JP2017094825A - ハイブリッド車両の駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者がインバータのスイッチの故障を認識できない状態で車両を走行させ続けてしまうことを防止することができるハイブリッド車両の駆動制御装置を提供すること。【解決手段】INVCMは、インバータを構成するU相、V相及びW相のアームのうち少なくとも1つのアームに故障があるか否かを判断する(ステップS3)。INVCMは、少なくとも1つのアームに故障があると判断した場合には、エンジンとモータジェネレータとの駆動を停止させ(ステップS5)、警報を発するように警報部を制御する(ステップS6)。【選択図】図3

Description

本発明は、ハイブリッド車両の駆動制御装置に関する。
従来、ハイブリッド車両などに設けられている電動機を駆動するために、バッテリから供給される直流電力を交流に変換するインバータを備えたものが知られている。このインバータが故障したときのフェールセーフ処理を行う技術として、例えば、インバータを構成する複数のアームのいずれかのスイッチに短絡故障が発生した場合には、インバータと電動機の間に設けられたスイッチを閉状態から開状態に切り替えることで、インバータと電動機との間に流れる電流を遮断する技術が特許文献1に提案されている。
特開2007−306720号公報
しかしながら、特許文献1に提案されたような従来の技術は、運転者がインバータのスイッチの故障を認識できない状態で車両を走行させ続けてしまう虞があるといった課題があった。
そこで、本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、運転者がインバータのスイッチの故障を認識できない状態で車両を走行させ続けてしまうことを防止することができるハイブリッド車両の駆動制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明に係るハイブリッド車両の駆動制御装置の一態様は、エンジンと、バッテリと、バッテリから供給される直流電力を交流に変換するインバータと、インバータによって交流に変換された電力によって駆動する電動機と、が設けられたハイブリッド車両の駆動制御装置であって、インバータを構成する複数のアームのうち少なくとも1つのアームに故障があるか否かを検出する故障検出部と、故障検出部によって少なくとも1つのアームに故障があることが検出されたことを条件として、エンジンと電動機との駆動を停止させる故障制御部とを備える。
本発明は、運転者がインバータのスイッチの故障を認識できない状態で車両を走行させ続けてしまうことを防止することができるハイブリッド車両の駆動制御装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るハイブリッド車両の駆動制御装置を搭載した車両の要部を示す構成図である。 図2は、図1に示したインバータ及びインバータに関する構成要素を示す構成図である。 図3は、本発明の形態に係るハイブリッド車両の駆動制御装置の駆動制御動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下、本発明の実施の形態に係るハイブリッド車両の駆動制御装置を搭載した車両について説明する。
図1に示すように、ハイブリッド車両1は、内燃機関としてのエンジン2と、トランスミッション3と、モータジェネレータ4と、駆動輪5と、ハイブリッド車両1を総合的に制御するHCU(Hybrid Control Unit)10と、エンジン2を制御するECM(Engine Control Module)11と、トランスミッション3を制御するTCM(Transmission Control Module)12と、INVCM(Invertor Control Module)14と、高電圧BMS16とを含んで構成される。
エンジン2には、複数の気筒が形成されている。本実施の形態において、エンジン2は、各気筒に対して、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行うように構成されている。
トランスミッション3は、エンジン2から出力された回転を変速し、ドライブシャフト23を介して駆動輪5を駆動するようになっている。トランスミッション3は、平行軸歯車機構からなる常時噛合式の変速機構25と、ノーマルクローズタイプの乾式クラッチによって構成されるクラッチ26と、ディファレンシャル機構27と、図示しないアクチュエータとを備えている。
モータジェネレータ4は、ディファレンシャル機構27に対して、チェーン等の動力伝達機構28を介して連結されている。モータジェネレータ4は、電動機として機能する。
