JP2017101847A - 天井埋込型室内ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】天井埋込型室内ユニットにおいて、効果的に除菌できるとともに、除菌機能を発生させる装置をコンパクトに配置できるようにする。
【解決手段】箱型の筐体15の内部に、送風機18と、送風機18を囲む室内熱交換器17と、室内熱交換器17を下方から覆うドレンパン19とを備え、ドレンパン19の中央のドレンパン側吸込み口25から吸い込んだ空気を室内熱交換器17で熱交換し、室内熱交換器17の下流の送風路44を通して吹き出す天井埋込型室内ユニットにおいて、帯電微粒子水を含むミストを生成する静電霧化装置60がドレンパン19の下方に設けられ、静電霧化装置60の空気の吸込み口64は、室内熱交換器17で囲まれた空間であるとともに送風機18が収納される送風機室43に開口し、静電霧化装置60の空気の吹き出し口63aは、送風路44に開口する。
【選択図】図5

Description

本発明は、天井埋込型室内ユニットに関する。
従来、天井埋込型室内ユニットにおいて、除菌機能を発生させる装置の電解ユニットを筐体の外側面に設け、空気と接触して除菌するエレメントを、室内熱交換器の下流の流路に設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−232549号公報
ところで、上記従来のように除菌機能を発生させる装置を備えた天井埋込型室内ユニットでは、効果的に除菌できるとともに、除菌機能を発生させる装置をコンパクトに配置できるようにすることが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、天井埋込型室内ユニットにおいて、効果的に除菌できるとともに、除菌機能を発生させる装置をコンパクトに配置できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、箱型の筐体の内部に、送風機と、当該送風機を囲む室内熱交換器と、当該室内熱交換器を下方から覆うドレンパンとを備え、前記ドレンパンの中央の吸込み通路から吸い込んだ空気を前記室内熱交換器で熱交換し、前記室内熱交換器の下流の送風路を通して吹き出す天井埋込型室内ユニットにおいて、帯電微粒子水を含むミストを生成する静電霧化装置が前記ドレンパンの下方に設けられ、前記静電霧化装置の空気の吸込み口は、前記室内熱交換器で囲まれた空間であるとともに前記送風機が収納される送風機室に開口し、前記静電霧化装置の空気の吹き出し口は、前記送風路に開口することを特徴とする。
また、本発明は、前記静電霧化装置は、前記ドレンパンを下方から覆う化粧パネルと前記ドレンパンとの間に配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記送風機に吸い込まれる空気を整流するベルマウスが前記吸込み通路に設けられ、当該ベルマウスは、前記送風機に吸い込まれる空気が通る中央吸込み口の外側に開口を備え、前記静電霧化装置の前記吸込み口は、前記開口に接続されていることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記ベルマウスは、前記ドレンパンの上面に沿うように枠状に形成されて略水平に延びる水平部と、当該水平部の内周部から曲面状に上方に立ち上がる前記中央吸込み口とを備え、前記開口は、前記水平部に設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記静電霧化装置は、前記ミストを生成する放電部及び前記吸込み口を備えた本体部と、前記吹き出し口を備えた吹き出し部とを備え、前記ドレンパンは、前記室内熱交換器の下部を収容するとともに前記室内熱交換器のドレン水が流れる凹状のドレン水通路を備え、前記静電霧化装置の前記本体部は、前記ドレン水通路よりも前記天井埋込型室内ユニットの中央側に設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記静電霧化装置の前記吹き出し部は、前記本体部から外側へ延出され、前記ドレン水通路の下方を通って前記吹き出し口が前記送風路に開口することを特徴とする。
