JP2017092655A - コンパレータ - Google Patents

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貴男 鶴原
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Abstract

【課題】コンパレータの比較動作中においても入力オフセット電圧の変動を抑える技術を提供する。【解決手段】 スイッチ回路30は、反転入力端子1bを反転入力側のトランジスタ11のゲートに接続するとともに非反転入力端子1cを非反転入力側のトランジスタ12のゲートに接続するストレートモードと反転入力端子1bを非反転入力側のトランジスタ12のゲートに接続するとともに非反転入力端子1cを反転入力側のトランジスタ11のゲートに接続するクロスモードを切り換え可能に構成されている。判定ロジック回路50は、ストレートモードとクロスモードのときの出力増幅回路20の出力CO1に基づいて、回路オフセット電圧の増減を指示するオフセット調整信号を生成するとともに、出力端子1dに出力する出力電圧VOUTを決定する。【選択図】図2

Description

本明細書が開示する技術は、コンパレータに関する。
コンパレータの入力オフセット電圧を調整するために、コンパレータに接続されている調整用抵抗をレーザートリミングする技術が知られている。このレーザートリミングによる調整技術では、調整された調整用抵抗の抵抗値は固定されることから、調整後にコンパレータの入力オフセット電圧を再調整することができない。コンパレータの入力オフセット電圧は、時間経過によって変動することもあれば、温度等の環境変化又は高周波ノイズの混入によっても変動することがある。このため、レーザートリミングによる調整技術では、このような入力オフセット電圧の変動に対処することができない。
特許文献1は、このような入力オフセット電圧の変動にも対処可能な入力オフセット電圧の調整技術を開示する。特許文献1の調整技術は、コンパレータの非反転入力端子と反転入力端子に共通電圧を入力するモードを有する。このモードのときの出力電圧において、検出される出力レベルと理想レベルのズレを補償するように、スイッチドキャパシタで構成された調整用抵抗を調整する。特許文献1の調整技術では、コンパレータの非反転入力端子と反転入力端子に共通電圧を入力するモードを実行する毎に、コンパレータの入力オフセット電圧を再調整することができる。
特開2004−120102号公報
しかしながら、特許文献1の調整技術では、コンパレータの比較動作中に入力オフセット電圧の調整を行うことができない。このため、特許文献1の調整技術は、コンパレータの比較動作中に変動する入力オフセット電圧に対しては対処することができない。本明細書は、コンパレータの比較動作中においても入力オフセット電圧の変動を抑えることができる技術を提供する。
本明細書が開示するコンパレータの一実施形態は、反転入力端子、非反転入力端子及び出力端子を有する。コンパレータはさらに、差動対回路、出力増幅回路、スイッチ回路、オフセット調整回路及び判定ロジック回路を備える。差動対回路は、差動対を構成する反転入力側の第1トランジスタと非反転入力側の第2トランジスタを有する。出力増幅回路は、差動対回路の出力を増幅して出力する。スイッチ回路は、反転入力端子を第1トランジスタのゲートに接続するとともに非反転入力端子を第2トランジスタのゲートに接続するストレートモードと反転入力端子を第2トランジスタのゲートに接続するとともに非反転入力端子を第1トランジスタのゲートに接続するクロスモードを切り換え可能に構成されている。オフセット調整回路は、回路オフセット電圧の増減を調整可能に構成されている。ここで、回路オフセット電圧は、入力オフセット電圧に対して正負が逆の関係を有する。本明細書では、回路動作の理解を助けるために、回路オフセット電圧を用いてコンパレータを特定する。判定ロジック回路は、出力増幅回路の出力に基づいて、オフセット調整回路による回路オフセット電圧の増減を指示するオフセット調整信号を生成するとともに、出力端子の出力電圧を決定する。判定ロジック回路は、(1)ストレートモードのときの出力増幅回路の出力とクロスモードのときの出力増幅回路の出力の双方がローであるときに、回路オフセット電圧の減少を指示するオフセット調整信号を生成し、(2)ストレートモードのときの出力増幅回路の出力とクロスモードのときの出力増幅回路の出力の双方がハイであるときに、回路オフセット電圧の増加を指示するオフセット調整信号を生成し、(3)ストレートモードのときの出力増幅回路の出力がハイであり、クロスモードのときの出力増幅回路の出力がローであるときに、出力端子の出力電圧をハイに決定し、(4)ストレートモードのときの出力増幅回路の出力がローであり、クロスモードのときの出力増幅回路の出力がハイであるときに、出力端子の出力電圧をローに決定する、ように構成されている。この実施形態のコンパレータは、コンパレータの比較動作中においても回路オフセット電圧の変動を抑えることができ、これにより、入力オフセット電圧の変動を抑えることができる。
