JP2017090292A - 半導体装置、劣化量判定システム、及び処理システム - Google Patents

半導体装置、劣化量判定システム、及び処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】正確に劣化量を測定することができる半導体装置、劣化量判定システム、及び処理システムを提供する【解決手段】本実施形態にかかる半導体装置は、動作用オシレータ13と、リファレンス用オシレータ16と、電源電位VDDと接地電位GNDとの間で動作用オシレータ13に直列接続された動作用第1スイッチ11と、電源電位VDDと接地電位GNDとの間でリファレンス用オシレータ16に直列接続されたリファレンス用第1スイッチ14と、電源電位VDDと接地電位GNDとの間でリファレンス用オシレータ16に並列接続されたリファレンス用第2スイッチ15と、所定の測定期間における動作用オシレータ13からの出力パルス数をカウントする動作用カウンタ26と、測定期間におけるリファレンス用オシレータからの出力パルス数をカウントするリファレンス用カウンタ25と、を備えたものである。【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置、劣化量判定システム、及び処理システムに関する。
特許文献1には、リング発振器(リングオシレータ)を用いた経年劣化診断装置が開示されている。特許文献1の装置は、試験用リング発振器と、参照用リング発振器と、負荷手段と、比較手段と、制御手段とを備えている。試験用リング発振器と参照用リング発振器とは、同じ構成の倫理ゲートを有している。制御手段は、同一の制御信号によって試験用リング発振器と参照用リング発振器とを同時に発振させる。
負荷手段は、試験用リング発振器と参照用リング発振器に負荷信号を入力している。具体的には、負荷部は、負荷信号を所定時間試験用リング発振器に加えて、試験用リング発振器を構成している論理ゲートの劣化を進行させている。この時、参照用リング発振器では電源端子がGNDに接続され、ストレスのかからない状態にする(段落0027)。よって、参照用リング発振器を構成する論理ゲートはほとんど劣化が進行しない。
この後、制御手段は、制御信号を参照用リング発振器と試験用リング発振器に同時に入力する。そして、比較手段は、参照用リング発振器と試験用リング発振器とのパルスの移動量を比較している。具体的には、カウンタ回路が参照用リング発振器、及び試験用リング発振器のパルスをカウントする。そして、比較手段が、カウント数を比較することで、参照用リング発振器と試験用リング発振器とのパルスの移動量を算出している。
特許文献2には、複数段のゲート素子を有するリングオシレータと、リングオシレータの遅延を測定する遅延モニタとを有する半導体装置が開示されている。特許文献2の半導体装置では、遅延モニタが測定した遅延時間に応じて、CPU(Central Processing Unit)が電源電圧や動作周波数を制御している。さらには、遅延時間が基準値を超えた場合に、CPUはLSI(Large Scale Integration)が経年劣化していると判定して、アラートを発信している。
また、特許文献2では、2つの遅延モニタをペアとする構成が開示されている(図19)。第1の遅延モニタのリングオシレータは、測定期間の前後の所定サイクル以外で発振を続ける。一方、第2の遅延モニタのリングオシレータは測定時のみ発振する。したがって、第1の遅延モニタのリングオシレータは、第2の遅延モニタのリングオシレータよりも発信時間が長くなるため、早く劣化する。そして、2つの遅延モニタでの遅延時間の差分値が基準値を超えた場合に、CPUはLSIが経年劣化したと判定している。
国際公開2011/27553号 特開2013―88394号公報
しかし、電圧や温度の範囲が広いため、リアルタイムに経年劣化量を正確に測定することが困難であるという問題点がある。例えば、特許文献1に開示された装置では、電源構成については理想電源として扱っているが、実際には電源インピーダンスの違いや電源間の電位誤差の影響を受ける。すなわち、試験用リング発振器と参照用リング発振器との電源電圧がずれると、測定結果に誤差が生じてしまう。
さらに、発振停止状態でも、NBTIのような経年劣化は進行する。したがって、特許文献2に開示された装置では、第2の遅延モニタのリングオシレータが経年劣化してしまう。よって、特許文献2の装置のように、遅延時間の差分値と基準値とを比較する手法では、正確に経年劣化量を測定することが困難である。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、動作用オシレータと、リファレンス用オシレータと、電源電位と接地電位との間で前記リファレンス用オシレータに直列接続された動作用第1スイッチと、前記電源電位と前記接地電位との間で前記リファレンス用オシレータに直列接続されたリファレンス用第1スイッチと、前記電源電位と前記接地電位との間で前記リファレンス用オシレータに並列接続されたリファレンス用第2スイッチと、前記動作用オシレータからの出力パルス数をカウントする動作用カウンタと、前記リファレンス用オシレータからの出力パルス数をカウントするリファレンス用カウンタと、を備えている。
前記一実施の形態によれば、正確に劣化量を測定することができる。
実施の形態1にかかる半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態1にかかる半導体装置を用いたセンサ回路の構成を示す図である。 実施の形態1にかかる半導体装置を用いたプロセッサシステムの構成を示す図である。 変形例1にかかる半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の構成を示す図である。 変形例2にかかる半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態3にかかる半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態4にかかる劣化量判定システムの構成を示す図である。 実施の形態5にかかる処理システムの構成を示す図である。 実施の形態6にかかる処理システムの構成を示す図である。 温度に応じてプロセッサコアの動作数を変えるための処理を模式的に示す図である。 実施の形態7にかかる処理システムの構成を示す図である。 経年劣化量と動作電圧の関係を説明するための図である。
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
実施の形態1.
