JP2003097816A - 空気調和機およびその制御方法 - Google Patents

空気調和機およびその制御方法

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JP2003097816A JP2001290202A JP2001290202A JP2003097816A JP 2003097816 A JP2003097816 A JP 2003097816A JP 2001290202 A JP2001290202 A JP 2001290202A JP 2001290202 A JP2001290202 A JP 2001290202A JP 2003097816 A JP2003097816 A JP 2003097816A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多量のマイナスイオンを室内全体に行き渡ら
せることができ、これにより室内でのマイナスイオン分
布を均一化することが可能な空気調和機およびその制御
方法を提供する。 【解決手段】 吹出風の方向を左右に変化させる左右方
向ルーバ8を吹出口9に設け、その吹出口9において左
右方向ルーバ8より下流側の位置にマイナスイオン発生
器17を設けている。また、左右方向ルーバ8を左右に
揺動させるルーバ駆動機構を設け、そのルーバ駆動機構
をマイナスイオン発生器17からのマイナスイオン発生
時に動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイナスイオン
を発生するマイナスイオン発生器を備えた空気調和機お
よびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マイナスイオン発生器を備えた空気調和
機の例として、特公平7−23777号公報に示される
ものがある。この概要を図20、図21、図22に示し
ている。
【0003】200は室内ユニットで、前面に吸込口2
01および吹出口202を有し、その吸込口201から
吹出口202にかけての通風路203に室内熱交換器2
04および室内ファン205を設けている。室内ファン
205が動作することにより、室内空気が吸込口201
から吸込まれ、その吸込み空気が室内熱交換器204を
通って吹出口202から室内に吹出される。
【0004】吹出口202にはイオン発生装置206が
設けられている。イオン発生装置206は、針状電極2
07の周りに筒状電極208を設け、筒状電極208に
高電圧を印加することにより針状電極207からマイナ
スイオンを発生する。この発生するマイナスイオンが吹
出風とともに室内に供給される。マイナスイオン化され
た空気は、人体に良好な影響を与えることが知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ただし、従来の空気調
和機では、マイナスイオン発生器から発せられるマイナ
スイオンが特定の方向だけ供給され、室内でのマイナス
イオン分布が悪いという問題がある。とくに、室内ユニ
ットから見て左右方向にマイナスイオン分布の偏りが生
じ、室内全体にマイナスイオンを行き渡らせることがで
きないという問題があった。
【0006】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、多量のマイナスイオンを室内
全体に行き渡らせることができ、これにより室内でのマ
イナスイオン分布を均一化することが可能な空気調和機
およびその制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の空
気調和機は、吹出風の方向を左右に変化させる左右方向
ルーバを吹出口に設け、その吹出口において左右方向ル
ーバより下流側の位置にマイナスイオン発生器を設けて
いる。また、左右方向ルーバを左右に揺動させる駆動手
段を設け、その駆動手段をマイナスイオン発生器からの
マイナスイオン発生時に動作させるようにしている。
【0008】請求項2に係る発明の空気調和機は、吹出
風の方向を左右に変化させる左右方向ルーバを吹出口に
設け、その吹出口において左右方向ルーバより下流側の
位置にマイナスイオン発生器を設けている。また、左右
方向ルーバを左右に揺動させる駆動手段を設け、操作手
段でマイナスイオンの発生が指令された場合に、マイナ
スイオン発生器および駆動手段を共に動作させるように
している。
【0009】請求項3に係る発明の空気調和機の制御方
法は、吹出口に設けられているマイナスイオン発生器か
らマイナスイオンを発生させ、そのマイナスイオンの発
生中に、吹出口におけるマイナスイオン発生器より下流
側に設けられている左右方向ルーバを左右に揺動させ
る。
【0010】請求項4に係る発明の空気調和機は、吹出
風の方向を互いに独立して左右に変化可能な複数ユニッ
トの左右方向ルーバを吹出口に設け、その吹出口におい
て左右方向ルーバの各ユニットごとに下流側の位置に複
数のマイナスイオン発生器を設けている。
【0011】請求項5に係る発明の空気調和機は、請求
項4に係る発明において、さらに、複数の駆動手段およ
び制御手段を備えている。各駆動手段は、左右方向ルー
バをユニットごとに左右に揺動させる。制御手段は、各
マイナスイオン発生器によるマイナスイオンの発生時に