本明細書が開示するコンパレータの他の一実施形態は、反転入力端子、非反転入力端子及び出力端子を有する。コンパレータはさらに、差動対回路、スイッチ回路、オフセット調整回路及び判定ロジック回路を備える。差動対回路は、差動対を構成する反転入力側の第1トランジスタと非反転入力側の第2トランジスタを有する。スイッチ回路は、反転入力端子を第1トランジスタのゲートに接続するとともに非反転入力端子を第2トランジスタのゲートに接続するストレートモードと反転入力端子を第2トランジスタのゲートに接続するとともに非反転入力端子を第1トランジスタのゲートに接続するクロスモードを切り換え可能に構成されている。オフセット調整回路は、回路オフセット電圧の増減を調整可能に構成されている。判定ロジック回路は、差動対回路の出力に基づいて、オフセット調整回路による回路オフセット電圧の増減を指示するオフセット調整信号を生成するとともに、出力端子の出力電圧を決定する。判定ロジック回路は、(1)ストレートモードのときの差動対回路の出力とクロスモードのときの差動対回路の出力の双方がローであるときに、回路オフセット電圧の増加を指示するオフセット調整信号を生成し、(2)ストレートモードのときの差動対回路の出力とクロスモードのときの差動対回路の出力の双方がハイであるときに、回路オフセット電圧の減少を指示するオフセット調整信号を生成し、(3)ストレートモードのときの差動対回路の出力がハイであり、クロスモードのときの差動対回路の出力がローであるときに、出力端子の出力電圧をローに決定し、(4)ストレートモードのときの差動対回路の出力がローであり、クロスモードのときの差動対回路の出力がハイであるときに、出力端子の出力電圧をハイに決定する、ように構成されている。この実施形態のコンパレータは、コンパレータの比較動作中においても回路オフセット電圧の変動を抑えることができ、これにより、入力オフセット電圧の変動を抑えることができる。
回路オフセット電圧が零のときのコンパレータの電圧特性を示す。 回路オフセット電圧が正側にずれているときのコンパレータの電圧特性を示す。 回路オフセット電圧が負側にずれているときのコンパレータの電圧特性を示す。 コンパレータの回路構成を示す。 オフセット調整回路の回路構成を示す。 回路オフセット電圧が正側にずれているときのコンパレータのタイミングチャートを示す。 回路オフセット電圧が負側にずれているときのコンパレータのタイミングチャートを示す。 回路オフセット電圧が調整された後のコンパレータのタイミングチャートを示す。 回路オフセット電圧が調整された後のコンパレータのタイミングチャートを示す。 コンパレータの回路構成の変形例を示す。
まず、コンパレータの伝達特性と回路オフセット電圧の関係を参照し、コンパレータの回路オフセット電圧を調整する必要性について説明する。図1Aは、破線で示される回路オフセット電圧が零の場合を例示する。この場合、振幅が小さい入力であっても良好に比較が行われ、正確な出力が得られる。図1Bは、破線で示される回路オフセット電圧が正側に大きくずれている場合を例示する。この場合、振幅が小さい入力を比較することができず、出力が常にローになってしまう。即ち、コンパレータは、負の入力オフセット電圧を有する。図1Cは、破線で示される回路オフセット電圧が負側に大きくずれている場合を例示する。この場合、振幅が小さい入力を比較することができず、出力が常にハイになってしまう。即ち、コンパレータは、正の入力オフセット電圧を有する。このように、コンパレータは、回路オフセット電圧が正又は負に大きくずれていると、振幅が小さい入力(例えば数百μVで振動するような入力)を比較することができないことがある。このため、このような振幅の小さい入力を良好に比較するためには、コンパレータの回路オフセット電圧を調整し、コンパレータの入力オフセット電圧を最小化する必要がある。以下で説明するコンパレータは、このような振幅が小さい入力を良好に比較することが可能である。
