JP2017101848A - 熱交換器及び給湯器 - Google Patents
熱交換器及び給湯器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017101848A JP2017101848A JP2015233733A JP2015233733A JP2017101848A JP 2017101848 A JP2017101848 A JP 2017101848A JP 2015233733 A JP2015233733 A JP 2015233733A JP 2015233733 A JP2015233733 A JP 2015233733A JP 2017101848 A JP2017101848 A JP 2017101848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- clip
- bent tube
- attachment member
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
【解決手段】バイメタルスイッチを取り付ける取り付け部材37のクリップ部38において、曲管部36を把持しない状態での内径が、曲管部36における軸心と直交する横断面の外径D2よりも小さくなるように形成される一方、固定板部39が、クリップ部38との間で形成される角度が鋭角となるようにクリップ部38に対して連結されて、クリップ部38で曲管部36を把持させた状態で、固定板部39が曲管部36の外周面に当接するようにしている。
【選択図】図6
Description
一方、給湯器には、管体内に水が存在しない状態での燃焼、いわゆる空焚きが生じた場合に給湯器の作動を停止するため、感熱部材、例えばバイメタルスイッチを設けて、所定温度でバイメタルスイッチが作動すると、バーナへのガス供給を遮断する等の安全機能が具備されている。このバイメタルスイッチは、熱応答性を高く保ち、空焚きが生じた場合に即座に作動できるように、空焚き時に温度が即座に上昇する接続管上に、取り付け部材を介して固定されている。
しかし、銅材はステンレス等の金属材料と比べてバネ性が低いため、クリップ部によって曲管部を十分な力で挟持させることが難しく、炉中ロウ付けの最中に取り付け部材が曲管部から外れてしまうおそれがある。特に、曲管部は横断面が真円とならず、曲管部の半径方向に潰れた楕円形状で製造される場合があるため、クリップ部が曲管部に対して点当たりとなり、がたつきが生じやすくなっている。
取り付け部材は、先端が分離した略C字状に形成されて曲管部を把持するクリップ部と、クリップ部の基端に連結されて感熱部材が固定される固定板部とからなり、クリップ部は、曲管部を把持しない状態での内径が、曲管部における軸心と直交する横断面の外径よりも小さくなるように形成される一方、
固定板部は、クリップ部との間で形成される角度が鋭角となるようにクリップ部に対して連結されて、クリップ部で曲管部を把持させた状態で、固定板部は曲管部の外周面に当接することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、曲管部は、その横断面において、軸心が形成する半円の半径方向での幅寸法よりも、半径方向と直交する方向での厚み寸法の方が大きくなる扁平形状であることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、給湯器であって、請求項1又は2に記載の熱交換器を備えてなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、上記効果に加えて、曲管部の扁平形状により、クリップ部を曲管部回りで回転させて先端間を押し広げるようにすれば、よい強い弾性を得ることができ、一層の安定支持が可能となる。
図1は、給湯器における燃焼装置部分を示す断面図で、給湯器1は、図示しない筐体内に、下方から、バーナユニット3、熱交換器4、排気缶5の順に設置した燃焼装置2を収容している。燃焼装置2は、バーナユニット3の下ケーシング6の上部に、熱交換器4の中ケーシング7を組み付け、中ケーシング7の上部に、排気缶5の上ケーシング8を組み付けることで、内部が連通する単一の缶体を形成している。
一方、風呂側熱交換器14の伝熱管16Bの流入口22には、浴槽からの戻り管23が接続され、伝熱管16Bの流出口24には、浴槽への往き管25が接続されている。
また、下ケーシング6の下部には、給気室31が形成されて、その下端に図示しない給気ファンが接続されている。第1バーナ群9及び第2バーナ群10と給気室31との間を仕切る区画板32には、複数の透孔34,34・・を穿設した分布板33が取り付けられて、給気ファンから送られる空気を、透孔34を介して第1、第2燃焼室29,30に供給可能としている。
次に、固定板部39は、矩形の板状で、クリップ部38との間で形成される角度(図5(E)の角度α)が鋭角となるように基端42に連結されている。固定板部39の一つの対角線上の角部付近には、バイメタルスイッチ35の取付孔43,43が形成されている。
こうして取り付け部材37をロウ付け固定した後、固定板部39にバイメタルスイッチ35が、取付孔43,43を用いてネジ止めされる。
特にここでは、曲管部36は、横断面において、軸心が形成する半円Cの半径方向での幅寸法(外径D1)よりも、半径方向と直交する方向での厚み寸法(外径D2)の方が大きくなる扁平形状であるので、クリップ部38を曲管部36回りで回転させて把持爪40,40間を押し広げるようにすれば、よい強い弾性を得ることができ、一層の安定支持が可能となる。
その他、燃焼装置におけるバーナ群のバーナの数や仕切部材の形態、缶体の構造等も適宜設計変更可能で、風呂側熱交換器が風呂の追い焚き用に限らず、床暖房の暖房回路等に組み込まれるものや、熱交換器が1つのみのもの、潜熱回収用の二次熱交換器が設けられるものであっても本発明は適用可能である。
Claims (3)
- ケーシング内に配置される複数の伝熱管と、半円状の曲管部を有して前記ケーシング外で前記伝熱管の端部同士を接続する接続管と、前記曲管部に取り付け部材を介して取り付けられる感熱部材と、を含んでなる熱交換器であって、
前記取り付け部材は、先端が分離した略C字状に形成されて前記曲管部を把持するクリップ部と、前記クリップ部の基端に連結されて前記感熱部材が固定される固定板部とからなり、前記クリップ部は、前記曲管部を把持しない状態での内径が、前記曲管部における軸心と直交する横断面の外径よりも小さくなるように形成される一方、
