JP2020057201A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顔認証における認証精度及び認証速度を向上させる。【解決手段】本発明における情報処理装置は、複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を取得する取得部と、照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する照合部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、入力された生体情報と登録ユーザの生体情報とを照合して本人確認を行う認証サーバを備え、認証サーバからの認証許可に基づいてゲートのロックを解除する入退場管理システムが開示されている。
特許第6246403号公報
特許文献1に例示されている装置では、認証エリアにおいて撮影された人物の顔特徴量と、データベース上に登録されているN(2以上の整数)人の登録者の顔特徴量とを順番に照合する。このため、登録者の母集団Nが大きくなると、顔認証における認証精度や認証速度が低下してしまう場合があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑み、顔認証における認証精度及び認証速度を向上できる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一つの観点によれば、複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を取得する取得部と、照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する照合部と、を備える情報処理装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶する記憶部と、前記複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する特定部と、照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と、前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する照合部と、を備える情報処理装置が提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶する記憶部と、前記複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する特定部と、照合エリアにおいて検出される人物の生体情報との照合用に前記第1生体情報群を出力する出力部と、を備える情報処理装置が提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、照合エリアを撮影して画像を生成するカメラと、複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶するとともに、前記複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する第1サーバと、前記画像から検出された人物の生体情報と、前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する第2サーバと、を備える情報処理システムが提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を取得するステップと、照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合するステップと、を備える情報処理方法が提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、コンピュータに、複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を取得するステップと、照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合するステップと、を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、顔認証における認証精度及び認証速度を向上できる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態における情報処理システムの全体構成例を示す図である。 第1実施形態における認証エリアと制限エリアの位置関係を説明する図である。 第1実施形態におけるセンタサーバ及び中継サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 第1実施形態における情報処理システムの機能ブロック図である。 第1実施形態における予約システムが記憶する予約情報の一例を示す図である。 第1実施形態におけるセンタサーバが記憶する登録者情報の一例を示す図である。 第1実施形態における中継サーバが記憶する候補者情報の一例を示す図である。 第1実施形態における情報処理システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 第2実施形態における情報処理システムの機能ブロック図である。 第2実施形態における情報処理システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 第3実施形態における情報処理システムの全体構成例を示す図である。 第3実施形態における情報処理システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 第4実施形態における情報処理装置の機能ブロック図である。 第5実施形態における情報処理装置の機能ブロック図である。 第6実施形態における情報処理装置の機能ブロック図である。 第7実施形態における情報処理システムの機能ブロック図である。 変形実施形態における中継サーバの処理の一例を示すフローチャートである。 変形実施形態における管理サーバが記憶する情報の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の例示的な実施形態を説明する。図面において同様の要素又は対応する要素には同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化することがある。
[第1実施形態]
本実施形態における情報処理システム1の構成について、図1乃至図6を参照しつつ説明する。本実施形態の情報処理システム1は、例えばイベント会場、テーマパーク、交通機関(鉄道や空港)、ホテル等の大規模な施設において、顔認証技術を利用して多数の人物の入退場を管理するコンピュータシステムである。