このように、ハイブリッド車両1は、エンジン2とモータジェネレータ4を並列に連結したパラレルハイブリッドシステムを構成しており、エンジン2及びモータジェネレータ4の少なくとも一方が出力する動力により走行するようになっている。
モータジェネレータ4は、発電機としても機能し、ハイブリッド車両1の走行によって発電を行うようになっている。なお、モータジェネレータ4は、エンジン2から駆動輪5までの動力伝達経路の何れかの箇所に動力伝達可能に連結されていればよく、必ずしもディファレンシャル機構27に連結される必要はない。
ハイブリッド車両1は、蓄電装置33を含む高電圧パワーパック34と、高電圧ケーブル35とを備えている。蓄電装置33は、充電可能な二次電池から構成されている。蓄電装置33は、例えば、リチウムイオン電池からなる。蓄電装置33は、規定の高電圧を発生するようにセルの個数等が設定された高電圧バッテリである。蓄電装置33の残容量などの状態は、高電圧BMS16によって管理される。
高電圧パワーパック34は、蓄電装置33に加えて、インバータ45を有している。高電圧パワーパック34は、高電圧ケーブル35を介して、モータジェネレータ4に電力を供給可能に接続されている。
インバータ45は、INVCM14の制御により、高電圧ケーブル35にかかる交流電力と、蓄電装置33にかかる直流電力とを相互に変換するようになっている。例えば、INVCM14は、モータジェネレータ4を力行させるときには、蓄電装置33が放電した直流電力をインバータ45により交流電力に変換させてモータジェネレータ4に供給する。
INVCM14は、モータジェネレータ4を回生させるときには、モータジェネレータ4が発電した交流電力をインバータ45により直流電力に変換させて蓄電装置33に充電する。
HCU10、ECM11、TCM12、INVCM14及び高電圧BMS16は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、バックアップ用のデータなどを保存するフラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
これらのコンピュータユニットのROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをHCU10、ECM11、TCM12、INVCM14及び高電圧BMS16としてそれぞれ機能させるためのプログラムが格納されている。
すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、これらのコンピュータユニットは、本実施の形態におけるHCU10、ECM11、TCM12、INVCM14及び高電圧BMS16としてそれぞれ機能する。
本実施の形態において、ECM11は、アイドリングストップ制御を実行するようになっている。このアイドリングストップ制御において、ECM11は、所定の停止条件の成立時にエンジン2を停止させ、所定の再始動条件の成立時にエンジン2を再始動させるようになっている。このため、エンジン2の不要なアイドリングが行われなくなり、ハイブリッド車両1の燃費を向上させることができる。
ハイブリッド車両1には、CAN(Controller Area Network)等の規格に準拠した車内LAN(Local Area Network)を形成するためのCAN通信線48、49が設けられている。
HCU10は、INVCM14及び高電圧BMS16にCAN通信線48によって接続されている。HCU10、INVCM14及び高電圧BMS16は、CAN通信線48を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行う。
HCU10は、ECM11及びTCM12にCAN通信線49によって接続されている。HCU10、ECM11及びTCM12は、CAN通信線49を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行う。
図2に示すように、ハイブリッド車両1は、バッテリとしての蓄電装置33の正極及び負極にそれぞれ設けられたメインリレー50a、50bを有している。メインリレー50aは、一端が蓄電装置33の負極に接続され、他端が負極線NLに接続されている。
メインリレー50aは、INVCM14の制御に応じて、蓄電装置33の負極と負極線NLとを接続又は切断するようになっている。メインリレー50bは、一端が蓄電装置33の正極に接続され、他端が正極線PLに接続されている。メインリレー50bは、INVCM14の制御に応じて、蓄電装置33の正極と正極線PLとを接続又は切断するようになっている。
本実施の形態において、モータジェネレータ4は、U相、V相及びW相の3相の交流電力により駆動する三相交流モータによって構成される。例えば、モータジェネレータ4は、回転磁界を形成するステータと、複数の永久磁石が埋め込まれてステータの内部に配置されたロータとを有している。
