JP2017091002A - 管理装置 - Google Patents

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常弘 佐藤
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Abstract

【課題】効率よく設備機器の配線と端子台との接続状況を確認することができる管理装置を提供する。【解決手段】管理装置1は、配線と端子台との間の接続情報を含むデータベースを管理する。この管理装置は、前記配線に付された第1識別情報および前記端子台に付された第2識別情報をそれぞれ電気的に認識して処理可能な第1データおよび第2データとして出力する第1端末10と、前記第1端末が出力する前記第1データおよび第2データが互いに関連付けられて前記データベースに含まれているか否かを探索する第2端末20と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、管理装置に関する。
稼働を開始してから何年か操業を続けてきたプラントにおいて、新たな設備に入れ替えるリフレッシュ工事が行われる場合がある。このようなリフレッシュ工事は、更新エンジニアリング業務と呼ばれる(以下、単に更新エンジニアリングという)。更新エンジニアリングでは、そのプラントの最新の展開接続図を入手し、改造対象が明確であることを前提として更新エンジニアリングを開始する必要がある。更新エンジニアリングの中で最新の展開接続図と実際のハードウェアとの間に相違点が見つかった場合には、不明点をその都度調査し、正しい情報を最新の展開接続図に反映させる必要がある。
更新エンジニアリングでは、対象のプラントの設備機器等の配線の接続状況を確認するために、制御盤等の端子台における配線の接続を含む最新の展開接続図を入手し、その上で、現地調査を行って実際の配線の接続状態を確認する。このような現地調査では、配線に取り付けられたマークチューブを目視にて確認することによって、配線と端子台との接続状態を確認する。しかしながら、マークチューブは、現地調査者が容易に目視することができない制御盤の内側に入り込んでいたり、配線を動かして角度を変えないと目視できない位置に設置されている場合がある。リフレッシュ工事の開始時には、当初の設置から年数を経過し、配線が劣化している場合もあり、取り付けられたマークチューブを破損することなく情報を読み取ることが困難なことが少なくない。
更新エンジニアリングでは、すべての機器等の交換や更新を行わずに、多くの場合、制御装置のみを更新し、その配線、端子台および入出力基板を流用する。その後しばらく経過して、前回更新しなかった配線、端子台および入出力基板の更新を行う。このような更新のたびに、これらの既設機器等の調査を実施するには、多大な工数と費用がかかる。
さらに、更新エンジニアリングでは、長い期間を経た後に行われる場合もあり、たとえばユーザ側で少しずつ改造が加えられていることがある。そのような場合には、設備機器等の配線と端子台との接続情報が端子台図や展開接続図に反映されていることがまれであり、図面との相違点を明らかにするために、現地調査によって実際の接続状態を確認する必要がある。
このようなユーザ側での改造量が多い場合には、現地調査等には多くの労力を必要とする一方で、調査可能な時間は限られている。そのため、設備機器等の配線の端子台等への接続状態が目視により確認できない場合には、接続先は不明とし、必要に応じて新たな制御盤を設置する。
目視による現地調査の結果を図面に反映させる作業は、手作業で行うので、現地調査時の誤認識による情報間違いを生じるおそれに加えて、図面反映時の入力ミスを生じるおそれがある。
そのため、更新エンジニアリングの現地調査において、既設の設備機器の配線と端子台との接続状況を効率よく確認し、調査結果をミスなく図面等に反映できるようにすることが望まれる。
特開2008−99407号公報
実施形態は、設備機器の配線と端子台との接続状況を効率よく確認することができる管理装置を提供する。
実施形態に係る管理装置は、設備機器の配線と、前記配線と入出力基板とを接続する端子台との間の接続情報を含むデータベースを管理する管理装置である。この管理装置は、前記配線に付された第1識別情報および前記端子台に付された第2識別情報をそれぞれ電気的に認識して処理可能な第1データおよび第2データとして出力する第1端末と、前記第1端末が出力する前記第1データおよび第2データが互いに関連付けられて前記データベースに含まれているか否かを探索する第2端末と、を備える。
