JP2017092830A - 端末、プログラム、装置及びシステム - Google Patents

端末、プログラム、装置及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2017092830A
JP2017092830A JP2015223451A JP2015223451A JP2017092830A JP 2017092830 A JP2017092830 A JP 2017092830A JP 2015223451 A JP2015223451 A JP 2015223451A JP 2015223451 A JP2015223451 A JP 2015223451A JP 2017092830 A JP2017092830 A JP 2017092830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
encoding
encoding means
terminal
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015223451A
Other languages
English (en)
Inventor
翔 永峯
Sho Nagamine
翔 永峯
拓也 今井
Takuya Imai
拓也 今井
健一郎 森田
Kenichiro Morita
健一郎 森田
惇平 三神
Jumpei Mikami
惇平 三神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2015223451A priority Critical patent/JP2017092830A/ja
Publication of JP2017092830A publication Critical patent/JP2017092830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】端末間の通信に用いる符号化手段の使用の有無を選択できるようにすること。【解決手段】他の端末からデータを受信した場合に、該データを符号化した符号化手段を有するか否かを判別する判別部と、判別した前記符号化手段を有さない場合に、前記符号化手段の提供を外部の装置に要求するか否かの選択をユーザから受け付ける受付部と、前記ユーザから前記外部の装置に要求する旨の選択を受け付けた場合に、前記外部の装置に前記符号化手段の提供の要求を送信する送信部と、前記外部の装置から受信した前記符号化手段を用いて前記データを復号化する復号部と、を有する端末が開示される。【選択図】図3

Description

本発明は、端末、プログラム、装置及びシステムに関する。
インターネットを介してデータ通信を行う場合に用いられる符号化手段を各参加者の端末に配信する技術がある。
例えば、データを受信した端末が、データの再生に使用される符号化手段を実装していない場合、受信側の端末でデータを復号化することができず、データを再生できない。かかる場合に、端末間の通信を管理するサーバから当該端末に符号化手段を送信し、適用することで、当該端末でデータを再生できるようにする技術がある。
例えば、システムの外部の端末がシステムの内部で使用されている符号化手段に対応していない場合に、外部の端末に符号化手段を送信するシステムが開示されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、従来の技術では、端末間の通信状況を考慮せずに容量の大きい符号化手段が送信されるため、端末間のセッションを設定するまでに時間がかかる場合があり、ユーザの利便性が損なわれるという問題があった。
例えば、通信速度が遅い場合にサイズの大きい符号化手段を端末に送信すると、データを再生するまでに時間がかかるため、ユーザの利便性を損なうことがある。
そこで、通信の開始を迅速に行うことを可能とすることを目的とする。
実施形態では、他の端末からデータを受信した場合に、該データを符号化した符号化手段を有するか否かを判別する判別部と、判別した前記符号化手段を有さない場合に、前記符号化手段の提供を外部の装置に要求するか否かの選択をユーザから受け付ける受付部と、前記ユーザから前記外部の装置に要求する旨の選択を受け付けた場合に、前記外部の装置に前記符号化手段の提供の要求を送信する送信部と、前記外部の装置から受信した前記符号化手段を用いて前記データを復号化する復号部と、を有する端末が開示される。
通信の開始を迅速に行うことが可能となる。
通信システムの全体の構成の例を示す図である。 端末間の通信を説明するための図である。 通信システムを構成する各装置の機能ブロック図の例である。 符号化手段管理領域が管理する情報の例を示す図である。 符号化手段送信部の機能を説明するための図である。 符号化適用情報管理領域のデータ構造を説明するための図である。 画像符号化部の機能を説明するための図である。 符号化適用情報を設定する処理の流れの例を示す図である。 符号化適用情報の設定時に表示される画面の例を示す図である。 復号化処理の第1の処理シーケンスを示す図である。 端末間で使用される符号化手段の判別方法を説明するための図である。 復号化設定部による判断処理の流れの例を示す図である。 復号化処理の第2の処理シーケンスを示す図である。 復号化処理の第3の処理シーケンスを示す図である。 情報提示の画面の表示例を示す図である。 端末のハードウェア構成図である。 伝送管理サーバのハードウェア構成図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することによって重複した説明を省く。
(実施形態1)
<通信システム1の全体構成及び処理>
図1は、通信システム1の全体の構成の例を示す図である。通信システム1は、地域Aのネットワーク2と地域Bのネットワーク3とを通信ネットワーク5を介して接続する。地域Aのネットワーク3は、複数のLANで構成される。ルータ10aは、端末200a〜200cと、中継装置50aとに接続される。また、ルータ10bは、端末200d〜200fと、中継装置50bとに接続される。ルータ10aとルータ10bとは、ルータ10cを介して通信ネットワーク5に接続される。
ルータ10eは、端末200g〜200iと、中継装置50cとに接続される。また、ルータ10fは、端末200j〜200lと、中継装置50dとに接続される。ルータ10eとルータ10fとは、ルータ10dを介して通信ネットワーク5に接続される。通信ネットワーク5には、ルータ10c及び10dの他、伝送管理サーバ100と、プログラム提供サーバ150と、メンテナンスサーバ160とが接続される。以下では、一の端末を示す場合に端末200という場合がある。また、一の中継装置を示す場合に中継装置50という場合がある。
端末200は、同じ地域のLAN内の他の端末、又は異なる地域のLAN内の他の端末と、画像データ及び音声データを送受信することで遠隔会議等を行うことが可能である。
ルータ10a〜fは、端末200間の通信で最適な通信経路を設定する。中継装置50は、複数の端末200の間で、コンテンツデータの中継を行う。伝送管理サーバ100は、端末200からのログイン認証、端末200の通話状況の管理、宛先リストの管理、及び中継装置50の通信状況等を一元的に管理する。また、伝送管理サーバ100は、端末200間の通信に使用する符号化手段を複数保持し、端末200からの要求に応じて符号化手段を提供する。
