JP2017100443A - 化粧板及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表層樹脂層の劣化を防ぎ、機能性の効果およびその維持に優れた化粧板を提供する。【解決手段】基材と、上記基材の一方面又は両面上に積層される表層樹脂層と、上記表層樹脂層上に配置される耐酸化性樹脂からなる樹脂シートと、上記樹脂シート上に担持される機能性物質と、からなり、上記機能性物質が担持されている側の上記樹脂シートの表面には、凹陥模様が形成されてなることを特徴とする化粧板。【選択図】 図1

Description

本発明は、化粧板及びその製造方法に関する。
従来から、メラミン化粧板等の化粧板に、光触媒などの機能性物質を添加もしくは塗布することで、防汚性、抗菌性等の機能性を付与した化粧板が提供されている。
特許文献1には、表面にシリコーン樹脂層が形成された防汚性化粧板が開示されている。
特開2003−276149号公報
図3は、従来の化粧板を模式的に示す概略断面図である。
この化粧板3では、光触媒などの機能性物質14が表層樹脂層12(シリコーン樹脂層)に固定されている。
図3に示した化粧板3では、表面が平坦なシリコーン樹脂などの撥水性の樹脂であるため、防汚性には優れるものの、細菌やウィルスが表面に付着しにくく、これら細菌やウィルスと機能性物質との接触確率、接触時間が充分ではなく、機能性物質が有する抗菌性、抗ウィルス性の効果が充分に発揮できなかった。また、化粧板表面を拭き取り清掃すると、表面の機能性物質が脱落してしまい、その機能を失ってしまうという問題が見られた。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、メラミン樹脂等からなる表層樹脂層の劣化を防ぎ、機能性の効果およびその維持に優れた化粧板及びその製造方法を提供することを目的とする。特に、抗菌性、抗ウィルス性の効果およびその維持に優れた化粧板及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の化粧板は、基材と、上記基材の一方面又は両面上に積層される表層樹脂層と、上記表層樹脂層上に配置される耐酸化性樹脂からなる樹脂シートと、上記樹脂シート上に担持される機能性物質と、からなり、上記機能性物質が担持されている側の上記樹脂シートの表面には、凹陥模様が形成されてなることを特徴とする。
本発明の化粧板では、光触媒などの機能性物質が耐酸化性の樹脂シート上に担持されているため、抗菌性、抗ウィルス性等、機能性物質としての本来の機能を発揮することができ、その効果を長期間維持することができる。
また、機能性物質が耐酸化性の樹脂シート上に担持されていると、機能性物質の表層樹脂層への接触を防止することができる。その結果、機能性物質による表層樹脂層の変色や劣化を防ぐことができる。
さらに、本発明の化粧板では、機能性物質が担持されている側の樹脂シートの表面に、凹陥模様が形成されている。したがって、樹脂シートがシリコーン樹脂やフッ素樹脂のような撥水性樹脂からなる場合であっても、細菌やウィルスが凹陥模様の溝内に捕捉されるため、光触媒などの機能性物質と充分に反応する機会と時間が得られ、細菌やウィルスを失活させることができる。また、表面に凹陥模様が形成されている場合は、化粧板の表面積が大きくなるため、光触媒などの機能性物質の担持量を増やすことができ、細菌やウィルスをより効率的に失活させることができる。さらに、凹陥模様の溝内部にも光触媒などの機能性物質が担持されるため、化粧板表面を拭き取り清掃しても溝内部の機能性物質は除去されず残存するため、拭き取り清掃により、化粧板が細菌やウィルスの失活機能を喪失することがない。
