JP2017088516A - 毛髪用洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】すすぎ時の髪のばらけやすさ、絡まりのなさ、きしみ感のなさ、リッチ感に優れ、更には洗髪後の濡れた髪を短時間で乾燥させることができる毛髪用洗浄剤組成物の提供。【解決手段】成分(A)〜(C)及び水を含有する毛髪用洗浄剤組成物。(A) アニオン界面活性剤、(B) 架橋型カチオン性ポリマー(C) 疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロース【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪用洗浄剤組成物に関する。
頭髪用洗浄剤には、頭髪の汚れを落とすという基本機能に加え、洗浄時の指通り性、すすぎ時のすべり性、すべりの持続感を向上させることが求められている。
このような要求に対し、例えば特許文献1には、分子中にカチオン性基と架橋構造とを有する共重合体とアニオン性界面活性剤又は両性界面活性剤とを含有する毛髪化粧料が、塗布時の指通りが良好で、湿潤時には毛髪の柔軟感に優れ、しかも乾燥過程においては、べたつきがなくさらさら感が得られることが開示されている。
また、特許文献2には、アミノ酸系界面活性剤、エーテル硫酸塩型界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤、親水性ノニオン性基含有ビニル単量体とカチオン性基含有ビニル単量体及び2個以上の反応性不飽和基を有する架橋性単量体の共重合体を含む毛髪用洗浄剤組成物が、泡量、泡質、洗浄時の指通りに優れ、かつ濯ぎ時にも指通りや柔らかさに優れることが開示されている。
また、特許文献3には、ポリクオタニウム-67とアミノ酸系界面活性剤とを含有するシャンプーが、すすぎ時の毛髪の指通りを良好にでき、かつ洗浄後の毛髪に使用されるトリートメント剤やリンス剤の機能を有効に発揮させ得ることが開示されている。
特開2000-143462号公報 特開2010-30960号公報 特開2013-151434号公報
毛髪は、生活環境(太陽光による紫外線や熱、乾燥)、日常のヘアケア行動(洗髪やブラッシングによる摩擦、ドライヤーによる熱)、化学的処理(カラーリング、パーマ等)によりダメージを受けている。ダメージを受けた毛髪が濡れた状態で擦れ合うと表面に大きな摩擦力を生じ、洗髪時やすすぎ時におけるきしみ感やもつれの原因となる。これらは乾燥後の仕上がりにも悪影響を与え、まとまり・ツヤの低下や、ハネ毛、パサつきを生ずることとなる。これに対し、特許文献1〜3に記載の技術は、毛髪洗浄時の泡立ち、すすぎ時の絡まりのなさ、きしみ感のなさについては、未だ十分に満足できるレベルではなかった。
また、ダメージを受けて親水化した毛髪は、滑らかさが失われるだけでなく、洗髪した後に乾きにくくなり、ドライヤーなどによる乾燥に長時間要することとなり、体力的負担になっている。しかし、洗髪後の毛髪を速く乾燥させることについては、特許文献1〜3には記載がない。
洗髪後の髪の乾燥速度を高める因子としては、「濡れた髪のばらけ」が重要である。すなわち、髪がばらけることによって、タオルドライ時にはタオルとの接触面積が増大して髪の水分がタオルに速く吸収されることになり、またドライヤー乾燥時には(自然乾燥時にも)空気との接触面積が増大して髪の水分が速く蒸散することになる。
従って本発明は、すすぎ時の髪のばらけやすさ、絡まりのなさ、きしみ感のなさ、リッチ感に優れ、更には洗髪後の濡れた髪を短時間で乾燥させることができる毛髪用洗浄剤組成物に関する。
本発明者らは、アニオン界面活性剤、カチオン性基含有共重合体及び疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロースを含有する毛髪用洗浄剤組成物が、洗浄時の泡立ち、すすぎ時の髪のばらけやすさ、絡まりのなさ、きしみ感のなさ、リッチ感に優れ、更には髪の乾燥速度を飛躍的に向上させることができることを見出した。
すなわち本発明は、成分(A)〜(C)及び水を含有する毛髪用洗浄剤組成物を提供するものである。
(A) アニオン界面活性剤、
(B) 次の単量体(b1)、(b2)及び(b3)を含有するモノマー混合物を共重合することにより得られるカチオン性基含有共重合体
単量体(b1):一般式(1)で表されるビニル単量体から選ばれる少なくとも1種
Figure 2017088516
〔式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2は水素原子、炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状のアルキル基又はアルケニル基を示し、R3は炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状のアルキル基又はアルケニル基を示す。〕
単量体(b2):一般式(2)で表されるビニル単量体から選ばれる少なくとも1種
Figure 2017088516
