JP2017092360A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガードリング構造またはフィールドプレート構造を設ける場合に、エッジ長が長くなるので、半導体基板当たりの素子形成領域の面積が制限され、半導体基板を有効に使えないという問題を解決する半導体装置を提供する。【解決手段】半導体基板30と、半導体基板30の上方に設けられた酸化膜42と、酸化膜42の上方に設けられた、窒化膜を有する抵抗性導電膜44と、抵抗性導電膜44の上方に設けられた層間絶縁膜46と、層間絶縁膜46の上方に設けられたパッシベーション膜48とを備え、抵抗性導電膜44は、半導体基板30の活性領域110から端部領域120にかけて延在する。【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置に関する。
従来、素子形成領域のゲート電極および素子形成領域外の電位固定電極上に、保護膜としてのポリイミド膜を設けていた(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2003−017504号公報
特許文献1に記載の構成において耐圧をさらに向上させる場合、ゲート電極と電位固定電極との間の領域に、ガードリング構造またはフィールドプレート構造を設ける必要がある。しかしながら、当該領域にガードリング構造またはフィールドプレート構造を設ける場合、エッジ長が長くなる。これにより、半導体基板のおもて面の面積当たりにおける素子形成領域の面積が制限されるので、半導体基板を有効に使えないという問題がある。
本発明の第1の態様における半導体装置は、半導体基板と、酸化膜と、抵抗性導電膜と、層間絶縁膜と、パッシベーション膜とを有してよい。酸化膜は、半導体基板の上方に設けられてよい。抵抗性導電膜は、酸化膜の上方に設けられてよい。抵抗性導電膜は、窒化膜を有してよい。層間絶縁膜は、抵抗性導電膜の上方に設けられてよい。パッシベーション膜は、層間絶縁膜の上方に設けられてよい。抵抗性導電膜は、半導体基板の活性領域から端部領域にかけて延在してよい。
抵抗性導電膜は、活性領域に設けられたゲート電極と端部領域に設けられたストッパー電極とに電気的に接続してよい。
抵抗性導電膜は、ポリシリコンよりも高い抵抗率を有してよい。
抵抗性導電膜は、100kΩ/□以上100GΩ/□以下のシート抵抗を有してよい。
酸化膜は抵抗性導電膜よりも硬くてよい。抵抗性導電膜は層間絶縁膜よりも硬くてよい。
パッシベーション膜はポリイミド膜であってよい。
半導体基板は酸化膜よりも硬くてよい。層間絶縁膜はパッシベーション膜よりも硬くてよい。
半導体装置は、層間絶縁膜とパッシベーション膜との間に、絶縁性窒化シリコン膜をさらに備えてよい。
パッシベーション膜は絶縁性窒化シリコン膜であってよい。
半導体基板はシリコンを含んでよい。酸化膜は酸化シリコン膜であってよい。抵抗性導電膜は抵抗性窒化シリコン膜であってよい。層間絶縁膜はPSG膜またはBPSG膜であってよい。
抵抗性導電膜の窒化膜は、抵抗性窒化シリコン膜であってよい。抵抗性窒化シリコン膜の窒素に対するシリコンの比率は、絶縁性窒化シリコン膜の窒素に対するシリコンの比率よりも高くてよい。
半導体基板のおもて面と平行な方向において、酸化膜は抵抗性導電膜よりも長く延在してよい。
抵抗性導電膜は、2.9以上3.3以下の屈折率を有してよい。
絶縁性窒化シリコン膜は、1.8以上2.2以下の屈折率を有してよい。
半導体装置は、活性領域にエミッタ電極をさらに備えてよい。半導体装置は、窒化膜を有する第2の抵抗性導電膜をさらに備えてよい。第2の抵抗性導電膜は、エミッタ電極と活性領域に設けられたゲート電極とを電気的に接続してよい。第2の抵抗性導電膜は、酸化膜の上方に設けられてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