また、本発明は、前記ドレン水通路は、当該ドレン水通路の位置が最も高くなる最高地点と、当該ドレン水通路の位置が最も低くなる最低地点とを備え、前記最低地点にはドレン水を排出するドレンポンプが設けられ、前記ドレン水通路は、前記最高地点から前記最低地点まで下る第1の通路と、当該第1の通路よりも緩い傾斜且つ当該第1の通路よりも長い経路で前記最高地点から前記最低地点まで下る第2の通路とを備え、前記吹き出し部は、前記第2の通路の下方を通って前記送風路に開口することを特徴とする。
本発明の天井埋込型室内ユニットによれば、帯電微粒子水を含むミストを生成する静電霧化装置がドレンパンの下方に設けられ、静電霧化装置の空気の吸込み口は、室内熱交換器で囲まれた空間であるとともに送風機が収納される送風機室に開口し、静電霧化装置の空気の吹き出し口は、送風路に開口する。これにより、静電霧化装置をドレンパンの下方の空間を利用してコンパクトに設けることができるとともに、送風機室の空気を送風機の送風力によって静電霧化装置の吸込み口に効率良く吸い込ませることができ、この吸い込まれた空気に帯電微粒子水を含むミストを混合し、静電霧化装置の吹き出し口から送風路にミストを含む空気を放出でき、送風路から送風される空気に乗せてミストを室内へ効果的に行き渡らせることができる。このため、静電霧化装置をコンパクトに配置できるとともに、静電霧化装置によって空気を効果的に除菌できる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの内部構造を示す断面図である。 天井埋込型室内ユニットの斜視図である。 化粧パネルを取り外した状態で天井埋込型室内ユニットを下方側から見た平面図である。 図3のIV−IV断面図である。 図3のV−V断面図である。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の天井埋込型室内ユニット10の内部構造を示す断面図である。図2は、天井埋込型室内ユニット10の斜視図である。
なお、以下の説明において、上下、内外とは、天井に設置された天井埋込型室内ユニット10を基準として説明している。また、空調後の空気が吹き出される空間を被調和室としている。
天井埋込型室内ユニット10は、建屋の天井11と天井11の下方に設置された天井板12との間の天井空間13に設置される。天井埋込型室内ユニット10は、室内ユニット本体14と、室内ユニット本体14の下側開口を覆う化粧パネル30とを備えている。
室内ユニット本体14は、下面の略全面が開口した略箱型の筐体15を備える。室内ユニット本体14は、筐体15の内部に、発泡スチロール製の断熱部材16と、室内熱交換器17と、送風機18と、室内熱交換器17のドレン水を受けるドレンパン19と、送風機18に吸い込まれる空気を整流するベルマウス20とを備える。
筐体15の外側面の角部には、吊り用金具21が取り付けられている。室内ユニット本体14は、天井11から垂れ下がる吊りボルト22に吊り用金具21が連結されることで、天井11から吊り下げられた状態で設置される。
化粧パネル30は、室内ユニット本体14の下面の開口を覆うように平面視で略四角形の板状に形成されている。
化粧パネル30の中央部分には、ベルマウス20に連通するパネル側吸い込み口31が形成されている。化粧パネル30には、パネル側吸い込み口31を覆う吸い込みグリル32が着脱可能に取り付けられている。吸い込みグリル32の室内ユニット本体14側には、空気中の塵などを除去するためのフィルタ33が設けられている。
化粧パネル30のパネル側吸い込み口31の外側であって化粧パネル30の外周部の各辺に沿った位置には、空調後の空気を被調和室に送るパネル側吹出口34がそれぞれ形成されている。すなわち、パネル側吹出口34は、平面視で略四角形の化粧パネル30の各辺に沿うように設けられており、パネル側吹出口34から4方向に空気が吹き出される。