ステータは、ステータコア及びステータコアに巻き掛けられたU相、V相及びW相の三相コイルを有している。ここで、ステータの三相コイルに三相交流電力が供給されると、ステータによって回転磁界が形成され、この回転磁界にロータに埋め込まれた永久磁石が引かれることにより、ロータが回転駆動される。このロータの回転駆動力により、ハイブリッド車両1が駆動される。このように、モータジェネレータ4は、電動機として機能する。
また、ロータに埋め込まれた永久磁石が回転すると、回転磁界が形成され、この回転磁界によりステータの三相コイルに誘導電流が流れることにより、三相コイルの両端に電力が発生する。このように、モータジェネレータ4は、発電機としても機能するようになっている。
インバータ45は、平滑コンデンサ53と、ディスチャージ抵抗54と、スイッチング回路55とを有している。
平滑コンデンサ53は、一端が正極線PLに接続され、他端が負極線NLに接続されている。平滑コンデンサ53は、正極線PLと負極線NLとの間に生じた直流電力の電圧を平滑化するようになっている。
ディスチャージ抵抗54は、一端が正極線PLに接続され、他端が負極線NLに接続されている。ディスチャージ抵抗54は、平滑コンデンサ53に蓄えられた電荷を放電するために設けられ、平滑コンデンサ53の残電圧及び再起電圧を抑制するようになっている。
スイッチング回路55は、平滑コンデンサ53によって電圧が平滑化された直流電力を交流に変換する電力変換回路を構成する。スイッチング回路55は、スイッチング素子Q3〜Q8と、ダイオードD3〜D8とを含んで構成される。各スイッチング素子Q3〜Q8は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)によって構成されている。
スイッチング素子Q3は、コレクタが正極線PLに接続され、エミッタがモータジェネレータ4のU相の入力端子に接続され、ゲートがINVCM14に接続されている。スイッチング素子Q4は、コレクタがスイッチング素子Q3のエミッタに接続され、エミッタが負極線NLに接続され、ゲートがINVCM14に接続されている。
ダイオードD3は、カソードがスイッチング素子Q3のコレクタに接続され、アノードがスイッチング素子Q3のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD3と、スイッチング素子Q3とは、U相の上アームを構成する。
ダイオードD4は、カソードがスイッチング素子Q4のコレクタに接続され、アノードがスイッチング素子Q4のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD4と、スイッチング素子Q4とは、U相の下アームを構成する。
スイッチング素子Q5は、コレクタが正極線PLに接続され、エミッタがモータジェネレータ4のV相の入力端子に接続され、ゲートがINVCM14に接続されている。スイッチング素子Q6は、コレクタがスイッチング素子Q6のエミッタに接続され、エミッタが負極線NLに接続され、ゲートがINVCM14に接続されている。
ダイオードD5は、カソードがスイッチング素子Q5のコレクタに接続され、アノードがスイッチング素子Q5のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD5と、スイッチング素子Q5とは、V相の上アームを構成する。
ダイオードD6は、カソードがスイッチング素子Q6のコレクタに接続され、アノードがスイッチング素子Q6のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD6と、スイッチング素子Q6とは、V相の下アームを構成する。
スイッチング素子Q7は、コレクタが正極線PLに接続され、エミッタがモータジェネレータ4のW相の入力端子に接続され、ゲートがINVCM14に接続されている。スイッチング素子Q8は、コレクタがスイッチング素子Q7のエミッタに接続され、エミッタが負極線NLに接続され、ゲートがINVCM14に接続されている。
ダイオードD7は、カソードがスイッチング素子Q7のコレクタに接続され、アノードがスイッチング素子Q7のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD7と、スイッチング素子Q7とは、W相の上アームを構成する。
ダイオードD8は、カソードがスイッチング素子Q8のコレクタに接続され、アノードがスイッチング素子Q8のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD8と、スイッチング素子Q8とは、W相の下アームを構成する。
