JP2017094701A - 射出成形機及びそれに用いる表面加飾金型 - Google Patents

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    • B29C45/14688Coating articles provided with a decoration

Abstract

【課題】生産性を高め且つ外観良好な成形品を製造できる射出成形機及び表面加飾金型を提供する。【解決手段】表面加飾金型は、真空ベントを備える射出コアと、射出コアと閉合することで形成される第一モールドキャビティに原料を射出し初歩成形品を成形する第一キャビティと、真空ベントを備える加飾コアと、移動することで加飾コアと閉合でき、加飾コアとの接触面(内表面)上にフィルムが貼合され、真空ベント及びヒーターを備える第二キャビティと、射出コア及び加飾コアと連結しており、回転することで一次側に位置する射出コアを二次側へ移動できるロータリーテーブルと、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、射出成形機及びそれに用いる金型、特に射出成形及び表面加飾を一体化できる金型の射出成形機に関するものである。
近年、様々な形状のプラスチックカバー又は金属カバーが、ノートパソコン、携帯電話、タブレット型パソコン等に使用されている。
こうしたカバー製品の製造過程では、キャビティ(熱可塑性樹脂を射出)を形成するために用いる金型を備えた射出成形機がよく用いられている。この成形機ではキャビティへ向けてプラスチック材料又は金属原料を射出した後、金型を冷却し、原料を固化させることでプラスチックカバー製品を製造する。
台湾特許公告第590871号「樹脂成形機」は、廃材取り出し機を不要にしてコストを低減でき、またサイクル時間が短縮できるとともに、廃材量を削減できる樹脂成形機を提供する。この発明の解決手段である樹脂成形機は、キャビティCに連通するゲート13aを有する固定側キャビティプレート13と、ゲート13aを介してキャビティC内に成形材料を供給するスプル16aが形成されたスプルブッシュ16とを備えた樹脂成形機において、固定側キャビティプレート13とスプルブッシュ16との間にランナプレート20を配設し、ランナプレート20を成形位置Aと該成形位置Aとは異なる位置にて廃材を排出する排出位置B1,B2との間で往復直線移動させるシリンダ機構(ランナプレート駆動手段)25と、排出位置B1又はB2にて廃材を排出する排出通路(廃材排出手段)30とを備える。
塗布によりインクをカバーに付着させデザインを施す方法は環境問題を引き起こすため、既に全面禁止となっている。
フィルム貼合又はインク転写によりカバーを美化し又はカバーが必要とする機能を付加する従来の主な方法として、インモールド加飾及びアウトサイドモールド加飾がある。
台湾特許公告第590871号
このうちインモールド加飾は、まず、フィルム又はインクを金型内に入れるものであり、次の二つの工程が含まれる。インクを高圧成形機内に入れ、加熱、真空抜き、高圧等を行うことでフィルムを成形する第一工程、成形したフィルムを射出成形機の金型内に入れ、プラスチック材料の射出を行う第二工程である。つまり、射出したプラスチック材料をフィルムに結合させることにより、成形品の構造強度上昇及び外観美化という効果を得る。
一方、アウトサイドモールド加飾は、製造が完了したプラスチックカバー又は金属カバーの表面にフィルム貼合を行うものであり、二つの工程が含まれる。射出成形機を使用して射出を行い、成形品を得る第一工程、成形品を射出成形機から取り出し、真空成形設備を用いて成形品にフィルムを貼合する第二工程である。
しかし、上記インモールド加飾方法では、第二工程でインクにより成形されたフィルムを金型内に入れプラスチック材料を射出する際、インクの耐熱温度は約135度であるがプラスチック材料の温度は200度以上であり、接触温度が高すぎるためインクが溶けてしまう問題がある。
また、アウトサイドモールド加飾を用いた場合、まず、第一工程を行う必要がある。即ち、まず、射出成形機を使用して成形カバーを射出する第一工程を行ってから、真空成形設備を用いてフィルムを貼合する第二工程を行う。この方法は、成形後に射出成形機から取り出し別の設備を用いて加飾を行う必要があるため、過度に煩雑となり同一工程で製造を完成させることができない。