(半導体装置)
本実施の形態にかかる半導体装置の構成について、図1を用いて説明する。図1は、半導体装置10の構成を示すブロック図である。半導体装置10は、動作用第1スイッチ11と、動作用第2スイッチ12と、動作用リングオシレータ13と、リファレンス用第1スイッチ14と、リファレンス用第2スイッチ15と、リファレンス用リングオシレータとを備えている。
例えば、半導体装置10は、NBTI(Negative Bias Temperature Instability)、PBTI(Positive Bias Temperature Instability)、HCI(Hot Carrier Injection)などによる経年劣化量を測定するために、後述するセンサ回路内に設けられている。ここでは、半導体装置10は、NBTIによる劣化量を測定するとして説明する。半導体装置10は、測定対象(例えば、プロセッサコア等のマクロブロック)の経時的な劣化量を測定するセンサ回路に搭載される。半導体装置10は、ペアオシレータ構成を有している。すなわち、ペアオシレータから出力されるパルスのカウント値を比較することで、劣化量を測定している。
電源電位VDDと接地電位GNDとの間には、動作用リングオシレータ13と動作用第1スイッチ11とが直列に接続されている。具体的には、動作用第1スイッチ11の一端が電源電位VDDに接続され、他端が動作用リングオシレータ13に接続されている。したがって、動作用リングオシレータ13は、動作用第1スイッチ11と接地電位GNDとの間に配置されている。動作用第1スイッチ11と動作用リングオシレータ13との間のノードをノードVAとする。
さらに、動作用リングオシレータ13には、動作用第2スイッチ12が並列に接続されている。すなわち、動作用第2スイッチ12の一端は、ノードVAに接続され、他端は、接地電位GNDに接続されている。
同様に、電源電位VDDと接地電位GNDとの間には、リファレンス用リングオシレータ16とリファレンス用第1スイッチ14とが直列に接続されている。具体的には、リファレンス用第1スイッチ14の一端が電源電位VDDに接続され、他端がリファレンス用リングオシレータに接続されている。したがって、リファレンス用リングオシレータ16は、リファレンス用第1スイッチ14と接地電位GNDとの間に配置されている。リファレンス用第1スイッチ14とリファレンス用リングオシレータ16との間のノードをノードVRとする。
さらに、リファレンス用リングオシレータ16には、リファレンス用第2スイッチ15が並列に接続されている。すなわち、リファレンス用第2スイッチ15の一端は、ノードVAに接続され、他端は、接地電位GNDに接続されている。
動作用第1スイッチ11、リファレンス用第1スイッチ14はPMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタスイッチである。動作用第2スイッチ12、リファレンス用第2スイッチ15はNMOSトランジスタスイッチである。
動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16とは同等のものとなっている。具体的には、動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16は論理ゲートをリング状に接続した構成を有している。動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16とは、同じ構成の論理ゲートを同じ数だけ有している。
動作用第1スイッチ11は常時オンとなっており、動作用第2スイッチ12は常時オフとなっている。なお、動作用リングオシレータ13の電源は常時オンの状態とする。動作用リングオシレータ13は、発振状態、又は発振停止状態のいずれをとってもよい、なお、センサ回路を搭載した領域(例えば、CPU領域)の動作状態に応じて、動作用リングオシレータ13の動作を切り替えることが好ましい。すなわち、CPUの動作時に、動作用リングオシレータ13が動作し、CPUの非動作時には、動作用リングオシレータ13が動作しないようにする。これにより、CPUと動作用リングオシレータ13との動作時間を一致させることができ、CPUの経年劣化量を動作用リングオシレータ13の経年劣化量に反映させることができる。
リファレンス用第1スイッチ14、及びリファレンス用第2スイッチ15は、センサ制御部(図1では不図示)からの電源制御信号に応じてオンオフ動作する。具体的には、劣化量の測定時において、リファレンス用第1スイッチ14はオンして、リファレンス用第2スイッチ15はオフする。また、劣化量の測定時ではない通常動作時において、リファレンス用第1スイッチ14はオフして、リファレンス用第2スイッチ15はオンする。
本実施の形態では、NBTIなどの経年劣化が進まないように、リファレンス用リングオシレータ16の電源電位VDD側にリファレンス用第1スイッチ14が設けられている。したがって、通常動作時において、リファレンス用第1スイッチ14をオフすることで、リファレンス用リングオシレータ16に電源電圧が供給されなくなる。これにより、通常動作時にリファレンス用リングオシレータ16が経年劣化するのを防ぐことができる。
経年劣化量を測定する場合には、リファレンス用第1スイッチ14をON、リファレンス用第2スイッチ15をOFFとする。そして、動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16とを同時に発振させる。動作用リングオシレータ13、及びリファレンス用リングオシレータ16の発振が安定したら、後述するパルスゲートをスルー状態とする。既定の測定期間が経過したら、パルスゲートをゲーティング状態とする。同一期間で測定した動作用リングオシレータ13、リファレンス用リングオシレータ16から出力されるパルスをカウントし、それぞれのカウント値を比較する。動作用リングオシレータ13、リファレンス用リングオシレータ16のカウント出力の比をとることで経年劣化量を算出することが可能となる。
リファレンス用第1スイッチ14をオフした場合、リファレンス用リングオシレータ16とリファレンス用第1スイッチ14とのリーク電流との兼ね合いで、ノードVRの電位が、電源電位VDDに近い状態になる可能性がある。したがって、ノードVRの電位を接地電位GND側に近づけるために、リファレンス用第2スイッチ15がリファレンス用リングオシレータ16と並列に接続されている。通常動作時には、リファレンス用第2スイッチ15をオンする。こうすることで、ノードVRが接地電位GNDとなる。よって、リファレンス用リングオシレータ16に電源電圧に近い電圧が印可されるのを防ぐことができる。これにより、通常動作時においてリファレンス用リングオシレータ16の劣化を防ぐことができる。
このように、電源電位VDDと接地電位GNDとの間には、動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16とが並列に接続されている。すなわち、動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16とで、電源が共通となっている。そして、動作用リングオシレータ13と電源電位VDDとの間に、動作用第1スイッチ11が配置され、リファレンス用リングオシレータ16と電源電位VDDとの間に、リファレンス用第1スイッチ14が接続されている。
