JP2017093996A - 内視鏡システム及びその表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】過去の画像を確認する場合の操作性を向上させ、術者の医療行為を確実に支援する内視鏡システムを提供する。【解決手段】内視鏡システムは、内視鏡により撮像された内視鏡画像を表示する表示部30と、内視鏡画像を記録すると共に、被検体を処置する処置具の処置タイミングに関する信号が与えられると、記録する内視鏡画像の時間軸上の記録位置に関連付けて頭出し情報を記録する記録部22と、ユーザ操作を検出すると、頭出し情報に関連する記録位置を起点として記録部に記録された内視鏡画像をタイムシフト再生すると共に、表示部を制御して、内視鏡により撮像中の内視鏡画像をライブ画像とする1画面表示から前記ライブ画像と前記タイムシフト再生によるタイムシフト再生画像との2画面表示に切換える制御部24とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡によって得られる画像を記録すると共に表示する内視鏡システム及びその表示方法に関する。
近年、内視鏡は医療用分野等において広く採用されるようになった。内視鏡によって得られる医療画像は、診断や症例の記録のために、種々のメディアに記録される。また、記録媒体の大容量化に伴って、内視鏡からの動画像の記録も行われるようになってきた。このような医療画像の録画処理はデジタル化されており、医療画像はコンピュータによって読み出し可能なファイル形式にて保存されることがある。
ところで、記録される医療画像のうち、例えば症例記録動画として必要なシーンは、その一部であることが一般的である。例えば、内視鏡では、安全、安心な手術を行うことが最優先であり、このため症例記録動画として重要なシーンとしては、例えば、切除や剥離処置、止血処置等が考えられる。しかしながら、医療画像の再生時において、このような重要なシーンの記録位置を確認する作業は容易ではなく、重要なシーンを見るための再生操作は煩雑である。
そこで、特許文献1においては、記録時において特徴点を検出し、この特徴点の情報を内視鏡画像に同期して記憶させておくことで、再生時において特徴点に対応した内視鏡動画の位置から再生を開始することができる技術が開示されている。これにより、特許文献1の装置においては、例えば手術の状況を録画し、録画した過去の画像を確認する場合において、操作者が再生をスタートさせる地点(時間)を検索することなく、特徴点から再生を開始することができる。
特開2011−36370号公報
しかしながら、特許文献1の提案では、録画した過去の画像を確認する場合の操作性を向上させ、短時間かつ簡単な操作で有益な動画を表示または再生することを目的としたものであり、手術等の医療行為の途中において、確実な医療行為を必ずしも支援することができるものではない。
例えば、内視鏡下外科手術の最中において、手術領域から予期しない出血が生じることがある。出血によって手術領域が覆い隠されてしまうこともあり、術者は血液を手術領域から取り去ると共に、出血位置を確認して止血処理を行う必要がある。しかしながら、出血によって観察範囲内の組織が血液によって覆い隠くされてしまうことから、術者が出血位置や出血の程度を確認することは容易ではない。この場合、術者は、記録されている観察画像を再生させることで、出血位置を確認することが考えられる。特許文献1の提案においても、過去に記録した内視鏡画像から出血時の画像部分を表示させることが可能である。しかしながら、特許文献1の提案だけでは、過去の画像と現在のライブ画像とを同一のモニタ上で同時に確認することができず、術者の医療行為を確実に支援することはできない。
本発明は、医療行為の途中において現在のライブ画像と術者が希望する再生位置からの追っかけ再生(タイムシフト再生)画像とを簡単な操作で同時に表示可能とすることにより、術者の医療行為を確実に支援することができる内視鏡システム及びその表示方法を提供することを目的とする。
本発明に係る内視鏡システムは、内視鏡により撮像された内視鏡画像を表示する表示部と、前記内視鏡画像を記録すると共に、被検体を処置する処置具の処置タイミングに関する信号が与えられると、記録する前記内視鏡画像の時間軸上の記録位置に関連付けて頭出し情報を記録する記録部と、ユーザ操作を検出すると、前記頭出し情報に関連する前記記録位置を起点として前記記録部に記録された内視鏡画像をタイムシフト再生すると共に、前記表示部を制御して、前記内視鏡により撮像中の内視鏡画像をライブ画像とする1画面表示から前記ライブ画像と前記タイムシフト再生によるタイムシフト再生画像との2画面表示に切換える制御部とを具備する。