本実施形態では、設備機器の配線および端子台に付された識別情報を電気的に認識して処理可能なデータとして出力できる第1端末を備えているので、配線のマークチューブ等による目視によらなくても、また、配線に触れることなく、配線と端子台との接続情報を取得することができる。取得された接続情報は、第2端末によってデータベースと照合されるので、最新の接続情報を得ることができる。
第1の実施形態に係る管理装置を例示するブロック図である。 管理装置のためのデータベースを例示する図である。 データベースから取得する端子台図面を例示する図である。 第2の実施形態に係る管理装置を例示するブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る管理装置を例示するブロック図である。
図2は、本実施形態の管理装置のデータベースを例示する図である。
図3は、データベースから取得する端子台図面を例示する図である。
図1に示すように、本実施形態の管理装置1は、情報取得端末(第1端末)10と、データベース管理端末(第2端末)20と、を備える。管理装置1は、更新エンジニアリングの対象となっているプラントシステム100において用いられる。
まず、管理装置1が用いられる更新エンジニアリング対象のプラントシステム100の構成について説明する。プラントシステム100は、設備機器60と、入出力モジュール70とを含んでいる。一般に、更新エンジニアリングの対象となるプラントシステム100では、複数の設備機器60と、各設備機器60に対応して設けられた複数の入出力モジュール70と、入出力モジュール70を介して、対応する設備機器のシーケンス制御等を行うコントローラ90とを含んでいる。これらは、たとえばイーサネット(登録商標)等の通信ネットワーク80で相互に接続されている。入出力モジュール70およびコントローラ90は、たとえばプログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller、以下、PLCともいう。)のIOモジュールおよびコントローラである。更新エンジニアリングの対象となるのは、このようなPLCが複数含まれることが通常である。以下では、簡単のために、1つの入出力モジュール70と、これに対応する設備機器60とを取り上げて説明する。
設備機器60は、プラントシステム100の1つの工程において、何らかの操作、処理等を行う機器である。設備機器60には、たとえば誘導電動機の駆動装置や電力変換装置等の各種装置が含まれる。設備機器には、装置のほか、温度センサや電圧・電流センサ等の各種センサ類や、電磁バルブ等の各種アクチュエータのドライバ等も含まれる。設備機器60は、外部から電源供給を受け、各種信号の入出力等を行うための複数の配線を有している。この例では、設備機器60は、2本の配線62,63を有している。2本の配線62,63のそれぞれの先端付近には、当該設備機器60の配線であることを識別するためのRFタグ64,65がそれぞれ貼付されている。設備機器60の配線62,63がプラントシステム100内の劣悪な環境に置かれる場合もあるため、RFタグ64,65は、配線62,63から容易に脱落しないように十分な強度で貼付されている。たとえば高温でも接着力が低下しないように紫外線硬化型の接着剤により配線62,63の被覆部に接着された後、外周を保護被覆で巻回する等して付着力を高めるようにしてもよい。RFタグ64,65は、配線62,63に関する情報が記憶された半導体素子と、半導体素子に電磁結合等により外部から電源を供給できるようにする電源回路とを含む識別情報素子である。半導体素子は、記憶素子であり、後述するように、配線62,63を識別する情報が記憶される。
入出力モジュール70は、入出力基板72と、端子台74とを含む。入出力基板72は、コントローラ90の命令にしたがって、設備機器60に対して適切な信号を送信する。あるいは、コントローラ90の命令にしたがって、設備機器60から適切な信号を取得する。たとえば、設備機器60が、ある種のセンサである場合には、入出力基板72は、コントローラ90の命令にしたがって、センサから出力信号取得して取得したデータをコントローラ90に送信する。コントローラ90は、入出力基板72から取得したデータにもとづいて、次段の入出力基板に適切な指令を送信する。端子台74は、複数の端子74a〜74lを有している。入出力基板72の配線は、いずれかの端子に電気的に接続されている。たとえば、配線77,78は、端子74g,74hにそれぞれ接続されている。端子台74の各端子74a〜74lは、それぞれ2つずつあらかじめ電気的に接続されている。たとえば、端子74aおよび端子74gは、あらかじめ接続されており、端子74bおよび端子74hはあらかじめ接続されている。
