JP5551522B2 - 医療情報記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡等の医療装置によって得られる画像を記録する医療情報記録装置に関する。
近年、内視鏡は医療用分野等において広く採用されるようになった。内視鏡によって得られる医療画像は、診断や症例の記録のために、種々のメディアに記録される。近年、記録媒体の大容量化に伴って、内視鏡からの動画像の記録も行われるようになってきた。例えば、特許文献1においては、画像処理に応じた録画処理を行う装置が開示されている。このような医療画像の録画処理はデジタル化されており、医療画像はコンピュータによって読み出し可能なファイル形式にて保存されることがある。
ところで、内視鏡画像や超音波画像等の医療画像を症例として記録する場合には、医療画像の対象である患者についての情報を併せて記録した方がよい。例えば、記録したファイルがいずれの患者のものであるか分かるように、医療画像のファイル名を、患者情報に含まれる患者名や患者ID等に応じて設定することが考えられる。
特開2006−271871号公報
しかしながら、録画ボタンやレリーズボタンを押して録画を開始し、終了ボタンを押して録画を終了させて医療画像のファイルを生成する操作や、ファイル名を入力する操作を、術中に行うことは極めて煩雑であるという問題点があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、煩雑な操作を必要とすることなく、医療画像と患者情報とを対応させて記録することができる医療情報記録装置を提供することを目的とする。
本発明に係る一態様の医療情報記録装置は、医療装置からの動画像を入力する画像入力部と、前記医療装置からの患者情報および所定の制御情報を入力する情報入力部と、前記画像入力部において入力した前記動画像を所定の画像記録部に対して記録するよう制御する記録制御部と、前記情報入力部に前記患者情報が入力された否かを判断する患者情報入力判断部と、を備え、前記記録制御部は、前記情報入力部を介して前記所定の制御情報に係る録画開始指示を受信した際には、前記画像入力部に入力される動画像を1の動画像ファイルとして前記画像記録部への記録を開始し、当該動画像ファイルの記録開始後であってかつ所定の録画終了指示を受信するまでの間に、前記患者情報入力判断部において前記患者情報が入力されたと判断された場合には、当該患者情報の入力をトリガとして、記録継続中の当該動画像の時間軸上の位置に対応するチャプタ情報を生成すると共に、係るチャプタ情報を当該動画像ファイルに対応付けて前記画像記録部に対して記録するよう制御することを特徴とする。
本発明によれば、煩雑な操作を必要とすることなく、医療画像と患者情報とを対応させて記録することができるという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係る医療情報記録装置が組み込まれた医療情報記録システムを示すブロック図。 従来技術において想定される録画方法を説明するためのタイミングチャート。 第1の実施の形態における医療画像の記録処理を説明するためのタイミングチャート。 第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。 第1の実施の形態の動作を説明するための説明図。 本発明の第2の実施の形態において採用される動作フローを示すフローチャート。 第2の実施の形態における録画方法を説明するためのタイミングチャート。 内蔵HDD25に記録されるファイルをファイルマネージャ等のツールによって表示した状態を示す説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る医療情報記録装置が組み込まれた医療情報記録システムを示すブロック図である。
本実施の形態は医療情報を出力する装置として内視鏡プロセッサ10を用いた例について説明する。内視鏡プロセッサ10は、図示しない内視鏡等からの画像を取り込んで画像信号処理を行い、内視鏡画像等の医療画像を生成することができる。内視鏡プロセッサ10からの医療画像は医療情報記録装置20及びモニタ30に供給される。
入力装置11は、図示しないキーボードや内視鏡プロセッサ10の本体に設けられたボタン、スイッチ(図示せず)等によって構成され、内視鏡プロセッサ10の画像処理に対する指示操作や、患者情報の入力操作等を行うことができるようになっている。内視鏡プロセッサ10は、この患者情報を医療情報記録装置20に出力することができる。