半導体装置100の上面を示す概略図である。 第1実施形態におけるA‐A'断面を示す図である。 第2実施形態におけるA‐A'断面を示す図である。 第3実施形態におけるA‐A'断面を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、半導体装置100の上面を示す概略図である。半導体装置100は、半導体基板30を有する。半導体装置100は、活性領域110と端部領域120とを含む。活性領域110は、MOSFET(Metal‐Oxide‐Semiconductor Field‐Effect Transistor)、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)およびFWD(Free Wheeling Diode)等の1以上の素子が設けられる領域である。
端部領域120は、活性領域110を囲む。端部領域120は、半導体装置100の動作時に活性領域110から端部領域120まで空乏層を拡げる機能を有する。空乏層が端部領域120にまで拡がることにより、端部領域120が無い場合と比べて、半導体装置100の耐圧が向上する。
本明細書において、X方向とY方向とは互いに垂直な方向であり、Z方向はX‐Y平面に垂直な方向である。X方向、Y方向およびZ方向は、いわゆる右手系を成す。本例の半導体基板30は、+Z方向におもて面を有し、−Z方向に裏面を有する。なお、「上」および「上方」とは、+Z方向を意味する。これに対して、「下」および「下方」とは、−Z方向を意味する。
図2は、第1実施形態におけるA‐A'断面を示す図である。本例の半導体装置100は、活性領域110に少なくともIGBTを有する。半導体基板30は、シリコン(Si)、または、窒化ガリウム(GaN)および炭化珪素(SiC)等の化合物を有してよい。本例の半導体基板30は、シリコン単結晶基板である。
半導体基板30は、おもて面32から裏面33への順に、n型のドリフト層20、n型のバッファ層34、および、p型のコレクタ層36を有する。半導体基板30の裏面33に接してコレクタ電極56が設けられる。本例のおもて面32および裏面33はX‐Y平面に平行な面である。
本明細書において、nまたはpは、それぞれ電子または正孔が多数キャリアであることを意味する。また、nまたはpの右肩に記載した+または−について、+はそれが記載されていないものよりもキャリア濃度が高く、−はそれが記載されていないものよりもキャリア濃度が低いことを意味する。また、本明細書において、Eは10のべき乗を意味し、例えば1E+16は1×1016を意味する。
IGBTの動作時、コレクタ電極56およびエミッタ電極54間には順バイアスが印加される。このとき、IGBTのゲート電極52に正バイアスが印加されると、トレンチ部10の近傍においてチャネルが形成される。すなわち、IGBTがターンオンする。ターンオン時には、ドリフト層20内において電導度変調が生じて、コレクタ電極56からエミッタ電極54に電流が流れる。また、IGBTのゲート電極に供給する正バイアスを切ると、チャネルは消滅する。すなわち、IGBTがターンオフする。ターンオフ時には、コレクタ電極56からエミッタ電極54に電流が流れない。
型のバッファ層34は、ドリフト層20からコレクタ層36に向かって拡がる空乏層がコレクタ層36に接触する(パンチスルー)することを防ぐ機能を有する。
型のドリフト層20のおもて面32側には、トレンチ部10と、p型ウェル28とが設けられる。トレンチ部10は、トレンチ側壁に接して設けられた絶縁膜と、当該絶縁膜に接して設けられたトレンチ電極とを有する。ゲートとして機能するトレンチ電極は、その上に設けられた層間絶縁膜46により、エミッタ電極54とは電気的に分離される。
2つのトレンチ部10の間には、裏面33側からおもて面32側に向かって順に、n型の電荷蓄積層26と、p型のベース層24と、p型のコンタクト層22およびn型のエミッタ層21とが設けられる。コンタクト層22は、その上に設けられた層間絶縁膜46の開口部を介してエミッタ電極54に電気的に接続する。