〔式中、R1は前記の意味を示し、R4及びR5は、それぞれ独立に炭素数1以上4以下のアルキル基又はアルケニル基を示し、R6は水素原子又は炭素数1以上4以下のアルキル基を示し、Y1は−O−、−NH−、−CH2−又は−O−CH2CH(OH)−基を示し、Y1が−CH2−のとき、Z1は単結合又は炭素数1以上3以下の直鎖状若しくは分岐状の二価の飽和炭化水素基を示し、Y1が−CH2−以外のとき、Z1は炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状の二価の飽和炭化水素基を示す。Qは酸の共役塩基を示す。〕
単量体(b3):2個以上の反応性不飽和基を有する架橋性単量体
(C) 疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロース
本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、すすぎ時の髪のばらけやすさ、絡まりのなさ、きしみ感のなさ、リッチ感に優れ、更には洗髪後の濡れた髪を短時間で乾燥させることができる。
<成分(A):アニオン界面活性剤>
アニオン界面活性剤としては、疎水性部位を有する硫酸エステル塩、スルホン酸塩、カルボン酸塩、リン酸エステル塩、アミノ酸塩が挙げられる。
具体的には、アルキル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩等の疎水性部位を有する硫酸エステル塩;スルホコハク酸アルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク酸アルキルエステル塩、アルカンスルホン酸塩、アシルイセチオネート、アシルメチルタウレート等の疎水性部位を有するスルホン酸塩;炭素数8以上16以下の高級脂肪酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル酢酸塩等の疎水性部位を有するカルボン酸塩;アルキルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩等の疎水性部位を有するリン酸エステル塩;アシルグルタミン酸塩、アラニン誘導体、グリシン誘導体、アルギニン誘導体等の疎水性部位を有するアミノ酸塩等が挙げられる。
アニオン界面活性剤は、毛髪用洗浄剤組成物の洗浄性、起泡性及び泡質の観点、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみ感のなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、疎水性部位として炭素数8以上20以下のアルキル基又はアルケニル基を有することが好ましい。該アルキル基又はアルケニル基は、より好ましくは炭素数10以上であり、また、より好ましくは炭素数16以下である。
これらのうち、ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸塩;ラウリン酸カリウム等の炭素数8以上16以下の高級脂肪酸塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム等のアルキルエーテルカルボン酸塩;ラウレス-2スルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸アルキルエステル塩;アシルグルタミン酸塩(例えばココイルグルタミン酸ナトリウム)、アシルアスパラギン酸塩、アシルグリシン塩、アシルアラニン塩、アシルサルコシン塩等のアミノ酸系界面活性剤;その他アシルイセチオネート、アシルメチルタウレートが好ましく、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、アシルアラニン酸塩、アシルサルコシン酸塩がより好ましい。
成分(A)としては、塩を形成したカルボキシ基を有する界面活性剤を少なくとも1種含有することが好ましい。なかでも、成分(A)が、以下の1)〜3)のいずれかの組み合わせを含むことが好ましい。
1)アルキルエーテル硫酸塩及びアミノ酸系界面活性剤
2)2種以上のアミノ酸系界面活性剤
3)アルキルエーテル硫酸塩及びアルキルエーテルカルボン酸塩
毛髪用洗浄剤組成物中における成分(A)の含有量は、洗浄性、起泡性及び泡質の観点、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみ感のなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、更に好ましくは6質量%以上、更に好ましくは8質量%以上であり、また、好ましくは50質量%以下、より好ましくは20質量%以下、更に好ましくは15質量%以下、更に好ましくは12質量%以下である。また、毛髪用洗浄剤組成物中における成分(A)の含有量の具体的範囲は、好ましくは1〜50質量%、より好ましくは3〜20質量%、更に好ましくは6〜15質量%、更に好ましくは8〜12質量%である。
<成分(B):カチオン性基含有共重合体>
成分(B)のカチオン性基含有共重合体は、次の単量体(b1)、(b2)及び(b3)を含有するモノマー混合物を共重合することにより得られる架橋型カチオン性ポリマーである。
〔単量体(b1)〕
単量体(b1)は、一般式(1)で表されるビニル単量体から選ばれる少なくとも1種である。
Figure 2017088516
