JP2016066241A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カメラを用いて抽出したユーザの特徴情報を認証サーバに送信して認証を行う情報処理装置における、認証済みのユーザの確認を高速に行い実用性を高める。【解決手段】MFP201では、カメラコントロール部122が、カメラユニット127の撮像画像からカメラ認識領域内に存在する各人物の顔データを抽出し、顔データ照合部124を用い、抽出された各人物の顔データに基づいて該各人物が認証済みであるか確認し、認証済みであることが確認できない人物の顔データを認証サーバ126に送信して該人物の認証を要求し、認証済みの各人物の認証サーバ126に送信した顔データを一時的に照合顔データ格納部125に格納する。なお、カメラコントロール部122は、顔データ照合部124を用い、抽出された各人物の顔データと照合顔データ格納部125に格納された顔データを照合し、該各人物が認証済みであるか確認する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置の認証制御に関するものである。
従来より、MFP(Multi Function Peripheral / Multi Function Printer)等の情報処理装置では、利用に際して利用者認証を行うシステムとなっている。
こうした認証システムでは、次のように利用者の認証を行う。
ユーザの本人確認用の認証情報を認証サーバへ登録しておく。ユーザが入力した認証情報、もしくは、ユーザが携行するICカードなどから、認証情報を取得し、認証サーバと通信を行い、本人確認を行う。本人確認に成功すれば、MFPの利用を許可し、失敗すればMFPの利用を許可しない。これにより、登録されていない第三者によるMFPの利用を制限することが可能になっている。なお、利用の許可に際し、個人のプロファイル情報を取得し、情報に基づいて操作パネルのカスタマイズを行い、また個人アドレス情報をダウンロードし、利用できるようになっている装置もある。
特許文献1では、ユーザの居室への入室に従って、該ユーザが利用する可能性のある複合機に対する該ユーザの認証情報をサーバより取得して、該複合機内に保持することにより、実際にユーザが複合機にログインする際の認証処理を高速化する技術が開示されている。
また、認証情報を顔データとする認証方法も提案されている。
MFPにカメラを設け、MFPを操作する人の顔を認識し、顔の特徴点を認証サーバへ送り、本人確認を行う顔認証方法である。
図14は、従来のカメラを用いた顔認証の概略を説明する図である。
図14に示すように、MFP1401はカメラ1402を備え、ネットワーク1406を介して、認証サーバ1404と通信可能に接続されている。認証サーバ1404には、ユーザを顔認証するための顔データが格納される認証データベース1405が接続されている。
1403は、カメラ1402によるカメラ認識領域である。カメラ1402によりユーザAが認識すると、MFP1401は、ユーザAの顔から顔の特徴データを取得し(即ち、ユーザAの顔から特徴情報を抽出し)、顔データとしてネットワーク1406を介して認証サーバ1404に送付し、認証依頼を行う。
認証サーバ1404は、(1)送られた顔データを基に認証データベース1405を検索し、(2)送られた顔データと照合顔データを比較し、(3)合致する顔データがあれば、認証可としてMFP1401へ通知する。
さらに、カメラ1402によりユーザBが認識されると、MFP1401は、上述したユーザAの場合と同様に、認証サーバ1404に認証依頼を行い、認証を行う。
このように、1台のMFP1401に対して、複数のユーザが認証できるようになっており。MFP1401は、例えば、カメラの認識領域1403内の全てのユーザに対して認証を行うことができるようになっている。
MFP1401は、MFP1401に近づく人をカメラによって検知し、顔認証を先行して行うことで、個人のプロファイル情報を先行して準備し、ユーザが操作パネルより操作を行う時には、すぐ使える状態にするようになっている。このように、MFP1401では、カメラによる自動認証の特徴を生かし、利便性を増す工夫がされている。
なお、カメラの認識領域1403内のユーザは常に変化し、ユーザが移動したり、入れ替わったりする。このようなユーザの変化をMFP1401が認識するためには、カメラによって、それぞれのユーザを常に識別しておくことが必要である。
なお、特許文献1のようなシステムでは、ユーザの居室への入室は入退室管理サーバからの通知により管理されるが、カメラを用いた顔認証の技術では、カメラの認識領域1403内のユーザの変化を、カメラ画像から抽出される顔データに基づいて認識する必要がある。
特開2010−277557号公報
しかし、上記従来のカメラを用いた顔認証の技術では、ユーザを識別するための顔データなど高度な個人情報をMFP1401内に格納するのは、セキュリティ上問題がある。このため、常にユーザの識別を行うためには、認識領域1403内に存在するそれぞれのユーザの顔データを取得し、該取得した顔データを、照合するための顔データが登録されている認証サーバ1404に送り、照合を行うことが常時必要になる。
例えば、上述した例では、ユーザAの認証後、ユーザBがカメラの認識領域1403内に入った場合、MFP1401は、認識領域1403内のユーザの変化を認識するために、ユーザBの顔データとともに、ユーザAの顔データを認証サーバ1404へ送る必要がある。この場合、認証サーバ1404は、ユーザAは認証済み、ユーザBは新規認証などのステータスを返すようになっている。このステータス情報により、MFP1401は、ユーザAがまだ認識領域1403内に存在し、かつユーザBが新規に認識領域に入って来たことを認識できる。
しかし、認識領域1403内に存在する各ユーザについて、MFP1401からネットワーク1406を介し常に認証サーバ1404で顔データの照合を行うのは、非常に時間がかってしまう。特に認証サーバによる顔データの照合は、ID等の照合と比較して多くの時間が必要であり、認識領域1403内に存在する各ユーザについて顔データの照合を認証サーバで行うのは、動作上実用的ではないといった問題があった。また、認識領域1403内に入って来る全てのユーザについて認証サーバで顔データによる認証を行うことは、ネットワークトラフィックを増大させてしまう可能性もある。なお、これらの問題は、MFP等の画像処理装置に限定されるものではなく、顔認証を行う装置であればどのような装置にも同様に存在する。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、カメラを用いて抽出したユーザの特徴情報を認証サーバに送信して認証を行う情報処理装置における、認証済みのユーザの確認を高速に行い、実用性を高めることを可能にする仕組みを提供することである。
本発明は、認証により利用者に使用を許可する情報処理装置であって、撮像手段と、前記撮像手段により撮像された撮像画像から認識される各人物の特徴情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された各人物の特徴情報に基づいて該各人物が認証済みであるか確認する確認手段と、前記抽出手段で抽出された各人物の特徴情報のうち、前記確認手段により認証済みであることが確認できない人物の特徴情報を認証サービスに送信して該人物の認証を要求する認証手段と、前記認証サービスにより認証済みの各人物の前記認証サービスに送信した特徴情報を一時的に格納する格納手段と、を有し、前記確認手段は、前記抽出手段により抽出された各人物の特徴情報を前記格納手段に格納された特徴情報と照合して該各人物が認証済みであるか確認することを特徴とする。