電荷蓄積層26により、半導体装置100はドリフト層20へのキャリア注入促進効果(Injection Enhanced効果)を有してもよい。ベース層24には、ターンオン時にチャネルが形成される。コンタクト層22は、エミッタ電極54と半導体基板30との接触抵抗を低減する機能を有する。n型のエミッタ層21は、トレンチ部10の側壁およびp型のベース層24に接しておもて面32に形成されている。
型ウェル28上には、配線51が設けられる。本例の配線51は、ポリシリコンからなる。本例の配線51は、ゲート電極52をトレンチ部10のトレンチ電極に電気的に接続する。ただし、図2に示す断面図においては、配線51とトレンチ部10とは接触せず、図示しない箇所のおもて面32上部で接続している。また、配線51は、層間絶縁膜46に設けられた開口を通じてゲート電極52に電気的に接続する。これにより、ゲート電極52とトレンチ部10のトレンチ電極とは電気的に接続する。
なお、本例では、p型ウェル28が設けられる位置までが活性領域110であるとする。しかし、他の例においては、p型ウェル28および配線51が設けられる位置は、端部領域120に含まれるとしてもよい。
半導体基板30のおもて面32の外周端部には、n型ウェル29が設けられる。n型ウェル29は、いわゆるチャネルストッパー領域である。n型ウェル29はドリフト層20よりも高いn型不純物濃度を有するので、p型ウェルから拡がる空乏層はn型ウェル29までにおいて終端する。
型ウェル29は、その上に設けられた層間絶縁膜46の開口部を介してストッパー電極58および抵抗性窒化シリコン膜44に電気的に接続する。ストッパー電極58は、コレクタ電極56と同じ電位である。一例であるが、エミッタ電極54は、接地電位でよい。コレクタ電極56は、エミッタ電極54よりも高い電位が印加される。
型ウェル29とp型ウェル28との間において、半導体基板30の上方には約1.2μm厚みを有する酸化膜42が設けられる。酸化膜42は、n型ウェル29上の一部およびp型ウェル28上の全体にも例えば約0.01μm以上の厚みで設けられる。本例において厚みとは、基板、層および領域のZ方向の長さである。ただし、トレンチ部10における絶縁膜の厚みとは、トレンチ部の側壁における絶縁膜のY方向の長さ、または、トレンチ部の底部における絶縁膜のZ方向の長さである。
本例の酸化膜42は、半導体基板30のおもて面32を部分的に酸化することにより形成した酸化シリコン膜である。あるいは酸化膜42は、おもて面32の全面を熱酸化して選択的にエッチングにより残した酸化シリコン膜(例えばフィールド酸化膜)と、おもて面32を部分的に酸化することにより形成した酸化シリコン膜(例えばLOCOS膜)の二層構成であってよい。
酸化膜42の上方には、窒化膜を有する抵抗性導電膜としての抵抗性窒化シリコン膜44が設けられる。本例では、抵抗性窒化シリコン膜44は、酸化膜42に直接接して設けられる。抵抗性窒化シリコン膜44は、端部領域120上において環状に設けられる。本例の抵抗性窒化シリコン膜44は、0.5μm以上0.8μm以下の厚みを有する。抵抗性窒化シリコン膜44の端は、酸化膜42上で終端するようにパターンされてよい。抵抗性窒化シリコン膜44は、n型ウェル29と直接接してもよいが、酸化膜42によって直接接さないようにするとよい。なお、抵抗性窒化シリコン膜44は、p型ウェル28とは直接接さないようにする。ゲート電極52とp型ウェル28とがショートしないようにするためである。
本例の酸化膜42は、おもて面32と平行な方向において、抵抗性窒化シリコン膜44よりも長く延在する延長部43を有する。これにより、抵抗性窒化シリコン膜44が半導体基板30のおもて面32に直接接することを防ぐ。なお、抵抗性窒化シリコン膜44が延在するおもて面32に平行な方向は、活性領域110から端部領域120に最短距離で向かう直線と平行な方向であってよい。当該方向は、図2において±Y方向である。