〔式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2は水素原子、炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状のアルキル基又はアルケニル基を示し、R3は炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状のアルキル基又はアルケニル基を示す。〕
〔単量体(b2)〕
単量体(b2)は、一般式(2)で表されるビニル単量体から選ばれる少なくとも1種である。
Figure 2017088516
〔式中、R1は前記の意味を示し、R4及びR5は、それぞれ独立に炭素数1以上4以下のアルキル基又はアルケニル基を示し、R6は水素原子又は炭素数1以上4以下のアルキル基を示し、Y1は−O−、−NH−、−CH2−又は−O−CH2CH(OH)−基を示し、Y1が−CH2−のとき、Z1は単結合又は炭素数1以上3以下の直鎖状若しくは分岐状の二価の飽和炭化水素基を示し、Y1が−CH2−以外のとき、Z1は炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状の二価の飽和炭化水素基を示す。Qは酸の共役塩基を示す。〕
〔単量体(b3)〕
単量体(b3)は、2個以上の反応性不飽和基を有する架橋性単量体である。単量体(b3)としては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレートが好ましい。
成分(B)の架橋型カチオン性ポリマーとしては、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩/N,N-ジメチルアクリルアミド/ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体(INCI名:ポリクオタニウム-52)が好ましい。ポリクオタニウム-52の市販品としては、ソフケアKG-301W、ソフケアKG-101W-E(以上、花王社製)が挙げられる。
これら成分(B)の架橋型カチオン性ポリマーは、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。毛髪用洗浄剤組成物中における成分(B)の含有量は、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、好ましくは0.005質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、更に好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上である。また、同様の観点及び配合の容易性の観点から、好ましくは5質量%以下、より好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.3質量%以下である。また、毛髪用洗浄剤組成物中における成分(B)の含有量の具体的範囲は、好ましくは0.005〜5質量%、より好ましくは0.01〜1質量%、更に好ましくは0.05〜0.5質量%、更に好ましくは0.1〜0.3質量%である。
<成分(C):疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロース>
疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロースは、下記一般式(3)で表されるアンヒドログルコース由来の主鎖を有し、かつ該アンヒドログルコース単位あたりのカチオン化エチレンオキシ基の平均モル数が0.01〜3.0であり、エチレンオキシ基の平均モル数が0.5〜4.0である。
Figure 2017088516
〔式中、R7、R8及びR9は、それぞれ独立に下記一般式(4)で表されるカチオン化エチレンオキシ基とエチレンオキシ基を有する置換基を示し、nはアンヒドログルコースの平均重合度であって50〜5000の数を示す。〕
一般式(3)におけるR7、R8及びR9は、一般式(4)で表される置換基であり、同一であっても異なっていてもよい。また、n個のR7、n個のR8、n個のR9は、それぞれ同一であっても異なってもよい。
Figure 2017088516
〔式中、Y2及びY3は、一方が水素原子であり、他方が下記一般式(5)で表されるカチオン性基を示す。pは一般式(4)中に含まれるエチレンオキシ基の数、qは一般式(4)中に含まれるカチオン化エチレンオキシ基(−CH(Y2)−CH(Y3)−O−)の数であって、それぞれ0又は正の整数である。p及びqのどちらもが0でない場合、カチオン化エチレンオキシ基とエチレンオキシ基の付加順序は問わず、更にp及び/又はqが2以上である場合は、ブロック結合、ランダム結合のいずれであってもよい。分子内に複数の一般式(4)で表される置換基が存在する場合、該置換基間においてp、qの値はそれぞれ異なっていてよいが、そのうち少なくとも1つはqが1以上である。〕
Figure 2017088516
〔式中、R10〜R12はそれぞれ独立に炭素数1〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、X-はアニオン性基を示す。ただし、分子内に存在するR12のうち少なくとも1つは炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基である。〕