さらに、上記の方法では、フィルムと金型との間の精密な位置関係がずれてしまうという問題がある。これは射出成形後のカバーとフィルムとの貼合不良を起こし、不良品となってしまう場合もある。
よって、現行のカバー製造方法及び設備の欠点をどのように改善するか、そして経済的な技術及び機械設備をどのように提供するか、ということは業界が研究を重ね解決を図る必要がある問題である。
本発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたものであって、両側に金型を備え、アウトサイドモールド加飾の第一工程と第二過程とを一体化することで生産性を高め、且つ外観良好な成形品を製造することができる射出成形機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
[1]真空ベントを備えている射出コアと、
ダブルモールド射出成形機の一次側に位置し、前記射出コアと閉合することで形成される第一モールドキャビティに原料を射出し初歩成形品を成形する第一キャビティと、
真空ベントを備えている加飾コアと、
ダブルモールド射出成形機の二次側に位置し、移動することで前記加飾コアと閉合することができ、前記加飾コアとの接触面(内表面)上にフィルムが貼合され、真空ベント及びヒーターを備えている第二キャビティと、
前記射出コア及び前記加飾コアと連結しており、回転することで一次側に位置する前記射出コアを二次側へ移動させることができるロータリーテーブルと、
を有することを特徴とするダブルモールド射出成形機に用いる表面加飾金型。
[2]前記ロータリーテーブルにより初歩成形品を二次側まで移動させ、前記第二キャビティと閉合する際に、前記射出コア又は前記加飾コア上の真空ベントにより真空抜きを行うことで、フィルムと初歩成形品とを貼合することを特徴とする前記[1]に記載の表面加飾金型。
[3]フィルム供給器を使用してフィルムを第二キャビティの内表面側へ送り、フィルムが第二キャビティに貼合された際に、第二キャビティ上のヒーターでフィルムを予め加熱し、且つ第二キャビティ上のヒーターの温度はプラスチック原料の融点より低いことを特徴とする前記[1]に記載の表面加飾金型。
[4]第二キャビティは、裁断具を備えていることを特徴とする前記[1]に記載の表面加飾金型。
[5]前記フィルムは図柄又は文字がインク印刷され、前記インクは熱転写インク又は昇華転写インクであることを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の表面加飾金型。
[6]前記インクは初歩成形品の表面に転写されることを特徴とする前記[5]に記載の表面加飾金型。
[7]前記フィルムの材質がポリカーボネート又はポリエチレンであり、表面加飾金型の材質は金属であることを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の表面加飾金型。
[8]前記[1]から前記[7]のいずれかに記載の表面加飾金型を有していることを特徴とするダブルモールド射出成形機。
前記[1]の発明では、表面加飾金型において原料が射出されると、一次側に位置する射出コアと第一キャビティとの両者が閉合することで形成される第一モールドキャビティにより、初歩成形品が成形される。そして、ロータリーテーブルにより初歩成形品を備えた射出コアを二次側へ移動させ、加飾コアと第二キャビティとが閉合し、初歩成形品と第二キャビティの内表面上のフィルムとが貼合されることで、初歩成形品の表面加飾が完成する。
前記[2]の発明では、射出コア又は加飾コア上の真空ベントにより真空抜きを行いフィルムと初歩成形品とを貼合するため、フィルムと初歩成形品との間にしわができず、外観良好な射出成形品又は必要な機能を備えた射出成形品が提供可能となる。
前記[3]の発明では、フィルム供給器を使用してフィルムを第二キャビティの内表面側へ送るため、途絶えることなくフィルムが提供され表面加飾が行われる。また、第二キャビティはヒーターを備えているため、フィルムを予め加熱することで初歩成形品とより貼合しやすくなる。このほか、第二キャビティ上のヒーターの温度はプラスチック原料の融点より低く設定されているため、フィルム上に印刷されたインクが拡散したりにじむことがなくなる。したがって、外観良好な射出成形品を提供できる。