また、本発明に係る内視鏡システムの表示方法は、内視鏡により撮像された内視鏡画像をライブ画像として表示部に表示すると共に、前記内視鏡画像を記録部に記録する表示記録ステップと、被検体を処置する処置具の処置タイミングに関する信号が与えられると、前記表示記録ステップにおける前記内視鏡画像の時間軸上の記録位置に関連付けて頭出し情報を記録する情報記録ステップと、ユーザ操作を検出すると、前記頭出し情報に関連する前記記録位置を起点として前記記録部に記録された内視鏡画像をタイムシフト再生すると共に、前記表示部を制御して、前記内視鏡により撮像中の内視鏡画像をライブ画像とする1画面表示から前記ライブ画像と前記タイムシフト再生によるタイムシフト再生画像との2画面表示に切換える再生表示ステップとを具備する。
本発明によれば、医療行為の途中において現在のライブ画像と術者が希望する再生位置からのタイムシフト再生画像とを簡単な操作で同時に表示可能とすることにより、術者の医療行為を確実に支援することができるという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡システムを示すブロック図。 頭出し情報の記録を説明するための説明図。 第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。 第1の実施の形態の動作を説明するための説明図。 通常観察モードにおける画面表示の一例を示す説明図。 タイムシフト観察モードにおける画面表示の一例を示す説明図。 図7は本発明の第2の実施の形態において採用される動作フローを示すフローチャートである。 第2の実施の形態の動作を説明するための説明図。 第2の実施の形態の動作を説明するための説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡システムを示すブロック図である。
図1において、内視鏡システム10は、内視鏡11及び電気メスシザース14を有している。内視鏡11は、被検体内に挿入されるとともに、当該被検体内における生体組織等の被写体を撮像して撮像信号として出力するように構成されている。内視鏡11は、被検体内に挿入される細長の挿入部11aと、挿入部11aの基端部に設けられた操作部11bとを有して構成されており、操作部11bにはスイッチ12を含む複数の操作部が設けられている。内視鏡11によって得られた撮像信号はビデオプロセッサ21に供給される。
ビデオプロセッサ21は、内視鏡11を駆動すると共に、内視鏡11から撮像信号を取り込んで画像信号処理を行い、内視鏡画像を生成する。ビデオプロセッサ21は、内視鏡画像を記録再生装置22及びモニタ30に出力することができるようになっている。
電気メスシザース14は、電気メス装置23に接続される。電気メス装置23には、フットスイッチ15が接続されている。フットスイッチ15は、ユーザ操作に基づいて、電気メス装置23に対して、高周波電流出力のオンオフを指示する。電気メス装置23は、フットスイッチ15によるオンオフの指示に基づいて、高周波電流を発生する。この高周波電流は、電気メスシザース14に供給されるようになっている。
電気メスシザース14は、供給された高周波電流を、先端処置部から生体組織に伝達する。これにより、電気メスシザース14は、生体組織に対して、焼灼、凝固等の電気メス処置を施すことができるようになっている。
制御部としてのコントローラ24は、ビデオプロセッサ21、記録再生装置22、電気メス装置23及びモニタ30に接続されて、これらを集中制御することができるようになっている。コントローラ24は、図示しない操作パネルを有しており、コントローラ24とこれらの装置との間で通信が行われている場合、操作パネルの表示画面上に、接続されている装置の設定状態や操作スイッチ等の設定画面を表示することができるようになっている。さらに、コントローラ24は、所望の操作スイッチが触れられて所定領域のタッチパネルが操作されることによって設定値の変更等の操作入力が行えるようになっている。なお、コントローラ24としては、図示しないメモリに格納されたプログラムに従って動作して各部を制御する図示しないCPU等のプロセッサによって構成されるものを採用してもよい。
表示部としてのモニタ30は、ビデオプロセッサ21から内視鏡画像が入力され、入力された内視鏡画像を表示画面30a上に表示することができるようになっている。記録再生装置22は、ビデオプロセッサ21から内視鏡画像が入力され、入力された内視鏡画像を所定の記録媒体に記録することができるようになっている。記録再生装置22は、記録した内視鏡画像を再生することもできる。記録再生装置22は再生した内視鏡画像をモニタ30に出力することができる。モニタ30は、記録再生装置22から与えられた内視鏡画像を表示画面30a上に表示することもできるようになっている。
本実施の形態においては、記録部としての記録再生装置22は、コントローラ24に制御されて、記録及び再生が制御される。記録再生装置22は、録画中の内視鏡画像の記録終了を待たずに記録されている画像を再生する、所謂タイムシフト再生が可能に構成されている。また、記録再生装置22は、コントローラ24に制御されて、記録途中の内視鏡画像に対して任意のタイミングで頭出し情報を付加して記録することができるようになっている。