本例の抵抗性窒化シリコン膜44は、活性領域110に設けられたゲート電極52と端部領域120に設けられたストッパー電極58とに電気的に接続する。ポリシリコンの抵抗率は一般的に約10−6Ω・mであるのに対して、抵抗性窒化シリコン膜44は、ポリシリコンよりも高い抵抗率を有する。抵抗性窒化シリコン膜44は、100kΩ/□以上100GΩ/□以下のシート抵抗を有してもよい。
なお、窒化シリコン膜の抵抗率は、窒化シリコン膜の屈折率と相関があることが知られている。抵抗性窒化シリコン膜44は、例えば2.9以上3.3以下の屈折率を有してもよい。
抵抗性窒化シリコン膜44は、ゲート電極52とストッパー電極58との間を電気的に絶縁しない。抵抗性窒化シリコン膜44は、ゲート電極52とストッパー電極58との電位差に起因して、ストッパー電極58からゲート電極52に向けて微小な電流を流すことができる。これにより、半導体基板30のおもて面32におけるp型ウェル28とn型ウェル29との間のエッジ領域49では、+Y方向においてほぼ線形な電圧降下が生じる。したがって、エッジ領域49では、半導体基板30にかかる電界(E=dV/dr)がほぼ一定となる。これにより、半導体基板30のおもて面32のエッジ領域49における電界集中が緩和される。つまり、本例の抵抗性窒化シリコン膜44により、半導体装置100を高耐圧化することができる。
加えて、抵抗性窒化シリコン膜44は、半導体基板30における表面電荷の影響を低減する機能も有する。表面電荷が、絶縁膜または半導体基板30のおもて面近傍に存在すると、空乏層がエッジ領域49において拡がらず、電界が集中する場合がある。本例の抵抗性窒化シリコン膜44は、おもて面32および酸化膜42を表面電荷から遮蔽するので、表面電荷の影響を低減することができる。これにより、エッジ領域49における空乏層の広がりを実現することができる。
なお、本例では、抵抗性窒化シリコン膜44でストッパー電極58とエミッタ電極54を電気的に接続するように形成してよい。具体的には、ゲート電極52、エミッタ電極54および層間絶縁膜46を第2の抵抗性窒化シリコン膜44a(図示せず)で覆う。これにより、ストッパー電極58からゲート電極52に流れる微小な電流を、エミッタ電極54にも流すことができる。このことで、ストッパー電極58からの微小な電流の全てがゲート電極52を伝ってゲート駆動回路に流れることを、防止することができる。
あるいは、抵抗性窒化シリコン膜44を活性領域側に延在させてポリシリコンの配線51と接触させ、且つ配線51から活性領域側に第2の抵抗性窒化シリコン膜44b(図示せず)を、酸化膜42上で終端させるように形成してもよい。エミッタ電極54とは、第2の抵抗性窒化シリコン膜44b上部の層間絶縁膜46を開口させて、第2の抵抗性窒化シリコン膜44bを接続する。これによっても、ストッパー電極58からゲート電極52に流れる微小な電流を、エミッタ電極54にも流すことができる。このことで、ストッパー電極58からの微小な電流の全てがゲート電極52を伝ってゲート駆動回路に流れることを、防止することができる。
本例では、抵抗性窒化シリコン膜44を設けるので、ガードリング構造またはフィールドプレート構造を設ける必要がない。これにより、ガードリング構造またはフィールドプレート構造を設ける場合と比較して、p型ウェル28からn型ウェル29までのエッジ領域49を短くすることができる。
例えば、ガードリング構造においては、1本のガードリング当たりY方向長さが20μm必要となる。なお、耐圧にも依るが、ガードリング構造は、通常5本〜20本のガードリングが必要となる。ガードリングが15個の場合、ガードリング構造のY方向長さは、400μmとなる。また例えば、フィールドプレート構造においては、1つのフィールドプレート当たりY方向長さが20μm必要となる。なお、耐圧にも依るが、フィールドプレート構造は、通常10個〜35個のフィールドプレートが必要となる。フィールドプレートが20個の場合、フィールドプレート構造のY方向長さは、500μmとなる。
