JP2017093925A - 棚 - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2017093925A
JP2017093925A JP2015231139A JP2015231139A JP2017093925A JP 2017093925 A JP2017093925 A JP 2017093925A JP 2015231139 A JP2015231139 A JP 2015231139A JP 2015231139 A JP2015231139 A JP 2015231139A JP 2017093925 A JP2017093925 A JP 2017093925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
cover
wiring
base body
vertical direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015231139A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6682825B2 (ja
Inventor
健太郎 ▲鶴▼▲崎▼
健太郎 ▲鶴▼▲崎▼
Kentaro Tsurusaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP2015231139A priority Critical patent/JP6682825B2/ja
Publication of JP2017093925A publication Critical patent/JP2017093925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6682825B2 publication Critical patent/JP6682825B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Display Racks (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Assembled Shelves (AREA)

Abstract

【課題】棚板上に載せ置かれる機器に接続するコード類を好適に配線可能な棚を提供する。【解決手段】水平方向に拡張し上下方向に沿って配列される複数段の棚板3と、棚板3の外側端よりも内側方に位置し上下に対向する両棚板3に接続する立壁5と、棚板3に穿たれ棚板3を上下方向に貫通する配線孔11と、立壁5に設けられ上下方向に延伸し棚板3の配線孔11に連通する配線空間12とを具備する棚を構成した。【選択図】図4