また、内視鏡プロセッサ10は、医療情報記録装置20を制御するための制御情報を発生する。制御情報としては、動画像である医療画像の録画開始を指示する録画開始情報、その録画終了を指示する録画終了情報、静止画像である医療画像の録画を指示する静止画録画情報、検査の終了を指示する検査終了情報等がある。例えば、内視鏡プロセッサ10は、内視鏡に設けられたレリーズボタンや録画開始ボタン等の各種スコープ操作に応答して、画像処理が制御されると共に、各種スコープ操作に応じた制御情報を発生して医療情報記録装置20に出力することができるようになっている。
更に、内視鏡プロセッサ10は、内視鏡等の出力に基づいて生成した医療画像に、患者情報をスーパーインポーズして出力することができる。この場合において、内視鏡プロセッサ10は、患者情報に基づく表示領域と内視鏡画像に基づく表示領域とを有する医療画像を生成することもできる。
モニタ30は、内視鏡プロセッサ10からの医療画像を画面上に表示することができるようになっている。図1の例では、モニタ30の画面右側の領域31及び左側の領域32〜34に、夫々内視鏡画像、患者名、患者ID及び検査情報が表示されることを示している。
医療情報記録装置20は、内視鏡プロセッサ10との間で情報の授受を行うインターフェース(以下、I/Fという)21及び内視鏡プロセッサ10からの医療画像を取り込むI/F22を有している。I/F21は例えばRS−232C規格に基づくインターフェースであり、I/F22は画像伝送に適したインターフェースである。
I/F21は、内視鏡プロセッサ10からの患者情報及び制御情報を取り込んで制御部23に与える。また、I/F22は、内視鏡プロセッサ10からの医療画像を取り込んで制御部23に出力する。記録制御部としての制御部23は、患者情報をメモリ24に記憶させると共に、制御情報に基づいて医療画像の記録処理を制御する。
図2及び図3は、本実施の形態における医療画像の記録処理を説明するためのものである。図2は従来技術において想定される録画方法を説明するためのタイミングチャートであり、図2(a)は患者情報を示し、図2(b)は録画開始情報を示し、図2(c)は録画終了情報を示し、図2(d)は静止画録画情報を示し、図2(e)は検査終了情報を示し、図2(f)は動画録画期間を示し、図2(g)は静止画録画タイミングを示している。また、図3は本実施の形態における録画方法を説明するためのタイミングチャートであり、図3(a)は患者情報を示し、図3(b)は録画開始情報を示し、図3(c)は録画終了情報を示し、図3(d)は静止画録画情報を示し、図3(e)は検査終了情報を示し、図3(f)はチャプタ情報を示し、図3(g)は動画録画期間を示し、図3(h)は静止画録画タイミングを示している。
制御部23は、図3(a)に示す患者情報がI/F21を介して入力されると、この患者情報をメモリ24に与えて記憶させる。制御部23は、図3(b)に示す録画開始情報がI/F21を介して入力されると、動画録画期間(図3(f))を設定する。即ち、制御部23は、I/F22を介して入力される動画像の医療画像を内蔵HDD25に与えて記録させる。なお、本実施の形態においては、内蔵HDD25に医療画像を記録する例を説明するが、医療画像の記録先としては、外部HDDや各種記録メディアを選択することができることは明らかである。
医療画像の録画は、図3(c)に示す録画終了情報が入力されるまで継続される。制御部23は、録画終了情報が入力されると、動画録画期間を終了させ、医療画像の録画を終了させる。なお、図3(e)に示す検査終了情報が入力されると、制御部23は検査を終了する。
本実施の形態においては、制御部23は、録画開始情報及び録画終了情報によって指定された動画録画期間の医療画像を1つの画像ファイルとして内蔵HDD25に記録させるようになっている。この場合において、制御部23は、記録する医療画像のファイル名を患者情報に基づいて設定する。例えば、制御部23は、患者IDを記録する医療画像のファイル名とする。
また、制御部23は、I/F21を介して静止画録画情報が入力されると、このタイミング(図3(h))でI/F22を介して入力されている医療画像をキャプチャして静止画像を生成する。制御部23は、静止画像を内蔵HDD25に与えて記録させる。なお、この場合においても、制御部23は、記録する静止画像のファイル名を患者情報に基づいて設定する。
また、制御部23は、静止画像については、キャプチャタイミングも併せて記録させることもできる。この場合には、制御部23は、再生時において、キャプチャした静止画像を表示させると共に、表示させている静止画像のキャプチャタイミングに対応した再生位置から動画像を再生することが可能である。