各スイッチング素子Q3〜Q8の各ゲートは、INVCM14によりデューティ比が制御された制御信号によって、モータジェネレータ4のU相、V相及びW相の各相に流れる電流の向きと量が120度の位相差をもって連続的に変化する交流となるように制御される。この結果、モータジェネレータ4のステータが回転磁界を形成し、モータジェネレータ4のロータが回転させられる。
本実施の形態において、INVCM14は、U相、V相及びW相のアームのうち少なくとも1つのアームに故障があるか否かを検出する故障検出部60として機能を有する。すなわち、INVCM14は、スイッチング素子Q3〜Q8を制御するとともに、U相、V相及びW相のアームのスイッチング素子Q3〜Q8うち少なくとも1つのスイッチング素子に短絡などの故障(以下、本実施の形態においては、単に「アームの短絡故障」という)があるか否かを検出するようになっている。
例えば、INVCM14の入力ポートには、モータジェネレータ4のU相、V相及びW相の電流値をそれぞれ検出する電流センサ56a〜56cが接続されている。INVCM14は、各電流センサ56a〜56cによって検出された電流値と、各スイッチング素子Q3〜Q8を制御したときのU相、V相及びW相の制御に応じた電流値とを比較することにより、アームの短絡故障があるか否かを検出するようになっている。
INVCM14は、アームの短絡故障があることを検出したことを条件として、エンジン2とモータジェネレータ4との駆動を停止させる故障制御部61としての機能を有する。具体的には、INVCM14は、アームの短絡故障があることを検出したことを条件として、メインリレー50a、50bを切断することによりモータジェネレータ4の駆動を停止させるとともに、HCU10を介してECM11にエンジン2を停止させるための制御信号を送信するようになっている。この制御信号を受けたECM11は、エンジン2に対する燃料の供給を停止するなどしてエンジン2を停止させるようになっている。
INVCM14は、アームの短絡故障があることを検出したことを条件として、アームの短絡故障があることを検出したこと(以下、単に「アームの短絡故障履歴」という)をフラッシュメモリなどの記憶媒体に記憶する記憶部62としての機能を有する。INVCM14は、アームの短絡故障履歴が記憶媒体に記憶されていることを条件として、エンジン2とモータジェネレータ4との駆動を停止させるようになっている。
ハイブリッド車両1は、警報を発する警報部63を備えている。警報部63は、例えば、インストルメントパネルのランプ類や図示しないスピーカ装置などによって構成される。
INVCM14は、アームの短絡故障があることを検出したこと、又は、アームの短絡故障履歴があることを条件として、警報を発するように警報部63を制御するようになっている。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係るハイブリッド車両の駆動制御装置の駆動制御動作について図3を参照して説明する。なお、以下に説明する駆動制御動作は、INVCM14が作動している間、繰り返し実行される。
まず、ステップS1において、INVCM14は、フラッシュメモリなどの記憶媒体からアームの短絡故障履歴を読み出し、駆動制御動作をステップS2に進める。ステップS2において、INVCM14は、アームの短絡故障履歴があったか否かを判断する。
ステップS2において、アームの短絡故障履歴がなかったと判断した場合には、INVCM14は、駆動制御動作をステップS3に進める。ステップS2において、アームの短絡故障履歴があったと判断した場合には、INVCM14は、駆動制御動作をステップS5に進める。
ステップS3において、INVCM14は、アームの短絡故障があることを検出したか否かを判断する。ステップS3において、アームの短絡故障があることを検出しなかったと判断した場合には、INVCM14は、駆動制御動作を終了する。ステップS3において、アームの短絡故障履歴があったと判断した場合には、INVCM14は、駆動制御動作をステップS4に進める。
ステップS4において、INVCM14は、アームの短絡故障履歴を記憶媒体に記憶し、駆動制御動作をステップS5に進める。ステップS5において、INVCM14は、エンジン2とモータジェネレータ4との駆動を停止させ、駆動制御動作をステップS6に進める。ステップS6において、INVCM14は、警報を発するように警報部63を制御し、駆動制御動作を終了する。
以上のように、本実施の形態は、アームの短絡故障を検出したことを条件として、エンジン2とモータジェネレータ4との駆動を停止させるため、運転者がインバータ45のスイッチング素子Q3〜Q8の故障を認識できない状態で車両を走行させ続けてしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態は、アームの短絡故障を検出したことを条件として、エンジン2及びモータジェネレータ4の駆動を停止させるため、インバータ45が故障しているにも関わらず、エンジン2の機関回転又は駆動輪5の回転によりモータジェネレータ4が回転させられることによって発電された電力が故障しているインバータ45に供給されることを防止することができる。
