JP2017093409A - 皮剥き機の刃物円盤 - Google Patents

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【課題】 被皮剥物の実の表面に傷や変色が少なく、切り口が綺麗で商品価値の高い実が得られ、しかも刃先の頻繁な研磨を不要にした刃物円盤を提供する。
【解決手段】水平面内において回転自在に支承された刃物円盤2と、その刃物円盤2の上方を囲むようにして刃物円盤に向かって開口し、かつ栗や芋等の被皮剥物が投入される投入口7aを上部に有する胴部6を備え、被皮剥物の皮を剥くための刃先3aを有する刃体3が刃物円盤2の上面の外周部に複数個設けられた皮剥き機において、
刃物円盤2は、刃体3の刃先3aが刃物円盤2の回転方向側に向けて配置され、かつ刃体3は刃物円盤2上において外周部側端よりも内周部側端が回転円盤2の回転の進行方向側へ進んだ位置となるように斜めに配置固定されており、刃体3の刃先3a下側に刃物円盤2を上下に貫通する皮カス排出溝2bが設けられている。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
この発明は、栗や芋等の被皮剥物の皮を剥く皮剥き機の刃物円盤に関する。
従来、栗や芋等の被皮剥物の皮を剥く皮剥き機として、特許第5329455号がある(特許文献1参照)。この皮剥き機は、水平面内において連続回転する刃物円盤31の上面の外周部に放射状に複数の刃体32が取付けられており(図8)、その刃体32はその刃先32aが回転軸心を中心とする半径方向に沿う中心線Pに平行となるように配置されている。
特許第5329455号
上記の皮剥き機にあっては、図8に示すように刃物円盤41の上面に配置された複数の刃体42の刃先42aは回転軸心を中心とする半径方向に沿う中心線Pに平行となるように配置されているため、刃物円盤41の矢印方向への回転に伴い栗や芋等の被皮剥物Wが刃先42aに対してほぼ直角に強く衝突して皮剥きが行われるため被皮剥物Wの実に対するダメージが大きく、皮剥きされた実の表面に傷(打ち傷)が付いたり、傷部分が変色して見映えが悪くなり商品価値が低くなることがあった。
また、刃体42の刃先42aに対して被皮剥物Wがほぼ直角に衝突するので、被皮剥物Wの硬い皮を押し切り(刃物を被皮剥物に押し当て、刃物を前後に移動させることなく強い力を加えて切ることを表す)することになり、刃先42aが常に良好な切れ味となるように保たれていないと、綺麗な切り口が得られない。刃先42aの切れ味を良好に保つためには、頻繁な刃先研磨の必要があった。
この発明は、従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、被皮剥物の実の表面に傷や変色が少なく、切り口が綺麗で商品価値の高い実が得られ、しかも刃先の頻繁な研磨を不要にした刃物円盤を提供することにある。
この発明に係る皮剥き機における刃物円盤は、前記目的を達成するために、次の構成とする。
刃物円盤の上面に配置される刃体を刃物円盤の回転軸心を中心とする半径方向に沿う中心線に平行となるように放射状に配置するのではなく、半径方向に沿う中心線に対して所定の角度傾斜させ、刃物円盤における刃体の外周部側端よりも内周部側端が回転円盤の進行方向へ進んだ位置となるように斜めに配置する。
請求項1に記載の発明は、
水平面内において回転自在に支承された刃物円盤と、その刃物円盤の上方を囲むようにして刃物円盤に向かって開口し、かつ栗や芋等の被皮剥物が投入される投入口を上部に有する胴部を備え、被皮剥物の皮を剥くための刃先を有する刃体が刃物円盤の上面の外周部に複数個設けられた皮剥き機において、