入出力モジュール70の端子台74は、設備機器60の配線62,63が接続される。たとえば、配線62,63は、端子台74の端子74a,74bにそれぞれ接続されている。端子74a,74bがそれぞれ端子74g,74hとあらかじめ接続されている場合には、設備機器60の配線62,63は、入出力基板72の配線77,78とそれぞれ電気的に接続される。
端子台74には、プラントシステム100に配置されたときに目視できる位置にバーコード76が貼付されている。バーコード76は、一次元でも二次元でもかまわないが、より少ないスペースに貼付するためにQRコード(登録商標)のような二次元コードが好ましく用いられる。バーコード76には、端子台74、またはこれに接続されている入出力基板72、あるいはこれらを含む入出力モジュール70を他から識別する情報が記録されている。バーコード76は、端子台74等を他から識別できればよく、バーコードに限らず、RFタグを貼付してもよい。
設備機器60の配線62,63のそれぞれに貼付されるRFタグ64,65には、その配線であることを識別する情報が記憶され、端子台74のバーコード76には、その端子台であることを識別する情報が記憶されている。これらの情報は、互いに関連付けられて、データベース化されている。
次に、本実施形態の管理装置1の構成について説明する。
本実施形態の管理装置1の情報取得端末10は、RFタグ読取部12と、バーコード読取部14と、記憶部16と、インタフェース部18とを有する。RFタグ読取部12は、RFタグ64,65にかざしたときに、RFタグ64,65の電源部に電力を供給するとともに、電磁界や電波によってRFタグ64,65と電磁的に結合して半導体素子に格納されている情報をデータとして取得する。RFタグ読取部12は、電磁界等による検出機能のほか、データ処理可能な形式に変換するデータ変換機能を有する。バーコード読取部14は、バーコード76にかざしたときに、バーコード76に光を照射して反射光を検出することによってバーコード76の情報をデータとして読み取る。バーコード読取部14は、読み取ったデータをデータ処理可能な形式に変換するデータ変換機能を有する。RFタグ読取部12およびバーコード読取部14によって取得され所定の形式に変換されたデータは、記憶部16に格納される。インタフェース部18は、データベース管理端末20に接続して、記憶部16に格納された識別データを転送するためのインタフェースを提供する。識別データの転送のためのインタフェースは、有線または無線のいずれであってもよい。情報取得端末10は、この例では、RFタグ64,65にかざして、その情報を読み取ってデータベース管理端末20にデータを転送する機能と、バーコード76を読み取ってデータベース管理端末20にそのデータを転送する機能とを合わせもっている。RFタグの読み取りと、バーコードの読み取りとを異なる端末で行うようにしてもかまわない。
本実施形態の管理装置1のデータベース管理端末20は、データベース管理部21と、インタフェース部22,23と、比較部24と、出力インタフェース部25と、を含んでいる。データベース管理部21は、インタフェース部22を介して、情報取得端末10に接続される。このインタフェース部22は、上述のとおり、有線に対応したものでも無線に対応したものでもよい。データベース管理部21は、インタフェース部23を介して、記憶部30に接続される。記憶部30には、データベース40が格納されている。データベース40には、RFタグ64,65に記憶された情報によって設備機器60の配線62,63を識別するデータが、端子台74の識別データ等と関連付けられて格納されている。データベース管理部21は、インタフェース部23を介して、記憶部50に接続されるようにしてもよい。記憶部50には、たとえば、配線62,63および端子台74の識別データに関連付けられた回路図データを有する図面データベース52が格納されている。記憶部30は、たとえばデータベースサーバの記憶領域である。データベース管理端末20は、有線または無線の通信ネットワークを介してデータベースサーバにアクセスすることによって記憶部30のデータベース40にアクセスすることができる。図面データベース52は、たとえばデータベースサーバの他の記憶領域に格納されていてもよい。なお、この通信ネットワークは、インタネット等の汎用の通信ネットワーク等であり、他のコンピュータ端末も接続され、これらのデータベースにアクセスすることができる。記憶部30,50は、たとえばデータベース管理端末20の内蔵記憶装置であってもよい。この場合には、データベース管理端末20は、スタンドアロン型の端末である。
データベース管理部21は、情報取得端末10によって収集されたデータをロードする。データベース管理部21は、ロードされたデータにもとづいて、データベース40から、ロードされたデータに関連付けられているデータを検索し、抽出する。
