JP2017101588A - 電磁デバイス駆動装置 - Google Patents

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弘智 氏家
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Abstract

【課題】昇圧回路を備えた電磁デバイス駆動装置において、当該昇圧回路の出力コンデンサの充電時間を効果的に短縮して、所定の昇圧電圧までのリカバリ時間を短縮する。【解決手段】出力コンデンサC102を備える第1の昇圧回路100と、第2の昇圧回路130と、前記出力コンデンサから出力される所定の昇圧電圧を通電して電磁デバイスL110を駆動する駆動回路Tr112と、を備え、前記第2の昇圧回路は、前記出力コンデンサから前記電磁デバイスへの通電が終了し前記第1の昇圧回路による前記出力コンデンサの充電が開始した後に、前記出力コンデンサの端子電圧が所定の昇圧電圧に達するまで、前記第1の昇圧回路と共に当該出力コンデンサへの充電を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、昇圧回路を備えた電磁デバイス駆動装置に関し、特に、昇圧回路の出力コンデンサの充電時間を短縮して所定の昇圧電圧までのリカバリ時間を短縮することのできる電磁デバイス駆動装置に関する。
従来、昇圧電源により電磁デバイスを駆動する電磁デバイス駆動装置として、電磁デバイスである燃料噴射弁を開閉するソレノイドアクチュエータのグランド側端子に回生用ダイオードのアノードを接続し、当該ダイオードのカソードを上記昇圧電源の出力コンデンサの電圧出力端に接続することで、電磁デバイスへの通電を遮断した際に当該電磁デバイスに発生する逆起電力を昇圧電源の出力コンデンサへ回生する、「内燃機関制御装置」が知られている(特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載の内燃機関制御装置の一部を示す図である。制御回路310は、燃料噴射期間を開始するときはTR302とTR304をオンにすることにより昇圧回路301からINJ305へ高電圧を印加して、燃料噴射弁を素早く開弁させる。所定時間の経過後、TR302をオフにした後、TR306をオン/オフすることにより開弁状態を保持する。その後、燃料噴射期間が終了すると、TR306とTR304をオフにしてINJ305への通電を停止する。
通電停止後にINJ305に発生する逆起電圧によりINJ305に流れる電流は、ダイオードD307と抵抗R308を介して昇圧回路301へ流れ込み、昇圧回路301に回生される。これにより、例えば、昇圧回路301の出力回路に設けられた昇圧電源コンデンサ(不図示)が充電される。
このような回生回路は、電磁デバイス(上記の例ではアクチュエータ)の逆起電力を有効活用して消費電力を低減するという効果のほか、一旦放電して出力電圧(端子電圧)が低下した昇圧回路の出力コンデンサを、昇圧回路自身で充電する一方、回生回路を通じても充電することで、出力電圧が所定の昇圧電圧まで復帰(回復)する時間を短縮するという効果も有している。
しなしながら、上記従来の制御装置では、出力コンデンサへの回生はソレノイドの通電が遮断される閉弁時にのみ行われることから、昇圧回路の出力電圧が回復するまでの時間の短縮には限界がある。
一方で、特にディーゼルエンジンにおいては、1回の燃焼サイクルにおいて複数回に分けて燃料を噴射する多段噴射を行うことで燃焼性能が向上することが知られており、この場合には、所定の時間内に所望の回数の燃料噴射を行うべく、上記昇圧回路の出力コンデンサの充電時間を短縮して燃料噴射間隔を短くすることが必要となる。
特許第4474423号公報
上記背景より、昇圧回路を備えた電磁デバイス駆動装置において、当該昇圧回路の出力コンデンサの充電時間を効果的に短縮して、所定の昇圧電圧までのリカバリ時間を短縮することが望まれている。
本発明の一の態様は、出力コンデンサを備える第1の昇圧回路と、第2の昇圧回路と、前記出力コンデンサから出力される所定の昇圧電圧を通電して電磁デバイスを駆動する駆動回路と、を備え、前記第2の昇圧回路は、前記出力コンデンサから前記電磁デバイスへの通電が終了し前記第1の昇圧回路による前記出力コンデンサの充電が開始した後に、前記出力コンデンサの端子電圧が所定の昇圧電圧に達するまで、前記第1の昇圧回路と共に当該出力コンデンサへの充電を行う、電磁デバイス駆動装置である。
