JP6463657B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は空気調和機に関する。
従来、空気調和機は室内の加熱、冷却、除湿などを目的とした空気調和に広く利用されている。さらに近年、より清潔な空気を室内で循環させるために、空気調和機の室内機の内部について除菌、脱臭等を行って清潔に保つクリーニング機能が注目されている。このような空気調和機の一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された従来の空気調和機は送風ファンと、イオン発生装置とを備える。イオン発生装置は送風ファンから室内機筐体の吹出口まで延びる通風路上に配置される。送風ファンが循環させる室内空気にイオン発生装置からイオンを放出することで、室内を循環する空気中の菌類の増殖を抑制し、さらに室内機の内部を清潔に保っている。
特開2012−154557号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の空気調和機はイオン発生装置が通風路の吹出口から奥まった箇所に配置されているので、イオン発生装置の着脱が困難であり、さらに着脱ができない虞もある。これにより、イオン発生装置の故障時や時期的なメンテナンス時にイオン発生装置の交換が容易にできないという課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、室内機の内部を効果的に清潔にすることができ、且つイオン発生装置の交換を容易に行うことが可能な空気調和機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の空気調和機は、室内へ空気を送り出す吹出口を開口する本体筐体と、室内空気を循環させる一方で前記吹出口から室内へ空気を送り出す方向とは逆方向に回転が可能な送風ファンと、前記送風ファンが循環させる空気との間で熱交換を行う室内熱交換器と、前記送風ファンを指向してイオンを放出するイオン発生部を有するイオン発生装置と、前記送風ファンに臨むイオン放出口を有する前記イオン発生装置の収容部と、前記収容部の室内側に面する箇所に設けられた前記イオン発生装置の着脱口と、前記収容部の内部に設けられて前記イオン発生部から前記イオン放出口に向かって延びるイオン流通路と、を備えることを特徴とする。
この構成によると、送風ファンを室内へ空気を送り出す方向とは逆方向に回転させ、イオン発生装置を動作させることで、室内機の内部に多くのイオンが行き渡る。さらに、イオン発生装置はその収容部の着脱口を通じて着脱が容易である。
また、上記構成の空気調和機において、前記イオン流通路が前記送風ファンと対向する箇所に湾曲部を備え、前記湾曲部の前記送風ファンに対向する頂部を挟んで前記送風ファンから離れた箇所に前記イオン放出口が設けられることを特徴とする。
また、上記構成の空気調和機において、前記イオン流通路は前記イオン放出口の箇所を除いて密閉された空間から成ることを特徴とする。
また、上記構成の空気調和機において、前記イオン発生装置を複数備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、室内機の内部に積極的に多くのイオンを行き渡らせることが可能であり、室内機の内部を効果的に清潔にすることができる。さらに、イオン発生装置は交換が容易であり、イオン発生装置の故障時やメンテナンス時の交換に迅速に対応することが可能である。
本発明の第1実施形態の空気調和機の室内機の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態の空気調和機の室内機の概略垂直断面側面図である。 本発明の第1実施形態の空気調和機の室内機の吹出口及び通風路周辺を示す部分拡大垂直断面側面図である。 本発明の第1実施形態の空気調和機の室内機のイオン放出口を示す背面図である。 本発明の第1実施形態の空気調和機の室内機の室内機内放出用イオン発生装置周辺を示す部分拡大水平断面上面図である。 本発明の第2実施形態の空気調和機の室内機のイオン放出口を示す背面図である。 本発明の第3実施形態の空気調和機の室内機のイオン放出口を示す背面図である。 本発明の第4実施形態の空気調和機の室内機のイオン放出口を示す水平断面上面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1実施形態>