プログラム提供サーバ150は、端末200に各種機能を実現させるための端末用プログラムが記憶され、端末200に端末用プログラムを送信することができる。また、プログラム提供サーバ150のHD1204には、中継装置50に各種機能を実現させるための中継装置用プログラムも記憶されており、中継装置50に、中継装置用プログラムを送信することができる。更に、プログラム提供サーバ150は、伝送管理サーバ100に各種機能を実現させるための伝送管理用プログラムを有し、伝送管理サーバ100に、伝送管理用プログラムを送信することができる。
メンテナンスサーバ160は、端末200、中継装置50、伝送管理サーバ100、及びプログラム提供サーバ150のうちの少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータである。例えば、メンテナンスサーバ160が国内に設置され、端末200、中継装置50、伝送管理サーバ100、又はプログラム提供システム90が国外に設置されている場合、メンテナンスサーバ160は、通信ネットワーク5を介して遠隔的に、端末200、中継装置50、伝送管理サーバ100、及びプログラム提供サーバ150のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行う。
また、メンテナンスサーバ160は、通信ネットワーク5を介さずに、端末200、中継装置50、伝送管理サーバ100、及びプログラム提供サーバ150のうちの少なくとも1つにおける機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
図2は、端末間の通信を説明するための図である。伝送管理サーバ100は、セッションの設定を要求する要求元側の端末200aと、セッションの設定を要求されている宛先側の端末200gとのセッションを設定する。例えば、伝送管理サーバ100は、高解像度の画像データ、中解像度の画像データ及び低解像度の画像データのそれぞれを送受信するセッションと、音声データを送受信するセッションとを中継装置50を介して設定する。
伝送管理サーバ100は、一部の解像度のセッションのみを設定してもよい。例えば、伝送管理サーバ100は、各解像度の画像データのうちの一解像度の画像データのセッションのみを設定してもよい。また、伝送管理サーバ100は、画像データのセッションのみ、又は音声データのセッションのみを設定してもよい。
また、伝送管理サーバ100は、端末200に対して各種管理情報を送受信するための管理情報用セッションを設定する。
なお、本実施形態の通信ネットワーク5は、有線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
<各装置の機能構成>
図3は、通信システム1を構成する各装置の機能ブロック図の例である。伝送管理サーバ100は、記憶・読出処理部101と、抽出部102と、状態管理部103と、端末認証部104と、送受信部105と、符号化手段送信部106と、品質決定部107と、セッション管理部108と、一次絞込部109と、端末状態取得部110と、不揮発性記憶部120とを有する。不揮発性記憶部120は、中継装置管理領域121と、端末認証管理領域122と、端末管理領域123と、宛先リスト管理領域124と、セッション管理領域125と、優先度管理領域126と、品質管理領域127と、符号化手段管理領域128とを含む。
記憶・読出処理部101は、不揮発性記憶部120に各種データを記憶、又は不揮発性記憶部120に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
抽出部102は、宛先リスト管理領域124を検索し、要求元側の端末200とセッションを設定できる端末IDを抽出する。
状態管理部103は、ログイン要求してきた要求元側の端末200の稼動状態を管理するために、端末管理領域123に、要求元側の端末200の端末ID、要求元側の端末200の稼動状態、ログイン要求情報が受信された受信日時、及び要求元側の端末200のIPアドレスを関連付けて記憶する。
端末認証部104は、不揮発性記憶部120の端末認証管理領域122で管理されている認証情報(パスワードなど)を用いて認証処理を行う。
送受信部105は、CPUからの命令、及び通信ネットワーク5を介して他の端末200等からのデータの送受信を行う。例えば、宛先側の端末200が受信した画像データ又は音声データが、宛先側の端末200で復号化できない符号化手段によって符号化されていたため、宛先側の端末200で再生できない場合に、送受信部105は、当該端末から符号化手段を送信する要求を受信する。以下では、端末200から受信する符号化手段を送信する要求を符号化手段送信要求という。
符号化手段送信部106は、宛先側の端末200からの要求に基づいて、宛先側の端末200との通信に使用する符号化手段を、符号化手段管理領域128から取得し、宛先側の端末200に送信する。
以下、符号化手段管理領域128で管理される情報、及び符号化手段送信部106の機能について説明する。
図4は、符号化手段管理領域128が管理する情報の例を示す図である。符号化手段管理領域128は、端末200間の通信に使用される符号化手段を記憶する領域である。符号化手段管理領域128は、画像を復号化する場合に使用する符号化手段(画像)と、音声を復号化する場合に使用する符号化手段(音声)とを有する。符号化手段管理領域128は、例えば、符号化手段(画像)としてV_AAA、V_BBB及びV_CCCを有する。また、符号化手段管理領域128は、例えば、符号化手段(音声)としてA_AAA、A_BBB、A_CCC及びA_DDDを有する。
また、符号化手段管理領域128は、自装置が有する符号化手段の容量(MB,KB)を符号化手段に対応付けて記憶する。
図5は、符号化手段送信部106の機能を説明するための図である。符号化手段送信部106は、送信要求受信部106aと、符号化手段取得部106bと、符号化手段送信部106cとを有する。
送信要求受信部106aは、送受信部105において受信した符号化手段送信要求を受信する。
符号化手段取得部106bは、符号化手段管理領域128において、符号化手段送信要求によって要求された符号化手段を検索し、取得する。
符号化手段送信部106cは、符号化手段管理領域128から取得した符号化手段を、送受信部105を介して端末200に送信する。
図3に戻る。品質決定部107は、品質管理領域127を検索し、中継装置50に中継させる画像データの画質を決定する。品質決定部107は、端末200間で送受信する画像データの画質を複数選択できる場合、ユーザが選択した画像データの画質に決定してもよい。
セッション管理部108は、要求元側の端末200の端末ID、宛先側の端末200の端末ID及びセッションの識別ID、一次絞込部109により絞り込まれた中継装置50の識別ID等をセッション管理領域125に関連付けて記憶する。
一次絞込部109は、端末200間の通信を中継する複数の中継装置50の中から1つの中継装置50に絞り込む処理を支援する。
端末状態取得部110は、端末管理領域123を検索し、抽出部102によって抽出された端末ID毎に端末200の稼動状態を読み出す。例えば、端末状態取得部110は、端末200がオンラインであるかオフラインであるかを稼働状態として読み出す。