本発明の他の態様によると、前記第2の昇圧回路は、前記出力コンデンサから前記電磁デバイスへの通電が終了し前記第1の昇圧回路による前記出力コンデンサの充電が開始した後、所定の時間の経過後に、前記出力コンデンサの端子電圧が所定の昇圧電圧に達するまで、前記第1の昇圧回路と共に当該出力コンデンサへの充電を行う。
本発明の他の態様によると、前記第2の昇圧回路は、前記所定の時間の経過時の前記出力コンデンサの出力電圧に基づいて算出される時間だけ前記第1の昇圧回路と共に当該出力コンデンサへの充電を行うことにより、前記出力コンデンサの端子電圧が所定の昇圧電圧に達するまで前記第1の昇圧回路と共に当該出力コンデンサへの充電を行う。
本発明の他の態様によると、前記第2の昇圧回路は、前記出力コンデンサから前記電磁デバイスへの通電が終了し前記第1の昇圧回路による前記出力コンデンサの充電が開始した後、当該出力コンデンサの出力電圧が所定の閾値電圧に達したときから、前記出力コンデンサの端子電圧が所定の昇圧電圧に達するまで前記第1の昇圧回路と共に当該出力コンデンサへの充電を行う。
本発明の他の態様によると、前記第1の電磁デバイスは、内燃機関の燃料噴射弁を開閉するソレノイドアクチュエータである。
本発明の他の態様は、上述したいずれかの電磁デバイス駆動装置を備える車両用電子制御装置である。
穂発明の更に他の態様は、上述したいずれかの電磁デバイス駆動装置を備える車両である。
本発明の一実施形態に係る電磁デバイス駆動装置の回路図である。 図1に示す電磁デバイス駆動装置の動作を示すタイミング図である。 従来の電磁デバイス駆動装置の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態に係る電磁デバイス駆動装置は、例えば車両に搭載されて、電磁デバイスとして当該車両の内燃機関の燃料噴射弁を開閉するソレノイドアクチュエータを駆動する電磁デバイス駆動装置である。ただし、本発明はこれに限らず、広く一般の電磁デバイス(又は誘導性負荷)を駆動する駆動装置に適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電磁デバイス駆動装置の回路図である。
本電磁デバイス駆動装置10(以下、単に駆動装置10ともいう)は、コイルL104、トランジスタTr106、ダイオードD108、及び出力コンデンサC102を有する第1の昇圧回路100と、昇圧回路100のトランジスタTr106をオンオフ制御する昇圧制御回路122と、を備える。
昇圧回路100は、バッテリ(不図示)からの給電を受け、昇圧制御回路122によりトランジスタTr106がオンオフ制御されることにより、当該給電の電圧(給電電圧)VBAT(例えば、12V)よりも大きな所定の第1の昇圧電圧(例えば、40V)まで出力コンデンサC102を充電し、当該第1の昇圧電圧を出力する。
駆動装置10は、また、昇圧回路100の出力コンデンサC102から出力される第1の昇圧電圧を電磁デバイスL110の一の端子に通電して当該電磁デバイスL110を駆動する駆動回路であるトランジスタTr112と、バッテリからの給電を受けて給電電圧VBATを電磁デバイスL110の上記一の端子に通電して電磁デバイスL110を駆動するトランジスタTr114と、電磁デバイスL110の他の端子とグランドとの間の接続を制御するトランジスタTr118と、を有している。ここで、電磁デバイスL110は、例えば、本駆動装置10が搭載された車両の内燃機関の燃料噴射弁(不図示)を駆動するソレノイドアクチュエータである。なお、コンデンサC118は、トランジスタTr114のオンオフ動作に伴ってバッテリ供給電圧VBATが変動するのを防止するためのノイズ除去用のコンデンサであり、ツェナーダイオードD120は、トランジスタTr118をオフにして電磁デバイスL110への通電を停止したときに当該電磁デバイスL110において発生する逆起電圧をD120の降伏電圧まで素早く低下させて閉弁時間を短縮するためのダイオードである。また、ダイオードD116は、Tr112をオンにして出力コンデンサC102から電磁デバイスL110へ通電した第1の昇圧電圧がTr114に印加されないようにするための保護ダイオードである。