即ち、記録再生装置22は、頭出し情報を記録する時間と、内視鏡画像の記録時に管理される時間とを関連付けて記録する。これにより、記録再生装置22は、頭出し情報が指定されることで、指定された頭出し情報を記録した時間に対応する時間に記録された内視鏡画像の時間軸上の位置(記録位置)から再生を行うことができるようになっている。なお、記録再生装置22において、頭出し情報の記録タイミングに対応するタイミングにおいて記録された内視鏡画像を起点として再生可能であれば、頭出し情報と内視鏡画像とをどのように関連付けて記録してもよい。
本実施の形態においては、コントローラ24は、内視鏡システム10内の所定の機器からの状態信号に基づくタイミングで、記録再生装置22に頭出し情報の記録を指示することができるようになっている。例えば、コントローラ24は、フットスイッチ15によるオンの指示が電気メス装置23に供給されるタイミングで頭出し情報を記録させるように記録再生装置22を制御してもよく、また、電気メス装置23から電気メスシザース14に対して高周波電流の供給が開始されるタイミングで、頭出し情報を記録させるように記録再生装置22を制御してもよい。即ち、コントローラ24は、電気メスシザース14による処置が開始されるタイミングに対応して頭出し情報を記録させるように記録再生装置22を制御することができる。
なお、図1の例では、頭出し情報の記録タイミングを決定する機器として電気メスシザース14の処置が開始されるタイミングを決定する機器を採用する例について説明したが、内視鏡システム10内に採用可能な各種機器、例えば超音波処置具等の所定の機器の状態を検出して、頭出し情報の記録タイミングを決定してもよい。
図2は頭出し情報の記録を説明するための説明図である。図2は四角の枠によって、記録再生装置22によって記録媒体に記録される内視鏡画像41に含まれる一連の各フレーム42を示している。図2の三角印は、頭出し情報H1〜H3を示している。即ち、図2の例では、フレームf2の直前のタイミングで頭出し情報H1が記録され、フレームfn+2の直前のタイミングで頭出し情報H2が記録され、フレームfm+2の直前のタイミングで頭出し情報H3が記録されたことを示している。
記録再生装置22は、記録途中の内視鏡画像41の任意の位置からタイムシフト再生を行うことができるようになっている。更に、本実施の形態においては、記録再生装置22は、コントローラ24によって制御されて、頭出し情報の記録タイミングに記録される内視鏡画像の記録位置を起点としてタイムシフト再生を開始させることができるようになっている。図2の例では、例えば、頭出し情報H1〜H3の記録タイミングに対応するフレームf2,fn+2,fm+2の位置からタイムシフト再生を開始させることができる。なお、頭出し情報の記録タイミングに記録される内視鏡画像の記録位置よりも所定時間前のタイミングのフレームの位置からタイムシフト再生を開始させるようになっていてもよい。
コントローラ24は、ユーザ操作に基づいてタイムシフト再生の開始タイミングを判定すると共に、タイムシフト再生時には、頭出し情報の記録タイミングに対応する内視鏡画像の記録位置を再生開始位置としてタイムシフト再生を開始させるように、記録再生装置22を制御することができるようになっている。
本実施の形態においては、タイムシフト再生の開始タイミング及び再生開始位置を規定する頭出し情報を選択する操作を、共通の操作部を用いて設定することができるようになっている。例えば、図1においてスイッチ12をこのような操作部に設定することができる。例えば、コントローラ24は、内視鏡画像の記録途中において、スイッチ12が操作されると、直近に記録された頭出し情報の記録タイミングに関連する内視鏡画像の記録位置から内視鏡画像のタイムシフト再生を開始する。また、例えば、コントローラ24は、スイッチ12の操作から所定の時間以内にスイッチ12が操作されると、スイッチ12の操作回数に応じて遡って選択する頭出し情報を決定し、決定した頭出し情報の記録タイミングに関連する内視鏡画像の記録位置から内視鏡画像のタイムシフト再生を開始するようになっている。
また、コントローラ24は、タイムシフト再生の再生時間をユーザ操作又はシステムに規定された時間に設定することができるようになっている。例えば、タイムシフト再生を3秒間等の規定時間だけ行うように設定することもでき、また、ユーザがスイッチ12を操作したタイミングに対応する内視鏡画像の記録位置までタイムシフト再生を継続するように設定することもできる。また、コントローラ24は、所定時間のタイムシフト再生を繰り返す繰り返し再生を実行させるように、記録再生装置22を制御してもよい。また、コントローラ24は、タイムシフト再生として、通常再生だけでなく、スロー再生、早送り再生、逆方向再生等を採用するようになっていてもよい。
