JP2017094781A - フェンダープロテクタ - Google Patents

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淳 井原
Atsushi Ihara
淳 井原
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Abstract

【課題】タイヤに当たる走行風の空気量を更に低減させることができるフェンダープロテクタを提供する。【解決手段】フェンダープロテクタ1には、前部には前方に向けて延在する前側延設部3が設けられている。前側延設部3の下面19には、下方に突出して車幅方向に沿って延在するデフレクタ21と、デフレクタ21の前方に配置されて下方に突出する整流板23とが設けられ、整流板23は、前後方向に沿って延在する前方部41と、前方部41の後側に配置されて車幅方向に沿って延在する後方部43と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車のフェンダープロテクタの構造に関する。
従来から、自動車のホイールアーチ部にフェンダープロテクタが配設されているものがある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1におけるフェンダープロテクタの前部には、前方に向けて延在する前側延設部が設けられており、前側延設部の下面には、下方に突出して車幅方向に沿って延在するデフレクタが形成されている。そして、車両走行時に発生する走行風をデフレクタで遮蔽することにより、タイヤに当たる走行風の空気量を低減させる。
特開2001−180530号公報
しかし、近年は、タイヤに当たる走行風の空気量および車両が受ける空気抵抗を更に低減させて、より高い燃費が求められている。
そこで、本発明は、前述の課題を解決するために、タイヤに当たる走行風の空気量を更に低減させることができるフェンダープロテクタを提供するものである。
前述の課題を解決するために、本発明に係るフェンダープロテクタは、車体のホイールアーチ部に装着され、前部には前方に向けて延在する前側延設部が設けられたフェンダープロテクタである。前側延設部の下面には、下方に突出して車幅方向に沿って延在するデフレクタと、デフレクタの前方に配置されて下方に突出する整流板とが設けられ、整流板は、前後方向に沿って延在する前方部と、前方部の後側に配置されて車幅方向に向けて延在する後方部と、を有する。
本発明に係るフェンダープロテクタによれば、整流板の後方部は、車幅方向に向けて延在している。よって、車体に対して後方に向かう走行風は、整流板の後方部によって車幅方向に逃げるように排出されるため、デフレクタに直接的に当たる走行風の空気量が減少する。これに伴って、デフレクタに当たった後にデフレクタの下部を流れてタイヤに当たる走行風の空気量も減少するため、車両が受ける空気抵抗が低減して燃費向上を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係るフェンダープロテクタを斜め下方から見た斜視図である。 (a)は図1を下側から見た底面図、(b)は図1を車両左側から見た側面図である。 第2の整流板を側方から見た側面図である。 フェンダープロテクタにおける走行風の流れを下側から見た底面図である。 第1の実施形態に係るフェンダープロテクタにおける走行風の流れを斜め下方から見た斜視図である。 比較例に係るフェンダープロテクタにおける走行風の流れを斜め下方から見た斜視図である。 (a)は本発明の第2の実施形態に係るフェンダープロテクタを下側から見た底面図、(b)は(a)における走行風の流れを下側から見た底面図である。 (a)は本発明の第3の実施形態に係るフェンダープロテクタを下側から見た底面図、(b)は(a)における走行風の流れを下側から見た底面図である。 (a)は本発明の第4の実施形態に係るフェンダープロテクタを下側から見た底面図、(b)は(a)における走行風の流れを下側から見た底面図である。 (a)は本発明の第5の実施形態に係るフェンダープロテクタを下側から見た底面図、(b)は(a)における走行風の流れを下側から見た底面図である。 (a)は本発明の第6の実施形態に係るフェンダープロテクタを下側から見た底面図、(b)は(a)における走行風の流れを下側から見た底面図である。 (a)は本発明の第7の実施形態に係るフェンダープロテクタを下側から見た底面図、(b)は(a)におけるA−A線による断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面において、車両前側はFR、車両上側はUPR、車幅方向の左側(車幅方向の外側)はLHと示す。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1に示すように、第1の実施形態に係るフェンダープロテクタ1は、車両前部の車幅方向の左側に配置されたホイールアーチ部に装着されているが、後述するように、車幅方向の右側に設けてもよい。フェンダープロテクタ1は、前部に前方に向けて延在する前側延設部3と、前側延設部3の後部に設けられた上側本体部5と、上側本体部5の車幅方向の右側に設けられた側面本体部7と、から一体に形成されている。