各駆動手段を動作させる。
【0012】請求項6に係る発明の空気調和機は、回動
により左右方向へのマイナスイオンの発生が可能なマイ
ナスイオン発生器を吹出口に設けるとともに、このマイ
ナスイオン発生器を左右に回動させる駆動手段を設けて
いる。
【0013】請求項7に係る発明の空気調和機は、天井
面に取付けられる矩形状の天井パネルを有し、その天井
パネルの略中央部に吸込口を有し、同天井パネルの各辺
と対応する位置にそれぞれ吹出口を有する天井取付型で
あって、天井パネルの四隅のうち互いに対角位置となる
2箇所にそれぞれマイナスイオン発生器を設けている。
【0014】請求項8に係る発明の空気調和機は、天井
面に取付けられる天井パネルを有し、その天井パネルに
吸込口および吹出口を有する天井取付型であって、前記
天井パネルに対し、斜め下方向へのマイナスイオンの発
生が可能なように、かつ回転可能に、マイナスイオン発
生器を設けている。
【0015】
【発明の実施の形態】(1)以下、この発明の第1の実
施形態について図面を参照して説明する。本発明の空気
調和機の室内ユニットを図1に示し、その室内ユニット
の内部の構成を図2に示している。1は壁面取付型の室
内ユニットで、前面パネル2と、上面パネル3と、両側
部と背面部および底面部を一体に備えた後板4とからな
り、横長の箱状に形成されている。
【0016】室内ユニット1内には、側面視で略逆V字
状に形成される室内熱交換器5が配置される。この室内
熱交換器5は、前面側に位置する前側熱交換器部5a
と、背面側に位置する後側熱交換器部5bとから構成さ
れ、特に、後側熱交換器部5bの上面に沿って補助熱交
換器5cが配置され、これらはパイプにより直列に接続
されている。
【0017】前側熱交換器部5aの下部には前ドレンパ
ン6aが配置され、後側熱交換器部5bの下部には後ド
レンパン6bが配置されている。これら前,後ドレンパ
ン6a,6bは、上記後板4に一体に設けられている。
【0018】室内熱交換器5の内部位置である前側熱交
換器部5aと後側熱交換器部5bとの間に、横流ファン
を備えた室内ファン7が配置されている。上記後板4
は、後ドレンパン6b下部である室内ファン7の背面側
から底面部に亘って曲成されている。この後板4と前ド
レンパン6a下面部との空間から、前面パネル2の下部
に臨むように、吹出口9が形成されている。室内熱交換
器5を経た空気(空調用空気)は、この吹出口9を通っ
て室内に吹出される。
【0019】吹出口9には、吹出風の方向を左右に変化
させる左右方向ルーバ8が設けられるとともに、吹出風
の方向を上下に変化させる上下方向ルーバ10が設けら
れている。左右方向ルーバ8は、羽根板状に形成され、
室内ユニット1の幅方向に沿って複数枚が順次に配設さ
れている。
【0020】上面パネル3には、枠状に組まれた桟が嵌
め込まれていて、この空間部が上部吸込口11として機
能する。前面パネル2は、上部側と下部側の二段に亘っ
て異なる構造の前部吸込口12a,12bを有し、上端
縁に沿って設けられているヒンジ構造(図示しない)に
より開閉自在となっている。この前面パネル2は前方側
に膨らむ曲面形状を有しており、その曲面形状により、
前面パネル2と前側熱交換器部5aとの間に間隙が確保
されている。
【0021】前面パネル2の前部吸込口12aと前側熱
交換器部5aの前面側上部とのスペースに、空気清浄機
13が配置されている。空気清浄機13は、室内の塵・
挨の除去を目的とした電気集塵機13Aと、室内の臭い
の除去を目的としたハニカム活性炭構造の高性能脱臭フ
ィルタ(図示しない)とを互いに左右方向に並べて構成
したもので、プラス電位の荷電電極(アイオナイザ部)、
およびマイナス電位の集塵電極を有している。
【0022】電気集塵機13Aの下部側に把手部aが一
体に設けられている。前面パネル2を開放することによ
り、空気清浄機13を自由に脱着することが可能であ
る。この脱着により、集塵電極に付着した塵・挨を除去
するためのメンテナンスを行うことができる。
【0023】電気集塵機13Aの把手部aと、前側熱交
換器部5aの下部側前面および前面パネル2とで囲まれ
る空間部に、フィルタ16が脱着自在に取付けられてい
ている。
【0024】また、吹出口9には、室内ユニット1の幅
方向における所定位置たとえば左側位置に、かつ前ドレ
ンパン6a下面部から延びる板面に、1個のマイナスイ
オン発生器17が配設されている。とくに、この配設位
置は、空気流に関して左右方向ルーバ8より下流側であ
る。
【0025】マイナスイオン発生器17は、電極板(後
述の電極板20)の側面に針状電極(後述の針状電極2
1)が突設された発生電極(後述の発生電極22)を備
え、その発生電極を保護用容器(後述の保護用電極2
3)に収容したもので、電極板に高電圧が印加されるこ
とにより、針状電極からマイナスイオンを発生する。
【0026】マイナスイオン発生器17の具体的な構成
を図3、図4、図5に示している。図3は保護用容器お
よびその内部を斜視して示し、図4は保護用容器および
その内部を断面して示し、図5はマイナスイオン発生器
17が配設されている様子を下方から見上げた状態を示
している。白抜きの太い矢印は、吹出風の流れ方向を示
している。
【0027】発生電極22が収容されている保護用容器
23は、上面が開口するとともに、この開口縁に沿って