本発明によれば、カメラ等の撮像手段を用いて抽出したユーザの特徴情報を認証サービスに送信して認証を行う情報処理装置における、認証済みのユーザの確認を高速に行い、実用性を高めることを可能にする。
本発明の一実施例を示す情報処理装置の構成を例示するブロック図 MFPのカメラ認識領域を説明するための図 MFPのカメラ認識領域を説明するための図 カメラユニットを通して見たカメラ画像の概略を説明する図 カメラユニットを通して見たカメラ画像の概略を説明する図 優先ユーザを決定するための構成を説明する図 優先ユーザを決定するための構成を説明する図 カメラコントロール部の処理を例示するフローチャート 制御部の処理を例示するフローチャート 優先ユーザを決定する処理を例示するフローチャート ユーザプロファイル情報を例示する図 標準的な操作部レイアウトを例示する図 レイアウトAに対応する操作部レイアウトを例示する図 従来のカメラを用いた顔認証の概略を説明する図
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す情報処理装置の構成を例示するブロック図である。
本実施例で示す装置の具体的な例としては、デジタル複写機複合機(MFP;Multi Function Peripheral / Multi Function Printer)などが挙げられる。しかし、本発明は、MFPに限定されるものではなく、パーソナルコンピュータや、タブレット端末、スマートフォン、入室管理システムなどのユーザ認証を行う各種の情報処理装置に適用可能である。本発明は、例えば、カメラによる顔認証を行う情報処理装置にて認証の確認を高速に行うためのものである。
図1において、201は、本発明の情報処理装置としてのMFPである。MFP201は、カメラによる撮像画像を用いて認証された利用者に使用を許可する情報処理装置の一例である。MFP201は、メインユニット103を中心に、スキャナ101、プリンタ102、操作部111、カメラユニット127等を有する。
スキャナ101は、原稿台に載置された原稿の情報を読み取る。なお、図示しないが、スキャナ101上にオートドキュメントフィーダ(ADF)を載置可能であり、該ADFを用いて複数のドキュメントを読み取る際、効率よく読み取ることも可能である。
プリンタ102は、印刷機能を有し、スキャナ101で読み込まれた画像、もしくは、IPネットワーク網113より転送される画像、また、接続されるストレージデバイス(HDD117)から読み出された画像などを印刷出力する。
操作部111は、操作者が指示データ等を入力するためのキーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等の入力部、及び、操作画面や文書情報等を表示するディスプレイ等の表示部を含み、ユーザインタフェース(UI)として機能する。
メインユニット103は、スキャナインタフェース(スキャナI/F)104、プリンタインタフェース(プリンタI/F)105、画像処理部106、制御部107、操作制御部109、パワーユニット120等を備えている。また、メインユニット103は、ストレージ部として、MFP201内部に設置されるハードディスク(HDD)117および、ハードディスクコントローラ116を備えている。また、メインユニット103は、外部とのインタフェース部として、ネットワークインタフェース110を備えている。さらに、メインユニット103は、カメラコントロール部122、顔データ照合部124、照合顔データ格納部125を備えている。さらに、メインユニット103は、これらを制御し、接続するバス112を備えている。
HDD117は、スキャン画像の一時保管やプリント画像の一時保管等に、また、各種データの一時保管に用いるストレージである。HDDの代わりにソリッドステートドライブ(SSD)等の他の記憶装置を設けてもよいし、これらを併用してもよい。
画像処理部106は、スキャナ101にて読み込まれた画像を各ユニットに転送するための最適な画像処理を行う。例えば、画像処理部106は、HDD117へスキャン画像を転送したり、ネットワークI/F113を介しスキャン画像を外部装置に転送したりする場合など、最適な圧縮処理を行うようになっている。また、画像処理部106は、プリンタ102よりプリント出力を得るための画像処理を行う。
プリント画像ソースは、スキャナ101より読み込まれる画像、HDD117に格納されている画像等がある。また、IPネットワーク網113およびネットワークI/F110を介して転送されるプリント画像等がある。画像処理部106は、各々の画像ソースから、ドキュメントを最適にプリント出力できるように、伸長処理や、解像度変換などの各種画像処理を行う。
制御部107は、バス112を介して接続される、画像処理部106、スキャナI/F104、プリンタI/F105等を制御し、画像のハンドリングを行う。操作制御部109は、操作部111をコントロールし、操作者の指示データを制御部107にて指示制御できる形に変換する。
121はAC(Alternating Current)電源で、一般に商用電源にコンセント接続され電源を供給する。パワーユニット120は、AC電源121から供給されるAC電圧をDC(Direct Current)電圧に変換し、図示はしないがユニットに接続され、電源を供給する。また、図示しないが、パワーユニット120には、メインパワースイッチ(SW)が含まれる。
IPネットワーク網113には、顔データから顔認証を行う認証サービスを提供する認証サーバ126、ユーザ毎にユーザプロファイル情報を格納しているユーザプロファイル格納サーバ128が接続される。また、図示はしないが、IPネットワーク網113には、ユーザ独自のドキュメント等が格納される格納場所となるクラウドサーバなども接続される。
カメラユニット127は、MFP201を利用するユーザを捉え、そのユーザの顔データを抽出するために、MFP201近傍の所定の領域(少なくとも操作時にユーザが存在すると想定される領域を含む)を撮像するカメラである。カメラユニット127は、カメラコントロール部122に接続される。カメラコントロール部122は、バス112を介して制御部107に接続される。
カメラコントロール部122は、カメラユニット127から受け取る画像データ(カメラユニット127による撮像画像)から、人物を判定し、また判定された人物から顔データを抽出し、顔データ照合部124へ転送する。なお、判定された人物が複数人の場合も、カメラコントロール部122は、複数の人物からそれぞれ顔データを抽出し、それぞれ顔データ照合部124への転送を行っている。また、顔データとは、認証対象者を顔認証するために認証対象者の顔から抽出された、認証対象者の顔を特徴付けている特徴情報である。
