JP6916630B2 - テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、テーブルに関する。
従来より、比較的広い天板と、この天板を支持する脚部と、を備えるテーブルがオフィスの会議室等で使用されている(例えば、特許文献1参照)。このような構造を有するテーブルにおいては、比較的広い天板を補強する部材として機能するフレーム(枠部材)を天板の裏面に取り付けるのが一般的である。このようなフレームは、天板の各辺に沿うように設けられており、天板と脚部との接続部分を隠すための遮蔽部材としても機能する。
特開2014−230718号公報
ところで、上記のような構成を有する従来のテーブルにおいては、フレームが天板の裏面から下方に突出するように取り付けられているため、テーブルを側面からみたときにフレームが目立ち、テーブルの美観が損ねられることがあるとともに、下方に突出したフレームがテーブル使用者の邪魔になることがあった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、テーブルの天板の裏面に設けられるフレームを目立たなくしてテーブルの美観を向上させるとともに、フレームがテーブル使用者の邪魔にならないようにすることを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係るテーブルは、天板と、天板を支持する脚部と、天板と脚部との接続部分の外側に設けられて接続部分を側面視で隠すための枠部と、を備え、枠部は、天板側から脚部側になるに従って天板の外縁側から中央部側へと傾斜する傾斜面を有するものである。
かかる構成を採用すると、天板と脚部との接続部分の外側に設けられた枠部が、天板側(上方)から脚部側(下方)になるに従って天板の外縁側(外側)から中央部側(内側)へと傾斜する傾斜面を有しているため、枠部の傾斜面が脚部側(下方)になるほど天板の中央部側(内側)の奥まった位置にあり、枠部が目立たなくなる。また、枠部の脚部側(下方)の部分が天板の中央部側(内側)の奥まった位置にあるため、枠部がテーブル使用者の邪魔になることがない。さらに、枠部によって、天板と脚部との接続部分(例えば溶接した箇所やボルトで締結した箇所)を側面視で隠すことができる。この結果、あたかも天板に脚部が直接的に接続されているかのような視覚的効果を得ることができるとともに、天板と脚部との接続部分を側面視で隠すことができ、全体としてテーブルの意匠性を向上させることができる。
本発明に係るテーブルにおいて、傾斜面を含む枠部材と、天板の裏面から突出するように設けられて枠部材の位置決めを行うための位置決め部材と、を有する枠部を採用することができる。
かかる構成を採用すると、天板の裏面から突出するように設けられた位置決め部材により枠部材を位置決めすることができるので、作業性を向上させることができる。位置決め部材としては、天板の裏面に固定される平面視円形状の略円板状乃至略円筒状の部材を採用することができる。なお、各枠部材の側辺が傾斜している場合には、位置決め部材を採用しないと二つの枠部材を隣接させた際の側辺同士の正確な位置決めが困難であるが、位置決め部材を採用することにより隣接する側辺同士を容易にかつ正確に位置決めすることができる。
本発明に係るテーブルにおいて、平面視で略多角形状を呈する天板を採用するとともに、天板の各辺に対応するように枠部材を複数設けることができる。かかる場合において、各枠部材が天板の各辺に対して略平行になるように各枠部材を位置決めする位置決め部材を採用することができる。
かかる構成を採用すると、各枠部材が天板の各辺に対して略平行になるように、位置決め部材で各枠部材を位置決めすることができる。
本発明に係るテーブルにおいて、平面視で略矩形状を呈する天板を採用することができる。かかる場合において、平面視で、長辺と、短辺と、長辺と短辺とを繋ぐ側辺と、を有する略台形状を呈する枠部材を採用し、長辺と側辺とのなす角度を平面視で略45°に設定することができる。また、かかる場合において、各枠部材の長辺及び短辺が天板の対応する辺に対して略平行になるように、かつ、隣接する二つの枠部材の側辺同士を接触させるように、各枠部材を位置決めする位置決め部材を採用することができる。