パネル側吹出口34には、吹出方向を調整可能なフラップ35(図2)がそれぞれ設けられている。
図3は、化粧パネル30を取り外した状態で天井埋込型室内ユニット10を下方側から見た平面図である。図4は、図3のIV−IV断面図である。
断熱部材16は、筐体15の側板15a及び天板15bの内面に設けられており、筐体15における結露の発生を防止する。
送風機18は、ファンモータ23と、遠心ファン24とを備えて構成される。ファンモータ23は、下方に延びる回転軸23aを備え、遠心ファン24は、回転軸23aに固定される。ファンモータ23は、平面視において天井埋込型室内ユニット10の略中央に配置され、筐体15の天板15bに固定されている。
遠心ファン24は、回転軸23aに固定される円板状の主板24aと、主板24aの下方で主板24aと略同軸に配置される環状のシュラウド24bと、シュラウド24bと主板24aとを連結する複数の翼24cとを備える。翼24cは、主板24aの周方向に互いに間隔をあけて複数配置される。
室内熱交換器17は、送風機18の略全体を側方から囲うように、板状の熱交換器を平面視で略四角形状に折り曲げるようにして形成されている。
室内熱交換器17は、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能する。室内熱交換器17は、室内ユニット本体14の内部に吸い込まれる室内の空気と冷媒との熱交換を行って、冷房運転時には空調室内の空気を冷却し、暖房運転時には室内の空気を加熱することができるように構成されている。
ドレンパン19は、室内熱交換器17で発生するドレン水を受けることができるように、室内熱交換器17の下方に配置される。ドレンパン19は発泡スチロール製である。
ドレンパン19は、筐体15の下面の開口の略全体を塞ぐように略矩形の板状に形成されている。ドレンパン19は、平面視において中央部に、送風機18に吸い込まれる空気が通るドレンパン側吸込み口25(吸込み通路)を備える。また、ドレンパン19は、ドレンパン側吸込み口25の外側で、各パネル側吹出口34に重なる位置に、被調和室へ吹き出される空気が通るドレンパン側吹出口26を備える。ドレンパン側吹出口26は、筐体15の側板15aに沿って延びる長方形状に形成されている。
さらに、ドレンパン19は、室内熱交換器17の下端部が収容される凹状の熱交換器収容部27を備える。熱交換器収容部27は、ドレンパン側吹出口26とドレンパン側吸込み口25との間に形成されており、ドレンパン19の外周部に沿って一周する水路状に形成されている。
熱交換器収容部27は、室内熱交換器17の内周部の下面に当接する受け面部27aと、受け面部27aの外側で受け面部27aよりも一段低く形成されたドレン水通路27bとを備える。ドレン水通路27bは、室内熱交換器17の外周部の下面の下方に位置する。
天井埋込型室内ユニット10は、ドレン水通路27b上に、ドレン水を排出するドレンポンプ28を備える。
ドレン水通路27bは、平面視では、室内熱交換器17の下面に沿う四角形状に形成されている。ドレン水通路27bは、その4つの角部の内の1か所に、ドレン水通路27bの位置が最も高くなる最高地点29Hを備える。また、ドレン水通路27bは、最高地点29hを備えた角部の隣の1か所の角部に、ドレン水通路27bの位置が最も低くなる最低地点29Lを備える。ドレンポンプ28の吸い込み口は、最低地点29Lに配置されている。
ドレン水通路27bは、最高地点29Hから隣の角部である最低地点29Lまで下る第1の通路41と、最高地点29Hから他の2箇所の角部を経て最低地点29Lまで下る第2の通路42とを備える。
第2の通路42は、第1の通路41よりも緩い傾斜且つ第1の通路41よりも長い経路で最高地点29Hから最低地点29Lまで下る。
ドレン水は、図3に破線の矢印で示されるように、第1の通路41及び第2の通路42をそれぞれ通って高い位置から最低地点29Lのドレンポンプ28まで流れ、ドレンポンプ28に吸い出されて外部に排出される。