顔データ照合部124は、カメラコントロール部122から転送された顔データと、照合顔データ格納部125に格納された顔データとを順次照合する。照合の方法は、例えば、転送された顔データと、照合顔データ格納部125に格納された顔データとの類似度を計算し、計算による類似度を基に照合する(例えば類似度が閾値を超えている場合に照合できたと判断する)。照合の結果、照合できなかった顔データは、カメラコントロール部122、制御部107の制御の基に、ネットワークI/F110、IPネットワーク網113を介し、認証サーバ126にて認証を行う。なお、照合顔データ格納部125に格納された顔データと照合できた顔データについては、カメラコントロール部122は、認証済みであると判断し、認証サーバ126での再認証は行わない。即ち、カメラコントロール部122は、認証に使用した顔データを一時的に照合顔データ格納部125に保持しておき、認証の再確認を行う場合は、照合顔データ格納部125に保持した顔データを用いることで、認証サーバ126を介さずとも認証の再確認が可能となる。
なお、認証サーバ126による認証の方法は、例えば、受信した顔データと、認証データベース129が保持する顔データとの類似度を計算し、計算による類似度を基に照合し(例えば類似度が閾値を超えている場合に照合できたと判断し)、照合できた場合には、認証に成功したと判断し、照合できなかった場合には認証に失敗したと判断する。
認証サーバ126にて認証が成功した場合には、顔データ照合部124は、カメラコントロール部122、制御部107の制御の基に、ネットワークI/F110、IPネットワーク網113を介し、認証サーバ126より通知を受け、対象の顔データを次回の照合または確認に使うために照合顔データ格納部125に新たに格納する。なお、照合顔データ格納部125は、少なくとも、カメラコントロール部122が同時に認識できる人数分の特徴情報等を格納可能な記憶領域を有する。これらのカメラの制御は、カメラコントロール部122および、制御部107にて制御される。カメラ制御の詳細は後述する。
MFP201は、近づく人をカメラユニット127によって検知し、顔認証を先行して行うことで、IPネットワーク網113に接続されるユーザプロファイル格納サーバ128より、認証済みのユーザに関連するユーザプロファイル情報を先行して取得する。ユーザプロファイル情報とは、例えば、操作部111を個人用にカスタマイズする情報や、図示はしていないが、IPネットワーク網113に接続される、個人データが格納されるクラウドサーバなどの接続情報、個人用のアドレス帳、ユーザ特有のアプリケーションなどを含むユーザ情報であるが、これらに限定されるものではない。このように予め先行してユーザプロファイル情報を取得し、準備しておくことにより、ユーザが操作部111より操作を行う際には、待たずともすぐ使える状態にできるようになっている。また、取得したユーザプロファイル情報に基づいて、上記クラウドサーバへの接続、個人用のアドレス帳やユーザ特有のアプリケーションのダウンロードなどの準備もこのタイミングで行ってもよい。なお、ユーザプロファイル情報の取得先は、ユーザプロファイル格納サーバ128のように外部装置に限定されるものではなく、MFP201内の記憶装置、例えばHDD117であってもよい。
制御部107は、メインユニット103の全体制御を司る。制御部107は、内部にコントロールの中核となるCPU114、メモリ108を実装する。メモリ108は、CPU114が実施する制御プログラムを記憶するROM、および、CPU114が一時利用メモリとするワークRAM等を有する。制御部107は、CPU114がメモリ108に格納されたプログラムを読み出して実行することにより機能する。また、カメラコントロール部122、顔データ照合部124は、例えばプロセッサ等で構成され、図示しないROM等の記憶装置に格納されたプログラムを読み出して実行することにより機能する。
図2、図3は、MFP201のカメラ認識領域を説明するための図である。
なお、図2は側面図であり、図3は俯瞰図である。
図2、図3において、206は、カメラユニット127のカメラ認識領域である。図2、図3に示す例では、ユーザA、ユーザBが、カメラ認識領域206に入っている。ユーザAは、MFP201の操作部111の前に立ち操作中であり、ユーザBは待ち状態である。また、ユーザCがカメラ認識領域206に近づきつつある状態である。
図4は、図2、図3の状態をカメラユニット127を通して見たカメラ画像の概略を説明する図である。
図4に示す例は、図2、図3に示したように、カメラコントロール部122が、カメラ認識領域206に人物2人(ユーザA、ユーザB)が存在することを検知している状態である。ユーザAおよびユーザBは、カメラ認識領域206内に存在し、カメラコントロール部122にて人物と判定されている。また、ユーザAおよびユーザBは、カメラコントロール部122にて、顔データの抽出が行われ、該顔データを用いて認証サーバ126にて認証済みの状態となっている。さらに、上記抽出されたユーザAおよびユーザBの顔データは、照合顔データ格納部125に格納されている。
一方、ユーザCは、カメラ認識領域206外に存在し、カメラコントロール部122にて人物と判定されていない状態である。
図5は、図4の状態からユーザCがさらにMFP201に近づきカメラ認識領域206内に入った状態をカメラユニット127を通して見たカメラ画像の概略を説明する図である。
図5に示す状態では、カメラコントロール部122は、ユーザCを人物と判定し、カメラ認識領域206に存在する人物が、2人から3人に変化したことを検知する。この場合、カメラコントロール部122は、カメラユニット127にて捉えられたカメラ認識領域206内の全ての人物について顔データを抽出する。具体的には、ユーザA、ユーザB、ユーザCからそれぞれ抽出された顔データは、顔データ照合部124に転送される。
顔データ照合部124は、カメラコントロール部122から転送されたユーザA、ユーザB、ユーザCの顔データと、照合顔データ格納部125に格納されている顔データとの照合を行う。この際、ユーザAおよびユーザBについては、照合顔データ格納部125に格納されているデータと一致する。しかし、ユーザCについては、照合顔データ格納部125に格納されているデータと一致するデータがないため、新規の認証が必要と判断される。なお、ユーザCの顔データについて、一時的に照合顔データ格納部125へ保存される。
顔データ照合部124は、カメラコントロール部122からバス112を介し、制御部107に対して、新規の認証の判断が必要となったとして、更新情報を通知する。更新通知を受けた制御部107は、顔データ照合部124から、ユーザCの顔データを受け取り、ネットワークI/F110、IPネットワーク網113を介し、認証サーバ126へ送付する。
認証サーバ126は、顔データを受け取ると、該顔データと認証データベース129に格納されている顔データとの照合を行う。認証サーバ126は、例えば、ユーザCの顔データが、照合に値するデータと判断した場合は、認証可として、制御部107に対して、IPネットワーク網113、ネットワークI/F110を介しユーザCのIDナンバーの通知を送信する。このIDナンバーの通知に基づいて、制御部107は、ユーザCによるMFP201の利用を許可するように制御する。