さらに、駆動装置10は、コイルL134、トランジスタTr136、ダイオードD138、及び出力コンデンサC132を有する第2の昇圧回路130と、第2の昇圧回路130の出力を第1の昇圧回路100の出力に接続するトランジスタTr140と、を備える。
昇圧回路130は、バッテリ(不図示)からの給電を受け、昇圧制御回路122によりトランジスタTr136がオンオフ制御されることにより、当該給電の電圧(給電電圧)VBATよりも大きく且つ第1の昇圧電圧よりも大きな所定の第2の昇圧電圧(例えば、65V)まで出力コンデンサC132を充電し、当該第2の昇圧電圧を出力する。
また、駆動装置10は、トランジスタTr112、114、118、140のオンオフをそれぞれ制御することにより駆動装置10の全体動作を制御する制御回路124を有する。制御回路124は、抵抗R142及びR144により構成される分圧回路を介して、第1の昇圧回路100の出力コンデンサC102の出力電圧(図1の図示B点の電圧)をモニタし、当該モニタした電圧にも基づいて、駆動装置10の動作を制御する。なお、制御回路124は、例えば、マイクロコンピュータや、ASIC(Application Specific integrated Circuit、特定用途向け集積回路)等により構成されるものとすることができる。
本実施形態では、Tr114は、例えばPチャネルMOSFETであり、Tr106、112、118、136、140は、例えばNチャネルMOSFETであり、昇圧制御回路122及び制御回路124は、それぞれの制御対象である各トランジスタのゲートへの印加電圧を制御している。ここで、制御回路124からTr140、112、114、118のゲートに印加される電圧を、それぞれVG1、VG2、VG3、VG4とする。なお、トランジスタTr106、112、114、118、136、140は、MOSFETに限らず、バイポーラ等の他のタイプのトランジスタを用いることもできる。
上記の構成を有する駆動回路10は、従来の電磁弁駆動回路と同様に、Tr118及びTr112をオンすることにより第1の昇圧電圧を電磁デバイスL110に通電して燃料噴射弁を素早く開弁した後、Tr112をオフにしてTr114をオン/オフ制御することで開弁状態を保持する。また、当該開弁状態を保持する期間において、昇圧回路100により出力コンデンサC102への充電を行うと共に、昇圧回路100による当該充電の期間中の所定のタイミングでTr140をオンにして第2の昇圧回路130からも出力コンデンサC102への充電を行うことで、出力コンデンサC102の充電時間を短縮する。
これにより、駆動装置10は、第1の昇圧回路の出力コンデンサC102が所定の第1の昇圧電圧まで充電されるまでの時間を短縮することができるので、例えば電磁デバイスL110により駆動される燃料噴射弁の開弁間隔(従って、燃料噴射間隔)を短縮して制御性の高い多段噴射を実現することができる。
次に、駆動装置10の動作について説明する。図2は、駆動装置10の動作を示すタイミング図である。図2には、図示上より、電磁デバイスL110の通電電流(図2の(a))、昇圧回路100の出力コンデンサC102の出力電圧(図1における図示B点の電圧)(図2の(b))、昇圧回路130の出力電圧(図1における図示A点の電圧)(図2の(c))、Tr140のゲート電圧VG1(図2の(d))、Tr112のゲート電圧VG2(図2の(e))、Tr114のゲート電圧VG3(図2の(f))、及びTr118のゲート電圧VG4(図2の(g))、の時間変化がそれぞれ示されている。
なお、図2においては、図示左から右に向かって時間が流れているのとする。また、以下では、Tr140、112、114、118の各トランジスタについて、当該トランジスタがオン状態となるゲート電圧をON電圧、オフ状態となるゲート電圧をOFF電圧と称する。ここで、Tr114はPチャネルFETであるため、ON電圧はOFF電圧より低電圧であり、他のトランジスタはNチャネルFETであるため、ON電圧はOFF電圧より高電圧である。さらに、C102及びC132の出力電圧(端子電圧)は、実際には指数関数的に変化するが、図示を単純化して理解を容易にするため、図2においては直線的に変化する形で描いている。