なお、本発明における耐酸化性樹脂からなる樹脂シートは、フィルム状に成形された樹脂シートであってもよく、紙に耐酸化性樹脂を含浸した含浸紙であってもよい。また、液状の耐酸化性樹脂を表層樹脂層に層状に塗布して乾燥、硬化させてシート状にしてもよい。すなわち、本発明における耐酸化性樹脂からなる樹脂シートは、耐酸化性樹脂層と言い換えることができる。
本発明の化粧板において、上記凹陥模様の深さは、10〜50μmであることが望ましい。凹陥模様が深すぎると、光触媒などの機能性物質が局在化して抗ウィルス性が低下し、逆に凹陥模様が浅すぎると、ウィルス等をトラップできず、抗ウィルス性が低下するからである。
上記凹陥模様は、木目模様のような繊細な模様に用いられることが望ましい。導管部分の凹凸感をリアルに表現でき、賦型した化粧材は、実際の木材を用いた材料と同様の質感を得ることができるからである。
本発明の化粧板において、耐酸化性樹脂からなる樹脂シートは、シリコーン樹脂又はフッ素樹脂からなることが望ましい。シリコーン樹脂やフッ素樹脂は、光触媒などの機能性物質によって酸化されにくい性質を有している。そのため、シリコーン樹脂又はフッ素樹脂からなる樹脂シート上に機能性物質を担持することにより、機能性物質の表層樹脂層への接触を防止することができるとともに、樹脂シートの劣化を防ぐこともできる。
本発明の化粧板において、樹脂シートの厚さは、10〜1000μmであることが望ましい。樹脂シートの厚さを上記範囲とすることにより、表層樹脂層上に機能性物質を密着することができ、機能性物質の特性が充分に発揮される。
本発明の化粧板において、機能性物質は、可視光応答型光触媒であることが望ましい。
本発明の化粧板において、上記可視光応答型光触媒は、白金担持チタニア触媒、銅担持チタニア触媒、鉄担持チタニア触媒、窒素ドープチタニア触媒、硫黄ドープチタニア触媒、炭素ドープチタニア触媒、又は、酸化タングステンであることが望ましい。
本発明の化粧板の製造方法は、基材の一方面又は両面上に、樹脂含浸紙と耐酸化性樹脂からなる樹脂シートとを配置し、さらに、表面に凸形状を有する賦型板を、当該凸形状を有する面を樹脂シート側にして載置する工程と、これらを熱圧成形することにより、表面に凹陥模様が形成された樹脂シート、表層樹脂層および基材からなる積層体を得る工程と、上記凹陥模様が形成された樹脂シート上に機能性物質を担持させる工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の化粧板の製造方法では、表面に凸形状が設けられた賦型板を使用して、耐酸化性樹脂からなる樹脂シート表面に凹陥模様を転写させることにより、効率的に凹陥模様を形成することができる。
本発明の化粧板では、光触媒などの機能性物質が耐酸化性の樹脂シート上に担持されているため、抗菌性、抗ウィルス性等、機能性物質としての本来の機能を発揮することができ、その効果を長期間維持することができる。
また、機能性物質が耐酸化性の樹脂シート上に担持されていると、機能性物質の表層樹脂層への接触を防止することができる。その結果、機能性物質による表層樹脂層の変色や劣化を防ぐことができる。
さらに、本発明の化粧板では、機能性物質が担持されている側の樹脂シートの表面に、凹陥模様が形成されている。したがって、樹脂シートがシリコーン樹脂やフッ素樹脂のような撥水性樹脂からなる場合であっても、細菌やウィルスが凹陥模様の溝内に捕捉されるため、光触媒などの機能性物質と充分に反応する機会と時間が得られ、細菌やウィルスを失活させることができる。また、表面に凹陥模様が形成されている場合は、化粧板の表面積が大きくなるため、光触媒などの機能性物質の担持量を増やすことができ、細菌やウィルスをより効率的に失活させることができる。さらに、凹陥模様の溝内部にも光触媒などの機能性物質が担持されるため、化粧板表面を拭き取り清掃しても溝内部の機能性物質は除去されず残存するため、拭き取り清掃により、化粧板が細菌やウィルスの失活機能を喪失することがない。