かかる構成を採用すると、各枠部材の長辺及び短辺が天板の対応する辺に対して略平行になるように、かつ、隣接する二つの枠部材の側辺同士を接触させるように、各枠部材を位置決めすることができる。このようにすることにより、隣接する二つの枠部材が平面視で略直角をなすように配置されることとなり、平面視でロ字状の枠部が形成されることとなる。なお、仮に、隣接する二つの枠部材の側辺同士を接触させることなく単に位置決め部材で位置決めするだけでは、二つの側辺の間に形成される間隙から奥側の構成が見えてしまうこととなるが、各枠部材の長辺と側辺とのなす角度を略45°に設定し、隣接する二つの枠部材の側辺同士を接触させるように各枠部材を位置決めしているため、二つの側辺の間に間隙が形成されることがなく、奥側の構成が見えることがない。
本発明に係るテーブルにおいて、枠部材を天板の外縁側から中央部側へとスライドさせたときに枠部材の少なくとも一部に当接して所定の位置で枠部材のスライドを止めるように構成されている位置決め部材を採用することができる。
かかる構成を採用すると、枠部材を天板の外縁側から中央部側へとスライドさせたときに枠部材の少なくとも一部に位置決め部材を当接させ、所定の位置で枠部材のスライドを止めて位置決めすることができる。
本発明に係るテーブルにおいて、枠部材は、長辺及び側辺を有する平面視略台形状の第一板部と、第一板部に対して鋭角をなすように第一板部の長辺に連接された第二板部と、第二板部と略同一平面上に配置されるように第一板部の長辺に対向する辺に連結された第三板部と、を有することができる。かかる場合において、第二板部の第一板部と反対側の端部を、位置決め部材に当接させる部分とすることができる。また、第三板部には、締結用のネジ又はボルトを挿通させるための挿通孔を設けることができる。
かかる構成を採用すると、枠部材の第二板部と第三板部とを天板の裏面に同時に接触させることができる。また、その接触させた状態で枠部材を天板の外縁側から中央部側へとスライドさせたときに、枠部材の第二板部の端部(第一板部と反対側の端部)に位置決め部材を当接させ、所定の位置で枠部材のスライドを止めて枠部材を位置決めすることができる。さらに、その位置決めした状態で、枠部の第三板部の挿通孔に締結用のネジ又はボルトを挿通させて枠部材を天板に締結することができる。
本発明に係るテーブルにおいて、枠部材は、第三板部を第一板部の長辺に対向する辺に連結させる連結部を有することができる。かかる場合において、連結部は、第二板部と第三板部とを天板の裏面に接触させた状態で枠部材を天板に取り付けたときに、所定の対象物を上方から引っ掛けて吊るすための掛止部を有することができる。
かかる構成を採用すると、枠部材の第二板部と第三板部とを天板の裏面に接触させた状態で枠部材を天板に取り付けたときに、枠部材の連結部の掛止部に所定の対象物を上方から引っ掛けて吊るすことができる。
本発明によれば、テーブルの天板の裏面に設けられるフレームを目立たなくしてテーブルの美観を向上させるとともに、フレームがテーブル使用者の邪魔にならないようにすることが可能となる。
本発明の実施形態に係るテーブルの平面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの正面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの側面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの底面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの脚部の部分平面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの脚部の部分正面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの脚部の側面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの脚部の脚部材取付部を構成する下方部材の平面図である。 図8に示す下方部材の正面図である。 図8に示す下方部材の側面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの脚部の脚部材取付部を構成する上方部材の平面図である。 図11に示す上方部材の正面図である。 図11に示す上方部材の側面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの脚部の脚部材取付部の平面図である。 