これに対して本例では、抵抗性窒化シリコン膜44のY方向の長さは、100μm以上200μm以下としてよい。これにより、ガードリング構造またはフィールドプレート構造の例と比較して、半導体基板を有効に使うことができる。
なお、本例の酸化膜42は、トレンチ部10の絶縁膜であるゲート酸化膜よりも厚い熱酸化膜とする。例えば、酸化膜42とゲート酸化膜とを熱酸化により形成する工程の後、追加的に酸化膜42をさらに厚膜化する。酸化膜42は、エッジ領域49上において0.8μm以上1.5μm以下の厚みを有してよく、p型ウェル28およびn型ウェル29上において0.01μm以上0.1μm以下の厚みを有してよい。これに対して、ゲート酸化膜は、トレンチ部10のp型のベース層24に接する箇所において、0.05μm以上0.2μm以下の厚みを有してよい。
抵抗性窒化シリコン膜44が半導体基板30のおもて面32に直接接している場合においては、ゲート電極52またはストッパー電極58から下方にクラックが入ると、当該クラックは抵抗性窒化シリコン膜44を伝って半導体基板30に達しうる。例えば、クラックがp型ウェル28またはn型ウェル29に達する可能性が有る。本例では、ゲート酸化膜よりも厚い酸化膜42を設けるので、抵抗性窒化シリコン膜44が半導体基板30に直接接することを防ぐことができる。また、p型ウェル28およびn型ウェル29上においても、クラックが半導体基板30に達することを効果的に防ぐことができる。
抵抗性窒化シリコン膜44の上方には層間絶縁膜46が設けられる。本例の層間絶縁膜46は、PSG(Phospho Silicate Glasses)膜またはBPSG(Boro−phospho silicate glass)膜である。本例の層間絶縁膜46は、約0.8μmの厚みを有する。層間絶縁膜46は、活性領域110にも端部領域120にも設けられる。ただし、電気的導通を確保する部分においては、層間絶縁膜46を除去して開口を設ける。
層間絶縁膜46上には、アルミニウム(Al)を含む金属である、ゲート電極52、エミッタ電極54およびストッパー電極58が設けられる。層間絶縁膜46、ゲート電極52、エミッタ電極54およびストッパー電極58の上方にはパッシベーション膜としてのポリイミド膜48が設けられる。ポリイミド膜48は、半導体装置100の全体の最上部に位置する保護膜である。本例のポリイミド膜48は、約5μmの厚みを有する。
半導体装置100の最上部が、ポリイミド膜等のパッシベーション膜ではなく本例の抵抗性窒化シリコン膜44である場合には、熱衝撃試験における抵抗性窒化シリコン膜44への応力により、抵抗性窒化シリコン膜44にクラックが発生する。半導体装置100の最上部にクラックが発生すると、下部の電極または基板が外部に露出して、半導体装置100がショートする問題がある。なお、熱衝撃試験とは、一例であるが、半導体装置100を低温環境(例えば、−70℃〜−10℃)に置き、その後、高温環境(例えば、50℃〜250℃)に移動させる試験である。
ポリイミド膜等のパッシベーション膜は、熱衝撃試験においてもクラックが発生しないことが本願の発明者により確認されている。本例では、ポリイミド膜等のパッシベーション膜を最上層とするので、クラック発生により半導体装置100がショートする問題を解消することができる。
また、半導体装置100の最上部がポリイミド膜等のパッシベーション膜ではなく窒化膜等の抵抗性窒化シリコン膜44である場合には、高温高湿バイアス試験において抵抗性窒化シリコン膜44が腐食する。半導体装置100の最上部が腐食してしまうと、半導体装置100の特性が変化する。例えば、半導体装置100の絶縁性が低下する問題がある。なお、高温高湿バイアス試験とは、例えば、半導体装置100を高温(例えば、85℃)かつ高湿(例えば、85%)の環境において、半導体装置100に所定電圧を印加する試験である。