図1は、本発明の一実施形態に係る化粧板を模式的に示す概略断面図である。 図2(a)、図2(b)及び図2(c)は、本発明の一実施形態に係る化粧板の製造方法を模式的に示す概略断面図である。 図3は、従来の化粧板を模式的に示す概略断面図である。
以下、本発明の化粧板について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る化粧板を模式的に示す概略断面図である。
本発明の化粧板1は、基材120と基材120の表面上に積層されるメラミン樹脂等からなる表層樹脂層12を有し、耐酸化性樹脂からなる樹脂シート13が表層樹脂層12上に配置され、当該樹脂シート13の表面には、凹陥模様130が形成されている。さらに、機能性物質14が樹脂シート13上に担持された構造を有している。
本発明の化粧板では、樹脂シートの表面に形成されている凹陥模様により、細菌やウィルスが捕捉されて、光触媒などの機能性物質との接触確率が高くなり、かつ接触時間も長くなるので、細菌やウィルスを失活させる機能が高い。また、化粧板の表面積が大きくなるため、光触媒などの機能性物質の担持量を増やすことができる。
本発明の化粧板において、凹陥模様の深さは、10〜50μmであることが望ましい。凹陥模様が深すぎると、光触媒などの機能性物質が局在化して抗ウィルス性が低下し、逆に凹陥模様が浅すぎると、ウィルス等をトラップできず、抗ウィルス性が低下するからである。
本発明の化粧板に使用する基材は、特に限定されるものではなく、一般的に化粧板に使用されるコア紙やマグネシアセメント等の不燃基材等を使用することができる。コア紙は単独でもよく複数枚のコア紙を積層した積層体としてもよい。コア紙の枚数は特に限定されないが、1〜20枚とすることができる。コア紙としては、例えば、水酸化アルミニウム抄造紙を使用することができる。コア紙には、フェノール樹脂を含浸させることができる。また、コア紙とマグネシアセメント不燃基材を積層させて基材とすることもできる。
マグネシアセメント不燃基材は、単独で使用することにより、又は、コア紙の中心部に積層して配置させることにより基材を構成することができる。マグネシアセメント不燃基材は、酸化マグネシウム(MgO)と塩化マグネシウム(MgCl)を混合し、さらに骨材と水を加えて混練し、板状に成形することにより製造されるものである。骨材としては、ロックウール、グラスウール等の無機質繊維、ウッドチップ、パルプ等の有機質繊維を用いることができる。また、マグネシアセメント不燃基材の強度を高めるため、中間層として網目状等に形成されたガラス繊維層を設けることができる。
複数又は単数のコア紙及び/又はマグネシアセメント不燃基材からなる基材表面上に表層樹脂層を形成する方法は、特に限定されるものではなく、一般的な方法で行うことができる。例えば、基材の片面又は両面にメラミン樹脂含浸紙を積層し、熱圧成形する方法を用いることができる。上記方法を用いると、メラミン樹脂含浸紙のメラミン樹脂がコア紙に浸透し、そこで硬化反応が進行して、コア紙に対するメラミン樹脂含浸紙の接着力が発現する。
また、本発明の化粧板を構成する表層樹脂層に用いることができる樹脂としては、メラミン樹脂、ジアリルフタレート(DAP)樹脂、ポリエステル樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、グアナミン樹脂などが挙げられる。これらの中では、メラミン樹脂を用いることが望ましい。