ベルマウス20は、内部に空気が通る筒状に形成されている。ベルマウス20は、ドレンパン19のドレンパン側吸込み口25の上面に沿うように枠状に形成されて略水平に延びる水平部20aと、水平部20aの内周部から曲面状に上方に立ち上がる筒状の中央吸込み口20bとを備える。ベルマウス20は、ドレンパン19よりも強度が高い樹脂で形成されている。
ベルマウス20は、ドレンパン19の中央のドレンパン側吸込み口25に水平部20aが嵌合され、ドレンパン19に支持される。
室内熱交換器17、ドレンパン19及びベルマウス20で囲まれることで、筐体15の内側には、送風機18が収納される送風機室43が形成される。また、室内熱交換器17の外側面と筐体15の側板15aの断熱部材16との間には、室内熱交換器17で熱交換された後の空気が通る送風路44が形成されている。
天井埋込型室内ユニット10が運転されると、送風機18の回転によって、被調和室の空気がパネル側吸い込み口31(図1)からベルマウス20を経て送風機室43に吸い込まれる。次いで、送風機室43の空気は、送風機18によって外側に送風され、室内熱交換器17を通過する際に熱交換されて送風路44に流れ、パネル側吹出口34(図1)から被調和室に吹き出される。ドレンパン側吹出口26は、送風路44の一部を構成している。
天井埋込型室内ユニット10は、天井埋込型室内ユニット10の制御基板45等を収納する電装箱46を備える。電装箱46は、平面視では、長方形状に形成されている。
電装箱46は、ベルマウス20の下面に取り付けられる。詳細には、電装箱46は、ベルマウス20の中央吸込み口20bの外側方で、水平部20aの下面に取り付けられる。電装箱46は、その長手方向が、長方形状のドレンパン側吹出口26に沿うように、ドレンパン側吹出口26と略平行に配置されている。また、電装箱46は、平面視において、第1の通路41よりも室内ユニット本体14の内側で、第1の通路41に沿うように配置されている。
電装箱46は、長手方向の一端部46aがドレン水通路27bの最高地点29Hの下方に位置しており、平面視では、最高地点29Hに重なっている。詳細には、ドレンパン19において電装箱46が配置される部分は、電装箱46の収納空間を確保するために、その下面を上方に窪ませて形成されている。このため、この部分では、ドレンパン19の板厚を確保することが難しくなるが、本実施の形態では、電装箱46の収納空間の上方をドレン水通路27bの最高地点29Hにしたため、ドレンパン19の板厚を十分に確保できている。
図5は、図3のV−V断面図である。
図4及び図5に示すように、ドレンパン19は、熱交換器収容部27及びドレンパン側吹出口26が設けられる枠状のドレンパン本体部48と、ドレンパン本体部48の内周部の上部から中央のベルマウス20側に延びる薄板状のベルマウス支持部49とを備える。
ベルマウス支持部49の板厚は、ドレンパン本体部48の板厚よりも小さく形成されている。ドレンパン側吸込み口25は、ベルマウス支持部49の内周部が形成する開口部である。ドレンパン本体部48の上面とベルマウス支持部49の上面とは略面一に形成されており、ベルマウス支持部49が薄板状であるため、ドレンパン本体部48の内側方でベルマウス支持部49の下方には、空間Kが形成されている。
ベルマウス20の水平部20aは、ドレンパン19のベルマウス支持部49の上面と略面一な面一部50と、面一部50の外側に位置し、ベルマウス支持部49の下面を下方から覆う取付部51とを備える。取付部51は、ベルマウス支持部49の下面に取り付けられる。
面一部50は、下方に突出する筒状部を備え、この筒状部の内周部は、送風機室43と空間Kとを連通させる開口52となっている。
図3〜図5に示すように、室内ユニット本体14は、ドレンパン19の下方に、静電霧化装置60を備える。静電霧化装置60は、帯電微粒子水を含むミストを発生させることで、空気中のウイルス、カビ、アレルギーの原因となる物質、及び、菌等を抑制したり、空気を脱臭したりすることができる。帯電微粒子水は、除菌作用や脱臭作用などを発揮するラジカル等の有効成分を含んでいる。