図1は、本実施形態における情報処理システム1の全体構成例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、センタサーバ10と、予約システム20と、認証用カメラ30と、中継サーバ40と、ゲート装置50とを備える。各装置は、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークNWに接続されている。なお、図1における破線部は、入退場の管理が行われる拠点を示している。拠点内には、センタサーバ10以外の装置が設置されている。
センタサーバ10は、拠点の情報を一元的に管理する情報処理装置(第1サーバ)である。図1では、拠点の数は一つのみ示されているが、拠点の数はこれに限られない。また、センタサーバ10は、本システムの利用を希望する人物(以下、「登録者」という。)の生体情報を予め記憶する登録者情報データベース11を有する。生体情報は、顔画像、指紋画像、虹彩画像、指の静脈画像、掌紋画像、手のひらの静脈画像等である。生体情報は、1つであっても複数であってもよい。
なお、本実施形態における“生体情報”の語句は、顔画像及び顔画像から抽出される特徴量を意味するものとする。登録者の顔画像は、例えば利用者がオンライン上で会員登録をする際に、画像ファイルがアップロードされることで得られる。また、センタサーバ10及び中継サーバ40は、受信した撮影画像から人物の生体情報を検出する機能をそれぞれ備えている。顔画像から抽出される特徴量(「顔特徴量」ともいう。)は、例えば、瞳、鼻、口端といった特徴的なパーツの位置等の顔の特徴を示す量であり得る。
予約システム20は、イベント会場、テーマパーク、交通機関(鉄道や空港)、ホテル等の大規模な施設の利用予約、サービスの予約等を行うためのコンピュータシステムである。例えば、鉄道の場合には、新幹線の乗車券予約システムや定期乗車券の販売システム等が予約システム20に該当する。予約システム20は、予約情報データベース21を有する。なお、本実施形態では、登録者情報データベース11に登録されているユーザ(登録者)が予約者となる場合について説明しているが、登録者以外も予約システム20を利用可能である。
図2は、本実施形態における認証エリアと制限エリアの位置関係を説明する図である。図2に示すように、認証エリアは、制限エリアの入口側に設置されたゲート装置50の前方方向に設定されている。認証用カメラ30は、認証エリア(照合エリア)を撮影し、その撮影画像を生成する撮影装置である。図2では、認証エリア内に人物Pが存在することから、撮影画像から人物Pが検出され、認証対象となる。
センタサーバ10は、複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群(登録者情報)を記憶するとともに、複数の登録者と複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報(予約情報)と、現在時刻とに基づいて、登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する。そして、センタサーバ10は、登録生体情報群(登録者情報)から絞り込んだ第1生体情報群を候補者情報として中継サーバ40に送信する。
中継サーバ40は、各拠点において人物の顔認証処理を行う情報処理装置(第2サーバ)である。中継サーバ40は、認証エリアにおいて撮影された画像から検出された人物(以下、「認証対象者」という。)の生体情報と、第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する。中継サーバ40は、センタサーバ10から受信した候補者情報(第1生体情報群)を記憶する候補者情報データベース41を有している。
図3は、センタサーバ10及び中継サーバ40のハードウェア構成例を示すブロック図である。センタサーバ10は、演算、制御及び記憶を行うコンピュータとして、CPU(Central Processing Unit)151、RAM(Random Access Memory)152、ROM(Read Only Memory)153及びHDD(Hard Disk Drive)154を備える。また、情報処理システム1は、通信I/F(インターフェース)155、表示装置156及び入力装置157を備える。CPU151、RAM152、ROM153、HDD154、通信I/F155、表示装置156及び入力装置157は、バス158を介して相互に接続される。なお、表示装置156及び入力装置157は、これらの装置を駆動するための不図示の駆動装置を介してバス158に接続されてもよい。
図3では、センタサーバ10を構成する各部が一体の装置として図示されているが、これらの機能の一部は外付け装置により提供されるものであってもよい。例えば、表示装置156及び入力装置157は、CPU151等を含むコンピュータの機能を構成する部分とは別の外付け装置であってもよい。
CPU151は、ROM153、HDD154等に記憶されたプログラムに従って所定の動作を行うとともに、センタサーバ10の各部を制御する機能を有するプロセッサである。RAM152は、揮発性記憶媒体から構成され、CPU151の動作に必要な一時的なメモリ領域を提供する。ROM153は、不揮発性記憶媒体から構成され、センタサーバ10の動作に用いられるプログラム等の必要な情報を記憶する。HDD154は、不揮発性記憶媒体から構成され、処理に必要なデータ、センタサーバ10の動作用プログラム等の記憶を行う記憶装置である。
通信I/F155は、イーサネット(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、4G等の規格に基づく通信インターフェースであり、他の装置との通信を行うためのモジュールである。表示装置156は、液晶ディスプレイ、OLEDディスプレイ等であって、画像、文字、インターフェース等の表示に用いられる。入力装置157は、キーボード、ポインティングデバイス等であって、ユーザが情報処理システム1を操作するために用いられる。ポインティングデバイスの例としては、マウス、トラックボール、タッチパネル、ペンタブレット等が挙げられる。表示装置156及び入力装置157は、タッチパネルとして一体に形成されていてもよい。
なお、中継サーバ40が備えるCPU451、RAM452、ROM453、HDD454、通信I/F455、表示装置456、入力装置457及びバス458の機能は、センタサーバ10のCPU151、RAM152、ROM153、HDD154、通信I/F155、表示装置156、入力装置157及びバス158と同様であるため、説明を省略する。
