JP2014160183A - 3次元空中表示ディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】判別することが不明瞭になってしまうようなキャラクターを持ったような被観察物でも正確な空中映像が得られる3次元空中表示ディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】3次元空中表示ディスプレイ装置1は、被観察物4が存在する側の空間と観察者側の空間を仕切り且つ対称面を含む半透過性の基盤を有し且つ基盤を介して観察者側の空間に被観察物の実像を結像させる2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6と、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6を支持し且つ被観察物が存在する側の空間を覆う筐体3と、被観察物を照明する光源5と、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6に対する被観察物の位置を定める支持機構8と、を含むとともに、被観察物4は、結像すべき有意実像7を2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6内の対称面に対して面対称に写像した表面形状を有する物体である。
【選択図】図2

Description

本発明は、実鏡映像結像光学系を利用して、空中に被観察物の実像を結像させて見ることができるようにした3次元空中表示ディスプレイ装置に関する。
特許文献1は、実鏡映像結像光学系又は光学素子として、各々が互いに直交する2つの微小な鏡面(反射平面)からなる複数の単位光学素子(各々を2面コーナーリフレクタと称する)の平面的集合体を提案している。特許文献1は、複数の2面コーナーリフレクタを1つの平面上にアレイ状にすなわち碁盤目状に整列配置した2面コーナーリフレクタアレイ光学素子を開示している。2面コーナーリフレクタアレイ光学素子には、2面コーナーリフレクタとして、素子面を貫通する方向に想定される光学的な貫通穴の内壁を鏡面として利用するものや、透明材料からなる基盤の表面から突出した透明な筒状体の内壁を鏡面として利用するものがある。なお、透明な筒状体は光学的な穴を筒状に突出させてその内部を透光材料で充填した角柱等のプリズムであるので、以下、透明な筒状体を単に突出部と称することとする。
2面コーナーリフレクタアレイ光学素子においては、複数の整列された2面コーナーリフレクタ各々の各鏡面が素子面にほぼ垂直に直立配置されているので、該素子面の一方側に配置した被観察物からの光線は、該素子面を通過する際に2面コーナーリフレクタにて2回反射されて、光線が屈曲して素子面を通過して被観察物のない該素子面の他方の主面側の空間に実像として結像する。すなわち、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子は、被観察物が2面コーナーリフレクタアレイ光学素子の素子面(対称面とも称する)に対して対称位置に存在するように、空中に被観察物の実像(実鏡映像)を結像させて見ることができる。
WO2007−116639号公報
ところが、特許文献1に示した方法では、投影される空中映像が、裏表、上下の区別があり、それらが反転側から見ることによって、被観察物としてそれが何かを判別することが不明瞭になってしまう事があり、観察者等に正確な空中像を提供できない。
そこで本発明は、判別することが不明瞭になってしまうようなキャラクターを持ったような被観察物でも正確な空中映像が得られる3次元空中表示ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明の3次元空中表示ディスプレイ装置は、被観察物と、
前記被観察物が存在する側の空間と観察者側の空間を仕切り且つ対称面を含む半透過性の基盤を有し且つ前記基盤を介して前記観察者側の空間に前記被観察物の実像を結像させる2面コーナーリフレクタアレイ光学素子と、
前記2面コーナーリフレクタアレイ光学素子を支持し且つ前記被観察物が存在する側の空間を覆う筐体と、
前記被観察物を照明する光源と、
前記2面コーナーリフレクタアレイ光学素子に対する前記被観察物の位置を定める支持機構と、を含み、
前記被観察物は、結像すべき有意実像を前記2面コーナーリフレクタアレイ光学素子内の対称面に対して面対称に写像した表面形状を有する物体であることを特徴とする。
図1は、本発明の実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置の外観を示す概略斜視図である。 図2は、図1のI−I断面における一部切欠いた部分断面図である。 図3は、実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置を一部分解して内部を示す概略斜視図である。 図4は、本発明の実施例に用いる2面コーナーリフレクタアレイ光学素子の一部を模式的に示す概略部分平面図である。 図5は、図4の2面コーナーリフレクタアレイ光学素子の一部の2面コーナーリフレクタを模式的に示す概略部分切欠斜視図である。 図6は、本発明の実施例にかかる2面コーナーリフレクタアレイ光学素子の1つの角錐台を模式的に示す斜視図である。 