鍔部23aが一体に設けられてほぼ矩形箱状をなし、全
表面には所定の帯電防止処理が施されている。左右の鍔
部23aには引掛け爪23bが一体に設けられていて、
配設部位へのワンタッチの着脱が可能となっている。
【0028】アース部Eは、保護用容器23の前面側の
中央部に設けられている。すなわち鍔部23a中央に
は、この上面から容器の側壁中間部に亘ってボス部23
cが一体に設けられる。ボス部23cの上端から下端に
亘って下孔27が貫通して設けられ、この上部から上記
取付けねじ24が螺挿されている。取付けねじ24の頭
部と保護用容器23上端面との間にアース端子28が介
在固定され、このアース端子28にアース線25が接続
されている。
【0029】取付けねじ24の全長はボス部23cの全
長よりも短いものが選択されており、したがって取付け
ねじ24の下端はボス部23c下端からは突出しない。
さらに、保護用容器24には一対のスリット30,30
が開口されている。これらスリット30は保護用容器2
3の上記ボス部23cの左右に位置し、かつ下面全部と
前後面の一部に亘って設けられていて、互いに並行して
いる。
【0030】保護用容器23のたとえば底部から支持脚
31が一体に立設されていて、上端から高電圧回路接続
端子33を支持脚31に取付け固定する取付けねじ34
が螺挿されている。
【0031】高電圧回路接続端子33から高電圧リード
線32が延出されていて、これは、室内ユニット1の一
側部に設けられる電装部品箱内の高電圧回路に電気的に
接続される。また、高電圧回路接続端子33は左右に延
出され、この左右両端部に電極板20が一体に設けられ
ている。
【0032】それぞれの電極板20には針状電極21が
突設されており、これら一対の針状電極21はそれぞれ
先端が各スリット30に対向している。こうして、2組
の電極板20,20と針状電極21,21からなる発生
電極22が保護用容器23に収容されている。
【0033】各針状電極21の先端が各スリット30を
通して室内空間に向くように、保護用容器23が吹出口
9に配設される。
【0034】アース部Eは、各針状電極21の先端とそ
の周辺との間の電位差を大きくして、より多量のマイナ
スイオンを発生させるためのもので、発生電極22から
離れている。この距離は、アース部Eと発生電極22と
の間でアーク放電が発生しない距離(たとえば、−50
00Vで約5mm)である。
【0035】マイナスイオン発生器17の前には、複数
の突条からなるガード部40が設けられていて、このガ
ード部40により、マイナスイオン発生器17が外部か
ら見えないように隠れるとともに、マイナスイオン発生
器17に対する異物の接触が防止される。
【0036】一方、左右方向ルーバ8およびルーバ駆動
機構の具体的な構成を図6および図7に示している。左
右方向ルーバ8は、羽根板形状を有し、吹出風の流れに
関して上流側となる位置の後端部が、回動軸50を介し
て、吹出口9の内周上面(前ドレンパン6a下面部から
延びる板面)に枢支されている。この左右方向ルーバ8
が、複数枚、吹出口9の左端から右端まで、所定間隔で
順次に配設されている。
【0037】吹出口9の近傍にモータ(たとえばステッ
プモータ)51が設けられ、そのルーバモータ51の回
転軸に回動レバー52の一端が固定されている。回動レ
バー52は、ルーバモータ51の動力を受けて、角度Q
の回動が可能となっている。この回動範囲を規制するた
めにストッパ56,56が配設されている。
【0038】回動レバー52の他端部にスリット52a
が形成され、そのスリット52aに係合ピン53が遊動
自在に挿入されている。係合ピン53は往復動レバー5
4の一端に固定され、往復動レバー54の他端側は左右
方向ルーバ8側に延びている。ルーバモータ51にもっ
とも近い左位置の1つの左右方向ルーバ8に開口8aが
形成され、その開口8aに、上記往復動レバー54の他
端側が挿通されている。
【0039】往復動レバー54の他端側には、上記開口
8aに入り込む部分に、ピン挿通用孔54bが形成され
ている。また、左位置の1つの左右方向ルーバ8には、
開口8aのほかに、開口8aの上縁から下方向に突出す
る係合ピン8bが形成されている。この係合ピン8bが
往復動レバー54のピン挿通用孔54bに遊動自在に挿
入される。
【0040】全ての左右方向ルーバ8の前端部にバー挿
通用孔8cが形成され、その各バー挿通用孔8cに1本
の連結バー55が挿通および連結されている。
【0041】ルーバモータ51が動作して回動レバー5
2が図示左方向(半時計方向)に回動すると、往復動レ
バー54が図示左方向に引き込まれる。この引き込みに
伴い、左位置の1つの左右方向ルーバ8が左方向に回動
し、その回動が連結バー55によって残りの全ての左右
方向ルーバ8に伝わる。これにより、残りの全ての左右
方向ルーバ8も左方向に回動する。
【0042】ルーバモータ51が反対方向に動作して回
動レバー52が図示右方向(時計方向)に回動すると、
往復動レバー54が図示右方向に押し出される。この押
し出しに伴い、左位置の1つの左右方向ルーバ8が右方
向に回動し、その回動が連結バー55によって残りの全
ての左右方向ルーバ8に伝わる。これにより、残りの全
ての左右方向ルーバ8も右方向に回動する。
【0043】左右方向ルーバ8の回動量つまり吹出方向
は、ルーバモータ51の動作量(動作ステップ数)によ