制御部107は、カメラコントロール部122に対して、取得したIDナンバーを通知し、上述したように照合顔データ格納部125に一時的に保存したユーザCの顔データについて、IDナンバーに紐付けて照合顔データ格納部125に格納するようにコマンドを発行する。顔データ照合部124は、カメラコントロール部122のコントロールの基、ユーザCの顔データを取得したIDナンバーに紐付けて照合顔データ格納部125に格納する。
さらに、制御部107は、受け取ったユーザCのIDナンバーから、IPネットワーク網113に接続されるユーザプロファイル格納サーバ(不図示)からユーザCのユーザプロファイル情報を取得する。制御部107は、該取得したユーザプロファイル情報から、ユーザCがMFP201利用する際の準備を行う。
以上のように、認証された人物の顔データを一時的にMFP201に内に保持することで、認証サーバ126への認証プロセス回数を減らすことができる。また、カメラ認識領域206内にて、認識できる人物に変化(例えば人数の変化)があった場合のみ、顔データによる人物の認証済みの確認を行うことにより、確認動作回数を減らすことができる。そして、カメラで捉えた人物が、MFPを利用する際の前準備を整えることができる。
例えば、ユーザCが、カメラ認識領域206から離脱した場合は、カメラコントロール部122は、人物が3人から2人へ変化したと検知する。カメラコントロール部122は、カメラユニット127にて捉えられたカメラ認識領域206内の全ての人物について顔データを抽出する。この場合、例えば、残っている人物であるユーザA、ユーザBの顔データが抽出される。それぞれ抽出された顔データは、顔データ照合部124に転送される。顔データ照合部124は、ユーザA、ユーザB、それぞれ抽出された顔データと、照合顔データ格納部125に格納されている顔データと照合を行う。ユーザA、ユーザBについては、照合顔データ格納部125に格納されているデータと一致する。
なお、顔データ照合部124は、照合顔データ格納部125に格納されているユーザCの顔データについて、抽出された顔データと一致する顔データがないため、ユーザCがカメラ認識領域206から離脱したと判断する。顔データ照合部124は、離脱と判断した場合は、照合顔データ格納部125よりユーザCの顔データを削除する。顔データ照合部124は、カメラコントロール部122、バス112を介し制御部107に、ユーザCの離脱の更新情報、およびユーザCのIDを通知する。更新情報を受けた制御部107は、受け取ったIDよりユーザCのユーザプロファイル情報をMFP201から消去する。
これにより、常に照合顔データ格納部125には、必要最小限の顔データが保存される。必要最小限の生体認証情報をMFP201内に保持することで、セキュリティリスクを最小限にしている。なお、使用中のユーザAが、自分の意思により、操作部111のログアウトボタン(不図示)を押下することにより、MFP201よりログアウトすることができる。ユーザはMFP201の使用を終了する旨の指示を行う場合にログアウトボタンを押下する。ログアウトの際には、制御部107からの制御により、照合顔データ格納部125からログアウトしたユーザの顔データ、およびユーザプロファイル情報が消去される。
また、カメラコントロール部122等の制御により、照合顔データ格納部125に格納されてから一定時間(例えば20分)を経過した(タイムアウトした)顔データを照合顔データ格納部125から削除するように構成してもよい。これにより、認証サーバ126で認証されてから一定時間を経過したユーザは、再度、認証サーバ126での認証が行われるようになり、セキュリティを向上させることができる。なお、上記タイムアウトの場合、該ユーザのユーザプロファイル情報も一緒に削除してもよいし、ユーザプロファイル情報を削除しないように構成してもよい。なお、上記一定時間は、例えば、管理者により操作部111等から設定されて、HDD117やカメラコントロール部122内の図示しないメモリ等に格納されているものとする。
図6、図7は、操作部111を使用する優先ユーザを決定するための構成を説明する図である。なお、図6に示す状態は、ユーザA、ユーザB、ユーザCがカメラユニット127による認証を完了している状態である。また、ユーザの中で、ユーザAが操作部111の前に立ちMFP201の操作を行っている状態である。
カメラコントロール部122は、カメラ画像の中で、操作者の検知を行うための操作者の検知領域(ユーザ検知領域)として、例えば701に示すような領域を設定している。カメラコントロール部122は、このユーザ検知領域701に入った顔の大きさ(顔の画像のサイズ)から、ユーザまでの距離を検知し、操作部111前にいると判断した場合は、その顔データを取得する。カメラコントロール部122は、該顔データを、顔データ照合部124へ送り、照合顔データ格納部125のデータと照合を行う。照合が行われれば、その人物を操作部111の優先ユーザとして、制御部107へ通知する。制御部107は、優先ユーザのユーザプロファイル情報から、操作部111を優先ユーザ向けにカスタマイズし、操作部111へ表示を行う。
なお、図7に示すように、例えばユーザAが、ユーザ検知領域701へ入った場合でも、顔の大きさにより操作部111より離れていると判断されている場合は、カメラコントロール部122により、ユーザAは操作者として除外される。
なお、本実施例では、ユーザ検知領域701内の顔画像の大きさ(サイズ)に基づいて人物とMFP201との距離を計測する構成について説明したが、人物とMFP201との距離を計測する方法はこれに限定されるものではない。カメラ画像の特定の領域内の人物画像(顔であっても全体であっても手など他の部分の画像であってもよい)の大きさに基づいて人物とMFP201との距離を計測するように構成してもよい。
以下、図8、図9を用いて、カメラ認識領域206内にいる人が変化した場合の処理について説明する。
図8は、カメラコントロール部122の処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、例えば、プロセッサとしてのカメラコントロール部122が図示しないROM等の記憶装置に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。なお、図中Sを付した符号は各ステップを示す。
図9は、制御部107の処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、制御部107はCPU114がメモリ108に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。なお、図中Sを付した符号は各ステップを示す。
図8の処理と、図9の処理は、それぞれ関連して処理を行っており、課題を解決している。
まず、図8に示すカメラコントロール部122の処理を説明する。
図8の処理をスタートし、S901において、カメラコントロール部122は、カメラユニット127にて捉えられる画像より、カメラ認識領域206内に存在する人の変化を検知したか否かを監視する。具体的には、カメラ認識領域206内にいる人物の人数の変化(カメラ認識領域内に存在する人物の増減)を検知したか否かを判断する。なお、人物の変化を検知する方法は、これに限定されるものではなく、カメラコントロール部122で撮像したカメラ画像のフレーム間での差異を算出し、閾値を超えた場合に、人の変化を検知したと判断するようにしてもよいし、他の方法を用いてもよい。