ポリイミド膜等のパッシベーション膜は、高温高湿バイアス試験においても腐食しないことが本願の発明者により確認されている。それゆえ、本例では、腐食により半導体装置100の絶縁性が低下する問題を解消することができる。
本例の半導体基板30は酸化膜42よりも硬い。また、酸化膜42は抵抗性窒化シリコン膜44よりも硬く、抵抗性窒化シリコン膜44は層間絶縁膜46よりも硬い。さらに、層間絶縁膜46はポリイミド膜48よりも硬い。つまり、本例では、ポリイミド膜48から半導体基板30にかけて、徐々に硬くなるように複数の層が積層されている。これにより、上から下にかけて徐々に硬くなるようには積層されていない例と比較して、半導体装置100の外部から与えられる耐衝撃性が向上する。
次に、第1実施形態に係る半導体装置100の製造方法の一例を説明する。ただし、半導体装置100の製造方法は本例に限定されない。まず、ドリフト層20と同じn型不純物濃度の半導体基板30を準備する。ドリフト層20のn型不純物濃度は、2E13cm−2以上5E14cm−2以下であってよい。
次に、熱酸化により、8000Å程度の熱酸化膜を形成する。続いて、所定領域で熱酸化膜をエッチングし、半導体基板30を露出させる。続いて、半導体基板30に選択的な不純物ドープおよび熱拡散を施して、p型ウェル28およびn型ウェル29を形成する。p型ウェル28には5.5E18cm−3のp型不純物を注入し、n型ウェル29には5E19cm−2のn型不純物を注入してよい。熱処理においては、半導体基板30を1150℃で2時間加熱してよい。また、熱処理において、4000Å程度の熱酸化膜を同時に形成してもよい。
次に、半導体基板30をエッチングし、トレンチ部10の外形を形成する。次に、半導体基板30に選択的な不純物ドープおよび熱拡散を施して、n型の電荷蓄積層26、p型のベース層24およびp型のコンタクト層22を形成する。
まず、ベース層24を形成するべく、2.5E13cm−2のp型不純物を注入し、1,100℃で2時間熱処理する。次に、電荷蓄積層26を形成するべく、6E12cm−2のn型不純物を注入する。次に、コンタクト層22を形成するべく、3E15cm−2のp型不純物を注入し、1,000℃で0.5時間熱処理する。なお、熱処理の際に形成される酸化シリコン膜(熱酸化膜)を酸化膜42およびトレンチ部10の絶縁膜として利用してもよい。酸化膜42は、約1.2μmの厚みで形成してよい。
次に、p型のコンタクト層22の上に配線51を形成する。また、配線51の形成と同時にトレンチ部10の絶縁膜に接してトレンチ電極を埋め込む。本例の配線51およびトレンチ電極は、ともにポリシリコンである。次に、プラズマCVD等の手法により抵抗性窒化シリコン膜44を0.5μm以上0.8μm以下の厚みで形成する。ここで、抵抗性窒化シリコン膜44は、酸化膜42に直接接するように形成する。続いて、エッチングにより抵抗性窒化シリコン膜44をパターニングする。ここで、抵抗性窒化シリコン膜44の端は、抵抗性窒化シリコン膜44の下の酸化膜42上部で終端するようにエッチングしてよい。
次に、CVD等の手法により層間絶縁膜46としてのPSGまたはBPSGを約0.8μmの厚みで形成する。そして、エッチングにより層間絶縁膜46に開口を形成する。次に、アルミニウムをスパッタリングし、エッチング成形することにより、ゲート電極52、エミッタ電極54およびストッパー電極58を成形する。
次に、半導体基板30を下から研磨して、半導体基板30の厚みを所定の厚みに調整する。半導体基板30の厚みは、半導体装置100の耐圧に応じて定めてよい。次に、ポリイミド膜48を塗布形成する。ポリイミド膜48の厚みは5μmであってよい。
次に、半導体基板30の裏面33からn型不純物をドープしてn型のバッファ層34を形成する。例えば、半導体基板30の裏面33側から1.0E14cm−2程度で、プロトンを異なるドーズ量で複数回イオン注入してもよい。続いて、300℃〜400℃程度の温度で熱処理を行い、プロトンの注入により注入された水素と、半導体基板30中の酸素および空孔によるVOH欠陥を形成する。このVOH欠陥がドナー(水素ドナー)となる。この水素ドナーが、n型のバッファ層34となる。