り決定される。ルーバモータ51の正逆転動作が繰り返
された場合は、左右方向ルーバ8が左右に揺動する。
【0044】図7において、57は当該空気調和機の全
体を制御する制御部である。この制御部57に、ルーバ
モータ51、室内温度センサ111、受光部112、表
示部113、インバータ114、室内ファンモータ7
M、室外ファンモータ117、ルーバモータ118など
が接続されている。
【0045】インバータ114は、商用交流電源115
の電圧を整流し、その整流後の直流電圧を圧縮機モータ
116に対する駆動電力として出力する。ルーバモータ
118は、上下方向ルーバ10の駆動用である。受光部
112は、操作手段であるところの図8に示すリモート
コントロール式の操作器(以下、リモコンと略称する)
60から発せられる赤外線光を受光する。
【0046】リモコン60は、運転条件設定用の赤外線
光を発する発光部61を上端部に有し、各種運転条件を
表示する液晶表示部62、空調用の運転/停止釦63、
室内温度設定用の温度設定釦64a,64b、マイナス
イオン発生器用の運転/停止釦65、各種運転モードを
選択するための運転モード選択釦66、室内ファン7の
風量を設定するための風量設定釦67、左右方向ルーバ
8または上下方向ルーバ10の風向を設定するための風
向設定釦68、左右方向ルーバ8または上下方向ルーバ
10の揺動を設定するためのスイング釦69を上面部に
有している。
【0047】つぎに、上記の構成の作用を図9のフロー
チャートを参照しながら説明する。リモコン60の運転
/停止釦63がオンされると、運転開始指令に相当する
赤外線光がリモコン60から発せられ、それが受光部1
12で受光される。これにより、圧縮機モータ116の
駆動が開始されるとともに、室内ファンモータ7Mおよ
び室外ファンモータ117が駆動される。
【0048】室内ファン7が動作すると、室内空気が前
面パネル(吸込みグリル)2および上面パネル3のそれぞ
れ吸込口から室内ユニット1内に吸込まれる。前部吸込
口12aから吸込まれる室内空気は空気清浄機13に流
れ、そこで、室内空気に含まれている塵・挨が捕捉され
る。これにより、吸込み空気が清浄化される。
【0049】清浄化された吸込み空気は、室内熱交換器
5で熱交換して冷房または暖房のための空調用空気とな
る。この空調用空気は、吹出口9に流れ、そこから室内
空間に吹出される。
【0050】この冷房または暖房運転時、リモコン60
の運転/停止釦65がオンされると、マイナスイオン動
作指令に相当する赤外線光がリモコン60から発せら
れ、それが受光部112で受光される。これにより、マ
イナスイオン発生器17の動作が開始されるとともに、
ルーバモータ51の正逆転動作が開始される。リモコン
60の液晶表示部62では、“マイナスイオンON”の
文字情報が表示される。
【0051】マイナスイオン発生器17が動作すると、
マイナスイオン発生器17からマイナスイオンが発せら
れる。発せられたマイナスイオンは、吹出風(空調用空
気)の流れに載って室内空間に供給される。吹出風は、
空気清浄機13で清浄された清浄空気であり、マイナス
イオンを減衰させる塵・挨を含んでいないので、マイナ
スイオン発生器17から発せられるマイナスイオンは減
衰させずに室内空間に供給することができる。
【0052】このマイナスイオンの発生と同時にルーバ
モータ51が正逆転動作を繰り返しており、左右方向ル
ーバ8が左右に揺動する。この揺動に伴い、吹出風およ
びマイナスイオンが左右方向に振れ動きながら室内空間
に流れる。
【0053】この場合、マイナスイオンは左右方向ルー
バ8より下流側の位置で発生する。したがって、発生す
るマイナスイオンは、左右方向ルーバ8に当って減衰す
ることもなく、左右方向ルーバ8で揺り動かされた後の
吹出風に載って室内空間の左右方向に効率良く供給され
る。これにより、多量のマイナスイオンが室内全体に行
き渡り、室内でのマイナスイオン分布を均一化すること
ができる。この均一化により、室内のどの場所にいて
も、マイナスイオンの恩恵を存分に傍受することができ
る。
【0054】マイナスイオン発生器17の下流側に存す
る上下方向ルーバ10については、マイナスイオンの供
給の邪魔にならないよう、揺動(スイング動作)が禁止
される。
【0055】リモコン60の運転/停止釦65が再びオ
ンされると、マイナスイオン停止指令に相当する赤外線
光がリモコン60から発せられ、それが受光部112で
受光される。これにより、マイナスイオン発生器17の
動作が停止されるとともに、ルーバモータ51の正逆転
動作が停止される。リモコン60の液晶表示部62で
は、“マイナスイオンOFF”の文字情報が表示され
る。
【0056】なお、本実施形態では、マイナスイオンの
発生時に上下方向ルーバ10の揺動(スイング)を禁止
したが、マイナスイオン発生器17が上下方向ルーバ1
0より下流側に配設される場合であれば、上下方向ルー
バ10を左右方向ルーバ8と共に揺動することも可能で
ある。
【0057】(2)第2の実施形態について説明する。
吹出口9の左側位置にマイナスイオン発生器17が設け
られている点は第1の実施形態と同じであり、それに加
え、図1に破線で示しているように、吹出口9の右側位
置にもう1つのマイナスイオン発生器17が設けられて
いる。
【0058】そして、吹出口9が見かけ上、左右2つの