そして、人の変化を検知していないと判断した場合(S901でNoの場合)、カメラコントロール部122は、S901の監視を継続する。
一方、人の変化を検知したと判断した場合(S901でYesの場合)、カメラコントロール部122は、S902に処理を進める。
S902では、カメラコントロール部122は、人の顔を認識できたか否かを判断する。
そして、人の顔を認識できないと判断した場合(S902でNoの場合)、カメラコントロール部122は、MFP201周辺から人が立ち去り誰もいなくなったものと判断し、S903に処理を進める。
S903では、カメラコントロール部122は、照合顔データ格納部125に保持されている保持顔データの消去を行い、S912へ処理を進める。
一方、人の顔を認識できたと判断した場合(S902でYesの場合)、カメラコントロール部122は、S904に処理を進める。
S904では、カメラコントロール部122は、捉えられる画像より顔データを抽出し、該抽出した顔データを顔データ照合部124へ転送する。なお、複数人に顔を認識している場合は、該複数人分の(全員の)顔データの抽出を行い、転送する。
次に、S905において、顔データ照合部124は、照合顔データ格納部125に顔データが保持されているか否かを判断する。
そして、照合顔データ格納部125に顔データが保持されていないと判断した場合(S905でNoの場合)、顔データ照合部124は、抽出された顔データは全て新規認証が必要なユーザの顔データであると判断し、その旨を、カメラコントロール部122に通知する。カメラコントロール部122は、この通知を受けると、S911に処理を進め、新規の認証処理を実施する。
一方、照合顔データ格納部125に顔データが保持されていると判定した場合(S905でYesの場合)、顔データ照合部124は、S906に処理を進める。
S906では、顔データ照合部124は、カメラコントロール部122で抽出された顔データと、照合顔データ格納部125に保持されている顔データとの照合を行う。
次に、S907において、顔データ照合部124は、上記S906の照合結果を判断する。具体的には、顔データ照合部124は、照合顔データ格納部125に保持されている顔データの中で、抽出された顔データと、照合できない顔データがあるか否かを判断する。
そして、照合顔データ格納部125に保持されている顔データの中で抽出された顔データと照合できない顔データがあると判断した場合(S907でYesの場合)、顔データ照合部124は、S908に処理を進める。
S908では、顔データ照合部124は、照合顔データ格納部125に保持されている顔データの中で、抽出された顔データと照合できない顔データは、MFP201周辺より立ち去ったユーザの顔データと判断し、該当顔データを照合顔データ格納部125から消去し、S909に処理を進める。
一方、照合顔データ格納部125に保持されている全ての顔データが抽出された顔データと照合でききたと判断した場合(S907でNoの場合)、顔データ照合部124は、そのままS909に処理を進める。
S909では、顔データ照合部124は、照合の結果の判断を行う。具体的には、顔データ照合部124は、抽出された顔データの中で、照合顔データ格納部125に保持されている顔データと照合できない顔データがあるか否かを判断する。
そして、抽出された顔データの全てが照合顔データ格納部125に保持されている顔データと照合できたと判断した場合(S909でNoの場合)、顔データ照合部124は、その旨を、カメラコントロール部122に通知する。カメラコントロール部122は、この通知を受けると、S910に処理を進める。
S910では、カメラコントロール部122は、照合顔データ格納部125に保持されている顔データを消去したか否かを判断する。具体的には、顔データ照合部124は、上述したS908にて顔データの消去が行われたか否かを判断する。
そして、照合顔データ格納部125から顔データを消去していないと判断した場合(S910でNoの場合)、カメラコントロール部122は、抽出した顔データに変化がないものとして、本フローチャートの処理を終了する。
一方、照合顔データ格納部125から顔データを消去したと判断した場合(S910でYesの場合)、カメラコントロール部122は、該当顔データのIDナンバーを制御部107に通知すべく、S912へ処理を進める。
また、上記S909において、抽出された顔データの中で照合顔データ格納部125に保持されている顔データと照合できない顔データがあると判断した場合(S909でYesの場合)、顔データ照合部124は、照合できない顔データに関する情報を、カメラコントロール部122に通知する。カメラコントロール部122は、この通知を受けると、該照合できない顔データを新規に認証が必要な顔データとして、S911に処理を進める。即ち、上記S906、S909、及びS910の処理を顔データ照合部124が実行することにより、カメラコントロール部122は、上記S904で抽出された各人物の顔データに基づいて該各人物が認証済みであるか確認することができる。
S911では、カメラコントロール部122は、新規に認証が必要な顔データそれぞれについて仮IDを付与し、一時的に照合顔データ格納部125に保持し、S912に処理を進める。
S912では、カメラコントロール部122は、照合顔データ格納部125に保持されている顔データの内容について、更新情報を制御部107へ通知すべく、バス112を介し割り込みを発生させる。更新情報とは、具体的には、照合顔データ格納部125から削除された顔データのID情報や、新規の認証が必要な顔データおよび仮IDである。
S913では、上記割り込みに応じて、制御部107が処理を行う。制御部107が行う処理の詳細な説明は図9にて後述する。上記S913の制御部107の処理が終了した後、カメラコントロール部122は、S914において、制御部107からバス112を介しコマンドを受信する。受信するコマンドは、具体的には、「ステータスGOOD処理終了」、「認証ステータス」などであるが、これらについても後述する図9で説明する。
次に、S915において、カメラコントロール部122は、受信したコマンドが「ステータスGOOD処理終了」であるか否かを判断する。
そして、受信したコマンドが「ステータスGOOD処理終了」であると判断した場合(S915でYesの場合)、カメラコントロール部122は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、受信したコマンドが「認証ステータス」であると判断した場合(S915でNoの場合)、カメラコントロール部122は、S916に処理を進め、続いて送られる認証情報に基づいて処理を行う。「認証ステータス」は、具体的には、仮IDに紐付けられた認証結果がOKもしくはNGの情報である。また、認証結果がOKの場合は、「認証ステータス」に、正式なID番号も付加されている。
S916では、カメラコントロール部122は、認証結果NGの仮IDナンバーの顔データについては、照合顔データ格納部125からデータの削除を行う。また、カメラコントロール部122は、認証結果OKの仮IDナンバーの顔データについては、仮IDナンバーを正式なIDに置き換えを行って照合顔データ格納部125に格納し、本フローチャートの処理を終了する。
次に、図9に示す制御部107の処理を説明する。