また、図3に示すハードウェア構成は例示であり、これら以外の装置が追加されていてもよく、一部の装置が設けられていなくてもよい。また、一部の装置が同様の機能を有する別の装置に置換されていてもよい。さらに、本実施形態の一部の機能がネットワークを介して他の装置により提供されてもよく、本実施形態の機能が複数の装置に分散されて実現されるものであってもよい。例えば、HDD154は、半導体メモリを用いたSSD(Solid State Drive)に置換されていてもよく、クラウドストレージに置換されていてもよい。
図4は、本実施形態における情報処理システム1の機能ブロック図である。センタサーバ10は、第1記憶部101と、候補者特定部102と、候補者情報出力部103とを備える。また、中継サーバ40は、候補者情報取得部401と、第2記憶部402と、画像取得部403と、特徴量算出部404と、照合部405と、判定部406と、ゲート制御部407と、候補者情報削除部408とを備える。
センタサーバ10のCPU151は、ROM153、HDD154等に記憶されたプログラムをRAM152にロードして実行する。これにより、センタサーバ10のCPU151は、候補者特定部102及び候補者情報出力部103の機能を実現する。さらに、センタサーバ10のCPU151は、HDD154を制御することにより第1記憶部101の機能を実現する。本実施形態では、登録者情報データベース11が第1記憶部101に相当する。
同様に、中継サーバ40のCPU451は、ROM453、HDD454等に記憶されたプログラムをRAM452にロードして実行する。これにより、中継サーバ40のCPU451は、候補者情報取得部401、画像取得部403、特徴量算出部404、照合部405、判定部406、ゲート制御部407及び候補者情報削除部408の機能を実現する。これらの各部で行われる処理については後述する。さらに、中継サーバ40のCPU451は、HDD454を制御することにより第2記憶部402の機能を実現する。本実施形態では、候補者情報データベース41が第2記憶部402に相当する。
図5は、本実施形態における予約システム20(予約情報データベース21)が記憶する予約情報の一例を示す図である。ここでは、予約情報のデータ項目として、予約No、登録者ID及び予約日時が挙げられている。例えば、予約No“18−00101”の予約情報では、登録者IDは“05406”、予約日時は“[予約日時t1]”である。
図6は、本実施形態におけるセンタサーバ10(登録者情報データベース11)が記憶する登録者情報の一例を示す図である。ここでは、登録者情報のデータ項目として、登録者ID、氏名、住所、連絡先、顔画像及び顔特徴量が挙げられている。例えば、登録者IDが“00001”の登録者情報では、登録者の氏名は“[氏名NM1]”、住所は“[住所A1]”、連絡先は“[連絡先C1]”である。そして、登録者ID“00001”の人物の顔画像から算出された顔特徴量(生体情報)は、“[顔特徴量D1]”であることが示されている。なお、登録者情報データベース11の登録者IDと上述した予約情報データベース21の登録IDは対応関係にあるものとする。
図7は、本実施形態における中継サーバ40(候補者情報データベース41)が記憶する候補者情報の一例を示す図である。ここでは、候補者情報のデータ項目として、SEQ、顔特徴量及びDB登録日時が挙げられている。SEQは、候補者情報の受信の順序を示す。DB登録日時は、センタサーバ10から受信した候補者情報が候補者情報データベース41に記憶(登録)された日時(登録完了日時)を示す。例えば、SEQ“00101”の候補者情報では、顔特徴量は“[顔特徴量D5]”であり、DB登録日時が“[登録日時t1]”のときに候補者情報データベース41に情報が登録されたことを示している。
続いて、本実施形態における情報処理システム1の作用及び効果について、図8を参照しつつ説明する。図8は、本実施形態における情報処理システム1の処理の一例を示すシーケンス図である。
先ず、センタサーバ10は、現在時刻を取得し(ステップS101)、現在時刻から予約時刻までの時間が所定の時間範囲内である(すなわち、抽出条件に合致する)予約情報の送信要求を予約システム20に送信する(ステップS102)。
次に、予約システム20は、予約情報の送信要求を受信すると、送信要求に含まれる抽出条件に基づいて予約情報データベース21の中から該当する予約情報を抽出し、センタサーバ10に送信する(ステップS103)。なお、抽出条件は、センタサーバ10側において、(A)現在時刻から所定の時間範囲の予約情報(例えば“予約時刻が現在時刻から3時間以内の予約情報”)、(B)現在時刻よりも後の所定の時間範囲の予約情報(例えば“予約時刻が現在時刻から1時間〜2時間後までの予約情報”)、のように任意に設定可能である。予約時刻(登録時刻)が所定の時間範囲内に含まれる登録情報の登録者は、候補者として生体情報の取得対象となる。
次に、センタサーバ10の候補者特定部102は、受信した予約情報に含まれる登録者IDに基づいて登録者情報データベース11に記憶されている登録者の中から候補者を特定し(ステップS104)、候補者の第1特徴量を取得する(ステップS105)。
次に、センタサーバ10の候補者情報出力部103は、現在時刻及び予約時刻に基づいて複数の登録者の中から特定された候補者の候補者情報を中継サーバ40に送信する(ステップS106)。次に、中継サーバ40の候補者情報取得部401は、センタサーバ10から受信した候補者情報を第2記憶部402である候補者情報データベース41に記憶する(ステップS107)。
認証用カメラ30は、認証エリアを撮影し(ステップS108)、その撮影画像を中継サーバ40に送信する(ステップS109)。次に、中継サーバ40の画像取得部403が認証用カメラ30から撮影画像を受信すると、特徴量算出部404は、受信した撮影画像に含まれる検出人物(認証対象者)の第2特徴量を算出する(ステップS110)。そして、中継サーバ40の照合部405は、算出した第2特徴量と候補者の第1特徴量とを照合する(ステップS111)。
次に、中継サーバ40の判定部406は、検出人物の第2特徴量と候補者の第1特徴量との照合スコアが所定の閾値(判定基準値)以上であるか否かを判定する(ステップS112)。ここで、中継サーバ40の判定部406は、特徴量の照合スコアが閾値以上であると判定した場合(ステップS112:YES)には、該当する候補者の中から特徴量の照合スコアが最も高い候補者を特定し、検出人物を認証する(ステップS113)。すなわち、2つの特徴量は一致したとみなされる。次に、中継サーバ40のゲート制御部407は、ゲート制御情報をゲート装置50に送信する(ステップS114)。
ゲート装置50は、中継サーバ40から受信したゲート制御情報に基づいてゲートを開放すると(ステップS115)、ゲート開放完了を示すステータス情報を中継サーバ40に送信する(ステップS116)。
中継サーバ40の判定部406は、特徴量の照合スコアが閾値未満であると判定した場合(ステップS112:NO)には、検出人物(認証対象者)に対して通行不可の判定を行い(ステップS118)、処理を終了する。この場合、ゲート装置50では閉鎖状態が維持される。