Description

本発明は、上下方向に沿って複数段の棚板が配列され、棚板上に各種物品を載置することが可能な棚に関する。
一般に、この種の棚では、左右に設立した側板または四方に設立した支柱の内側に棚受を固定し、その棚受に棚板を支持させることで、側板間または支柱間に棚板を架け渡している(例えば、下記非特許文献を参照)。必然的に、側板または支柱が棚板の外側端よりも外側に位置する、つまりは棚板が側板または支柱よりも内側にある。
"棚類・工場用什器",コクヨ総合カタログ2015年版ファニチャー編,コクヨ株式会社,平成26年12月,p.572−597
本発明は、棚板上に載せ置かれる機器に接続する給電コードや通信ケーブル等のコード類を好適に配線できる棚を提供することを所期の目的としている。
本発明では、水平方向に拡張し上下方向に沿って配列される複数段の棚板と、棚板の外側端よりも内側方に位置し上下に対向する両棚板に接続する立壁と、棚板に穿たれ棚板を上下方向に貫通する配線孔と、立壁に設けられ上下方向に延伸し棚板の配線孔に連通する配線空間とを具備する棚を構成した。
立壁が、上下方向に延伸したチャネル状の配線空間を有する基体と、基体に装着されてその配線空間を遮蔽するカバーとを備えており、基体にカバーが装着された状態で、棚板の配線孔の少なくとも一部が棚板の上面側及び下面側に露出するものとすれば、棚板上に載置した機器に接続するコード類を配線孔を介して配線空間内に配置することがより容易となる。
また、立壁が、上下方向に延伸したチャネル状の配線空間を有する基体と、基体に装着されてその配線空間を遮蔽するカバーとを備えている場合において、基体とカバーとのうち少なくとも一方がスチール製であり、基体とカバーとの間に介在するマグネットによりカバーを基体に装着するものとすれば、カバーの基体に対する着脱を簡単に行い得る。
棚板の上面側または下面側の何れかに立壁が固定されたユニットが複数段積み上げられたものであり、ユニット間が脱着自在であるならば、棚全体の構造、例えば棚板の段数を任意に組み替えることができるフレキシブルな棚となる。
本発明によれば、棚板上に載せ置かれる機器に接続するコード類を好適に配線可能な棚を実現することができる。
本発明の一実施形態の棚を示す正面図。 同実施形態の棚の斜視図。 同実施形態の棚をユニット単位に分解した状態を示す斜視図。 同実施形態の棚の要部を拡大した斜視図。 同実施形態の棚のユニット同士を連結するノックダウン金具の斜視図。 同実施形態の棚のユニット同士を連結する手法を説明する要部を拡大した側断面図。 同実施形態の棚の要部を拡大した平断面図。 同実施形態の棚の要部を拡大した正断面図。 同実施形態の棚の要部を拡大した斜視図。 本発明の変形例に係る棚をユニット単位に分解した状態を示す斜視図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1及び図2に示す本実施形態の棚は、水平方向に拡張した棚板2、3、4を上下方向に沿って複数段配列するとともに、上下に対向する各棚板2、3、4間に上下方向に伸長する立壁5、6、7を配してなるものである。立壁5、6、7は、棚板2、3、4の外側端よりも内側方に位置し、その上端部及び下端部が上下の棚板2、3、4にそれぞれ連接する。各段の棚板2、3、4の左右両側部は、各立壁5の外側面よりも外側方に突出している。
図3に示しているように、本実施形態の棚は、最上段の棚板である天板2を除き、棚板3、4の上面側に立壁5、6、7を固定してそれら棚板3、4及び立壁5、6、7をユニット化し、当該ユニット1を複数段積み上げることで構築する。各段のユニット1の要素となる立壁は、少なくとも左右に離間して対をなす側壁5を含む。側壁5は、左右方向を向き上下及び前後方向に拡張した板状体である。既に述べた通り、側壁5の外側面は、棚板2、3、4の外側端縁よりも内側方にある。
ユニット1には、立壁5、6、7として、側壁5に加えて、後壁6や前壁7を設けることがある。後壁6は、前後方向を向き上下及び左右方向に拡張した板状体である。後壁6は棚板3、4の後端縁の近傍に立設しているが、後壁6の後向面は棚板の後端縁よりも前方に位置する。前壁7もまた、前後方向を向き上下及び左右方向に拡張した板状体である。前壁7は棚板3、4の前端縁の近傍に立設しているが、前壁7の前向面は棚板の前端縁よりも後方に位置する。なお、側壁5の後部と後壁6の外側部とが連続し、または側壁5の前部と前壁7の外側部とが連続して、それらが平面視略L字形をなすように一体化していることがある。
後壁6または前壁7が、単体で棚板3、4上の左右の側壁5間の空間領域の全部を後方から閉塞するとは限らない。図1及び図3に示しているように、後壁6や前壁7の左右方向に沿った幅寸法が左右の側壁5の内法の半分程度である場合、左右の側壁5間の空間領域の一部即ち右半部または左半部が前後両方向に開通することとなる。そして、使用者は、前後両方からこの棚(の棚板2、3、4上の収納空間)にアクセスすることができる。
一つのユニット1を構成する棚板3、4と立壁5、6、7とは、通常の使用により分離することはない。立壁5、6即ち側壁5、後壁6及び前壁7の下端部は、その直下にあって同一のユニット1を構成する棚板3、4の上面から脱離しないよう、ダボ及び接着剤、ビス等を用いて棚板3、4に固着してある。
なお、棚の最上位に配される天板2は、それ単独で棚の最上段のユニット1を構成する。即ち、天板2の上方には立壁5、6、7を配設しない。天板2の上面側には、室内の間接照明用の照明装置L等を設置するための凹陥21を成形してある。凹陥21は、上方に開放し下方に凹んでおり、後述する配線孔11がこの凹陥21内に開口している。
また、棚の最下位に配される棚板4の下方には、幅木43を設けている。幅木43は、最下位の棚板4の下方にある空間13を囲繞する平面視四方枠状をなす。本実施形態では、最下位の棚板4と幅木43とを一体に成形しており、これらがちょうど下方に開放した筐体状の部材を構成する。最下位の棚板4における、左右の側壁5の間の領域には、当該棚板4を上下に貫通するスロット41を穿ち設けている。スロット41は、最下位の棚板4の下方の空間13にコード類CやAC/DCアダプタ、ネットワーク用のハブ(スイッチ)等の機器を設置するための出し入れ口となる。棚としての使用時には、蓋体42を装着してこのスロット41を閉塞することができる。