領域に分けられ、左側領域に存する複数の左右方向ルー
バ8によって左側ルーバユニットが構成され、右側領域
に存する複数の左右方向ルーバ8によって右側ルーバユ
ニットが構成される。これらユニットは、吹出風の方向
を互いに独立して左右に変化可能である。左側ルーバユ
ニットの下流側に上記左側位置のマイナスイオン発生器
17が存し、右側ルーバユニットの下流側に上記右側位
置のもう1つのマイナスイオン発生器17が存する構成
となっている。
【0059】これらルーバユニットのそれぞれ駆動用と
して、図6および図7に示したルーバ駆動機構と同じも
のが2系統、用意されている。この構成を図10に示し
ている。各ルーバ駆動機構の構成は基本的に図6および
図7と全く同じであり、その説明は省略する。
【0060】左側位置のマイナスイオン発生器17の配
設位置は、左側ルーバユニットより下流側である。右側
位置のマイナスイオン発生器17の配設位置は、右側ル
ーバユニットより下流側である。
【0061】作用を説明する。冷房または暖房運転時、
リモコン60の運転/停止釦65がオンされると、マイ
ナスイオン動作指令に相当する赤外線光がリモコン60
から発せられ、それが受光部112で受光される。これ
により、各マイナスイオン発生器17の動作が開始され
るとともに、各ルーバモータ51の正逆転動作が開始さ
れる。
【0062】各マイナスイオン発生器17が動作する
と、各マイナスイオン発生器17からマイナスイオンが
発せられる。発せられたマイナスイオンは、吹出風(空
調用空気)の流れに載って室内空間に供給される。
【0063】これらマイナスイオンの発生と同時に各ル
ーバモータ51が正逆転動作を繰り返しており、左側ル
ーバユニットの左右方向ルーバ8および右側ルーバユニ
ットの左右方向ルーバ8がそれぞれ左右に揺動する。こ
れら揺動に伴い、吹出風およびマイナスイオンがルーバ
ユニットごとに左右方向に振れ動きながら室内空間に流
れる。
【0064】この場合、マイナスイオンは各ルーバユニ
ットより下流側の位置でそれぞれ発生する。したがっ
て、発生するマイナスイオンは、各ルーバユニットに当
って減衰することなく、各ルーバユニットで揺り動かさ
れた後の吹出風に載って室内空間の左右方向に効率良く
供給される。これにより、多量のマイナスイオンが室内
全体に行き渡り、室内でのマイナスイオン分布を均一化
することができる。この均一化により、室内のどの場所
にいても、マイナスイオンの恩恵を存分に傍受すること
ができる。
【0065】他の構成および作用は第1の実施形態と同
じである。なお、本実施形態では、2つのマイナスイオ
ン発生器17、および2つのルーバユニットを設けた
が、マイナスイオン発生器17の個数およびルーバユニ
ットの個数について限定はなく、室内ユニット1の大き
さや形状などに応じて、適宜に選定可能である。
【0066】また、各ルーバユニットはユーザの手動操
作によって向きを変えることが可能である。この手動操
作により、たとえば、室内の特定の領域に集中的にマイ
ナスイオンを供給することができる。
【0067】(3)第3の実施形態について説明する。
この第3の実施形態では、室内ユニット1の吹出口9に
配設したマイナスイオン発生器17を所定角度の範囲で
左右に回動させるようにしている。
【0068】すなわち、吹出口9内の前ドレンパン6a
下面部から延びる板面に、図11に示す円板70が回転
可能に埋設され、その円板70の上面にマイナスイオン
発生器17が配設される。円板70が埋設される位置
は、空気流に関して左右方向ルーバ8より下流側であ
る。
【0069】円板70の下面側には、図12に示す円板
駆動機構が設けられている。すなわち、円板70の下面
に回転軸71が突設され、その回転軸71に歯車72が
装着されている。歯車72には歯車73が歯合され、そ
の歯車73がモータ(たとえばステップモータ)74の
回転軸に固定されている。このモータ74が所定量の正
転動作と所定量の逆転動作を繰り返すことにより、その
動力が歯車73,72および回転軸71を介して円板7
0に伝わり、マイナスイオン発生器17が角度が例えば
90度の範囲で左回動と右回動を繰り返す。
【0070】回転軸71の先端側周面に2つの摺動電極
75,76が互いに離間して設けられ、その摺動電極7
5,76に摺動ブラシ77,78が摺接されている。こ
の摺動電極75,76および摺動ブラシ77,78によ
り、円板70の左右の回動にかかわらず、マイナスイオ
ン発生器17に対する電気的な通電路が常に形成される
ようになっている。なお、円板70は90度の範囲で左
回動と右回動を繰り返すだけであるから、摺動電極7
5,76および摺動ブラシ77,78に代えてリード線
等の直接的な通電ラインを設けるようにしてもよい。
【0071】作用を説明する。冷房または暖房運転時、
リモコン60の運転/停止釦65がオンされると、マイ
ナスイオン動作指令に相当する赤外線光がリモコン60
から発せられ、それが受光部112で受光される。これ
により、マイナスイオン発生器17の動作が開始される
とともに、モータ74の正逆転動作が開始される。
【0072】マイナスイオン発生器17が動作すると、
マイナスイオン発生器17からマイナスイオンが発せら
れる。このマイナスイオンの発生と同時にモータ74が
正逆転動作を繰り返しており、マイナスイオン発生器1