図2及び図3の比較から明らかなように、これらの記録処理は従来技術において想定される記録処理と同様である。図2及び図3においては、動画録画期間において2人目の患者情報が入力されている。即ち、図2及び図3の動画録画期間において生成される動画の医療画像のファイルは、前半において1人目の患者の医療画像であり、後半において2人目の患者の医療画像である。即ち、1人目の患者の患者情報に基づくファイル名を有する医療画像の画像ファイルには、途中から2人目の患者の医療画像が含まれることになる。このように、画像ファイルの内容とそのファイル名から判断される患者とが対応しているとは限らず、内蔵HDD25に記録された画像ファイルを用いた症例の検索や管理は、極めて困難であることが考えられる。
当然のことながら、術者が、患者毎に、録画の開始及び終了を指示すれば、患者毎に画像ファイルが生成されるので特には問題は生じない。しかしながら、術中において、録画の開始及び終了操作をすることは、術者にとっては比較的煩雑な作業である。このため、患者が変わっても録画終了及び開始操作が行われないことが多く、1つの画像ファイル中に複数の患者の医療画像が混在することが多い。
なお、内視鏡プロセッサ10からの医療画像中には、患者情報がスーパーインポーズされることもある。従って、記録された画像ファイルを再生し、再生画像中にスーパーインポーズされている患者情報を参照することで、再生中の動画部分がいずれの患者のものであるかを認識することは可能である。しかし、各患者の画像の記録位置を調べるためには、再生画像を再生して確認する必要があり、極めて煩雑である。
そこで、本実施の形態においては、内視鏡検査時に必ず入力される患者情報、例えば患者IDの入力によって、チャプタを設定することで、患者毎の動画像の切れ目を容易に認識可能にしている。制御部23は、図3(f)に示すように、チャプタ情報を発生している。
本実施の形態においては、制御部23は、I/F21を介して患者情報、例えば、患者IDの情報が入力されると、この入力をトリガとして、図3(f)に示すように、チャプタ情報を生成するようになっている。例えば、制御部23は、医療画像の録画開始点からの時間情報をチャプタ情報として生成する。制御部23は、チャプタ情報を医療画像に対応させて内蔵HDD25に与えて記録させるようになっている。
例えば、制御部23は、医療画像の記録位置の情報及びこの情報に対応させたチャプタ点の位置を示すチャプタ情報を生成する。このチャプタ情報を用いることで、再生時において、チャプタ点に再生位置をジャンプさせることができるようになっている。即ち、本実施の形態においては、図3(f)に示すように、チャプタ情報が患者情報に入力に対応して設定されているので、再生時には、各患者に関する医療画像の録画先頭位置又はその近傍の位置に再生位置をジャンプさせることが可能である。
更に、本実施の形態においては、制御部23は、I/F21を介して患者情報、例えば、患者IDの情報が入力されると、この入力をトリガとして、図3(h)に示すように、静止画像を生成して記録するようになっている。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図4のフローチャート及び図5の説明図を参照して説明する。
制御部23は、図4のステップS1において、検査が開始されたか否かを判断する。例えば、患者情報の入力、録画開始操作、検査開始操作等の操作によって、制御部23は検査が開始されたことを判断する。操作者が入力装置11を操作して患者情報を入力するものとする。この患者情報は、内視鏡プロセッサ10から医療情報記録装置20に供給される。患者情報は、I/F21を介して制御部23に取り込まれ、メモリ24に記録される(ステップS2)。
制御部23は、入力された患者情報を解析し、患者情報に基づくフォルダ名の検査フォルダを内蔵HDD25内に作成する(ステップS3)。例えば、制御部23は、患者IDを含むフォルダ名の検査フォルダを作成する。
ここで、操作者が図示しない内視鏡や内視鏡プロセッサ10等に設けられた録画開始ボタンを押して、録画開始を指示するものとする。この操作によって、内視鏡プロセッサ10は、例えば内視鏡からの内視鏡画像に患者情報をスーパーインポーズして生成した医療画像を医療情報記録装置20に出力すると共に、録画開始情報を発生して医療情報記録装置20に出力する。制御部23は、I/F21を介して録画開始情報を受信すると、I/F22を介して入力される医療画像を取り込んで、内蔵HDD25に与えて記録させる(ステップS4)。この場合には、制御部23は、入力される医療画像に基づく動画像をファイル化し、患者情報に基づくファイル名を付して、ステップS3において作成した検査フォルダ内に作成する。