図9の処理をスタートし、S1001にて、制御部107は、カメラコントロール部122からの割り込みを監視する。
そして、割り込みを検知していない間(S1001でNoの間)、制御部107は、S1001の監視を継続する。
一方、割り込みを検知したと判断した場合(S1001でYesの場合)、制御部107は、S1002に処理を進める。
S1002では、制御部107は、カメラコントロール部122から、バス112を介し、更新情報を読み込み、メモリ108に一時的に格納する。具体的な更新情報とは、削除された顔データのID情報や、新規の認証が必要な顔データおよび仮IDである。
次に、S1003において、制御部107は、上記S1002で取得した更新情報から、照合顔データ格納部125にて格納されている顔データの削除があったか否かを判断する。
そして、照合顔データ格納部125にて格納されている顔データの削除があったと判断した場合(S1003でYesの場合)、制御部107は、S1004に処理を進める。
S1004では、制御部107は、上記更新情報から特定される、削除された該当ID情報より、IDに紐づいてメモリ108に格納されるユーザプロファイル情報を削除し、該ユーザをログアウト状態とし、S1005に処理を進める。
一方、照合顔データ格納部125にて格納されている顔データの削除がなかったと判断した場合(S1003でNoの場合)、制御部107は、そのままS1005に処理を進める。
S1005では、制御部107は、新規の認証が必要な顔データがあるか否かを判断する。
そして、新規の認証が必要な顔データでないと判断した場合(S1005でNoの場合)、制御部107は、S1010へ処理を進める。
S1010では、制御部107は、カメラコントロール部122へ「ステータスGOOD処理終了」コマンドを送り、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S1005において、新規の認証が必要な顔データがあると判断した場合(S1005でYesの場合)、制御部107は、S1006へ処理を進める。
S1006では、制御部107は、認証を行うために、ネットワークI/F110、IPネットワーク網113を介し、仮IDナンバーに紐付けながら、順次、認証サーバ126へ新規顔データを送付する。認証サーバ126は、認証が成功した場合は、正式IDが発行し、認証に失敗した場合は、認証NGを応答する。
次に、S1007において、制御部107は、認証サーバ126から認証結果を取得し、認証が成功した仮IDナンバーについては、認証サーバ126より発行された正式IDを該仮IDナンバーに紐付けてメモリ108に一時的に格納する。一方、認証に失敗した場合は、該仮IDナンバーに紐付けて認証NGを示す情報を、メモリ108に一時的に格納する。
次に、S1008において、制御部107は、認証に成功した正式IDを基に、IPネットワーク網113に接続されるユーザプロファイル格納サーバ(不図示)より、正式IDに紐づいたユーザプロファイル情報を取得し、該ユーザプロファイル情報を該IDに紐づけてメモリ108に格納する。このように、顔認証の結果、認証された場合は、ユーザプロファイル情報をあらかじめ取得することで、ユーザがMFPを使う準備を先行して行うことができる。なお、本実施例のMFP201では、複数のユーザが認証されている場合には、該認証済みの複数のユーザをログイン状態とし、装置の使用を許可することができる。
次に、S1009において、制御部107は、カメラコントロール部122に対して、処理の結果からバス112を介し、コマンド「認証ステータス」を送付し、本フローチャートの処理を終了する。「認証ステータス」に続き送付される認証情報は、メモリ108に格納してある仮IDナンバーに紐付けた認証情報である。具体的には、仮IDに紐付けられた認証結果がOKもしくはNGの情報である。なお、認証結果がOKの場合は、正式なIDナンバーも付加される。そして、制御部107は、認証情報を送付した後は、正式IDに紐づいたユーザプロファイル情報以外の情報を、メモリ108から削除する。
以下、図10を用いて優先ユーザを決定する処理について説明する。
図10は、操作部111を使用する優先ユーザを決定する処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、カメラコントロール部122と、制御部107とが連携して実行する。カメラコントロール部122の処理は、例えば、プロセッサとしてのカメラコントロール部122が図示しないROM等の記憶装置に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、制御部107の処理は、制御部107はCPU114がメモリ108に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。なお、図中Sを付した符号は各ステップを示す。
S1101において、カメラコントロール部122は、ユーザが図6に示すユーザ検知領域701へ入ったか否かを監視する。
そして、ユーザがユーザ検知領域701に入っていないと判断した場合(S1101でNoの場合)、カメラコントロール部122は、上記S1101の監視を継続する。
一方、ユーザがユーザ検知領域701に入ったと判断した場合(S1101でYesの場合)、カメラコントロール部122は、S1102に処理を進める。
S1102では、カメラコントロール部122は、ユーザ検知領域701にて検知できた顔の大きさを計測し、計測結果からユーザとの距離を算出する。
次に、S1103において、カメラコントロール部122は、上記S1102の計測結果からユーザが操作部111の前にいるか否かを判断する。
そして、ユーザが操作部111の前にいないと判断した場合(S1103でNoの場合)、カメラコントロール部122は、S1101に処理を戻す。
一方、ユーザが操作部111の前にいると判断した場合(S1103でYesの場合)、カメラコントロール部122は、S1104に処理を進める。
S1104では、カメラコントロール部122は、ユーザ検知領域701へ入ったユーザの顔データを取得する。
次に、S1105において、カメラコントロール部122は、上記S1104で取得した顔データを顔データ照合部124に転送する。顔データ照合部124では、該転送された顔データと照合顔データ格納部125のデータを照合し、照合結果をカメラコントロール部122に返す。
次に、S1106において、カメラコントロール部122は、照合結果の判断を行う。
そして、照合に失敗したと判断した場合(S1106でNoの場合)、カメラコントロール部122は、S1101に処理を戻す。
一方、照合に成功したと判断した場合(S1106でYesの場合)、カメラコントロール部122は、上記S1101で検知されたユーザを優先ユーザに決定し、S1107に処理を進める。
S1107では、カメラコントロール部122は、操作部優先割り込みを、バス112を介し、制御部107へ発生させ、照合できたユーザのIDを通知する。
S1108において、制御部107は、操作部優先割り込みを受けたか否かを監視する。
そして、操作部優先割り込みを受けていない場合(S1108でNoの場合)、制御部107は、S1108の監視を継続する。