メラミン樹脂は、透光性などの光学的、視覚的特性を損なうことなく、寸法安定性や靭性を改善した樹脂である。メラミン樹脂としては、メラミン及びその誘導体をモノマーとする樹脂であれば公知のものを採用することができる。また、メラミン樹脂は、単一のモノマーからなる樹脂であってもよく、複数のモノマーからなる共重合体であってもよい。メラミンの誘導体としては、例えば、イミノ基やメチロール基、メトキシメチル基、ブトキシメチル基等のアルコキシメチル基などの官能基を有する誘導体が挙げられる。また、メチロール基を有するメラミン誘導体に低級アルコールを反応させて部分的あるいは完全にエーテル化した化合物をモノマーとして用いることができる。モノメチロールメラミン、ジメチロールメラミン、トリメチロールメラミン、テトラメチロールメラミン、ペンタメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミン等のメチロール基を有する誘導体(以下、「メチロール化メラミン」という。)を架橋剤としてメラミンと共重合させてなるメラミン樹脂を用いることができる。
メラミン樹脂含浸紙は、パターン紙にメラミン樹脂を所定の含浸率で含浸させた後、加熱、乾燥させることにより作製される。メラミン樹脂をパターン紙に含浸させるには、溶媒として、例えば、ホルムアルデヒド水溶液を使用したメラミン樹脂含有溶液中にパターン紙を浸漬することにより行うことができる。また、メラミン樹脂含浸紙に曲げ加工性を付与するために、メラミン樹脂と共に可塑剤を含む溶液を含浸させることができる。可塑剤としては、例えば、ε−カプロラクタム、アセトグアナミン、パラトルエンスルフォン酸アミド、尿素等を使用することができる。パターン紙としては、例えばチタン紙が用いられる。パターン紙の坪量は、パターン紙の厚みや重さを考慮して80〜150g/mとすることができる。加熱、乾燥の温度は、パターン紙にメラミン樹脂を強固に固着させるために100〜150℃に設定することができる。
本発明の化粧板において、樹脂シートの材料は、耐酸化性樹脂である限り特に限定されないが、シリコーン樹脂又はフッ素樹脂であることが望ましい。シリコーン樹脂やフッ素樹脂は、光触媒などの機能性物質によって酸化されにくい性質を有している。そのため、シリコーン樹脂又はフッ素樹脂からなる樹脂シート上に機能性物質を担持することにより、機能性物質の表層樹脂層への接触を防止することができるとともに、樹脂シートの劣化を防ぐこともできる。
シリコーン樹脂としては、例えば、シリコーンレジン、変性シリコーンオイル等を用いることができる。変性シリコーンオイルとしては、分子内に1個以上の官能基を有するシリコーンオイルを用いることができる。官能基を導入する位置は特に限定されず、ポリシロキサン主鎖の片末端、両末端あるいは側鎖のいずれの位置に導入してもよい。また、官能基としては、例えば、水酸基、アミノ基、メトキシ基、ヒドラジノ基、エポキシ基、メタクリル基、カルボキシル基、カルビノール基等を導入することができる。
フッ素樹脂としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロエチレンプロペンコポリマー(FEP)、パーフルオロアルコキシアルカン(PFA)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロジオキソールコポリマー(TFE/PDD)、エチレン・テトラフルオロエチレンポリマー(ETFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、エチレン−クロロトリフロオロエチレンコポリマー(ECTFE)等が挙げられる。さらに、フッ素樹脂として、ポリフッ化ビニル系(PVF)、フッ化ビニリデン系(FKM)、テトラフルオロエチレン−プロピレン系(FEPM)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロビニルエーテル系(FFKM)等のフッ素ゴムを用いることもできる。
本発明の化粧板において、耐酸化性樹脂からなる樹脂シートの厚さは、10〜1000μmであることが望ましく、50〜500μmであることがより望ましい。耐酸化性樹脂からなる樹脂シートの厚さを上記範囲とすることにより、表層樹脂層上に機能性物質を密着することができ、機能性物質の特性が充分に発揮される。