図14に示す脚部材取付部の正面図である。 図14に示す脚部材取付部の側面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの枠部材の平面図である。 図17に示す枠部材の端面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの位置決め部材の平面図である。 図19に示す位置決め部材の側面図である。 図19に示す位置決め部材の断面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの枠部材が位置決め部材に当接している状態を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの第一カバー部材の平面図である。 図23に示す第一カバー部材の側面図である。 本発明の実施形態に係るテーブルの第二カバー部材の平面図である。 図25に示す第二カバー部材の側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態はあくまでも好適な適用例であって、本発明の適用範囲がこれに限定されるものではない。
まず、本発明の実施形態に係るテーブル1の構成について説明する。本実施形態に係るテーブル1は、図1〜図4に示すように、天板10と、天板10を支持する脚部20と、天板10と脚部20との接続部分の外側に設けられて接続部分を側面視で隠すための枠部30と、を備えている。
天板10は、図1及び図4に示すように、平面視で略矩形状を呈する板状部材である。天板10のサイズは、仕様によって適宜設定することができる。例えば、天板10の長さ方向の寸法を1800〜3200mm程度、幅方向の寸法を900〜1200mm程度、厚さを15〜20mm程度に設定することができる。天板10の材料としては、合成樹脂、金属、リノリウム、木材等を採用することができる。
天板10の表面11には、図1に示すように、電源供給用の差込口12が所定の間隔で複数配置されており、これら差込口12を介して各種端末機器に電源を供給することができるようになっている。各差込口12には、天板10の裏面13側から(図示されていない)電線が電気的に接続されている。各差込口12に接続される電線は、電気的に直列に配線されていてもよく、電気的に並列に配線されていてもよい。天板10の裏面13には、図4に示すように、4つの枠部材31(後述)が天板10の各辺に対応するように配置された状態で固定されており、全体として平面視ロ字状を呈する枠部30が形成されている。枠部30の内部に形成される凹部14には、脚部20が配置されて取り付けられる。
脚部20は、図2〜図7に示すように、管状の部材を折曲して形成した左右一対の脚部材21と、各脚部材21の上端部に固定される左右一対の脚部材取付部22と、各脚部材取付部22に形成された凹部22cに嵌め込まれて固定されることにより、一対の脚部材取付部22間に架け渡される角柱部材23と、を有している。
脚部材21は、図5及び図6に示すように、床面と接触する接地部21aと、接地部21aから上方(天板10側)に立ち上がる一対の立上部21bと、を有している。一対の立上部21b同士の間隔は、接地部21a側から上方(天板10側)になるに従って漸次狭くなるようにされており、最上部付近においては相互に略平行とされている。脚部材21の内部には、差込口12に電気的に接続される電線を挿通させるための空洞が設けられており、脚部材21の接地部21aには、空洞に挿通させた電線を外部に引き出すための孔21cが設けられている。また、脚部材21の一対の立上部21bの最上部の端部には、空洞に挿通させた電線を天板10側に引き出すための端部孔21dが設けられている。
脚部材取付部22は、下方(脚部材21側)に配置される下方部材22aと、上方(天板10側)に配置される上方部材22bと、を有している。下方部材22aは、図8に示すように平面視略矩形状を呈する板状の部材であり、その各辺には、図9及び図10に示すように立上片22aaが連接されている。また、下方部材22aには、脚部材21の立上部21bの最上部付近の部分を挿通させる挿通孔22abが設けられている。上方部材22bは、図11に示すように平面視略矩形状を呈する板状の部材であり、その対向する一対の辺には、図12及び図13に示すように立下片22baが連接されている。また、上方部材22bには、脚部材21の立上部21bの最上部付近の部分を挿通させる挿通孔22bbが設けられている。