端末200は、操作入力受付部201と、表示制御部202と、撮像部203と、記憶・読出処理部204と、送受信部205と、ログイン要求部206と、音声入力部207と、音声出力部208と、画像処理部209と、画像音声符号化部210と、画像音声復号化部211と、帯域情報取得部212と、を有する。また、端末200は、不揮発性記憶部220と、揮発性記憶部230とを有する。
不揮発性記憶部220は、符号化適用情報管理領域221と、符号化手段記憶領域222とを有する。符号化適用情報管理領域221には、複数の画像データ及び音声データに適用する符号化手段に関する情報が記録されている。
図6は、符号化適用情報管理領域221のデータ構造を説明するための図である。符号化適用情報管理領域221は、対応符号化手段の適用情報と、非対応符号化手段への対応情報とを記憶する。
対応符号化手段の適用情報とは、自装置で復号可能なデータに対して適用する符号化手段を示す情報である。すなわち、対応符号化手段とは、符号化手段記憶領域222に記憶されている符号化手段である。符号化適用情報管理領域221は、画像データに対して適用する符号化手段と、音声データに対して適用する符号化手段とをそれぞれ記憶する。
図6の例では、符号化適用情報管理領域221は、画像データを受信した場合にV_AAA又はV_BBBの符号化手段を使用して画像データを復号化することを示す。また、符号化適用情報管理領域221は、音声データを受信した場合にA_AAA、A_BBB又はA_CCCの符号化手段を使用して音声データを復号化することを示す。
また、非対応符号化手段への対応情報とは、自装置で復号化できないデータに対する対応を示す情報である。すなわち、非対応符号化手段とは、符号化手段記憶領域222に記憶されていない符号化手段である。例えば、V_CCC(画像データの符号化手段)及びA_DDD(音声データの符号化手段)は、符号化手段記憶領域222に記憶されていない符号化手段であるため、非対応符号化手段に該当する。
非対応符号化手段への対応情報として、例えば、「必ず対応する」「その都度対応を選択する」「対応しない」の対応パターンが、画像データ及び音声データ毎に記憶される。「必ず対応する」は、他の端末200から非対応の画像データ又は音声データを受信した場合に、伝送管理サーバ100に対して符号化手段の送信を要求することを示す。「その都度対応を選択する」は、他の端末200から非対応の画像データ又は音声データを受信した場合に、伝送管理サーバ100に対して符号化手段の送信を要求するか否かを、ユーザに選択させることを示す。「対応しない」は、他の端末200から非対応の画像データ又は音声データを受信した場合に、受信した画像データ又は音声データを復号化しないことを示す。
図3に戻る。符号化手段記憶領域222は、符号化適用情報管理領域221において、対応符号化として対応付けられている符号化手段を有する。例えば、図6の例の場合においては、符号化適用情報管理領域221は、画像データの符号化手段としてV_AAA及びV_BBBと、音声データの符号化手段としてA_AAA、A_BBB及びA_CCCとを有する。
揮発性記憶部230は、宛先側の端末200から受信した画像データ及び音声データを記憶する。画像データ及び音声データは、宛先側の端末200から受信する度に揮発性記憶部230に上書き記憶される。
操作入力受付部201は、ユーザによるマウス、キーボードなどの入力媒体に入力された操作を受け付ける。また、操作入力受付部201は、ユーザが電源をONの状態からOFFにすると、状態情報(オフライン)を送受信部205に送信する。操作入力受付部201は、送受信部205により状態情報が伝送管理サーバ100に送信された後、端末200の電源をOFFにする。これにより、伝送管理サーバ100は、端末200状態情報を取得することができる。
表示制御部202は、外付けのモニタに対して揮発性記憶部230に記録されている画像データを送信する制御を行う。また、表示制御部202は、ユーザから設定を受け付けるための設定画面、及び様々な情報を開示するためのポップアップ画面等をモニタに出力する。
撮像部203は、端末200に接続されているカメラ等によって撮像された被写体の画像データを、揮発性記憶部230に記録する。
記憶・読出処理部204は、不揮発性記憶部220に各種データを記憶し、また不揮発性記憶部220に記憶された各種データを読み出す処理を行う。また、記憶・読出処理部101は、揮発性記憶部230に各種データを記憶し、揮発性記憶部230に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
送受信部205は、通信ネットワーク5を介して他の端末200、装置又はサーバと各種データの送受信を行う。送受信部205は、所望の宛先側の端末200とセッションを設定する前から、伝送管理サーバ100から各端末200がオンラインであるかオフラインであるか等の情報を受信し、不揮発性記憶部220の所定の領域に格納してもよい。
ログイン要求部206は、送受信部205から通信ネットワーク5を介して伝送管理サーバ100に、ログインを要求する命令と、要求元側の端末200の現時点のIPアドレスとを送信する。
音声入力部207は、端末200に接続されているマイク等から入力されたユーザの音声を音声データに変換し、送受信部205を介して他の端末200に送信する。
音声出力部208は、他の端末200から受信した音声データを記憶する揮発性記憶部230から順次、音声データを取得してスピーカ等に出力する。
画像処理部209は、他の端末200から受信した画像データを記憶する揮発性記憶部230から順次、画像データを取得してモニタ等に出力する。
画像音声符号化部210は、宛先側の端末200に送信する画像データ又は音声データを、符号化手段記憶領域222に格納されている符号化手段を用いて符号化する。
画像音声復号化部211は、受信した画像データ及び音声データを所定の符号化手段を用いて復号化する。以下、画像音声復号化部211の機能について説明する。
図7は、画像音声復号化部211の機能を説明するための図である。画像音声復号化部211は、データ受付部211aと、符号化設定取得部211bと、復号化設定部211cと、復号化部211dと、符号化適用情報設定部211eと、帯域情報受付部211fとを有する。
データ受付部211aは、送受信部205で受信した画像データ又は音声データを受け付ける。
符号化設定取得部211bは、受け付けた画像データ及び音声データに基づいて各データを符号化した符号化手段を判別する。
復号化設定部211cは、符号化適用情報管理領域221を参照し、受信した画像データ及び音声データを自装置で復号化できるか否かを判定する。すなわち、復号化設定部211cは、受信した各データの符号化手段が対応符号化手段か非対応符号化手段かを判定する。
復号化設定部211cは、符号化手段が対応符号化手段であると判定した場合、符号化手段記憶領域222から画像データ又は音声データに対応する符号化手段を取得する。
一方、復号化設定部211cは、符号化手段が非対応符号化手段であると判定した場合、ユーザにより符号化適用情報管理領域221に予め設定されている対応内容に応じて実行する処理を判断する。
例えば、復号化設定部211cは、画像データ又は音声データの対応内容として「必ず対応する」が格納されていた場合、復号化処理に関して「要対応」と判断し、伝送管理サーバ100に対して符号化手段を要求する。具体的には、復号化設定部211cは、非対応符号化手段に係る符号化手段の送信を要求するための符号化手段要求を伝送管理サーバ100に送信する。復号化設定部211cは、符号化手段要求に応じて伝送管理サーバ100から送信された符号化手段を取得する。