コントローラ24はモニタ30の表示を制御することができるようになっている。コントローラ24は、ビデオプロセッサ21からの内視鏡画像を記録再生装置22及びモニタ30に同時に与えることで、内視鏡画像を記録しながら記録中のライブ画像をモニタ30に表示させる通常観察モードを実行することができるようになっている。例えば、コントローラ24は、通常観察モードでは、ライブ画像をモニタ30の表示画面30aの全域に表示させる1画面表示を行う。
本実施の形態においては、コントローラ24は、タイムシフト再生を行うタイムシフト観察モード時には、ビデオプロセッサ21からの内視鏡画像、即ち、ライブ画像を表示させると同時に、記録再生装置22によってタイムシフト再生された内視鏡画像であるタイムシフト再生画像を表示させるようになっている。例えば、コントローラ24は、タイムシフト観察モード時には、ライブ画像を表示画面30aのライブ画像表示領域31に表示させ、タイムシフト再生画像を表示画面30aのタイムシフト再生画像表示領域32に表示させる2画面表示を行う。
即ち、ライブ画像を表示画面30aの全域に表示する通常観察モードの観察途中において、術者がスイッチ12を操作するとタイムシフト観察モードに移行し、スイッチ12の操作タイミング直近の頭出し情報の記録位置からタイムシフト再生が開始され、ライブ画像とタイムシフト再生画像とが表示画面30a上の各領域31,32に同時に表示される2画面表示に移行するようになっている。なお、例えば内視鏡11の操作部11bには、タイムシフト再生を停止させるスイッチが設けられていてもよい。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図3乃至図6を参照して説明する。図3は本実施の形態の動作を説明するためのフローチャートであり、図4は本実施の形態の動作を説明するための説明図である。また、図5は通常観察モードにおける画面表示の一例を示す説明図であり、図6はタイムシフト観察モードにおける画面表示の一例を示す説明図である。
内視鏡11の挿入部11aを被検体に挿入して、内視鏡観察を行うものとする。内視鏡11は取得した撮像信号をビデオプロセッサ21に出力する。ビデオプロセッサ21は、撮像信号に対する信号処理によって内視鏡画像を生成する。コントローラ24は、ビデオプロセッサ21、記録再生装置22及びモニタ30を制御して、ビデオプロセッサ21によって生成された内視鏡画像を記録再生装置22に与えて記録させると共に、この内視鏡画像をモニタ30に与えて表示させる。
図5のこの場合(通常観察モード)の画面表示の表示例を示しており、コントローラ24は、モニタ30の表示画面30aの略全域のライブ画像表示領域30bに内視鏡画像を表示させる。術者は、ライブ画像表示領域30bに表示された内視鏡画像、即ち、現在撮影中のライブ画像により、被検体内を観察することができる。このライブ画像は、表示画面30aの略全域に表示されており、視認性に優れており、術者は被検体内の確認が容易である。
ここで、術者がフットスイッチ15を操作して、電気メスシザース14による処置を行うものとする。図3は内視鏡11による観察モード時におけるコントローラ24の制御を示している。コントローラ24は、ステップS1において、スイッチ12の操作によりタイムシフト再生が指示されたか否かを判定している。この場合にはスイッチ12の操作は行われておらず、コントローラ24は、処理をステップS7に移行して状態信号が発生したか否かを判定する。術者がフットスイッチ15をオンにすると、電気メス装置23は、電気メスシザース14に高周波電流を通電して、電気メスシザース14による処置可能な状態にすると共に、電気メスシザース14に高周波電流を通電したことを示す状態信号を発生してコントローラ24に出力する。コントローラ24は、状態信号が発生したことを検出すると、ステップS8において記録再生装置22に頭出し情報の記録を指示する。
図4は図2と同様の手法によって、記録再生装置22に記録される内視鏡画像41の各フレーム42に対する頭出し情報H1〜H3の記録位置を示している。即ち、図4の例は、時間順に、フレームf1,f2,…fn+1,fn+2,…,fm+1,fm+2,…,fr+1,fr+2,fr+3,…が順次記録されることを示しており、フレームf2の直前のタイミングで頭出し情報H1が記録され、フレームfn+2の直前のタイミングで頭出し情報H2が記録され、フレームfm+2の直前のタイミングで頭出し情報H3が記録されたことを示している。
記録再生装置22は、コントローラ24によって頭出し情報の記録が指示されると、指示されたタイミングにおいて記録している内視鏡画像41のフレームに関連付けて、頭出し情報を記録する。即ち、ユーザがフットスイッチ15を操作したタイミングにおいて記録されている内視鏡画像41のフレームに関連付けて図4の頭出し情報H1〜H3等が記録される。
