JP2017094983A - 映像表示システム - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、このような動作中のワイパーによる死角を、上述の技術を適用して死角を生み出す構造物の前に表示装置を配置することにより解消することは、死角を生み出す構造物であるワイパーが運動するため困難である。
以上のような映像表示装置によれば、ワイパーの稼働時には、ワイパーが存在しなかった場合に運転者によってシールドガラス越しに観察される情景のうちの、現時点において前記ワイパーによって運転者に対して隠されている部分の映像が、前記ワイパーの運転者に対向する面に表示される。
図1に、本実施形態に係る映像表示システムの構成を示す。
映像表示システムは、四輪自動車に搭載されるシステムであり、図示するように、雨滴除去装置1、前方カメラ2、投影装置3、車内カメラ4、自動車のワイパーの稼働の有無や揺動角を検出するワイパーセンサ5、映像処理部6、視点検出部7、以上の各部を制御する制御部8を備えている。
また、投影装置3は、自動車のフロントガラスに向けて映像を投影する装置であり、たとえば、図2aに示すように、運転席シート上部の側方に配置される。
すなわち、前方カメラ2で撮影した自動車前方の映像に視点変換処理を施して、視点検出部7で検出した運転者の視点から自動車前方を観察したようすを表す映像である視点変換映像を生成する。
ところで、以上の実施形態では、図3aのように生成される視点変換映像300のうちの、運転者の視点からフロントガラス越しに観察される部分である部分映像301の全体を投影装置3でフロントガラスに向けて投影したが、これは、図4aに示すように、ワイパーセンサ5で検出したワイパー400の揺動角に基づいて求まるフロントガラス上のワイパー400の位置に基づいて、視点変換映像300から、運転者の視点に対してワイパー400によって隠されている部分の映像であるワイパー遮蔽部分映像302を抽出し、抽出したワイパー遮蔽部分映像302のみをフロントガラスに向けて投影するようにしてもよい。すなわち、より具体的には、部分映像301のうちのワイパー遮蔽部分映像302以外の部分をマスクし(黒色に設定し)、部分映像301をフロントガラスに向けて投影するようにしてもよい。
ただし、前方カメラ2を車内に設置した場合には、ワイパー400によって運転者に対して隠される外部の領域は、前方カメラ2に対しても隠されてしまうこととなるので、この場合には、映像処理装置において、部分映像301、または、ワイパー遮蔽部分映像302を遅延させて投影するようにする。
または、より単純には、上述した部分映像301を、所定時間遅延させて投影するようにしても同様の効果を得ることができる。ただし、この場合の遅延時間は、当該時間の間にワイパー400が移動前の位置と重ならない位置まで移動するのに要する時間とする。
θB=Arctan(n2/n1)
によって規定され、入射角θBで入射するP偏光の反射率はゼロとなり、全てがフロントガラスを透過する。
Claims (6)
- シールドガラスと、稼働時に前記シールドガラスの外面を拭き取るワイパーを備えた自動車に搭載される映像表示システムであって、
前記シールドガラスに向けて映像を投影する投影装置と、
前記自動車の外部に設置された、前記ワイパーが存在しなかった場合に運転者によってシールドガラス越しに観察される範囲の映像を撮影するカメラと、
前記自動車の前記ワイパーが稼働しているときに、カメラで撮影した映像から、前記ワイパーが存在しなかった場合に運転者の視点からシールドガラス越しに観察される情景を表す映像である投影映像を生成する投影映像生成手段と、
前記自動車の前記ワイパーが稼働しているときに、前記投影映像生成手段が生成した投影映像を、前記投影装置に、前記投影映像に含まれる前記ワイパーによって運転者に対して隠されている部分が、前記ワイパーの運転者に対向する面に結像するように、前記シールドガラスに向けて投影させる投影制御手段とを有することを特徴とする映像表示システム。 - シールドガラスとワイパーを備えた自動車に搭載される映像表示システムであって、
前記シールドガラスに向けて映像を投影する投影装置と、
前記自動車の外部に設置された、前記ワイパーが存在しなかった場合に運転者によってシールドガラス越しに観察される範囲の映像を撮影するカメラと、