また、復号化設定部211cは、画像データ又は音声データの対応内容として「その都度対応を選択する」が格納されていた場合、復号化処理に関して「情報の提示が必要」と判断し、ポップアップ画面をモニタに表示することで、画像データ又は音声データに符号化手段を適用するか否かをユーザに選択させる。続いて、復号化設定部211cは、ユーザにより符号化手段を「適用する」旨の選択された場合、「要対応」と判断した場合と同様の手順で符号化手段を要求し、符号化手段を取得する。一方、ユーザにより符号化手段を「適用しない」旨の選択がなされた場合、画像データ又は音声データは復号化されない。
また、復号化設定部211cは、画像データ又は音声データの対応内容として「対応しない」が格納されていた場合、復号化処理に関して「何もしない」と判断する。かかる場合には、画像データ又は音声データが復号化されない。
復号化部211dは、符号化手段が対応符号化手段であった場合、符号化手段記憶領域222から取得された符号化手段で画像データ又は音声データを復号化する。一方、復号化設定部211cは、符号化手段が非対応符号化手段であった場合、伝送管理サーバ100から受信した符号化手段で画像データ又は音声データを復号化するか、または、画像データ又は音声データを復号化しない。
帯域情報受付部211fは、後述する帯域情報取得部212によって取得された通信ネットワーク5の帯域情報を受け付ける。帯域情報受付部211fは、伝送管理サーバ100から受信した符号化手段で画像データ又は音声データを復号化する場合に、帯域情報に基づいて、要求元側の端末200から送信された画像データ又は音声データの復号化手段の取得に要する時間を計算する。
図3に戻る。帯域情報取得部212は、自装置から要求元側の端末200までの通信経路における帯域情報を取得する。帯域情報取得部212は、取得した帯域情報を帯域情報受付部211fに送信する。
<符号化適用情報を設定する処理フロー>
図8は、符号化適用情報を設定する処理の流れの例を示す図である。ユーザにより符号化適用情報の設定が要求されると(ステップS10)、端末200Aのデータ受付部211aは、符号化適用情報の設定要求を受け付ける(ステップS11)。符号化適用情報設定部211eは、例えば、モニタに設定画面を表示し、画像データ又は音声データに係る非対応符号化手段に対する対応パターン(例えば、「必ず対応する」「その都度対応を選択する」「対応しない」等)の選択を受け付ける。次に、非対応符号化手段に対する対応パターンを設定するための設定画面について説明する。
図9は、符号化適用情報の設定時に表示される画面の例を示す図である。符号化適用情報設定部211eは、ユーザからの符号化適用情報の設定要求に応じて図9に示されるポップアップ画面を表示させる。
例えば、画像データ又は音声データの欄がクリックされると、ドロップダウンリスト形式で「必ず対応する」「その都度対応を選択する」「対応しない」等の対応パターンが列挙されて表示される。画像データ及び音声データのそれぞれについて対応パターンが選択され、ポップアップ画面が閉じられた場合に、符号化適用情報設定部211eは、選択された対応パターンを符号化適用情報管理領域221に記録する。
図8に戻る。端末200Aは、ユーザによって選択された音声データ及び画像データに係る対応パターンを符号化適用情報管理領域221に記録する(ステップS12)。このようにして、符号化適用情報が設定される。
<復号化処理の第1の処理シーケンス>
図10は、復号化処理の第1の処理シーケンスを示す図である。端末200Aは、端末200Bから中継装置50を介して、画像データ及び音声データを受信する(ステップS20,S21,S22)。続いて、端末200Aの画像音声復号化部211のデータ受付部211aは、送受信部205で受信した画像データ又は音声データを取得する(ステップS23)。符号化設定取得部211bは、取得した画像データ及び音声データに基づいて各データを符号化した符号化手段を判別する(ステップS24)。以下、各データを符号化した符号化手段の判別について説明する。
図11は、端末200間で使用される符号化手段の判別方法を説明するための図である。符号化設定取得部211bは、例えば、要求元側の端末200を示す送信地点と、画像データ又は音声データの別を示すデータタイプと、符号化に使用された符号化手段とを対応付けてメモリに記憶する。「送信地点」は、例えば、要求元側の端末200のIPアドレス又は識別番号である。送信地点の欄に格納されている「B拠点」は、端末200Bから送信されたことを示す。「データタイプ」は、データの種別(画像データ、音声データ)を示す。「符号化手段」は、画像データ又は音声データを符号化した符号化手段を示す。
例えば、1行目のレコードでは、要求元側の端末200Bから送信された画像データが符号化手段V_CCCにより符号化されたことが示される。また、2行目のレコードでは、要求元側の端末200Bから送信された音声データが符号化手段A_CCCにより符号化されたことが示される。
図10に戻る。復号化設定部211cは、符号化適用情報管理領域221から符号化適用情報を取得する(ステップS25)。復号化設定部211cは、画像データ又は音声データを符号化した符号化手段が対応符号化手段か非対応符号化手段かに応じて、復号化処理に関する判断を行う(ステップS26)。以下、符号化処理に関する判断について具体的に説明する。
図12は、復号化設定部211cによる判断処理の流れの例を示す図である。復号化設定部211cは、判断を開始する(ステップS30)。復号化設定部211cは、判断の対象となるデータ(画像データ、音声データ)を符号化した符号化手段が対応符号化であるか否かを判定する(ステップS31)。復号化設定部211cは、当該符号化手段が対応符号化に含まれる場合(ステップS31Yes)、判断結果を「何もしない」とし(ステップS33)、判断を終了させる(ステップS36)。
一方、復号化設定部211cは、判断の対象となるデータの符号化手段が対応符号化に含まれない(非対応符号化である)場合(ステップS31No)、符号化適用情報管理領域221において非対応符号化手段への対応を参照する。非対応符号化手段への対応の判定(ステップS32)において、復号化設定部211cは、非対応符号化手段への対応が「対応しない」である場合、判断結果を「何もしない」とし(ステップS33)、判断処理を終了させる(ステップS36)。また、復号化設定部211cは、非対応符号化手段への対応が「その都度対応を選択」である場合、判断結果を「情報の提示が必要」とし(ステップS34)、判断処理を終了させる(ステップS36)。また、復号化設定部211cは、非対応符号化手段への対応が「必ず対応する」である場合、判断結果を「要対応」とし(ステップS35)、判断処理を終了させる(ステップS36)。
図10に戻る。ステップS26以降の処理において、判断結果が「何もしない」の場合、ステップS27及びステップS28に係る処理が実行され、判断結果が「情報の提示が必要」の場合、ステップS40に係る処理が実行され、判断結果が「情報の提示が必要」の場合、ステップS60に係る処理が実行される。
判断結果が「何もしない」の場合において、復号化設定部211cは、画像データ又は音声データを符号化した符号化手段が対応符号化手段である場合、符号化手段記憶領域222から復号化に使用する符号化手段を取得する(ステップS27)。続いて、復号化部211dは、符号化手段記憶領域222から取得された符号化手段で画像データ又は音声データを復号化する(ステップS28)。