図7(a)は図5のA−A断面における断面図であり、図7(b)は図5のB−B断面における断面図である。 図8(a)は、実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置に適用される2面コーナーリフレクタアレイ光学素子の動作原理を説明するための1つの2面コーナーリフレクタの2つの直交鏡面の交線CLをY軸に一致させて直交側面61a,61bが直角で開く範囲内で俯瞰した斜視図であり、図8(b)は、Y軸方向から眺めたXZ平面上の直交鏡面の平面図であり、図8(c)は、X軸方向から眺めたYZ平面上の直交鏡面の平面図である。 図9は、実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置に適用される2面コーナーリフレクタアレイによる結像様式を模式的に示す概略平面図である。 図10は、実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置に適用される2面コーナーリフレクタアレイによる結像様式を模式的に示す概略側面図である。 図11は、実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置の支持機構の一部を分解して示した概略斜視図である。 図12は、実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置を切り欠いて内部を示す概略斜視図である。 図13は、本発明の他の実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置の一部切欠いた部分断面図である。 図14は、図13の他の3次元空中表示ディスプレイ装置を一部分解して内部を示す概略斜視図である。
以下に、本発明の実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置について、図面を用いて説明する。
図1に示すように、3次元空中表示ディスプレイ装置1は、筐体3と、筐体3の内部に配置された透光性材料からなる被観察物4と、被観察物4を照明する発光ダイオード等の光源5と、筐体3の頂面3aに設けられた2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6と、備えている。2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6は半透過性の基盤を有し且つ筐体3の内部に配置された被観察物4の実像7を外部の2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6上に結像させる。
3次元空中表示ディスプレイ装置1は、さらに、光源5と共に被観察物4を定位置に支持する支持機構8と、を備えている。
光源5が被観察物4を照明したとき、光は被観察物4を通して2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6へ進行する。すなわち、この実施例において、光源5は透光性被観察物4を通して2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6へ照明する。
被観察物4が存在する側の空間を覆う筐体3の内部は、光源5の光を吸収するように黒等の暗色の着色が施されている。2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6は、筐体3と共に、被観察物4が存在する内側の空間と観察者(図示せず)の存在する外側の空間を仕切る。
図2に示すように、被観察物4の支持機構8は、被観察物4を嵌め込むための支持板8a、一方の開口部で支持板8aを支持する筒部8bと、筒部8bの他方の開口部を支持すると共にヒートシンクとして機能するベース板8cと、を有する。なお、支持機構8は、後述するが、ベース板8cを支持して筐体3に可動自在に固定するシャフトつきのL字形のステー(図示せず)と、シャフトを筐体3に固定するための留め具(図示せず)をも含む。光源5は筒部8bに囲まれるベース板8cの表面に配置されている。筒部8bは、ベース板8cに支持された光源5と被観察物4との間の光路を画定している。筒部8bの内面も光を吸収するように黒等の暗色の着色が施されていることが好ましい。
図2に示すように、支持機構8により、光源5と被観察物4との間の光路は、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6裏面に対して下方から斜め45度(θ)をなすように、設定されている。よって、筐体3の内部の光源5を点灯させたとき、透光性の被観察物4を通過してきた光のうち、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6に入る光は、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の対称面6S(素子面とも呼ばれる)上の複数の微細な鏡面(後述する)により反射され、外側の空間に被観察物4の実像7を形成する。