比較部24は、情報取得端末10によって収集されたデータと、データベース40に格納されているデータとを比較して、相違点があるときには、相違点を抽出する。抽出された相違点に関するデータは、データベース管理部21を介して、データベース40に記録するようにしてもよい。
出力インタフェース部25は、比較部によって抽出された収集データと、データベース40に格納されているデータとの相違点を、たとえばモニタ(図示せず)に表示するためのデータ形式に変換して、モニタに表示する。
データベース管理端末20は、たとえばパーソナルコンピュータである。データベース管理部21および比較部24は、メモリに格納されたプログラムにしたがってCPU(Central Processing Unit)において実行される機能として実現するようにしてもよい。データベース管理端末20は、上述以外にも、データを入力するためのキーボード等の入力インタフェース等を有している。
本実施形態の管理装置1において用いられるデータベース40の構成について説明する。
図2に示すように、データベース40は、設備機器60の配線62,63等に関する情報と、入出力モジュール70の端子台74に関する情報とを含んでいる。設備機器60の配線62,63等に関する情報は、配線を識別するために配線の1本1本にシリアル番号が付与されて、たとえば一連番号としてデータベース40に格納されている。配線62,63等に関するシリアル番号は、データベース40の管理番号(シリアルNo.)欄41に示されている。端子台74に関する情報は、端子台74または入出力モジュール70を識別するために端子台74または入出力モジュール70ごとに付与される識別記号である。端子台74の識別記号は、データベース40の端子台名称欄に示されている。
設備機器60の配線62,63には、シリアル番号である管理番号が情報として記憶されたRFタグ64,65が貼付されている。端子台74には、他の端子台と識別するための情報を含むバーコード76が貼付されている。これらに含まれる識別データは、プラントの現場において実地で確認された情報にしたがって関連付けられている。たとえば、設備機器60の配線62,63には、それぞれ線番号a01,a02が付与され、配線62,63は、入出力モジュール70の端子台74に接続されていることが現場での調査に判明したことがデータベース40に反映されている。
データベース40には、現場調査の内容が反映された情報として、端子台74の各端子の接続情報が記録されている。たとえば、接続情報欄44のうち一方の欄44aには、入力端子名称が記録され、他方の欄44bには、入出力基板72の配線の機能情報が記録されている。図2の例では、欄44aには、端子台名称A01(端子台名称(端子台No.)欄43参照)の端子台の端子T01には、配線名称(配線名称(線No.)欄42参照)a01なる設備機器の配線が接続されていることが示されている。この端子台の端子T01は、入出力基板72の配線T91に接続されていることが合わせて示されている。
その他に、データベース40には、互いに関連付けられた配線の識別情報および端子台の識別情報に、さらにこれらを含む回路図の情報を関連付けることができる。図面情報欄46には、配線およびその配線が接続されている端子台を含むに回路図面の管理番号が記載されている。あるいは、その回路図面が保存されているリンクを回路図番号とともに表示するようにしてもよい。その場合、この回路図面は、たとえば図面データベース52によって管理され、記憶部50に格納されている。
配線62,63および端子台74を含む回路図は、ユーザの手によって改版された場合には、たとえば改版の日付とともに、改版図面が保存されているリンクを表示するようにしてもよい。この例では、改造履歴欄45が設けられており、この欄の日付には、そのときの回路図面の保存先がリンクとして張られている。この例のように、最新版と直前版とを見ることができるようにリンクを表示してもよいし、さらに旧版を表示するようにしてもよい。図面情報欄46には、回路図全体のデータを表示するリンクを張り、改造履歴欄45には、その配線および端子台情報を含む部分回路図を表示するようにしてもよい。
本実施形態の管理装置1の動作について説明する。
本実施形態の管理装置1では、まず、プラントの現場において、情報取得端末10を端子台74のバーコード76にかざしてその端子台74の識別情報を取得する。
データベース管理端末20のデータベース管理部21は、情報取得端末10から端子台74のバーコード76に含まれる識別データ、たとえば「A01」をロードする。
データベース管理部21は、ロードしたデータにしたがって、データベース40を検索し、ロードしたデータ「A01」が含まれるデータを抽出する。