一方、復号化設定部211cは、画像データ又は音声データを符号化した符号化手段が非対応符号化手段であった場合、特に符号化手段を取得しない(ステップS27)。続いて、復号化部211dは、符号化手段が非対応符号化手段であった場合、画像データ又は音声データを復号化しない(ステップS28)。例えば、画像データが復号化されない場合、音声データのみが再生されることになる。
<復号化処理の第2の処理シーケンス>
図13は、復号化処理の第2の処理シーケンスを示す図である。図13の第2の処理シーケンスは、図10のステップS40に対応する処理(判断結果が「要対応」の場合の処理)である。復号化設定部211cは、符号化適用情報管理領域221を参照し、伝送管理サーバ100に要求する符号化手段を判別する。続いて、復号化設定部211cは、判別した符号化手段を伝送管理サーバ100に要求するための符号化手段要求を生成する(ステップS41)。
送受信部205は、復号化設定部211cにより生成された符号化手段要求を伝送管理サーバ100に送信する(ステップS42,S43)。
伝送管理サーバ100の送受信部105は、符号化手段要求を受信する(ステップS44)。
送信要求受信部106aは、送受信部105において受信された符号化手段送信要求を受信する(ステップS45)。
符号化手段取得部106bは、符号化手段送信要求で要求された符号化手段を、符号化手段管理領域128から取得する(ステップS46)。
符号化手段送信部106cは、取得された符号化手段を、送受信部105を介して、符号化手段送信要求が送信された端末200に送信する(ステップS47,S48,S49)。
端末200Aの送受信部205は、伝送管理サーバ100に要求した符号化手段を受信する(ステップS50)。続いて、復号化設定部211cは、送受信部205で受信した符号化手段を取得する(ステップS51)。続いて、復号化部211dは、取得した符号化手段を用いて画像データ又は音声データの復号化を行う(ステップS52)。
<復号化処理の第3の処理シーケンス>
図14は、復号化処理の第3の処理シーケンスを示す図である。図14の第3の処理シーケンスは、図10のステップS60に対応する処理(判断結果が「情報の提示が必要」の場合の処理)である。復号化設定部211cは、画像データ又は音声データの復号化に使用する符号化手段のサイズの情報を要求する符号化手段サイズ要求を生成する(ステップS61)。送受信部205は、生成された符号化手段サイズ要求を伝送管理サーバ100に送信する(ステップS62,S63)。
続いて、伝送管理サーバ100の送受信部105は、符号化手段サイズ要求を受信する(ステップS64)。
送信要求受信部106aは、送受信部105において受信された符号化手段サイズ要求を受信する(ステップS65)。
符号化手段取得部106bは、復号化に使用される符号化手段に係るサイズを、符号化手段管理領域128から取得する(ステップS66)。
符号化手段送信部106cは、符号化手段管理領域128から取得された符号化手段のサイズの情報を、送受信部105を介して、符号化手段サイズ送信要求を送信した端末200に送信する(ステップS67,S68,S69)。
続いて、端末200Aの送受信部205は、符号化手段サイズの情報を受信する(ステップS70)。
続いて、帯域情報受付部211fは、帯域情報取得部212に帯域情報の取得を要求する(ステップS71)。帯域情報取得部212は、通信ネットワーク5の帯域情報を取得し(ステップS72)、帯域情報受付部211fは、取得された帯域情報を受け付ける。続いて、復号化設定部211cは、符号化手段のサイズと、通信ネットワーク5の帯域情報とに基づいて、画像データ及び音声データの表示に要する予測時間を計算する(ステップS73)。
表示制御部202は、ポップアップ画面に当該予測時間を表示することで、ユーザに画像データ及び音声データを表示するまでの目安となる時間を提示する(ステップS74)。
図15は、情報提示の画面の表示例を示す図である。図15は、ユーザに情報提示するために表示されるポップアップを示す。例えば、表示制御部202は、符号化を適用するか否かをユーザに判断させる際に表示するポップアップ画面に、例えば「映像を表示するには、最低でもxxx秒かかることが予想されます。」と表示する。表示制御部202は、「xxx秒」の部分に復号化設定部211cにより計算された予測時間を表示する。これにより、符号化手段を伝送管理サーバ100から受信する場合に画像を表示するまでに要する時間の目安をユーザに提示することができ、ユーザが復号化を行うか否かを判断する際の有用な情報となる。
例えば、画像を表示するまでに要する時間が比較的長い場合、ユーザが画像データに関して符号化を適用しない旨の選択をすることで、要求元側の端末200のユーザとのコミュニケーションを音声データのみで開始することができるようになる。これにより、ユーザの利便性を向上する効果が得られる。なお、図15の表示形式は、一例であり、表示形式はこれに限定されない。
また、上記ポップアップ画面において、ユーザが画像データに関して符号化を適用する旨の選択をした場合、図13に示す手順により、端末200は、伝送管理サーバ100から符号化手段を取得し、復号化する処理を行う。
なお、ポップアップ画面において、画像を表示するまでに要する時間を示す例について説明したが、これに限定されない。例えば、ポップアップ画面に符号化手段のサイズを表示してもよい。
以上、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
<端末200のハードウェア構成>
図16は、端末200のハードウェア構成図である。図18に示されているように、本実施形態の端末200は、端末200全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)1101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU1101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)1102、CPU1101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)1103、端末用プログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ1104、CPU1101の制御にしたがってフラッシュメモリ1104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)1105、フラッシュメモリ等の記録メディア1106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ1107、端末200の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン1108、端末200の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ1109、通信ネットワーク5を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)1111を備えている。