前記[4]の発明では、第二キャビティは裁断具を備えているため、フィルムと初歩成形品とが貼合されたとき、すぐにフィルムを適当な大きさに裁断することが可能となり、外観良好な射出成形品を提供できる。
前記[5]及び[6]の発明では、フィルム表面にインクで図又は文字が転写されているため、フィルムが初歩成形品に貼合したときに、フィルムそのものが貼り付き又はインクが転写することで、美化又は射出成形品に機能を付加することができる。
前記[7]の発明では、外観良好な射出成形品を提供できる。
前記[8]の発明では、成形品を射出する工程及びフィルムを表面加飾する工程を一体化することができる。すなわち、同一工程において成形品に射出を行いながらフィルムに表面加飾を行うことで可能となり、生産性が向上し、24時間射出成形品を生産し続けることができる。
本発明の表面加飾金型の好ましい実施形態を示す側面図である。 本発明の表面加飾金型を使用した際の、射出成形工程を示す概略図である。 本発明のロータリーテーブルを使用し、一次側に位置する射出コアを二次側へ移動させる概略図である。 本発明の表面加飾金型を使用し、フィルムを貼合する模式図である。 本発明の射出成形機の好ましい実施形態を示す側面図である。
以下、図を参照しながら本発明において詳しく説明する。
図1は本発明の表面加飾金型の好ましい実施形態を示したものである。表面加飾金型1は、射出コア11、第一キャビティ12、加飾コア13、第二キャビティ14及びロータリーテーブル15を備える。
射出コア11は、第一キャビティと接触する内側面に近いところに真空ベント111を備え、第一キャビティ12と射出コア11とが閉合した後、射出コア11及び第一キャビティ12が閉合することで形成される第一モールドキャビティ16に原料5を射出し、初歩成形品4が成形される。
本明細書において、「一次側17」とは、第一キャビティ12が位置する側のことを指す。
加飾コア13は、射出コア11と同様に、真空ベント131を備える。
第二キャビティ14は移動することで加飾コア13と閉合され、加飾コア13との接触面(内表面141)上にはフィルム61が貼合されている。このほか、第二キャビティ14は、加飾コア13との接触面(内表面141)上にヒーター142及び真空ベント143を備える。ヒーター142は、フィルム61を第二キャビティ14に貼合する際にフィルム61を予め加熱すると同時に、真空ベント143の負圧によりフィルム61を内表面141上に貼合するために用いる。
本明細書中において、「二次側18」とは、第二キャビティ14が位置する側のことを指す。
ロータリーテーブル15は、射出コア11及び加飾コア13と連結され、回転により一次側17に位置する射出コア11を二次側18へ移動させ、加飾コア13を一次側17に移動させる。
図2に示すように、射出コア11と第一キャビティ12とが閉合した後、第一モールドキャビティ16に原料5を射出し、初歩成形品4が成形される。
図3に示すように、初歩成形品4が成形された後、キャビティを開き、ロータリーテーブル15により初歩成形品4を二次側18へ移動させることができる。
図4に示すように、第二キャビティ14が閉合することで、第二キャビティ14上に吸着されたフィルム61を初歩成形品4上に被覆することができ、又は、フィルム61上のインクを初歩成形品4上に転写させることができる。
このほか、初歩成形品4を二次側18へ移動させ第二キャビティ14と閉合したとき、射出コア11又は加飾コア13上の真空ベント111、131により真空抜きが行われ、フィルム61と初歩成形品4とを貼合させる、又は、フィルム61上のインクを初歩成形品4上に転写させることができる。
このほか、フィルム61全体が初歩成形品4に貼合されたとき、第二キャビティ14上の裁断具によりフィルム61を初歩成形品4に合う大きさに切断することができる。
図5に示すように、フィルム61は、フィルム供給機6を使用して第二キャビティ14の内表面側141へ送られる。
フィルム61は、フィルム供給機6を使用して第二キャビティ14の内表面側141へ送られるため、途切れることなくフィルム61が供給され、初歩成形品4を有する射出コア11と第二キャビティ14とが閉合するとき、フィルム61を初歩成形品4上に貼合、又はフィルム61上のインクを初歩成形品4上に転写させることができる。