図2に示されるように、コンパレータ1は、差動対回路10、出力増幅回路20、スイッチ回路30、オフセット調整回路40及び判定ロジック回路50を備える。
差動対回路10は、差動対を構成する一対のPチャネル型のMOSトランジスタ11,12、能動負荷としてカレントミラー回路を構成する一対のNチャネル型のMOSトランジスタ13,14、電流源であるPチャネル型のMOSトランジスタ15を有する。なお、P型MOSトランジスタ11が特許請求の範囲に記載の第1トランジスタの一例であり、P型MOSトランジスタ12が特許請求の範囲に記載の第2トランジスタの一例であり、N型MOSトランジスタ13が特許請求の範囲に記載の第3トランジスタの一例であり、N型MOSトランジスタ14が特許請求の範囲に記載の第4トランジスタの一例である。
反転入力側のP型MOSトランジスタ11及び非反転入力側のP型MOSトランジスタ12のソースは、P型MOSトランジスタ15のドレインに共通接続されている。P型MOSトランジスタ11のドレインは、N型MOSトランジスタ13のドレインに接続されている。P型MOSトランジスタ12のドレインは、N型MOSトランジスタ14のドレインに接続されている。N型MOSトランジスタ13,14のゲートは、N型MOSトランジスタ13のドレインに共通接続されている。N型MOSトランジスタ13,14の各々のソースは、接地端子に接続されている。電流源のP型MOSトランジスタ15のソースは、電源に接続されている。P型MOSトランジスタ15のゲートがバイアス端子1aに接続されており、そのバイアス端子1aにバイアス電圧VBが印加される。
出力増幅回路20は、Pチャネル型のMOSトランジスタ22及びNチャネル型のMOSトランジスタ24を有する。出力増幅回路20は、Pチャネル型のMOSトランジスタ22を負荷とする増幅回路を構成する。
P型MOSトランジスタ22及びN型MOSトランジスタ24のドレインは、出力増幅回路20の出力端子20aに共通接続されている。P型MOSトランジスタ22のソースは、電源に接続されている。P型MOSトランジスタ22のゲートがバイアス端子1aに接続されており、そのバイアス端子1aにバイアス電圧VBが印加される。N型MOSトランジスタ24のソースは、接地端子に接続されている。N型MOSトランジスタ24のゲートは、差動対回路10の出力ノード10N(P型MOSトランジスタ12及びN型MOSトランジスタ14のドレイン)に接続されている。
スイッチ回路30は、第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2を有する。第1スイッチSW1は、一端が反転入力側のP型MOSトランジスタ11のゲートに接続されており、他端の接続先が反転入力端子1bと非反転入力端子1cの間で切換え可能に構成されている。第2スイッチSW2は、一端が非反転入力側のP型MOSトランジスタ12のゲートに接続されており、他端の接続先が反転入力端子1bと非反転入力端子1cの間で切換え可能に構成されている。
スイッチ回路30は、第1クロック信号CK1に基づいて、ストレートモードとクロスモードの間で第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2の接続先を切換えるように構成されている。スイッチ回路30は、第1クロック信号CK1がローのときにストレートモードに設定し、クロック信号CK1がハイのときにクロスモードに設定するように構成されている。ストレートモードでは、第1スイッチSW1が反転入力端子1bを反転入力側のP型MOSトランジスタ11のゲートに接続するとともに、第2スイッチSW2が非反転入力端子1cを非反転入力側のN型MOSトランジスタ12のゲートに接続する。クロスモードでは、第2スイッチSW2が反転入力端子1bを非反転入力側のN型MOSトランジスタ12のゲートに接続するとともに、第1スイッチSW1が非反転入力端子1cを反転入力側のP型MOSトランジスタ11のゲートに接続する。反転入力端子1bには第1入力電圧VMが印加されており、非反転入力端子1cには第2入力電圧VPが印加されている。