駆動装置10の電源が投入された後、制御回路124が初期化された状態(時刻T1より図示左側)では、VG1〜4はいずれもOFF電圧となっている。その後、時刻T1において動作が開始されると、まず、VG2とVG4がON電圧に設定され、Tr112及びTr118がオン状態となる(図2の(e)(g))。これにより、昇圧回路100の出力コンデンサC102の出力電圧(第1の昇圧電圧)が電磁デバイスL110に通電され、電磁デバイスL110の通電電流が一気に上昇すると共に(図2の(a))、出力コンデンサC102の電荷が電磁デバイスL110へ放電されるにつれて、出力コンデンサC102の出力電圧は低下する(図2の(b))。
次に、時刻T2においてVG2がOFF電圧に設定されると(図2の(e))、Tr112がオフになるため出力コンデンサC102の出力電圧の低下は止まり、出力コンデンサC102は昇圧回路100により再び充電され、当該出力電圧は上昇していく(図2(b))。また、Tr112がオフになるため電磁デバイスL110の通電電流は低下していく(図2(a))。
そして、時刻T2の後、電磁デバイスL110の通電電流が所定の保持電流値に達するまでの所定の時間が経過した時刻T3に、VG3によりTr114のオンオフ制御が開始され(図2の(f))、電磁デバイスL110の通電電流は鋸歯状に変化する(図2の(a))。これにより、燃料噴射弁が開弁状態に保持される。
時刻T1における開弁動作の開始から所定の開弁期間が経過した時刻T4において、VG3及びVG4がOFF電圧に設定されることでTr114及びTr118がオフ状態となり、電磁デバイスL110の通電電流はゼロまで低下し(図2の(a))、燃料噴射弁が閉弁する。
時刻T2における、昇圧回路100による出力コンデンサC102への充電の再開から所定の時間Δt1が経過した時刻T5において、制御回路124は、当該時刻における出力コンデンサC102の出力電圧Vaが所定の第1の昇圧電圧に達していない場合には(図2の(b))、VG1をON電圧に設定することにより、第1の昇圧回路100に加えて第2の昇圧回路130による出力コンデンサC102の充電も開始する(図2の(d))。これにより、第1の昇圧回路100の出力コンデンサC102の出力電圧は急速に上昇する一方(図2の(b))、第2の昇圧回路130の出力コンデンサC132の出力電圧は低下する(図2の(c))。なお、制御回路124は、抵抗R142及びR144により構成される分圧回路を介して出力コンデンサC102の出力電圧を検知することができる。
時刻T5の後、出力コンデンサC102の出力電圧が第1の昇圧電圧に達するまでの時間Δt2が経過した時刻T6において、制御回路124はVG1をOFF電圧に設定して第1の昇圧回路100からコンデンサC102への充電を停止する(図2の(b)(c)(d))。ここで、Δt2は、時刻T5における出力コンデンサC102の出力電圧Vaと、第2の昇圧回路130の出力コンデンサC132の出力電圧(第2の昇圧電圧)と、出力コンデンサC102及びC132の静電容量と、これら2つの出力コンデンサC102、C132をつなぐトランジスタTr140のオン抵抗等により定めることができる。なお、時刻T6の経過後は、出力コンデンサC132は第2の昇圧回路130により充電され、その出力電圧は第2の昇圧電圧に達する(図2の(c)、時刻T7)。
上記の動作により、出力コンデンサC102の充電は時刻T6において完了し、駆動回路10は、燃料噴射弁を即座に開弁することができる状態となる。すなわち、昇圧回路130を用いず昇圧回路100のみによって出力コンデンサC102を充電した場合には、出力コンデンサC102の出力電圧は、例えば図2に示す一点鎖線に沿って上昇し、長い時間を経過した時刻T8において第1の昇圧電圧に達することとなるのに対し、駆動回路10においては、第2の昇圧回路130によっても出力コンデンサC102への充電を行うため、出力コンデンサC102についての第1の昇圧電圧までの充電期間が時刻T6まで短縮され、当該時刻T6において燃料噴射弁の開弁の準備が整うこととなる。その結果、多段噴射等の短い間隔での燃料噴射を必要とするエンジン制御(燃料噴射制御)が可能となる。