刃物円盤は、刃体の刃先が刃物円盤の回転方向側に向けて配置され、かつ刃体は刃物円盤上において外周部側端よりも内周部側端が回転円盤の回転の進行方向側へ進んだ位置となるように斜めに配置固定されており、刃体の刃先下側に刃物円盤を上下に貫通する皮カス排出溝が設けられていることを特徴とする皮剥き機の刃物円盤である。
上記発明において、回転円盤の回転中に刃体の刃先と被皮剥物が衝突すると、回転円盤の上面に斜めに配置された刃体の回転方向への移動に伴って被皮剥物表面の硬い皮が「引き切り(刃物を被皮剥物に当て、刃物を前又は後に移動させて切ることを表す」される。従って、被皮剥物に対して「押し切り(刃物を被皮剥物に押し当て、刃物を前後に移動させることなく強い力を加えて切ることを表す)」状態となる従前に比べて切れ味が向上する。「押し切り」ではなく「引き切り」となることにより、被皮剥物に強い力を加える必要がなくなり、「皮剥きされた実」に打ち傷が付いたり、変色を生じることが少なくなり、見映えが向上する。「引き切り」されることにより多少刃先が劣化した刃体であっても「押し切り」するときのような切れ味の低下は少なくなり、刃先の頻繁な研磨が不要となる。従って、運転によるランニングコストの節約が期待できる。
請求項2に記載の発明は、
刃物円盤は合成樹脂からなる上円盤と、金属からなる下円盤を組み合わせた2層構成からなり、上円盤の上面に刃体の刃先が刃物円盤の回転方向側に向けて配置され、かつ刃体は上円盤の外周部側端よりも内周部側端が上円盤の回転の進行方向側へ進んだ位置となるように斜めに配置固定されており、刃体の刃先下側に上円盤から下円盤まで上下に貫通する皮カス排出溝が設けられている請求項1に記載の皮剥き機の刃物円盤である。
上記発明においては、合成樹脂からなる上円盤に刃体が取付けられおり、上円盤は金属に比べ硬度が低いので、刃体で跳ね上げられ上円盤に落下する実と上円盤との衝突や、上円盤との擦れによる傷や変色が少なくなる。従って、商品価値の高い商品を提供することができる。
請求項3に記載の発明は、
刃体の刃先下側に設けられる皮カス排出溝は、刃物円盤の外周縁まで切り欠くことなく長穴形状に形成されており、刃物円盤の外周縁が連続してつながっている請求項1及び請求項2に記載の皮剥き機の刃物円盤である。
刃物円盤の外周部に設けられた皮カス排出溝が刃物円盤の外周縁まで切り欠かれていると、加工による歪で変形し、高速回転の際にブレを生じて機械全体に振動を発生するおそれがあるが、外周縁がつながっているので従前に比べて歪が少なくなり、ブレを生じにくく振動の少ない安定した回転が得られる。
この発明によれば、皮剥きされた栗や芋等の実の切り口が従前に比べてきれいになり、傷や変色の少ない商品価値の高い商品を提供できる。
この発明の実施の形態の分解斜視図である。 この発明の実施の形態の平面図である。 この発明の実施の形態の刃物円盤の刃体を除いた平面図である。 この発明の実施の形態の刃体取付け部の拡大した断面図である。 刃物円盤の下面に取付けられる皮カス掻き落とし羽根の斜視図である。 この発明の他の実施の形態の分解斜視図である。 この発明の他の実施の形態の平面図である。 従来の皮剥き機の刃物円盤の平面図である。
以下、この発明に係る皮剥き機を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本発明の第1の実施の形態を示し、図6は第2の実施の形態を示し、図7は第3の実施の形態を示し、図8は従来の刃物円盤を示す。図中符号1は、皮剥き機であって、栗や芋等の被皮剥物の皮(例えば、栗の鬼皮・渋皮)を剥くためのものである。