また、内視鏡や内視鏡プロセッサ10等に設けられたレリーズボタンが押されると、内視鏡プロセッサ10は、静止画録画情報を生成して医療情報記録装置20に出力する。制御部23は、I/F21を介して静止画録画情報を受信すると、医療画像をキャプチャして静止画像データを生成して、内蔵HDD25に与えて記録させる。この場合には、制御部23は、静止画像データをファイル化し、患者情報に基づくファイル名を付して、ステップS3において作成した検査フォルダ内に作成する(ステップS4)。
本実施の形態においては、制御部23は、ステップS5において患者情報が入力されたか否かを判定し、ステップS7において録画終了情報又は検査終了情報が発生したか否かを判定する。即ち、制御部23は、患者情報、録画終了情報又は検査終了情報が入力されるまでは、入力されている医療画像に基づく動画像ファイルの記録を継続する。
ここで、操作者が入力装置11を操作して患者情報を入力するものとする。この患者情報は、内視鏡プロセッサ10から医療情報記録装置20の制御部23に供給される。制御部23は、入力された患者情報をメモリ24に与えて記録させ、ステップS6において動画像の分割処理を行う。即ち、制御部23は、患者情報の入力をトリガとして、チャプタ情報を生成する。このチャプタ情報は、入力されている医療画像の時間軸上の位置に対応したものであり、再生時においてこの位置にジャンプすることを可能にするものである。制御部23は、生成したチャプタ情報を医療画像の動画像に対応させて内蔵HDD25に与えて記録させる。
即ち、本実施の形態における分割処理は、動画像ファイルを分割することなく1つの動画像ファイル中に複数の患者の医療画像を含むものであり、各患者毎の画像の切換り位置にチャプタを設定するものである。
更に、制御部23は、患者情報の入力をトリガとして、入力されている医療画像をキャプチャして、静止画像データを生成して、内蔵HDD25に与えて記録させる。
図5はステップS6の分割処理によって得られる静止画像を示している。ステップS2において記録された患者情報が患者Aについてのものであり、ステップS5において入力される患者情報が患者Bについてのものであるものとする。この場合には、動画像及び静止画像のファイルのファイル名は、いずれも患者Aの患者情報に基づくものとなっている。しかし、図5に示すように、分割処理によって得られる静止画像は、画面右側の領域41及び左側の領域42〜44に、夫々、患者Bに基づく内視鏡画像、患者Bの患者名、患者Bの患者ID及び患者Bの検査情報を有するものである。従って、分割処理によって得られる静止画像を参照することで、いずれの患者の静止画像であるかを容易に認識可能である。
即ち、ステップS6の分割処理によって、患者情報の入力タイミングで、チャプタが設定されると共に、静止画像が記録される。設定されたチャプタによって、記録されている医療画像の撮影対象の患者の切換り点を容易に検索することができ、その医療画像中に表示される患者情報によっていずれの患者の医療画像の開始点であるかを容易に判別することができる。また、例えば、記録された静止画像を記録順に表示することで、いずれの静止画像から記録対象の患者が切換ったかを把握することができる。
制御部23は、ステップS7において検査終了情報が入力されたことを検出した場合には、ステップS8において記録している医療画像のファイル化を終了して所定の検査終了処理を行った後、検査を終了する。なお、制御部23は、ステップS7において録画終了情報が入力されたことを検出した場合には、記録している医療画像のファイル化を終了し、次の症例記録処理まで待機する。
このように本実施の形態においては、症例記録時に必ず行われる患者情報の入力をトリガとして、記録している医療画像にチャプタを設定しており、同一画像ファイル中に複数の患者の医療画像が含まれる場合でも、その切換り点を簡単に認識することができる。これにより、患者毎の医療画像の検索や管理が容易である。例えば、患者毎の切換り点への移動が容易であるので、患者毎のファイルに分割する編集処理等を簡単に行うことができる。また、患者情報の入力をトリガとして、静止画像が自動的に記録されるので、静止画像からいずれの患者の記録であるかを容易に認識することもできる。
なお、本実施の形態においては、動画と静止画には、患者IDに基づく患者の情報がスーパーインポーズされている。従って、チャプター情報を利用して、再生位置をジャンプさせながら動画上に表示される患者情報を参照することにより、或いは、チャプタ点でキャプチャされた静止画を参照することにより、比較的短時間で且つ容易に、患者が切換る動画像の分岐点に移動することが可能である。