7が左右に繰り返し回動する。この回動に伴い、マイナ
スイオン発生器17から発せられるマイナスイオンが左
右方向に振れ動きながら室内空間に流れる。
【0073】この場合、マイナスイオンは左右方向ルー
バ8より下流側の位置で発生する。したがって、発生す
るマイナスイオンは、左右方向ルーバ8の向きに影響を
受けることなく、室内空間の左右方向に効率良く供給さ
れる。これにより、多量のマイナスイオンが室内全体に
行き渡り、室内でのマイナスイオン分布を均一化するこ
とができる。この均一化により、室内のどの場所にいて
も、マイナスイオンの恩恵を存分に傍受することができ
る。
【0074】他の構成および作用は第1の実施形態また
は第2の実施形態と同じである。マイナスイオン発生器
17、円板70、および円板駆動機構の個数について
は、1個ずつでも、複数個ずつでも、どちらでもよく、
室内ユニット1の大きさや形状などに応じて、適宜に選
定可能である。
【0075】(4)第4の実施形態について説明する。
図13および図14において、80は4方向吹出しの天
井取付型の室内ユニットで、天井面に取付けられる矩形
状の天井パネル81を有し、その天井パネル81の略中
央部に吸込口82を有し、同天井パネル81の各辺と対
応する位置にそれぞれ吹出口83を有している。各吹出
口83には、吹出し方向を変えるためのルーバ84がそ
れぞれ設けられている。
【0076】天井パネル81の四隅のうち、互いに対角
位置となる2箇所に、それぞれマイナスイオン発生器1
7が配設されている。この配設状態を側方から見たのが
図15である。
【0077】作用を説明する。冷房または暖房運転時、
リモコン60の運転/停止釦65がオンされると、各マ
イナスイオン発生器17の動作が開始され、各マイナス
イオン発生器17から室内空間の斜め下方向に向けてマ
イナスイオンが発せられる。
【0078】こうして、多量のマイナスイオンが室内全
体に行き渡り、室内でのマイナスイオン分布を均一化す
ることができる。この均一化により、室内のどの場所に
いても、マイナスイオンの恩恵を存分に傍受することが
できる。
【0079】なお、仮に、マイナスイオン発生器17を
天井パネル81の中央部に配設した場合、その中央部は
吸込口82となっているため、せっかくマイナスイオン
発生器17から発せられたマイナスイオンが室内ユニッ
ト80内に吸込まれてアルミフィンの室内熱交換器で消
滅することになり、室内に供給されるマイナスイオンの
量が極端に少なくなってしまう。
【0080】これに対し、本実施形態では、マイナスイ
オン発生器17を天井パネル81の隅部に配設し、マイ
ナスイオン発生器17を中央の吸込口82からできるだ
け遠ざけるようにしているので、マイナスイオン発生器
17から発せられたマイナスイオンが吸込口82に吸込
まれてしまう不具合を極力回避することができる。とく
に、天井パネル81の隅部の1箇所だけでなく、隅部の
2箇所にマイナスイオン発生器17を配設し、しかもそ
の2箇所は対角位置であるから、室内空間のほぼ全域に
対してマイナスイオンを行き渡らせることができる。
【0081】なお、各マイナスイオン発生器17の配設
位置は、図14に一点鎖線で示す各吹出口83の延長線
よりも外側であることが望ましい。これは、各マイナス
イオン発生器17を吸込口82からなるべく遠ざけるた
めの処置であるのと同時に、各マイナスイオン発生器1
7を各吹出口83からできるだけ遠ざけるための処置で
もある。天井取付型の室内ユニット80の場合、各吹出
口83からの吹出風が天井面に沿って流れるため、その
流れにマイナスイオンが載ると、天井面との接触でマイ
ナスイオンが減衰する可能性がある。このような不都合
を回避する観点から、各マイナスイオン発生器17を各
吹出口83からできるだけ遠ざけておき、マイナスイオ
ンが容易に吹出風に載らないようにしている。
【0082】(5)第5の実施形態について説明する。
この第5の実施形態では、第4の実施形態において、各
マイナスイオン発生器17を図12(第3の実施形態)
に示した円板70を介して天井パネル81に回転可能に
配設するようにしている。この配設状態を側方から見た
のが図16である。各円板70に対しては、図12で示
したのと同様の円板駆動機構が配設される。
【0083】この場合、各マイナスイオン発生器17か
らマイナスイオンが発せられるのと同時に、各マイナス
イオン発生器17が所定方向に回転駆動される。この回
転に伴い、各マイナスイオン発生器17から発せられる
マイナスイオンは、室内空間の斜め下方向に、かつ円を
描くように方向を変えながら、供給される。これによ
り、多量のマイナスイオンを室内全体に行き渡らせる効
果が大幅に向上する。
【0084】(6)第6の実施形態について説明する。
図17および図18において、90は2方向吹出しの天
井取付型の室内ユニットで、天井面に取付けられる矩形
状の天井パネル91を有し、その天井パネル91の相対
向する2辺に沿ってそれぞれ吸込口92を有し、これら
吸込口92の外側でかつ隣接する位置にそれぞれ吹出口
93を有している。各吹出口93には、吹出風の方向を
変えるためのルーバ94が設けられている。
【0085】室内ユニット90内には、各吸込口92に
通じる通風空間があり、その通風空間を挟むように2つ
の室内熱交換器96,96が配設されている。また、通