また、端末200は、CPU1101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ1112、このカメラ1112の駆動を制御する撮像素子I/F1113、音声を入力する内蔵型のマイク1114、音声を出力する内蔵型のスピーカ1115、CPU1101の制御に従ってマイク1114及びスピーカ1115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F1116、CPU1101の制御に従って外付けのモニタ1120に画像データを伝送するモニタI/F1117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F1118、及び上記各構成要素を図18に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン1110を備えている。
モニタ1120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、モニタ1120は、ケーブル1120cによってモニタI/F1117に接続される。このケーブル1120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標) (High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ1112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F1118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU1101の制御に従って、内蔵型のカメラ1112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU1101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク1114や内蔵型のスピーカ1115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア1106は、端末200に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU1101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ1104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア1106等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ1104ではなくROM1102に記憶させるようにしてもよい。
<伝送管理サーバ100のハードウェア構成>
図17は、伝送管理サーバ100のハードウェア構成図である。伝送管理サーバ100は、伝送管理サーバ100全体の動作を制御するCPU1201、IPL等のCPU1201の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM1202、CPU1201のワークエリアとして使用されるRAM1203、伝送管理用プログラム等の各種データを記憶するHD1204、CPU1201の制御にしたがってHD1204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)1205、フラッシュメモリ等の記録メディア1206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ1207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するモニタ1208、通信ネットワーク5を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F1209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード1211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス1212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)1213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ1214、及び、上記各構成要素を図19に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン1210を備えている。
なお、上記伝送管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア1206やCD−ROM1213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記伝送管理用プログラムは、HD1204ではなくROM1202に記憶されるようにしてもよい。
また、中継装置50は、上記伝送管理サーバ100と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD1204には、中継装置50を制御するための中継装置用プログラムが記録されている。この場合も、中継装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア1206やCD−ROM1213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記中継装置用プログラムは、HD1204ではなくROM1202に記憶されるようにしてもよい。
また、プログラム提供サーバ150及びメンテナンスサーバ160は、上記伝送管理サーバ100と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD1204には、プログラム提供サーバ150を制御するためのプログラム提供用プログラムが記録されている。この場合も、プログラム提供用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア1206やCD−ROM1213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記プログラム提供システム用プログラムは、HD1204ではなくROM1202に記憶されるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
なお、本実施形態において、符号化設定取得部211bは、判別部の一例である。操作入力受付部201は、受付部の一例である。復号化設定部211cは、要求部の一例である。復号化部211dは、復号部の一例である。帯域情報取得部212は、端末が有する取得部の一例である。復号化設定部211cは、算出部の一例である。表示制御部202は、表示部の一例である。符号化適用情報設定部211eは、設定部の一例である。送信要求受信部106aは、受信部の一例である。符号化手段取得部106bは、装置の取得部の一例である。符号化手段送信部106cは、送信部の一例である。モニタ1120は、表示媒体の一例である。
1 通信システム
5 通信ネットワーク
100 伝送管理サーバ
101 記憶・読出処理部
102 抽出部
103 状態管理部
104 端末認証部
105 送受信部