最初に、本発明の第1実施形態の空気調和機について、図1及び図2を用いてその構造と動作の概略を説明する。図1及び図2は空気調和機の室内機の外観斜視図及び概略垂直断面側面図である。なお、図1は室内機の正面に対して斜め下方から見た図である。また、図2の左方が室内機の正面側(前方)であり、右方が室内機の背面側(後方)である。
空気調和機は、図1及び図2に示す室内機1と不図示の室外機とで構成されるセパレート型の空気調和機である。
室内機1は、例えば室内の壁面の天井近くに設置されるものであって水平方向に延びる横長の形態をなし、合成樹脂部品として形成される本体筐体10を備える。本体筐体10の内部には図2に示す送風ファン11及び室内熱交換器12などを収容する。
送風ファン11は、例えば本体筐体10の形状に沿って水平方向に横長に延びるクロスフローファンから成り、不図示のモータによって回転される。室内機1で通常の空気調和運転が行われるとき、クロスフローファンである送風ファン11は水平に延びる軸線を中心として垂直面内で図2において時計回りに回転し、後述する吹出口14から室内へ空気を送り出す。この場合の空気の流通経路及び流通方向を図2に白抜き矢印で描画している。なお、送風ファン11は吹出口14から室内へ空気を送り出す方向とは逆方向(図2における反時計回り)にも回転が可能である。
室内熱交換器12は送風ファン11同様に水平方向に延び、3個が組み合わされて構成される。3個の室内熱交換器12は送風ファン11の上方や前方を覆うように配置される。室内熱交換器12には室外機に収容された不図示の圧縮機から冷媒が送り込まれる。
また、本体筐体10は各々横長の矩形をなす吸込口13及び吹出口14を開口する。吸込口13は本体筐体10の上面に設けられ、吹出口14は本体筐体10の正面下部に設けられる。送風ファン11と吹出口14との間には送風ファン11から送り出された空気が流通する通風路15が形成される。
吹出口14にはルーバー16が設けられる。ルーバー16は室内機1の運転停止時に吹出口14を塞いで閉鎖する外装部材を兼ねており、図1及び図2はその閉鎖状態を示している。ルーバー16は水平方向に延びる上辺部が回転中心となり下辺側を揺動可能にする、または水平方向に延びる下辺部が回転中心となり上辺側を揺動可能にして筐体10に支持される。ルーバー16は室内熱交換器12を通過した空気の吹き出し方向が変更可能である。ルーバー16は空気の上下の吹出方向を調整するものであるが、室内機1は空気の左右の吹出方向を調整する不図示のルーバーも備える。ルーバー16は電動式であって、空気調和運転に伴って自動で変位し、不図示のリモコンで任意の向きに調整することも可能である。
通風路15の吹出口14のすぐ内側には室内放出用イオン発生装置17が配置される。室内放出用イオン発生装置17はイオンを放出するための放電に用いる電極やその他電子部品がハウジング内に収容されてパッケージ化されている。室内放出用イオン発生装置17は通風路15に隣接させて形成された不図示の支持部に対して着脱可能にして支持される。室内放出用イオン発生装置17は通風路15に臨む複数の電極を有し、通風路15を流通する空気に対して電極で放電により発生させたイオンを含ませるように放出する。
室内放出用イオン発生装置17は正放電電極及び負放電電極に高圧電気発生回路で生成した高電圧を供給して放電を発生させ、イオンを放出する。室内放出用イオン発生装置17の正放電電極及び負放電電極には交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。正放電電極には正電圧が印加され、コロナ放電による水素イオンが空気中の水分と結合して主としてH+(H2O)mから成る正イオンを発生する。負放電電極には負電圧が印加され、コロナ放電による酸素イオンが空気中の水分と結合して主としてO2 -(H2O)nから成る負イオンを発生する。ここで、m、nは任意の自然数である。H+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは空気中の浮遊菌や臭い成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH22(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌や臭い成分を破壊する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。したがって、室内放出用イオン発生装置17は通風路15を流通する空気に対して正放電電極及び負放電電極で放電により発生させた正イオン及び負イオンを含ませるように放出することによって室内の除菌や脱臭を行うことができる。