さらに、動作用第1スイッチ11とリファレンス用第1スイッチ14とは同様のトランジスタスイッチであることが好ましい。このようにすることで、動作用第1スイッチ11、リファレンス用第1スイッチ14における電圧変化等を一致させることができる。これにより、劣化量を正確に測定することができる。
なお、動作用第2スイッチ12については、設けなくてもよい。しかしながら、動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16とでレイアウトの違いによる電圧変動などが生じないように、動作用第2スイッチ12をリファレンス用第2スイッチ15と同様のトランジスタスイッチを用いることが好ましい。
したがって、動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16とが常時同じ動作電圧で動作する。よって、電源電圧の変動による測定誤差を抑制することができる。これにより、電源電位VDDや接地電位GNDに変動が生じた場合でも、正確に劣化量を測定することができる。
(センサ回路)
図2は、半導体装置10を用いたセンサ回路100の構成を示すブロック図である。センサ回路100は、半導体装置10a〜10cと、セレクタ21と、セレクタ22と、パルスゲート素子23と、パルスゲート素子24と、カウンタ25と、カウンタ26と、ラッチ回路27と、ラッチ回路28と、比較器29を備えている。なお、比較器29は、センサ回路100の外部に設置されていてもよい。
半導体装置10a〜10cは、それぞれ図1に示す半導体装置10であり、異なる劣化モードを強調する構成となっている。例えば、半導体装置10aの動作用リングオシレータ13、リファレンス用リングオシレータ16は、NBTIを強調するゲート構成となっている。半導体装置10bの動作用リングオシレータ13、リファレンス用リングオシレータ16は、PBTIを強調するゲート構成となっている。半導体装置10cは、HCIを強調するゲート構成となっている。このように、複数の半導体装置10では、リングオシレータが異なる劣化モードを強調する構成となっている。
半導体装置10a〜10cは、それぞれ、動作用リングオシレータ13、及びリファレンス用リングオシレータ16からのパルスを出力する。オシレータ制御信号に応じて、半導体装置10a〜10cは、通常動作と、測定動作を切り替える。測定動作では、上記の通り、リファレンス用第1スイッチ14をオン、リファレンス用第2スイッチ15をオフする。
セレクタ21、22は、半導体装置10a〜10cからの出力を切り替えて出力する。具体的には、セレクタ22には、半導体装置10a〜10cの動作用リングオシレータ13からの出力パルスが入力されている。また、セレクタ21には、半導体装置10a〜10cのリファレンス用リングオシレータ16からの出力パルスが入力されている。セレクタ21、22は、測定する劣化モードに応じて、半導体装置10a〜10cからの出力を選択する。
NBTIによる劣化量を判定する場合、セレクタ21、22は、半導体装置10aからの出力パルスを選択して、パルスゲート素子23、パルスゲート素子24にそれぞれ出力する。すなわち、NBTIによる劣化量を判定する場合、半導体装置10aの動作用リングオシレータ13から出力パルスがパルスゲート素子24に入力され、半導体装置10aのリファレンス用リングオシレータ16から出力パルスがパルスゲート素子23に入力される。
PBTIによる劣化量を判定する場合、セレクタ21、22は、半導体装置10bからの出力パルスを選択して、パルスゲート素子23、パルスゲート素子24に出力する。すなわち、半導体装置10bの動作用リングオシレータ13から出力パルスがパルスゲート素子24に入力され、半導体装置10bのリファレンス用リングオシレータ16から出力パルスがパルスゲート素子23に入力される。
HCIによる劣化量を判定する場合、半導体装置10cからの出力パルスを選択して、パルスゲート素子23、パルスゲート素子24に出力する。すなわち、半導体装置10cの動作用リングオシレータ13から出力パルスがパルスゲート素子23に入力され、半導体装置10cのリファレンス用リングオシレータ16から出力パルスがパルスゲート素子24に入力される。このように、セレクタ21、セレクタ22は、複数の半導体装置10からの出力を選択して、パルスゲート素子23、パルスゲート素子24にそれぞれ出力する。
パルスゲート素子23、パルスゲート素子24には、それぞれ動作用リングオシレータ13、リファレンス用リングオシレータ16からのパルスが入力される。さらに、パルスゲート素子23、パルスゲート素子24には測定制御信号が入力される。パルスゲート素子23、パルスゲート素子24は、測定制御信号に応じて、パルスをゲーティングする。したがって、パルスゲート素子23は、パルスゲート素子23とパルスゲート素子24は、測定期間内の出力パルスをカウンタ25、カウンタ26にそれぞれ出力する。パルスゲート素子23とパルスゲート素子24とで測定期間は同じ時間となるように調整されている。
パルスゲート素子23、パルスゲート素子24を通過した出力パルスは、それぞれカウンタ25、カウンタ26に入力される。カウンタ25は、パルスゲート素子23を通過いた出力パルスをカウントする。すなわち、カウンタ25は、測定期間内にセレクタ21から出力されたパルス数をカウントする。カウンタ26は、パルスゲート素子24を通過した出力パルスをカウントする。すなわち、カウンタ26は、測定期間内にセレクタ22から出力されたパルス数をカウントする。したがって、カウンタ25は、リファレンス用リングオシレータ16からの出力パルスをカウントし、カウンタ26は、動作用リングオシレータ13からの出力パルスをカウントする。
なお、ラッチ回路27、28には、カウンタ25、26がカウントした値が書き込まれる。ラッチ回路27はリファレンス用リングオシレータ16からの出力パルスのカウント値を格納し、ラッチ回路28は動作用リングオシレータ13からの出力パルスのカウント値を格納する。ラッチ回路27、28は、カウント値を比較器29に出力する。
比較器29は、ラッチ回路27、28からのカウント値を比較する。すなわち、比較器29は、測定期間内に動作用リングオシレータ13から出力されたパルスのカウント値と、測定期間内にリファレンス用リングオシレータ16から出力されたパルスのカウント値とを比較する。動作用リングオシレータ13が、リファレンス用リングオシレータ16に比べて大きく劣化している場合は、カウント値が大きく異なる。一方、動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16との劣化量が同じ場合、カウント値が一致する。よって、比較器29がカウント値を比較することで、劣化量を測定することができる。すなわち、比較器29での比較結果に応じて、劣化量を測定することができる。具体的には、カウンタ25のカウント値とカウンタ26のカウント値との比や差分値を劣化量に換算することができる。これにより、正確に劣化量を判定することができる。
なお、上記の説明では、ラッチ回路27、28にてカウント値を格納しているが、カウンタ25、カウンタ26がカウント値をそのまま比較器29に出力する構成とすることも可能である。
なお、センサ回路100に設けられる半導体装置10の数は特に限定されるものではない。例えば、2以上の半導体装置10をセンサ回路100に設けてればよい。また、1つの半導体装置10のみをセンサ回路100に設けてもよい。この場合、後述するセレクタ21、セレクタ22は不要となる。