なお、記録再生装置22は、頭出し情報を用いて、ユーザがフットスイッチ15を操作したタイミングにおいて記録している内視鏡画像のフレームからタイムシフト再生を開始することができればよい。従って、記録再生装置22は、例えば、内視鏡画像の記録開始からの時間情報に同期した時間情報を、各頭出し情報の記録指示のタイミングで記録保持しておくようにしてもよく、頭出し情報としては種々の記録方法が考えられる。
いま、例えば、被検体の患部を内視鏡画像により観察している途中において、術者がフットスイッチ15を操作して電気メスシザース14の処置を行ったことにより、被検体から出血が生じたものとする。この場合には、術者は、内視鏡画像によって出血を確認すると、出血位置の同定を行うために、内視鏡11のスイッチ12を操作する。コントローラ24は、スイッチ12の操作をタイムシフト観察モードへの移行操作であるものと判定し、処理をステップS1からステップS2に移行する。コントローラ24は、ステップS2においてスイッチ12の操作回数を判定し、ステップS3において所定時間が経過したか否かを判定することで、術者がスイッチ12を連続して何回操作したかを判定する。例えば、所定時間として0.5秒を設定している場合には、前回のスイッチ操作から0.5秒以内に操作された回数がカウントされる。コントローラ24は、カウントされた回数だけ遡った頭出し情報を選択し、選択結果を図示しないメモリに記憶させる(ステップS4)。
コントローラ24は、ステップS5において、選択した頭出し情報を記録再生装置22に指定すると共に、記録再生装置22におけるタイムシフト再生の再生方法を指定する。例えば、コントローラ24は、再生方法として、3秒間の繰り返し再生を指定するものとする。また、コントローラ24は、モニタ30に対して、ライブ画像とタイムシフト再生画像の2画面表示を指示する(ステップS6)。
いま、通常観察モードにおいて、図4のフレームfr+1が記録されるタイミングにおいて、術者によりスイッチ12が1回だけ操作されるものとする。この場合には、コントローラ24は、スイッチ12が操作されたタイミングの直近に記録された頭出し情報H3を選択する。なお、例えば、術者がスイッチ12を所定時間以内に2回操作した場合には、コントローラ24は、スイッチ12が操作されたタイミングの直近から2回前に記録された頭出し情報H2を選択する。
選択されて指定された頭出し情報がH3である場合には、記録再生装置22は、頭出し情報H3に対応するタイミングのフレームfm+2からタイムシフト再生を開始する。記録再生装置22が再生したタイムシフト再生画像はモニタ30に供給される。こうして、モニタ30には、ビデオプロセッサ21からのライブ画像と記録再生装置22からのタイムシフト再生画像とが供給されて、2画面表示される。
例えば、術者のスイッチ12の操作がフレームfr+1のタイミングで行われ、ライブ画像とタイムシフト再生画像との2画面表示が1フレーム期間遅延して表示されるものとする。この場合には、図5に示すように、ライブ画像表示領域30bに表示されていたフレームfr+1のライブ画像は、図6に示すように、次のフレームfr+2の期間においてライブ画像表示領域31に縮小表示され、同時にタイムシフト再生画像表示領域32にフレームfm+2のタイムシフト再生画像が縮小表示される。タイムシフト再生画像は、3秒間動画表示された後、フレームfm+2に戻って繰り返し再生表示される。
この繰り返し再生表示は、ユーザがフットスイッチ15を操作したタイミング、即ち、電気メスシザース14の処置によって出血が発生したタイミングから開始されて、例えば数秒間繰り返し再生されるものであり、術者はタイムシフト再生画像を参照することで、出血位置の同定が容易となる。なお、上述したように、フットスイッチ15を操作したタイミングに対応するフレームよりも所定時間前のフレームをタイムシフト再生の起点としてもよい。例えば、この所定時間を2秒に設定すると、出血が発生する2秒程度前の内視鏡画像を起点としたタイムシフト再生も可能である。また、このタイムシフト再生画像と同時にライブ画像も表示されるようになっており、術者は、タイムシフト再生画像とライブ画像とを比較することが可能である。これにより、術者は、出血位置等の確認が更に一層容易となる。
なお、タイムシフト観察モード時において、術者がスイッチ12を操作すると、ステップS3において操作回数が判定され、記憶されている頭出し情報を基準に、新たに頭出し情報が選択される(ステップS4)。例えば、頭出し情報H3に対応したフレームfm+2から繰り返し再生が行われている場合においてスイッチ12が1回操作されると、コントローラ24は頭出し情報H2を指定する(ステップS5)。これにより、頭出し情報H2に対応したフレームfn+2から繰り返し再生が行われて、タイムシフト再生画像表示領域32に表示される。
