JP2017096548A - 製氷機 - Google Patents
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Abstract
Description
また、散水装置は、ドラムの回転軸の延長方向と平行に延びるとともに、内部を製氷水が流通する散水パイプを有し、散水パイプには、製氷水をドラムの表面に散水するための複数の散水孔が前記散水パイプの延長方向に並んで設けられてもよい。
また、散水パイプは回動可能に設けられており、ドラムに対する散水孔の位置は可変であってもよい。
実施の形態1.
図1に示すように、製氷機100は、製氷を行うための製氷部10を有し、製氷部10は、製氷水Wを貯留するタンク4を有する。図5に示すように、タンク4は互いに対向する側壁14,15を備える。さらにタンク4は、側壁14と側壁15との間に、断面が上方に開放された略C字形状をなすタンク本体4aと、タンク本体4aに取り付けられるカッタマウント4bとを備える。また、タンク4の上方には製氷水Wをタンク4の内部に給水するための給水管40が設けられている。給水管40はバルブ41を有する。
ここで、以下の説明において、タンク本体4aに対してカッタマウント4bが取り付けられる側を前方側Fとし、その反対側を後方側Bとする。
また、タンク4の内部に満たされた製氷水Wの水面をHとする。
ここで、ギヤモータ5は、ドラム3を回転させる駆動装置を構成する。
ここで、散水パイプ20は、波形縁部形成手段を構成する。
ここで、ギヤモータ5、ポンプ6及び冷媒出入口部7の温度センサ7aには、制御装置90が電気的に接続されている。
まず、タンク4の外部の冷凍回路19が運転を開始し、冷媒出入口部7及び回転軸3aを介して冷媒がドラム3の内部に流通する。そして、ドラム3の外周面において、冷媒は製氷水Wと熱交換を行い、製氷水Wが冷却されてドラム3の外周面の水面Hよりも下の部分に氷の層L1が形成される。氷の層L1は、時間の経過とともに厚さを増す。
なお、このように水面Hの下側でドラム3の外周面に氷の層L1が形成される工程を製氷工程とする。
ここで、氷の層L2の縁部E1がなす波形状とは、ドラム3の幅方向に亘って、縁部E1がカッタ9の刃先9aからの距離が近くなったり遠くなったりするように波打ちながら変化して延びる曲線の軌跡をいう。そして、図2及び3に示すように、縁部E1が波打つ範囲はドラム3の回転方向Rの角度にしてΘ=18°程度の範囲であるが、これに限定されず、縁部E1は、カッタ9による氷の層L2の剥離の際に過度な負荷が発生しない範囲の波形状であればよい。
なお、ポンプ6に電気的に接続される制御装置によって、ポンプ6が散水パイプ20へ送水する製氷水Wの量は適宜、調整される。
なお、カッタ9によって氷の層L1、L2を剥離する工程を剥離工程とする。
この発明の実施の形態2に係る製氷機200の製氷部120の構成を図7に示す。なお、以下の説明において、図1の参照符号と同一の符号は同一又は同様の構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
製氷機200の製氷部120のタンク4の内部には、エアポンプ50が製氷水Wの中に沈んで設けられている。冷凍回路19の駆動とともにエアポンプ50を稼働させると気泡が発生し、水面Hに波が立つ。従って、ドラム3の外周面に形成される氷の層L3のカッタ9に対向する縁部E2は、水面Hに発生する波に対応して、製氷機100の氷の層L2の縁部E1と同様に、ドラム3の回転軸3aが延びる方向に亘って波形状をなす。
なお、エアポンプ50は、波形縁部形成手段及び波発生装置を構成する。
この発明の実施の形態3に係る製氷機300の製氷部130の構成を図8及び9に示す。