本実施の形態では、パルスゲート素子23、パルスゲート素子24において所定の測定期間のみ出力パルスをゲーティングしている。このようにすることで、動作用リングオシレータ13、リファレンス用リングオシレータ16における測定期間のずれを抑制することができる。例えば、オシレータ制御信号を生成するタイミングで、環境変動などにより動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16の測定時間のずれが生じることがある。しかしながら、本実施の形態にように、パルスゲート素子23、パルスゲート素子24により測定制御することで、動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16との測定期間を一致させることができる。よって、測定対象の劣化量をより正確に測定することができる。
(処理システム)
図3は、図2のセンサ回路100を搭載した処理システム200の構成を模式的に示すブロック図である。図3は、センサ回路100をCPU領域に配置した例を示している。すなわち、プロセッサコア201は、それぞれCPUである。もちろん、プロセッサコア201のそれぞれは、CPUに限らず、GPU(Graphics Processing Unit)等であってもよい。
処理システム200は、複数のプロセッサコア201を有するマルチプロセッサシステムである。さらに、処理システム200は、複数のセンサ回路100を有している。なお、図3では、処理システム200に設けられた4つのプロセッサコア201をプロセッサコア201a〜プロセッサコア201dとして示す。プロセッサコア201a〜プロセッサコア201dはマクロブロックであり、並列に演算処理を行う。
そして、センサ回路100は、4つのプロセッサコア201a〜201dに対応して設けられている。ここでは、4つのプロセッサコア201a〜201dに対応する4つのセンサ回路100をセンサ回路100a〜100dとして示している。なお、プロセッサコア201、及びセンサ回路100の数は4つに限られるものでなく、2以上であればよい。
すなわち、プロセッサコア201aには、センサ回路100aが対応しており、プロセッサコア201bがセンサ回路100bに対応している。同様に、プロセッサコア201cには、センサ回路100cが対応しており、プロセッサコア201dがセンサ回路100dに対応している。
センサ回路100aがプロセッサコア201aの経年劣化量を測定し、センサ回路100bがプロセッサコア201bの経年劣化量を測定する。センサ回路100cがプロセッサコア201cの経年劣化量を測定し、センサ回路100dがプロセッサコア201dの経年劣化量を測定する。
プロセッサコア201aとセンサ回路100aとには共通の電源電圧が供給されている。プロセッサコア201bとセンサ回路100bとには共通の電源電圧が供給されている。プロセッサコア201cとセンサ回路100cとには共通の電源電圧が供給されている。プロセッサコア201dとセンサ回路100dとには共通の電源電圧が供給されている。
このように、各センサ回路100には、測定対象のプロセッサコア201に対して共通の電源が接続されている。このようにすることで、プロセッサコア201毎の電源の変動に応じた経年劣化を検出することが可能となる。すなわち、測定対象と同じ電源をセンサ回路100に供給することで、プロセッサコア201の電源変動を考慮した劣化が動作用リングオシレータ13にも進行する。よって、複数のプロセッサコア201のそれぞれに対して、劣化量を正確に測定することができる。測定した劣化量に応じて、プロセッサコア201の動作電圧を補正したり、アラームを発生したりすることが可能になる。
変形例1.
実施の形態1の変形例1にかかる半導体装置10の構成について図4を用いて説明する。図4は、変形例1にかかる半導体装置10の構成を示す図である。変形例1にかかる半導体装置10は、図1と同様に、動作用第1スイッチ11、動作用第2スイッチ12、動作用リングオシレータ13、リファレンス用第1スイッチ14、リファレンス用第2スイッチ15、リファレンス用リングオシレータ16を備えている。
図1と同様に、電源電位VDDと接地電位GNDとの間に、動作用リングオシレータ13と動作用第1スイッチ11とが直列に接続されている。また、電源電位VDDと接地電位GNDとの間に、リファレンス用第1スイッチ14とリファレンス用リングオシレータ16とが直列に接続されている。動作用第2スイッチ12と動作用リングオシレータ13とが並列に接続され、リファレンス用第2スイッチ15とリファレンス用リングオシレータ16とが並列に接続されている。
実施の形態1では、リファレンス用リングオシレータ16の電源側を分離して、通常動作時にノードVRをグランド側に引き抜く構成となっていたが、変形例1では、リファレンス用リングオシレータ16のグランド側を分離して、ノードVRを電源側に持ち上げる構成となっている。
そのため、変形例1では、動作用第2スイッチ12、リファレンス用第2スイッチ15がPMOSトランジスタスイッチとなっており、動作用第1スイッチ11、リファレンス用第1スイッチ14がNMOSトランジスタスイッチとなっている。したがって、動作用リングオシレータ13が動作用第1スイッチ11の電源電位VDD側に配置されている。また、リファレンス用リングオシレータ16がリファレンス用第2スイッチ15の電源電位側VDDに接続されている。
各スイッチは上記と同様に動作する。すなわち、動作用第1スイッチ11は常時オンとなっており、動作用第2スイッチ12は常時オフとなっている。劣化量の測定時は、上記と同様に、動作用第1スイッチ11、リファレンス用第1スイッチ14がオンして、動作用第2スイッチ12、リファレンス用第2スイッチ15がオフする。これにより、動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16とに電源電圧が印可されて、発振する。
通常動作時には、リファレンス用第1スイッチ14がオフして、リファレンス用第2スイッチ15がオンする。したがって、上記したように、非測定時におけるリファレンス用リングオシレータ16の劣化を抑制することができる。動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16からの出力パルス数を比較することで、正確に劣化量を測定することができる。
変形例1にかかる半導体装置10について、図2に示すセンサ回路100、及び図3に示す処理システム200に用いることが可能である。これにより、上記した効果と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2にかかる半導体装置10について、図5を用いて説明する。図5に示す半導体装置10では、図1に示す半導体装置10に動作用電流源17、リファレンス用電流源18が追加されている。なお、動作用電流源17及びリファレンス用電流源18以外の構成については、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
本実施の形態では、ノードVAと接地電位GNDとの間に、動作用第2スイッチ12と動作用電流源17とが直列に接続されている。同様に、ノードVRと接地電位GNDとの間に、リファレンス用第2スイッチ15とリファレンス用電流源18とが直列に接続されている。これにより、電流値を制御することができ、より正確に劣化量を測定することができる。
変形例2.