本発明の化粧板において、樹脂シートの形状は特に限定されず、適宜必要な形状に打ち抜き加工されていてもよい。
本発明の化粧板において、機能性物質は、抗菌性、抗ウィルス性、抗アレルゲン性、消臭性等の機能を有する機能材であることが望ましい。例えば、抗菌性、抗ウィルス性の機能性物質としては、可視光応答型光触媒が挙げられる。この可視光応答型光触媒の具体例としては、例えば、酸化チタンに白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウムなどの白金族、鉄、銅などを担持させたものなどが挙げられる。
本発明の化粧板において、可視光応答型光触媒は、白金担持チタニア触媒、銅担持チタニア触媒、鉄担持チタニア触媒、窒素ドープチタニア触媒、硫黄ドープチタニア触媒、炭素ドープチタニア触媒、又は、酸化タングステンであることが望ましく、銅担持チタニア触媒であることがより望ましい。銅担持チタニア触媒としては、例えば、特開2006−232729号公報に記載されたCuO/TiO(重量%比)=1.0〜3.5の範囲で銅を含有するアナターゼ型酸化チタン、特開2012−210557号公報に記載された亜酸化銅(酸化銅(I):CuO)と酸化チタンとが複合化した光触媒組成物、特開2013−166705号公報に記載された一価銅化合物及び二価銅化合物を含む混合物を表面に担持した酸化チタン、並びに、国際公開第2013/094573号に記載された結晶性ルチル型酸化チタンを含む酸化チタンと2価銅化合物とを含有する銅及びチタン含有組成物などが挙げられる。
本発明の化粧板においては、機能性物質が耐酸化性樹脂からなる樹脂シートの表面上に存在していることが望ましく、機能性物質の一部が耐酸化性樹脂からなる樹脂シート中に埋没していてもよい。機能性物質の一部が樹脂シート中に埋没していると、樹脂シートと機能性物質との密着性を確保して、機能性物質の脱落を防止することができる。
本発明の化粧板は、樹脂シートの表層に無機ゾルの乾燥体又は接着剤の硬化体を有していてもよい。無機ゾルの乾燥体又は接着剤の硬化体を介して機能性物質を固定化することにより、機能性物質をより強固に固定化することができる。無機ゾルとしては、シリカゾル、アルミナゾル、シリカ−アルミナゾル、チタニアゾル等を用いることができ、シリカゾルを用いることが望ましい。接着剤としては、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等からなる接着剤を用いることができ、シリコーン樹脂からなる接着剤を用いることが望ましい。
次に、本発明の化粧板の製造方法について説明する。
本発明の化粧板の製造方法は、基材の一方面又は両面上に、樹脂含浸紙と耐酸化性樹脂からなる樹脂シートとを配置し、さらに、表面に凸形状を有する賦型板を、当該凸形状を有する面を樹脂シート側にして載置する工程と、これらを熱圧成形することにより、表面に凹陥模様が形成された樹脂シート、表層樹脂層および基材からなる積層体を得る工程と、上記凹陥模様が形成された樹脂シート上に機能性物質を担持させる工程と、を含むことを特徴とする。
図2(a)、図2(b)及び図2(c)は、本発明の一実施形態に係る化粧板の製造方法を模式的に示す概略断面図である。
図2(a)に示すように、基材120上に、樹脂含浸紙22および樹脂シート13を配置した後、表面に凸形状32を有する賦型板31を載置する。これらを熱圧成形することにより、図2(b)に示すように、樹脂含浸紙22を表層樹脂層12とするとともに、樹脂シート13の表面に、凹陥模様130を形成する。その後、図2(c)に示すように、凹陥模様130が形成された樹脂シート13上に機能性物質14を担持させる。