静電霧化装置60は、供給される水分に放電して帯電微粒子水を含むミストを生成する放電部61と、放電部61に印加する高電圧を発生させる電源回路(不図示)と、放電部61及び上記電源回路等を収納する箱型のケース62(本体部)と、ケース62内に吸い込んだ空気を排出する吹き出し部63とを備える。
ケース62の上面には、ケース62内への空気の吸込み口64が設けられている。吸込み口64は、上方に延びる管状に形成されており、ベルマウス20の面一部50の開口52に接続される。
静電霧化装置60は、ドレンパン19の下方で化粧パネル30の上方に配置される。すなわち、静電霧化装置60は、ドレンパン19と化粧パネル30との間の空間に配置される。
詳細には、静電霧化装置60のケース62は、ベルマウス支持部49の下方且つドレンパン本体部48の内側方に位置し、空間Kに配置されている。
静電霧化装置60の吹き出し部63は、ケース62の外側面部から外側に延びるチューブ状に形成されている。吹き出し部63の外端部には、送風路44に開口する吹き出し口63aが形成されている。
ドレンパン本体部48は、ドレン水通路27bの第2の通路42に略直角に交差する溝部48aを下面に備え、静電霧化装置60の吹き出し部63は、溝部48aを通って送風路44に引き出される。このように、第1の通路41よりも緩い傾斜の第2の通路42の下方に吹き出し部63を通すため、ドレン水通路27bが吹き出し部63の配置の邪魔になり難い。このため、吹き出し部63を通すのに十分な深さの溝部48aを設けることができる。
吹き出し口63aは、ドレンパン側吹出口26の下部に開口している。吹き出し部63は、図5の側面視では、ケース62側の出口から吹き出し口63aまで下るように配置されている。
送風機18により送風される空気は、図5の矢印のように流れる。送風機18によって送風機室43に吸い込まれた空気の大部分は、室内熱交換器17を通り、室内熱交換器17で熱交換され、送風路44及びパネル側吹出口34を通って、被調和室に吹き出される。本実施の形態では、ベルマウス20の水平部20aの面一部50が、ドレンパン19のベルマウス支持部49に略面一であるため、ベルマウス20の中央吸込み口20bに沿って室内熱交換器17に流れる空気をスムーズに流すことができ、効率良く熱交換することができる。また、ベルマウス20の中央吸込み口20bに沿う空気を、面一部50の開口52に効率良く流すことができる。
送風機室43の空気の一部は、送風機18に押されるようにしてベルマウス20の開口52に流れ、吸込み口64から静電霧化装置60のケース62内に入り、ケース62内で帯電微粒子水を含むミストが混ざる。このミストが混ざった空気は、送風機18の送風力によって吹き出し部63に流され、吹き出し口63aから送風路44を流れる空気に合流する。このように、送風路44を流れる空気に、送風機18の送風力によってミストが混ざった空気を混ぜることができるため、ミストを含む空気を被調和室に効率良く行き渡らせることができる。
また、静電霧化装置60のケース62がドレンパン19の下方の空間Kに配置されるため、空いたスペースを有効利用して静電霧化装置60をコンパクトに設けることができる。さらに、静電霧化装置60は、ベルマウス20の中央吸込み口20bの外側で空間Kに位置するため、中央吸込み口20bを通って送風機室43に吸い込まれる空気の流れをほとんど妨げない。このため、静電霧化装置60をコンパクトに配置しながら、送風機室43に効率良く空気を吸い込むことができる。