また、本実施の形態は、アームの短絡故障履歴が記憶媒体に記憶されていることを条件として、エンジン2とモータジェネレータ4との駆動を停止させるため、運転者がインバータ45のスイッチング素子Q3〜Q8の故障を認識できない状態でハイブリッド車両1が走行させられてしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態は、アームの短絡故障を検出したこと又はアームの短絡故障履歴があったことを条件として、エンジン2とモータジェネレータ4との駆動を停止させるため、インバータ45が故障した状態でハイブリッド車両1が走行させられることを防止することができる。
また、本実施の形態は、アームの短絡故障を検出したこと又はアームの短絡故障履歴があったことを条件として、警報を発するように警報部63を制御するため、インバータ45が故障した状態であることを運転者に認識させることができる。
なお、本実施の形態において、故障検出部60、故障制御部61及び記憶部62をINVCM14によって構成した例を説明したが、各故障検出部60、故障制御部61及び記憶部62は、HCU10などの他のコンピュータユニットによって構成してもよい。
また、本実施の形態において、INVCM14は、メインリレー50a、50bを切断することによりモータジェネレータ4の駆動を停止させるものとして説明したが、モータジェネレータ4と蓄電装置33とが電気的に切断されれば、他の態様でモータジェネレータ4の駆動を停止させるようにしてもよい。
また、本実施の形態において、動力伝達機構28にエンジン2とモータジェネレータ4との連結状態を開放状態と締結状態とのいずれかに切り替えるクラッチ機構を設け、INVCM14は、アームの短絡故障を検出したこと又はアームの短絡故障履歴があったことを条件として、動力伝達機構28に設けたクラッチ機構を連結状態から開放状態に切り替えるようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について開示したが、本発明の範囲を逸脱することなく本実施の形態に変更を加えられ得ることは明白である。本発明の実施の形態は、このような変更が加えられた等価物が特許請求の範囲に記載された発明に含まれることを前提として開示されている。
1 ハイブリッド車両(車両)
2 エンジン
4 モータジェネレータ(電動機)
33 蓄電装置(バッテリ)
45 インバータ
60 故障検出部
61 故障制御部
62 記憶部
63 警報部

Claims (4)

  1. エンジンと、
    バッテリと、
    前記バッテリから供給される直流電力を交流に変換するインバータと、
    前記インバータによって交流に変換された電力によって駆動する電動機と、が設けられたハイブリッド車両の駆動制御装置であって、
    前記インバータを構成する複数のアームのうち少なくとも1つのアームに故障があるか否かを検出する故障検出部と、
    前記故障検出部によって少なくとも1つのアームに故障があることが検出されたことを条件として、前記エンジンと前記電動機との駆動を停止させる故障制御部と、を備えたハイブリッド車両の駆動制御装置。
  2. 前記故障検出部によって少なくとも1つのアームに故障があることが検出されたことを条件として、前記故障検出部によって少なくとも1つのアームに故障があることが検出されたことを記憶媒体に記憶する記憶部と、
    前記故障検出部によって少なくとも1つのアームに故障があることが検出されたことが前記記憶媒体に記憶されていることを条件として、前記エンジンと前記電動機との駆動を停止させる故障制御部と、を更に備えた請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
  3. 警報を発する警報部を更に備え、
    前記故障制御部は、前記複数のアームのうち少なくとも1つのアームに故障があることを検出したことを条件として、前記警報を発するように前記警報部を制御する請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
  4. 警報を発する警報部を更に備え、
    前記故障制御部は、前記複数のアームのうち少なくとも1つのアームに故障があることが検出されたことが前記記憶媒体に記憶されていることを条件として、前記警報を発するように前記警報部を制御する請求項2に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
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