観察者は、筐体3の短手側面を正面に向け、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6を奥に見るような位置に筐体3を置き、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6を所定の角度分上方から見ることで、筐体3内に設置された被観察物4が、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6上にあたかも浮いているかのような実像7を見ることができる。実施例では、図2に示すように、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6表面に対して斜め45度上方(θ)から観察者Vが見下ろすことで、実鏡映像7を確認することができる。この角度は、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6を構成する微細な鏡面いわゆる2面コーナーリフレクタの角度に依存する。
以下に、3次元空中表示ディスプレイ装置の要素ごとに詳細に説明する。
[筐体]
図3に示すように、筐体3は不透明の樹脂等の剛性材料によって作られたほぼ長方体の中空の箱である。
筐体3の頂面3aには、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6とサイズを合わせた嵌め込み用の凹部状の光学素子用座部3bが設けられている。2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6は光学素子用座部3bに嵌められ、光学素子用枠体3cによって、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6を筐体3へ固定される。すなわち、光学素子用座部3bに収められた2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6は、光学素子用枠体3cで上から挟み込まれ、光学素子用枠体3c、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6、光学素子用座部3bの順に重ねられた後、光学素子用枠体3cの上から、筐体3に対してネジにて共締めされる。
光学素子用枠体3cは不透明の樹脂等の剛性材料によって構成されてもよい。なお、光学素子用座部3bも筐体3とは別個に不透明の樹脂によって構成されてもよい。
筐体3の両側面3dには、筐体3の内部における光源5の位置調整を行うための側面を貫通するスリット3eが平行にそれぞれ設けられている。光源位置調整用のスリット3eの近傍には、可動距離が視覚的に確認できるようにスリットの長手方向に沿って目盛(図示せず)が設けられている。
筐体3の両側面3dは筐体側面カバー3fで、筐体3の正面3gは筐体正面カバー3hでそれぞれ覆われる。これらカバーは不透明の樹脂等の剛性材料によって板状に作られている。2枚の筐体側面カバー3fはスリット3eから光源5の漏れ光が見えるのを防ぐために、筐体3に対してネジによって取り付けられている。筐体正面カバー3hは筐体3内部に光源5や内部構造を組み立てるための正面開口を塞ぐため、筐体3に対してネジによって取り付けられている。これらカバーの固定はネジに限らず、それに準ずる固定方法であれば方式はどんなものでも良い。
[2面コーナーリフレクタアレイ光学素子]
図4は1つの2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の一部の平面図を示す。2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6は、透明材料からなる基盤60と、その上に一体的に碁盤目状に成型された複数の角錐台の突出部51と、から構成されている。2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の表面には、それぞれが同一な角柱形状の複数の角錐台の突出部51が整列されて設けられている。2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の裏面は平坦面である。
図5は図4の2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の一部(4×4の突出部51)の斜視図を示す。1つの角錐台の突出部51のうち隣接して直交する2つの内壁面61a,61bが2面コーナーリフレクタ61である。 角錐台の突出部51の4つの内側面の内の2つが基盤60の主面に対して垂直面となり、他の2面が基盤60の法線に対して傾斜したテーパー面となっている。
図5に示すように、基盤60の裏側から入射し角錐台の突出部51の内壁面61a,61bへ向かう光線は内壁面61a,61bで2回反射され、角錐台の突出部51の上面から射出される。角錐台の突出部51の各々には2面コーナーリフレクタ61として2つの直交する側面(鏡面61a,61b)が形成され、2面コーナーリフレクタを形成する上面と底面を除く2鏡面以外の側面62a,62bが基盤60の主面の法線から一定の角度(傾斜面)を持っている。図5において側面62aは角錐台の突出部51の奥側で見えていない。