オフセット調整回路40は、判定ロジック回路50からのオフセット調整信号Dosに基づいて、コンパレータ1の回路オフセット電圧の増減を調整可能に構成されている。オフセット調整回路40は、第1端子40a、第2端子40b及び第3端子40cを有する。第1端子40aは、差動対回路10のN型MOSトランジスタ13のドレインに接続されている。第2端子40bは、差動対回路10のN型MOSトランジスタ13及びN型MOSトランジスタ14のソース、即ち、接地端子に接続されている。第3端子40cは、差動対回路10のN型MOSトランジスタ14のドレインに接続されている。
図3に、オフセット調整回路40の回路構成を示す。オフセット調整回路40は、抵抗DA変換器として構成されており、固定抵抗素子群40R及びスイッチ素子群40Sを有する。固定抵抗素子群40Rは、2個の固定抵抗素子が直列に接続して構成されており、一端が第1端子40aに接続されており、他端が第3端子40cに接続されている。固定抵抗素子群40Rの固定抵抗素子の抵抗値は、両端の固定抵抗素子の抵抗値を除いて、いずれも同値である。スイッチ素子群40Sは、(2−1)個のスイッチ素子を有する。複数のスイッチ素子の各々は、固定抵抗素子群40Rの固定抵抗素子間の配線のいずれか1つに対応して配置されており、一端がその固定抵抗素子間の配線に接続されており、他端が第2端子40bに接続されている。
オフセット調整回路40は、判定ロジック回路50からのオフセット調整信号Dosに基づいて、スイッチ素子群40Sのうちの1つのスイッチ素子を閉じ、固定抵抗素子群40Rを分割する。判定ロジック回路50のオフセット調整信号Dosは、nビットのデジタル値である。オフセット調整回路40では、第3端子40c側のスイッチ素子から順にオフセット調整信号Dosのデジタル値が割り振られている。例えば、図3は、オフセット調整信号Dosのデジタル値が「1」の場合を例示する。オフセット調整回路40では、オフセット調整信号Dosに基づいて、能動負荷のN型MOSトランジスタ13に並列に接続される固定抵抗素子の数と能動負荷のN型MOSトランジスタ14に並列に接続される固定抵抗素子の数が調整される。
オフセット調整回路40では、オフセット調整信号Dosのデジタル値が減少すると、N型MOSトランジスタ13に並列に接続される固定抵抗素子の数が増加(抵抗値が増加)することで、N型MOSトランジスタ13と固定抵抗素子の並列回路の合計抵抗値が増加する一方、N型MOSトランジスタ14に並列に接続される固定抵抗素子の数が減少(抵抗値が減少)することで、N型MOSトランジスタ14と固定抵抗素子の並列回路の合計抵抗値が減少する。したがって、オフセット調整回路40では、オフセット調整信号Dosのデジタル値が減少すると、回路オフセット電圧が減少する。また、オフセット調整回路40では、オフセット調整信号Dosのデジタル値が増加すると、N型MOSトランジスタ13に並列に接続される固定抵抗素子の数が減少(抵抗値が減少)することで、N型MOSトランジスタ13と固定抵抗素子の並列回路の合計抵抗値が減少する一方、N型MOSトランジスタ14に並列に接続される固定抵抗素子の数が増加(抵抗値が増加)することで、N型MOSトランジスタ14と固定抵抗素子の並列回路の合計抵抗値が増加する。したがって、オフセット調整回路40では、オフセット調整信号Dosのデジタル値が増加すると、回路オフセット電圧が増加する。
このように、オフセット調整回路40は、判定ロジック回路50からのオフセット調整信号Dosに基づいて、差動対回路10の能動負荷の抵抗値を調整し、コンパレータ1の回路オフセット電圧の増減を調整することができる。
図2に示されるように、判定ロジック回路50は、第1D型フリップフロップ回路52、第2D型フリップフロップ回路54及び判定ロジック部56を有する。
第1D型フリップフロップ回路52は、出力増幅回路20の出力端子20aに接続されており、出力増幅回路20の出力CO1が入力するように構成されている。第1D型フリップフロップ回路52は、第2クロック信号CK2の立ち上がり時に出力増幅回路20の出力CO1を保持する。第2クロック信号CK2は、第1クロック信号CK1がローのとき、即ち、スイッチ回路30がストレートモードのときに、立ち上がるように調整されている。したがって、第1フリップフロップ回路52は、スイッチ回路30がストレートモードのときの出力増幅回路20の出力CO1を保持する。
第2D型フリップフロップ回路54は、出力増幅回路20の出力端子20aに接続されており、出力増幅回路20の出力CO1が入力するように構成されている。第2D型フリップフロップ回路54は、第3クロック信号CK3の立ち上がり時に出力増幅回路20の出力CO1を保持する。第3クロック信号CK3は、第1クロック信号CK1がハイのとき、即ち、スイッチ回路30がクロスモードのときに、立ち上がるように調整されている。したがって、第2フリップフロップ回路54は、スイッチ回路30がクロスモードのときの出力増幅回路20の出力CO1を保持する。
