JP2017099189A - 太陽電池モジュール及び太陽光発電装置 - Google Patents

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鎮 山下
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Toshiyuki Sakuma
俊行 佐久間
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Abstract

【課題】モジュールフレーム内に浸入した雨水等を効率良く排出することができる平面視略五角形状の太陽電池モジュールを提供する。【解決手段】太陽電池モジュールは、平面視略五角形状の太陽電池パネル11と、太陽電池パネル11の端縁部に取り付けられたモジュールフレームとを備える。モジュールフレームは、太陽電池パネル11の辺11cに沿って取り付けられるフレーム13cと、辺11dに沿って取り付けられるフレーム13dと、斜辺11eに沿って取り付けられる斜辺フレーム13eとを含む。各フレームは、幅が互いに略同一で、中空構造をそれぞれ有する。フレーム13cの外周側面16cと一方の端面15cとがなす角度θ13cは、一方の端面15cに突き合わされる斜辺フレーム13eの第1の端面15eと斜辺フレーム13eの外周側面16eとがなす角度θ13eと異なる。【選択図】図4

Description

本開示は、太陽電池モジュール及び太陽光発電装置に関する。
太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、当該パネルの端縁部に取り付けられたモジュールフレームとを備える(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されるように、太陽電池モジュールは平面視略矩形形状を呈するものが一般的であるが、例えば寄棟屋根、方形屋根等に矩形形状の太陽電池モジュールを設置すると、屋根の桁方向の端部近傍にモジュールを設置できないスペースが形成される。そこで、かかるスペースに設置可能な形状(例えば、平面視略五角形状)の太陽電池モジュールが開発されている。
特開2015−195663号公報
ところで、モジュールフレームは剛性を確保しながら軽量化等を図るため、中空構造を有することが好ましい。しかし、中空構造を有する場合、フレーム内に雨水等が浸入して溜まることが想定される。そこで、フレームには水抜き孔、切り欠き等が設けられ、フレーム内に雨水等が溜まらないように工夫されている。平面視略五角形状の太陽電池モジュールにおいても、フレーム内に浸入した雨水等を素早く排出し、雨水等が溜まらないようにすることは重要な課題である。
本開示の一態様である太陽電池モジュールは、互いに略直交する第1及び第2の辺と、第1の辺に略直交する第3の辺と、第2の辺に略直交する第4の辺と、第3及び第4の辺をつなぐ斜辺とを有する平面視略五角形状の太陽電池パネルと、太陽電池パネルの端縁部に取り付けられたモジュールフレームとを備え、モジュールフレームは、太陽電池パネルの第3の辺に沿って取り付けられる第3のフレームと、第4の辺に沿って取り付けられる第4のフレームと、斜辺に沿って取り付けられる斜辺フレームとを含み、当該各フレームの長手方向両端に形成された端面同士を突き合わせた状態で太陽電池パネルの端縁部に取り付けられ、各フレームは、幅が互いに略同一で、中空構造をそれぞれ有し、第3のフレームの外周側面と一方の端面とがなす角度は、当該一方の端面に突き合わされる斜辺フレームの第1の端面と当該フレームの外周側面とがなす角度と異なる。
本開示の一態様である太陽光発電装置は、上記平面視略五角形状の太陽電池モジュールと、平面視略矩形形状の太陽電池モジュールとを含む、屋根の桁方向に沿った太陽電池モジュールの列を備え、平面視略五角形状の太陽電池モジュールは、太陽電池モジュールの列の端にそれぞれ設けられている。
本開示の一態様によれば、平面視略五角形状の太陽電池モジュールにおいて、フレーム内に浸入した雨水等を効率良く排出することができる。