風空間には室内ファン97が配設され、その室内ファン
97の動作によって各吸込口92から室内空気が吸込ま
れる。吸込まれた室内空気は各室内熱交換器96を通
り、空調用空気となって各吹出口93から室内に吹出さ
れる。
【0086】天井パネル91の中央に凹部91aが形成
され、その凹部91a内にマイナスイオン発生器17が
設けられている。具体的には、図19に示すように、円
板100が回転可能に埋設され、その円板100の上面
にマイナスイオン発生器17が配設される。そして、円
板100の下面側に、円板100を回転駆動するための
円板駆動機構が設けられている。すなわち、円板100
の下面に回転軸101が突設され、その回転軸101に
歯車102が装着されている。歯車102には歯車10
3が歯合され、その歯車103がモータ(たとえばステ
ップモータ)104の回転軸に固定されている。このモ
ータ104が動作すると、その動力が歯車103,10
2および回転軸101を介して円板100に伝わり、マ
イナスイオン発生器17が回転する。
【0087】回転軸101の先端側周面に2つの摺動電
極105,106が互いに離間して設けられ、その摺動
電極105,106に摺動ブラシ107,108が摺接
されている。この摺動電極105,106および摺動ブ
ラシ107,108により、円板100の回転にかかわ
らず、マイナスイオン発生器17に対する電気的な通電
路が常に形成されるようになっている。
【0088】作用を説明する。冷房または暖房運転時、
リモコン60の運転/停止釦65がオンされると、マイ
ナスイオン発生器17の動作が開始されるとともに、モ
ータ74の動作が開始される。これにより、マイナスイ
オン発生器17が回転しながら、そのマイナスイオン発
生器17からマイナスイオンが発せられ、そのマイナス
イオンが室内空間の斜め下方向に、かつ円を描くように
方向を変えながら、供給される。
【0089】こうして、多量のマイナスイオンが室内全
体に行き渡り、室内でのマイナスイオン分布を均一化す
ることができる。この均一化により、室内のどの場所に
いても、マイナスイオンの恩恵を存分に傍受することが
できる。
【0090】なお、マイナスイオン発生器17が配設さ
れている位置は実際には各吸込口92から離れた位置に
あり、マイナスイオン発生器17から発せられたマイナ
スイオンが各吸込口92に吸込まれてしまうという不具
合を極力回避する構成となっている。しかも、マイナス
イオン発生器17は各吹出口93からも離れた位置にあ
り、マイナスイオンが吹出風に載って流れて天井面で減
衰してしまう不具合についても極力回避する構成となっ
ている。
【0091】マイナスイオン発生器17、円板100、
および円板駆動機構の個数については、1個ずつでも、
複数個ずつでも、どちらでもよく、室内ユニット1の大
きさや形状などに応じて、適宜に選定可能である。な
お、この発明は上記各実施形態に限定されるものではな
く、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
【0092】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、多
量のマイナスイオンを室内全体に行き渡らせることがで
き、これにより室内でのマイナスイオン分布を均一化す
ることが可能な空気調和機およびその制御方法を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、第2、および第3の実施形態における室
内ユニットの外観を示す図。
【図2】第1、第2、および第3の実施形態における室
内ユニットの内部の構成を示す断面して示す図。
【図3】各実施形態におけるマイナスイオン発生器の構
成を斜視して示す図。
【図4】各実施形態におけるマイナスイオン発生器の構
成を断面して示す図。
【図5】第1および第2の実施形態におけるマイナスイ
オン発生器の配設状態を下方から見た状態を示す図。
【図6】第1の実施形態における左右方向ルーバおよび
その駆動機構の構成を示す図。
【図7】第1の実施形態における左右方向ルーバおよび
その駆動機構の構成を制御ブロック図と共に示す図。
【図8】各実施形態におけるリモコンの外観を示す図。
【図9】第1および第2の実施形態の作用を説明するた
めのフローチャート。
【図10】第2の実施形態における左右方向ルーバおよ
びその駆動機構の構成を制御ブロック図と共に示す図。
【図11】第3の実施形態におけるマイナスイオン発生
器の配設状態を下方から見た状態を示す図。
【図12】第3の実施形態における円板駆動機構の構成
を示す図。
【図13】第4の実施形態における室内ユニットの外観
を示す図。
【図14】第4の実施形態における室内ユニットの構成
を下方から見た図。
【図15】第4の実施形態におけるマイナスイオン発生
器の配設状態を側方から見た図。
【図16】第5の実施形態におけるマイナスイオン発生
器の配設状態を側方から見た図。
【図17】第6の実施形態における室内ユニットの外観
を示す図。
【図18】第6の実施形態における室内ユニットの構成
を断面して示す図。
【図19】第6の実施形態における円板駆動機構の構成
を示す図。
【図20】従来の空気調和機の室内ユニットの外観を示
す図。
【図21】従来の空気調和機の室内ユニットの内部の構
成を断面して示す図。