判定ロジック部56は、第1D型フリップフロップ回路52の出力Q1及び第2D型フリップフロップ回路54の出力Q2が入力するように構成されている。判定ロジック部56は、D型フリップフロップ回路52,54の出力Q1,Q2に基づいて、オフセット調整回路40に提供するオフセット調整信号Dosを生成し、そのオフセット調整信号Dosを出力するように構成されている。判定ロジック部56はさらに、出力端子1dに接続されており、D型フリップフロップ回路52,54の出力Q1,Q2に基づいて、出力端子1dに出力する出力電圧VOUTを決定し、その出力電圧を出力するように構成されている。判定ロジック部56の論理表を以下に示す。なお、下表中において、「L」は電圧値がローであることを示し、「H」は電圧値がハイであることを示す。
Figure 2017092655
上表に示すように、第1D型フリップフロップ回路52の出力Q1がローであり、第2D型フリップフロップ回路54の出力Q2もローのとき、判定ロジック部56は、オフセット調整信号Dosのデジタル値を1つだけ減少する。図4に、このときのコンパレータ1のタイミングチャートを示す。図4に示されるように、ストレートモード及びクロスモードのいずれのときも、D型フリップフロップ回路52,54の出力Q1,Q2がローとなるのは、破線で示される回路オフセット電圧が正側に大きくずれている場合である。このように、判定ロジック部56は、回路オフセット電圧が正側に大きくずれていると判定すると、第1クロック信号CK1が立ち下がる時に、オフセット調整信号Dosのデジタル値を1つだけ減少する。これにより、オフセット調整回路40は、第1クロック信号CK1に同期して、回路オフセット電圧を減少させるように動作することができる。コンパレータ1は、回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に調整されるまで、回路オフセット電圧を減少させるように動作する。
上表に示すように、第1D型フリップフロップ回路52の出力Q1がハイであり、第2D型フリップフロップ回路54の出力Q2もハイのとき、判定ロジック部56は、オフセット調整信号Dosのデジタル値を1つだけ増加する。図5に、このときのコンパレータ1のタイミングチャートを示す。図5に示されるように、ストレートモード及びクロスモードのいずれのときも、D型フリップフロップ回路52,54の出力Q1,Q2がハイとなるのは、破線で示される回路オフセット電圧が負側に大きくずれている場合である。このように、判定ロジック部56は、回路オフセット電圧が負側に大きくずれていると判定すると、第1クロック信号CK1が立ち下がる時に、オフセット調整信号Dosのデジタル値を1つだけ増加する。これにより、オフセット調整回路40は、第1クロック信号CK1に同期して回路オフセット電圧を増加させるように動作することができる。コンパレータ1は、回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に調整されるまで、回路オフセット電圧を増加させるように動作する。
上表に示すように、第1D型フリップフロップ回路52の出力Q1がハイであり、第2D型フリップフロップ回路54の出力Q2がローのとき、判定ロジック部56は、オフセット調整信号Dosのデジタル値を維持するとともに、出力電圧VOUTをハイにする。図6に、このときのコンパレータ1のタイミングチャートを示す。図6は、破線で示される回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に調整された後の様子を示す。このように、回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に調整されていると、ストレートモードとクロスモードのときの出力増幅回路20の出力CO1が反転する。換言すると、ストレートモードとクロスモードのときの出力増幅回路20の出力CO1が反転するときは、回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に調整されており、コンパレータ1は、比較動作を実行可能な状態である。出力電圧VOUTがハイという結果は、ストレートモードのときに非反転入力端子1cに入力する第2入力電圧VPが第1入力電圧VMよりも大きいという関係に一致する。コンパレータ1は、正確な比較動作を行うことができる。