図5に示すように、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6のいずれにおいても、各2面コーナーリフレクタ61の2つの直交側面61a,61bの交線CLは基盤60の主面に直交する。各2面コーナーリフレクタ61は、基盤60の上において直交側面61a,61bがなす内角が全て同じ向きとなるように、規則的な格子点上に整列させて形成されている。すなわち、2面コーナーリフレクタ61のすべては、基盤60の主面に垂直で且つ直交側面61a,61bの内角の向きが一定方向に揃うように、同一ピッチでマトリクス状に整列されて基盤60に一体的に形成されている。例えば、矩形の基盤60に同一の複数の矩形の2面コーナーリフレクタ61が矩形となるように配列されている。2面コーナーリフレクタ61は光学的には必ずしも規則的に整列させる必要はないが、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子を作製する上では規則的に配列させた方が好ましい。
図6は2面コーナーリフレクタアレイ光学素子の1つの角錐台の突出部51を模式的に示す斜視図を示す。
図6に示すように、1つの角錐台の突出部51は基盤60と一体となる底面52とその面積より小なる面積の上面53を有する。角錐台の突出部51は2面コーナーリフレクタの直交側面61a,61bを含む立方体形状部Cと、立方体形状部Cと一体となった2面コーナーリフレクタ以外の側面62a,62bを平面として含むテーパー部Tと、からなる。角錐台突出部51は、その4つある側面61a,61b,62a,62bのうちの直交する2面61a,61bが基盤60と垂直な平面(2面コーナーリフレクタ61)として形成され、且つ、当該2面以外の側面62a,62bが、角錐台突出部51の基盤60の側の平面(底面)から基盤側とは反対側の平面(上面)の方が小さくなるような傾斜をつけた平面として形成された構造を有する。樹脂成型法又は熱プレス成型によれば、薄い平板状の基盤60の上に、平面視でほぼ角錐台(例えば正方形底面)の突出部51(一辺が例えば50〜200μm)の多数を離型性よく形成できる。基盤60の法線から傾斜する側面62a,62bの傾斜角度が5度以上25度以下であることが好ましい。この傾斜角度は5度以上であれば、樹脂成型法のいわゆる「抜きテーパー」として働くため、金型からの2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の成形品の取り外しを容易にすることができる。スタンパからの2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の取り外しを考えると、この傾斜角度は大きい方が良いが、大き過ぎると2面コーナーリフレクタ61で反射した光の出射面である角錐台突出部51の上面の面積が小さくなることにより被観察物の実像(実鏡映像)が暗くなってしまう。また、上記上面面積を確保した場合には角錐台突出部51の底面の面積が大きくなり単位面積当りの2面コーナーリフレクタ61の数が減少してしまうため、やはり被観察物の実像(実鏡映像)が暗くなってしまう。これら相反する現象に対して様々な傾斜角度のスタンパを用いて成型実験を行った結果、上記傾斜角度は5度以上25度以下にすることが好適である。角錐台突出部51において、2面コーナーリフレクタ61を形成する2面以外の側面(上面と底面除く)は2面存在することになり、その両面に上記傾斜を付けることになるが、それら両面の傾斜角度は等しくても良いし、等しくなくても良い。
図7に図5のA−A断面及びB−B断面における拡大部分断面図を示す。
図7に記載した角錐台の突出部51の寸法H、L、D及び角度φの値は、例えば、高さH=170μm、正方形上面一辺L=150μm、間隔D=10μm、テーパー角度φ=108°である。角錐台の突出部51は樹脂成型時の抜きテーパーを考慮した傾斜面(基盤に垂直な面からの角度18度)を持つが、これら寸法は代表値であり、本発明の突出部51は角錐台に限定されるものではない。
なお、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子の作製方法としては、金型を用いたアクリル等の樹脂の射出成型法及び熱プレス成型法がある。スタンパ等の金型はナノ加工により金属製マスター板に複数の角錐台や直方体、立方体等の突出部に対応した形状を作製してから電鋳反転工法により作製できる。他の2面コーナーリフレクタアレイ光学素子の作製方法として、例えば、直接X線リソグラフィ法等を用いることにより、透明樹脂基盤に直接、4面垂直側壁を持った突出部の複数を作製することができる。
また、2面コーナーリフレクタ61として、透明基盤の表面から突出した透明突出部の内壁を鏡面として利用するものの他に、基盤を貫通する立方体形状の貫通穴50の内壁を利用することができる。
2面コーナーリフレクタアレイ光学素子の動作原理をXYZ直交座標を用いて説明する。
図8(a)は1つの2面コーナーリフレクタ61を、その2つの直交側面61a,61bの交線CLを座標のY軸に一致させて直交側面61a,61bが直角で開く角度範囲内(XY平面から45°から135°)で俯瞰した斜視図である。図8(b)は、Y軸方向から眺めたXZ平面上の直交側面61a,61bの平面図である。図8(c)は、X軸方向から眺めたYZ平面上の直交側面61a,61bの平面図である。
図8(a)示すように、直交側面61bの鏡面へ光線を下方から或角度で入射させると、直交側面61bは点Aにて光線を正反射し、反射光線を直交側面61aの鏡面へ他の角度で入射させる。直交側面61aは点Bにて光線を正反射し上方へ射出する。