上側本体部5は、タイヤ9を上側から覆うように配設されており、車両後方側の後部11と、車両前方側の前部13と、これらの前部13および後部11を結ぶ頂部15とから側面視で円弧状に形成されている。
図1,2に示すように、前側延設部3は、上側本体部5の前部13の下端から前方に延びる延設板17と、延設板17の下面19から下方に突出して車幅方向に沿って延在する平板状のデフレクタ21と、デフレクタ21の前方に配置されて下方に突出する整流板23とが設けられている。
延設板17における車幅方向の左側(車幅方向の外側)の外側縁25は、前方に行くにつれて徐々に車幅方向の右側(車幅方向の内側)に向かう湾曲状(円弧状)に形成されている。車幅方向の右側の内側縁27は、車両前後方向に沿って延在している。
整流板23は、車幅方向の最も左側に配置された第1の整流板31と、第1の整流板31の車幅方向の右側に隣接して配置された第2の整流板32と、第2の整流板32の車幅方向の右側に隣接して配置された第3の整流板33と、第3の整流板33の車幅方向の右側(即ち、車幅方向の最も右側)に隣接して配置された第4の整流板34と、デフレクタ21の前側に配置された横板35と、から構成される。
第1の整流板31〜第4の整流板34においては、前後方向に沿って延在する前方部41と、前方部41の後側に配置されて車幅方向に沿って延在する後方部43と、これらの前方部41および後方部43の間に配置された湾曲部45と、を有する。第3の整流板33を例にとって具体的に説明すると、前方部41は、底面視において前後方向に沿って直線状に延在している。湾曲部45は、前方部41の後端から車幅方向の右側に向けてなだらかに湾曲して円弧状に延在しており、後方部43は、湾曲部45の後端から車幅方向の右側に向けて延在している。ここで、第1の整流板31および第2の整流板32の後方部43は、車幅方向の左側(車幅方向の外側)に向けて延在する外側後方部43Aに形成され、第3の整流板33および第4の整流板34の後方部43は、車幅方向の右側(車幅方向の内側)に向けて延在する内側後方部43Bに形成されている。このように、第1の整流板31および第2の整流板32の外側後方部43Aと、第3の整流板33および第4の整流板34の内側後方部43Bとは、延在方向が互いに反対に設定されている。また、横板35は、底面視がV字状に形成され、車幅方向の中央部が前方に突出する凸部47に形成されている。なお、外側後方部43Aは、車両後方かつ車幅方向左側(車幅方向外側)に向けて斜め方向に延在し、内側後方部43Bは、車両後方かつ車幅方向右側(車幅方向内側)に向けて斜め方向に延在している。
また、第1の整流板31〜第4の整流板34においては、整流板23の高さは、後方に行くにつれて徐々に高くなるように形成されている。図3を用いて、第2の整流板32を例にとって具体的に説明する。
第2の整流板32の前端縁51および後端縁53は、上下方向に沿って延在し、前端縁51の下端および後端縁53の下端同士を結ぶ下端縁55は、側方から見て直線状に斜めに傾斜している。即ち、第2の整流板32の高さは、後方に行くにつれて徐々に高くなるように形成されている。前端の高さはH1であり、後端の高さはH2に設定され、高さH2は高さH1よりも高く設定されている。
次に、第1の実施形態による走行風の流れを説明する。
図4,5に示すように、第1の整流板31の車幅方向の左側から後方に向かう第1走行風61は、第1の整流板に沿って流れるため、第1の整流板31の後方部で流れ方向を変えて車幅方向の左側から排出される。第2の整流板32の車幅方向の左側から後方に向かう第2走行風62も第2の整流板32の後方部で流れ方向を変えて車幅方向の左側から排出される。
第2の整流板32と第3の整流板33との間から後方に向かう第3走行風63は、横板35の凸部47に当たって分岐し、車幅方向の左側と右側から2つに分かれて排出される。