ステップS117においては、中継サーバ40の候補者情報削除部408は、ゲートを通過した人物に関する候補者情報を候補者情報データベース41から削除し、処理を終了する。なお、上述の処理においては、ゲート装置50の初期状態が閉鎖状態であることを前提として説明したが、初期状態は開放状態である場合も有り得る。この場合、照合スコアが閾値未満であると判定されると、ゲート装置50を開放状態から閉鎖状態に制御すればよい。また、照合スコアが閾値未満の場合に、ゲート装置50の開閉動作を制御する代わりに、例えば音声、光、テキスト等によってアラートをゲート装置50等から出力してもよい。
本実施形態における情報処理システム1は、複数の登録者と複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻(予約時刻)とを含む登録情報(予約情報)と、現在時刻とに基づいて、複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群(登録者情報)から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群(候補者情報)を抽出する。そして、照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報(第2特徴量)と第1生体情報群に含まれる生体情報(第1特徴量)とを照合することで、検出人物の認証処理を行う。すなわち、1対N認証の母集団Nに属する人物の数を大幅に絞り込んだ後に認証を行う構成のため、認証エリアにおける認証精度及び認証速度を大幅に向上させることができる。
また、本実施形態における情報処理システム1は、認証処理が完了した候補者の情報をゲート通過後に速やかに削除する構成である。このため、中継サーバ40の候補者情報データベース41に不要となった候補者情報が蓄積することを防止できる。その結果、1対N顔認証における認証精度及び認証速度の低下を防止できる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態における情報処理システム2について説明する。なお、第1実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、第1実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
図9は、本実施形態における情報処理システム2の全体構成例を示す図である。図9に示すように、情報処理システム2は、センタサーバ10及び中継サーバ40の代わりに、これらを一体化した管理サーバ80を備える点で第1実施形態とは異なっている。
管理サーバ80は、図4において示したセンタサーバ10及び中継サーバ40と同様の機能を備える。具体的には、管理サーバ80は、登録者情報データベース11(第1記憶部101)及び候補者情報データベース41(第2記憶部402)の両方を備えている。なお、一体化に伴って、サーバ間で情報を送受信する機能は不要となる。
続いて、本実施形態における情報処理システム2の作用及び効果について、図10を参照しつつ説明する。図10は、本実施形態における情報処理システム2の処理の一例を示すシーケンス図である。
先ず、管理サーバ80は、現在時刻を取得し(ステップS201)、現在時刻から予約時刻までの時間が所定の時間範囲内である(すなわち、抽出条件に合致する)予約情報の送信要求を予約システム20に送信する(ステップS202)。
次に、予約システム20は、予約情報の送信要求を受信すると、送信要求に含まれる抽出条件に基づいて予約情報データベース21の中から該当する予約情報を抽出し、管理サーバ80に送信する(ステップS203)。なお、抽出条件は、管理サーバ80側において、(A)現在時刻から所定の時間範囲の予約情報(例えば“予約時刻が現在時刻から3時間以内の予約情報”)、(B)現在時刻よりも後の所定の時間範囲の予約情報(例えば“予約時刻が現在時刻から1時間〜2時間後までの予約情報”)、のように任意に設定可能である。
次に、管理サーバ80は、受信した予約情報に含まれる登録者IDに基づいて登録者情報データベース11に記憶されている登録者の中から候補者を特定し(ステップS204)、その候補者の第1特徴量(候補者情報)を取得する(ステップS205)。次に、管理サーバ80は、候補者情報を第2記憶部402である候補者情報データベース41に記憶する(ステップS206)。
認証用カメラ30は、認証エリアを撮影し(ステップS207)、その撮影画像を管理サーバ80に送信する(ステップS208)。次に、管理サーバ80は、認証用カメラ30から撮影画像を受信すると、受信した撮影画像に含まれる検出人物(認証対象者)の第2特徴量を算出する(ステップS209)。そして、管理サーバ80は、算出した第2特徴量と候補者の第1特徴量とを照合する(ステップS210)。
次に、管理サーバ80は、検出人物の第2特徴量と候補者の第1特徴量との照合スコアが所定の閾値(判定基準値)以上であるか否かを判定する(ステップS211)。ここで、管理サーバ80は、特徴量の照合スコアが閾値以上であると判定した場合(ステップS211:YES)には、該当する候補者の中から特徴量の照合スコアが最も高い候補者を特定し、検出人物を認証する(ステップS212)。次に、管理サーバ80は、ゲート制御情報をゲート装置50に送信する(ステップS213)。
ゲート装置50は、管理サーバ80から受信したゲート制御情報に基づいてゲートを開放すると(ステップS214)、ゲート開放完了を示すステータス情報を管理サーバ80に送信する(ステップS215)。
管理サーバ80は、特徴量の照合スコアが閾値未満であると判定した場合(ステップS211:NO)には、検出人物(認証対象者)に対して通行不可の判定を行い(ステップS217)、処理を終了する。この場合、ゲート装置50では閉鎖状態が維持される。
ステップS216においては、管理サーバ80は、ゲートを通過した人物に関する候補者情報を候補者情報データベース41から削除し、処理を終了する。なお、上述の処理においては、ゲート装置50の初期状態が閉鎖状態であることを前提として説明したが、初期状態が開放状態である場合も有り得る。この場合、照合スコアが閾値未満であると判定されると、ゲート装置50を開放状態から閉鎖状態に制御すればよい。また、照合スコアが閾値未満の場合に、ゲート装置50の開閉動作を制御する代わりに、例えば音声、光、テキスト等によってアラートをゲート装置50等から出力してもよい。
本実施形態における情報処理システム2は、上述した第1実施形態と異なり、複数のサーバの機能を管理サーバ80が備える構成であるため、上述した第1実施形態の効果に加えて、サーバ間のデータ送受信が不要となる利点がある。
[第3実施形態]