【図22】従来の空気調和機に設けられているマイナス
イオン発生器の一例を示す図。
【符号の説明】
1…室内ユニット、5…室内熱交換器、7…室内ファ
ン、8…左右方向ルーバ、9…吹出口、10…上下方向
ルーバ、11,12a,12b…吸込口、17…マイナ
スイオン発生器、51…モータ、52…回動レバー、5
3…係合ピン、54…往復動レバー、55…連結バー、
56…ストッパ、57…制御部、60…リモコン、65
…マイナスイオン発生器用の運転/停止釦、70…円
板、71…回転軸、72,73…歯車、74…モータ、
75,76…摺動電極、77,78…摺動ブラシ、80
…室内ユニット、81…天井パネル、82…吸込口、8
3…吹出口、90…室内ユニット、91…天井パネル、
92…吸込口、93…吹出口、100…円板、101…
回転軸、102,103…歯車、104…モータ、10
5,106…摺動電極、107,108…摺動ブラシ、

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を吸込口から吸込み、その吸込
    み空気を熱交換器に通して吹出口から室内に吹出す空気
    調和機において、 前記吹出口に設けられ、吹出風の方向を左右に変化させ
    る左右方向ルーバと、 前記左右方向ルーバを左右に揺動させる駆動手段と、 前記吹出口において前記左右方向ルーバより下流側の位
    置に設けられたマイナスイオン発生器と、 前記マイナスイオン発生器によるマイナスイオン発生時
    に前記駆動手段を動作させる制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 室内空気を吸込口から吸込み、その吸込
    み空気を熱交換器に通して吹出口から室内に吹出す空気
    調和機において、 前記吹出口に設けられ、吹出風の方向を左右に変化させ
    る左右方向ルーバと、 前記左右方向ルーバを左右に揺動させる駆動手段と、 前記吹出口において前記左右方向ルーバより下流側の位
    置に設けられたマイナスイオン発生器と、 前記マイナスイオン発生器によるマイナスイオンの発生
    を指令するための操作手段と、 前記操作手段でマイナスイオンの発生が指令されたと
    き、前記マイナスイオン発生器および前記駆動手段を共
    に動作させる制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 室内空気を吸込口から吸込み、その吸込
    み空気を熱交換器に通して吹出口から室内に吹出すとと
    もに、吹出風の方向を左右に変化させるための左右方向
    ルーバを吹出口に備え、かつ吹出口において前記左右方
    向ルーバより下流側の位置にマイナスイオン発生器を備
    えた空気調和機において、 前記マイナスイオン発生器からマイナスイオンを発生さ
    せながら前記左右方向ルーバを左右に揺動させることを
    特徴とする空気調和機の制御方法。
  4. 【請求項4】 室内空気を吸込口から吸込み、その吸込
    み空気を熱交換器に通して吹出口から室内に吹出す空気
    調和機において、 前記吹出口に設けられ、吹出風の方向を互いに独立して
    左右に変化可能な複数ユニットの左右方向ルーバと、 前記吹出口において前記左右方向ルーバの各ユニットご
    とにその下流側の位置に設けられた複数のマイナスイオ
    ン発生器と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の空気調和機において、 前記左右方向ルーバをユニットごとに左右に揺動させる
    複数の駆動手段と、 前記各マイナスイオン発生器によるマイナスイオンの発
    生時に前記各駆動手段を動作させる制御手段と、 をさらに具備したことを特徴とする空気調和機。
  6. 【請求項6】 室内空気を吸込口から吸込み、その吸込
    み空気を熱交換器に通して吹出口から室内に吹出す空気
    調和機において、 前記吹出口に設けられ、回動により左右方向へのマイナ
    スイオンの発生が可能なマイナスイオン発生器と、 前記マイナスイオン発生器を左右に繰り返し回動させる
    駆動手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】 天井面に取付けられる矩形状の天井パネ
    ルを有し、その天井パネルの略中央部に吸込口を有し、
    同天井パネルの各辺と対応する位置にそれぞれ吹出口を
    有する天井取付型の空気調和機において、 前記天井パネルの四隅のうち互いに対角位置となる2箇
    所にそれぞれマイナスイオン発生器を設けたことを特徴
    とする空気調和機。
  8. 【請求項8】 天井面に取付けられる天井パネルを有
    し、その天井パネルに吸込口および吹出口を有する天井
    取付型の空気調和機において、 斜め下方向へのマイナスイオンの発生が可能なように且
    つ回転可能に前記天井パネルに設けられたマイナスイオ
    ン発生器と、 前記マイナスイオン発生器を回転させる駆動手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
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