第3の整流板33と第4の整流板34との間から後方に向かう第4走行風64は、第3の整流板33の後方部で流れ方向を変えて車幅方向の右側から排出される。第4の整流板34の車幅方向の右側から後方に向かう第5走行風65も第4の整流板34の後方部で流れ方向を変えて車幅方向の右側から排出される。なお、図5に示すように、第1走行風61〜第5走行風65は、整流板23から排出されたあとで、タイヤ9の側方を流れる。デフレクタ21の下側から後方に流れる走行風66は、タイヤ9の下部に当たる。
これに対して、図6に示す比較例のフェンダープロテクタ71においては、前側延設部73の延設板77の下面79に整流板が設けられていないため、走行風81がデフレクタ21に直接に当たったあとで、タイヤ9の下部に流れる。
以下に、第1の実施形態による作用効果を説明する。
(1)第1の実施形態に係るフェンダープロテクタ1は、車体のホイールアーチ部に装着され、前部には前方に向けて延在する前側延設部3が設けられている。前側延設部3の下面19には、下方に突出して車幅方向に沿って延在するデフレクタ21と、該デフレクタ21の前方に配置されて下方に突出する整流板23とが設けられ、整流板23は、前後方向に沿って延在する前方部41と、該前方部41の後側に配置されて車幅方向に沿って延在する後方部43と、を有する。
整流板23の後方部43は、車幅方向に沿って延在している。よって、車体に対して後方に向かう走行風61〜65は、整流板23の後方部43によって車幅方向に逃げるように排出されるため、デフレクタ21に直接的に当たる走行風61〜65の空気量が減少する。これに伴って、デフレクタ21に当たった後にデフレクタ21の下部を流れてタイヤ9に当たる走行風66の空気量も減少するため、車両が受ける空気抵抗が低減して燃費向上を図ることができる。
(2)整流板23の高さは、後方に行くにつれて徐々に高くなるように形成された。
整流板23を、後方に行くにつれて徐々に高くなるように形成しているため、デフレクタ21に近づくにつれて整流板23が高くなる。このため、デフレクタ21に近づくにつれて車幅方向に逃げる空気量が増える。よって、デフレクタ21に当たる走行風の空気量が減少するので、車両が受ける空気抵抗が低減して更なる燃費向上を図ることができる。
(3)整流板23の後方部43は、車幅方向の内側に向けて延在する内側後方部43Bと、車幅方向の外側に向けて延在する外側後方部43Aと、を有する。
整流板23の後方部43が内側後方部43Bと外側後方部43Aとを有するため、後方に向かう走行風は、整流板23によって車幅方向の内側と外側とに分かれて流れる。従って、デフレクタ21に当たる走行風の空気量が減少するので、車両の空気抵抗が低減して更なる燃費向上を図ることができる。
[第2の実施形態]
次いで、第2の実施形態について説明する。ただし、第1の実施形態と同じ構成については、同一符号を付けて説明を省略する。
図7(a)に示すように、第2の実施形態に係るフェンダープロテクタ101においては、第1の実施形態に係るフェンダープロテクタ1に対して横板35を設けておらず、その他の構成はフェンダープロテクタ1と同一である。
図7(b)に示すように、第1の整流板31の車幅方向の左側から後方に向かう第1走行風61は、第1の整流板31に沿って流れるため、第1の整流板31の後方部43で流れ方向を変えて車幅方向の左側から排出される。第2の整流板32の車幅方向の左側から後方に向かう第2走行風62も第2の整流板32の後方部43で流れ方向を変えて車幅方向の左側から排出される。
第2の整流板32と第3の整流板33との間から後方に向かう第3走行風63は、デフレクタ21に直接に当たったあとに左右に分岐し、車幅方向の左側と右側から2つに分かれて排出される。
第3の整流板33と第4の整流板34との間から後方に向かう第4走行風64は、第3の整流板33の内側後方部43Bで流れ方向を変えて車幅方向の右側から排出される。第4の整流板34の車幅方向の右側から後方に向かう第5走行風65も第4の整流板34の内側後方部43Bで流れ方向を変えて車幅方向の右側から排出される。
以下に、第2の実施形態による作用効果を説明する。
(1)第2の実施形態においては、横板を設けていない。
ただし、この場合でも、第1の整流板31〜第4の整流板34を設けているため、走行風の大部分が車幅方向の左右両側に排出されて、デフレクタ21の下側からタイヤ9に当たる走行風66の空気量も減少するので、車両が受ける空気抵抗が低減して燃費向上を図ることができる。
[第3の実施形態]
次いで、第3の実施形態について説明する。ただし、第1,2の実施形態と同じ構成については、同一符号を付けて説明を省略する。
図8(a)に示すように、第3の実施形態に係るフェンダープロテクタ201においては、第1の実施形態に係るフェンダープロテクタ1に対して整流板が左右それぞれ1つずつ多く配設されており、その他の構成はフェンダープロテクタ1と同一である。