以下、第3実施形態における情報処理システム3について説明する。なお、第1実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、第1実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
図11は、本実施形態における情報処理システム3の全体構成例を示す図である。図11に示すように、センタサーバ10は、登録者情報データベース11に加えて、予約情報データベース21を有している点で第1実施形態と異なる。すなわち、本実施形態のセンタサーバ10は、第1実施形態の予約システム20の機能をさらに備えている。
続いて、本実施形態における情報処理システム3の作用及び効果について、図12を参照しつつ説明する。図12は、本実施形態における情報処理システム3の処理の一例を示すシーケンス図である。
先ず、センタサーバ10は、現在時刻を取得すると(ステップS301)、所定の抽出条件に基づいて予約情報データベース21の中から該当する予約情報を抽出する(ステップS302)。なお、抽出条件は、センタサーバ10側において、(A)現在時刻から所定の時間範囲の予約情報(例えば“予約時刻が現在時刻から3時間以内の予約情報”)、(B)現在時刻よりも後の所定の時間範囲の予約情報(例えば“予約時刻が現在時刻から1時間〜2時間後までの予約情報”)、のように任意に設定可能である。
次に、センタサーバ10は、抽出した予約情報に含まれる登録者IDに基づいて登録者情報データベース11に記憶されている登録者の中から候補者を特定し(ステップS303)、候補者の第1特徴量を取得する(ステップS304)。
次に、センタサーバ10は、現在時刻及び予約時刻に基づいて複数の登録者の中から特定された人物の候補者情報を中継サーバ40に送信する(ステップS305)。次に、中継サーバ40は、センタサーバ10から受信した候補者情報を第2記憶部402である候補者情報データベース41に記憶する(ステップS306)。
認証用カメラ30は、認証エリアを撮影し(ステップS307)、その撮影画像を中継サーバ40に送信する(ステップS308)。次に、中継サーバ40は、認証用カメラ30から撮影画像を受信すると、受信した撮影画像に含まれる検出人物(認証対象者)の第2特徴量を算出する(ステップS309)。そして、中継サーバ40は、算出した第2特徴量と候補者の第1特徴量とを照合する(ステップS310)。
次に、中継サーバ40は、検出人物の第2特徴量と候補者の第1特徴量との照合スコアが所定の閾値(判定基準値)以上であるか否かを判定する(ステップS311)。ここで、中継サーバ40は、特徴量の照合スコアが閾値以上であると判定した場合(ステップS311:YES)には、該当する候補者の中から特徴量の照合スコアが最も高い候補者を特定し、検出人物を認証する(ステップS312)。次に、中継サーバ40は、ゲート制御情報をゲート装置50に送信する(ステップS313)。
ゲート装置50は、中継サーバ40から受信したゲート制御情報に基づいてゲートを開放すると(ステップS314)、ゲート開放完了を示すステータス情報を中継サーバ40に送信する(ステップS315)。
中継サーバ40は、特徴量の照合スコアが閾値未満であると判定した場合(ステップS311:NO)には、検出人物(認証対象者)に対して通行不可の判定を行い(ステップS317)、処理を終了する。この場合、ゲート装置50では閉鎖状態が維持される。
ステップS316においては、中継サーバ40は、ゲートを通過した人物に関する候補者情報を候補者情報データベース41から削除し、処理を終了する。なお、上述の処理においては、ゲート装置50の初期状態が閉鎖状態であることを前提として説明したが、初期状態が開放状態である場合も有り得る。この場合、照合スコアが閾値未満であると判定されると、ゲート装置50を開放状態から閉鎖状態に制御すればよい。また、照合スコアが閾値未満の場合に、ゲート装置50の開閉動作を制御する代わりに、例えば音声、光、テキスト等によってアラートをゲート装置50等から出力してもよい。
本実施形態における情報処理システム3は、上述した第1実施形態と異なり、センタサーバ10が予約情報データベース21をさらに備える構成であるため、上述した第1実施形態の効果に加えて、システム間のデータ送受信が不要となる、登録者の属性情報及び予約情報を一元管理できる等の利点がある。
[第4実施形態]
図13は、第4実施形態における情報処理装置100の機能ブロック図である。図13に示すように、情報処理装置100は、取得部100Aと、照合部100Bとを備える。取得部100Aは、複数の登録者と複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を取得する。照合部100Bは、照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する。本実施形態における情報処理装置100は、顔認証における認証精度及び認証速度を向上できる。
[第5実施形態]
図14は、第5実施形態における情報処理装置200の機能ブロック図である。図14に示すように、情報処理装置200は、記憶部200Aと、特定部200Bと、照合部200Cとを備える。記憶部200Aは、複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶する。特定部200Bは、複数の登録者と複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する。照合部200Cは、照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と、第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する。本実施形態における情報処理装置200は、顔認証における認証精度及び認証速度を向上できる。
[第6実施形態]
図15は、第6実施形態における情報処理装置300の機能ブロック図である。図15に示すように、情報処理装置300は、記憶部300Aと、特定部300Bと、出力部300Cとを備える。記憶部300Aは、複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶する。特定部300Bは、複数の登録者と複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する。出力部300Cは、照合エリアにおいて検出される人物の生体情報との照合用に第1生体情報群を出力する。本実施形態における情報処理装置300は、顔認証における認証精度及び認証速度を向上できる。
[第7実施形態]