+(H2O)m+O2 -(H2O)n→・OH+1/2O2+(m+n)H2O ・・・(1)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H22+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
なお、本実施形態では室内放出用イオン発生装置17によって正イオン及び負イオンを発生しているが、正イオンのみまたは負イオンのみを発生しても良い。また、室内放出用イオン発生装置17はルーバー16を取り外すことで、吹出口14を通して室内機1に対する着脱が可能である。
通常の空気調和運転のために送風ファン11を駆動すると、室内機1は吸込口13から空気を吸い込み、吹出口14から空気を吹き出すことで室内空気を循環させる。このとき、吸込口13を通って本体筐体10の内部に吸い込まれた室内空気が室内熱交換器12を通過し、室内熱交換器12はその室内空気との間で熱交換を行う。室内放出用イオン発生装置17を動作させると、吹出口14から室内に向かって吹き出される空気にイオンが放出される。
また、室内機1は室内機1の内部に向けてイオンを放出する室内機内放出用イオン発生装置18を備える。室内機内放出用イオン発生装置18のイオン放出に係る基本的構成は室内放出用イオン発生装置17と同様である。
なお、図1に示すように室内機1の左右横方向に関して、室内放出用イオン発生装置17は中央部に1個が設けられ、室内機内放出用イオン発生装置18はその両側に所定の間隔で1個ずつ計2個設けられる。
続いて、室内機内放出用イオン発生装置18とその周辺の詳細な構成について、図2に加えて図3〜図5を用いて説明する。図3は室内機1の吹出口14及び通風路15の周辺を示す部分拡大垂直断面側面図である。図4は室内機1のイオン放出口を示す背面図である。図5は室内機内放出用イオン発生装置18の周辺を示す部分拡大水平断面上面図である。なお、図3は図2の一部を拡大した図であり、図4は後述するイオン放出口を室内機1の背面側から見た図であり、図5はその上側が室内機1の正面側、下側が室内機1の背面側である。また、図3では室内熱交換器12、ルーバー16及び室内放出用イオン発生装置17の描画を省略している。
室内機1の吹出口14及び通風路15の周辺には、図3に示すようにドレンパン19及び通風路上方壁部20が設けられる。
ドレンパン19は通風路15の上方であって、送風ファン11の前方に配置された室内熱交換器12の下方に設けられる。ドレンパン19はその下部がトレイ形状をなし、室内熱交換器12同様に水平方向に延びる。ドレンパン19はその上方の室内熱交換器12等から滴下する結露水を受け、不図示の排水経路に導く。
通風路上方壁部20はドレンパン19に接続されて形成され、送風ファン11の箇所から吹出口14まで延びる通風路15の上方に設けられる。通風路上方壁部20はドレンパン19同様に水平方向に延び、通風路15の上方において通風路15の空気の流通を案内する。
通風路上方壁部20の送風ファン11に最も近接する箇所には舌部21が形成される。舌部21は通風路15の下流側から上流側に向かって凸となり、送風ファン11に対向する湾曲部22を有する。湾曲部22は水平方向に延びる軸線を有する略円筒形状をなす。
ドレンパン19の下方であって通風路上方壁部20との間には室内機内放出用イオン発生装置18の収容部23が設けられる。収容部23はその内部が、直方体形状をなす室内機内放出用イオン発生装置18が収容可能な大きさの略箱形状をなす。図3において距離Hとして示す収容部23の内部の下面から上面までの高さは対応する室内機内放出用イオン発生装置18の下面から上面までの高さとほぼ同じになっている。
収容部23の室内側に面する箇所には室内機内放出用イオン発生装置18の着脱口24が設けられる。室内機内放出用イオン発生装置18は図3に矢印Bで示すように収容部23に対して着脱口24を通して着脱が可能になっている。
室内機内放出用イオン発生装置18は放電電極を有するそのイオン発生部18aが送風ファン11を指向するように着脱口24を通して収容部23に挿入される。収容部23に対応する舌部21の湾曲部22には送風ファン11に臨むイオン放出口25が設けられる。イオン放出口25は収容部23の内部空間と送風ファン11の配置空間とを連通するように湾曲部22を貫通する。イオン放出口25は図4に示すように室内機1の背面側から見た平面視において矩形形状をなし、複数が水平方向に沿って一列に並べて設けられる。