最初に、複数又は単数のコア紙及び/又はマグネシアセメント不燃基材等からなる基材表面上に表層樹脂層を形成する。上記基材やその製造方法、上記表層樹脂層については、本発明の化粧板の説明において説明したので、ここでは省略する。
本発明の化粧板においても説明したが、基材表面上に表層樹脂層を形成する方法は、特に限定されるものではなく、一般的な方法で行うことができる。具体的な表層樹脂層の形成方法としては、例えば、コア紙の積層体からなる基材の片面又は両面にメラミン樹脂等の樹脂含浸紙を積層する積層工程と、メラミン樹脂等の樹脂含浸紙が積層された基材を熱圧成形する熱圧成形工程を含む方法が挙げられる。上記方法を用いると、メラミン樹脂含浸紙のメラミン樹脂がコア紙に浸透し、そこで硬化反応が進行して、コア紙に対するメラミン樹脂含浸紙の接着力が発現する。
熱圧成形する際の加熱条件としては、化粧板の温度を125〜150℃とすることができ、加圧条件としては、1.96〜9.80MPa(20〜100kg/cm)とすることができる。温度が125℃未満の場合又は圧力が1.96MPa未満の場合には、基材に対する樹脂含浸紙の密着性が不足し、剥離が発生しやすくなる。一方、温度が150℃を超える場合又は圧力が9.80MPaを超える場合には、亀裂が発生するおそれがある。
上述のとおり、本発明の化粧板の製造方法では、基材上に、樹脂含浸紙と耐酸化性樹脂からなる樹脂シートとを配置し、さらに、表面に凸形状を有する賦型板を載置した後、熱圧成形を行う。これにより、樹脂含浸紙を表層樹脂層とするとともに、樹脂シートの表面に凹陥模様を形成することができる。
樹脂シートを作製する方法としては、例えば、樹脂シートがシリコーン樹脂からなる場合、シリコーン樹脂を含むゾル溶液等を離型フィルム上に塗工し、乾燥させた後、離型フィルムを除去する方法等が挙げられる。樹脂シートを作製する際には、上記ゾル溶液等を離型フィルム上に塗工した後、プレスした状態で乾燥させることが望ましい。プレスした状態で乾燥を行うことにより、樹脂シートの平坦度をさらに小さくすることができる。
また、樹脂含浸紙にシリコーン樹脂やフッ素樹脂を含浸させてもよい。
樹脂含浸紙上に配置する前の耐酸化性樹脂からなる樹脂シートは半硬化の状態であることが望ましい。樹脂含浸紙上に配置した後に熱圧成形を行うことにより、樹脂シートを完全に硬化させることができる。
樹脂含浸紙上に耐酸化性樹脂からなる樹脂シートを配置する方法としては、例えば、基材上に樹脂含浸紙を積層する際と同様に、樹脂含浸紙上に樹脂シートを積層する方法等が挙げられる。
樹脂シートが配置された基材を、機能性物質を含む溶液中に浸漬することにより、耐酸化性樹脂からなる樹脂シートの表面上に機能性物質を担持させることができる。機能性物質を含む溶液を、樹脂シートが配置された基材上に塗布または吹き付けることにより、耐酸化性樹脂からなる樹脂シートの表面上に機能性物質を担持させてもよい。
機能性物質を含む上記溶液には、無機ゾル又は接着剤がさらに含まれていてもよい。機能性物質の固定化を補強することができるからである。無機ゾルとしては、シリカゾル、アルミナゾル、シリカ−アルミナゾル、チタニアゾル等を用いることができ、シリカゾルを用いることが望ましい。接着剤としては、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等からなる接着剤を用いることができ、シリコーン樹脂からなる接着剤を用いることが望ましい。
(実施例1)
(一次メラミン含浸工程)
厚さ0.2〜0.3mmのロール紙を、メラミン樹脂溶液中に浸漬させる。溶液の温度20℃、浸漬時間2分となるように、ロール紙を溶液中に浸漬しながら通過させることにより、ロール紙にメラミン樹脂を含浸させる。なお、ロール紙の移動速度は、10〜20cm/秒である。
(乾燥工程)
メラミン樹脂溶液中を通過したロール紙は、乾燥機により、温度100℃、乾燥時間30秒となるように乾燥させる。
(二次メラミン含浸工程)