一方、操作部優先割り込みを受けた場合(S1108でYesの場合)、制御部107は、S1109へ処理を進める。
S1109では、制御部107は、操作部優先割り込みの処理を行い、バス112を介しカメラコントロール部122から、該当ユーザのIDを取得する。
次に、S1110において、制御部107は、取得した該当ユーザのIDから、メモリ108に格納してあるユーザプロファイル情報を取得する。
次に、S1111において、制御部107は、ユーザプロファイル情報に含まれる操作部レイアウトを基に、操作部111の表示を該当ユーザ向けにカスタマイズし、表示する。なお、この際、制御部107は、ユーザプロファイル情報に含まれるクラウドサーバパスに対応するクラウドサーバへの接続や、アドレス帳などの設定も行う。即ち、制御部107は、ユーザプロファイル情報に基づいてMFP201を設定する。
S1112において、カメラコントロール部122は、該当ユーザがユーザ検知領域701から離脱したか監視する。
そして、該当ユーザがユーザ検知領域701から離脱していないと判断した場合(S1102でNoの場合)、カメラコントロール部122は、上記S1112の監視を継続する。
一方、該当ユーザがユーザ検知領域701から離脱したと判断した場合(S1112でNoの場合)、カメラコントロール部122は、S1113へ処理を進める。
S1113では、カメラコントロール部122は、操作部優先割り込みを、バス112を介し、制御部107へ発生させ、該当ユーザの離脱を通知し、本フローチャートにおけるカメラコントロール部122の処理を終了する。
S1114において、制御部107は、操作部優先割り込みを検知し、割り込み処理にて、該当ユーザが離脱したか、情報を取得し、離脱の判断を行う。
そして、該当ユーザが離脱していないと判断した場合(S1114でNoの場合)、制御部107は、上記S1114の監視を継続する。
一方、該当ユーザが離脱したと判断した場合(S1114でYesの場合)、制御部107は、S1115へ処理を進める。
S1115では、制御部107は、操作部111への表示を消し(即ち、ユーザプロファイル情報に基づく設定を解除し)、本フローチャートにおける制御部107の処理を終了する。
以上、図9、図10に示したように、MFP201では、顔認証によりMFP201周辺(例えばカメラ認識領域206)に位置する、複数ユーザのログインを許可する。MFP201では、例えば、MFP201周辺(カメラ認識領域206)に存在するユーザが変化した場合(例えば数が増減した)に、該MFP201周辺(カメラ認識領域206)に存在する各ユーザの顔認証(認証済みの確認を含む)を行う。このように顔認証を実行するタイミングを規定することで、不要な動作を防止できる。MFP201におけるカメラによる顔認証では、カメラに写った複数人の同時ログインが可能であり、その際、各ユーザの設定情報を先行して取得して保持しておく。これにより、実際にユーザがMFP201を操作する際には、ユーザを待たせることなく、該ユーザに固有の設定でサービスを提供することができる。
図11は、ユーザプロファイル格納サーバ128に格納されるユーザプロファイル情報を例示する図である。
図11に示すように、ユーザプロファイル情報では、ユーザID毎に、ユーザ独自のカスタマイズ情報が紐付けられている。ユーザ独自のカスタマイズ情報には、具体的には、操作部111をカスタマイズする操作部レイアウト情報、ユーザが個人用のデータを格納するためなどに利用しているクラウドサーバパス情報、ユーザのアドレス帳情報などがある。
例えばユーザIDが「A」のユーザは、操作部レイアウト情報が例えば「レイアウトA」、クラウドサーバパス情報が「¥ROOT¥CLOUD¥NAME_A」、アドレス帳が「アドレス_A」となっている。
MFP201に対して、各ユーザが認証されると、ID毎にユーザプロファイル情報が、ユーザプロファイル格納サーバ128から読み出され、MFP201内のメモリ108に格納される。MFP201は、操作部111の前に居る優先ユーザのユーザプロファイル情報を基に、MFP201をカスタマイズする。優先ユーザは、MFP201に対して独自の操作環境を構築できるようになっている。このように、ユーザプロファイル情報は、MFP201をユーザごとにカスタマイズするための設定情報として機能するユーザ情報である。
図12は、標準的な操作部レイアウトを例示する図である。
図11に示したように、ユーザCは、操作部レイアウトとして、「画面標準レイアウト」を登録しているので、ユーザCが優先ユーザとなった場合、最初のユーザI/F画面には、図12のような操作部表示となる。
図13は、レイアウトAに対応する操作部レイアウトを例示する図である。
図11に示したように、ユーザAは、操作部レイアウトとして、「レイアウトA」を登録しているので、ユーザAが優先ユーザとなった場合、ユーザAのユーザプロファイル情報を基に、最初のユーザI/F画面には、図13のような操作部表示となる。
例えば、レイアウトAでは、図12に示した標準レイアウトに、スキャンSENDボタン1301、および、ユーザBOXボタン1302が追加されている。
ユーザAは、MFPのスキャンSEND機能を多く使うユーザのため、その利便性ために、最初のユーザI/F画面に、スキャンSENDボタン1301を配置している。また、クラウドサーバパス情報に紐付いたユーザBOXボタン1302も配置している。ユーザAは、ユーザプロファイル情報に、このような操作部レイアウトを登録している。
以上説明したように、本実施例のMFP201は、顔データにより個人認証して装置の使用を許可するMFPであって、カメラの撮像画像より顔データを抽出した際に一律に認証サーバに認証要求することなく、MFP内で認証済みであることが確認できない顔データのみを認証サーバに送信して個人認証を要求する構成を有する。そして、認証に使用した顔データを一時的に照合顔データ格納部125に保持し、カメラ認識領域206内で検知されたユーザの認証の再確認を行う場合は、照合顔データ格納部125に保持した顔データを用い、認証サーバ126側の認証システムを介さずとも認証の再確認ができ、認証サーバでの認証回数を減らして顔認証の効率を上げ、認証の再確認を高速に行うことができる。また、認証サーバでの認証回数を減らすことで、認証サーバへの認証要求に起因するネットワークトラフィックの増大を抑えることができる。
また、カメラ認識領域206に存在する複数のユーザをログイン状態とすることができ、該複数のログインユーザから、カメラ画像のユーザ検知領域701に入った顔の大きさに基づいて優先ユーザを判断して、該優先ユーザのプロファイル情報に基づいてMFP201をカスタマイズ設定することができ、操作部111の前に居るユーザが自らの仕様でMFP201を使用できるようになる。
さらに、ユーザの認証が成功した際に、該認証されたユーザ(ログインユーザ)のユーザプロファイル情報をユーザプロファイル格納サーバ128から取得し、MFP201内に保持し準備しておくことにより、ユーザが操作部111より操作を行う際には、待たずともすぐに該ユーザの仕様で使用可能な状態にできる。
また、認証されたユーザの顔データを、該ユーザがカメラ認識領域206に存在する間だけ照合顔データ格納部125に一時的に格納することにより、ユーザを識別するための顔データなどの高度な個人情報の流出等のセキュリティリスクを抑えることができる。