図8(b)示すように、入射光線は直交側面61a,61b(点A,点B)で2回反射され、Y軸方向から眺めれば、射出光線は入射光線と平行になって同一方向へ戻されるように見える。すなわち、XZ平面上の2面コーナーリフレクタ61への入射光線であれば、XZ平面のY軸から開く直交側面61a,61bの角度範囲内(90度未満)で反転した光線として同一方向へ戻るすなわち、XY平面にて再帰反射することになる。
図8(c)示すように、入射光線は直交側面61a,61b(点A,点B)で2回反射されるが、X軸方向から眺めれば、射出光線はXY平面にて正反射して上方へ射出するように見える。すなわち、XY平面(交線CL,Y軸)上の2面コーナーリフレクタ61への入射光線であれば、直交側面61a,61bによる再帰性反射は現れない。
このように、2面コーナーリフレクタ61が数十〜数百μmオーダーの大きさであれば、XY平面で入射光線と射出光線とは再帰反射と正反射が達成されるので、入射光線と射出光線はXZ平面(対称面,素子面6S)に関して略面対称関係となる。
従って、複数の2面コーナーリフレクタ61を素子面6Sにアレイ化した2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の一方主面から入射した発光体の発散光は他方主面かから射出し、当該素子面6Sに対する発光体の面対称位置に収束する。2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の素子面6Sは2面コーナーリフレクタ61を構成するそれぞれ2つの鏡面61a,61bに対してほぼ垂直な仮想的な平面である。
図9に2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6を部分的に示す平面的な模式図で、図10に2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の模式的な側面図でそれぞれ示す。なお、2面コーナーリフレクタ61は2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の全体の大きさ(数十cmオーダー)と比べて非常に微小(数十〜数百μmオーダー)であるので、図9及び図10では2面コーナーリフレクタ61の内角の向きをV字形状で概念的に表してある。図9及び図10に示すように、点光源oから発せられる光(1点鎖線矢印で示す。図9において3次元的には紙面奥側から紙面手前側へ進行する)は、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6を通過する際に、2面コーナーリフレクタ61を構成する一方の鏡面61a(又は61b)で反射して更に他方の鏡面61b(又は61a)で反射した後に素子面(図10の6S)を通過し、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の素子面6Sに対して点光源oの面対称位置を広がりながら通過する。図9では入射光と反射光とが平行をなすように表されているが、これは図9では点光源oに対して2面コーナーリフレクタ61を誇張して大きく記載しているためであり、実際には各2面コーナーリフレクタ61は極めて微小なものであるため、図9のように2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6を上方から見た場合には、入射光と反射光とは殆ど重なってみえる。すなわち、結局は点光源oの素子面6Sに対する面対称位置に透過光が集まり、図10においてpの面対称位置に実鏡映像として結像することになる。
[被観察物]
図2に示す被観察物4は、結像すべき有意実像7を2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6内の対称面6Sに対して面対称に写像した表面形状7aを有する透光性物体である。結像すべき有意実像は、例えばキャラクター等の意味を持った物体であって、単純な幾何学形態ではなく、裏表、上下の区別があり、それらが反転して見えることによって何かを判別することが不明瞭になってしまう場合があるような物体の像である。例えば、縁日にて露店で販売されるかもしれないプラスチックフィルム製仮面のような彩色してある半透明か透明材の被観察物4は光源側に表示させたい凸面を向け(つまり外側から見ると被観察物4の内側が見える状態)、表示させたい有意実像とは上下方向が逆向きになるよう設置し、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6に対して所定の角度で保持する。実施例の場合は2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6に対して45度を保持している。このように結像すべき有意実像7の表裏を逆に、上下方向も逆向きで設置することで、筐体3の正面から空中の実鏡映像を見た時、あたかも実物が空中に浮かんでいるかのように見ることができる。
図11は、実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置の支持機構の一部を分解して被観察物4と光源5の関係を示した概略斜視図である。