このように本実施の形態においては、ユーザがスイッチを操作するという極めて簡単な操作によって、ライブ画像を全画面表示していた通常観察モードから、ライブ画像とタイムシフト再生画像とを同時に2画面で表示するタイムシフト観察モードに移行することができる。これにより、手術中等において内視鏡システム内の機器の状態の変化により出血等が発生した場合でも、術者は、簡単な操作によって、出血タイミングに対応した位置の内視鏡画像を、ライブ画像と共に観察することができ、術者の医療行為を確実に支援することができる。例えば、出血位置の同定だけでなく、電気メスシザースへの通電時に生じやすい電気メスシザースの破損等に対しても、その確認を容易にすることができる。
(第2の実施の形態)
図7は本発明の第2の実施の形態において採用される動作フローを示すフローチャートである。図7において図3と同一の手順には同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態におけるハードウェア構成は第1の実施の形態と同様である。
特許文献1の提案においては、電気メス装置を用いた時点等の特徴点から再生を開始することはできるが、それ以外の再生位置からの再生のためには煩雑な操作が必要である。本実施の形態においては、術者は、単一の操作部の操作のみによって、術者が希望する再生位置からの再生を可能にすることができる。
第1の実施の形態においては、術者がスイッチ12を操作する毎に、頭出し情報の記録位置に対応するフレームが指定されて、当該フレームから内視鏡画像のタイムシフト再生が行われた。しかし、電気メスシザース14による処置時間と関連しないタイミングであっても、内視鏡画像を確認したい場合がある。例えば、経年劣化で小さなクラックが入っていた電気メスシザースの歯先が欠落する場合や、鉗子等で血管を傷付けて出血させる場合等のタイミングは、電気メスシザース14による処置時間とは無関係な場合がある。この場合において、頭出し情報の記録位置に対応する再生位置からの再生を指示するスイッチ12と異なるスイッチに、任意の再生位置からの再生を指示するための操作を割当てた場合には、術者は頭出しのために複数のスイッチを操作する必要が生じ、操作が煩雑となる。
そこで、本実施の形態においては、所定の閾値時間を設定し、頭出し情報の記録時間から所定の閾値時間が経過した場合には、コントローラ24は、当該スイッチ12の操作は、頭出し情報の記録位置に遡ってタイムシフト再生を行うための指示ではなく、操作から所定時間前に記録された内視鏡画像をタイムシフト再生するための指示であるものと判定するようになっている。
図7のフローは、図3のステップS3とステップS6との間に、ステップS11〜S14の処理を追加した点が図3のフローと異なる。ステップS11は、コントローラ24において、頭出し情報の記録時間から所定の閾値時間が経過したか否かを判定する処理である。コントローラ24は、記録再生装置22に頭出し情報の記録を指示すると共に、指示を行う時間の情報を図示しないメモリに記憶させている。コントローラ24は、直近に頭出し情報の記録を指示した時間からスイッチ12の操作が行われた時間までに所定の閾値時間が経過したか否かを判定する。経過していない場合には、コントローラ24は処理をステップS4に移行する。経過している場合には、術者の操作は頭出し情報の記録位置からの再生を指示するための操作ではなく、所定時間前に記録された内視鏡画像をタイムシフト再生するための指示であるものと判定して、処理をステップS12に移行する。
コントローラ24は、ステップS12において現在既にタイムシフト再生中であるか否かを判定する。コントローラ24は、タイムシフト再生中でない場合には、ステップS13において、ステップS2の回数判定に基づく所定時間前の再生開始時間を求めて記録再生装置22に指示を与えると共に、当該指定した時間の情報を図示しないメモリに記憶させる。
また、コントローラ24は、ステップS12において、既にタイムシフト再生中であるものと判定した場合には、ステップS14において、記憶されている時間を基準にして、ステップS2の回数判定に基づく所定時間前の再生開始時間を求めて記録再生装置22に指示を与えると共に、当該指定した時間の情報を図示しないメモリに記憶させるようになっている。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図8A及び図8Bの説明図を参照して説明する。図8A及び図8Bは図4と同様の手法によって記載したものであり、図8Aは直近の頭出し情報の記録からスイッチ12が操作されるまでの時間が所定の閾値時間以内である場合の例を示し、図8Bは直近の頭出し情報の記録からスイッチ12が操作されるまでの時間が所定の閾値時間を超えている場合の例を示している。