加えて、幅木43の所定箇所に、幅木43を貫通し最下位の棚板4の下方にある空間13を外方に連通せしめる連通孔44を穿ってあれば、この連通孔44をコード類Cの配線に利用することができる。尤も、図1に示しているように、棚板4または幅木43に脚(または、アジャスタ45)を取り付けることで、幅木43の下縁を床面から浮いた状態に支持させている、換言すれば幅木43の下縁と床面との間に(例えば、13mm程度の)隙間を形成しているため、この隙間を通じてコード類Cを外部から空間13内に導き入れることも可能である。よって、幅木43に連通孔44が設けられていなくともよい。
しかして、各段のユニット1の棚板3、4の上面から起立する側壁5、後壁6及び前壁7の上端部は、その直上に載置される他のユニット1の棚板2、3の下面に当接して、これを下方から支持する。あるユニット1と、その上方に積載される他のユニット1とは、使用者の任意に脱着することが可能である。
より具体的に述べると、本実施形態では、ミニフィックス(Minifixは国際登録された商標)という商品名で市場に流通している既製のノックダウン金具8を使用して、あるユニット1の立壁5、6、7(側壁5、後壁6及び前壁7)の上端部と、他のユニット1の棚板2、3とを連結している。図4ないし図6に示すように、このノックダウン金具8は、連結ボルト81と、連結ボルト81と結合するケーシング82との組である。連結ボルト81は、その先端側に球状または半球状の外形をなす頭部811、及び頭部811に連なり頭部811よりも径の細い首部812を成形した棒状の部品である。連結ボルト81の基端側には、雄ねじ813を切ってある。
ケーシング82は、軸心まわりの回転方向に沿って弧を描くように延出する一対の腕部821を有した部品である。それら一対の腕部821の軸心方向に沿った離間距離は、連結ボルト81の頭部811の径よりも狭く、首部812の径に略等しい。
立壁5、6、7の上端部と棚板2、3とを連結するに際しては、まず、棚板2、3の下面側に予め形成してある雌ねじ穴91に連結ボルト81の基端側の雄ねじ813を螺合させ、棚板2、3に連結ボルト81を固定する。この連結ボルト81は、棚板2、3の下面から下方に突出し、その先端側の頭部811が下を向いた姿勢をとる。
他方、立壁5、6、7の上端部には、その上端面に開口し下方に向かって延伸した軸穴92と、その内面(側壁5の内側面及び後壁6の前向面)に開口し軸穴92の下端部位と交差して軸穴92に連通するケーシング穴93とを穿ってある。その上で、図6(A)に示すように、ケーシング82をケーシング穴93に挿入して、腕部821の先端側が上方を向くようにケーシング穴93内に配置した後、棚板2、3に固定した連結ボルト81を軸穴92に上方から挿入する。さすれば、連結ボルト81の頭部811がケーシング82における一対の腕部821の先端部よりも下方に深く進入し、連結ボルト81の首部812がケーシング82の腕部821の間であって腕部821の先端付近に位置づけられる。
この状態で、図6(B)に示すように、ケーシング82をケーシング82孔内で軸心回りに回転操作することにより、対をなす腕部821間に連結ボルト81の首部812が差し入り、かつ腕部821の基端近傍の部位が連結ボルト81の首部812に食い込むように係合して、連結ボルト81の頭部811を下方に引き込む。結果として、あるユニット1の立壁5、6、7と、その直上にある他のユニット1の棚板2、3とが強固に連結される。
上下に積み重なる各段のユニット1同士をノックダウン金具8を以て結合すれば、図1及び図2に示しているような棚の構造が完成する。この棚を各段のユニット1単位に分解したいときには、上記と逆の手順を踏めばよい。即ち、ケーシング82をケーシング82孔内で軸心回りに逆方向に回転操作し、腕部821と連結ボルト81の首部812との係合を解除しつつ、腕部821の先端側を上方に向ける。しかる後、棚板2、3をその直下にある立壁5、6、7の上端部から離反させるように持ち上げ、軸穴92に挿入していた連結ボルト81を軸穴92から抜出する。
本実施形態にあって、各段のユニット1の棚板2、3、4には、上下に貫通した配線孔11を穿ち設けている。配線孔11は、ユニット1の左右の側壁5と同様、左右に離間して一対存在している。各配線孔11は、各側壁5の下端部の近傍に位置しており、側壁5内に設けている配線空間12に連通する。
図4、図7ないし図9に示すように、各段のユニット1の側壁5は、当該側壁5の外郭を構成するとともに配線空間12を包有する基体51と、基体51に対して着脱可能であり配線空間12を遮蔽ないし隠蔽するためのカバー52とを備えている。配線空間12は、基体51の内側面側にあって、内側方に開放し外側方に凹む溝状をなす。そして、この配線空間12は、基体51の上端面及び下端面の双方に開口している。また、基体51の内側面側における、配線空間12から前方及び後方に偏倚した箇所にそれぞれ、カバー52を取り付けるためのマグネット53を予め固定してある。
カバー52は、基体51の内側面に設けたマグネット53に付着する強磁性体であるスチール製の薄板を主体とする。カバー52の外表面には、装飾のためのクロスやメラミン化粧板等の装飾材を貼ることがある。
先に述べた軸穴92及びケーシング穴93は、基体51に形成している。図2及び図3に示すように、カバー52を基体51に装着した状態では、基体51の内側面に開口するケーシング穴93がカバー52により隠蔽される。
因みに、後壁6及び前壁7もまた、側壁5と同様、基体及びカバーを備えており、後壁6の基体の前向面や前壁7の基体の後向面に予めマグネットを固定して、カバーを基体に対して着脱可能としている。その基体には、軸穴92及びケーシング穴93を形成してあり、基体にカバーを装着した状態で、後壁6の基体の前向面や前壁7の基体の後向面に開口するケーシング穴93がカバーにより隠蔽される。
図7及び図8に示しているように、各段の棚板2、3、4に設けた配線孔11は、当該棚板2、3、4から起立する側壁5内の配線空間12に連通し、かつ当該棚板2、3、4の下方に位置する側壁5内の配線空間12に連通する。従って、各段のユニット1の配線孔11及び配線空間12が、上下方向に沿って一貫して連続することになり、これら配線孔11及び配線空間12を利用してコード類Cを配線することが可能である。例えば、図1に示しているように、天板2上に室内の間接照明のための照明装置Lを設置する場合において、その照明装置Lに接続するコード類Cを、配線孔11及び配線空間12を通じて最下位の棚板4の下方の空間13まで導くことができる。