そして、加飾コア13が一次側17に移動した際は、射出コアとして使用することになるが、工程はこれまで述べたものと同一であり、フィルムが被覆された射出成形品を同様に生産できる。
上記のように、本発明の表面加飾金型では、ロータリーテーブル15の連続回転を利用し、成形品の射出工程及びフィルムの表面加飾工程を一体化することができる。即ち、同一工程において初歩成形品の射出を行いながらフィルムの表面加飾を行うことができ、生産性が向上し、24時間射出成形品を生産し続けることができる。
本発明の表面加飾金型は、射出成形工程及び表面加飾工程を一体化し、表面加飾金型を有する射出成形機を使用することで、同一工程において射出成形及び表面加飾を行うことが可能となり、射出成形品の生産性が向上する。
ここで使用した用語及び上記の説明は、本発明の実施形態を説明するためのものであるが、本発明はこれに限定されない。本発明で開示された特殊事項のいかなる均等物も排除されるべきではない。また、本発明の請求範囲の各種変形も受け入れられると理解されなければならない。
1 金型
11 射出コア
111 真空ベント
12 第一キャビティ
13 加飾コア
131 真空ベント
14 第二キャビティ
141 内表面
142 ヒーター
143 真空ベント
15 ロータリーテーブル
16 第一モールドキャビティ
17 一次側
18 二次側
19 第二モールドキャビティ
2 第一射出ノズル
3 第二射出ノズル
4 初歩成形品
5 原料
6 フィルム供給機
61 フィルム
7 射出成形機
本発明は、射出成形機及びそれに用いる金型、特に射出成形及び表面加飾を一体化できる金型の射出成形機に関するものである。
近年、様々な形状のプラスチックカバー又は金属カバーが、ノートパソコン、携帯電話、タブレット型パソコン等に使用されている。
こうしたカバー製品の製造過程では、キャビティ(熱可塑性樹脂を射出)を形成するために用いる金型を備えた射出成形機がよく用いられている。この成形機ではキャビティへ向けてプラスチック材料又は金属原料を射出した後、金型を冷却し、原料を固化させることでプラスチックカバー製品を製造する。
台湾特許公告第590871号「樹脂成形機」は、廃材取り出し機を不要にしてコストを低減でき、またサイクル時間が短縮できるとともに、廃材量を削減できる樹脂成形機を提供する。この発明の解決手段である樹脂成形機は、キャビティCに連通するゲート13aを有する固定側キャビティプレート13と、ゲート13aを介してキャビティC内に成形材料を供給するスプル16aが形成されたスプルブッシュ16とを備えた樹脂成形機において、固定側キャビティプレート13とスプルブッシュ16との間にランナプレート20を配設し、ランナプレート20を成形位置Aと該成形位置Aとは異なる位置にて廃材を排出する排出位置B1,B2との間で往復直線移動させるシリンダ機構(ランナプレート駆動手段)25と、排出位置B1又はB2にて廃材を排出する排出通路(廃材排出手段)30とを備える。
塗布によりインクをカバーに付着させデザインを施す方法は環境問題を引き起こすため、既に全面禁止となっている。
フィルム貼合又はインク転写によりカバーを美化し又はカバーが必要とする機能を付加する従来の主な方法として、インモールド加飾及びアウトサイドモールド加飾がある。
台湾特許公告第590871号
このうちインモールド加飾は、まず、フィルム又はインクを金型内に入れるものであり、次の二つの工程が含まれる。インクを高圧成形機内に入れ、加熱、真空抜き、高圧等を行うことでフィルムを成形する第一工程、成形したフィルムを射出成形機の金型内に入れ、プラスチック材料の射出を行う第二工程である。つまり、射出したプラスチック材料をフィルムに結合させることにより、成形品の構造強度上昇及び外観美化という効果を得る。
一方、アウトサイドモールド加飾は、製造が完了したプラスチックカバー又は金属カバーの表面にフィルム貼合を行うものであり、二つの工程が含まれる。射出成形機を使用して射出を行い、成形品を得る第一工程、成形品を射出成形機から取り出し、真空成形設備を用いて成形品にフィルムを貼合する第二工程である。
しかし、上記インモールド加飾方法では、第二工程でインクにより成形されたフィルムを金型内に入れプラスチック材料を射出する際、インクの耐熱温度は約135度であるがプラスチック材料の温度は200度以上であり、接触温度が高すぎるためインクが溶けてしまう問題がある。