図16は、第7実施形態における情報処理システム400の機能ブロック図である。図16に示すように、情報処理システム400は、カメラ400Aと、第1サーバ400Bと、第2サーバ400Cとを備える。カメラ400Aは、照合エリアを撮影して画像を生成する。第1サーバ400Bは、複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶するとともに、複数の登録者と複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する。第2サーバ400Cは、画像から検出された人物の生体情報と、第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する。本実施形態における情報処理システム400は、顔認証における認証精度及び認証速度を向上できる。
[変形実施形態]
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上述の第1実施形態では、特徴量の照合結果に基づいて検出人物の通行権限の有無を判定する場合について説明したが、特徴量の照合結果と併せて所定の認証カード(例えば、セキュリティカードや交通系ICカード等)による判定結果を使用してもよい。図17は、変形実施形態における中継サーバ40の処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、図7のステップS109とステップS116との間に行われる。
先ず、中継サーバ40は、認証エリアの撮影画像を受信すると(ステップS401)、その撮影画像に含まれる検出人物の第2特徴量を算出する(ステップS402)。次に、中継サーバ40は、算出した第2特徴量と候補者の第1特徴量とを照合する(ステップS403)。
次に、中継サーバ40は、検出人物の第2特徴量と候補者の第1特徴量との照合スコアが所定の閾値(判定基準値)以上であるか否かを判定する(ステップS404)。ここで、中継サーバ40が、照合スコアは閾値以上であると判定した場合(ステップS404:YES)には、該当する候補者の中から特徴量の照合スコアが最も高い人物を特定し、検出人物を認証する(ステップS405)。これにより、特定された候補者(登録者)と検出人物は同一人物とみなされる。その後、処理はステップS409へ移行する。これに対し、中継サーバ40が、照合スコアは閾値未満であると判定した場合(ステップS404:NO)には、処理はステップS406に移行する。
ステップS406において、中継サーバ40は、認証エリアにおける検出人物(認証対象者)からの認証カードの提示有無を判定する。ここで、中継サーバ40が認証カードの提示有りと判定した場合(ステップS406:YES)には、処理はステップS407に移行する。これに対し、中継サーバ40が認証カードの提示無しと判定した場合(ステップS406:NO)には、処理はステップS410に移行する。
ステップS407において、中継サーバ40は、カードリーダ装置(不図示)によって認証カードから読取った認証情報に基づいてセンタサーバ10に対して認証対象者が登録者であるか否かの問い合わせを行う。次に、中継サーバ40は、センタサーバ10からの返信情報に基づいて認証対象者が登録者であるか否かを判定する(ステップS408)。ここで、中継サーバ40が、認証対象者は登録者であると判定した場合(ステップS408:YES)には、処理はステップS409に移行する。これに対し、中継サーバ40が、認証対象者は登録者ではないと判定した場合(ステップS408:NO)には、処理はステップS410に移行する。
ステップS409において、中継サーバ40がゲート開放を指示するゲート制御情報をゲート装置50に送信すると、処理はステップS116に移行する。一方、ステップS410において、中継サーバ40がゲート閉鎖を指示するゲート制御情報をゲート装置50に送信すると、処理は終了する。
また、上述の第2実施形態において、管理サーバ80は、登録者情報データベース11(第1記憶部101)及び候補者情報データベース41(第2記憶部402)の両方を備えていたが、これらのデータベースは一つに統合することができる。図18は、変形実施形態における管理サーバ80が記憶する登録者情報の一例を示す図である。ここでは、図6に示した登録者情報のデータ項目に、候補者フラグが追加されている。候補者フラグは、初期値が“0”であり、認証エリアにおける照合結果に基づいて登録者が候補者として特定された場合には“1”に更新される。そして、照合が完了すると、照合フラグは初期値の“0”に戻るものとする。すなわち、登録者情報の中で候補者情報が定義されている。これにより、候補者フラグが“1”の登録者の第1特徴量と、認証エリアの撮影画像に含まれる検出人物の第2特徴量とを照合することで、上述した第2実施形態と同様の効果が得られる。
また、上述の実施形態においては、認証対象者がゲート装置50を通過した場合に候補者情報を削除することを説明したが、削除条件はこれらに限られない。例えば、候補者情報の登録日時(登録時刻)から現在時刻までの経過時間が所定時間に達したか否かに基づいて候補者情報を削除してもよい。この場合、時間経過に伴って不要となった候補者情報が候補者情報データベース41内に残存するのを防止できる。
また、上述の各実施形態においては、認証用カメラ30が撮影画像を送信する機能のみを備える場合について説明した。しかし、認証用カメラ30は、撮影画像の中から人物を検出し、その特徴量を算出して送信する機能をさらに備えてもよい。この場合、センタサーバ10や中継サーバ40に対して、撮影画像の代わりに特徴量のみを送信するだけで済ませることが可能となる。
また、上述の各実施形態においては、センタサーバ10は、中継サーバ40に対して顔特徴量のみを送信する場合について説明したが、特定した候補者の顔画像を送信してもよく、特徴量や顔画像と併せて候補者のIDを送信してもよい。顔画像を送信する場合には、照合した候補者の顔画像と第2人物の顔画像を含む通行履歴情報の作成も可能となる。また、候補者のID(登録者ID)を併せて送信して中継サーバ40側で特徴量と紐付けた状態で保持する場合には、特徴量の照合だけでなくIDの照合結果に基づいて、重複する候補者情報を抽出し、削除することができる。
また、上述の第1実施形態においては、一つの拠点に対して中継サーバ40を1台設置する場合について説明したが、一つの拠点に対して複数台設置してもよい。例えば、利用者が極めて多い施設においては、中継サーバ40を複数台設置することで、照合処理を分散して行える利点がある。この場合、複数の中継サーバ40間で重複する候補者情報を保持しないように、データ登録を制御すると好適である。