下方部材22aの上方に上方部材22bを配置して両者を組み合わせることにより、図14〜図16に示すような脚部材取付部22が構成される。このように構成された脚部材取付部22には、下方部材22aの立上片22aaと、上方部材22bの立下片22baと、の間に凹部22cが一対形成されることとなる。これら一対の凹部22cには、図4〜図7に示すように、角柱部材23が嵌め込まれて固定される。また、脚部材取付部22には、上下に対となる挿通孔(下方部材22aの挿通孔22ab及び上方部材22bの挿通孔22bb)が設けられることとなり、これら上下双方の挿通孔に脚部材21の立上部21bの最上部付近の部分を挿通した上で、上下双方の挿通孔付近で脚部材21の立上部21bを溶接することにより、脚部材取付部22に対して脚部材21を強固に固定することができる。
枠部30は、図17及び図18に示すような枠部材31と、天板10の裏面13から突出するように設けられて枠部材31の位置決めを行うための図19〜図21に示すような位置決め部材32と、を有している。
枠部材31は、図4に示すように、天板10の各辺に対応するように複数(本実施形態では4つ)設けられている。本実施形態における枠部材31は、図17に示すように、平面視で、長辺31Lと、短辺31Sと、長辺31Lと短辺31Sとを繋ぐ側辺31Mと、を有する略台形状を呈しており、長辺31Lと側辺31Mとのなす角度は平面視で略45°とされている。枠部材31は、金属、合成樹脂等の材料で構成することができる。
枠部材31は、図17及び図18に示すように、長辺31L及び側辺31Mを有する平面視略台形状の第一板部31aと、第一板部31aに対して鋭角をなすように第一板部31aの長辺31Lに連接された第二板部31bと、第二板部31bと略同一平面上に配置されるように第一板部31aの長辺31Lに対向する辺31Oに連結された第三板部31cと、を有している。第二板部31bの第一板部31aと反対側の端部31dは、位置決め部材32に当接させる部分とされる。また、第三板部31cには、締結用のネジ又はボルトを挿通させるための挿通孔31eが設けられている、
枠部材31は、図18に示すように、第三板部31cを第一板部31aの長辺31Lに対向する辺31Oに連結させる連結部31fを有している。連結部31fは、第二板部31bと第三板部31cとを天板10の裏面13に接触させた状態で枠部材31を天板10に取り付けたときに、所定の対象物を上方から引っ掛けて吊るすための掛止部31gを有している。また、このように第二板部31bと第三板部31cとを天板10の裏面13に接触させた状態で枠部材31を天板10に取り付けると、第一板部31aの表面31hは、天板10側から脚部20側になるに従って天板10の外縁側から中央部側へと傾斜する傾斜面となる。
位置決め部材32は、各枠部材31の長辺31L及び短辺31Sが天板10の対応する辺に対して略平行になるように、かつ、隣接する二つの枠部材31の側辺31M同士を接触させるように、各枠部材31を位置決めするものである。位置決め部材32は、図4に示すように、天板10の裏面13の各辺に沿って所定の間隔をおいて複数配置されており、枠部材31を天板10の外縁側から中央部側へとスライドさせたときに、図22に示すように、枠部材31の第二板部31bの端部31dに当接して所定の位置で枠部材31のスライドを止めることができるようになっている。
本実施形態においては、図19〜図21に示すように、天板10の裏面に固定される平面視円形状の略円板状(乃至略円筒状)の部材を位置決め部材32として採用している。位置決め部材32には、ボルト等の締結具を挿通させる挿通孔32aが設けられており、この挿通孔32aに締結具を挿通させて位置決め部材32を天板10の裏面に固定することができる。位置決め部材32は、合成樹脂(例えば、ポリアセタール樹脂等)や金属等の材料で構成することができる。位置決め部材32の形状は、略円板(円筒)状に限られるものではなく、例えば平面視多角形状や平面視楕円形状の板状(柱状)の部材を位置決め部材として採用することもできる。
平面視ロ字状を呈する枠部30の内部に形成される凹部14には、図4に示すように脚部20が配置され、脚部20の脚部材取付部22及び角柱部材23がボルト等の締結具を介して天板10の裏面に固定される。本実施形態においては、このような天板10と脚部20との接続部分を下方から遮蔽するために、カバー部材(第一カバー部材41及び第二カバー部材42)を採用している。