なお、本実施形態では、図2において、開弁期間の終了時刻T4の後の時刻T5において第2の昇圧回路130による出力コンデンサC102への充電を開始するものとしたが、これに限らず、昇圧回路130による出力コンデンサC102への充電の開始時刻は、昇圧回路100による出力コンデンサC102への再充電の開始後(すなわち、図2の時刻T2後)、当該出力コンデンサC102の出力電圧が第1の昇圧電圧に達するまでのいずれかのタイミングで行うことができる。
当該タイミングは、例えば、第2の昇圧回路130の出力コンデンサC132から出力コンデンサC102への充電を開始した後に出力コンデンサC132の電圧が第1の昇圧電圧未満とならないように(すなわち、コンデンサC132が、コンデンサC102を第1の昇圧電圧まで即座に充電できるように)、コンデンサC102の電圧が第1の昇圧回路100によって或る程度の電圧まで充電された後のタイミングとすることが望ましい。
例えば、本実施形態では第1の昇圧回路100による出力コンデンサC102の充電開始時刻(図2の時刻T2)から所定の時間(上述したΔt1)内に出力コンデンサC102の出力電圧が所定の電圧に達していない場合に、第2の昇圧回路130による出力コンデンサC102の充電を開始するものとしたが、これに限らず、時刻T2からの時間経過によることなく単に出力コンデンサC102の出力電圧が所定の閾値電圧に達した時に、第2の昇圧回路130による出力コンデンサC102の充電を開始するものとしてもよい。
10・・・電磁デバイス駆動装置、100、130・・・昇圧回路、C102、C132、C118・・・コンデンサ、L104、L134・・・コイル、L110・・・電磁デバイス、Tr106、Tr112、Tr114、Tr118、Tr136、Tr140・・・トランジスタ、D108、D116、D120、D138・・・ダイオード、122・・・昇圧制御回路、124・・・制御回路。

Claims (7)

  1. 出力コンデンサを備える第1の昇圧回路と、
    第2の昇圧回路と、
    前記出力コンデンサから出力される所定の昇圧電圧を通電して電磁デバイスを駆動する駆動回路と、
    を備え、
    前記第2の昇圧回路は、前記出力コンデンサから前記電磁デバイスへの通電が終了し前記第1の昇圧回路による前記出力コンデンサの充電が開始した後に、前記出力コンデンサの端子電圧が所定の昇圧電圧に達するまで、前記第1の昇圧回路と共に当該出力コンデンサへの充電を行う、
    電磁デバイス駆動装置。
  2. 前記第2の昇圧回路は、前記出力コンデンサから前記電磁デバイスへの通電が終了し前記第1の昇圧回路による前記出力コンデンサの充電が開始した後、所定の時間の経過後に、
    前記出力コンデンサの端子電圧が所定の昇圧電圧に達するまで、前記第1の昇圧回路と共に当該出力コンデンサへの充電を行う、
    請求項1に記載の電磁デバイス駆動装置。
  3. 前記第2の昇圧回路は、前記所定の時間の経過時の前記出力コンデンサの出力電圧に基づいて算出される時間だけ前記第1の昇圧回路と共に当該出力コンデンサへの充電を行うことにより、前記出力コンデンサの端子電圧が所定の昇圧電圧に達するまで前記第1の昇圧回路と共に当該出力コンデンサへの充電を行う、
    請求項2に記載の電磁デバイス駆動装置。
  4. 前記第2の昇圧回路は、前記出力コンデンサから前記電磁デバイスへの通電が終了し前記第1の昇圧回路による前記出力コンデンサの充電が開始した後、当該出力コンデンサの出力電圧が所定の閾値電圧に達したときから、前記出力コンデンサの端子電圧が所定の昇圧電圧に達するまで前記第1の昇圧回路と共に当該出力コンデンサへの充電を行う、
    請求項1に記載の電磁デバイス駆動装置。
  5. 前記第1の電磁デバイスは、内燃機関の燃料噴射弁を開閉するソレノイドアクチュエータである、
    請求項1ないし4のいずれか一項に記載の電磁デバイス駆動装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の電磁デバイス駆動装置を備える車両用電子制御装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の電磁デバイス駆動装置を備える車両。
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