変形例2にかかる半導体装置10について、図6を用いて説明する。図6に示す半導体装置10では、図4に示す半導体装置10に動作用電流源17、リファレンス用電流源18が追加されている。すなわち、図6では、図5に示す半導体装置10において、NMOSトランジスタスイッチとPMOSトランジスタスイッチが入れ替わった構成が示されている。なお、動作用電流源17及びリファレンス用電流源18以外の構成については、変形例1と同様であるため、説明を省略する。
変形例2においても、ノードVAと接地電位GNDとの間に、動作用第2スイッチ12と動作用電流源17とが直列に接続されている。同様に、ノードVRと接地電位GNDとの間に、リファレンス用第2スイッチ15とリファレンス用電流源18とが直列に接続されている。これにより、電流値を制御することができ、より正確に劣化量を測定することができる。
実施の形態3.
本実施の形態にかかる半導体装置10について、図7を用いて説明する。図7は、実施の形態3にかかる半導体装置10の構成を示す図である。図7に示す半導体装置10は、図1に示す半導体装置10に対して、レギュレータ19が追加された構成を有している。なお、レギュレータ19以外の構成については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態では、電源電圧を安定化させるためにレギュレータ19が設けられている。したがって、測定時におけるオシレータ電源の変動が抑制されるため、測定時の誤差を低減することができる。よって、より正確に劣化量を測定することができる。なお、変形例1、実施の形態2、及び変形例2で示した構成の半導体装置10について、レギュレータ19を追加することも可能である。
実施の形態4.
実施の形態4にかかる劣化量判定システム300について図8を用いて説明する。図8は、劣化量判定システム300の構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかるに劣化量判定システム300は、カウント値又は差分値に応じて、アラームの出力、又は劣化量の計算を実施している。
劣化量判定システム300は、センサ回路100a、100bと、センサ制御部310と、制御切替部301と、不揮発メモリ302とを備えている。さらに、劣化量判定システム300は、テスタ400と接続されている。
センサ回路100a、100bは、それぞれ、図2に示すセンサ回路100である。センサ回路100a、100bに用いられる半導体装置10は、図1の構成に限らず、図4〜図7の構成を用いることができる。
センサ制御部310には、センサ回路100a、100bを制御するコントローラである。制御切替部301は、複数個所に配置されたセンサ回路100a、100bの制御切替を行う。具体的には、制御切替部301は、テスタ400が直接センサ回路100a、100bを制御するか、センサ制御回路310がセンサ回路100a、100bを制御するかを切り替える。さらに、制御切替部301は、劣化量を測定するセンサ回路100a、100bを順次選択する。
動作用リングオシレータ13とリファレンス用リングオシレータ16とのプロセスばらつきを完全になくすことは困難である。具体的には、劣化していない状態では、理想的には差分値が0になるが、プロセスばらつきがあるため、実際には差分値が0とならない。よって、不揮発メモリ302は、カウンタ25、及びカウンタ26でのカウント値、又はその差分値(以下、まとめて測定値とする)を格納する。こうすることで、プロセスばらつきを低減することができる。例えば、不揮発メモリ302は、テスタ400での制御による測定時における測定値を初期値として格納する。初期値は、測定対象に劣化が無い動作初期での値を示す。初期値を予め測定しておくことで、プロセスばらつきによる差分値の誤差を補正することができる。不揮発メモリ302は、例えば、フューズやフラッシュメモリを有している。
センサ制御回路310は、カウント演算部311、格納部312、アラーム判定部313、劣化量出力部314、補正量出力部315、及び測定制御部317を備えている。カウント演算部311には、測定値が入力される。さらに、カウント演算部311は、不揮発メモリ302に格納されている初期値が入力される。カウント演算部311は、測定値を初期値に基づいて補正する。例えば、カウント演算部311が、初期値と劣化後に測定した測定値とを比較することで、実際の劣化量と同等の値を得ることができる。カウント演算部311は、初期値を用いて補正した測定値を、補正値として出力する。
カウント演算部311からの補正値は、アラーム判定部313、及び劣化量出力部314に入力される。格納部312は、レジスタなどを有しており、閾値、及び計算パラメータを格納している。計算パラメータは、補正値を劣化量に変換するためのパラメータを含んでいる。さらに、計算パラメータは、劣化量又は補正値を電圧補正量に変換するためのパラメータを含んでいる。
アラーム判定部313は、格納部312から閾値を読み出して、補正値と比較する。アラーム判定部313は、閾値と補正値との比較結果に応じて、アラームを出力する。具体的には、アラーム判定部313は、閾値を越えた場合、経年劣化が一定以上進んだことを示すアラームを出力する。アラームが出力された場合、測定対象(例えば、プロセッサコア等のマクロブロック)の動作を停止するようにしてもよい。
劣化量出力部314は、格納部312から計算パラメータを読み出す。そして、劣化量出力部314は、計算パラメータを用いて、補正値を劣化量に変換する。劣化量出力部314は、算出した劣化量を外部、及び補正量出力部315に出力する。