第一カバー部材41は、図23及び図24に平面視略矩形状を呈する板状の部材であり、図4に示すように天板10の裏面側に設けられた凹部14の中央部を遮蔽するように機能する。第一カバー部材41の対向する一対の辺には、枠部材31の連結部31fに設けられた掛止部31g(図18)に引っ掛けられる鉤状部41aが設けられている。また、第一カバー部材41の一辺には、脚部材21の形状に対応する凹部41bが二箇所形成されている。第一カバー部材41の鉤状部41aを枠部材31の掛止部31gに引っ掛けることにより、第一カバー部材41を枠部材31に吊るした状態で取り付けることができる。
第二カバー部材42は、図25及び図26に平面視略矩形状を呈する板状の部材であり、図4に示すように天板10の裏面側に設けられた凹部14の端部を遮蔽するように機能する。第二カバー部材42の三辺には、枠部材31の連結部31fに設けられた掛止部31g(図18)に引っ掛けられる鉤状部42aが設けられている。また、第二カバー部材42の残り一辺には、脚部材21の形状に対応する凹部42bが二箇所形成されている。第二カバー部材42の鉤状部42aを枠部材31の掛止部31gに引っ掛けることにより、第一カバー部材42を枠部材31に吊るした状態で取り付けることができる。
以上説明した実施形態に係るテーブル1においては、天板10と脚部20との接続部分の外側に設けられた枠部30が、天板10側(上方)から脚部20側(下方)になるに従って天板10の外縁側(外側)から中央部側(内側)へと傾斜する傾斜面31hを有しているため、枠部30の傾斜面31hが脚部20側(下方)になるほど天板10の中央部側(内側)の奥まった位置にあり、枠部30が目立たなくなる。また、枠部30の脚部20側(下方)の部分が天板10の中央部側(内側)の奥まった位置にあるため、枠部30がテーブル使用者の邪魔になることがない。さらに、枠部30によって、天板10と脚部20との接続部分(例えば溶接した箇所やボルトで締結した箇所)を側面視で隠すことができる。この結果、あたかも天板10に脚部20が直接的に接続されているかのような視覚的効果を得ることができるとともに、天板10と脚部20との接続部分を側面視で隠すことができ、全体としてテーブル1の意匠性を向上させることができる。
また、以上説明した実施形態に係るテーブル1においては、天板10の裏面から突出するように設けられた位置決め部材32により枠部材31を位置決めすることができるので、作業性を向上させることができる。特に、本実施形態では各枠部材31の長辺31Lと側辺31Mとのなす角度を略45°に設定しているため、位置決め部材32を採用しない場合には、二つの枠部材31を隣接させた際の側辺31M同士の正確な位置決めが困難であるが、位置決め部材32を採用することにより、隣接する側辺31M同士を容易にかつ正確に位置決めすることができる。
また、以上説明した実施形態に係るテーブル1においては、各枠部材31の長辺31L及び短辺31Sが天板10の対応する辺に対して略平行になるように、かつ、隣接する二つの枠部材31の側辺31M同士を接触させるように、各枠部材31を位置決めすることができる。このようにすることにより、隣接する二つの枠部材31が平面視で略直角をなすように配置されることとなり、平面視でロ字状の枠部30が形成されることとなる。なお、仮に、隣接する二つの枠部材31の側辺31M同士を接触させることなく単に位置決め部材32で位置決めするだけでは、二つの側辺31Mの間に形成される間隙から奥側の構成が見えてしまうこととなるが、本実施形態では、各枠部材31の長辺31Lと側辺31Mとのなす角度を略45°に設定し、隣接する二つの枠部材31の側辺31M同士を接触させるように各枠部材31を位置決めしているため、二つの側辺31Mの間に間隙が形成されることがなく、奥側の構成が見えることがない。
また、以上説明した実施形態に係るテーブル1においては、枠部材31の第二板部31bと第三板部31cとを天板10の裏面13に同時に接触させることができる。また、その接触させた状態で枠部材31を天板10の外縁側から中央部側へとスライドさせたときに、枠部材31の第二板部31bの端部31dに位置決め部材32を当接させ、所定の位置で枠部材31のスライドを止めて枠部材31を位置決めすることができる。さらに、その位置決めした状態で、枠部31の第三板部31cの挿通孔31eに締結用のネジ又はボルトを挿通させて枠部材31を天板10に締結することができる。