また、アウトサイドモールド加飾を用いた場合、まず、第一工程を行う必要がある。即ち、まず、射出成形機を使用して成形カバーを射出する第一工程を行ってから、真空成形設備を用いてフィルムを貼合する第二工程を行う。この方法は、成形後に射出成形機から取り出し別の設備を用いて加飾を行う必要があるため、過度に煩雑となり同一工程で製造を完成させることができない。
さらに、上記の方法では、フィルムと金型との間の精密な位置関係がずれてしまうという問題がある。これは射出成形後のカバーとフィルムとの貼合不良を起こし、不良品となってしまう場合もある。
よって、現行のカバー製造方法及び設備の欠点をどのように改善するか、そして経済的な技術及び機械設備をどのように提供するか、ということは業界が研究を重ね解決を図る必要がある問題である。
本発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたものであって、両側に金型を備え、アウトサイドモールド加飾の第一工程と第二過程とを一体化することで生産性を高め、且つ外観良好な成形品を製造することができる射出成形機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
[1]真空ベントを備えている射出コアと、
ダブルモールド射出成形機の一次側に位置し、前記射出コアと閉合することで形成される第一モールドキャビティに原料を射出し射出成形品を成形する第一キャビティと、
真空ベントを備えている加飾コアと、
ダブルモールド射出成形機の二次側に位置し、移動することで前記加飾コアと閉合することができ、前記加飾コアとの接触面(内表面)上にフィルムが貼合され、真空ベント及びヒーターを備えている第二キャビティと、
前記射出コア及び前記加飾コアと連結しており、回転することで一次側に位置する前記射出コアを二次側へ移動させることができるロータリーテーブルと、
を有することを特徴とするダブルモールド射出成形機に用いる表面加飾金型。
[2]前記ロータリーテーブルにより射出成形品を二次側まで移動させ、前記第二キャビティと閉合する際に、前記射出コア又は前記加飾コア上の真空ベントにより真空抜きを行うことで、フィルムと射出成形品とを貼合することを特徴とする前記[1]に記載の表面加飾金型。
[3]フィルム供給器を使用してフィルムを第二キャビティの内表面側へ送り、フィルムが第二キャビティに貼合された際に、第二キャビティ上のヒーターでフィルムを予め加熱し、且つ第二キャビティ上のヒーターの温度はプラスチック原料の融点より低いことを特徴とする前記[1]に記載の表面加飾金型。
[4]第二キャビティは、裁断具を備えていることを特徴とする前記[1]に記載の表面加飾金型。
[5]前記フィルムは図柄又は文字がインク印刷され、前記インクは熱転写インク又は昇華転写インクであることを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の表面加飾金型。
[6]前記インクは射出成形品の表面に転写されることを特徴とする前記[5]に記載の表面加飾金型。
[7]前記フィルムの材質がポリカーボネート又はポリエチレンであり、表面加飾金型の材質は金属であることを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の表面加飾金型。
[8]前記[1]から前記[7]のいずれかに記載の表面加飾金型を有していることを特徴とするダブルモールド射出成形機。
前記[1]の発明では、表面加飾金型において原料が射出されると、一次側に位置する射出コアと第一キャビティとの両者が閉合することで形成される第一モールドキャビティにより、射出成形品が成形される。そして、ロータリーテーブルにより射出成形品を備えた射出コアを二次側へ移動させ、加飾コアと第二キャビティとが閉合し、射出成形品と第二キャビティの内表面上のフィルムとが貼合されることで、射出成形品の表面加飾が完成する。
前記[2]の発明では、射出コア又は加飾コア上の真空ベントにより真空抜きを行いフィルムと射出成形品とを貼合するため、フィルムと射出成形品との間にしわができず、外観良好な表面加飾射出成形品又は必要な機能を備えた表面加飾射出成形品が提供可能となる。