なお、イオン放出口25は、湾曲部22の送風ファン11に対向する頂部22aを挟んで送風ファン11から離れた箇所、すなわち図3及び図4における湾曲部22の頂部22aよりも下側に設けられる。
収容部23の内部には、図3及び図5に示すイオン流通路26が設けられる。イオン流通路26は収容部23の内部の所定位置に配置された室内機内放出用イオン発生装置18のイオン発生部18aの箇所からイオン放出口25に向かって延びる。また、イオン流通路26は図5に示すように室内機1の左右横方向に関して、イオン発生部18aの箇所からイオン放出口25に接近するに連れて流路が広がるように形成される。
なお、室内機内放出用イオン発生装置18が収容部23の内部の所定位置に配置された場合に、イオン流通路26はイオン放出口25の箇所を除いて密閉された空間から成る。
また、収容部23、着脱口24、イオン放出口25及びイオン流通路26は複数の室内機内放出用イオン発生装置18各々に対応して個別に設けられる。
そして、吹出口14及び通風路15の周辺が上記のように構成された室内機1を備える空気調和機は運転モードのひとつとして室内機1の内部のクリーンモードを有する。
室内機1の内部のクリーンモードでは、室内機内放出用イオン発生装置18を動作させ、さらに図3に示すように送風ファン11を吹出口14から室内へ空気を送り出す方向とは逆方向(図3における反時計回り)に回転させる。この送風ファン11の逆回転により、通常の空気調和運転時と比較して風量が少ない微風が発生する。
室内機内放出用イオン発生装置18が放出したイオンは送風ファン11の逆回転で生じる気流に誘引され、図3に矢印Aで示すようにイオン流通路26からイオン放出口25を通って送風ファン11の配置空間に至る。そして、室内機内放出用イオン発生装置18が放出したイオンは室内機1の内部に充満する。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態の空気調和機について、図6を用いて説明する。図6は室内機のイオン放出口を示す背面図であって、イオン放出口を室内機の背面側から見たものである。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第2実施形態の空気調和機の室内機1は、図6に示すイオン放出口35を備える。イオン放出口35は室内機1の背面側から見た平面視において円形形状をなし、複数が水平方向に沿って一列に並べて設けられる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態の空気調和機について、図7を用いて説明する。図7は室内機のイオン放出口を示す背面図であって、イオン放出口を室内機の背面側から見たものである。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第3実施形態の空気調和機の室内機1は、図7に示すイオン放出口45を備える。イオン放出口45は室内機1の背面側から見た平面視において円形形状をなし、複数が水平方向に沿って二列に並べて設けられる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態の空気調和機について、図8を用いて説明する。図8は室内機のイオン放出口を示す水平断面上面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第4実施形態の空気調和機の室内機1は、図8に示すイオン放出口55を備える。イオン放出口55は室内機1の上方から見た平面視において収容部23側から送風ファン11側に向かって収斂する台形形状をなす。
上記実施形態のように、空気調和機の室内機1は室内へ空気を送り出す吹出口14を開口する本体筐体10と、室内空気を循環させる一方で吹出口14から室内へ空気を送り出す方向とは逆方向に回転が可能な送風ファン11と、送風ファン11が循環させる空気との間で熱交換を行う室内熱交換器12と、送風ファン11を指向してイオンを放出するイオン発生部18aを有する室内機内放出用イオン発生装置18と、送風ファン11に臨むイオン放出口25を有する室内機内放出用イオン発生装置18の収容部23と、収容部23の室内側に面する箇所に設けられた室内機内放出用イオン発生装置18の着脱口24と、収容部23の内部に設けられてイオン発生部18aからイオン放出口25に向かって延びるイオン流通路26と、を備える。