また、本実施の形態においては、医療画像の動画像ファイル及び静止画像の画像ファイルのいずれも、録画開始前に設定された患者に対応したファイル名になっている。例えば、入力装置11を構成するキーボードを不用意に触ってしまった場合等のように、間違って患者情報が入力されることが考えられる。この場合でも、本実施の形態においては、ファイル名が正しい患者情報に対応したものとなっており、検索及び管理上不具合が生じることがない。
(第2の実施の形態)
図6は本発明の第2の実施の形態において採用される動作フローを示すフローチャートである。また、図7は本実施の形態における録画方法を説明するためのタイミングチャートであり、図7(a)は患者情報を示し、図7(b)は録画開始情報を示し、図7(c)は録画終了情報を示し、図7(d)は静止画録画情報を示し、図7(e)は検査終了情報を示し、図7(g)は動画録画期間を示し、図7(h)は静止画録画タイミングを示している。また、図8は内蔵HDD25に記録されるファイルをファイルマネージャ等のツールによって表示した状態を示している。
本実施の形態のハードウェア構成は、図1の実施の形態と同様である。本実施の形態は、制御部23における記録処理制御、特に図4の分割処理が異なるのみである。即ち、本実施の形態においては、患者情報の入力をトリガとして、動画ファイルを分割すると共に、記録する動画ファイル及び静止画ファイルのファイル名を、記録対象の患者に対応したものに自動的に変更する点が第1の実施の形態と異なる。
本実施の形態においては図4のステップS4〜S7に代えて図6のフローを採用する。図4のステップS3において患者の検査フォルダが作成されると、制御部23は、図6のステップS11において患者の録画を開始する。制御部23は、次のステップS12において、静止画の記録を指示するための静止画録画情報が入力された否かを判定する。静止画録画情報が入力されると、制御部23は、入力されている医療画像をキャプチャして、静止画像の画像ファイルを生成する(ステップS13)。
いま、図4のステップS2において、図7(a)の患者Aについての患者情報が入力されているものとする。図7(d)は静止画録画情報を示しており、患者Aについて3回の静止画録画情報A1〜A3が発生したものとする。制御部23はこれらの静止画録画情報A1〜A3に対応して、図7(h)に示すように、タイミングA1〜A3において静止画像を生成する。制御部23はこれらの各タイミングで生成した静止画の画像ファイルについて、患者情報及び録画順に応じたファイル名を付す。
図8は制御部23が付すファイル名の一例を示すものであり、ファイルマネージャ等のツールによって作成日時順に昇順に表示した例を示している。図8の例では、患者Aに対応して、タイミングA1〜A3について、夫々「患者A静止画ファイル1」、「患者A静止画ファイル2」及び「患者A静止画ファイル3」が記録されたことを示している。
次のステップS14においては、制御部23によって、検査終了情報入力又は録画終了情報入力が発生したか否かが判定される。検査終了情報入力又は録画終了情報入力が発生した場合には、制御部23は、記録している動画像をファイル化して処理を終了する(ステップS19)。
次のステップS15においては、制御部23は患者情報入力が発生したか否かを判定する。即ち、次の患者情報、検査終了情報又は録画終了情報が入力されるまでは、静止画の画像ファイルには、患者Aの患者情報に基づくファイル名が付される。
ここで、図7(a)に示すように、患者Bについての患者情報が入力されるものとする。制御部23は、患者情報が入力されると、ステップS16,S17において、患者の動画ファイルを作成し、患者情報を記録する。即ち、制御部23は、患者Aについて記録していた動画像の医療画像をファイル化し、患者Aの患者情報に応じたファイル名を付して内蔵HDD25に記録する。即ち、患者情報の入力をトリガとして、患者Aについての動画像の記録が終了することになる。こうして、図8に示すように、内蔵HDD25には、「患者A動画ファイル1」というファイル名で、患者Aの内視鏡画像が記録される。
更に、本実施の形態においては、ステップS18において、患者情報の入力をトリガとして、入力されている医療画像がキャプチャされて静止画像として記録される。即ち、患者Bの患者情報の入力によって、患者Bの静止画が自動的に記録される。この場合においても、記録される静止画像には、患者情報に基づくファイル名が付される。例えば、図8に示すように、「患者B静止画ファイル1」というファイル名で患者Bの静止画像が内蔵HDD25に記録される。