前記[3]の発明では、フィルム供給器を使用してフィルムを第二キャビティの内表面側へ送るため、途絶えることなくフィルムが提供され表面加飾が行われる。また、第二キャビティはヒーターを備えているため、フィルムを予め加熱することで射出成形品とより貼合しやすくなる。このほか、第二キャビティ上のヒーターの温度はプラスチック原料の融点より低く設定されているため、フィルム上に印刷されたインクが拡散したりにじむことがなくなる。したがって、外観良好な表面加飾射出成形品を提供できる。
前記[4]の発明では、第二キャビティは裁断具を備えているため、フィルムと射出成形品とが貼合されたとき、すぐにフィルムを適当な大きさに裁断することが可能となり、外観良好な表面加飾射出成形品を提供できる。
前記[5]及び[6]の発明では、フィルム表面にインクで図又は文字が転写されているため、フィルムが射出成形品に貼合したときに、フィルムそのものが貼り付き又はインクが転写することで、美化又は表面加飾射出成形品に機能を付加することができる。
前記[7]の発明では、外観良好な表面加飾射出成形品を提供できる。
前記[8]の発明では、成形品を射出する工程及びフィルムを表面加飾する工程を一体化することができる。すなわち、同一工程において成形品に射出を行いながらフィルムに表面加飾を行うことで可能となり、生産性が向上し、24時間表面加飾射出成形品を生産し続けることができる。
本発明の表面加飾金型の好ましい実施形態を示す側面図である。 本発明の表面加飾金型を使用した際の、射出成形工程を示す概略図である。 本発明のロータリーテーブルを使用し、一次側に位置する射出コアを二次側へ移動させる概略図である。 本発明の表面加飾金型を使用し、フィルムを貼合する模式図である。 本発明の射出成形機の好ましい実施形態を示す側面図である。
以下、図を参照しながら本発明において詳しく説明する。
図1は本発明の表面加飾金型の好ましい実施形態を示したものである。表面加飾金型1は、射出コア11、第一キャビティ12、加飾コア13、第二キャビティ14及びロータリーテーブル15を備える。
射出コア11は、第一キャビティと接触する内側面に近いところに真空ベント111を備え、第一キャビティ12と射出コア11とが閉合した後、射出コア11及び第一キャビティ12が閉合することで形成される第一モールドキャビティ16に原料5を射出し、射出成形品4が成形される。
本明細書において、「一次側17」とは、第一キャビティ12が位置する側のことを指す。
加飾コア13は、射出コア11と同様に、真空ベント131を備える。
第二キャビティ14は移動することで加飾コア13と閉合され、加飾コア13との接触面(内表面141)上にはフィルム61が貼合されている。このほか、第二キャビティ14は、加飾コア13との接触面(内表面141)上にヒーター142及び真空ベント143を備える。ヒーター142は、フィルム61を第二キャビティ14に貼合する際にフィルム61を予め加熱すると同時に、真空ベント143の負圧によりフィルム61を内表面141上に貼合するために用いる。
本明細書中において、「二次側18」とは、第二キャビティ14が位置する側のことを指す。
ロータリーテーブル15は、射出コア11及び加飾コア13と連結され、回転により一次側17に位置する射出コア11を二次側18へ移動させ、加飾コア13を一次側17に移動させる。
図2に示すように、射出コア11と第一キャビティ12とが閉合した後、第一モールドキャビティ16に原料5を射出し、射出成形品4が成形される。
図3に示すように、射出成形品4が成形された後、キャビティを開き、ロータリーテーブル15により射出成形品4を二次側18へ移動させることができる。
図4に示すように、第二キャビティ14が閉合することで、第二キャビティ14上に吸着されたフィルム61を射出成形品4上に被覆することができ、又は、フィルム61上のインクを射出成形品4上に転写させることができる。
このほか、射出成形品4を二次側18へ移動させ第二キャビティ14と閉合したとき、射出コア11又は加飾コア13上の真空ベント111、131により真空抜きが行われ、フィルム61と射出成形品4とを貼合させる、又は、フィルム61上のインクを射出成形品4上に転写させることができる。
このほか、フィルム61全体が射出成形品4に貼合されたとき、第二キャビティ14上の裁断具によりフィルム61を射出成形品4に合う大きさに切断することができる。
図5に示すように、フィルム61は、フィルム供給機6を使用して第二キャビティ14の内表面側141へ送られる。