乾燥工程を経たロール紙を、メラミン樹脂溶液中に浸漬させる。溶液の温度20℃、浸漬時間30分となるように、ロール紙を溶液中に浸漬しながら通過させることにより、メラミン樹脂をロール紙に含浸させる。なお、ロール紙の移動速度は、10〜20cm/秒である。
(乾燥・切断工程)
メラミン樹脂溶液中を通過したロール紙は、乾燥機により、温度100℃、乾燥時間2時間となるように乾燥させる。乾燥後、910mm×1820mmに切断する。
(樹脂シート形成工程)
厚み50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに、シリコーン系バインダーとしてアクリルシリコン樹脂エマルジョン(チタン工業株式会社製 PCU−103)を10μmの厚さに塗布することにより、シリコーン塗布フィルム(シリコーン樹脂シート)を得る。
(組合せ工程)
厚み0.3〜0.4mmのフェノール樹脂含浸コア紙を4枚積層し、その上に、上記工程により得られたメラミン樹脂含浸紙及びシリコーン樹脂シートを積層する。さらに、そのシリコーン樹脂シート上に、転写によりシリコーン樹脂シートの表面に木材の導管状の窪みを形成できるように、表面に多数の凸形状が設けられたステンレス製の賦型板を載置する。
プレス機により、温度170℃、圧力50kg/cm、時間100分で加熱加圧する。これにより、シリコーン樹脂シートがメラミン樹脂含浸層上に固定されるとともに、賦型板の凸形状の転写により、シリコーン樹脂シートの表面に木材の導管様の凹陥模様が形成される。
(光触媒担持工程)
平均粒子径100nmのCuO−TiOの光触媒を水に分散したスラリーと、シリカゾル(SiO濃度:3重量%)とを、4.5:5.5の重量割合(固形分重量)で含むメタノール混合溶液(光触媒濃度0.05重量%)を調製する。上記工程で得られたシリコーン樹脂シートを表面に有する基材に、スプレーを用いて上記メタノール混合溶液を塗布し、25℃で12時間乾燥させることにより、シリコーン樹脂シート上に上記光触媒が担持された化粧板の製造を完了する。
(比較例1)
実施例1と同様であるが、表面に凸形状が設けられた賦型板を用いず、加熱加圧する。
(機能性物質の脱落の評価)
アルコールを含む布巾を用い、実施例1及び比較例1で得られる化粧板の表面を拭いた後、化粧板表面を光学顕微鏡で観察する。
その結果、実施例1の化粧板では、凹陥模様の溝内部にTiO粒子の残存を確認できる。一方、比較例1の化粧板では、表面から完全にTiO粒子が除去されていることが確認できる。このように、実施例1では、機能性の効果が維持されると推定される。それに対して、比較例1では機能性の効果が維持されないと推定される。
(抗ウィルス性評価)
実施例1、比較例1で得られた光触媒が担持された化粧板の抗ウィルス性を評価するために、JIS R1756 可視光応答形光触媒材料の抗ウィルス性試験方法に準じて抗ウィルス性に関する測定を行う。測定結果は、大腸菌に対して不活化されたウィルス濃度で表す。ここで、ウィルス濃度の指標として、大腸菌に対して不活化されたウィルスの濃度(ウィルス不活度)を使用する。ウィルス不活度とは、バクテリオファージを用いた抗ウィルス性試験で、ファージウィルスQβ濃度:830万個/ミリリットルを用いて、大腸菌に感染することができるウィルスの濃度を測定することにより、大腸菌に対して不活化されたウィルスの濃度を算出した結果となる。すなわち、ウィルス不活度は、ファージウィルスQβ濃度に対して、大腸菌に感染することができない濃度の度合いであり、(ファージウィルスQβ濃度−大腸菌に感染することができるウィルスの濃度)/(ファージウィルスQβ濃度)×100で算出することができる。ウィルス不活度の値が高いほど、抗ウィルス性に優れるといえる。