さらに、図1、図8及び図9に示しているように、天板2上に設置した照明装置Lまたはその他の機器に対する給電のON/OFFを切り換えるためのスイッチ(タンブラスイッチ)Sを、特定のユニット1に設けることもできる。このスイッチSは、当該ユニット1の側壁5のすぐ内側にあって、前方に表出している。スイッチSを支持する支持体54は、例えば、外側方に開口したチャネル状をなし、その内部空間が側壁5の配線空間12に連通している。これにより、支持体54に支持させたスイッチSに接続するコード類Cを、支持体54の内部空間から配線空間12及び配線孔11へと導き入れることができる。支持体54は、隣接する側壁5の基体51の内側面に、あるいは支持体54の直上に所在する棚板2、3の下面に、ビスを使用するか溶接する等によって固定する。
図2、図3、図7及び図8に示すように、側壁5の基体51にカバー52を装着して配線空間12を遮蔽した状態で、各段のユニット1の棚板2、3、4に設けた配線孔11は、その少なくとも一部が棚板2、3、4の上面側及び下面側に露出する。よって、各段の棚板2、3、4上に載置する機器に接続するコード類Cを、その棚板2、3、4に設けた配線孔11に導くことが容易である。
本実施形態では、水平方向に拡張し上下方向に沿って配列される複数段の棚板2、3、4と、棚板2、3、4の外側端よりも内側方に位置し上下に対向する両棚板2、3、4に接続する立壁5、6、7と、棚板2、3、4に穿たれ棚板2、3、4を上下方向に貫通する配線孔11と、立壁5に設けられ上下方向に延伸し棚板2、3、4の配線孔11に連通する配線空間12とを具備する棚を構成した。
本実施形態によれば、各段の棚板2、3、4の外側端部が立壁即ち側壁5よりも外側方に延出した、斬新でありながら家具としての格調高い美観を備えた棚を実現できる上、棚板2、3、4上に載せ置かれる機器に接続するコード類Cを好適に配線することが可能となる。
立壁5が、上下方向に延伸したチャネル状の配線空間12を有する基体51と、基体51に装着されてその配線空間12を遮蔽するカバー52とを備えており、基体51にカバー52が装着された状態で、棚板2、3、4の配線孔11の少なくとも一部が棚板2、3、4の上面側及び下面側に露出するものであるため、棚板2、3、4上に載置した機器に接続するコード類Cを配線孔11を介して配線空間12内に配置することがより容易となる。
また、カバー52がスチール製であり、基体51とカバー52との間に介在するマグネット53によりカバー52を基体51に装着するものとしており、カバー52の基体51に対する着脱を簡単に行い得る。
本実施形態の棚は、一枚の棚板3、4の上面側に立壁5、6、7が固定されたユニット1が複数段積み上げられたものであり、ユニット1間が脱着自在であるため、棚全体の構造、例えば棚板2、3、4の段数を任意に組み替えることができるフレキシブル性を発揮し得る。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では、配線空間12を側壁5の基体51の内側面側に設け、その基体51に内側面側からカバー52を装着して配線空間12を隠蔽するようにしていたが、側壁の基体の外側面側に配線空間を設け、その基体に外側面側からカバーを装着して配線空間を隠蔽するようにしてもよい。
さらには、配線空間を、後壁及び/または前壁に設けても構わない。この場合、棚板における、後壁及び/または前壁の近傍であって当該配線空間と連通する箇所に、配線孔を穿ち設ける。
上記実施形態では、棚板3、4と、当該棚板3、4の上方にあって棚板の上面から立ち上がる立壁5、6、7とを分離不能に一体化してユニット1を構築していたが、棚板と、当該棚板の下方にあって棚板の下面から垂下する立壁とを分離不能に一体化してユニットを構築することも考えられる。この場合には、あるユニットの棚板と、その直上に載置される他のユニットの立壁の下端部とを、例えば上記実施形態におけるものと同様のノックダウン金具8を使用して連結する。そのために、棚板の上面側に連結ボルト81固定用の雌ねじ穴を形成するとともに、立壁の下端部に連結ボルト81挿入用の軸穴及びケーシング82配置用のケーシング穴を形成することになる。
上記実施形態では、配線空間12を包有する基体51にマグネット53を固定し、そのマグネット53に付着するスチール製のカバー52を脱着自在としていたが、基体をスチール製とするとともに、カバーの内面に予めマグネットを固定しておき、マグネットを基体に付着させることでカバーの基体に対する装着を実現してもよい。あるいは、基体及びカバーの双方がスチール製であっても構わない。
立壁の基体にカバーを取り付けるための手段は、マグネットには限定されない。例えば、カバーに設けたフックまたは爪により当該カバーを基体に掛け止めるようにしてもよいし、倹飩式の取付構造によりカバーを基体に装着するようにしてもよい。基体とカバーとの間にいわゆるドアキャッチを介在させ、ドアキャッチによりカバーを基体に装着することも考えられる。
上記実施形態では、一枚即ち一段の棚板2、3、4毎に一個のユニット1を構成していたが、図10に示すように、複数枚即ち複数段の棚板2、3、4に立壁5、6、7を固定して一個のユニット1を構成し、そのようなユニット1同士をノックダウン金具8を介して相互に連結する態様をとることも考えられる。図10に示している例では、四枚の棚板2、3即ち上三段分を一個のユニット1としつつ、二枚の棚板3、4即ち下二段分を一個のユニット1として、両ユニット1間を脱着自在としている。但し、各ユニット1の棚板2、3、4の枚数(段数)はこれに限定されず、例えば、上方のユニット1について、棚板2、3の枚数を三枚(二段分)または二枚(一段分)に減じてもよい。そして、上方のユニット1における最下位の棚板3の下面側には雌ねじ穴91を形成し、下方のユニット1における最上位の立壁5、6、7の上端部には軸穴92及びケーシング穴93を形成しておくことは言うまでもない。また、上方のユニット1を構成する棚板2、3と立壁5、6、7とは、ダボ及び接着剤、ビス等を用いて互いに固着しており、通常の使用により分離することはない。同様に、下方のユニット1を構成する棚板2、3と立壁5、6、7とは、ダボ及び接着剤、ビス等を用いて互いに固着しており、通常の使用により分離することはない。
その他各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、上下方向に沿って複数段の棚板が配列される棚の構造に適用できる。
1…ユニット
11…配線孔
12…配線空間
2、3、4…棚板
5…立壁(側壁)
51…基体
52…カバー
53…マグネット