前記自動車の前記ワイパーが稼働しているときに、前記ワイパーの位置を検出するワイパー検出手段と、
前記自動車の前記ワイパーが稼働しているときに、前記ワイパー検出手段が検出しているワイパーの位置に応じて、カメラで撮影した映像から、前記ワイパーが存在しなかった場合に運転者の視点からシールドガラス越しに観察される情景のうちの、前記ワイパーによって運転者に対して隠されている部分を表す映像である投影映像を生成する投影映像生成手段と、
前記自動車の前記ワイパーが稼働しているときに、前記投影映像生成手段が生成した投影映像を、前記投影装置に、当該投影映像が前記ワイパーの運転者に対向する面に結像するように投影させる投影制御手段とを有することを特徴とする映像表示システム。 - シールドガラスと、稼働時に前記シールドガラスの外面を拭き取るワイパーを備えた自動車に搭載される映像表示システムであって、
前記シールドガラスに向けて映像を投影する投影装置と、
前記自動車の車内に設置された、運転者によってシールドガラス越しに観察される範囲の映像を撮影するカメラと、
前記自動車の前記ワイパーが稼働しているときに、カメラで撮影した映像を、ワイパーが移動前の位置と重ならない位置に移動するのに要する時間以上の時間遅延させた映像である遅延映像から、前記ワイパーが存在しなかった場合に運転者の視点からシールドガラス越しに観察される情景を表す映像である投影映像を生成する投影映像生成手段と、
前記自動車の前記ワイパーが稼働しているときに、前記投影映像生成手段が生成した投影映像を、前記投影装置に、前記投影映像に含まれる現時点において前記ワイパーによって運転者に対して隠されている部分が、前記ワイパーの運転者に対向する面に結像するように、前記シールドガラスに向けて投影させる投影制御手段とを有することを特徴とする映像表示システム。 - シールドガラスとワイパーを備えた自動車に搭載される映像表示システムであって、
前記シールドガラスに向けて映像を投影する投影装置と、
前記自動車の車内に設置された、運転者によってシールドガラス越しに観察される範囲の映像を撮影するカメラと、
前記自動車の前記ワイパーが稼働しているときに、前記ワイパーの位置を検出するワイパー検出手段と、
前記自動車の前記ワイパーが稼働しているときに、前記ワイパー検出手段が検出しているワイパーの位置に応じて、カメラで撮影した映像を、ワイパーが移動前の位置と重ならない位置に移動するのに要する時間以上の時間遅延させた映像である遅延映像から、前記ワイパーが存在しなかった場合に運転者の視点からシールドガラス越しに観察される情景のうちの、現時点において前記ワイパーによって運転者に対して隠されている部分を表す映像である投影映像を生成する投影映像生成手段と、
前記自動車の前記ワイパーが稼働しているときに、前記投影映像生成手段が生成した投影映像を、前記投影装置に、当該投影映像が前記ワイパーの運転者に対向する面に結像するように投影させる投影制御手段とを有することを特徴とする映像表示システム。 - 請求項1、2、3または4記載の映像表示システムであって、
前記投影装置の投影光はP偏光であり、前記P偏光が前記シールドガラスに入射する入射角は、ブリュースター角を含む所定の範囲内に設定されていることを特徴とする映像表示システム。 - 請求項1、2、3、4または5記載の映像表示システムであって、
前記シールドガラスは、前記自動車のフロントガラスであることを特徴とする映像表示システム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113561899A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-10-29 | 深圳市壹启优车科技有限公司 | 一种车载后排录影投影系统 |
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-
2015
- 2015-11-26 JP JP2015230388A patent/JP6501696B2/ja active Active
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