実施形態の一例である太陽光発電装置を示す図である。 実施形態の一例である太陽電池モジュールの平面図である。 図2のAA線断面図である。 実施形態の一例である太陽電池モジュールの平面図であって、太陽電池パネルからモジュールフレームを取り外した状態を示す図である。 図2のB部拡大図である。 実施形態の他の一例である太陽電池モジュールの平面図である。 実施形態の他の一例である太陽電池モジュールの平面図である。 参考例である太陽電池モジュールの平面図である。
本開示の一態様である太陽電池モジュールでは、第3のフレーム及び斜辺フレームの端面の角度(外周側面と端面とがなす角度)を異なる角度とすることにより、当該各フレームの接続部分で中空部を露出させ、中空部に浸入した雨水等を排出し易くする。当該各端面の角度を異なる角度にすると、角度が小さな端面の面積が角度が大きな端面の面積よりも大きくなり、角度が小さな端面の一部が角度が大きな端面と対向せず、例えばモジュールの内側に張り出した状態となる。そして、第3のフレームと斜辺フレームの接続部分で一方のフレームの中空部が露出する。
第3のフレーム及び斜辺フレームの端面の角度は、太陽光発電装置における部材の共通化等を考慮すると、第3のフレーム側を小さくすることが好ましい。詳しくは後述するが、太陽電池パネルの各辺の長さ、モジュールフレームを構成する各フレームの長さ、端面の角度等を調整することにより、太陽光発電装置において部材の共通化を図ることができる。例えば、本開示の一態様である太陽電池モジュールが屋根の桁方向に沿ったモジュール列の端にそれぞれ設けられる場合、当該各モジュール間でガラス基板等の保護部材、封止材として機能する樹脂シート等を共通化することができる。また、当該各モジュール間で太陽電池パネル自体及びモジュールフレームの共通化を図ることも可能である。さらには、1つの太陽電池モジュールにおいて構成部材を共通化することもできる。
以下、実施形態の一例について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図面はいずれも模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは以下の説明を参酌して判断されるべきである。なお、以下で説明する複数の実施形態を適宜組み合わせることは当初から想定されている。
本明細書において、モジュールフレームの「上下方向」とは太陽電池パネルの厚み方向に沿った方向を意味し、太陽電池パネルの受光面側が「上」である。また、平面視とは特に断らない限り、太陽電池パネルの受光面に垂直な方向から当該パネル等を見た様子を意味する。ここで、太陽電池パネルの受光面とは太陽光が主に入射する面であり、パネルに入射する太陽光の50%超過〜100%が受光面から入射する。また、本明細書において「略**」との記載は、略同一を例に説明すると、完全に同一はもとより、実質的に同一と認められる場合を含む意図である。
図1は、実施形態の一例である太陽光発電装置50を示す図である。図1に示すように、太陽光発電装置50は、複数の太陽電池モジュール10A,10B,51から構成される。太陽光発電装置50が設置される屋根53は、例えば寄棟屋根であって、屋根53の台形部分に太陽光発電装置50が設置される。但し、太陽光発電装置50は屋根53の三角形部分に設置されてもよく、方形屋根など寄棟屋根以外に設置されてもよい。太陽光発電装置50は、各モジュールを屋根53に取り付けるための架台フレーム、固定金具(図示せず)等を備える。
太陽光発電装置50は、屋根53の桁方向に沿った太陽電池モジュールの列52を備える。太陽電池モジュールの列52(以下、単に「列52」という場合がある)は、平面視略五角形状の太陽電池モジュール10A,10Bと、平面視略矩形形状の太陽電池モジュール51とを含む。太陽電池モジュール10A,10Bは、列52の端にそれぞれ設けられている。即ち、列52は各1つの太陽電池モジュール10A,10Bと、太陽電池モジュール10A,10Bの間に配置された太陽電池モジュール51とが一列に並んで構成されている。
太陽光発電装置50は、一般的に列52を複数有する。図1に示す例では、太陽電池モジュール51の数が各列で異なり、屋根53の棟部54から軒部55に近づき屋根53の桁方向長さが長くなるほど列52の長さが長くなっている。各列52を構成する複数の太陽電池モジュール10A,10Bは、屋根53の隅棟部56に沿うように、より詳しくは各モジュールの後述する斜辺フレーム13e(図2参照)が隅棟部56に沿うようにそれぞれ配置されている。太陽電池モジュール51は、例えば平面視略矩形形状の太陽電池パネルと、当該パネルの端縁部に取り付けられるモジュールフレームとを備え、長辺方向が屋根53の桁方向に略平行となる状態で配置されている。太陽電池モジュール51には従来公知のものを適用できる。
太陽光発電装置50は、上述の通り平面視略五角形状の太陽電池モジュール10A,10Bを備えるため、平面視略矩形形状の太陽電池モジュール51のみを用いた場合にはモジュールを設置できない屋根53の桁方向の端部近傍のスペースを有効活用できる。かかるスペースに太陽電池モジュール10A,10Bを設置することで、屋根53におけるモジュールの設置面積を増やして発電量を多くすることができる。
詳しくは後述するが、本実施形態では、太陽電池モジュール10A,10Bに同じものを用いることができる。即ち、太陽電池モジュール10A,10Bは屋根53に取り付ける向きが異なるだけであり、太陽電池モジュール10Aは太陽電池モジュール10Bとして、太陽電池モジュール10Bは太陽電池モジュール10Aとして使用することができる。太陽電池モジュール51はいずれも同じものであり、太陽光発電装置50は2種類の太陽電池モジュールから構成できる。
図2は太陽電池モジュール10Aの平面図、図3は図2中のAA線断面図、図4は太陽電池パネル11からモジュールフレーム13を取り外した状態を示す図である。図2〜図4に示すように、太陽電池モジュール10Aは、太陽電池パネル11と、当該パネルの端縁部に取り付けられるモジュールフレーム13とを備える。太陽電池パネル11は、平面視略五角形状を呈し、例えば複数の太陽電池セル12がガラス基板等の2枚の保護部材及び封止材として機能する2枚の樹脂シートで挟持された構造を有する。モジュールフレーム13は、太陽電池パネル11の端縁部を保護し、例えば太陽電池モジュール10Aの屋根53への固定に利用される部材である。
平面視略五角形状の太陽電池パネル11は、互いに略直交する辺11a,11b(第1及び第2の辺)と、辺11aに略直交する辺11c(第3の辺)と、辺11bに略直交する辺11d(第4の辺)と、辺11c,11dをつなぐ斜辺11eとを有する。即ち、辺11aの一端には辺11bが略直交し、辺11aの他端には辺11cが略直交している。辺11a,11dは互いに略平行であり、辺11b,11cは互いに略平行である。
さらに、辺11aの長さL11aは辺11bの長さL11bと略同一であり、辺11cの長さL11cは辺11dの長さL11dと略同一であることが好ましい。そして、辺11aと辺11bとがなす角度、辺11aと辺11cとがなす角度、及び辺11bと辺11dとがなす角度は、いずれも約90°である。また、辺11cと斜辺11eとがなす角度、及び辺11dと斜辺11eとがなす角度は、いずれも約135°であり、斜辺11eは辺11a,11bに対して約45°の角度で傾斜していることが好ましい。この場合、太陽電池モジュール10A,10Bを構成する各太陽電池パネル11に、同じガラス基板、樹脂シート等を使用することができる。
図2に示す例では、太陽電池パネル11を構成する複数の太陽電池セル12の配置が、平面視において太陽電池パネル11の辺11aと辺11bとの交点を通り斜辺11eに垂直に引かれる仮想線αに対して左右対称である。また、太陽電池パネル11の平面視形状も仮想線αに対して左右対称である。この場合、太陽電池モジュール10A,10Bで同じ太陽電池パネル11を使用することができ、部材の管理負担をさらに軽減できる。なお、太陽電池パネル11は、太陽電池セル12同士を接続する配線材(図示せず)等を含むパネル全体の平面視形状が仮想線αに対して左右対称であってもよい。
モジュールフレーム13は、複数のフレームから構成されている。各フレームは、例えばアルミニウム等の金属材料を押出成形して得られる長尺状の部材である。詳しくは後述するが、各フレームは、幅が互いに略同一で、中空構造をそれぞれ有することが好適である。そして、各フレームは長手方向両端に形成された端面同士を突き合わせた状態で太陽電池パネル11の端縁部に取り付けられている。隣り合うフレームの端面同士は、互いに接触していることが好ましい。各フレームは、例えば当該端面同士が一致する角度で押出成形品を幅方向に切断して作製される。
モジュールフレーム13は、太陽電池パネル11の辺11a,11bに沿ってそれぞれ取り付けられるフレーム13a,13b(第1及び第2のフレーム)を含む。さらに、辺11cに沿って取り付けられるフレーム13c(第3のフレーム)と、辺11dに沿って取り付けられるフレーム13d(第4のフレーム)と、斜辺11eに沿って取り付けられる斜辺フレーム13eとを含む。
フレーム13aは、フレーム13b,13cと略直交し、フレーム13dと略平行に配置されている。フレーム13aは、各端面15a(図4参照)がフレーム13bの端面15bとフレーム13cの端面15cとにそれぞれ接触した状態でフレーム13b,13cと連結されている。フレーム13bは、フレーム13a,13dと略直交し、フレーム13cと略平行に配置されている。フレーム13bは、端面15bがフレーム13dの端面15dに接触した状態でフレーム13cと連結されている。また、斜辺フレーム13eは、各端面15eがフレーム13cの端面15cとフレーム13dの端面15dとにそれぞれ接触した状態でフレーム13c,13dと連結されている。
本実施形態では、フレーム13a,13bの長手方向両端部に雨水等を流すための切り欠き14が設けられている。切り欠き14は、例えば後述の第1鉤部21を切除して形成される。フレーム13a,13bの第1鉤部21は、後述するように太陽電池パネル11の受光面の端縁部を覆うが、切り欠き14が設けられた部分ではフレーム13a,13bの上端と太陽電池パネル11の受光面とが略同じの高さとなる。このため、例えば太陽電池パネル11の受光面を流れる雨水等は切り欠き14を通って受光面上から流れ落ちる。切り欠き14は、最も軒部55側に位置するフレーム13bのみに設けられてもよいが、フレーム13a,13bの共通化を図るべく、フレーム13a,13bに設けられることが好ましい。また、フレーム13a,13bは、後述の本体部20に水抜き孔(図示せず)を有することが好適である。
図3に示すように、フレーム13aは、本体部20と、本体部20の上面に設けられ、太陽電池パネル11の端縁部を保持する第1鉤部21とを有する。図3ではフレーム13aを図示するが、本実施形態では、他のフレームもフレーム13aと同じ断面形状を有し、各フレームの幅及び上下方向長さは互いに略同一である。第1鉤部21は、例えば本体部20の外側から上方に真っ直ぐ延び、途中でモジュールの内側に折れ曲がって略L字状に形成される。本体部20の上面と第1鉤部21との間には、太陽電池パネル11の端縁部を挿入可能な内溝22が形成されている。即ち、第1鉤部21は、本体部20との間に太陽電池パネル11の端縁部を挿入可能な隙間をあけて本体部20上に立設している。
フレーム13aは、例えば本体部20の内側から下方に真っ直ぐ延び、途中でモジュールの外側に折れ曲がって略L字状に形成された第2鉤部23を有する。そして、本体部20の下面と第2鉤部23との間には外溝24が形成されている。外溝24には、例えば太陽電池モジュール10を屋根53に固定するための固定金具が挿し込まれる。図3に示す例では、フレーム13aの下端に第2鉤部23と反対側(モジュールの内側)に延びた内鍔部25が設けられている。内鍔部25は、例えば外溝24と同様に太陽電池モジュール10の屋根53への固定に利用される。なお、フレーム13aは押出成形されることが好ましく、その場合、本体部20等は当該フレームの長手方向に連続的に形成される。
本体部20は、例えば軽量化、材料コスト削減、剛性向上等の観点から、中空の略四角柱形状を有することが好適である。中空構造を有する各フレームは、中空部を利用して互いに固定される。例えば、図示しないコーナーピースの一端側をフレーム13aの中空部に挿し込み、他端側をフレーム13cに挿し込むことで、フレーム13a,13cを連結することができる。
図4に示すように、フレーム13a,13bは互いに長さが略同一であることが好ましい(L13a≒L13b)。また、フレーム13c,13dは互いに長さが略同一であることが好ましい(L13c≒L13d)。そして、斜辺フレーム13eの長さL13eは、モジュールフレーム13を構成する各フレームの中で最も長いことが好適である。各フレームの長さは、一般的に太陽電池パネル11の対応する各辺の長さと略同一である。例えば、フレーム13aの長さL13aは辺11aの長さL11aと略同一である。
図5は、図2のB部拡大図である。図4及び図5に示すように、フレーム13cの外周側面16cと一方の端面15cとがなす角度θ13cは、一方の端面15cに突き合わされる斜辺フレーム13eの第1の端面15eと当該フレームの外周側面16eとがなす角度θ13eと異なっている。ここで、外周側面とはモジュールフレーム13の外周に沿った各フレームの側面(上下方向に沿った面)を意味する。角度θ13c,θ13eを異なる角度とした場合は、角度が小さな端面の面積が角度が大きな端面の面積よりも大きくなり、角度が小さな端面の一部が角度が大きな端面と対向せず、例えばモジュールの内側に張り出した状態となる。
本実施形態では、角度θ13cが角度θ13eよりも小さく、フレーム13cの端面15cの一部が、端面15eと対向する位置からモジュールの内側に張り出している。そして、端面15cの張り出した部分から本体部20の中空部が露出している。フレームの中空部には雨水等が浸入することがあり、雨水等が浸入した場合にはこれを素早く排出させることが好ましい。角度θ13cを角度θ13eよりも小さくしてフレーム13cの中空部を露出させることで、フレーム13c内に浸入した雨水等が露出した部分から排出され易くなり、雨水等がフレーム13c内に長時間溜まることを抑制できる。
また、フレーム13dの外周側面16dと一方の端面15dとがなす角度θ13dは、当該一方の端面15dに突き合わされる斜辺フレーム13eの第2の端面15eと当該フレームの外周側面16eとがなす角度θ13eと異なることが好適である。本実施形態では、角度θ13dが角度θ13eよりも小さく、フレーム13dの端面15dの一部が、端面15eと対向する位置からモジュールの内側に張り出している。この場合、露出した本体部20の中空部から雨水等がかえってフレーム13d内に浸入し易くなることが想定されるが、フレーム13dは屋根53の棟軒方向に沿って配置されるため、浸入した雨水等は他方の端面15d側から容易に排出される。他方の端面15dから排出された雨水等は、例えばフレーム13bの本体部20に形成された水抜き孔を通って太陽電池モジュール10Aから排出される。
フレーム13cの外周側面16cと各端面15cとがなす角度θ13cは、互いに異なっていてもよいが、好ましくは互いに略同一である。さらに、角度θ13cはフレーム13dの外周側面16dと各端面15dとがなす角度θ13dと略同一であることが好ましい。即ち、各端面15dの角度θ13dも互いに略同一であることが好ましい。フレーム13cの長さL13cと、フレーム13dの長さL13dは略同一であるから、角度θ13c,θ13dがいずれも略同一であれば、フレーム13c,13dを共通化することができる。
具体的には、角度θ13c,θ13dが約45°で、角度θ13eが約90°であることが好ましい。そして、フレーム13aの外周側面16aと各端面15aとがなす角度θ13a、及びフレーム13bの外周側面16bと各端面15bとがなす角度θ13bも約45°であることが好ましい。つまり、好ましい各端面の角度は、角度θ13eが約90°であり、且つ斜辺フレーム13eを除く各フレームの外周側面と各端面とがなす角度が約45°である。この場合、フレーム13c,13dに加えて、フレーム13a,13bも共通化できる。
ここで、上記構成を備えた太陽電池モジュール10Aの作用効果について、図8に示す参考例の太陽電池モジュール100,200と比較しながら詳細に説明する。太陽電池モジュール100,200は、太陽電池モジュール10A,10Bと同様に1つの太陽光発電装置を構成する。
図8に示す太陽電池モジュール100の太陽電池パネル101は、辺101a,101bが互いに略直交し、長さが略同一である平面視略五角形状のパネルである点で、太陽電池モジュール10Aの太陽電池パネル11と共通する。一方、辺101cの長さと辺101dの長さが異なり、辺101dが辺101cよりも長い点で、太陽電池パネル11と相違する。そして、フレーム103dの長さがフレーム103cの長さよりも長くなっている。太陽電池モジュール200も同様に、太陽電池パネル201の辺201a,201bは互いに略直交し、長さが略同一であるが、辺201dが辺201cよりも長く、フレーム203dがフレーム203cよりも長い。
さらに、太陽電池モジュール100では、斜辺フレーム103eの端面105eと突き合わされるフレーム103cの一方の端面105cと外周側面106cとがなす角度θ103cと、端面105eと外周側面106eとがなす角度θ103eとが略同一である。また、斜辺フレーム103eの端面105eと突き合わされるフレーム103dの一方の端面105dと外周側面106dとがなす角度θ103dと、角度θ103eとが略同一である。なお、他の端面の角度は約45°である。この場合、端面105c,105e同士、及び端面105d,105e同士が一致した状態となり、フレーム103c,103dの中空部は露出しない。太陽電池モジュール200についても同様に、一方の端面205cの角度θ203c、一方の端面205dの角度θ203d、及び各端面205eの角度θ203eが略同一である。
太陽電池モジュール100,200の場合、フレーム103a,103b,203a,203bの長さ、及び各端面の角度が互いに略同一であるため、これらを共通化でき、また同様の理由で斜辺フレーム103e,203eも共通化できる。しかし、フレーム103c,203cと、フレーム103d,203dとで長さが異なり、また各フレームにおける2つの端面の角度も異なるため、これらを共通化することはできない。このため、6種類のフレームが必要となる。また、図8(a)に示す太陽電池パネル101を右に90°回転させても、図8(b)に示す太陽電池パネル201の形状と一致しないため、2種類の太陽電池パネル101,201を準備する必要があり、各パネルを構成するガラス基材等の共通化も困難である。
これに対して、太陽電池モジュール10Aでは、角度θ13cが角度θ13eよりも小さいため、フレーム13cの端面15cの一部がモジュールの内側に張り出し、本体部20の中空部が露出する。太陽電池モジュール10Aによれば、フレーム13cの中空部を露出させることで、フレーム13c内に浸入した雨水等をモジュールの外に素早く排出することができ、フレーム13c内に雨水等が長時間溜まることを抑制できる。
また、太陽電池モジュール10Aの場合は、長さがL13c≒L13dで、且つ各端面の角度がθ13c≒θ13dであるため、フレーム13c,13dを共通化することができる。フレーム13a,13bについても、長さがL13a≒L13b、各端面の角度がθ13a≒θ13bで、θ13a≒θ13b≒θ13c≒θ13dであるため、太陽電池モジュール10Aの場合は3種類のフレームを準備すればよい。さらに、太陽電池モジュール10Aは、右に90°回転させると太陽電池モジュール10Bの形状と一致するので、上述のように太陽電池モジュール10Bとして使用することができる。つまり、太陽電池モジュール10A,10Bでは、3種類のフレームと、1種類の太陽電池パネル11を準備するだけでよく、太陽電池モジュール100,200の場合と比べて部材の数を大幅に低減できる。太陽電池モジュール10A,10Bの各々においても部材を共通化することができ、部材管理負担の軽減、低コスト化等を実現できる。
上述の実施形態は、本開示の目的を損なわない範囲で適宜設計変更できる。図6及び図7に、実施形態の他の一例(変形例)を示す。
図6に例示する太陽電池モジュール30は、太陽電池セル12の配置が仮想線αに対して左右対称ではない点で、太陽電池モジュール10Aと異なる。太陽電池モジュール30の太陽電池パネル31では、フレーム13bに沿った当該フレームに近接する太陽電池セル12の2つの列が、同数の太陽電池セル12から構成されている。そして、太陽電池セル12とフレーム13aとの間、太陽電池セル12とフレーム13dとの間に大きな隙間が設けられている。この隙間には、例えば太陽電池セル12のストリング同士を接続する配線材等を配置することができる。
太陽電池モジュール30は、太陽光発電装置50の列52を構成する太陽電池モジュール10A,10Bの代わりに用いられてもよい。但し、太陽光発電装置50の見栄えを考慮すると、列52の両端に配置される太陽電池モジュールのセル配置は、屋根53の棟軒方向に対して左右対称であることが好ましい。即ち、太陽電池モジュール10Bの代わりに配置する太陽電池モジュールには、太陽電池パネル31とは別のパネルを用いることが好ましい。
図7に例示する太陽電池モジュール40では、フレーム43cの外周側面46cと端面45cとがなす角度θ43c、及びフレーム43dの外周側面46dと端面45dとがなす角度θ43dが、いずれも約45°である点で、太陽電池モジュール10Aと共通する。また、斜辺フレーム43eの外周側面46eと各端面45eとがなす角度θ43eが約90°、他の端面の角度が約45°である。一方、太陽電池パネル41の辺41dが辺41cよりも長く、フレーム43dの長さがフレーム43cの長さよりも長い点で、太陽電池モジュール10Aと異なる。なお、太陽電池モジュール60についても、太陽電池パネル61の辺61dは辺61cよりも長く、フレーム63dはフレーム63cよりも長い。また、フレーム63c,63d及び斜辺フレーム63eの端面の角度は太陽電池モジュール40の場合と同様である。
太陽電池モジュール40,60の場合、フレーム43a,43b,63a,63bを共通化でき、斜辺フレーム43e,63eを共通化できる。さらに、フレーム43c,63cを共通化でき、フレーム43d,63dを共通化できる。但し、太陽電池パネル41,51は共通化できず、またフレーム43c,43dも共通化できない。
10,51 太陽電池モジュール、11 太陽電池パネル、11a〜11d 辺、11e 斜辺、12 太陽電池セル、13 モジュールフレーム、13a〜13d フレーム、13e 斜辺フレーム、14 切り欠き、15a〜15e 端面、16a〜16e 外周側面、20 本体部、21 第1鉤部、22 内溝、23 第2鉤部、24 外溝、25 内鍔部、50 太陽光発電装置、52 太陽電池モジュールの列、53 屋根、54 棟部、55 軒部、56 隅棟部

Claims (7)

  1. 互いに略直交する第1及び第2の辺と、前記第1の辺に略直交する第3の辺と、前記第2の辺に略直交する第4の辺と、前記第3及び前記第4の辺をつなぐ斜辺とを有する平面視略五角形状の太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルの端縁部に取り付けられたモジュールフレームと、
    を備え、
    前記モジュールフレームは、前記太陽電池パネルの前記第3の辺に沿って取り付けられる第3のフレームと、前記第4の辺に沿って取り付けられる第4のフレームと、前記斜辺に沿って取り付けられる斜辺フレームとを含み、当該各フレームの長手方向両端に形成された端面同士を突き合わせた状態で前記太陽電池パネルの端縁部に取り付けられ、
    前記各フレームは、幅が互いに略同一で、中空構造をそれぞれ有し、
    前記第3のフレームの外周側面と一方の端面とがなす角度は、当該一方の端面に突き合わされる前記斜辺フレームの第1の端面と当該フレームの外周側面とがなす角度と異なる、太陽電池モジュール。
  2. 前記第4のフレームの外周側面と一方の端面とがなす角度は、当該一方の端面に突き合わされる前記斜辺フレームの第2の端面と当該フレームの外周側面とがなす角度と異なる、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記太陽電池パネルの前記第3及び前記第4の辺は、長さが互いに略同一であり、
    前記第3及び前記第4のフレームは、長さが互いに略同一である、請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記第3のフレームの外周側面と各端面とがなす角度は、互いに略同一であり、且つ前記第4のフレームの外周側面と各端面とがなす角度と略同一である、請求項3に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記斜辺フレームの外周側面と各端面とがなす角度は約90°であり、且つ前記斜辺フレームを除く前記各フレームの外周側面と各端面とがなす角度は約45°である、請求項4に記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記太陽電池パネルを構成する複数の太陽電池セルの配置は、平面視において前記太陽電池パネルの前記第1の辺と前記第2の辺との交点を通り前記斜辺に垂直に引かれる仮想線に対して左右対称である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の平面視略五角形状の太陽電池モジュールと、平面視略矩形形状の太陽電池モジュールとを含む、屋根の桁方向に沿った太陽電池モジュールの列を備え、
    前記平面視略五角形状の太陽電池モジュールは、前記太陽電池モジュールの列の端にそれぞれ設けられている、太陽光発電装置。
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