補正量出力部315は、格納部312に格納されている計算パラメータを読み出す。そして、補正量出力部315は、計算パラメータを用いて、劣化量を電圧補正量に変換する。そして、補正量出力部315は、電圧補正量をシステムコントローラ(不図示)に出力する。システムコントローラは、電圧補正量に応じて、測定対象の動作電圧を補正する。これにより、適切な動作電圧を測定対象に印可することができる。よって、測定対象長寿命化、及び低消費電力化を図ることができる。
センサ回路100から出力されるカウント値はデジタル値である。したがって、アラーム判定部313、劣化量出力部314、及び補正量出力部315での処理を容易に行うことができる。例えば、予め補正値を劣化量に変換する変換式の計算パラメータを格納部312に格納しておくことで、容易に劣化量を算出することができる。また、劣化量を電圧補正量に変換する変換式の計算パラメータを格納部312に格納しておくことで、容易に電圧補正量を算出することができる。もちろん、測定値から直接劣化量を算出するようにしてもよい。また、測定値又は補正値から直接、電圧補正量を算出するようにしてもよい。
測定制御部317は、センサ回路100の測定制御を行う。測定制御部317は、測定対象やセンサ回路100の負荷状態に応じたセンサ回路の発振イネーブル制御、測定時の電源制御、及び測定期間を制御する機能を有している。具体的には、測定制御部317は、図1におけるイネーブル信号や電源制御信号を出力する。さらに、測定制御部317は、図2におけるパルスゲート素子23、24のゲーティング期間を制御する測定制御信号を出力する。さらに、測定制御部317は、通常動作と測定動作を切り替えるオシレータ制御信号を出力する。これにより、通常動作と測定動作を切り替えることができる。また、測定制御部317は、劣化量を測定するセンサ回路100を切り替えることができる。例えば、複数のセンサ回路100a、100bが順番に劣化量を測定するように、制御切替部301に制御切替を実行させる。
このように、劣化量出力部314が、測定値と不揮発メモリ302に格納されている補正情報に対して、デジタル処理の演算を行うことで、実際の劣化量と等価なデジタル値を算出する。さらに、補正値や劣化量を閾値と比較することで、経年劣化が一定以上進んだことを示すアラームを出力することができる。さらに、格納部312に格納されている劣化量を用いて、劣化量を電圧補正量に換算することができる。センサ制御回路310は、劣化量や電圧補正量のデジタルコードを外部に出力することができる。なお、なお、センサ制御回路310の演算処理については、ソフトウェア、ハードウェアのいずれの処理でもよく、さらに、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを用いてよい。
このようにセンサ回路100に対してセンサ制御回路310を追加することで、実動作時の劣化量を測定することができる。さらに、劣化量に応じたシステム制御が可能となる。よって、突然のシステム停止を予防することができる。さらに、システムの寿命延長やシステム限界性能の達成を実現することができる。
実施の形態5.
本実施の形態にかかる処理システム200について、を用いて説明する。実施の形態5にかかる処理システム200は、図3で示した処理システム200に対して、システムコントローラ330、及びセンサ制御部310が追加されている。センサ制御回路310には、実施の形態4で示したセンサ制御回路を用いることができる。なお、上記の実施の形態1〜4と同様の構成については、適宜説明を省略する。
実施の形態4と同様に、処理システム200には、プロセッサコア201a〜201dに対応して、センサ回路101a〜104が設けられている。センサ回路101a〜101dは、それぞれプロセッサコア201a〜201dの劣化量に応じた測定値をセンサ制御回路310に出力する。センサ制御回路310は、上記の通り、測定値に基づいて、劣化量を算出する。これにより、プロセッサコア201a〜201dの劣化量が個別に求められる。図9では、プロセッサコア201a〜201dの劣化量をそれぞれ劣化量1〜4として示している。
プロセッサコア201a〜201dの劣化量1〜4は、システムコントローラ330に入力される。システムコントローラ330は、OS(Operating System)等を搭載している。システムコントローラ330は、劣化量比較部331、及び重み付け部332を有している。劣化量比較部331は、劣化量1〜4を比較し、比較結果を重み付け部332に出力する。重み付け部332は、使用するプロセッサコア201a〜201dの重み付けを行う。
具体的には、重み付け部332は、劣化量が大きいプロセッサコア201ほど、使用しないような重み付けを行う。すなわち、重み付け部332が重み付けを行うことで、劣化量が大きいプロセッサコア201の演算処理量が大きくなり、劣化量が小さいプロセッサコア201の演算処理量が小さくなる。このように、重み付け部332は、劣化量1〜4に基づいて、使用するプロセッサコア201の重み付けを行う。
そして、システムコントローラ330は重み付けの結果に基づいて、プロセッサコア201にタスクを割り当てる。すなわち、システムコントローラ330は、ソフトウェアによって、プロセッサコア201へのタスクの割り当て処理を行う。このようにすることで、劣化量が小さいプロセッサコア201ほど、より多くのタスクが割り当てられる。
このようにすることで、複数のプロセッサコア201の劣化量の偏りを小さくすることができる。この結果、処理システム200の使用寿命を延長することができる。すなわち、特定のプロセッサコア201の劣化が、他のプロセッサコア201に比べて、極端に進むことを防止することができる。さらに、劣化量の測定と定期的に行うことで、プロセッサコア201間での経年劣化量のばらつきを抑制することができる。よって、複数のプロセッサコア201の劣化を均一にすることができ、より長寿命化を図ることができる。
実施の形態6.