実施例の場合、図2及び図11に示すように、有意実像の凹凸を反転させた表面形状7aを有する被観察物4を、凹面を2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6側に向け、さらに上下方向を逆にした状態で支持板8aに固定し、一方の筒部8bの開口部8b1に取り付ける。一方、支持板8aを取り付けていない方の筒部8bの開口部8b2に光源5が設置される。このような構成によって、筒部8bの内部の光路で拡散した光が半透明又は透明材で作られた被観察物4内を通り、通り抜けた光が2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6に到達し、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6に到達した光によって実鏡映像7が空中に表示される。実施例の場合、筒部8bの内部の光源5と被観察物4の間に拡散板5a等の光学系を設置することで、光源5からの光の配光を調整した上で被観察物4に照射しているが、必ずしも設けなくとも良い。さらに、筒部8bの内部の光源5から被観察物4の間の光路において凹レンズ又は凸レンズ等を設置して、被観察物4への光の照射範囲を変化させても良い。
このように、実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置において、被観察物4を照明する光源5と、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6に対する被観察物の位置を定める支持機構8と、を含み、被観察物4は、結像すべき有意実像7を2面コーナーリフレクタアレイ光学素子内の対称面6Sに対して面対称に写像した表面形状を有する物体であるため、単純な幾何学形態ではなく、裏表、上下の区別があり、それらが反転側(逆方面)から見ることによって、それが何かを判別することが不明瞭になってしまうようなキャラクターを持ったような被観察物を表示する場合、キャラクターを損なうことなく、空中に実鏡映像を表示することができる。
被観察物4が透光性材料又は不透明材の素材で形成されても、それぞれの素材に合った位置関係で光を照射することによって、キャラクターを損なうことなく空中に実鏡映像を表示することができる。
よって、3次元空中表示ディスプレイ装置によれば、車両用信号灯、遊技機器、広告の看板、自動販売機等の一部の表示要素として、使用者等に正確な空中像を提供できる。
[光源]
図2及び図11に示すように、ヒートシンクとして機能するベース板8cは、被観察物4を取り付けた支持板8aを取り付けた筒部8bの、支持板8aが取りついていない方の開口部8b2を塞ぐような形で固着されている。
光源5は筒部8bの開口部8b2の中心に位置するようにベース板8c上に設置されることが望ましい。光源5は、筒部8bの内部に収まり、拡散光で被観察物4を照射可能なものであれば発光ダイオードLEDに限らない。また、拡散板5a等で光を筒部8bの内部の広範囲にムラなく照射することができれば、必ずしも光源5が筒部8bの開口部の中心にある必要はない。ベース板8cが開口部8b2を塞ぐような形で設置することによって、筒部8bの内部から乱反射した光が漏れてくるのを防いでいる。
光源5は、基板5bに半田等によって予め固定されている。
光源5を乗せた基板5bの反対の裏面が、熱伝導シート5cを挟んでベース板8c上に貼着されている。
ヒートシンクとして機能するベース板8cは、その光源5を乗せた平面の反対の裏面に複数のフィン5dを備えた金属板である。フィン5dと熱伝導シート5cにより、光源5が設置された基板5bの熱を放熱する。
[支持機構]
図12は、実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置を切り欠いて内部を示す概略斜視図である。
図12及び図11に示すように、支持機構8は、前述した被観察物4を嵌め込むための支持板8a、筒部8b、及びヒートシンクとして機能するベース板8c、並びに、筐体に設けられたスリット3e上を可動自在とするためのシャフト8dと回転防止用凸部8eとが設けられたステー8fと、ステー8fのシャフト8dを固定するための留め具8gから構成される。
ステー8fは金属製のL字型形状を有しており、左右1個ずつ、一対がヒートシンクとして機能するベース板8cのベース面に対してネジ止めされ、ベース面に沿って眺めたとき全体がコ字形状になるように組み立てられている。そして、一対のステー8fは、それらの一対のシャフト8dが同軸となるようにベース板8cの両脇にネジ留めされている。なお、ステー8fのベース部は金属板を曲げ加工することによってL字形に作製されてもよい。
図11及び図12に示すように、ステー8fのL字型を構成する2面のうち、一方の面には、筐体3に開けられたスリット3eの幅とほぼ同じ径の凸部(シャフト8d)と回転防止の凸部8eとが設けられており、2つの凸部がスリット3e内を滑ることでベース板8cと共に光源5の位置変更が可能になっている。
ステー8fの凸部8eが設けられていないL字脚のもう一方の面にはネジ穴(図示せず)が設けられており、ネジ(図示せず)によってベース板8cに固定されている。
シャフト8dにはボルトのようにネジが切られており、同軸となっている一対のシャフト8dが凸部8eと共に筐体3の両側面を貫通する平行なスリット3eに挿入されて、筐体3の両側面を挟んで互いに反対側より、ナットのようなネジが切られた留め具8gによって締められ、ベース板8cが筐体3に固定される。こうすることによって筐体3内で、光源5の位置変更と固定が可能になっている。回転防止用凸部8eはスリット3e内での光源5の角度を一定に保つ機能を有する。なお、実施例では、ステー8fはシャフト8dと留め具8g及び回転防止用凸部8eによって同じ角度に固定されるが、固定方法はこれに限らない。