製氷機300の製氷部130のタンク4の内部には、散水パイプ20に隣り合って第二パイプ23が設けられている。第二パイプ23は、散水パイプ20が延びる方向と平行に延びている。そして、第二パイプ23には、第二パイプ23の延長方向に複数の放水孔23aが並んで形成されている。また、タンク4の外側には第二ポンプ30が設けられており、第二パイプ23は第二ポンプ30に接続されている。そして、冷凍回路19の駆動とともに第二パイプ23には第二ポンプ30によって製氷水Wが送水され、図8に示すように、放水孔23aから水面Hに散水されて、これにより水面Hに波が発生する。従って、図9に示すように、ドラム3の外周面に形成される氷の層L4のカッタ9に対向する縁部E3は、水面Hに発生する波に対応して、製氷機100の氷の層L2の縁部E1と同様に、ドラム3の回転軸3aが延びる方向に亘って波形状をなす。
なお、第二パイプ23は、波形縁部形成手段及び波発生装置を構成する。
この発明の実施の形態4に係る製氷機400の製氷部140の構成を図10に示す。
まず、製氷機400の製氷部140のタンク4の内部に向かって開口する給水管40のバルブ41が、冷凍回路19の駆動とともに開放されることにより、給水管40からは製氷水Wが水面Hに向かって供給される。これにより、タンク4に貯留されている製氷水Wの水面Hに波が立つ。従って、ドラム3の外周面に形成される氷の層L5のカッタ9に対向する縁部E4は、水面Hに発生する波に対応して、製氷機100の氷の層L2の縁部E1と同様に、ドラム3の回転軸3aが延びる方向に亘って波形状をなす。
なお、この実施の形態において、給水管40は、波形縁部形成手段及び波発生装置を構成する。
この発明の実施の形態5に係る製氷機500の製氷部150の構成を図11に示す。
製氷機500の製氷部150のタンク4の底部には、排水管60が設けられる。排水管60は、図示しないバルブを有している。そして、冷凍回路19の駆動開始とともに、バルブが開放され、製氷水Wが排水管60から外部へ排出されて、これにより水面Hに波が立つ。従って、ドラム3の外周面に形成される氷の層L6のカッタ9に対向する縁部E5は、水面Hに発生する波に対応して、製氷機100の氷の層L2の縁部E1と同様に、ドラム3の回転軸3aが延びる方向に亘って波形状をなす。
なお、排水管60は、波形縁部形成手段及び波発生装置を構成する。
この発明の実施の形態6に係る製氷機600の製氷部160の構成を図12に示す。
製氷機600の製氷部160の散水パイプ62は、タンク4の内部に回動可能に設けられている。散水パイプ62には、等間隔で5個の散水孔62aが並んで形成されている。散水パイプ62は前後方向に回動しつつドラム3の外周面に散水を行う。すなわち、ドラム3に対して散水パイプ62の散水孔62aの位置は可変であり、62a’の位置まで移動することができる。これにより、ドラム3の外周面の水面Hよりも上側の部分には、カッタ9に対向して波形状の縁部E6を有する氷の層L7が形成される。
Claims (6)
- 製氷水が貯留されるタンクと、
前記タンク内に配置されるとともに、内部に冷媒が流通し、前記冷媒と前記製氷水とが熱交換することによって表面に氷が形成されるドラムと、
前記ドラムを回転させる駆動装置と、
前記氷を前記ドラムの前記表面から削り取るカッタと、
前記カッタに対向する前記氷の縁部を、波形状をなすように形成する波形縁部形成手段とを有する製氷機。 - 前記波形縁部形成手段は、前記ドラムの前記表面に散水を行うことにより前記氷の縁部を波形状に形成する散水装置を有する請求項1に記載の製氷機。
- 前記散水装置は、前記ドラムの回転軸の延長方向と平行に延びるとともに、内部を前記製氷水が流通する散水パイプを有し、前記散水パイプには、前記製氷水を前記ドラムの前記表面に散水するための複数の散水孔が前記散水パイプの延長方向に並んで設けられる請求項2に記載の製氷機。
- 前記散水パイプは回動可能に設けられており、前記ドラムに対する前記散水孔の位置は可変である請求項3に記載の製氷機。
- 前記波形縁部形成手段は、前記タンク内の前記製氷水の水面に波を発生させることにより前記氷の縁部を波形状に形成する波発生装置を有する請求項1に記載の製氷機。
- 前記駆動装置は、前記ドラムの内部に前記冷媒が流通した時間が所定時間を経過した場合、又は前記冷媒の温度が所定温度を下回った場合に、前記ドラムの回転を開始させる請求項1〜5のいずれか一項に記載の製氷機。
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