また、上述の第1実施形態においては、予約情報(登録情報)の抽出条件として、(A)現在時刻から所定の時間範囲の予約情報、(B)現在時刻よりも後の所定の時間範囲の予約情報、の2つを例示したが、抽出条件はこれらに限られない。例えば、予約している人数を予約時刻(登録時刻)の範囲(例えば、ある時刻から1時間や2時間ごとの範囲、13時台や14時台などの時間帯)ごとに集計し、該当する候補者の人数に応じて時間範囲(時間帯)の長さを変更してもよい。この場合、照合処理における母集団の上限数を超えないように時間範囲の長さを変更するとよい。詳述すると、認証精度を低下させないために、母集団Nの上限数(例えば7000人)が予め設定されている場合には、当該上限数を超えないように、現在時刻から何時間先までの予約情報を対象にすべきかを決定するとよい。具体的には、登録時刻の範囲ごとの候補者の累計数が多いほど時間範囲が短くなるように時間範囲の長さを変更するとよい。予約数が多い時(混雑している時)は、例えば現在時刻から30分以内の予約情報を対象とし、逆に、予約数が少ない(空いている時)は、例えば現在時刻から3時間以内の予約情報を対象とすることができる。
上述の実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記録させ、記憶媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記憶媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記憶媒体だけでなく、そのプログラム自体も各実施形態に含まれる。また、上述の実施形態に含まれる1又は2以上の構成要素は、各構成要素の機能を実現するように構成されたASIC、FPGA等の回路であってもよい。
該記憶媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD(Compact Disk)−ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記憶媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の各実施形態の機能により実現されるサービスは、SaaS(Software as a Service)の形態でユーザに対して提供することもできる。
なお、上述の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を取得する取得部と、
照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する照合部と、
を備える情報処理装置。
(付記2)
前記取得部は、前記登録時刻が前記現在時刻からの所定の時間範囲に含まれる前記登録情報の前記登録者を前記候補者とする、
付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記取得部は、前記登録時刻が前記現在時刻よりも後の所定の時間範囲に含まれる前記登録情報の前記登録者を前記候補者とする、
付記1記載の情報処理装置。
(付記4)
前記取得部は、前記登録時刻の範囲ごとの前記登録者の人数に基づいて、前記時間範囲の長さを変更する、
付記2又は3記載の情報処理装置。
(付記5)
前記取得部は、前記候補者の累計数が前記照合処理における母集団の上限数を超えないように前記時間範囲の長さを変更する、
付記2乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記6)
前記取得部は、前記登録時刻の範囲ごとの前記候補者の累計数が多いほど前記時間範囲が短くなるように前記時間範囲の長さを変更する、
付記2乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記7)
前記画像から前記人物の生体情報を検出する検出部、
をさらに備える付記1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記8)
前記照合部における照合結果に基づいて、前記照合エリアから制限エリアへの前記人物の通行権限の有無を判定する判定部、
をさらに備える付記1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記9)
前記通行権限の有無に基づいて、前記制限エリアと前記照合エリアの間に設置された通行制限装置の扉の開閉を制御する制御部、
をさらに備える付記8記載の情報処理装置。
(付記10)
取得された前記第1生体情報群を記憶する記憶部と、
前記第1生体情報群から、所定の条件に合致する前記人物の生体情報を削除する削除部と、
をさらに備える付記1乃至9のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記11)
前記削除部は、前記人物の生体情報が前記第1生体情報群に含まれる生体情報と一致したときに、前記人物の生体情報を削除する、
付記10記載の情報処理装置。
(付記12)
前記削除部は、前記記憶部への登録完了時からの経過時間が所定時間に達した前記人物の生体情報を削除する、
付記10又は11記載の情報処理装置。
(付記13)
複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶する記憶部と、
前記複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する特定部と、
照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と、前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する照合部と、
を備える情報処理装置。
(付記14)
複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶する記憶部と、
前記複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する特定部と、
照合エリアにおいて検出される人物の生体情報との照合用に前記第1生体情報群を出力する出力部と、
を備える情報処理装置。
(付記15)
照合エリアを撮影して画像を生成するカメラと、
複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶するとともに、前記複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する第1サーバと、
前記画像から検出された人物の生体情報と、前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する第2サーバと、
を備える情報処理システム。
(付記16)
複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を取得するステップと、
照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合するステップと、
を備える情報処理方法。
(付記17)
コンピュータに、
複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を取得するステップと、