106 符号化手段送信部
107 品質決定部
108 セッション管理部
109 一次絞込部
110 端末状態取得部
120 不揮発性記憶部
200 端末
201 操作入力受付部
202 表示制御部
203 撮像部
204 記憶・読出処理部
205 送受信部
206 ログイン要求部
207 音声入力部
208 音声出力部
209 画像処理部
210 画像音声符号化部
211 画像音声復号化部
212 帯域情報取得部
220 不揮発性記憶部
230 揮発性記憶部
特開2008−085831号公報

Claims (7)

  1. 他の端末からデータを受信した場合に、該データを符号化した符号化手段を有するか否かを判別する判別部と、
    判別した前記符号化手段を有さない場合に、前記符号化手段の提供を外部の装置に要求するか否かの選択をユーザから受け付ける受付部と、
    前記ユーザから前記外部の装置に要求する旨の選択を受け付けた場合に、前記外部の装置に前記符号化手段の提供の要求を送信する送信部と、
    前記外部の装置から受信した前記符号化手段を用いて前記データを復号化する復号部と、を有する端末。
  2. ネットワークの帯域情報を取得する取得部と、
    取得された前記帯域情報と、判別された前記符号化手段のサイズとに基づいて前記データの再生に要する時間を算出する算出部と、
    前記データの再生に要する時間を表示媒体に表示する表示部と、
    をさらに有する請求項1に記載の端末。
  3. 前記選択をユーザから受け付けるか否かの情報をデータの種別ごとに記憶する記憶部と、
    前記選択をユーザから受け付けるか否かの情報を、前記記憶部に設定する設定部と、をさらに有し、
    前記受付部は、前記記憶部に設定された前記選択をユーザから受け付けるか否かの情報に応じて、前記符号化手段を前記装置に要求するか否かの選択をユーザから受け付ける請求項1又は2に記載の端末。
  4. 前記受付部が前記装置に前記符号化手段を要求しない選択を前記ユーザから受け付けた場合、前記復号部は、前記データを復号化しない請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末。
  5. コンピュータに、
    他の端末からデータを受信した場合に、該データを符号化した符号化手段を有するか否かを判別するステップと、
    判別した前記符号化手段を有さない場合に、前記符号化手段の提供を外部の装置に要求するか否かの選択をユーザから受け付けるステップと、
    前記ユーザから前記外部の装置に要求する旨の選択を受け付けた場合に、前記外部の装置に前記符号化手段の提供の要求を送信するステップと、
    前記外部の装置から受信した前記符号化手段を用いて前記データを復号化するステップと、を実行させるプログラム。
  6. 端末から送信された要求であり、データの復号に用いる符号化手段の前記端末への送信を示す要求、又は、前記端末がデータを再生するまでにかかる時間を算出するために用いる前記符号化手段の容量についての情報の前記端末への送信を示す要求を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された要求に応じて、前記要求に対応する符号化手段、又は、前記符号化手段の容量についての情報を前記端末に送信する送信部と、
    を有する装置。
  7. 複数の端末と端末間の通信を管理する装置とを含むシステムであって、
    前記端末は、
    他の端末からデータを受信した場合に、該データを符号化した符号化手段を有するか否かを判別する判別部と、
    判別した前記符号化手段を有さない場合に、前記符号化手段の提供を外部の装置に要求するか否かの選択をユーザから受け付ける受付部と、
    前記ユーザから前記外部の装置に要求する旨の選択を受け付けた場合に、前記外部の装置に前記符号化手段の提供の要求を送信する送信部と、
    前記外部の装置から受信した前記符号化手段を用いて前記データを復号化する復号部と、を有し、
    前記装置は、
    データの復号に用いる1以上の符号化手段を記憶する記憶部と、
    前記端末から前記要求を受信する受信部と、
    前記記憶部から前記要求に対応する符号化手段を取得する取得部と、
    前記要求に対応する符号化手段を前記端末に送信する送信部と、を有するシステム。
JP2015223451A 2015-11-13 2015-11-13 端末、プログラム、装置及びシステム Pending JP2017092830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015223451A JP2017092830A (ja) 2015-11-13 2015-11-13 端末、プログラム、装置及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015223451A JP2017092830A (ja) 2015-11-13 2015-11-13 端末、プログラム、装置及びシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017092830A true JP2017092830A (ja) 2017-05-25

Family

ID=58768749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015223451A Pending JP2017092830A (ja) 2015-11-13 2015-11-13 端末、プログラム、装置及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017092830A (ja)

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08256332A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Hitachi Ltd 情報の伝送方法
JPH1051778A (ja) * 1996-08-02 1998-02-20 Sharp Corp 符号化装置,復号化装置及び該符号化並びに復号化装置を備えた通信装置
JP2004122630A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Canon Inc 印刷装置、データ処理装置、印刷システム、通信状況通知方法、印刷情報制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2004184107A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Xanavi Informatics Corp 経路誘導情報配信方法、経路誘導方法、情報端末装置および情報配信センタ
JP2007102567A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Seiko Epson Corp インストール方法および記録媒体
JP2007300610A (ja) * 2006-05-03 2007-11-15 Samsung Electronics Co Ltd コーデックアップグレードを実行する装置及びその方法