大腸菌に感染することができるウィルス濃度は、次のように測定する。ファージウィルス濃度既知(830万個/ミリリットル)の試験液を化粧板上に滴下して、JIS R1756に準じて光照射してウィルスを失活させた後、化粧板を所定量の水で洗浄、これを1000倍に希釈して、大腸菌培地に移植して培養し、失活していないウィルスの数を計測する。この失活していないウィルスの数、洗浄に使用した水の量および希釈率から大腸菌に感染することができるウィルス濃度を計算する。
実施例1、比較例1の化粧板を、シャーレ上に当該シャーレの底面に対してそのまま載置した場合(試験1)と45°の角度で載置した場合(試験2)で評価した。
試験2では、化粧板の上端にファージウィルスを含む試験液を滴下する。試験液は化粧板表面を下方に向けて流れるが、実施例1の化粧板では、試験液は化粧板内に止まり、シャーレの底面まで到達しない。一方、比較例1の化粧板では、滴下した試験液が化粧板からシャーレの底面まで流れ落ちてしまう。この状態でJIS R1756に準じて光照射してウィルスを失活させた後、比較例1の化粧板とシャーレを一緒に洗浄し、それぞれ上述した方法で抗ウィルス性を評価する。
試験1では、JIS R1756に準じて測定する。
試験1では、実施例1、比較例1の化粧板とも、大腸菌に感染することができるウィルスの濃度が3320個/ミリリットル以下となり、ウィルス不活度に換算すると99.96%以上に相当する。
試験2では、実施例1の化粧板では、大腸菌に感染することができるウィルスの濃度が4150個/ミリリットル以下となり、ウィルス不活度に換算すると99.95%以上、比較例1の化粧板ではウィルス不活度は、ほぼ0%である。
本発明では、凝集した光触媒が表層樹脂層上に担持されているため、細菌やウィルスが化粧板表面で流体とともに流動している場合でも、ウィルスを保持することができ、ウィルスの不活度は低下しない。
1,3 化粧板
12 表層樹脂層
13 樹脂シート
14 機能性物質
22 樹脂含浸紙
31 賦型板
32 凸形状
120 基材(フェノール樹脂含浸紙)
130 凹陥模様

Claims (7)

  1. 基材と、
    前記基材の一方面又は両面上に積層される表層樹脂層と、
    前記表層樹脂層上に配置される耐酸化性樹脂からなる樹脂シートと、
    前記樹脂シート上に担持される機能性物質と、からなり、
    前記機能性物質が担持されている側の前記樹脂シートの表面には、凹陥模様が形成されてなることを特徴とする化粧板。
  2. 前記凹陥模様の深さは、10〜50μmである請求項1に記載の化粧板。
  3. 前記耐酸化性樹脂からなる樹脂シートは、シリコーン樹脂又はフッ素樹脂からなる請求項1又は2に記載の化粧板。
  4. 前記樹脂シートの厚さは、10〜1000μmである請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧板。
  5. 前記機能性物質は、可視光応答型光触媒である請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧板。
  6. 前記可視光応答型光触媒は、白金担持チタニア触媒、銅担持チタニア触媒、鉄担持チタニア触媒、窒素ドープチタニア触媒、硫黄ドープチタニア触媒、炭素ドープチタニア触媒、又は、酸化タングステンである請求項5に記載の化粧板。
  7. 基材の一方面又は両面上に、樹脂含浸紙と耐酸化性樹脂からなる樹脂シートとを配置し、さらに、表面に凸形状を有する賦型板を、当該凸形状を有する面を樹脂シート側にして載置する工程と、
    これらを熱圧成形することにより、表面に凹陥模様が形成された樹脂シート、表層樹脂層および基材からなる積層体を得る工程と、
    前記凹陥模様が形成された樹脂シート上に機能性物質を担持させる工程と、
    を含むことを特徴とする化粧板の製造方法。
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