照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合するステップと、
を実行させるプログラム。
1,2,3・・・情報処理システム
10・・・センタサーバ
11・・・登録者情報データベース
20・・・予約システム
21・・・予約情報データベース
30・・・認証用カメラ
40・・・中継サーバ
41・・・候補者情報データベース
50・・・ゲート装置
80・・・管理サーバ
101・・・第1記憶部
102・・・候補者特定部
103・・・候補者情報出力部
401・・・候補者情報取得部
402・・・第2記憶部
403・・・画像取得部
404・・・特徴量算出部
405・・・照合部
406・・・判定部
407・・・ゲート制御部
408・・・候補者情報削除部
151,451・・・CPU
152,452・・・RAM
153,453・・・ROM
154,454・・・HDD
155,455・・・通信I/F
156,456・・・表示装置
157,457・・・入力装置
158,458・・・バス

Claims (17)

  1. 複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を取得する取得部と、
    照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する照合部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記取得部は、前記登録時刻が前記現在時刻からの所定の時間範囲に含まれる前記登録情報の前記登録者を前記候補者とする、
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、前記登録時刻が前記現在時刻よりも後の所定の時間範囲に含まれる前記登録情報の前記登録者を前記候補者とする、
    請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、前記登録時刻の範囲ごとの前記登録者の人数に基づいて、前記時間範囲の長さを変更する、
    請求項2又は3記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部は、前記候補者の累計数が前記照合処理における母集団の上限数を超えないように前記時間範囲の長さを変更する、
    請求項2乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、前記登録時刻の範囲ごとの前記候補者の累計数が多いほど前記時間範囲が短くなるように前記時間範囲の長さを変更する、
    請求項2乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記画像から前記人物の生体情報を検出する検出部、
    をさらに備える請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記照合部における照合結果に基づいて、前記照合エリアから制限エリアへの前記人物の通行権限の有無を判定する判定部、
    をさらに備える請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記通行権限の有無に基づいて、前記制限エリアと前記照合エリアの間に設置された通行制限装置の扉の開閉を制御する制御部、
    をさらに備える請求項8記載の情報処理装置。
  10. 取得された前記第1生体情報群を記憶する記憶部と、
    前記第1生体情報群から、所定の条件に合致する前記人物の生体情報を削除する削除部と、
    をさらに備える請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記削除部は、前記人物の生体情報が前記第1生体情報群に含まれる生体情報と一致したときに、前記人物の生体情報を削除する、
    請求項10記載の情報処理装置。
  12. 前記削除部は、前記記憶部への登録完了時からの経過時間が所定時間に達した前記人物の生体情報を削除する、
    請求項10又は11記載の情報処理装置。
  13. 複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶する記憶部と、
    前記複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する特定部と、
    照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と、前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する照合部と、
    を備える情報処理装置。
  14. 複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶する記憶部と、
    前記複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する特定部と、
    照合エリアにおいて検出される人物の生体情報との照合用に前記第1生体情報群を出力する出力部と、
    を備える情報処理装置。
  15. 照合エリアを撮影して画像を生成するカメラと、
    複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群を記憶するとともに、前記複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を特定する第1サーバと、
    前記画像から検出された人物の生体情報と、前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合する第2サーバと、
    を備える情報処理システム。
  16. 複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を取得するステップと、
    照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合するステップと、
    を備える情報処理方法。
  17. コンピュータに、
    複数の登録者と前記複数の登録者のそれぞれに対応付けられた登録時刻とを含む登録情報と、現在時刻とに基づいて、前記複数の登録者の生体情報を含む登録生体情報群から、照合処理の候補者の生体情報を含む第1生体情報群を取得するステップと、
    照合エリアにおいて撮影された画像から検出された人物の生体情報と前記第1生体情報群に含まれる生体情報とを照合するステップと、
    を実行させるプログラム。
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