JP2009017033A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像通信端末、映像通信方法、映像通信プログラムおよび映像通信プログラムを記録した記録媒体
JP2009049572A (ja) * 2007-08-15 2009-03-05 Sony Corp コンテンツ受信装置および方法、記録媒体並びにプログラム
JP2013135284A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Sharp Corp コンテンツ再生装置、サーバ、コンテンツ再生システム、及びコンテンツ再生方法
JP2014206952A (ja) * 2013-04-16 2014-10-30 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよび制御方法
JP2015154227A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 キヤノン株式会社 データ転送方式
JP2015165347A (ja) * 2014-02-28 2015-09-17 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08256332A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Hitachi Ltd 情報の伝送方法
JPH1051778A (ja) * 1996-08-02 1998-02-20 Sharp Corp 符号化装置,復号化装置及び該符号化並びに復号化装置を備えた通信装置
JP2004122630A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Canon Inc 印刷装置、データ処理装置、印刷システム、通信状況通知方法、印刷情報制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2004184107A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Xanavi Informatics Corp 経路誘導情報配信方法、経路誘導方法、情報端末装置および情報配信センタ
JP2007102567A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Seiko Epson Corp インストール方法および記録媒体
JP2007300610A (ja) * 2006-05-03 2007-11-15 Samsung Electronics Co Ltd コーデックアップグレードを実行する装置及びその方法
JP2009017033A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像通信端末、映像通信方法、映像通信プログラムおよび映像通信プログラムを記録した記録媒体
JP2009049572A (ja) * 2007-08-15 2009-03-05 Sony Corp コンテンツ受信装置および方法、記録媒体並びにプログラム
JP2013135284A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Sharp Corp コンテンツ再生装置、サーバ、コンテンツ再生システム、及びコンテンツ再生方法
JP2014206952A (ja) * 2013-04-16 2014-10-30 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよび制御方法
JP2015154227A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 キヤノン株式会社 データ転送方式
JP2015165347A (ja) * 2014-02-28 2015-09-17 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ED BOTT (外2名), WINDOWS 7 オフィシャルマニュアル 上, JPN6019046952, 26 April 2010 (2010-04-26), JP, pages 174 - 175, ISSN: 0004165054 *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5353989B2 (ja) 伝送管理装置、伝送端末、伝送システム、伝送管理方法、伝送端末制御方法、伝送管理プログラム及び伝送端末制御プログラム
JP5999873B2 (ja) 伝送システム、伝送方法、及びプログラム
JP6634965B2 (ja) 通信端末、通信システム、通信制御方法、及びプログラム
JP6465541B2 (ja) 通信装置、再生装置、及びその方法、並びにプログラム
JP5983792B2 (ja) 伝送システム、及び伝送方法
JP7088257B2 (ja) 伝送管理装置
JP6326750B2 (ja) 通信端末、通信管理システム、通信システム、発信履歴の管理方法、及びプログラム
JP2015056860A (ja) 伝送端末、通信方法、及びプログラム
JP2016012843A (ja) 伝送管理システム、伝送システム、伝送管理方法、伝送方法、及びプログラム
JP6252740B2 (ja) 伝送管理システム、管理方法、及びプログラム
JP6661915B2 (ja) 通信管理システム、通信システム、中継装置制御方法、及びプログラム
EP3068132A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, and information processing method
JP2016167657A (ja) 伝送管理システム、伝送システム、伝送管理方法、及びプログラム
JP6327338B2 (ja) 宛先端末、伝送システム、中継装置の選択方法、及び記録媒体
JP6307746B2 (ja) 宛先管理システム、通信システム、宛先管理方法、及びプログラム
JP2021060739A (ja) 通信システム、データ共有方法、プログラム、通信端末
JP2017092830A (ja) 端末、プログラム、装置及びシステム
JP2015104108A (ja) 管理システム、プログラム、プログラム提供システム、及びメンテナンスシステム
JP2015130584A (ja) 伝送システム、端末装置、及びプログラム
JP2017079376A (ja) 伝送端末、自動応答方法、及びプログラム
JP6451253B2 (ja) 伝送管理システム、伝送システム、中継装置制御方法、及びプログラム
JP2015162207A (ja) 宛先管理システム、通信システム、プログラム、及び宛先管理方法
JP6326973B2 (ja) 伝送端末、伝送システム、中継装置の選択方法、プログラム、及びメンテナンスシステム
JP6439325B2 (ja) 利用管理システム、料金提供方法、及びプログラム
JP6330320B2 (ja) 伝送システム、伝送端末およびプログラム並びに通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190611

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191203