いま、フットスイッチ15等の操作によって、電気メス装置23から状態信号がコントローラ24に出力された結果、図8Aに示すタイミングで頭出し情報が記録されると共に、スイッチ12が操作されたものとする。コントローラ24はステップS2,S3においてスイッチ12の操作回数を判定した後、ステップS11において、直近の頭出し情報の記録からスイッチ12が操作されるまでの時間が所定の閾値時間を超えているか否かを判定する。いま、所定の閾値時間として30秒が設定されているものとする。なお、所定の閾値時間の情報は、図示しないメモリに記憶されており、ユーザはコントローラ24の操作パネルによる入力操作によって、所定の閾値時間を適宜設定することができるようになっている。
図8Aの例では、直近の頭出し情報H2の記録からスイッチ12が操作されるまでの時間T0は10秒であり、この時間T0は所定の閾値時間である30秒を超えていない。この場合には、コントローラ24は処理をステップS11からステップS4に移行して、スイッチ12の操作回数に応じた頭出し情報の選択及び記憶を行う。即ち、この場合には、第1の実施の形態と同様に、スイッチ12の操作に応じて頭出し情報の記録タイミングに対応するフレームからタイムシフト再生が開始される。こうして、この場合にも、スイッチ12の操作が行われることにより、モニタ30の表示画面30aの略全域に表示されていたライブ画像の1画面表示から、ライブ画像とタイムシフト再生画像との2画面表示に切換る。
次に、フットスイッチ15等の操作によって、電気メス装置23から状態信号がコントローラ24に出力された結果、図8Bに示すタイミングで頭出し情報が記録されると共に、スイッチ12が操作されたものとする。図8Bの例では、直近の頭出し情報H1の記録からスイッチ12が操作されるまでの時間T0は5分であり、所定の閾値時間である30秒を超えている。この場合には、コントローラ24は処理をステップS11からステップS12に移行して、既にタイムシフト操作が行われているか否かを判定する。
スイッチ12の操作の時点でタイムシフト再生が行われていない場合には、処理はステップS13に移行する。この場合には、コントローラ24は、回数に応じた所定時間T1前の再生開始時間を記録再生装置22に指定すると共に、指定時間の情報をメモリに記憶させる。例えば、コントローラ24は、回数に応じた所定時間T1として、T1=所定時間T1f(例えば5秒)×回数を設定する。なお、この所定時間T1fは、コントローラ24の操作パネルによって変更可能である。例えば、ステップS2,S3において、術者が1回のみスイッチ12を操作したことが検出された場合には、コントローラ24はステップS13において、スイッチ12の操作時点から5秒前の時間に記録された内視鏡画像のフレームからタイムシフト再生を開始する。図8の例では5秒前に記録されたフレームはフレームfm+1であり、このフレームfm+1以降の内視鏡画像がタイムシフト再生される。
例えば、術者のスイッチ12の操作がフレームfp+1のタイミングで行われ、ライブ画像とタイムシフト再生画像との2画面表示が1フレーム期間遅延して表示されるものとする。この場合には、ライブ画像表示領域30bに表示されていたフレームfp+1のライブ画像は、次のフレームfp+2の期間においてライブ画像表示領域31に縮小表示され、同時にタイムシフト再生画像表示領域32にフレームfm+1のタイムシフト再生画像が縮小表示される。タイムシフト再生画像は、例えば、3秒間動画表示された後フレームfm+1に戻って繰り返し再生表示される。なお、再生方法については、別途指定可能に構成されていてもよい。
一方、スイッチ12の操作の時点でタイムシフト再生が行われている場合には、ステップS12からステップS14に処理が移行する。この場合には、コントローラ24は、記憶されている時間を基準にして、回数に応じた所定時間T2前の再生開始時間を記録再生装置22に指定すると共に、指定時間の情報をメモリに記憶させる。例えば、コントローラ24は、この場合の回数に応じた所定時間T2として、T2=所定時間T2f(例えば3秒)×回数を設定する。なお、この所定時間T2fは、コントローラ24の操作パネルによって変更可能である。例えば、ステップS2,S3において、術者が1回のみスイッチ12を操作したことが検出された場合には、コントローラ24はステップS14において、前回のタイムシフト再生の再生開始位置として記録された時間より3秒前の時間に記録された内視鏡画像のフレームからタイムシフト再生を開始する。図8の例では3秒前に記録されたフレームはフレームfn+2であり、このフレームfn+2以降の内視鏡画像がタイムシフト再生される。
例えば、術者が2回目のスイッチ12の操作を1回行うと、ライブ画像表示領域31には現在のライブ画像が表示され、同時にタイムシフト再生画像表示領域32にはフレームfn+2を起点とするタイムシフト再生画像が縮小表示される。タイムシフト再生画像は、例えば3秒間動画表示された後、フレームfn+2に戻って繰り返し再生表示される。なお、再生方法については、別途指定可能に構成されていてもよい。
他の作用は第1の実施の形態と同様である。