上表に示すように、第1D型フリップフロップ回路52の出力Q1がローであり、第2D型フリップフロップ回路54の出力Q2がハイのとき、判定ロジック部56は、オフセット調整信号Dosのデジタル値を維持するとともに、出力電圧VOUTをローにする。図7に、このときのコンパレータ1のタイミングチャートを示す。図7は、破線で示される回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に調整された後の様子を示す。このように、回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に調整されていると、ストレートモードとクロスモードのときの出力増幅回路20の出力CO1が反転する。換言すると、ストレートモードとクロスモードのときの出力増幅回路20の出力CO1が反転するときは、回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に調整されており、コンパレータ1は、比較動作を実行可能な状態である。出力電圧VOUTがローという結果は、ストレートモードのときに反転入力端子1bに入力する第1入力電圧VMが第2入力電圧VPよりも大きいという関係に一致する。コンパレータ1は、正確な比較動作を行うことができる。
回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に調整された後に、例えば、回路オフセット電圧が正側にずれ始めると、コンパレータ1の判定ロジック回路50は、オフセット調整信号Dosを減少させるように動作する。このため、コンパレータ1は、比較動作中においても、回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に維持されるように動作する。同様に、回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に調整された後に、例えば、回路オフセット電圧が負側にずれ始めると、コンパレータ1の判定ロジック回路50は、オフセット調整信号Dosを増加させるように動作する。このため、コンパレータ1は、比較動作中においても、回路オフセット電圧が第1入力電圧VMと第2入力電圧VPの間に維持されるように動作する。このように、コンパレータ1は、比較動作中においても、回路オフセット電圧の変動を抑えることができる。この結果、コンパレータ1は、例えば数百μVで振幅するような入力を良好に比較することができる。
上記では、判定ロジック回路50が、増幅回路50の出力CO1に基づいて、オフセット調整回路40による回路オフセット電圧の増減を指示するオフセット調整信号Dosを生成するとともに、出力端子1dの出力電圧VOUTを決定する実施形態を例示した。これに代えて、図8に示すように、判定ロジック回路50は、差動対回路10の出力CO2に基づいて、オフセット調整回路40による回路オフセット電圧の増減を指示するオフセット調整信号Dosを生成するとともに、出力端子1dの出力電圧VOUTを決定してもよい。この場合、差動対回路10の出力CO2は、増幅回路50の出力CO1に対して正負が逆となるため、判定ロジック部56の論理表は以下のようになる。
Figure 2017092655
図8に示す実施形態では、増幅回路20が不要となるので、コンパレータ1の回路構成が簡単化される。
上記では、回路オフセット電圧を調整するために、差動対回路の能動負荷の抵抗値を調整する実施形態を例示した。しかしながら、本明細書で開示される技術は、この例に限らず、回路オフセットを調整する他の実施形態にも適用可能である。例えば、本明細書で開示される技術は、差動対回路に流れる電流を調整する実施形態又は差動対回路の2出力電圧を調整する実施形態にも適用可能である。また、上記では、P型MOSトランジスタで差動対を構成する実施形態を例示したが、当然に、本明細書で開示される技術は、N型MOSトランジスタで差動対を構成する実施形態にも適用可能である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:コンパレータ
1b:反転入力端子
1c:非反転入力端子
1d:出力端子
10:差動対回路
20:出力増幅回路
30:スイッチ回路