情報取得端末10を、端子台74に入線している配線の付近にかざして、配線62,63に貼付されているRFタグ64,65から識別情報を取得する。
データベース管理部21は、RFタグ64,65から取得したデータをロードする。
比較部24は、データベース40から抽出したデータと、RFタグ64,65から取得したデータを比較する。比較したデータに相違があるときには、その旨をモニタ等に表示する。
比較したデータに相違がある場合とは、たとえば、データベース40に記録されている端子台74に接続されているべき配線62,63の情報が異なっている場合が考えられる。データベース40上、端子台名称が「A01」には、配線「a01」および「a02」が関連付けられているところ、現地調査では、端子台名称「A01」には、別の配線「b01」および「b02」が接続されているような場合である。この場合には、たとえば、データベース管理端末20のモニタ上に図2のようなデータベース40を表示し、相違点を見い出した箇所(「b01」、「b02」)を反転表示やフラッシュ表示させるようにしてもよい。
比較したデータに相違がある他の場合として、たとえば、データベース40に記録されている端子台名称「A01」には、配線「a01」および「a02」が関連付けられているところ、現地調査では、端子台「A01」には、配線「a01」、「a02」、「b01」および「b02」が接続されていることが判明した場合がある。この場合は、データベース40の記録よりも実際の接続配線が増えているとの相違点が見い出されたことになる。この場合には、たとえば、データベース管理端末20のモニタ上にデータベース40を表示し、他の接続配線が存在すべき箇所(「b01」、「b02」が入力されているべき箇所)を反転表示やフラッシュ表示させるようにしてもよい。
これとは逆に、データベース40上、端子台「A01」には、配線「a01」、「a02」、「b01」および「b02」が接続されているべきところ、現地調査では、配線「a01」および「a02」しか確認されないような場合もある。この場合には、たとえば、データベース管理端末20のモニタ上にデータベース40を表示し、過剰なデータを見い出した箇所(「b01」、「b02」)を反転表示やフラッシュ表示させるようにしてもよい。あるいは、図3に示すように、データベース40の改造履歴欄45の最新欄45aの「A01」の行をクリックして最新図面を呼び出すと、現地調査で取得したデータとの相違箇所をフラッシュ等により表示するようにしてもよい。たとえばユーザによって、現地の配線の変更がなされたものの、データベースへの反映がなされていない場合に、上述のような相違が確認される。b01,b02の接続が設備機器の電源に関する配線であるような場合には、ユーザによって、電源線が削除され、この設備機器を不使用としたことが推定される。この端子台「A01」は不使用である旨のデータにデータベース管理端末20を用いてマニュアルにてデータ更新を行うこともできる。
また、上述のような相違点を用いて、データベース40を更新するようにしてもよい。たとえば、データベース40には、端子台名称「A01」に配線名称「a01」、「a02」、「b01」および「b02」が関連付けられているところ、端子台名称「A01」には、配線名称「a01」および「a02」のみが検出された場合には、端子台「A01」の関連付けを「a01」および「a02」としてデータベース40を上書きする。あるいは、端子台名称「A01」に関して、新たなレコードを設定して記録し、既存のレコードには、不使用レコードであることを表すフラグを立てるようにしてもよい。
本実施形態の管理装置1の作用および効果について説明する。
本実施形態の管理装置1では、設備機器60の配線62,63に識別用のRFタグ64,65が貼付され、入出力モジュール70の端子台74にも識別用のバーコード76が貼付されているので、プラントの現地調査者は、配線等に触れることなく容易に配線および端子台の識別情報を取得することができる。
管理装置1は、配線62,63および端子台74に接続情報が関連付けられて記録されたデータベース40を探索して、現地調査において取得された配線62,63および端子台74の識別情報と比較することができるので、直近のデータベース40に反映されていない接続情報の改変を知ることができ、改造情報としてデータベース40に容易に反映させることができる。したがって、本実施形態の管理装置1では、配線情報の誤認識による誤入力を低減することができる。
管理装置1は、データベース40を介して、端子台図面を含む図面データベース52にリンクされているので、現地調査において取得された配線62,63および端子台74の接続情報が最新の端子台図面等に反映されているかを容易に確認することができる。