なお、本発明は、MFP等の画像処理装置に限定されるものではなく、カメラによる顔認証を行って装置の使用を許可する情報処理装置であればどのような装置にも適用可能である。以上のように、カメラ等を用いて抽出したユーザの特徴情報を認証サーバに送信して認証を行う情報処理装置における、認証済みのユーザの確認を高速に行い、実用性を高めることを可能にする。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
201 MFP
103 メインユニット
107 制御部
127 カメラユニット
122 カメラコントロール部
124 顔データ照合部
125 照合顔データ格納部
126 認証サーバ

Claims (17)

  1. 認証により利用者に使用を許可する情報処理装置であって、
    撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された撮像画像から認識される各人物の特徴情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された各人物の特徴情報に基づいて該各人物が認証済みであるか確認する確認手段と、
    前記抽出手段で抽出された各人物の特徴情報のうち、前記確認手段により認証済みであることが確認できない人物の特徴情報を認証サービスに送信して該人物の認証を要求する認証手段と、
    前記認証サービスにより認証済みの各人物の前記認証サービスに送信した特徴情報を一時的に格納する格納手段と、を有し、
    前記確認手段は、前記抽出手段により抽出された各人物の特徴情報を前記格納手段に格納された特徴情報と照合して該各人物が認証済みであるか確認することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記撮像画像から認識される人物の変化を検知する第1の検知手段を有し、
    前記抽出手段は、前記第1の検知手段により人物の変化が検知された場合に、前記撮像画像から認識される各人物の特徴情報をそれぞれ抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記撮像画像から認識される人物の変化とは、前記撮像画像から認識される人物の数の変化であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記格納手段に格納されている特徴情報のうち、前記抽出手段により抽出された各人物の特徴情報と照合できない特徴情報を、前記格納手段から削除する第1の削除手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の削除手段は、前記格納手段に格納されてから一定時間を経過した特徴情報を、前記格納手段から削除することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記認証手段により認証された各人物のユーザ情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された各人物のユーザ情報を保持する保持手段と、
    前記第1の削除手段により前記格納手段に格納されている特徴情報が削除される場合には、該削除される特徴情報に対応する人物のユーザ情報を前記保持手段から削除する第2の削除手段と、
    を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記人物のユーザ情報は、操作部を個人用に設定するための情報、個人用のデータが格納される格納場所への接続情報、個人用のアドレス帳の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記取得手段は、前記情報処理装置が有する記憶手段、又は、外部から前記ユーザ情報を取得することを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 前記撮像手段の撮像画像の特定の領域内の人物画像を検知する第2の検知手段と、
    前記第2の検知手段により、前記特定の領域内で人物画像が検知された場合、該検知された人物画像に基づいて該人物画像に対応する人物を優先ユーザに決定する決定手段と、
    前記優先ユーザのユーザ情報を前記保持手段より取得し、該ユーザ情報に基づいて前記情報処理装置を設定する設定手段と、
    を有することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記決定手段は、前記特定の領域内の人物画像のサイズに基づいて該人物画像に対応する人物と前記情報処理装置との距離を計測し、該計測された距離が所定の距離より短い場合に、該人物を優先ユーザと決定することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記人物画像は、顔の画像であることを特徴とする請求項9又は10に記載の情報処理装置。
  12. 前記第2の検知手段により前記特定の領域内から前記人物画像が検知されなくなった場合、前記設定手段は、前記優先ユーザのユーザ情報に基づく設定を解除することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記第1の削除手段は、前記情報処理装置の使用を終了する旨の指示が入力された場合、前記優先ユーザの特徴情報を、前記格納手段から削除することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記人物の特徴情報は、人物の顔の特徴を示す情報であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記情報処理装置は、画像処理装置であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 認証により利用者に使用を許可する情報処理装置の制御方法であって、
    撮像手段により撮像を行う撮像ステップと、
    前記撮像ステップで撮像された撮像画像から認識される各人物の特徴情報を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップで抽出された各人物の特徴情報に基づいて該各人物が認証済みであるか確認する確認ステップと、
    前記抽出ステップで抽出された各人物の特徴情報のうち、前記確認ステップにより認証済みであることが確認できない人物の特徴情報を認証サービスに送信して該人物の認証を要求する認証ステップと、
    前記認証サービスにより認証済みの各人物の前記認証サービスに送信した特徴情報を一時的に格納手段に格納する格納ステップと、を有し、
    前記確認ステップでは、前記抽出ステップで抽出された各人物の特徴情報を前記格納手段に格納された特徴情報と照合して該各人物が認証済みであるか確認することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  17. コンピュータに、請求項16に記載された情報処理装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
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