このように本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、直近の頭出し情報の記録からタイムシフト再生を指定するスイッチが操作されるまでの時間が所定の閾値時間を超えている場合には、術者は、頭出し情報の記録位置以外の位置からの再生を望んでいるものと判定して、スイッチ操作に応じた所定時間前からタイムシフト再生を行うようになっている。これにより、術者は所望の再生位置からの再生が可能である。しかも、本実施の形態においては、頭出し情報の記録位置に対応する位置からタイムシフト再生を行う場合と所望の位置からタイムシフト再生を行う場合とで、共通の操作部を操作すればよく、操作性に優れているという利点を有する。
なお、第1の実施の形態においては、通常観察モード時にライブ画像を1画面表示し、タイムシフト観察モードに移行すると、ライブ画像とタイムシフト再生画像との2画面表示を行う例を示したが、第2の実施の形態においては、タイムシフト観察モードへの移行によって必ずしもライブ画像とタイムシフト再生画像との2画面表示を行う場合だけでなく、タイムシフト観察モードにおいてもタイムシフト再生画像の1画面表示を行うようにしてもよい。
本発明は、上記各実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…内視鏡システム、11…内視鏡、11a…挿入部、11b…操作部、12…スイッチ、14…電気メスシザース、15…フットスイッチ、21…ビデオプロセッサ、22…記録再生装置、23…電気メス装置、24…コントローラ、30…モニタ、30a…表示画面、31…ライブ画像表示領域、32…タイムシフト再生画像表示領域。

Claims (6)

  1. 内視鏡により撮像された内視鏡画像を表示する表示部と、
    前記内視鏡画像を記録すると共に、被検体を処置する処置具の処置タイミングに関する信号が与えられると、記録する前記内視鏡画像の時間軸上の記録位置に関連付けて頭出し情報を記録する記録部と、
    ユーザ操作を検出すると、前記頭出し情報に関連する前記記録位置を起点として前記記録部に記録された内視鏡画像をタイムシフト再生すると共に、前記表示部を制御して、前記内視鏡により撮像中の内視鏡画像をライブ画像とする1画面表示から前記ライブ画像と前記タイムシフト再生によるタイムシフト再生画像との2画面表示に切換える制御部と
    を具備したことを特徴とする内視鏡システム。
  2. 前記制御部は、前記頭出し情報が複数記録されている場合に、ユーザ操作に基づいて複数記録されている前記頭出し情報の1つを選択して前記タイムシフト再生の起点を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  3. 前記タイムシフト再生への移行のためのユーザ操作と前記頭出し情報の1つを選択するためのユーザ操作とを行うための共通の操作部
    を具備したことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡システム。
  4. 前記制御部は、前記頭出し情報の記録タイミングと前記ユーザ操作のタイミングとの時間差が所定の閾値時間以内の場合には、前記頭出し情報に関連する前記記録位置を起点としてタイムシフト再生を行い、前記頭出し情報の記録タイミングと前記ユーザ操作のタイミングとの時間差が所定の閾値時間を超える場合には、前記ユーザ操作のタイミングより所定時間前のタイミングを起点としてタイムシフト再生を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の内視鏡システム。
  5. 前記制御部は、前記頭出し情報の記録タイミングと前記ユーザ操作のタイミングとの時間差が所定の閾値時間を超える場合には、前記ユーザ操作の回数に応じて前記タイムシフト再生の起点を決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡システム。
  6. 内視鏡により撮像された内視鏡画像をライブ画像として表示部に表示すると共に、前記内視鏡画像を記録部に記録する表示記録ステップと、
    被検体を処置する処置具の処置タイミングに関する信号が与えられると、前記表示記録ステップにおける前記内視鏡画像の時間軸上の記録位置に関連付けて頭出し情報を記録する情報記録ステップと、
    ユーザ操作を検出すると、前記頭出し情報に関連する前記記録位置を起点として前記記録部に記録された内視鏡画像をタイムシフト再生すると共に、前記表示部を制御して、前記内視鏡により撮像中の内視鏡画像をライブ画像とする1画面表示から前記ライブ画像と前記タイムシフト再生によるタイムシフト再生画像との2画面表示に切換える再生表示ステップと
    を具備したことを特徴とする内視鏡システムの表示方法。
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