本実施の形態にかかる処理システム200について、図10を用いて説明する。図10は、実施の形態6にかかる処理システム200の構成を示す図である。本実施の形態では、劣化量による制御と温度による制御とを組み合わせた制御が行われている。そのため、処理システム200に、温度センサ202a〜202d、及び温度センサコントローラ351が追加されている。さらに、システムコントローラ330には、コア制御部333が設けられている。
温度センサ202a〜202では、それぞれプロセッサコア201a〜201dに対応して設けられている。すなわち、温度センサ202aは、プロセッサコア201aの環境温度を検出する。温度センサ202bは、プロセッサコア201bの環境温度を検出する。温度センサ202cは、プロセッサコア201cの環境温度を検出する。温度センサ202dは、プロセッサコア201dの環境温度を検出する。温度センサ202a〜202dは検出した環境温度を温度センサコントローラ351に出力する。
温度センサコントローラ351は、4つの検出温度に基づく温度情報をコア制御部333に出力する。4つの温度センサ202の検出温度の平均値等を温度情報とすることができる。したがって、温度情報は、プロセッサコア201の環境温度を示す値となる。コア制御部333は温度情報に基づいて、使用するプロセッサコア201を決定する。このようにすることで、プロセッサコア201の温度上昇を抑制することができる。さらに、重み付け部332は、コア制御部333に劣化量に基づく重み付けを出力する。
通常、LSIなどでは、使用可能な上限温度が決まっている。よって、上限温度に近づいたら、動作するプロセッサコア201の数を減少させる。このようにすることで、消費電力が低減するため、温度上昇を抑制することができる。
図11は、温度によるプロセッサコア201の動作数を模式的に示すグラフである。図11では、温度閾値1、及び温度閾値2に応じて、プロセッサコア201の動作数を変えている。例えば、温度閾値1よりも検出温度が低い場合、4つのプロセッサコア201の全てが動作する。温度閾値1を検出温度が越えると、プロセッサコア201の動作数を2つにする。さらに、温度閾値1よりも高い温度閾値2を検出温度が越えると、プロセッサコア201の動作数を1つとする。そして、温度閾値1、2が下回ったら、プロセッサコア201の動作数を増やせばよい。
さらに、動作数を変える際には、劣化量が高いプロセッサコア201を動作させずに、劣化量が低いプロセッサコア201を動作させる。すなわち、劣化量が低いプロセッサコア201から優先的に動作させるようにする。動作数が減少する場合、コア制御部333は動作中のプロセッサコア201のうち劣化量がもっと高いプロセッサコア201の動作を停止させる。一方、動作数が増加する場合、コア制御部333は、動作停止中のプロセッサコア201のうち、劣化量の最も高いプロセッサコア201の動作を開始させる。これにより、劣化量が高いプロセッサコア201ほど、動作時間が短くなる。すなわち、劣化量が低いプロセッサコア201ほど、より長時間動作するようにすることができる。これにより、劣化量のばらつきを抑制することができる。
一般に、NBTIやPBTI等の経年劣化は、高電圧、高温になるほど進む。よって、温度制御で動作数に制限がかかる際に、劣化量に応じて動作させるプロセッサコア201を決定する。すなわち、劣化量が小さいものから順に優先的に割り当てるようにする。換言すると、環境温度に応じてプロセッサコア201の動作数を決定する温度制御において、システムコントローラ330は、劣化量が大きいプロセッサコア201の動作を優先的に停止させる。これにより、プロセッサコア201毎の劣化量がより均一になる。
実施の形態7.
本実施の形態にかかる処理システム200について、図12を用いて説明する。図12は、実施の形態7にかかる処理システム200の構成を示す図である。本実施の形態では、電圧補正量をシステム制御にフィードバックして、プロセッサコア201毎に適切な動作電圧を印可している。プロセッサコア201に内蔵されたレギュレータ等によって、各プロセッサコア201に対して個別の電圧に供給されている場合には、プロセッサコア201を個別の電圧設定とすることができる。
本実施の形態では、実施の形態5にかかる処理システム200において、重み付け部332の代わりに電圧設定部334が設けられている。さらに、劣化量比較部331が補正量比較部336に置き換えられている。センサ制御回路310は、電圧補正量をシステムコントローラ330に出力する。すなわち、図8に示した補正量出力部315が、それぞれのセンサ回路100a〜100dでの電圧補正量をシステムコントローラ330に出力する。そして、補正量比較部336は、各センサ回路100a〜100dの電圧補正量を比較する。電圧設定部334には、補正量比較部336での比較結果が入力されている。そして、電圧設定部334は、比較結果に応じて、プロセッサコア201a〜201dの動作電圧を設定する。
経年劣化量と動作電圧の関係を図13に示す。図13に示しているように経年劣化前と経年劣化後ではプロセッサコア201の動作する限界動作電圧は異なる。経年劣化後ではデバイス特性が下がるため、動作電圧を上げなければプロセッサコア201が動作しない、よって、経年劣化後には、限界動作電圧が上昇する。通常、経年劣化を考慮して、経年劣化後の電圧をプロセッサコア201へ印可する電圧と設定することが多い。
しかしながら、本実施の形態の構成を用いることで、経年劣化量に応じた電圧補正量を取得することができる。そして、システムコントローラ330が電圧補正量を参照することで、劣化が進むにつれて動作電圧を高くしていく(図13)。すなわち、システムコントローラ330は、経年劣化前は低い動作電圧として、経年劣化が進むにつれて動作電圧を上げていく制御を行う。経年劣化前は従来に比べて低電圧となることから、経年劣化の進行度がゆるやかになる。さらに、低電力化を達成することができる。
このように、システムコントローラ330は、劣化量に応じて、プロセッサコア201a〜201dの動作電圧を個別に設定している。なお、各プロセッサコア201a〜201dで電源電圧が同じ場合には、プロセッサコア201の電圧補正量のワースト値を設定する等してもよい。すなわち、劣化量の最も大きいプロセッサコア201の劣化量に合わせて、複数のプロセッサコア201a〜201dの動作電圧を設定することができる。
なお、劣化量に応じて、プロセッサコア201の動作周波数を調整することも可能である。例えば、劣化量が高くなるほど、動作周波数を下げるようにしてもよい。
上記の実施の形態1〜7の2以上を適宜、組み合わせて用いることも可能である。例えば、実施の形態7の動作電圧制御と、実施の形態5の重み付け制御と、実施の形態6の動作数制御とのうちの任意の2つ、又は全てを組み合わせてもよい。このようにすることで、より適切な制御を行うことができる。よって、低消費電力化、及び長寿命化を達成することができる。さらには、アラームが出力されたプロセッサコア201については、動作を停止させるようにしてもよい。