Claims (4)

  1. 水平方向に拡張し上下方向に沿って配列される複数段の棚板と、
    棚板の外側端よりも内側方に位置し上下に対向する両棚板に接続する立壁と、
    棚板に穿たれ棚板を上下方向に貫通する配線孔と、
    立壁に設けられ上下方向に延伸し棚板の配線孔に連通する配線空間と
    を具備する棚。
  2. 立壁が、上下方向に延伸したチャネル状の配線空間を有する基体と、基体に装着されてその配線空間を遮蔽するカバーとを備え、
    基体にカバーが装着された状態で、棚板の配線孔の少なくとも一部が棚板の上面側及び下面側に露出する請求項1記載の棚。
  3. 立壁が、上下方向に延伸したチャネル状の配線空間を有する基体と、基体に装着されてその配線空間を遮蔽するカバーとを備え、
    基体とカバーとのうち少なくとも一方がスチール製であり、
    基体とカバーとの間に介在するマグネットによりカバーを基体に装着する請求項1または2記載の棚。
  4. 棚板の上面側または下面側の何れかに立壁が固定されたユニットが複数段積み上げられたものであって、
    ユニット間が脱着自在である請求項1、2または3記載の棚。
JP2015231139A 2015-11-26 2015-11-26 Active JP6682825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015231139A JP6682825B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015231139A JP6682825B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017093925A true JP2017093925A (ja) 2017-06-01
JP6682825B2 JP6682825B2 (ja) 2020-04-15