この構成によると、送風ファン11を室内へ空気を送り出す方向とは逆方向に回転させ、室内機内放出用イオン発生装置18を動作させることで、室内機1の内部に多くのイオンが行き渡らせることができる。そして、イオンを室内機1の内部に充満させることが可能になる。これにより、室内機1の内部の除菌や脱臭を行うことができ、室内機1の内部を効果的に清潔にすることが可能である。
さらに上記構成によると、室内機内放出用イオン発生装置18はその収容部23の着脱口24を通じて、室内機1に対して着脱を容易に行うことができる。これにより、室内機内放出用イオン発生装置18の故障時やメンテナンス時に室内機内放出用イオン発生装置18の交換を容易に行うことが可能になる。
また、室内機1はイオン流通路26が送風ファン11と対向する箇所に湾曲部22を備え、湾曲部22の送風ファン11に対向する頂部22aを挟んで送風ファン11から離れた箇所、すなわち図3及び図4における湾曲部22の頂部22aよりも下側にイオン放出口25が設けられる。
この構成よれば、通常の空気調和運転時に図2及び図3における時計回りに送風ファン11を回転させた場合にイオン放出口25によって送風抵抗が生じることを抑制することができる。これにより、イオンを室内機1の内部に充満させることができ、且つ通常の空気調和運転も効果的に実現することが可能になる。
また、イオン流通路26はイオン放出口25の箇所を除いて密閉された空間から成る。
この構成よれば、通常の空気調和運転時にイオン流通路26に空気の流通が生じることを防止することができる。これにより、意図しない箇所で結露が生じることを抑制することが可能になる。
また、室内機1は室内機内放出用イオン発生装置18を複数備える。
この構成よれば、イオンを室内機1の内部に充満させる作用が向上する。したがって、室内機1の内部をより一層効果的に清潔にすることが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、上記実施形態では室内機内放出用イオン発生装置18を室内機1の2箇所に各々1個ずつ計2個設けることとしたが、室内機内放出用イオン発生装置18の数量は2個に限定されるわけではなく、1個或いは3個以上設けても良い。
本発明は空気調和機において利用可能である。
1 室内機
10 本体筐体
11 送風ファン
12 室内熱交換器
13 吸込口
14 吹出口
15 通風路
18 室内機内放出用イオン発生装置(イオン発生装置)
18a イオン発生部
19 ドレンパン
20 通風路上方壁部
21 舌部
22 湾曲部
22a 頂部
23 収容部
24 着脱口
25、35、45、55 イオン放出口
26 イオン流通路

Claims (4)

  1. 室内へ空気を送り出す吹出口を開口する本体筐体と、
    室内空気を循環させる一方で前記吹出口から室内へ空気を送り出す方向とは逆方向に回転が可能な送風ファンと、
    前記送風ファンが循環させる空気との間で熱交換を行う室内熱交換器と、
    前記送風ファンを指向してイオンを放出するイオン発生部を有するイオン発生装置と
    前記送風ファンに臨むイオン放出口を有する前記イオン発生装置の収容部と、
    前記収容部の室内側に面する箇所に設けられた前記イオン発生装置の着脱口と、
    前記収容部の内部に設けられて前記イオン発生部から前記イオン放出口に向かって延びるイオン流通路と、
    を備えることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記イオン流通路が前記送風ファンと対向する箇所に湾曲部を備え、前記湾曲部の前記送風ファンに対向する頂部を挟んで前記送風ファンから離れた箇所に前記イオン放出口が設けられることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記イオン流通路は前記イオン放出口の箇所を除いて密閉された空間から成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記イオン発生装置を複数備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の空気調和機。
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