用する。
また、例えば、図11に示すように、拡散板20の背面に、複数の板材85を側面方向に複数平行に配置した背面平行板部材86を設けても良い。それぞれの板材85は、図11のC−C断面図に示すように、正面側が低く背面側が高い位置となるように傾斜して配置されている。このような背面平行板部材86を設けることによって、図11の矢印に示すように、斜め上方から入射した光が一端板材85で反射した後に入射される。これにより、日光が直接に拡散板20に入射された場合と比較して、より均一な光を正面側、すなわち、光透過表示体60に出射することができる。また、夜間等で内照式の表示装置として使用した場合には、光が背面側に漏れることを低く抑えることができる。なお、板材85の色は限定するものではないが、白色に形成することが好ましい。より日光の光を内部に取り込み易くすることができるからである。また、板材85は、必ずしも平面でなくてもよく、湾曲面であってもよいし、図11に示すように、正面側及び背面側の一部が屈曲して形成されていてもよい。屈曲して形成することによって、板材の強度を向上させることができる。また、板材85は、水平に限らず、垂直に配置しても構わない。さらに、板材85は、図12に示すように、回転して開閉可能に配置してもよい。昼に背面側からの日光の光を利用する場合には、図12Aに示すように、複数の板材85の間に日光が入射可能なように開いて使用し、夜間は図12Bに示すように、光源部材30の光が背面側から漏れないように閉じて使用することもできる。
また、別の例としては、直線偏光タイプの偏光フィルム又はシートを背面側に互いに90度回転させた状態で2枚重ねて配置可能に設置し、いずれか1枚を出し入れ可能に設けて偏光フィルム又はシートが1枚の状態と、2枚の状態を随時変更可能に設けても良い。すなわち、昼は、偏光フィルム1枚の状態で使用して背面から日光の光を入射可能し、夜間は、2枚重ねた状態にして光源部材30の光が背面側から漏れないようにする。なお、これらの切り替えは、時間により自動的に切り替え可能に設けても良いし、外部に光センサ等を設置して外部の明るさを感知して切り替え可能に設けても良い。
上述した実施の形態で示すように、表示装置、例えば道路標識として利用することができる。
10…筐体、11…上側面、11a…貫通孔、12…右側面、
13…下側面、14…左側面、15…正面側開口、16…背面側開口、
19…外周片、20…拡散板、30…光源部材、33a…光源、
33b…基板、33c…チャンネル部材、34…保持部材、
34a…光源部材取着部、34b…チャンネル部材保持部、
34c…突起部、34d…ネジ孔、34f…筒状部材、35…拡散部、
40…固定板、41…貫通孔、41a…貫通孔、50…固定部材、
51a…貫通孔、60…光透過表示体、70…拡散板保持部材、
71…拡散板取付部、72…背面受部、73…正面側押圧部材、
76…固定板保持部材、76a…溝、76b…ボルト等、
77…光透過表示体保持部材、77a…一面、
78…光透過表示体引張治具、78a…治具基部、78b…挿入孔、
78c…第2挿入孔、78d…光透過表示体固定具、80…ソケット、
81…配線収納部、85…板材、86…背面平行板部材、
95…取付金具、98…収容カバー、100…表示装置

Claims (10)

  1. 筐体と、
    前記筐体の正面側に配置される表示情報を有する光透過表示体と、
    前記筐体の内側であって前記光透過表示体の背面側に配置され、前記光透過表示体の背面に光を照射する光源部材と、
    前記光源部材を保持する長尺の保持部材と、
    前記保持部材が挿入された状態で前記光透過表示体と前記光源部材との距離の位置決めをすることが可能な複数の貫通孔を有する固定板と、
    前記貫通孔に挿入された前記保持部材を固定する固定部材と、
    を備え、
    複数の前記貫通孔は、正面側からの距離が異なるように配置されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記貫通孔は、正面側から背面側に向かって直線に配置されていることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 複数の前記貫通孔の少なくとも2つ以上が一部重なって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 複数の前記貫通孔は、不等間隔で配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記保持部材は、前記光源部材の光を拡散する拡散部を備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記保持部材は、円形以外の断面形状に形成されており、
    前記固定板は、前記保持部材を1又は2以上の所定の決められた角度に配置可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記保持部材は、円形以外の断面形状に形成されており、
    さらに、前記保持部材を1又は2以上の所定の決められた角度に挿入可能な筒状部材を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記筐体の背面側には、拡散板が設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記光源部材は、平行に複数設けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記拡散板の背面側には、複数の板材を複数平行に配置した背面平行板部材が設けられていることを特徴とする請求項8又は9に記載の表示装置。
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