皮剥き機1は、刃物円盤2を回転駆動させるためのモーター等の駆動手段(図示略す)が内装された直方体形状の支持台5の上面側に短筒状の筒部4が形成され、その筒部4の上側に刃物円盤2の上方を囲むようにして刃物円盤2に向かって開口し、かつ内部に被皮剥物Wが投入される多角形状の胴部6が連結される。胴部6は、その内周形状が、刃物円盤2の回転軸心を囲む六角形状に形成されている。胴部6の上方は上蓋7で閉塞される。上蓋7の上面側には投入口7aを有するホッパー7bが設けられており、その投入口7aはシャッター7cで開閉自在となっている。シャッター7cの開閉はエアシリンダ等のアクチェータ(図示略す)で行われる。シャッター7cは通常閉じており、被皮剥物Wが投入された後に開き、投入が終了すると再び閉じる。支持台5の上面5aの中央部には、軸受8が設けられており、その軸受8に、前記駆動手段によって回転する回転軸9が上方へ突出するように支承されている。回転軸9の上端には円形のフランジ10が着脱自在に取付けられている。フランジ10の上面側には突出部10aが形成されており、前記刃物円盤2の下面にねじ止めされ、フランジ10の下端に形成された係合溝10bと回転軸9の上端部に直交する方向に突設された係合ピン9aとが係合することにより、刃物円盤2と回転軸9が一体で回転するようになっている。
刃物円盤2は、その回転軸心を中心とする円形状に形成されており、外周部の複数個所に、刃体3を取り付けるための刃物取付け座2aが設けられている。この刃物円盤2は、例えば、アルミ等の軽量な金属製、あるいは合成樹脂製からなり、胴部6の内周の直径より若干小さい円形状に形成されている。また、刃物円盤2下面側の中央部分には、回転軸9上端に取り付けられたフランジ10がねじで結合され、刃物円盤2と回転軸10とが一体で回転する。
前記刃体取付け座2aは、刃物円盤2の上面側に鋭利な刃先を有する刃体3がねじ止めさられる部分で、刃体3の形状に合致させて若干凹んでおり、刃物円盤2の上面側に放射状に交差する中心線Pに対して角度αを保つように斜めに配置されている。この実施の形態において刃体取付け座2aは円周方向に60°毎に6ヶ所設けられている。(図2及び図3参照)。刃体取付け座2aに取り付けられた刃体3の刃先3aの下側には刃物円盤2を上下に貫通する皮カス排出溝2bが形成されている。この実施の形態では、刃体3の刃先3aに平行に、かつ刃物円盤2の外周縁まで切欠くように皮カス排出溝2bが形成されている。それぞれの刃体取付け座2aにはねじ孔2cが少なくとも2ヶ所設けられており、刃体3がねじ止めされる。
刃体3は、その刃先3aが皮カス排出溝2b側に位置するとともに、刃先3aの前側に皮カスが通過できるだけの若干の隙間C(図4参照)を保つようにして取り付けられている。
刃体3の上面には、刃体3上を相対的に通過する被皮剥物を跳ね上げるための傾斜した隆起部3bが形成されている(図4参照)。刃体3の上面は刃先3aから中央部かけて水平に形成され、その中央部から刃先3aとは反対側の後縁部にかけて刃先3aよりも若干高くなるように傾斜して形成されている。また、刃体3は、その上面の、水平に形成された刃先3aが刃物円盤2の上面から0.2mmから0.8mm程度突出するように刃物円盤2にねじ止めされる。刃先3aの突出値は上記範囲に限定されるものではない。粗剥きする場合は0.5mm、仕上げ剥きとして0.2〜0.3mm程度が好ましいが、被皮剥物の硬さなどの諸条件に対応して決定される。