また、静電霧化装置60が化粧パネル30で覆われるため、静電霧化装置60を簡単な構造で被調和室側から隠すことができる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、天井埋込型室内ユニット10は、箱型の筐体15の内部に、送風機18と、送風機18を囲む室内熱交換器17と、室内熱交換器17を下方から覆うドレンパン19とを備え、ドレンパン19の中央のドレンパン側吸込み口25から吸い込んだ空気を室内熱交換器17で熱交換し、室内熱交換器17の下流の送風路44を通して吹き出し、帯電微粒子水を含むミストを生成する静電霧化装置60がドレンパン19の下方に設けられ、静電霧化装置60の空気の吸込み口64は、室内熱交換器17で囲まれた空間であるとともに送風機18が収納される送風機室43に開口し、静電霧化装置60の空気の吹き出し口63aは、送風路44に開口する。これにより、静電霧化装置60をドレンパン19の下方の空間を利用してコンパクトに設けることができるとともに、送風機室43の空気を送風機18の送風力によって静電霧化装置60の吸込み口64に効率良く吸い込ませることができ、この吸い込まれた空気に帯電微粒子水を含むミストを混合し、静電霧化装置60の吹き出し口63aから送風路44にミストを含む空気を放出でき、送風路44から送風される空気に乗せてミストを被調和室内へ効果的に行き渡らせることができる。このため、静電霧化装置60をコンパクトに配置できるとともに、静電霧化装置60によって空気を効果的に除菌できる。
また、本発明は、静電霧化装置60は、ドレンパン19を下方から覆う化粧パネル30とドレンパン19との間に配置されているため、化粧パネル30とドレンパン19との間の空間を有効利用して静電霧化装置60をコンパクトに配置できるとともに、化粧パネル30によって静電霧化装置60を隠すことができる。
また、送風機18に吸い込まれる空気を整流するベルマウス20がドレンパン側吸込み口25に設けられ、ベルマウス20は、送風機18に吸い込まれる空気が通る中央吸込み口20bの外側に開口52を備え、静電霧化装置60の吸込み口64は、開口52に接続されている。これにより、ベルマウス20に沿うように流れる空気を静電霧化装置60の吸込み口64に効率良く吸い込ませることができ、多くの空気にミストを含ませることができる。
さらに、ベルマウス20は、ドレンパン19の上面に沿うように枠状に形成されて略水平に延びる水平部20aと、水平部20aの内周部から曲面状に上方に立ち上がる中央吸込み口20bとを備え、開口52は、水平部20aに設けられている。これにより、曲面状に上方に立ち上がる中央吸込み口20bに沿って水平部20aに流れる空気を、水平部20aの開口から吸込み口64に効率良く吸い込ませることができる。
また、静電霧化装置60は、ミストを生成する放電部61及び吸込み口64を備えたケース62と、吹き出し口63aを備えた吹き出し部63とを備え、ドレンパン19は、室内熱交換器17の下部を収容するとともに室内熱交換器17のドレン水が流れる凹状のドレン水通路27bを備え、静電霧化装置60のケース62は、ドレン水通路27bよりも天井埋込型室内ユニット10の中央側に設けられている。このため、静電霧化装置60のケース62をドレン水通路27bよりも天井埋込型室内ユニット10の中央側でドレンパン19の下方の空きスペースを利用して配置でき、静電霧化装置60をコンパクトに設けることができる。
また、静電霧化装置60の吹き出し部63は、ケース62から外側へ延出され、ドレン水通路27bの下方を通って吹き出し口63aが送風路44に開口するため、簡単な構成で静電霧化装置60の吹き出し口63aを送風路44に開口させることができる。
また、ドレン水通路27bは、ドレン水通路27bの位置が最も高くなる最高地点29Hと、ドレン水通路27bの位置が最も低くなる最低地点29Lとを備え、最低地点29Lにはドレン水を排出するドレンポンプ28が設けられ、ドレン水通路27bは、最高地点29Hから最低地点29Lまで下る第1の通路41と、第1の通路41よりも緩い傾斜且つ第1の通路41よりも長い経路で最高地点29Hから最低地点29Lまで下る第2の通路42とを備え、吹き出し部63は、第2の通路42の下方を通って送風路44に開口する。これにより、第1の通路41よりも緩い傾斜の第2の通路42では、ドレン水通路27bの深さが浅くなり、ドレン水通路27bの底部の厚さを確保し易いため、吹き出し部63を第2の通路42の下方に容易に通すことができる。