Family

ID=58803186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015231139A Active JP6682825B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6682825B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019025101A (ja) * 2017-08-01 2019-02-21 コクヨ株式会社 シェルフシステム
JP2020120833A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 積水ハウス株式会社
JP2020156913A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 株式会社ワークスタジオ ユニット家具
JP2021023703A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 大建工業株式会社 収納家具
US11197542B2 (en) 2020-02-26 2021-12-14 Huloit Storage Solutions Ltd. Coupling system and construction including same

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57131605U (ja) * 1981-02-10 1982-08-17
JPS59230503A (ja) * 1983-06-15 1984-12-25 松下電工株式会社 家具の配線及び棚受け構造
JP2001218641A (ja) * 2000-02-10 2001-08-14 Cleanup Corp 照明器具付吊り棚
JP2011030384A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 配線保持具
JP2013215424A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Itoki Corp 配線ダクトのコード類引出装置
JP2014108184A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Panasonic Corp 収納棚

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57131605U (ja) * 1981-02-10 1982-08-17
JPS59230503A (ja) * 1983-06-15 1984-12-25 松下電工株式会社 家具の配線及び棚受け構造
JP2001218641A (ja) * 2000-02-10 2001-08-14 Cleanup Corp 照明器具付吊り棚
JP2011030384A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 配線保持具
JP2013215424A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Itoki Corp 配線ダクトのコード類引出装置
JP2014108184A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Panasonic Corp 収納棚

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019025101A (ja) * 2017-08-01 2019-02-21 コクヨ株式会社 シェルフシステム
JP2020120833A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 積水ハウス株式会社
JP7346828B2 (ja) 2019-01-30 2023-09-20 積水ハウス株式会社
JP2020156913A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 株式会社ワークスタジオ ユニット家具
JP2021023703A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 大建工業株式会社 収納家具
US11197542B2 (en) 2020-02-26 2021-12-14 Huloit Storage Solutions Ltd. Coupling system and construction including same

Also Published As

Publication number Publication date
JP6682825B2 (ja) 2020-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017093925A (ja)
JP6646687B2 (ja) 電力分配部を有するモジュラー什器ユニット
KR20150035373A (ko) 모듈형 플로어링 시스템
USD923856S1 (en) Lighting fixture
EP0123972A2 (en) Modular furniture
US20230065798A1 (en) Connection device, structural system and shelving unit
US20050122665A1 (en) Shelving
KR20170034061A (ko) 액세서리 부착 격자형 조립식 수납함
JP5057567B2 (ja) 組み合わせ家具
JP2007021003A (ja) 収納キャビネット
JP6047377B2 (ja) 什器
JP5272490B2 (ja) 間仕切り壁
KR20110137019A (ko) 조립식 가구
JP2010255327A (ja) 壁面型装飾家具
JP2009002100A (ja) 連設パネル壁構造
JP2007130095A (ja) 棚板の取付構造、およびこの棚板を備えるナースステーション等用什器
JP6714345B2 (ja) テーブル
JP6422374B2 (ja) 天板付き家具
JP3247036U (ja) 壁面箱型家具取り付け木製嵌着接合具
JP4067452B2 (ja) パネルを利用した固定物のフリーレイアウトシステム
JP6254001B2 (ja) 可動間仕切り
KR20190001512U (ko) 가구 지지파이프의 크로스 고정장치
JP3232361U (ja) ベース家具および壁面家具構造
JP6916630B2 (ja) テーブル
JP5276296B2 (ja) 収納棚

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6682825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250