整流板は、車幅方向の最も左側に配置された第5の整流板231と、第5の整流板231の車幅方向の右側に隣接して配置された第6の整流板232と、第6の整流板232の車幅方向の右側に隣接して配置された第7の整流板233と、第7の整流板233の車幅方向の右側に隣接して配置された第8の整流板234と、第8の整流板234の車幅方向の右側に隣接して配置された第9の整流板235と、第9の整流板235の車幅方向の右側(即ち、車幅方向の最も右側)に隣接して配置された第10の整流板236と、デフレクタ21の前側に配置された横板35と、から構成される。
ここで、第5の整流板231〜第7の整流板233の後方部243は、車幅方向の左側(車幅方向の外側)に向けて延在する外側後方部243Aに形成され、第8の整流板234〜第10の整流板236の後方部243は、車幅方向の右側(車幅方向の内側)に向けて延在する内側後方部243Bに形成されている。このように、第5の整流板231〜第7の整流板233の外側後方部243Aと、第8の整流板234〜第10の整流板236の内側後方部243Bとは、延在方向が互いに反対に設定されている。
図8(b)に示すように、第5の整流板231の車幅方向の左側から後方に向かう第1走行風261は、第5の整流板231に沿って流れるため、第5の整流板231の外側後方部243Aで流れ方向を変えて車幅方向の左側から排出される。第2走行風262および第3走行風263も同様である。
第7の整流板233と第8の整流板234との間から後方に向かう第4走行風264は、横板35の凸部47に当たって分岐し、車幅方向の左側と右側から2つに分かれて排出される。
第8の整流板234と第9の整流板235との間から後方に向かう第5走行風265は、第8の整流板234の内側後方部243Bで流れ方向を変えて車幅方向の右側から排出される。第6走行風266〜第7走行風267も同様である。
以下に、第3の実施形態による作用効果を説明する。
(1)第3の実施形態に係るフェンダープロテクタ201においては、第1実施形態に係るフェンダープロテクタ1よりも整流板の設置数を左右で1つずつ増やした。従って、車幅方向に逃げる走行風の風量が増えるため、デフレクタ21に直接的に当たる走行風261〜267の空気量が減少する。
[第4の実施形態]
次いで、第4の実施形態について説明する。ただし、第1〜3の実施形態と同じ構成については、同一符号を付けて説明を省略する。
第4の実施形態に係るフェンダープロテクタ301においては、整流板323が1枚の場合を示す。
図9(a)に示すように、整流板323は、前方部341と、分岐部342において、外側後方部343Aと内側後方部343Bとに左右に分かれて延びている。後方部343は、車幅方向の左側(車幅方向の外側)に向けて延在する外側後方部343Aと、車幅方向の右側(車幅方向の内側)に向けて延在する内側後方部343Bとから構成されている。
図9(b)に示すように、整流板323の車幅方向の左側から後方に向かう第1走行風361は、整流板323に沿って流れるため、整流板323の外側後方部343Aで流れ方向を変えて車幅方向の左側から排出される。整流板323の車幅方向の右側から後方に向かう第2走行風362は、整流板323に沿って流れるため、整流板323の内側後方部343Bで流れ方向を変えて車幅方向の右側から排出される。
以下に、第4の実施形態による作用効果を説明する。
(1)第4の実施形態に係るフェンダープロテクタ301においては、前方部341が1つのため、整流板の構成が簡素になって製造コストが安価になる。
[第5の実施形態]
次いで、第5の実施形態について説明する。ただし、第1〜4の実施形態と同じ構成については、同一符号を付けて説明を省略する。
第5の実施形態に係るフェンダープロテクタ401においては、整流板423が1枚の場合を示す。
図10(a)に示すように、整流板423は、前方部441と、後方部443と、湾曲部445と、から底面視においてJ字状に湾曲している。具体的には、前方部441は、前後方向に沿って延びている。後方部443は、車幅方向の左側(車幅方向の外側)に向けて延在する外側後方部443Aに形成されている。
図10(b)に示すように、整流板423の車幅方向の左側から後方に向かう走行風461は、整流板423に沿って流れるため、整流板423の外側後方部443Aで流れ方向を変えて車幅方向の左側から排出される。
以下に、第5の実施形態による作用効果を説明する。
(1)第5の実施形態に係るフェンダープロテクタ401においては、整流板423が底面視においてJ字状に形成されているため、整流板423の構成が非常に簡素になって製造コストが安価になる。