刃物円盤2の下方に位置する筒部4には、刃体3により剥かれた皮カスを受ける皮カス受け部4aが設けられ、その皮カス受け部4aには、剥かれた皮カスを外部に排出するための皮カス排出口4bが形成されている。また、回転円盤2の下面側には、回転円盤2とともに回転して皮カスを皮カス排出口4bへ掻き出すための掻き落とし羽根11(図5参照)が複数個ねじ止めされている。この掻き落とし羽根11は傾斜した羽根部11aを備え、皮カスを掬い上げながら皮カス排出口4bへ移動させるものである。掻き落とし羽根11は、金属又は合成樹脂製である。
皮カス排出口4bは、前記皮カスを皮剥き機1の外部へ導く排出シュート5bに通じており、皮カスはこの排出シュート5bを通って外部へと排出される。
六角形状の胴部6の一面には開口された実排出口6aが設けられ、その実排出口6aを開閉するシャッター6bがエアシリンダ等のアクチェータ(図示略す)で上下方向に開閉自在となっている。胴部6の内壁には、ゴムスポンジ等の緩衝材層6cが貼り付けられている。
上蓋7は、例えば、ステンレス等の金属製であって、胴部6に嵌合している。胴部6と上蓋7は固着具(図示略す)によって、固定されている。
剥き機1により被皮剥物Wの皮(例えば、栗の鬼皮)を剥く工程について説明する。以下の工程は電気的な信号で自動運転される。自動運転の制御装置(図示略す)の運転スイッチを押すと、支持台5内のモータ(図示略す)が始動して刃物円盤2が回転を始める。次に定量の被皮剥物Wをホッパー7bから投入すると、被皮剥物Wは閉じたシャッター7cの上に滞留する。予め設定された時間が経過すると、シャッター7cが水平移動して投入口7aを開口し、シャッター7cの上に滞留した被皮剥物Wは胴部6の中へ落下する。被皮剥物Wが落下すると、シャッター7cが閉じる。このとき、胴部6の実排出口6aは下降したシャッター6bで閉塞されており、胴部6は開口部分のない閉塞状態となる。この状態で高速回転する刃物円盤2に取り付けられた刃体3と被皮剥物Wとが衝突し、皮剥きが行われる。胴部6へ投入された被皮剥物Wは、回転盤2の回転により生じる遠心力によって付勢され、胴部6内を周回移動するとともに胴部6の内壁に設けられた緩衝層6cに弾かれながら上下方向にも変位して、回転盤2に取付けられた刃体3によって皮剥きが行われる。皮剥きが進行して所定時間が経過すると、胴部6の実排出口6aを塞ぐシャッター6bが上昇して開口されるので、皮剥きされた実は刃物円盤2の回転に伴って実排出口6aから順次排出される。実排出口6aの開口時間も制御装置に設定されている。所定の開口時間が経過して実の排出が終了すると、シャッター6bが下降して再び実排出口6aを閉塞し、上蓋7のホッパー7bへの被皮剥物Wの投入を待つ。被皮剥物Wの投入は作業者が手動で行う場合と、コンベアなどを使って間欠的に投入する場合がある。この一連の工程が繰り返し行われる。
以上の構成からなる皮剥き機1の作用効果について説明する。この皮剥き機1にあっては、胴部6の内周形状が六角形であるため、投入された被皮剥物Wは、回転盤2の回転により生じる遠心力によって付勢されるとともに、内壁に設けられた緩衝層6cに衝突して弾かれながら何度も姿勢を変えて周回移動する。その間に刃体3の刃先3aに当たって皮剥きが行われる。この発明では、刃体が斜めに配置されているので、被皮剥物Wが刃体に当たって皮剥きされるとき、被皮剥物Wが刃先3aに対して横方向へ移動することにより「引き切り」の状態となる。従って栗の硬い鬼皮であっても切れ易くなる。