以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。あくまでも本発明の一実施の態様を例示するものであるから、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更、及び応用が可能である。
10 天井埋込型室内ユニット
15 筐体
17 室内熱交換器
18 送風機
19 ドレンパン
20 ベルマウス
20a 水平部
20b 中央吸込み口
25 ドレンパン側吸込み口(吸込み通路)
27b ドレン水通路
28 ドレンポンプ
30 化粧パネル
41 第1の通路
42 第2の通路
43 送風機室
44 送風路
52 開口
60 静電霧化装置
61 放電部
62 ケース(本体部)
63 吹き出し部
63a 吹き出し口
64 吸込み口
29H 最高地点
29L 最低地点

Claims (7)

  1. 箱型の筐体の内部に、送風機と、当該送風機を囲む室内熱交換器と、当該室内熱交換器を下方から覆うドレンパンとを備え、前記ドレンパンの中央の吸込み通路から吸い込んだ空気を前記室内熱交換器で熱交換し、前記室内熱交換器の下流の送風路を通して吹き出す天井埋込型室内ユニットにおいて、
    帯電微粒子水を含むミストを生成する静電霧化装置が前記ドレンパンの下方に設けられ、
    前記静電霧化装置の空気の吸込み口は、前記室内熱交換器で囲まれた空間であるとともに前記送風機が収納される送風機室に開口し、前記静電霧化装置の空気の吹き出し口は、前記送風路に開口することを特徴とする天井埋込型室内ユニット。
  2. 前記静電霧化装置は、前記ドレンパンを下方から覆う化粧パネルと前記ドレンパンとの間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の天井埋込型室内ユニット。
  3. 前記送風機に吸い込まれる空気を整流するベルマウスが前記吸込み通路に設けられ、当該ベルマウスは、前記送風機に吸い込まれる空気が通る中央吸込み口の外側に開口を備え、前記静電霧化装置の前記吸込み口は、前記開口に接続されていることを特徴とする請求項1または2記載の天井埋込型室内ユニット。
  4. 前記ベルマウスは、前記ドレンパンの上面に沿うように枠状に形成されて略水平に延びる水平部と、当該水平部の内周部から曲面状に上方に立ち上がる前記中央吸込み口とを備え、前記開口は、前記水平部に設けられていることを特徴とする請求項3記載の天井埋込型室内ユニット。
  5. 前記静電霧化装置は、前記ミストを生成する放電部及び前記吸込み口を備えた本体部と、前記吹き出し口を備えた吹き出し部とを備え、
    前記ドレンパンは、前記室内熱交換器の下部を収容するとともに前記室内熱交換器のドレン水が流れる凹状のドレン水通路を備え、
    前記静電霧化装置の前記本体部は、前記ドレン水通路よりも前記天井埋込型室内ユニットの中央側に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の天井埋込型室内ユニット。
  6. 前記静電霧化装置の前記吹き出し部は、前記本体部から外側へ延出され、前記ドレン水通路の下方を通って前記吹き出し口が前記送風路に開口することを特徴とする請求項5記載の天井埋込型室内ユニット。
  7. 前記ドレン水通路は、当該ドレン水通路の位置が最も高くなる最高地点と、当該ドレン水通路の位置が最も低くなる最低地点とを備え、前記最低地点にはドレン水を排出するドレンポンプが設けられ、
    前記ドレン水通路は、前記最高地点から前記最低地点まで下る第1の通路と、当該第1の通路よりも緩い傾斜且つ当該第1の通路よりも長い経路で前記最高地点から前記最低地点まで下る第2の通路とを備え、
    前記吹き出し部は、前記第2の通路の下方を通って前記送風路に開口することを特徴とする請求項6記載の天井埋込型室内ユニット。
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