上記の説明では、プロセッサコアの劣化量を測定するための構成について説明したが、プロセッサコア以外のマクロブロックの劣化量を測定するようにしてもよい。例えば、符号化を行うエンコーダ又は復号化を行うデコーダ等のマクロブロックの劣化量を測定することも可能である。これらのマクロブロックについても、劣化量に応じて、並列に符号化又は復号化のタスクを割り当てなどすることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
10 半導体装置
11 動作用第1スイッチ
12 動作用第2スイッチ
13 動作用リングオシレータ
14 リファレンス用第1スイッチ
15 リファレンス用第2スイッチ
16 リファレンス用リングオシレータ
17 動作用電流源
18 リファレンス用電流源
19 レギュレータ
21 セレクタ
22 セレクタ
23 パルスゲート素子
24 パルスゲート素子
25 カウンタ
26 カウンタ
27 ラッチ回路
28 ラッチ回路
29 比較器
100 センサ回路
200 処理システム
201 プロセッサコア
202 温度センサ
300 劣化量判定システム
301 制御切替部
302 不揮発メモリ
310 センサ制御回路
311 カウント演算部
312 格納部
313 アラーム判定部
314 劣化量出力部
315 補正量出力部
330 システムコントローラ
331 劣化量比較部
332 重み付け部
333 コア制御部
351 温度センサコントローラ
400 テスタ

Claims (15)

  1. 動作用オシレータと、
    リファレンス用オシレータと、
    電源電位と接地電位との間で前記動作用オシレータに直列接続された動作用第1スイッチと、
    前記電源電位と前記接地電位との間で前記リファレンス用オシレータに直列接続されたリファレンス用第1スイッチと、
    前記電源電位と前記接地電位との間で前記リファレンス用オシレータに並列接続されたリファレンス用第2スイッチと、
    所定の測定期間における前記動作用オシレータからの出力パルス数をカウントする動作用カウンタと、
    前記測定期間における前記リファレンス用オシレータからの出力パルス数をカウントするリファレンス用カウンタと、を備えた半導体装置。
  2. 電源電位と接地電位との間で前記リファレンス用オシレータに並列接続された動作用第2スイッチと、をさらに備える請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記リファレンス用カウンタと前記動作用カウンタからのカウント値が入力されるゲーティング素子が設けられ、
    前記ゲーティング素子をスルー状態とする期間によって、前記測定期間を設定している請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記リファレンス用第1スイッチ、動作用第1スイッチ、リファレンス用第2スイッチ、動作用第2スイッチを制御するスイッチ制御回路をさらに備え、
    前記スイッチ制御回路が、
    通常動作時において、前記リファレンス用第1スイッチをオフ、動作用第1スイッチをオン、リファレンス用第2スイッチをオン、動作用第2スイッチをオフし、
    劣化量測定時において、前記リファレンス用第1スイッチをオン、動作用第1スイッチをオン、リファレンス用第2スイッチをオフ、動作用第2スイッチをオフする請求項2に記載の半導体装置。
  5. 前記リファレンス用第1スイッチ、動作用第1スイッチがPMOSトランジスタであり、
    リファレンス用第2スイッチ、及び動作用第2スイッチをNMOSトランジスタである請求項2に記載の半導体装置。
  6. 前記リファレンス用第1スイッチ、動作用第1スイッチがNMOSトランジスタであり、
    リファレンス用第2スイッチ、及び動作用第2スイッチをPMOSトランジスタである請求項2に記載の半導体装置。
  7. 前記動作用第2スイッチと直列に接続された動作用電流源と、
    前記リファレンス用第2スイッチと直列に接続されたリファレンス用電流源と、をさらに備える請求項2に記載の半導体装置。
  8. 前記電源電位に接続されたレギュレータをさらに備えた請求項1に記載の半導体装置。
  9. 複数のセンサ回路と、
    前記センサ回路を制御するセンサ制御回路と、を備えた劣化量判定システムであって、
    前記複数のセンサ回路のそれぞれが請求項1に記載の半導体装置を有しており、
    前記センサ制御回路が、
    前記動作用カウンタのカウント値と前記リファレンス用カウンタとのカウント値との比較結果に応じて、測定対象の劣化量を判定する劣化量判定システム。
  10. 前記センサ制御回路が前記複数のセンサ回路の前記動作用オシレータの前記劣化量に応じて、前記測定対象の動作電圧を補正する請求項9に記載の劣化量判定システム。
  11. 複数のマクロブロックと、
    前記複数のマクロブロックに対応して設けられた複数のセンサ回路と、を備え、
    前記複数のセンサ回路のそれぞれが請求項1に記載の半導体装置を有しており、
    前記センサ回路が、対応する前記マクロブロックに供給される電源に接続されている処理システム。
  12. 前記動作用カウンタのカウント値と前記リファレンス用カウンタとのカウント値との比較結果に応じて、前記動作用オシレータの劣化量を判定するセンサ制御部と、
    前記劣化量に応じて、前記複数のマクロブロックにタスクの割り当てを行うための重み付けを行うシステムコントローラをさらに備える請求項11に記載の処理システム。
  13. 前記マクロブロックの環境温度を測定する温度センサと、
    前記動作用カウンタのカウント値と前記リファレンス用カウンタとのカウント値との比較結果に応じて、前記動作用オシレータの劣化量を判定するセンサ制御部と、
    前記環境温度に応じて前記マクロブロックの動作数を決定するシステムコントローラと、を備え、
    前記システムコントローラは、前記劣化量が高いマクロブロックの動作を優先的に停止させる請求項11に記載の処理システム。
  14. 前記動作用カウンタのカウント値と前記リファレンス用カウンタとのカウント値との比較結果に応じて、測定対象の劣化量を判定するセンサ制御部と、
    前記劣化量に応じて、前記複数のマクロブロックの電源電圧を個別に設定するシステムコントローラをさらに備えた請求項11に記載の処理システム。
  15. 前記マクロブロックがプロセッサコアである請求項11に記載の処理システム。
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