図6に示す第2の実施の形態の刃物円盤21は、強度に優れた合成製樹脂製の上円盤22と金属製の下円盤23とからなる。上円盤22の上面に刃体取付け座22aが設けられ、この刃体取付け座22aは第1の実施の形態と同様に、上円盤22の平面上の中心線Pに対して角度αだけ傾けて形成されている。刃体取付け座22aには上述の刃体3を取り付けるためのボルト孔(図示略す)が設けられている。この実施の形態においては、刃体3を上円盤22にねじ止めするのではなく下円盤23にねじ止めするので、上円盤22のボルト孔(図示略す)は通し孔となっている。刃体取付け座22aの回転方向前側には皮カス排出溝22bが設けられている。下円盤23は、アルミ等の軽量な金属製からなり、上円盤22と同外径寸法に形成されており、刃体取付け座22aのボルト孔(図示略す)に対応する位置にねじ孔23aが形成され、刃体3はこのねじ孔23aに対して固定される。上円盤22の皮カス排出溝22bに対応する位置に皮カス排出溝22bの幅と同幅、あるいはそれよりもやや広幅の皮カス排出溝23bが設けられている。下円盤23には上円盤22と固定するための複数のボルト穴23cが設けられ、上円盤22の下面側に設けられたねじ孔(図示略す)に固定される。下円盤23の中心にはフランジ10の突出部10aが嵌り合い軸心を一致させるためのガイド孔23dが設けられている。下円盤23の外径寸法は上円盤22と必ずしも一致させる必要はなく、必要に応じて大径でも小径でもよい。
この実施の形態においては、上円盤22が合成樹脂製からなるので、金属製からなる場合に比べて被皮剥物Wと衝突や擦り合う際のダメージが少なくなる。
図7に示す第3の形態の刃物円盤31は、第1の実施の形態と同様に設けられた刃体取付け座31aが中心線Pに対して斜めに取り付けらており、刃体3は刃体取付け座31aに設けられたねじ孔31cに固定される。刃体取付け座31aの回転方向前側には、皮カス排出溝31bが設けられる。この皮カス排出溝31bは上述の刃物円盤2の皮カス排出溝2bと異なり、円盤の外周縁まで切り欠かず、長穴状に形成されている。
前記第2の実施の形態の刃物円盤にも長穴状の皮カス排出溝を同様に実施できる。
この実施の形態においては、皮カス排出溝31bが円盤の外周縁まで切り欠かれていないので、円盤の加工歪が少なく、回転時に発生する振動が少なくなる効果がある。
1 皮剥き機
2 刃物円盤
2a 刃体取付け座
2b 皮カス排出溝
3 刃体
3a 刃先
3b 隆起部
4 筒部
4b 皮カス排出口
5 支持台
5b 排出シュート
6 胴部
6a 実排出口
7 上蓋
7a 投入口
P 中心線

Claims (3)

  1. 水平面内において回転自在に支承された刃物円盤と、その刃物円盤の上方を囲むようにして刃物円盤に向かって開口し、かつ栗や芋等の被皮剥物が投入される投入口を上部に有する胴部を備え、被皮剥物の皮を剥くための刃先を有する刃体が刃物円盤の上面の外周部に複数個設けられた皮剥き機において、
    刃物円盤は、刃体の刃先が刃物円盤の回転方向側に向けて配置され、かつ刃体は刃物円盤上において外周部側端よりも内周部側端が回転円盤の回転の進行方向側へ進んだ位置となるように斜めに配置固定されており、刃体の刃先下側に刃物円盤を上下に貫通する皮カス排出溝が設けられていることを特徴とする皮剥き機の刃物円盤。
  2. 刃物円盤は合成樹脂からなる上円盤と、金属からなる下円盤を組み合わせた2層構成からなり、上円盤の上面に刃体の刃先が刃物円盤の回転方向側に向けて配置され、かつ刃体は上円盤の外周部側端よりも内周部側端が上円盤の回転の進行方向側へ進んだ位置となるように斜めに配置固定されており、刃体の刃先下側に上円盤から下円盤まで上下に貫通する皮カス排出溝が設けられている請求項1に記載の皮剥き機の刃物円盤。
  3. 刃体の刃先下側に設けられる皮カス排出溝は、刃物円盤の外周縁まで切り欠くことなく長穴形状に形成されており、刃物円盤の外周縁が連続してつながっている請求項1及び請求項2に記載の皮剥き機の刃物円盤。
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