フィルム61は、フィルム供給機6を使用して第二キャビティ14の内表面側141へ送られるため、途切れることなくフィルム61が供給され、射出成形品4を有する射出コア11と第二キャビティ14とが閉合するとき、フィルム61を射出成形品4上に貼合、又はフィルム61上のインクを射出成形品4上に転写させることができる。
そして、加飾コア13が一次側17に移動した際は、射出コアとして使用することになるが、工程はこれまで述べたものと同一であり、フィルムが被覆された表面加飾射出成形品を同様に生産できる。
上記のように、本発明の表面加飾金型では、ロータリーテーブル15の連続回転を利用し、成形品の射出工程及びフィルムの表面加飾工程を一体化することができる。即ち、同一工程において射出成形品の射出を行いながらフィルムの表面加飾を行うことができ、生産性が向上し、24時間表面加飾射出成形品を生産し続けることができる。
本発明の表面加飾金型は、射出成形工程及び表面加飾工程を一体化し、表面加飾金型を有する射出成形機を使用することで、同一工程において射出成形及び表面加飾を行うことが可能となり、表面加飾射出成形品の生産性が向上する。
ここで使用した用語及び上記の説明は、本発明の実施形態を説明するためのものであるが、本発明はこれに限定されない。本発明で開示された特殊事項のいかなる均等物も排除されるべきではない。また、本発明の請求範囲の各種変形も受け入れられると理解されなければならない。
1 金型
11 射出コア
111 真空ベント
12 第一キャビティ
13 加飾コア
131 真空ベント
14 第二キャビティ
141 内表面
142 ヒーター
143 真空ベント
15 ロータリーテーブル
16 第一モールドキャビティ
17 一次側
18 二次側
19 第二モールドキャビティ
2 第一射出ノズル
3 第二射出ノズル
射出成形品
5 原料
6 フィルム供給機
61 フィルム
7 射出成形機

Claims (8)

  1. 真空ベントを備えている射出コアと、
    ダブルモールド射出成形機の一次側に位置し、前記射出コアと閉合することで形成される第一モールドキャビティに原料を射出し初歩成形品を成形する第一キャビティと、
    真空ベントを備えている加飾コアと、
    ダブルモールド射出成形機の二次側に位置し、移動することで前記加飾コアと閉合することができ、前記加飾コアとの接触面(内表面)上にフィルムが貼合され、真空ベント及びヒーターを備えている第二キャビティと、
    前記射出コア及び前記加飾コアと連結しており、回転することで一次側に位置する前記射出コアを二次側へ移動させることができるロータリーテーブルと、
    を有することを特徴とするダブルモールド射出成形機に用いる表面加飾金型。
  2. 前記ロータリーテーブルにより初歩成形品を二次側まで移動させ、前記第二キャビティと互いに閉合する際に、前記射出コア又は前記加飾コア上の真空ベントにより真空抜きを行うことで、前記フィルムと前記初歩成形品とを貼合することを特徴とする請求項1に記載の表面加飾金型。
  3. フィルム供給器を使用して前記フィルムを前記第二キャビティの内表面側へ送り、前記フィルムが前記第二キャビティに貼合された際に、前記第二キャビティ上の前記ヒーターで予め加熱し、且つ、前記第二キャビティ上の前記ヒーターの温度は、プラスチック原料の融点より低いことを特徴とする請求項1に記載の表面加飾金型。
  4. 前記第二キャビティは裁断具を備えていることを特徴とする請求項1に記載の表面加飾金型。
  5. 前記フィルムは図柄又は文字がインク印刷され、
    前記インクは熱転写インク又は昇華転写インクであることを特徴とする請求項1又は2に記載の表面加飾金型。
  6. 前記インクは前記初歩成形品の表面に転写されることを特徴とする請求項5に記載の表面加飾金型。
  7. 前記フィルムの材質がポリカーボネート又はポリエチレンであり、
    前記表面加飾金型の材質は金属であることを特徴とする請求項1又は2に記載の表面加飾金型。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の表面加飾金型を有していることを特徴とするダブルモールド射出成形機。
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