40:オフセット調整回路
50:判定ロジック回路

Claims (3)

  1. 反転入力端子、非反転入力端子及び出力端子を有するコンパレータであって、
    差動対を構成する反転入力側の第1トランジスタと非反転入力側の第2トランジスタを有する差動対回路と、
    前記差動対回路の出力を増幅して出力する出力増幅回路と、
    前記反転入力端子を前記第1トランジスタのゲートに接続するとともに前記非反転入力端子を前記第2トランジスタのゲートに接続するストレートモードと前記反転入力端子を前記第2トランジスタのゲートに接続するとともに前記非反転入力端子を前記第1トランジスタのゲートに接続するクロスモードを切り換え可能に構成されているスイッチ回路と、
    回路オフセット電圧の増減を調整可能に構成されているオフセット調整回路と、
    前記出力増幅回路の出力に基づいて、前記オフセット調整回路による前記回路オフセット電圧の増減を指示するオフセット調整信号を生成するとともに、前記出力端子の出力電圧を決定する判定ロジック回路と、を備えており、
    前記判定ロジック回路は、
    (1)前記ストレートモードのときの前記出力増幅回路の出力と前記クロスモードのときの前記出力増幅回路の出力の双方がローであるときに、前記回路オフセット電圧の減少を指示する前記オフセット調整信号を生成し、
    (2)前記ストレートモードのときの前記出力増幅回路の出力と前記クロスモードのときの前記出力増幅回路の出力の双方がハイであるときに、前記回路オフセット電圧の増加を指示する前記オフセット調整信号を生成し、
    (3)前記ストレートモードのときの前記出力増幅回路の出力がハイであり、前記クロスモードのときの前記出力増幅回路の出力がローであるときに、前記出力端子の前記出力電圧をハイに決定し、
    (4)前記ストレートモードのときの前記出力増幅回路の出力がローであり、前記クロスモードのときの前記出力増幅回路の出力がハイであるときに、前記出力端子の前記出力電圧をローに決定する、ように構成されている、コンパレータ。
  2. 反転入力端子、非反転入力端子及び出力端子を有するコンパレータであって、
    差動対を構成する反転入力側の第1トランジスタと非反転入力側の第2トランジスタを有する差動対回路と、
    前記反転入力端子を前記第1トランジスタのゲートに接続するとともに前記非反転入力端子を前記第2トランジスタのゲートに接続するストレートモードと前記反転入力端子を前記第2トランジスタのゲートに接続するとともに前記非反転入力端子を前記第1トランジスタのゲートに接続するクロスモードを切り換え可能に構成されているスイッチ回路と、
    回路オフセット電圧の増減を調整可能に構成されているオフセット調整回路と、
    前記差動対回路の出力に基づいて、前記オフセット調整回路による前記回路オフセット電圧の増減を指示するオフセット調整信号を生成するとともに、前記出力端子の出力電圧を決定する判定ロジック回路と、を備えており、
    前記判定ロジック回路は、
    (1)前記ストレートモードのときの前記差動対回路の出力と前記クロスモードのときの前記差動対回路の出力の双方がローであるときに、前記回路オフセット電圧の増加を指示する前記オフセット調整信号を生成し、
    (2)前記ストレートモードのときの前記差動対回路の出力と前記クロスモードのときの前記差動対回路の出力の双方がハイであるときに、前記回路オフセット電圧の減少を指示する前記オフセット調整信号を生成し、
    (3)前記ストレートモードのときの前記差動対回路の出力がハイであり、前記クロスモードのときの前記差動対回路の出力がローであるときに、前記出力端子の前記出力電圧をローに決定し、
    (4)前記ストレートモードのときの前記差動対回路の出力がローであり、前記クロスモードのときの前記差動対回路の出力がハイであるときに、前記出力端子の前記出力電圧をハイに決定する、ように構成されている、コンパレータ。
  3. 前記差動対回路は、カレントミラー回路を構成する第3トランジスタ及び第4トランジスタを有しており、
    前記オフセット調整回路は、前記第3トランジスタに対して並列に接続される抵抗素子の抵抗値と前記第4トランジスタに対して並列に接続される抵抗素子の抵抗値を調整可能に構成されている、請求項1又は2に記載のコンパレータ。
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