次に、半導体基板30の裏面33からp型不純物をドープしてp型のコレクタ層36を形成する。例えば、半導体基板30の裏面33側から例えば1.0E13cm−2以上4.0E13cm−2以下のドーズ量でp型不純物をイオン注入する。その後、注入面にレーザーアニールを行い、p型不純物を活性化させる。最後に、半導体基板30の裏面33側にコレクタ電極56を形成する。
図3は、第2実施形態におけるA‐A'断面を示す図である。本例では、配線51に代えて、ゲート電極52に電気的に接続するトレンチ部53をp型ウェル28内部に設ける。本例では、配線51ではなく、トレンチ部53とトレンチ部10とのトレンチ電極を互いに接続する。これにより、第1実施形態と比較して、p型ウェル28のY方向長さを短くすることができる。したがって、活性領域110をさらに有効に利用することができる。加えて、本例では配線51を設けないので、配線51に起因する段差が無くなる。それゆえ、活性領域110における加工ばらつきを減少させることができる。
図4は、第3実施形態におけるA‐A'断面を示す図である。本例では、層間絶縁膜46とポリイミド膜48との間に、絶縁性窒化シリコン膜47をさらに備える。係る点において、第1実施形態と異なる。本例において、抵抗性窒化シリコン膜44の窒素に対するシリコンの比率は、絶縁性窒化シリコン膜47の窒素に対するシリコンの比率よりも高い。一例において、抵抗性窒化シリコン膜44はSi3.2であり、絶縁性窒化シリコン膜47はSi2.8であってよい。本例の絶縁性窒化シリコン膜47の厚みは、約1.2μmである。
抵抗性窒化シリコン膜44の抵抗率が100kΩ・m以上100GΩ・m以下であるのに対して、絶縁性窒化シリコン膜47の抵抗率は、100GΩ・m以上1000GΩ・m以下であってよい。
なお、前述のように窒化シリコン膜の抵抗率は、窒化シリコン膜の屈折率と相関があることが知られている。絶縁性窒化シリコン膜47は、例えば1.8以上2.2以下の屈折率を有してもよい。
絶縁性窒化シリコン膜47は抵抗性窒化シリコン膜44よりも硬いので、絶縁性窒化シリコン膜47は抵抗性窒化シリコン膜44よりもクラックが入りにくい。これにより、クラック耐性をさらに向上させることができる。また、仮に絶縁性窒化シリコン膜47にクラックが入ったとしても、下層が層間絶縁膜46であるので半導体装置100がショートする可能性は低い。本例の絶縁性窒化シリコン膜47は、層間絶縁膜46の開口部分を除いて、活性領域110および端部領域120の全体に設ける。これにより、半導体装置100全体のクラック耐性を向上させることができる。なお、本例と第2実施形態とを組み合わせてもよい。
なお、本例のように絶縁性窒化シリコン膜47を層間絶縁膜46の上面に備える場合、ポリイミド膜48は無くてもよい。すなわち、絶縁性窒化シリコン膜47をパッシベーション膜として用いてよい。この場合、絶縁性窒化シリコン膜47を層間絶縁膜46の上面に設けるだけでなく、ストッパー電極58からエミッタ電極54に亘って覆うように形成する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順序で実施することが必須であることを意味するものではない。
10・・トレンチ部、20・・ドリフト層、21・・エミッタ層、22・・コンタクト層、24・・ベース層、26・・電荷蓄積層、28・・p型ウェル、29・・n型ウェル、30・・半導体基板、32・・おもて面、33・・裏面、34・・バッファ層、36・・コレクタ層、42・・酸化膜、43・・延長部、44・・抵抗性窒化シリコン膜、46・・層間絶縁膜、47・・絶縁性窒化シリコン膜、48・・ポリイミド膜、49・・エッジ領域、51・・配線、52・・ゲート電極、53・・トレンチ部、54・・エミッタ電極、56・・コレクタ電極、58・・ストッパー電極、100・・半導体装置、110・・活性領域、120・・端部領域