また、以上説明した実施形態に係るテーブル1においては、枠部材31の第二板部31bと第三板部31cとを天板10の裏面13に接触させた状態で枠部材31を天板10に取り付けたときに、枠部材31の連結部31fの掛止部31gに第一カバー部材41及び第二カバー部材42を上方から引っ掛けて吊るすことができる。
なお、以上の実施形態においては、平面視略矩形状を呈する天板10を採用した例を示したが、天板10の平面形状はこれに限られるものではない。例えば、平面視で略多角形状(略三角形状、五角形状、六角形状等)を呈する天板を採用することもできる。かかる場合においても、天板の各辺に対応するように枠部材を複数設けておき、位置決め部材によって各枠部材が天板の各辺に対して略平行になるように各枠部材を位置決めすることができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、この実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。すなわち、前記実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前記実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1…テーブル
10…天板
13…裏面
20…脚部
30…枠部
31…枠部材
31a…第一板部
31b…第二板部
31c…第三板部
31d…第二板部の(第一板部と反対側の)端部
31e…挿通孔
31f…連結部
31g…掛止部
31h…傾斜面
31L…長辺
31M…側辺
31S…短辺
32…位置決め部材

Claims (7)

  1. 天板と、前記天板を支持する脚部と、前記天板と前記脚部との接続部分の外側に設けられて前記接続部分を側面視で隠すための枠部と、を備えるテーブルであって
    前記枠部は、前記天板側から前記脚部側になるに従って前記天板の外縁側から中央部側へと傾斜する傾斜面を含む枠部材と、前記天板の裏面から突出するように設けられて前記枠部材の位置決めを行うための位置決め部材と、を有する、テーブル。
  2. 前記天板は、平面視で略多角形状を呈し、
    前記枠部材は、前記天板の各辺に対応するように複数設けられており、
    前記位置決め部材は、前記各枠部材が前記天板の前記各辺に対して略平行になるように前記各枠部材を位置決めする、請求項に記載のテーブル。
  3. 前記天板は、平面視で略矩形状を呈し、
    前記枠部材は、平面視で、長辺と、短辺と、前記長辺と前記短辺とを繋ぐ側辺と、を有する略台形状を呈し、前記長辺と前記側辺とのなす角度は平面視で略45°であり、
    前記位置決め部材は、前記各枠部材の前記長辺及び前記短辺が前記天板の対応する辺に対して略平行になるように、かつ、隣接する二つの前記枠部材の前記側辺同士を接触させるように、前記各枠部材を位置決めする、請求項に記載のテーブル。
  4. 前記位置決め部材は、前記枠部材を前記天板の外縁側から中央部側へとスライドさせたときに前記枠部材の少なくとも一部に当接して所定の位置で前記枠部材のスライドを止めるように構成されている、請求項に記載のテーブル。
  5. 前記枠部材は、前記長辺及び前記側辺を有する平面視略台形状の第一板部と、前記第一板部に対して鋭角をなすように前記第一板部の前記長辺に連接された第二板部と、前記第二板部と略同一平面上に配置されるように前記第一板部の前記長辺に対向する辺に連結部を介して連結された第三板部と、を有し、
    前記第二板部の前記第一板部側と反対側の端部は、前記位置決め部材に当接する部分とされ、
    前記第三板部には、締結用のネジ又はボルトを挿通させるための挿通孔が設けられている、請求項に記載のテーブル。
  6. 記連結部は、前記第二板部と前記第三板部とを前記天板の裏面に接触させた状態で前記枠部材を前記天板に取り付けたときに、所定の対象物を上方から引っ掛けて吊るすための掛止部を有する、請求項に記載のテーブル。
  7. 前記位置決め部材は、前記天板の裏面に固定される平面視円形状の略円板状乃至略円筒状の部材である、請求項1から6の何れか一項に記載のテーブル。
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