[その他の実施例]
上記の実施例においては、透光性材料の被観察物に対して2面コーナーリフレクタアレイ光学素子の反対から照明する内照式の場合を説明したが、他の実施例として、3次元空中表示ディスプレイ装置において、被観察物が不透光性材料からなり、光源が2面コーナーリフレクタアレイ光学素子側から被観察物へ照明する外照式とすることができる。
図13は、本発明の他の実施例の3次元空中表示ディスプレイ装置の一部切欠いた部分断面図である。図14は、図13の3次元空中表示ディスプレイ装置を一部分解して内部を示す概略斜視図である。この実施例は、図1、図2及び図11に示す先の実施例の構成要素のうち、光源5を乗せたベース板8cに代え無光源ベース板80を採用し、光源を2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の周縁の筐体3内部の頂面裏に冷陰極管蛍光ランプCCFLを設けた以外、同一の構成を有することができる。
不透明材で作られている被観察物を使用する場合は、結像すべき有意実像を2面コーナーリフレクタアレイ光学素子内の対称面に対して面対称に写像した表面形状7aを有する物体40を作製する。そして当該第2の被観察物40に必要ならば彩色しておくことができる。なお、彩色されるのであれば第2の被観察物40の基材は透光性を問わない。
図13に示すように、無光源ベース板80に第2の被観察物40を、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6に対して所定の角度で筐体3内部にて固定する。固定の方法は、先の実施例と同様でも良く、第2の被観察物40の形状によって適宜最適な方法を採用することができる。なお、取付け部までもが実鏡映像として表示されないように、筐体3内部の要素は光を吸収するように黒等の暗色のマット仕上げ等が施される。
光源は冷陰極管蛍光ランプCCFLに限定されず、LEDでもよいが、筐体3内に被観察物4を照らし出せるような第2の被観察物40と2面コーナーリフレクタアレイ光学素子6の間を除く2面コーナーリフレクタアレイ光学素子側から第2の被観察物40へ照明できる位置関係で設置する。また、光源は2面コーナーリフレクタアレイ光学素子から外部へ光が漏れない位置に設置する。例えば、図示しないが、第2の被観察物と光源との位置関係は、例えば第2の被観察物の左右斜め下より、ライトアップするように第2の被観察物を照射し、2面コーナーリフレクタアレイ光学素子へ光を届ける仕組みが挙げられる。この実施例でも、冷陰極管蛍光ランプCCFLを点灯すれば、上記の例と同様に第2の被観察物40の実鏡映像が空中に結像され表示される。
1 3次元空中表示ディスプレイ装置
3 筐体
3a 頂面
3b 光学素子用座部
3c 光学素子用枠体
3d 側面
3e スリット
3f 筐体側面カバー
3g 正面
3h 筐体正面カバー
4 被観察物
5 光源
5a 拡散板
5b 基板
5c 熱伝導シート
6 2面コーナーリフレクタアレイ光学素子
6S 素子面
7 実像
8 支持機構
8a 支持板
8b 筒部
8c ベース板
8d 軸
8e 凸部
8f ステー
8g 留め具
40 第2の被観察物
51 角錐台
52 底面
53 上面
60 基盤
61 2面コーナーリフレクタ
61a,61b 直交側面(鏡面)
62a,62b 2面コーナーリフレクタ以外の側面(テーパー面)
80 無光源ベース板
CL 鏡面の交線
C 立方体形状部
T テーパー部
CCFL 冷陰極管蛍光ランプ

Claims (4)

  1. 被観察物と、
    前記被観察物が存在する側の空間と観察者側の空間を仕切り且つ対称面を含む半透過性の基盤を有し且つ前記基盤を介して前記観察者側の空間に前記被観察物の実像を結像させる2面コーナーリフレクタアレイ光学素子と、
    前記2面コーナーリフレクタアレイ光学素子を支持し且つ前記被観察物が存在する側の空間を覆う筐体と、
    前記被観察物を照明する光源と、
    前記2面コーナーリフレクタアレイ光学素子に対する前記被観察物の位置を定める支持機構と、を含み、
    前記被観察物は、結像すべき有意実像を前記2面コーナーリフレクタアレイ光学素子内の対称面に対して面対称に写像した表面形状を有する物体であることを特徴とする3次元空中表示ディスプレイ装置。
  2. 前記被観察物が透光性材料からなり、
    前記光源が前記被観察物を通して前記2面コーナーリフレクタアレイ光学素子へ照明することを特徴とする請求項1に記載の3次元空中表示ディスプレイ装置。
  3. 前記光源が前記被観察物とともに前記支持機構に支持され、前記光源と前記被観察物の間の光路を画定する筒部を有することを特徴とする請求項2に記載の3次元空中表示ディスプレイ装置。
  4. 前記被観察物が不透光性材料からなり、
    前記光源が前記2面コーナーリフレクタアレイ光学素子側から前記被観察物へ照明することを特徴とする請求項1に記載の3次元空中表示ディスプレイ装置。
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