以後、ステップS11〜S19の動作が繰り返される。即ち、ステップS11において、患者Bについての医療画像の録画が開始される。図7の例では、患者Bの患者情報の入力後において4回静止画録画情報B2〜B5が発生したことを示している。制御部23はこれらの静止画録画情報B2〜B5に対応して、図7(h)に示すように、タイミングB2〜B5において静止画像を生成する。制御部23はこれらの各タイミングで生成した静止画の画像ファイルについては、図8に示すように、夫々「患者B静止画ファイル2」、「患者B静止画ファイル3」、「患者B静止画ファイル4」及び「患者B静止画ファイル5」というファイル名で記録したことを示している。また、図7(c)の録画終了情報が発生することにより、制御部23は、患者Bの医療画像の動画像をファイル化する(ステップS19)。この場合のファイル名は、図8に示すように、「患者B動画ファイル1」である。
このように本実施の形態においては、症例記録時に必ず行われる患者情報の入力をトリガとして、記録している医療画像を分割し、患者情報に対応したファイル名を付して記録する。また、患者情報入力によって、以後の医療画像の動画像及び静止画像の画像ファイルについては、新たな患者情報に基づくファイル名に変更する。なお、患者情報の入力によって静止画像を生成する点は第1の実施の形態と同様である。
これにより、本実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施の形態においては、動画像ファイルが患者毎に分割され、患者情報に応じたファイル名が付されることから、各動画像ファイルがいずれの患者のものであるかを容易に識別可能であり、検索及び管理が容易である。また、パーソナルコンピュータ等のファイルマネージャツール等を用いて時系列に表示させた場合には、各患者毎の画像ファイルがまとまって表示されることから、各動画像ファイルと患者との対応を容易に認識可能である。
なお、本実施の形態においては、患者情報の入力によって、動画像ファイルを分割すると共に、動画像及び静止画像のファイル名についても患者情報に基づくファイル名に変更する例について説明したが、ファイル名については最初の患者情報に基づくファイル名のままにしてもよく、また、動画像及び静止画像の一方だけ新たな患者情報に基づくファイル名に変更しても良い。更に、患者情報が入力された場合でも、検査フォルダについては新規に作成することなく、作成済みの患者についての検査フォルダを利用して、新たな患者を対象とする画像ファイルの格納場所としたが、患者情報の入力によって、その患者用の検査フォルダを作成して、その患者の画像ファイルについては作成した検査フォルダに格納するようにしてもよい。
なお、本発明においては、患者情報の入力をトリガとして、記録中の動画像の対象が別の患者になった位置を把握可能にするものである。従って、このための分割処理としては上記各実施の形態の他にも種々の方法が考えられ、例えば、患者情報の入力によって、所定期間だけ特定の画像を記録する等の分割処理を行っても良い。
10内視鏡プロセッサ、11…入力装置、20…医療情報記録装置、23…制御部、25…内蔵HDD、30…モニタ。

Claims (2)

  1. 医療装置からの動画像を入力する画像入力部と、
    前記医療装置からの患者情報および所定の制御情報を入力する情報入力部と、
    前記画像入力部において入力した前記動画像を所定の画像記録部に対して記録するよう制御する記録制御部と、
    前記情報入力部に前記患者情報が入力された否かを判断する患者情報入力判断部と、
    を備え、
    前記記録制御部は、前記情報入力部を介して前記所定の制御情報に係る録画開始指示を受信した際には、前記画像入力部に入力される動画像を1の動画像ファイルとして前記画像記録部への記録を開始し、当該動画像ファイルの記録開始後であってかつ所定の録画終了指示を受信するまでの間に、前記患者情報入力判断部において前記患者情報が入力されたと判断された場合には、当該患者情報の入力をトリガとして、記録継続中の当該動画像の時間軸上の位置に対応するチャプタ情報を生成すると共に、係るチャプタ情報を当該動画像ファイルに対応付けて前記画像記録部に対して記録するよう制御する
    ことを特徴とする医療情報記録装置。
  2. 前記記録制御部は、当該動画像ファイルの記録開始後であってかつ所定の録画終了指示を受信するまでの間に、前記患者情報入力判断部において前記患者情報が入力されたと判断された場合には、当該患者情報の入力をトリガとして、さらに、前記画像入力部に入力される動画像に係る静止画像を生成し、前記画像記録部に対して記録するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療情報記録装置。
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