前記固定板部は、前記クリップ部との間で形成される角度が鋭角となるように前記クリップ部に対して連結されて、前記クリップ部で前記曲管部を把持させた状態で、前記固定板部は前記曲管部の外周面に当接することを特徴とする熱交換器。 - 前記曲管部は、前記横断面において、前記軸心が形成する半円の半径方向での幅寸法よりも、前記半径方向と直交する方向での厚み寸法の方が大きくなる扁平形状であることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
- 請求項1又は2に記載の熱交換器を備えてなる給湯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015233733A JP6634274B2 (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 熱交換器及び給湯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015233733A JP6634274B2 (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 熱交換器及び給湯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017101848A true JP2017101848A (ja) | 2017-06-08 |
JP6634274B2 JP6634274B2 (ja) | 2020-01-22 |
Family
ID=59016654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015233733A Active JP6634274B2 (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 熱交換器及び給湯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6634274B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020197358A (ja) * | 2019-06-04 | 2020-12-10 | リンナイ株式会社 | 熱交換器 |
JP2021055889A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 株式会社パロマ | 給湯器 |
-
2015
- 2015-11-30 JP JP2015233733A patent/JP6634274B2/ja active Active
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020197358A (ja) * | 2019-06-04 | 2020-12-10 | リンナイ株式会社 | 熱交換器 |
JP7245722B2 (ja) | 2019-06-04 | 2023-03-24 | リンナイ株式会社 | 熱交換器 |
JP2021055889A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 株式会社パロマ | 給湯器 |
JP7289453B2 (ja) | 2019-09-30 | 2023-06-12 | 株式会社パロマ | 給湯器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6634274B2 (ja) | 2020-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6763951B2 (ja) | コンデンシング方式の燃焼機器 | |
WO2009078577A1 (en) | Boiler for improving heat exchanging property | |
JP7215156B2 (ja) | 熱交換器及び温水装置 | |
JP6657932B2 (ja) | 熱交換器および温水装置 | |
JP2017101848A (ja) | 熱交換器及び給湯器 | |
JP6249750B2 (ja) | 熱交換器 | |
US11306943B2 (en) | Tube assembly for tubular heat exchanger, and tubular heat exchanger comprising same | |
JP6327839B2 (ja) | 燃焼装置 | |
JP6848418B2 (ja) | 熱交換器および温水装置 | |
JP2015224804A (ja) | 熱交換器 | |
US20100307727A1 (en) | Heat exchanger and manufacturing method of heat exchanging pipe composing it | |
JP7105468B2 (ja) | 熱交換器及び給湯器 | |
JP7161930B2 (ja) | 伝熱フィン | |
JP2017096525A (ja) | 燃焼装置及び給湯器 | |
JP6014641B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP7301344B2 (ja) | 熱交換器及び給湯器 | |
JP4205924B2 (ja) | 給湯器用装置 | |
JP2007064551A (ja) | 燃焼装置 | |
JP2006153375A (ja) | 熱交換装置および燃焼装置 | |
JP7298877B2 (ja) | 給湯器 | |
JP5378300B2 (ja) | 強制給排気式暖房機 | |
JP6151146B2 (ja) | 給湯器における熱交換器、及び給湯器 | |
JP7077078B2 (ja) | 給湯装置及び潜熱熱交換器 | |
JP2017096524A (ja) | 熱交換器及び給湯器 | |
KR200237735Y1 (ko) | 응축 가스 보일러의 일체형 열교환기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181030 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191001 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6634274 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |