JP2017097780A - 端末装置、利用管理プログラム、共有物管理装置及び共有物管理方法 - Google Patents

端末装置、利用管理プログラム、共有物管理装置及び共有物管理方法 Download PDF

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淳一 由良
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Abstract

【課題】共有物の状態の変化を管理者に把握させる端末装置、利用管理プログラム、共有物管理装置及び共有物管理方法を提供することを目的としている。【解決手段】共有物の利用開始日時及び利用終了日時を示す情報の入力を受け付けて、前記共有物の画像を含む共有物情報を取得する情報取得部と、前記利用開始日時となったとき及び前記利用終了日時となったときのそれぞれにおいて、撮像装置により撮影された共有物の撮影画像と、前記共有物の画像とから、前記共有物の状態の変化を検出する検出部と、前記状態の変化が前記共有物の利用者に確認されたことを示す確認情報を付与した前記撮影画像を出力する確認情報付与部と、有する端末装置。【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置、利用管理プログラム、共有物管理装置及び共有物管理方法に関する。
近年では、個人による利用を想定したものを、多人数で共有し、時間を区切って利用することで、購入費用や運用費用等を抑える仕組みが広まっている。上記の仕組みは、例えば、複数人で共有される共有物を自動車とし、自動車を共同利用するカーシェアリングや、共有物を住宅とし、住宅を時間毎に区切って複数人が使用できるAirbnb(登録商標)等が挙げられる。
これらの仕組みでは、事前にインターネットや電話等で共有物の利用予約を行った利用者が、自身で利用者認証を行って、共有物の利用を開始するため、共有物を管理する管理者が配置されていない場合が多い。
特開2005−207110号公報 特開2013−156790号公報 特開2011−198185号公報 特許第5523887号公報
従来の仕組みでは、複数人に利用される共有物に破損や不具合等が生じた場合、共有物の管理者は、利用者の自己申告によって、破損や不具合等の発生を把握することになる。そのため、利用者が共有物の利用中に破損や不具合等が発生したことを申告せず、さらに別の利用者が破損や不具合等に気付かずに共有物を利用した場合等には、管理者は、破損や不具合等が発生した時期を特定することが困難である。また、管理者は、共有物に破損や不具合等が発生したときの利用者を誤認する可能性がある。
開示の技術は、共有物の状態の変化を管理者に把握させる端末装置、利用管理プログラム、共有物管理装置及び共有物管理方法を提供することを目的としている。
開示の技術は、共有物の利用開始日時及び利用終了日時を示す情報の入力を受け付けて、前記情報と前記共有物の画像とを含む共有物情報を取得する情報取得部と、前記利用開始日時となったとき及び前記利用終了日時となったときのそれぞれにおいて、撮像装置により撮影された共有物の撮影画像と、前記共有物の画像とから、前記共有物の状態の変化を検出する検出部と、前記状態の変化が前記共有物の利用者に確認されたことを示す確認情報を付与した前記撮影画像を出力する確認情報付与部と、を有する端末装置である。
上記各部は、上記各部を実現する各処理、各処理を手順としてコンピュータにより実行させる方法、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
共有物の状態の変化を管理者に把握させる。
共有物の管理の仕組みを説明する図である。 第一の実施形態の共有物管理システムのシステム構成を示す図である。 共有物管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 ユーザデータベースの一例を示す図である。 共有物データベースの一例を示す図である。 鍵データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の共有物管理システムの有する各装置の機能構成を説明する図である。 共有物管理システムの動作を説明する図である。 破損部位の確認処理を説明するフローチャートである。 第一の実施形態の共有物管理システムにおける利用時の処理を説明する図である。 第一の実施形態の予約処理を説明するシーケンス図である。 第一の実施形態の利用開始時の処理を説明するシーケンス図である。 第一の実施形態の画像撮影部による画像の撮影を説明する図である。 第一の実施形態の共有物管理システムにおける返却時の処理を説明する図である。 第一の実施形態の返却時の処理を説明するシーケンス図である。 第一の実施形態の端末装置における画面遷移の例を説明する第一の図である。 第一の実施形態の端末装置における画面遷移の例を説明する第二の図である。 第一の実施形態の端末装置における画面遷移の例を説明する第三の図である。 第二の実施形態の共有物管理システムの有する各装置の機能構成を説明する図である。 第二の実施形態の共有物管理システムにおける利用時の処理を説明する図である。 第二の実施形態の共有物管理システムにおける返却時の処理を説明する図である。 第二の実施形態の端末装置における画面遷移の例を説明する第一の図である。 第二の実施形態の端末装置における画面遷移の例を説明する第二の図である。
(第一の実施形態)
以下に、図面を参照して、実施形態について説明する。図1は、共有物の管理の仕組みを説明する図である。図1(A)は、本実施形態を適用した仕組みを説明する図であり、図1(B)は、本実施形態を適用しない場合の仕組みを説明する図である。
以下の説明では、本実施形態において管理対象となるものを共有物と呼ぶ。共有物は、複数の利用者により、時間を区切って利用されるものである。
本実施形態では、利用者が共有物を利用する際に、利用者に対し、利用前の共有物の状態と、利用後の共有物の状態と、を管理者に報告させる。以下の説明では、共有物の状態を、主に共有物の外観を示すものとして説明するが、これに限定されない。共有物の状態とは、例えば共有物の動作の仕方や、故障の有無を含んでも良い。
図1(A)、(B)では、共有物の外観に、利用者Aが共有物を利用していた期間k1の時点t1において破損1が生じ、利用者が共有物を利用していない期間k3において破損2が生じた場合を示している。
図1(A)の例では、利用者Aは、共有物の利用後に、自身が共有物を利用した期間k1において生じた破損1を確認したことが、共有物の管理者に通知される。したがって、管理者は、破損1は、利用者Aが共有物を利用した期間k1に生じたものであることを把握できる。
また、図1(A)の例では、利用者Bが共有物を利用する期間k2において、利用者Bが共有物の利用前に破損1を確認したこと、利用後に破損1を確認したことが、共有物の管理者に通知される。したがって、管理者は、利用者Bが共有物を利用した期間k2には、新たな破損が生じなかったことを把握できる。
次に、利用者Cが共有物を利用する期間k4において、利用者Cが共有物の利用前に破損1、破損2を確認したこと、利用後に破損1、破損2を確認したことが、共有物の管理者に通知される。したがって、管理者は、新たな破損2は、利用者Bが共有物を利用した期間k2と、利用者Cが共有物を利用した期間k4の間の期間k3に生じたものであり、利用者Cが共有物を利用した期間k4に生じたものではないことを把握できる。
これに対し、本実施形態を適用しない仕組みでは、図1(B)に示すように、例えば利用者Aが破損1に気付かずに、破損1が生じたことを管理者に申告せずに、利用者Bが共有物の利用を開始した場合、管理者は、破損1が期間k1と期間k2のどちらで生じたか特定できない。
また、利用者Cが破損1と破損2に気付かなかったり、気付いても申告しなかった場合等には、管理者は、破損1、破損2がどの期間で生じたものか特定できない。
このように、本実施形態によれば、管理者は、共有物の状態が変化したとき、この変化がどの利用者により利用されていた期間に生じたものであるか特定することができる。したがって、本実施形態によれば、共有物の状態の変化を管理者に把握させることができる。
以下に、上述した仕組みを実現する共有物管理システムについて説明する。図2は、第一の実施形態の共有物管理システムのシステム構成を示す図である。
本実施形態の共有物管理システム100は、共有物管理装置200と、ネットワーク等を介して共有物管理装置200と接続される端末装置300とを有する。
端末装置300は、例えば共有物端末400と近距離無線通信等により接続される。共有物端末400は、共有物500の利用状態を管理する端末であり、例えば端末装置300から送信される鍵情報により、共有物500の利用が許可されていない状態と、共有物500の利用が許可された状態とを切り替える。鍵情報の詳細は後述する。
本実施形態の共有物管理装置200は、ユーザデータベース210、共有物データベース220、鍵データベース230、管理処理部240を有する。共有物管理装置200は、各データベースを参照し、管理処理部240により、共有物を利用可能な状態にする鍵情報と、共有物の利用不可能な状態にする鍵情報と、を生成し、共有物端末400と通信を行う予定の端末装置300に送信する。
本実施形態の端末装置300は、利用管理処理部310を有する。本実施形態の端末装置300は、利用管理処理部310により、共有物管理装置200から鍵情報を取得し、共有物500を利用可能な状態とする。また、端末装置300は、利用管理処理部310により、共有物管理装置200から鍵情報を取得し、共有物500を利用不可能な状態とする。
本実施形態の共有物端末400は、端末装置300から受け取った鍵情報に応じて、共有物500を利用不可能な状態から、利用可能な状態へ切り替えたり、共有物500の利用不可能な状態から利用可能な状態へ切り替えたりする。
尚、本実施形態では、各データベースは共有物管理装置200に設けられるものとしたが、これに限定されない。本実施形態の各データベースは、共有物管理装置200と通信が可能な外部の装置に設けられていても良い。
以下に、本実施形態の共有物管理装置200と端末装置300のハードウェア構成について説明する。
図3は、共有物管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施形態の共有物管理装置200は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置21、出力装置22、ドライブ装置23、補助記憶装置24、メモリ装置25、演算処理装置26及びインターフェース装置27を含む。
入力装置21はキーボードやマウス等を含み、各種信号を入力するために用いられる。出力装置22はディスプレイ装置等を含み、各種ウィンドウやデータ等を表示するために用いられる。インターフェース装置27は、モデム、LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
共有物管理プログラムは、共有物管理装置200を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。共有物管理プログラムは例えば記録媒体28の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。共有物管理プログラムを記録した記録媒体28は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、共有物管理プログラムは、共有物管理プログラムを記録した記録媒体28がドライブ装置23にセットされるとは記録媒体28からドライブ装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた共有物管理プログラムは、インターフェース装置27を介して補助記憶装置24にインストールされる。
補助記憶装置24は、インストールされた共有物管理プログラムを格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置25は、コンピュータの起動時に補助記憶装置24から共有物管理プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置26はメモリ装置25に格納された共有物管理プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
尚、本実施形態の端末装置300は、一般的な携帯端末と同様のハードウェア構成であり、共有物管理装置200と同様であるから説明を省略する。ただし、例えばスマートフォンやタブレット型のコンピュータ等である場合、入力装置21及び出力装置22の代わりに、表示機能を有するタッチパネル等の表示操作装置を有していても良い。
次に、本実施形態の共有物管理装置200の有する各データベースについて説明する。尚、本実施形態では、各データベースは、共有物管理装置200の補助記憶装置26等に格納されるものとして説明するが、これに限定されない。各データベースは、例えば共有物管理装置200と通信可能な外部の記憶装置に格納されていても良い。
図4は、ユーザデータベースの一例を示す図である。本実施形態のユーザデータベース210は、端末装置300の利用者の情報が格納されている。ユーザデータベース210は、情報の項目として、ユーザID、パスワード、氏名、電話番号、住所、年齢を有し、ユーザIDと、その他の各項目とが対応付けられている。
項目「ユーザID」の値は、端末装置300の利用者を識別する識別子を示す。項目「パスワード」の値は、ユーザIDと対応付けて設定されたパスワードを示す。項目「氏名」の値は、端末装置300の利用者の氏名を示す。項目「電話番号」の値は、端末装置300に割り振られた電話番号を示しており、端末装置300を特定するための識別子である。項目「住所」の値は、利用者の住所を示し、項目「年齢」の値は、利用者の年齢を示す。
以下の説明では、項目「ユーザID」の値と、その他の項目の値と、を含む情報をユーザ情報と呼ぶ。また、以下の説明では、項目「ユーザID」の値と、項目「パスワード」の値とを含む情報をユーザ認証情報と呼び、項目「氏名」の値、項目「電話番号」の値、項目「住所」の値、項目「年齢」の値を含む情報をユーザ付加情報と呼ぶ。つまり、ユーザ情報は、ユーザ認証情報と、ユーザ付加情報とを含む。
尚、本実施形態では、項目「住所」と項目「年齢」を含むものとしたが、これらの項目は含まれなくても良い。本実施形態のユーザデータベース210には、後述する予約管理部による共有物500の予約管理に必要な情報が含まれていれば良い。
図5は、共有物データベースの一例を示す図である。本実施形態の共有物データベース220は、共有物500の管理に用いるデータが格納されている。共有物データベース220は、共有物テーブル220−1と、共有物予約テーブル220−2を有する。
共有物テーブル220−1は、情報の項目として、共有物ID、共有物名、場所、予約IDを有する。項目「共有物ID」は、その他の項目と対応付けられている。
項目「共有物ID」の値は、共有物を識別するための識別子を示す。項目「共有物名」の値は、共有物の名称を示す。項目「場所」の値は、共有物が配置されている場所を示す。項目「予約ID」の値は、対応する共有物IDが付与された共有物を利用する際の予約を識別するための識別子を示す。
以下の説明では、項目「共有物ID」の値と、項目「共有物名」の値と、項目「場所」の値と、を含む情報を、共有物識別情報と呼ぶ。共有物識別情報は、予め共有物データベース220に格納されている。また、共有物テーブル220−1では、共有物識別情報は、予め格納されており、共有物IDと対応する共有物が予約されると、予約された共有物の共有物IDを含む共有物識別情報に、予約IDが対応付けられる。
本実施形態の共有物予約テーブル220−2は、情報の項目として、予約ID、共有物ID、ユーザID、利用予定日時、返却予定日時、共有物画像、破損部位、ユーザ確認フラグを有する。項目「予約ID」は、その他の項目と対応付けられている。
項目「利用予定日時」の値は、対応する共有物IDが付与された共有物の利用予定日時を示す。利用予定日時とは、共有物の利用を開始する予定の日時を示す。
項目「返却予定日時」の値は、対応する共有物IDが付与された共有物の返却予定日時を示す。返却予定日時とは、利用していた共有物を返却する予定の日時を示す。
項目「共有物画像」の値は、対応する共有物IDが付与された共有物の外観を示す画像である。項目「破損部位」の値は、対応する共有物IDが付与された共有物の破損部位を示す。具体的には、項目「破損部位」の値は、共有物画像における破損部位を示す座標である。
項目「確認フラグ」の値は、項目「破損部位」の値が示す破損を利用者が確認したか否かを示す値である。本実施形態では、項目「確認フラグ」の値が「0」の場合、利用者による破損の確認が済んでいないことを示し、値が「1」の場合、利用者による破損の確認が済んでいることを示す。つまり、本実施形態において、値が「1」の確認フラグは、利用者により破損が確認されたことを示す確認情報である。
以下の説明では、項目「予約ID」の値と、項目「共有物ID」の値、項目「ユーザID」の値、項目「利用予定日時」の値、項目「返却予定日時」の値を含む情報を、共有物予約情報と呼ぶ。また、以下の説明では、項目「共有物画像」の値、項目「破損部位」の値、項目「ユーザ確認フラグ」の値を含む情報を、共有物破損情報と呼ぶ。
さらに、以下の説明では、共有物テーブル220−1と共有物予約テーブル220−21のそれぞれにおける項目「共有物ID」の値と、他の項目の値とを含む情報を、共有物情報と呼ぶ。したがって、共有物情報は、共有物識別情報、共有物予約情報、共有物破損情報を含む。
共有物予約テーブル220−2は、利用者が共有物の予約を行うことで生成される。
図6は、鍵データベースの一例を示す図である。本実施形態の鍵データベース230は、共有物の利用を可能する鍵情報と、共有物の利用を不可能にする鍵情報を含む。
鍵データベース230は、情報の項目として、鍵ID、予約ID、鍵種類、鍵内容を有する。項目「鍵ID」は、その他の項目と対応付けられている。以下の説明では、項目「鍵ID」の値と、その他の項目の値とを含む情報を、鍵情報と呼ぶ。
項目「鍵ID」の値は、鍵情報を識別するための識別子を示す。項目「鍵種類」の値は、対応する鍵IDを含む鍵情報が、共有物の利用を可能とする鍵情報であるか、又は共有物の利用を不可能にする鍵情報であるかを示す。
項目「鍵種類」の値が、「利用」である場合は、対応する鍵IDを含む鍵情報は、共有物の利用を不可能な状態から可能な状態とする鍵情報である。共有物の利用を可能とする鍵情報とは、言い換えれば、共有物の利用を許可するための鍵情報である。以下の説明では、共有物を利用可能とする鍵を、利用時鍵情報と呼ぶ。
項目「鍵種類」の値が、「返却」である場合は、対応する鍵IDを含む鍵情報は、共有物の利用を可能な状態から不可能な状態とする鍵情報である。共有物の利用を不可能とする鍵情報とは、言い換えれば、共有物を返却するための鍵情報である。以下の説明では、共有物を利用可能な状態から利用不可能な状態とする鍵情報を、返却時鍵情報と呼ぶ。
項目「鍵内容」の値は、鍵となる情報を示す。
尚、本実施形態では、鍵情報を鍵データベース230に格納して保持するものとしたが、鍵情報は保持されなくても良く、鍵データベース230は設けられなくても良い。
次に、図7を参照し、本実施形態の共有物管理システム100の有する各装置及び共有物端末400の有する機能について説明する。
図7は、第一の実施形態の共有物管理システムの有する各装置の機能構成を説明する図である。
始めに、本実施形態の共有物管理装置200の有する機能について説明する。本実施形態の共有物管理装置200の有する管理処理部240は、予約管理部241、共有物管理部242、鍵管理部243を有する。
予約管理部241は、端末装置300から、ユーザ認証情報を受け付けると、ユーザデータベース210を参照し、ユーザ認証を行う。また、予約管理部241は、ユーザが認証されると、端末装置300から、共有物の予約に関する情報を取得し、共有物管理部242へ渡す。
共有物管理部242は、端末装置300から取得したユーザ認証情報と、共有物の予約に関する情報とを用いて、共有物情報を生成し、共有物データベース220へ格納する。
具体的には、共有物管理部242は、共有物データベース220の共有物テーブル220−1において、取得した共有物の予約に関する情報に含まれる共有物IDを含む共有物識別情報に、新たに付与した予約IDを対応付ける。また、共有物管理部242は、共有物の予約に関する情報に、共有物識別情報と対応付けた予約IDと同じ予約IDを対応付けて、共有物予約情報を生成する。
さらに、共有物管理部242は、共有物予約テーブル220−2において、端末装置300から送信された共有物IDと一致する共有物IDを含む共有物予約情報と対応付けられた共有物破損情報のうち、返却予定日時が最も新しい共有物破損情報を取得する。そして、共有物管理部242は、生成した共有物予約情報に取得した共有物破損情報を対応付けて、共有物予約テーブル220−2に格納する。
本実施形態の共有物管理部242は、このようにして共有物情報を生成することで、共有物情報に含まれる共有物画像を最も新しい画像とすることができる。
鍵管理部243は、端末装置300に配布する利用時鍵情報と返却時鍵情報を生成し、端末装置300へ送信する。具体的には、鍵管理部243は、共有物管理部242が取得した共有物破損情報を用いて、所定のアルゴリズム等にしたがって、利用時鍵情報と返却時鍵情報とを生成する。利用時鍵情報及び返却時鍵情報の生成の詳細は後述する。また、鍵管理部243は、生成した利用時鍵情報及び返却時鍵情報を鍵データベース230に格納する。
次に、本実施形態の端末装置300の機能について説明する。本実施形態の端末装置300は、利用管理処理部310、共有物予約部320、鍵取得部330を有する。
本実施形態の共有物予約部320は、一般的な予約処理を行うものであり、鍵取得部330は、共有物管理装置200から利用時鍵情報及び返却時鍵情報を受信する一般的な受信部である。鍵取得部330は、鍵情報を受信すると、鍵情報を読み込んで共有物端末400に送信できる状態にする。
本実施形態の利用管理処理部310は、共有物管理装置200が鍵情報の生成に用いる共有物破損情報を生成し、共有物管理装置200へ送信することで、利用時鍵情報及び返却時鍵情報を取得する。
本実施形態の利用管理処理部310は、共有物表示部311、画像撮影部312、破損部位検出部313、確認フラグ付与部314を有する。
本実施形態の共有物表示部311は、共有物管理装置200から、共有物予約部320により予約された共有物の共有物情報を取得し、端末装置300の表示装置に表示させる。言い換えば、共有物表示部311は、予約に応じて共有物管理装置200から共有物情報を取得する情報取得部である。
画像撮影部312は、端末装置300の有する撮像装置に対して、画像の撮像を指示する。このとき、画像撮影部312は、共有物表示部311が取得した共有物情報に含まれる共有物画像を事前画像とし、利用者に画像を撮影させるための補助画像を表示させても良い。また、撮像装置は、端末装置300に画像を渡すことができれば良く、端末装置300が有していなくても良い。
破損部位検出部313は、共有物情報に含まれる共有物画像と、画像撮影部312により撮影された画像と比較して、共有物の状態の変化を検出する。言い換えれば、破損部位検出部313は、画像撮影部312が撮影を行う前に撮影されていた共有物の画像と、画像撮影部312が撮影した画像とを比較し、共有物の状態を検出する。具体的には、破損部位検出部313は、共有物に新たな破損が生じたか否かを検出している。
以下の説明では、共有物情報に含まれる共有物画像、すなわち画像撮影部312が撮影した画像と比較される画像を、事前画像と呼ぶ。言い換えれば、本実施形態の事前画像は、例えば共有物データベース220において、これから利用される共有物IDと一致する共有物IDと対応した共有物画像のうち、最も新しい画像である。
確認フラグ付与部314は、画像撮影部312により撮影された画像に、利用者による破損の有無の確認が行われたか否かを示す確認フラグを付与する。
また、本実施形態の共有物端末400は、利用許可管理部410と、利用制御部420とを有する。利用許可管理部410は、端末装置300から送信される鍵情報に基づき、共有物端末400の利用を可能とするか、又は利用を不可能とするかを管理する。利用制御部420は、共有物端末400の利用に関する制御を行う。
以下に、図8を参照し、本実施形態の共有物管理システム100の動作を説明する。図8は、共有物管理システムの動作を説明する図である。
本実施形態の共有物管理システム100において、共有物管理装置200は、予約管理部241により、端末装置300の共有物予約部320により送信されたユーザ認証情報と、共有物予約情報とに基づき、共有物500の予約処理を行う(ステップS801)。
続いて、共有物管理装置200は、ステップS801において、共有物500の予約が成功したか否かを判定する(ステップS802)。
ステップS802において、予約が成立した場合、共有物管理装置200は、共有物管理部242により共有物情報を取得し、予約管理部241により共有物情報を端末装置300に送信し、共有物情報の一部を表示させる(ステップS803)。尚、共有物情報は、共有物の予約が成功したときに共有物データベース220に格納されるものとした。尚、ステップS803で表示される情報は、共有物情報のうち、共有物識別情報と共有物予約情報であっても良い。
ステップS802において、予約が成立しなかった場合、共有物管理装置200は、処理を終了する。
ステップS803に続いて、端末装置300は、共有物500の利用予定日時となったか否かを判定する(ステップS804)。ステップS804において、利用予定日時となっていない場合、端末装置300は、待機する。
ステップS804において、利用予定日時となった場合、端末装置300は、共有物表示部311により、画像撮影部312に対して画像の撮影指示を行う(ステップS805)。続いて、端末装置300は、画像撮影部312、破損部位検出部313、確認フラグ付与部314により、利用者に共有物500の破損部位を確認させる処理を行う(ステップS806)。ステップS806の処理の詳細は後述する。
続いて、端末装置300は、利用者による破損部位の確認が行われたことを示す確認フラグを含む共有物破損情報を共有物管理装置200に送信する(ステップS807)。続いて、共有物管理装置200は、受信した共有物破損情報を用いて、共有物500の利用を開始するときに用いる利用時鍵情報を生成し、端末装置300へ送信する(ステップS808)。
続いて、端末装置300は、近距離無線通信等を用いて共有物端末400と通信し、共有物管理装置200から取得した利用時鍵情報を共有物端末400に渡す(ステップS809)。具体的には、本実施形態では、例えば端末装置300が共有物端末400に近づけられたり、接触したりすることで、利用時鍵情報が共有物端末400に渡される。
共有物端末400は、利用許可管理部410により、受け取った利用時鍵情報が、正当であるか否かを判定する(ステップS810)。ステップS810において、正当でない場合、ステップS807へ戻る。ステップS810において、正当であった場合、共有物端末400は、利用制御部420により、共有物500を利用可能な状態とする(ステップS811)。
続いて、端末装置300は、共有物500の返却予定日時となったか否かを判定する(ステップS812)。
ステップS812において、返却予定日時となっていない場合、ステップS811へ戻る。
ステップS812において、返却予定日時となった場合、端末装置300は、共有物表示部311により、画像撮影部312に対し、画像の撮影指示を行う(ステップS813)。ステップS813からステップS815までの処理は、ステップS805からステップS808までの処理と同様であるから、説明を省略する。
ステップS815に続いて、共有物管理装置200は、端末装置300から受信した共有物破損情報を用いて、返却時鍵情報を生成し、端末装置300へ送信する(ステップS816)。続いて、端末装置300は、近距離無線通信等を用いて共有物端末400と通信し、共有物管理装置200から取得した返却時鍵情報を共有物端末400に渡す(ステップS817)。
共有物端末400は、利用許可管理部410により、受け取った利用時鍵情報が、正当であるか否かを判定する(ステップS818)。ステップS818において、正当でない場合、ステップS815へ戻る。ステップS818において、正当であった場合、共有物端末400は、利用制御部420により、利用時鍵情報を無効とし、共有物500を利用不可能な状態とし(ステップS819)、処理を終了する。
次に、図9を参照し、ステップS806とステップS814の破損部位の確認処理について説明する。図9は、破損部位の確認処理を説明するフローチャートである。
端末装置300は、ステップS805において、画像撮影部312が共有物表示部311から画像の撮影指示を受け付けると、撮像装置による共有物500の画像の撮影が終了したか否かを判定する(ステップS901)。ステップS901において、撮影が終了していない場合、端末装置300は、撮影が終了するまで待機する。
ステップS901において、撮影が終了した場合、端末装置300は、共有物情報に含まれる事前画像(共有物画像)と、撮影した共有物500の画像とを比較する。そして、端末装置300は、破損部位検出部313により、2つの画像の相違から、撮影した画像において共有物500の破損部位を検出し、破損部位を示す画面を端末装置300に表示させる(ステップS902)。
続いて、端末装置300は、画面において、新たな破損部位が追加されたか否かを判定する(ステップS903)。ステップS903において、破損部位が追加されない場合、後述するステップS905へ進む。
ステップS903において、破損部位が追加された場合、端末装置300は、取得した共有物情報に含まれる共有物破損情報を更新する(ステップS904)。具体的には、端末装置300は、取得した共有物情報に含まれる共有物破損情報の、追加された破損部位を示す座標と、共有物画像とを更新する。また、端末装置300の画面には、新たに追加された破損箇所が表示される。
続いて、端末装置300は、画面において、破損部位の確認が行われたことを示す操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS905)。ステップS905において、操作を受け付けない場合、端末装置300は、操作を受け付けるまで待機する。ステップS905において、操作を受け付けた場合、端末装置300は、図8のステップS807へ進む。
以上が、本実施形態の共有物管理システム100の全体の動作である。このように、本実施形態の共有物管理装置200は、共有物の利用開始時に、利用者から共有物の状態と、状態を確認したことを示す通知とを受け付けて、共有物を利用可能とする利用時鍵情報を端末装置300へ配布する。また、本実施形態の共有物管理装置200は、共有物の返却時に、利用者から共有物の状態と、状態を確認したことを示す通知とを受け付けて、共有物を利用不可能とする返却時鍵情報を端末装置300へ配布する。
したがって、本実施形態では、共有物の利用開始時の状態と、共有物の利用終了時の状態とが共有物管理装置200に通知されるため、共有物の利用期間中の状態の変化を管理者に把握させることができる。
次に、本実施形態の共有物管理システム100における、共有物500の利用が開始されるときの動作を説明する。
図10は、第一の実施形態の共有物管理システムにおける利用時の処理を説明する図である。
本実施形態において、端末装置300は、利用者により、共有物500の予約が行われると、共有物予約部320は、予約に関する情報を共有物管理装置200へ送信する(ステップS101)。予約に関する情報とは、ユーザID、共有物ID、利用予定日時、返却予定日時等を含む。
共有物管理装置200において、予約管理部241は、予約に関する情報を受け取って、共有物管理部242に渡す(ステップS102)。共有物管理部242は、予約に関する情報を受け取ると、共有物データベース220を参照し、共有物IDと対応する共有物情報を生成して共有物データベース220に格納する(ステップS103)。また、共有物管理部242は、共有物IDと対応する共有物情報を予約管理部241に渡す(ステップS104)。予約管理部241は、受け取った共有物情報を端末装置300に送信する(ステップS105)。
端末装置300は、共有物表示部311により、共有物情報を受信して表示させる(ステップS106)。具体的には、端末装置300は、共有物名や、場所、共有物予約情報に含まれる利用予定日時、返却予定日時等を画面に表示させる。
続いて端末装置300は、共有物の利用開始指示を受け付けて、共有物表示部311により、画像撮影部312に対して共有物500の画像の撮影指示を行う(ステップS107)。尚、利用開始指示は、ステップS106において表示された画面に対する利用者の操作により行われるものであっても良いし、共有物管理装置200からの指示を受けて行われても良い。
画像撮影部312は、撮影指示を受け付けると、共有物500の画像を撮影させる(ステップS108)。尚、画像撮影部312は、画像の撮影を補助するために、共有物情報に含まれる事前画像(共有物画像)を表示させても良い。画像撮影部312による画像の撮像の補助についての詳細は後述する。
続いて、画像撮影部312は、撮影した画像を破損部位検出部313に渡す(ステップS109)。
破損部位検出部313は、共有物情報に含まれる事前画像と、撮影した画像と比較し、画像同士の差分から破損部位を検出し、検出した破損部位を画面に表示させる(ステップS110)。画像撮影部312と破損部位検出部313の処理の詳細は後述する。
続いて、破損部位検出部313は、ステップS110で表示された画面において、利用者が破損部位を確認したことを示す操作がなされると、確認が行われたことを確認フラグ付与部314へ通知する(ステップS111)。
確認フラグ付与部314は、通知を受けて、ステップS109で撮影した画像と、破損部位を示す座標と、確認フラグ「1」とを対応付けた共有物破損情報を生成し(ステップS112)、共有物破損情報を予約IDと紐付けて共有物管理装置200へ送信する(ステップS113)。尚、端末装置300は、ステップS113において、共有物破損情報を共有物管理装置200へ送信するか否かを利用者に確認させる画面を表示させても良い。
共有物管理装置200は、共有物管理部242により、共有物データベース220において、端末装置300から受信した予約IDと対応する共有物破損情報を、受信した共有物破損情報に更新する(ステップS114)。
また、共有物管理部242は、鍵管理部243に対し、利用時鍵情報の生成要求を行う(ステップS115)。このとき、共有物管理部242は、鍵管理部243に対し、受信した共有物破損情報を渡す。鍵管理部243は、生成要求を受けて、共有物破損情報を用いて利用時鍵情報を生成する(ステップS116)。また、鍵管理部243は、生成した利用時鍵情報を鍵データベース230に格納し(ステップS117)、端末装置300へ利用時鍵情報を送信する(ステップS118)。
端末装置300は、鍵取得部330により、利用時鍵情報を受信して共有物端末400に送信可能な状態とし(ステップS119)、共有物端末400に利用時鍵情報を適用(送信)する(ステップS120)。
尚、端末装置300は、ステップS119において、利用時鍵情報の送信を利用者に促すメッセージ等を含む画面を表示させても良い。また、この画面には、共有物端末400に対する利用時鍵情報の送信指示を行うボタン等が表示されていても良い。端末装置300は、ステップS120において、利用時鍵情報を共有物端末400に送信した後に、共有物500の返却開始指示を行うための画面を表示させても良い。
共有物端末400は、利用許可管理部410により、利用時鍵情報による共有物の利用を許可するか否かを判定し(ステップS121)、利用制御部420へ利用許可の通知を行う(ステップS122)。続いて、共有物端末400は、共有物500の利用が許可されると、利用制御部420により、共有物500を利用不可能な状態から利用可能な状態とする(ステップS123)。
次に、以下に共有物500の予約時の処理と、利用開始時の処理について説明する。図11は、第一の実施形態の予約処理を説明するシーケンス図である。
本実施形態の端末装置300において、ユーザ認証情報の入力を受け付けると、共有物予約部320は、共有物管理装置200に対してユーザ認証情報を送信する(ステップS1101)。共有物管理装置200は、予約管理部241により、ユーザデータベース210を参照してユーザ認証を行い、認証結果を端末装置300の共有物予約部320に返す(ステップS1102)。
続いて共有物予約部320は、共有物の一覧の取得要求を共有物管理装置200に対して送信する(ステップS1103)。共有物管理装置200は、予約管理部241により、取得要求を受けると、共有物管理部242に対して共有物一覧の取得要求を行う(ステップS1104)。
共有物管理部242は、共有物の一覧を予約管理部241へ渡す(ステップS1105)。続いて、予約管理部241は、共有物の一覧を端末装置300へ送信する(ステップS1106)。
端末装置300は、共有物予約部320により、共有物の一覧から選択された共有物の共有物ID、利用予定日時、返却予定日時を含む予約に関する情報と、予約要求と、を共有物管理装置200へ送信する(ステップS1107)。共有物管理装置200において、予約管理部241は、予約要求を受け付けて、共有物管理部242に予約に関する情報を渡す(ステップS1108)。
共有物管理部242は、共有物ID、ユーザID、利用予定日時、返却予定日時を含む情報を取得すると、この情報から、この予約と対応する共有物情報を生成し、共有物データベース220に格納する(ステップS1109)。
以下に、共有物情報の生成について説明する。
本実施形態の共有物管理部242は、共有物テーブル220−1において、取得した共有物IDを含む共有物識別情報を検索し、該当する共有物識別情報に、新たな予約IDを付与して対応付ける。
尚、本実施形態の共有物管理部242は、このとき、共有物識別情報に既に予約IDが付与されていた場合、利用予定日時等から、新たな予約を行うことができるか否かを判定しても良い。共有物管理部242は、新たに予約を行うことができると判定された場合に、後述する共有物情報の生成を行っても良い。
共有物管理部242は、共有物識別情報に予約IDを付与すると、次に、取得した予約に関する情報(共有物ID、ユーザID、利用予定日時、返却予定日時)にも同様の予約IDを付与し、共有物予約情報とする。
次に、共有物管理部242は、共有物予約テーブル220−2に格納済みの共有物予約情報のうち、取得した共有物IDを含む共有物予約情報を抽出する。次に、共有物管理部242は、抽出した共有物予約情報のうち、最も返却予定日時が新しい共有物予約情報と対応付けられた共有物破損情報を取得する。そして、共有物管理部242は、取得した共有物破損情報と、取得した共有物ID、ユーザID、利用予定日時、返却予定日時に予約IDを付与した共有物予約情報と、を対応付けて、共有物予約テーブル220−2に格納する。
本実施形態では、以上の処理により、端末装置300において行われた予約と対応した共有物情報が生成される。
続いて、共有物管理部242は、予約が完了したことを示す通知と、生成した共有物情報と、を予約管理部241へ通知する(ステップS1110)。
予約管理部241は、通知と共有物情報とを受けると、予約結果として、共有物情報を端末装置300へ送信する(ステップS1111)。
端末装置300は、共有物予約部320により、共有物情報を受信すると、共有物表示部311に共有物情報を渡す(ステップS1112)。共有物表示部311は、予約が完了したことを示すメッセージと、共有物情報を画面に表示させる(ステップS1113)。
次に、図12を参照し、利用開始時の処理について説明する。図12は、第一の実施形態の利用開始時の処理を説明するシーケンス図である。
本実施形態の端末装置300において、利用予定日時になると、共有物表示部311は、共有物管理装置200から共有物情報を取得する(ステップS1201)。尚、本実施形態の端末装置300は、取得した共有物情報を返却予定日時まで保持しておいても良い。
続いて、共有物表示部311は、共有物情報に含まれる利用予定日時になると、画像撮影部312に対し、画像の撮影指示を通知する(ステップS1202)。
画像撮影部312は、撮影指示の通知を受け付けると、画像を撮影し、撮影した画像を破損部位検出部313へ渡す(ステップS1203)。破損部位検出部313は、ステップS1201で取得した共有物情報に含まれる事前画像(共有物画像)と、撮影された画像とから、破損部位を検出する(ステップS1204)。破損部位検出部313による破損部位の検出の詳細は後述する。
破損部位検出部313は、破損部位を検出すると、確認フラグ付与部314に破損部位を検出したことを通知し、共有物500の破損部位を示した画像を画面に表示させる。(ステップS1205)。この画面には、例えば利用者による破損部位の破損の確認が行われたか否かを通知するボタンが表示される。
確認フラグ付与部314は、画面において利用者による破損部位の確認が行われたことを示す操作を受け付けると、確認フラグの値を「1」とし、撮影した画像に付与する。そして、確認フラグ付与部314は、確認フラグ「1」が付与された画像と、画像における破損部位を示す座標情報とを共有物破損情報とし、予約IDと対応付けて共有物管理装置200に送信する(ステップS1207)。
尚、本実施形態の端末装置300は、ステップS1201で取得した共有物情報を保持する場合、ステップS1201で取得した共有物情報に含まれる共有物破損情報を、ステップS1207で共有物管理装置200に送信した共有物破損情報に更新する。
共有物管理装置200は、共有物管理部242により、共有物予約テーブル220−2において、受信した予約IDと一致する共有物予約情報と、受信した共有物破損情報とを対応付けて格納する(ステップS1208)。本実施形態では、この処理により、共有物予約テーブル220−2において、予約IDと対応付けられた共有物画像は、共有物の最新の状態を示す画像となる。
続いて、共有物管理部242は、鍵管理部243に対し、受信した共有物破損情報と、利用時鍵情報の生成要求を通知する(ステップS1209)。続いて、共有物管理装置200は、生成した利用時鍵情報を端末装置300へ送信する(ステップS1210)。
端末装置300は、鍵取得部330により、利用時鍵情報を受信すると、利用時鍵情報を共有物端末400に渡す(ステップS1211)。
共有物端末400は、利用許可管理部410により、利用時鍵情報が正当か否か判定し、正当な鍵情報であった場合に、利用制御部420に対し、利用信号を送る(ステップS1212)。利用制御部420は、利用信号を受けて、共有物500を利用可能な状態とする(ステップS1213)。
以上のように、本実施形態では、共有物の予約が行われたときではなく、共有物の利用を開始する直前に、共有物の状態を示す共有物破損情報を用いて生成した利用時鍵情報を生成して端末装置300へ送信する。したがって、本実施形態によれば、利用者は、共有物破損情報を共有物管理装置200に送信しなければ、共有物500を利用することができない。このため、本実施形態によれば、共有物500の状態の確認を共有物500の利用者の義務とすることができる。
次に、本実施形態の画像撮影部312による画像の撮像の補助と、破損部位検出部313による破損部位の検出について説明する。本実施形態の画像撮影部312は、利用者に共有物500の外観や内観を撮影させる。
図13は、第一の実施形態の画像撮影部による画像の撮影を説明する図である。図13(A)は、画像の撮影の仕方の種類を説明する図であり、図13(B)は、撮影補助機能について説明する図である。
本実施形態の画像撮影部312は、撮影指示を受け付けると、図13(A)−1に示すように、1箇所から共有物500全体を撮影することを利用者に促す画面を端末装置300の表示装置に表示させても良い。
また、本実施形態の画像撮影部312は、図13(A)−2に示すように、共有物500の特徴を示す画像を複数箇所から撮像することを利用者に促す画面を端末装置300の表示装置に表示させても良い。
また、本実施形態の画像撮影部312は、図13(A)−3に示すように、共有物500の画像を連続的に撮像することを利用者に促す画面を端末装置300の表示装置に表示させても良い。
また、本実施形態の画像撮影部312は、例えば図13(A)−3に示すように、共有物500を連続的に撮影させる場合、図13(B)に示すように、利用者による撮影を補助するために、撮影時に事前画像を表示させても良い。
図13(B)に示す画面131は、画像撮影部312による画像の撮影時の画面である。画面131には、事前画像132が表示される。画面131において、事前画像132は、撮像対象の共有物500の画像133と区別するために、半透明等で表示されても良い。また、画面131には、画像の撮影の開始指示を行うボタン134が表示されている。
このように、本実施形態では、利用者に共有物500の画像を撮影させる際に、利用者に、共有物500の画像133と画像132とが重なる位置に端末装置300を移動させるように案内することができる。
本実施形態では、このように、撮像を補助するための画像132を表示させることで、利用者に対し、画像133が画像132と重なる位置で共有物500を撮像させることできる。
尚、図13(B)では、連続的に共有物500の画像を撮影する際の補助機能について説明したが、共有物500を複数箇所から撮影する場合の補助機能を有していても良い。
具体的には、複数箇所から共有物500を撮像する場合には、例えば画面の左側に事前画像を表示させ、右側に撮影する共有物500を表示させるようにしても良い。本実施形態では、このように事前画像を表示させることで、利用者に共有物500をどの方向から撮像すれば良いかを示すことができる。
次に、本実施形態の破損部位検出部313の処理について説明する。本実施形態の破損部位検出部313は、事前画像を取得し、撮影された画像と比較する。尚、本実施形態では、事前画像は、共有物管理装置200から取得されても良いし、端末装置300に保持されていても良い。
本実施形態の破損部位検出部313は、事前画像と、画像撮影部312とにより撮影された画像とを比較し、差分を抽出する。そして、2つの画像において、差分が予め設定され閾値よりも大きい領域を破損部位とする。具体的には、破損部位検出部313は、例えば2つの画像から特徴量を取得し、特徴量の差分が閾値以上となる位置を破損部位として検出する。特徴量とは、画像認識において画像を分析する際に抽出する特徴を示し、画像の面積や幅、周囲の長さ等を含む。
また、本実施形態の破損部位検出部313は、撮影された画像における共有物500の画像の位置が、事前画像とずれていた場合、差分を抽出する処理の前に、アフィン変換処理等によって、共有物の画像の位置を補正しても良い。アフィン変換処理とは、画像の拡大縮小、回転、平行移動等を行う処理である。
本実施形態の端末装置300は、撮影された画像において、破損部位検出部313により検出された破損部位を利用者が視認できるように、マーク等をつけて表示させる。破損部位の表示の詳細は後述する。
次に、図14を参照し、共有物管理システム100における返却時の処理を説明する。図14は、第一の実施形態の共有物管理システムにおける返却時の処理を説明する図である。
本実施形態の共有物管理システム100において、端末装置300は、共有物500の返却予定日時になると、共有物表示部311は、共有物情報を画面に表示させる(ステップS1401)。共有物表示部311は、返却処理の開始指示がなされると、画像撮影部312に対して画像の撮影指示を通知する(ステップS1402)。本実施形態の返却開始指示は、端末装置300において利用者が行う操作により行われても良いし、端末装置300又は共有物管理装置200が返却予定日時となったことを検出して行っても良い。
続いて、画像撮影部312は、撮影指示を受け付けると、共有物500の画像を撮影させる(ステップS1403)。尚、画像撮影部312は、画像の撮影の際に、利用者による画像の撮影を補助するために、共有物情報に含まれる事前画像(共有物画像)を表示させても良い。本実施形態では、共有物情報を端末装置300に保持している場合は、端末装置300が保持する共有物情報に含まれる共有物画像を事前画像とする。また、共有物情報が端末装置300に保持されていない場合には、端末装置300は、ステップS1401において、再度共有物管理装置200から予約IDと対応する共有物情報を取得しても良い。
ステップS1404からステップS1409までの処理は、図10のステップS109からステップS114までの処理と同様であるから、説明を省略する。
続いて、共有物管理部242は、鍵管理部243に対し、返却時鍵情報の生成要求を行う(ステップS1410)。このとき、共有物管理部242は、鍵管理部243に対し、ステップS1408で受信した共有物破損情報を渡す。鍵管理部243は、生成要求を受けて、共有物破損情報を用いて返却時鍵情報を生成する(ステップS1411)。また、鍵管理部243は、生成した返却時鍵情報を鍵データベース230に格納し(ステップS1412)、端末装置300へ返却時鍵情報を送信する(ステップS1413)。
端末装置300は、鍵取得部330により、返却時鍵情報を受信すると(ステップS1414)、共有物端末400に返却時鍵情報を適用(送信)する(ステップS1415)。共有物端末400は、利用許可管理部410により、返却時鍵情報に基づき共有物500の利用を停止するか否かを判定し(ステップS1416)、利用制御部420へ利用停止の通知を行う(ステップS1417)。続いて、共有物端末400は、共有物500の利用の停止の通知を受けて、利用制御部420により、共有物500を利用可能な状態から利用不可能な状態とする(ステップS1418)。
次に、図15を参照し、共有物管理システム100における返却時の処理を説明する。図15は、第一の実施形態の返却時の処理を説明するシーケンス図である。
本実施形態の端末装置300において、返却予定日時になると、共有物表示部311は、共有物管理装置200から共有物情報を取得する(ステップS1501)。尚、本実施形態の端末装置300は、端末装置300が保持している共有物情報を取得しても良い。また、端末装置300は、共有物管理装置200へ予約IDを送信し、共有物管理装置200から予約IDと対応する共有物情報を取得しても良い。
図15のステップS1502からステップS1508までの処理は、図12のステップS1202からステップS1208までの処理と同様であるから、説明を省略する。
続いて、共有物管理部242は、鍵管理部243に対し、受信した共有物破損情報と、返却時鍵情報の生成要求を通知する(ステップS1509)。続いて、共有物管理装置200は、生成した返却時鍵情報を端末装置300へ送信する(ステップS1510)。
端末装置300は、鍵取得部330により、返却時鍵情報を受信すると、返却時鍵情報を共有物端末400に渡す(ステップS1511)。
共有物端末400は、返却時鍵情報を受け取ると、利用許可管理部410により、利用時鍵情報を無効とする(ステップS1512)。
続いて、共有物端末400は、利用許可管理部410により、返却時鍵情報が正当か否か判定し、正当な鍵情報であった場合に、利用制御部420に対し、返却信号を送る(ステップS1513)。利用制御部420は、返却信号を受けて、共有物500を利用可能な状態から利用不可能な状態とする(ステップS1514)。
続いて、利用制御部420は、共有物500を利用不可能な状態としたことを利用許可管理部410へ通知する(ステップS1515)。利用許可管理部410は、この通知を受けて、返却時鍵情報を無効にし(ステップS1516)、返却処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、共有物の返却の際に、共有物を返却する直前の共有物の状態を示す共有物破損情報を用いて生成した返却時鍵情報を生成して端末装置300へ送信する。したがって、本実施形態によれば、利用者は、共有物破損情報を共有物管理装置200に送信しなければ、共有物500を返却することができない。このため、本実施形態によれば、共有物500の状態の確認を共有物500の利用者の義務とすることができる。
次に、図16乃至図18を参照し、端末装置300における画面の遷移について説明する。図16は、第一の実施形態の端末装置における画面遷移の例を説明する第一の図である。
図16に示す画面161は、端末装置300に表示されたアプリケーション毎のアイコンの一覧を示している。本実施形態では、アイコン162と対応するアプリケーションが、共有物予約部320を実現するアプリケーション(プログラム)である。
画面161において、アイコン162が選択され、共有物500の予約が行われ、端末装置300が共有物情報を取得すると、共有物表示部311により、画面163が表示される。画面163は、例えば図10のステップS106で表示される画面である。
画面163には、共有物情報164と、共有物の利用開始指示を行うボタン165とが表示されている。画面163に表示された共有物情報164は、共有物情報の一部であり、共有物識別情報に含まれる共有物名と場所、共有物予約情報に含まれる利用予定日時である。
画面163において、ボタン165が操作されると、端末装置300は、画面163の表示を画面166に遷移させる。画面166は、例えば図10のステップS108で表示される画面である。
画面166では、利用者に共有物500の画像の撮影を促すメッセージ167と、撮影開始を指示するボタン168が表示されている。本実施形態では、画面166において、ボタン168が操作されると、画像撮影部312により、事前画像を用いて画像の撮影を補助する画面を表示させても良い(図13(B)参照)。
図17は、第一の実施形態の端末装置における画面遷移の例を説明する第二の図である。
本実施形態の端末装置300は、画像撮影部312による画像の撮影が完了すると、破損部位検出部313により、破損部位を検出した結果を示す画像を表示させる。
図17に示す画面171には、共有物500の画像172と、共有物500の破損部位を示すマーク173と、ボタン174、175が表示されている。画面171は、例えば図10のステップS110で表示される画面である。
画面171において、ボタン174は、破損部位を追加するためのボタンであり、ボタン175は、破損部位を確認したことを示すボタンである。
画面171において、ボタン174が操作されると、端末装置300は、画面171を画面171Aに遷移させる。画面171Aでは、破損部位検出部313により検出された破損以外に、利用者が発見した破損を追加することができる。
図17の画面171Aの例では、破損部位176が新たに選択されたことを示している。尚、破損部位の追加は、例えば画面171Aに表示された共有物500の画像172の該当する箇所をタッチすることで行われても良い。また、新たな破損部位を追加する場合、画面171Aに示すように、破損部位検出部313により検出された破損部位を示すマーク173は、半透明等に表示されても良い。また、本実施形態では、破損部位検出部313により新たな破損部位を検出しなかった場合には、その旨を示すメッセージ等を表示させても良い。
端末装置300は、画面171Aにおいて、破損部位の追加の完了を示すボタン177が操作されると、破損部位の追加を終了し、画面171Aを後述する画面171Bに遷移させても良い。
画面171において、ボタン175が操作されると、端末装置300は、画面171を画面171Bに遷移させる。画面171Bは、例えば図10のステップS113において表示される画面である。
画面171Bは、利用者による破損の確認の完了により、共有物500が利用可能となったことを示すメッセージ178が表示される。
また、画面171Bでは、破損の確認が完了したことを示すボタン179と、破損の確認が完了していないことを示すボタン180とが表示されている。画面171Bにおいて、ボタン179が操作されると、端末装置300は、共有物管理装置200から受信した利用時鍵情報を共有物端末400に送信する処理へ進む。
画面171Bにおいて、ボタン180が操作されると、端末装置300は、再度画面171を表示させ、利用者に対して破損部位の確認のやり直しを促しても良い。
図18は、第一の実施形態の端末装置における画面遷移の例を説明する第三の図である。
端末装置300は、画面171Bにおいて、ボタン179が操作されると、画面171Bを画面181へ遷移させる。画面181は、例えば図10のステップS119で表示される画面である。
画面181には、端末装置300を共有物端末400へ近づけることを促すメッセージ182と、共有物端末400に対する利用時鍵情報の送信指示を行うためのボタン182Aが表示される。
端末装置300は、画面181において、ボタン182Aが操作されると、鍵取得部330が利用時鍵情報を共有物端末400に送信する。
端末装置300は、共有物500が利用可能な状態になると、画面181を画面163Aに遷移させる。尚、図18の例では、画面181に利用時鍵情報の送信指示を行うためのボタンが表示されるものとしたが、これに限定されない。本実施形態では、例えばボタン182Aは表示されず、端末装置300が共有物端末400に近づけられると、自動的に利用時鍵情報を共有物端末400へ送信しても良い。
画面163Aは、例えば図10のステップS120で表示される画面である。画面163Aでは、共有物情報164Aと、共有物500の返却開始指示を行うためのボタン183が表示されている。共有物情報164Aは、利用予定日時の代わりに返却予定日時184が表示される。
端末装置300は、画面163Aにおいてボタン183が操作されると、返却時の処理を実行する。本実施形態では、返却予定日時になっていない場合でも、ボタン183が操作された場合には、返却時の処理を実行しても良い。
以上のように、本実施形態によれば、利用者が共有物の利用を開始するときの共有物の状態を示す画像と、共有物の状態を確認したことを示す情報とを対応付けて共有物管理装置200へ格納する。また、本実施形態では、利用者が共有物を返却するときの共有物の状態を示す画像と、共有物の状態を確認したことを示す情報とを対応付けて共有物管理装置200へ格納する。
したがって、本実施形態によれば、共有物の状態の変化が、どの利用者の利用期間中に生じたものかを共有物の管理者に把握させることができる。
また、本実施形態によれば、利用者による利用開始以前の破損や故障の見落としを抑制できるため、利用者は、自身が関与していない破損等に対する損害賠償を受けるリスクを低減できる。
また、本実施形態によれば、共有物の管理者は、破損や故障等が発生したときに共有物を利用していた利用者を容易に特定できる。したがって、本実施形態によれば、共有物の管理者は、共有物を破損させた利用者への警告や倍賞等を行えるようになる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、端末装置から共有物が予約された後に、端末装置に利用管理処理部を実現するアプリケーションを配信する点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図19は、第二の実施形態の共有物管理システムの有する各装置の機能構成を説明する図である。
本実施形態の共有物管理システム100Aは、共有物管理装置200Aと、端末装置300Aとを有する。
共有物管理装置200Aは管理処理部240Aを有し、管理処理部240Aは、第一の実施形態の共有物管理装置200の有する各部に加え、アプリ配信部244を有する。
本実施形態のアプリ配信部244は、端末装置300Aの利用者が、予約した共有物が配置された場所へ移動すると、端末装置300Aに利用管理処理部を実現する利用管理アプリケーションを配信する。
本実施形態の端末装置300Aは、共有物予約部320と条件処理部340を有する。本実施形態の条件処理部340は、共有物の利用予定日時となった場合や返却予定日時となった場合に、共有物管理装置200Aに対して、利用管理処理部310Aを実現する利用管理アプリケーションの配信要求を行う。
図19に示す利用管理処理部310Aは、条件処理部340による配信要求を受けて、共有物管理装置200Aから配信された利用管理アプリケーションにより実現される。利用管理処理部310Aが有する機能は、第一の実施形態の利用管理処理部310と同様である。
また、本実施形態の共有物管理装置200Aは、利用時鍵情報を利用鍵アプリケーションとして端末装置300Aに配信し、返却時鍵情報を返却鍵アプリケーションとして端末装置300Aに配信する。
本実施形態の端末装置300Aでは、鍵取得部330は有しておらず、共有物管理装置200Aのアプリ配信部244により、利用鍵アプリケーション330A及び返却鍵アプリケーション330Bが配信される。
以下に、本実施形態の共有物管理システム100Aの動作を説明する。図20は、第二の実施形態の共有物管理システムにおける利用時の処理を説明する図である。
図20のステップS2001からステップS2004までの処理は、図10のステップS101からステップS104までの処理と同様であるから、説明を省略する。
予約管理部241は、ステップS2004において受け取った共有物情報を端末装置300の共有物予約部320に送信する(ステップS2005)。端末装置300Aにおいて、共有物予約部320は、共有物情報を受信すると、条件処理部340に対し、共有物情報を渡す(ステップS2006)。
条件処理部340は、端末装置300Aの位置が、共有物情報に含まれる共有物識別情報が示す場所を示す位置となったら、共有物管理装置200Aに対し、利用管理アプリケーションの配信要求を行う(ステップS2007)。
尚、このとき、端末装置300Aは、端末装置300Aの有するGPS(Global Positioning System)等の機能により自機の位置情報を取得し、この位置情報に基づき、端末装置300Aの位置が、共有物の配置された場所にあることを検知しても良い。
また、図20の例では、端末装置300Aの位置に基づいて利用管理アプリケーションの配信要求を行うものとしたが、これに限定されない。端末装置300Aは、例えば共有物情報に含まれる利用予定日時となったとき、利用管理アプリケーションの配信要求を行っても良い。
共有物管理装置200Aにおいて、アプリ配信部244は、配信要求を受けて、利用管理アプリケーションを端末装置300Aに配信する(ステップS2008)。尚、アプリ配信部244は、配信要求とともに、端末装置300Aを特定するための識別情報を取得しても良い。アプリ配信部244は、この識別情報により特定される端末装置300Aへ
利用管理アプリケーションを配信する。
端末装置300Aは、利用管理アプリケーションが配信されると、利用管理処理部310Aが実現される。端末装置300Aにおいて、共有物表示部311は、条件処理部340から共有物情報を取得し、共有物情報を画面に表示させる(ステップS2009)。続いて、共有物表示部311は、画像撮影部312に対して画像の撮影指示を行う(ステップS2010)。尚、本実施形態では、利用管理アプリケーションの配信を共有物の利用開始指示と捉えるため、利用者による利用開始指示は行われなくも良い。
ステップS2011からステップS2020までの処理は、図10のステップS108からステップS117までの処理と同様であるから、説明を省略する。
共有物管理装置200Aにおいて、鍵管理部243は、利用時鍵情報を鍵データベース230に格納すると(ステップS2020)、アプリ配信部244に対して利用時鍵情報の配信要求を行う(ステップS2021)。アプリ配信部244は、この配信要求を受けて、利用時鍵情報を含む利用鍵アプリケーションを端末装置300Aへ配信する(ステップS2022)。
端末装置300Aにおいて、共有物端末400に近づけられると、利用鍵アプリケーションが起動し、利用時鍵情報を共有物端末400へ送信する(ステップS2023)。尚、このとき端末装置300Aは、端末装置300Aを共有物端末400に近づけるように促すメッセージを画面に表示させても良い。
ステップS2024からステップS2026の処理は、図10のステップS121からステップS123の処理と同様であるから、説明を省略する。
次に、図21を参照し、本実施形態の共有物管理システム100Aにおける返却時の処理を説明する。図21は、第二の実施形態の共有物管理システムにおける返却時の処理を説明する図である。
本実施形態において、端末装置300Aの条件処理部340は、返却予定時間となったことを検出し(ステップS2101)、利用管理処理部310Aに対し、返却時の処理の実行を指示する(ステップS2102)。言い換えれば、条件処理部340は、利用管理アプリケーションに対して実行指示を行う。
利用管理処理部310Aは、実行指示を受け付けると、共有物表示部311により、端末装置300Aに保持されている共有物情報を端末装置300Aの画面に表示させる(ステップS2103)。続いて、共有物表示部311は、画像撮影部312に対して画像の撮影指示を行う(ステップS2104)。尚、本実施形態では、条件処理部340からの利用管理処理部310Aに対する実行指示を、共有物の返却開始指示と捉えるため、利用者による返却開始指示は行われなくも良い。
ステップS2105からステップS2114までの処理は、図14のステップS1403からステップS1412までの処理と同様であるから、説明を省略する。
共有物管理装置200Aにおいて、鍵管理部243は、返却時鍵情報を鍵データベース230に格納すると(ステップS2114)、アプリ配信部244に対して返却時鍵情報の配信要求を行う(ステップS2115)。
アプリ配信部244は、配信要求を受けて、利用鍵アプリケーションの削除指示を端末装置300Aへ送信する(ステップS2117)。続いて、アプリ配信部244は、返却時鍵情報を含む返却鍵アプリケーションを端末装置300Aへ配信する(ステップS2117)。
端末装置300Aにおいて、共有物端末400に近づけられると、返却鍵アプリケーションが起動し、返却時鍵情報を共有物端末400へ送信する(ステップS2118)。
ステップS2119からステップS2121の処理は、図14のステップS1416からステップS1418の処理と同様であるから、説明を省略する。
尚、本実施形態では、端末装置300Aでは、共有物端末400から、共有物500が利用不可能な状態となったことを示す通知を受けて、条件処理部340により、利用管理アプリケーション(利用管理処理部310A)が削除されることが好ましい。
次に、図22及び図23を参照し、本実施形態の端末装置300Aにおける画面遷移について説明する。
図22は、第二の実施形態の端末装置における画面遷移の例を説明する第一の図である。
端末装置300Aは、共有物管理装置200Aから利用管理アプリケーションが配信されると、共有物表示部311により画面221を表示させる。
画面221は、例えば図20のステップS2009で表示される画面であり、共有物情報164が表示されている。本実施形態の画面221では、利用開始指示を行うためのボタン165が表示されていない(図16参照)。本実施形態では、利用管理アプリケーションの配信を共有物の利用開始指示と捉えるため、利用者による利用開始指示を行う必要がないからである。したがって、本実施形態では、利用者による操作を少なくすることができる。
本実施形態では、画面221が表示された後に、自動的に、利用者に画像の撮影を促す画面166へ遷移する。
図23は、第二の実施形態の端末装置における画面遷移の例を説明する第二の図である。
本実施形態の端末装置300Aは、画面171Bにおいて、ボタン179が操作され、利用鍵アプリケーションが配信されると、画面171Bを画面181Aに遷移させる。
画面181Aでは、端末装置300を共有物端末400へ近づけることを促すメッセージ182のみが表示されており、利用時鍵情報の送信指示を行うためのボタン182Aは表示されていない(図18参照)。
その理由は、本実施形態では、利用鍵アプリケーションが自動的に利用時鍵情報を共有物端末400へ送信するため、利用者による送信指示を行う必要がないからである。
端末装置300Aは、利用時鍵情報が共有物端末400に送信されると、画面181Aを画面231に遷移させる。
画面231では、共有物情報164Aが表示されており、返却開始指示を行うためのボタン183は表示されていない(図18参照)。
その理由は、本実施形態では、利用管理処理部310Aが条件処理部340により返却時の処理の実行指示を、返却開始指示と捉えるため、利用者が返却開始指示を行う必要がないからである。このように、本実施形態によれば、利用者による操作を少なくすることができる。
以上のように、本実施形態では、利用時鍵情報及び返却時鍵情報が利用鍵アプリケーション及び返却鍵アプリケーションとして配信される。このため、本実施形態によれば、利用者は、単に端末装置300Aを共有物端末400に近づけるだけで、自動的に利用時鍵情報及び返却時鍵情報の照合が行われる。よって、本実施形態によれば、利用者は、共有物500の利用を開始するときや、返却するときに、鍵情報に関連する操作を行う必要がない。
したがって、本実施形態では、共有物の利用を開始する際や、共有物を返却する際に、利用者による操作を排除することができ、利用者に対し、簡単に共有物の利用の開始と返却を行わせることができる。
また、本実施形態では、利用者が共有物500を利用する場面で、共有物管理装置200Aにより利用管理処理部310Aを実現する利用管理アプリケーションが端末装置300Aに配信される。したがって、本実施形態によれば、端末装置300Aは、共有物500を予約していない場合には不要となる利用管理アプリケーションを常時インストールしておく必要がなく、端末装置300Aの負荷を軽減できる。
開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
共有物の利用開始日時及び利用終了日時を示す情報の入力を受け付けて、前記共有物の画像を含む共有物情報を取得する情報取得部と、
前記利用開始日時となったとき及び前記利用終了日時となったときのそれぞれにおいて、
撮像装置により撮影された共有物の撮影画像と、前記共有物の画像とから、前記共有物の状態の変化を検出する検出部と、
前記状態の変化が前記共有物の利用者に確認されたことを示す確認情報を付与した前記撮影画像を出力する確認情報付与部と、
を有する端末装置。
(付記2)
前記確認情報を付与した前記撮影画像を用いて生成された鍵情報を取得し、前記鍵情報を前記共有物を管理する端末へ出力する鍵取得部を有する付記1記載の端末装置。
(付記3)
前記共有物情報において、前記共有物の画像は、前記利用開始日時及び利用終了日時を示す情報と対応付けられており、
前記確認情報付与部は、
取得した前記共有物情報に含まれる前記共有物の画像を、前記確認情報が付与された前記撮影画像に置き換える付記1又は2記載の端末装置。
(付記4)
前記検出部は、
前記共有物の画像と前記撮影画像との差分から、前記共有物における前記共有物の画像に示されていない破損の有無を検出する付記1乃至3の何れか一項に記載の端末装置。
(付記5)
前記情報取得部から画像の撮影指示を受けて、前記撮像装置に前記撮影画像を撮影させる画像撮影部を有し、
前記画像撮影部は、
前記共有物の撮影の際に、前記共有物の画像をガイドとして表示させる付記1乃至4の何れか一項に記載の端末装置。
(付記6)
共有物の利用開始日時及び利用終了日時を示す情報の入力を受け付けて、前記共有物の画像を含む共有物情報を取得し、
前記利用開始日時となったとき及び前記利用終了日時となったときのそれぞれにおいて、
撮像装置により撮影された共有物の撮影画像と、前記共有物の画像とから、前記共有物の状態の変化を検出し、
前記状態の変化が前記共有物の利用者に確認されたことを示す確認情報を付与した前記撮影画像を出力する、処理をコンピュータに実行させる利用管理プログラム。
(付記7)
端末装置からの共有物の利用開始日時及び利用終了日時を示す情報の入力を受け付けて、前記端末装置へアプリケーションを配信するアプリ配信部を有し、
前記利用開始日時となったとき、
前記アプリ配信部は、
前記端末装置に、前記共有物の画像を含む共有物情報を取得させ、
前記利用開始日時となったとき及び前記利用終了日時となったときのそれぞれにおいて、
撮像装置により撮影された共有物の撮影画像と、前記共有物の画像とから、前記共有物の状態の変化を検出させ、
前記状態の変化が前記共有物の利用者に確認されたことを示す確認情報を付与した前記撮影画像を出力させる利用管理アプリケーションを配信し、
前記確認情報が付与された前記撮影画像の入力を受け付けて、
前記端末装置に、
前記確認情報が付与された前記撮影画像を用いて生成された鍵情報を、前記共有物を管理する端末へ出力させる鍵アプリケーションを配信する、共有物管理装置。
(付記8)
前記端末装置から、前記情報とともに前記共有物の識別情報の入力を受け付け、共有物を識別する識別情報と前記共有物の画像とを対応付けて記憶した記憶部を参照し、
前記記憶部において、前記端末装置から入力された前記識別情報と一致する識別情報と対応付けられた前記共有物の画像のうち、最も新しい前記共有物の画像を、前記情報と対応付けて前記共有物情報とする共有物管理部を有する付記7記載の共有物管理装置。
(付記9)
前記アプリ配信部は、前記利用終了日時となったとき、
前記端末装置に、前記利用開始日時となったときに前記端末装置に配信した前記鍵アプリケーションを削除させる付記7又は8記載の共有物管理装置。
(付記10)
前記アプリ配信部は、前記共有物を管理する端末により、前記共有物が利用不可能な状態とされたとき、前記端末装置に、前記利用管理アプリケーションを削除させる付記7乃至9の何れか一項に記載の共有物管理装置。
(付記11)
共有物管理装置と端末装置とを有する共有物管理システムにおける共有物管理方法であって、
前記端末装置が、
共有物の利用開始日時及び利用終了日時を示す情報の入力を受け付けて、前記共有物の画像を含む共有物情報を前記共有物管理装置から取得し、
前記利用開始日時となったとき及び前記利用終了日時となったときのそれぞれにおいて、
撮像装置により撮影された共有物の撮影画像と、前記共有物の画像とから、前記共有物の状態の変化を検出し、
前記状態の変化が前記共有物の利用者に確認されたことを示す確認情報を付与した前記撮影画像を前記共有物管理装置に出力し、
前記共有物管理装置が、
前記確認情報が付与された前記撮影画像を受けて、前記確認情報が付与された前記撮影画像を用いて生成した鍵情報を前記端末装置に出力する、共有物管理方法。
本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100、100A 共有物管理システム
200、200A 共有物管理装置
210 ユーザデータベース
220 共有物データベース
230 鍵データベース
240 管理処理部
241 予約管理部
242 共有物管理部
243 鍵管理部
244 アプリ配信部
300、300A 端末装置
310、310A 利用管理処理部
311 共有物表示部
312 画像撮影部
313 破損部位検出部
314 確認フラグ付与部
320 共有物予約部
330 鍵取得部
400 共有物端末
500 共有物

Claims (7)

  1. 共有物の利用開始日時及び利用終了日時を示す情報の入力を受け付けて、前記共有物の画像を含む共有物情報を取得する情報取得部と、
    前記利用開始日時となったとき及び前記利用終了日時となったときのそれぞれにおいて、
    撮像装置により撮影された共有物の撮影画像と、前記共有物の画像とから、前記共有物の状態の変化を検出する検出部と、
    前記状態の変化が前記共有物の利用者に確認されたことを示す確認情報を付与した前記撮影画像を出力する確認情報付与部と、
    を有する端末装置。
  2. 前記確認情報を付与した前記撮影画像を用いて生成された鍵情報を取得し、前記鍵情報を前記共有物を管理する端末へ出力する鍵取得部を有する請求項1記載の端末装置。
  3. 前記共有物情報において、前記共有物の画像は、前記利用開始日時及び利用終了日時を示す情報と対応付けられており、
    前記確認情報付与部は、
    取得した前記共有物情報に含まれる前記共有物の画像を、前記確認情報が付与された前記撮影画像に置き換える請求項1又は2記載の端末装置。
  4. 前記検出部は、
    前記共有物の画像と前記撮影画像との差分から、前記共有物における前記共有物の画像に示されていない破損の有無を検出する請求項1乃至3の何れか一項に記載の端末装置。
  5. 共有物の利用開始日時及び利用終了日時を示す情報の入力を受け付けて、前記情報と前記共有物の画像を含む共有物情報を取得し、
    前記利用開始日時となったとき及び前記利用終了日時となったときのそれぞれにおいて、
    撮像装置により撮影された共有物の撮影画像と、前記共有物の画像とから、前記共有物の状態の変化を検出し、
    前記状態の変化が前記共有物の利用者に確認されたことを示す確認情報を付与した前記撮影画像を出力する、処理をコンピュータに実行させる利用管理プログラム。
  6. 端末装置からの共有物の利用開始日時及び利用終了日時を示す情報の入力を受け付けて、前記端末装置へアプリケーションを配信するアプリ配信部を有し、
    前記利用開始日時となったとき、
    前記アプリ配信部は、
    前記端末装置に、前記共有物の画像を含む共有物情報を取得させ、
    前記利用開始日時となったとき及び前記利用終了日時となったときのそれぞれにおいて、
    撮像装置により撮影された共有物の撮影画像と、前記共有物の画像とから、前記共有物の状態の変化を検出させ、
    前記状態の変化が前記共有物の利用者に確認されたことを示す確認情報を付与した前記撮影画像を出力させる利用管理アプリケーションを配信し、
    前記確認情報が付与された前記撮影画像の入力を受け付けて、
    前記端末装置に、
    前記確認情報が付与された前記撮影画像を用いて生成された鍵情報を前記共有物を管理する端末へ出力させる鍵アプリケーションを配信する、共有物管理装置。
  7. 共有物管理装置と端末装置とを有する共有物管理システムにおける共有物管理方法であって、
    前記端末装置が、
    共有物の利用開始日時及び利用終了日時を示す情報の入力を受け付けて、前記共有物の画像を含む共有物情報を前記共有物管理装置から取得し、
    前記利用開始日時となったとき及び前記利用終了日時となったときのそれぞれにおいて、
    撮像装置により撮影された共有物の撮影画像と、前記共有物の画像とから、前記共有物の状態の変化を検出し、
    前記状態の変化が前記共有物の利用者に確認されたことを示す確認情報を付与した前記撮影画像を前記共有物管理装置に出力し、
    前記共有物管理装置が、
    前記確認情報が付与された前記撮影画像を受けて、前記確認情報が付与された前記撮影画像を用いて生成した鍵情報を前記端末装置に出力する、共有物管理方法。
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