管理装置1を可搬型等とすることによって、管理装置1を現地調査に携帯することができ、接続情報の現地調査と相違点確認作業とを同時に実施することができ、現地調査等の効率を向上させることができる。
(第2の実施形態)
図4は、本実施形態の管理装置1aを例示するブロック図である。
第1の実施形態の管理装置1では、プラントシステム100において取得した接続情報の相違点を抽出して、データベース40に反映させたが、変更点を含んだ回路図を生成する機能をさらに有する。
図4に示すように、管理装置1aのデータベース管理端末20aは、図面生成部26をさらに有する。データベース管理端末20aの他の構成要素は、第1の実施形態の管理装置1のデータベース管理端末20と同じであり、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図面生成部26は、データベース40から抽出された端子台74に関する識別データと、データベース管理部21にロードされたRFタグ64,65による識別データとの関連付けに相違がある場合に、新たな関連付けにより更新されたデータベースにもとづく接続情報を反映させた回路図を生成する。生成された回路図面は、改版日を付与して、図面データベース52に保存する。図面生成部26は、データベース管理部21および比較部24と同様にパーソナルコンピュータのCPU上で動作するプログラムの一部として実現してもよい。
本実施形態の管理装置1aの作用および効果について説明する。
上述したように、本実施形態の管理装置1aは、データベース管理端末20aが図面生成部26を有しているので、取得したデータと直近のデータベース40のデータとの比較によって判明した相違点を最新の回路図情報として取得することができる。そのため、データベース40および図面データベース52の更新の負担を軽減することができるとともに、図面反映時の入力ミスを低減させることができ、更新エンジニアリングの業務効率を向上させることができる。
以上説明した実施形態によれば、更新エンジニアリングを容易に実行することができる管理装置を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1,1a 管理装置、10 情報取得端末、12 RFタグ読取部、14 バーコード読取部、16 記憶部、18 インタフェース部、20,20a データベース管理端末、21 データベース管理部、22,23 インタフェース部、24 比較部、25 出力インタフェース部、26 図面生成部、30 記憶部、40 データベース、41 管理番号欄、42 配線名称欄、43 端子台名称欄、44 接続情報欄、45 改造履歴欄、46 図面情報欄、50 記憶部、52 図面データベース、60 設備機器、62,63 配線、64,65 RFタグ、70 入出力モジュール、72 入出力基板、74 端子台、74a〜74l 端子、76 バーコード、77,78 配線、80 通信ネットワーク、90 コントローラ、100 プラントシステム

Claims (5)

  1. 設備機器の配線と、前記配線と入出力基板とを接続する端子台と、の間の接続情報を含むデータベースを管理する管理装置であって、
    前記配線に付された第1識別情報および前記端子台に付された第2識別情報をそれぞれ電気的に認識して処理可能な第1データおよび第2データとして出力する第1端末と、
    前記第1端末が出力する前記第1データおよび第2データが互いに関連付けられて前記データベースに含まれているか否かを探索する第2端末と、
    を備えた管理装置。
  2. 前記第2端末は、前記第1データおよび前記第2データが関連付けられて前記データベースに含まれていないとき、または、前記第1データおよび前記第2データに新たな関連付けが含まれているときには、その旨出力する請求項1記載の管理装置。
  3. 前記第2端末は、前記第1データおよび前記第2データが関連付けられて前記データベースに含まれていないときには、前記第1データおよび前記第2データのうち少なくとも1つの新たな関連付けにもとづいて前記データベースを更新する請求項2記載の管理装置。
  4. 前記第2端末は、更新された前記データベースにもとづいて前記配線および前記端子台を含む回路図面を生成する請求項3記載の管理装置。
  5. 前記第1識別情報は、RFタグおよびバーコードのうちの少なくとも1つに含まれ、前記第2識別情報は、RFタグおよびバーコードのうちの少なくとも1つに含まれる請求項1〜4のいずれか1つに記載の管理装置。
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