Claims (15)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の上方に設けられた酸化膜と、
    前記酸化膜の上方に設けられた、窒化膜を有する抵抗性導電膜と、
    前記抵抗性導電膜の上方に設けられた層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の上方に設けられたパッシベーション膜と
    を備え、
    前記抵抗性導電膜は、前記半導体基板の活性領域から端部領域にかけて延在する
    半導体装置。
  2. 前記抵抗性導電膜は、前記活性領域に設けられたゲート電極と前記端部領域に設けられたストッパー電極とに電気的に接続する
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記抵抗性導電膜は、ポリシリコンよりも高い抵抗率を有する
    請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記抵抗性導電膜は、100kΩ/□以上100GΩ/□以下のシート抵抗を有する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記酸化膜は前記抵抗性導電膜よりも硬く、
    前記抵抗性導電膜は前記層間絶縁膜よりも硬い
    請求項1から4いずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記パッシベーション膜はポリイミド膜である
    請求項1から5いずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記半導体基板は前記酸化膜よりも硬く、
    前記層間絶縁膜は前記パッシベーション膜よりも硬い
    請求項1から6いずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記層間絶縁膜と前記パッシベーション膜との間に、絶縁性窒化シリコン膜をさらに備える
    請求項1から7のいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. 前記パッシベーション膜は絶縁性窒化シリコン膜である
    請求項1から5いずれか一項に記載の半導体装置。
  10. 前記半導体基板はシリコンを含み、
    前記酸化膜は酸化シリコン膜であり、
    前記抵抗性導電膜は抵抗性窒化シリコン膜であり、
    前記層間絶縁膜はPSG膜またはBPSG膜である
    請求項1から9のいずれか一項に記載の半導体装置。
  11. 前記抵抗性導電膜の前記窒化膜は、抵抗性窒化シリコン膜であり、
    前記抵抗性窒化シリコン膜の窒素に対するシリコンの比率は、前記絶縁性窒化シリコン膜の窒素に対するシリコンの比率よりも高い
    請求項9に記載の半導体装置。
  12. 前記半導体基板のおもて面と平行な方向において、前記酸化膜は前記抵抗性導電膜よりも長く延在する
    請求項1から11のいずれか一項に記載の半導体装置。
  13. 前記抵抗性導電膜は、2.9以上3.3以下の屈折率を有する
    請求項1から12のいずれか一項に記載の半導体装置。
  14. 前記絶縁性窒化シリコン膜は、1.8以上2.2以下の屈折率を有する
    請求項8、9および11のいずれか一項に記載の半導体装置。
  15. 前記活性領域にエミッタ電極と、
    前記エミッタ電極と前記活性領域に設けられたゲート電極とを電気的に接続し、且つ前記酸化膜の上方に設けられた、窒化膜を有する第2の抵抗性導電膜と
    をさらに備える
    請求項1から14のいずれか一項に記載の半導体装置。
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