[第6の実施形態]
次いで、第6の実施形態について説明する。ただし、第1〜5の実施形態と同じ構成については、同一符号を付けて説明を省略する。
第6の実施形態に係るフェンダープロテクタ501においては、整流板523が1枚の場合を示す。
図11(a)に示すように、整流板523は、前方部541と、後方部543と、湾曲部545と、から底面視においてJ字状に湾曲している。具体的には、前方部541は、前後方向に沿って延びている。後方部543は、車幅方向の右側(車幅方向の内側)に向けて延在する内側後方部543Bに形成されている。
図11(b)に示すように、整流板523の車幅方向の右側から後方に向かう走行風561は、整流板523に沿って流れるため、整流板523の内側後方部543Bで流れ方向を変えて車幅方向の右側から排出される。
以下に、第6の実施形態による作用効果を説明する。
(1)第6の実施形態に係るフェンダープロテクタ501においては、整流板523が底面視においてJ字状に形成されているため、整流板523の構成が非常に簡素になって製造コストが安価になる。
[第7の実施形態]
次いで、第7の実施形態について説明する。ただし、第1〜6の実施形態と同じ構成については、同一符号を付けて説明を省略する。
第7の実施形態に係るフェンダープロテクタ601においては、第1の実施形態に係るフェンダープロテクタ1に対して、整流板の断面構造が相違する。なお、整流板の配置する位置や整流板の底面視の形状は同等である。
図12(a)に示すように、整流板23は、車幅方向の最も左側に配置された第11の整流板631と、第11の整流板631の車幅方向の右側に隣接して配置された第12の整流板632と、第12の整流板632の車幅方向の右側に隣接して配置された第13の整流板633と、第13の整流板633の車幅方向の右側(即ち、車幅方向の最も右側)に隣接して配置された第14の整流板634と、デフレクタ21の前側に配置された横板635と、から構成される。
図12(b)に示すように、整流板23は、下方に延びるU字状のリブに形成されている。具体的には、下方に延びる一対の側壁640,641と、側壁640,641の下端同士を連結する底壁642と、から一体に形成されている。
以下に、第7の実施形態による作用効果を説明する。
(1)整流板23は、下方に突出するU字状のリブに形成されているため、板状の整流板よりも剛性が高くなる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の技術思想に基づいて種々の変更および変形が可能である。
例えば、前記実施形態では、車両の前部でかつ車幅方向の左側に配置されたタイヤ9を覆うフェンダープロテクタについて説明したが、車幅方向の右側に配置するフェンダープロテクタに本発明を適用してもよい。
1,101,201,301,401,501,601 フェンダープロテクタ
3 前側延設部
19 下面
21 デフレクタ
23 整流板
41,341,441,541 前方部
43,243,343,443,543 後方部
43A,243A,343A,443A 外側後方部(後方部)
43B,243B,343B,543B 内側後方部(後方部)

Claims (3)

  1. 車体のホイールアーチ部に装着され、前部には前方に向けて延在する前側延設部が設けられたフェンダープロテクタであって、
    前記前側延設部の下面には、下方に突出して車幅方向に沿って延在するデフレクタと、該デフレクタの前方に配置されて下方に突出する整流板とが設けられ、
    前記整流板は、前後方向に沿って延在する前方部と、該前方部の後側に配置されて車幅方向に沿って延在する後方部と、を有する
    ことを特徴とするフェンダープロテクタ。
  2. 請求項1に記載のフェンダープロテクタであって、
    前記整流板の高さは、後方に行くにつれて徐々に高くなるように形成された
    ことを特徴とするフェンダープロテクタ。
  3. 請求項1または2に記載のフェンダープロテクタであって、
    前記整流板の後方部は、車幅方向の内側に向けて延在する内側後方部と、車幅方向の外側に向けて延在する外側後方部と、を有する
    ことを特徴とするフェンダープロテクタ。
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CN111989256A (zh) * 2018-04-16 2020-11-24 马自达汽车株式会社 车辆的车身下部构造

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