一般式(5)において、R10〜R12としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、n-ブチル基、n-オクチル基、n-デシル基、n-ドデシル基、n-テトラデシル基、n-ヘキサデシル基、n-オクタデシル基が挙げられる。R10及びR11としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、n-ブチル基、n-オクチル基、n-デシル基、n-ドデシル基が好ましく、メチル基がより好ましい。R12としては、メチル基、n-オクチル基、n-デシル基、n-ドデシル基が好ましく、メチル基、n-ドデシル基がより好ましい。
一般式(5)において、X-はアンモニウムの対イオンであるアニオン性基であり、その具体例としてはアルキル硫酸イオン、硫酸イオン、リン酸イオン、アルキル炭酸イオン、ハロゲン化物イオンが挙げられる。これらのうち、製造の容易さの観点から、ハロゲン化物イオンが好ましい。ハロゲン化物イオンとしては、フッ化物イオン、塩化物イオン、臭化物イオン及びヨウ化物イオンが挙げられるが、成分(C)の水溶性及び化学的安定性の観点から、塩化物イオン、臭化物イオンが好ましく、塩化物イオンがより好ましい。
これら成分(C)の疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロースは、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。毛髪用洗浄剤組成物中における成分(C)の含有量は、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、好ましくは0.005質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、更に好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上である。また、同様の観点及び配合の容易性の観点から、好ましくは5質量%以下、より好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.3質量%以下である。また、毛髪用洗浄剤組成物中における成分(C)の含有量の具体的範囲は、好ましくは0.005〜5質量%、より好ましくは0.01〜1質量%、更に好ましくは0.05〜0.5質量%、更に好ましくは0.1〜0.3質量%である。
<成分(A)、成分(B)、成分(C)の質量比>
本発明の毛髪用洗浄剤組成物において、(A)アニオン界面活性剤と(B)架橋型カチオン性ポリマーの質量比(A)/(B)は、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点及び配合の容易性の観点から、好ましくは1以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは10以上、更に好ましくは20以上であり、また、好ましくは300以下、より好ましくは100以下、更に好ましくは60以下、更に好ましくは40以下である。また、質量比(A)/(B)の具体的範囲は、好ましくは1〜300、より好ましくは5〜100、更に好ましくは10〜60、更に好ましくは20〜40である。
本発明の毛髪用洗浄剤組成物において、(A)アニオン界面活性剤と(C)疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロースの質量比(A)/(C)は、上記と同様の観点から、好ましくは1以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは10以上、更に好ましくは20以上であり、また、好ましくは300以下、より好ましくは100以下、更に好ましくは60以下、更に好ましくは40以下である。また、質量比(A)/(C)の具体的範囲は、好ましくは1〜200、より好ましくは5〜100、更に好ましくは10〜60、更に好ましくは20〜40である。
本発明の毛髪用洗浄剤組成物において、(B)架橋型カチオン性ポリマーと(C)疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロースの質量比(B)/(C)は、上記と同様の観点から、好ましくは0.05以上、より好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.3以上、更に好ましくは0.5以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは10以下、更に好ましくは5以下、更に好ましくは2以下である。また、質量比(B)/(C)の具体的範囲は、好ましくは0.05〜20、より好ましくは0.1〜10、更に好ましくは0.3〜5、更に好ましくは0.5〜2である。
<成分(D):シリコーン油>
本発明の洗浄剤組成物は、すすぎ時の髪のばらけやすさ、リッチ感を向上させる観点から、更に成分(D)として、シリコーン油を含有することができる。
シリコーン油としては、ジメチコン(ジメチルポリシロキサン)、ジメチコノール(末端にヒドロキシ基を有するジメチルポリシロキサン)、アミノ変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、グリセリル変性シリコーン、アミノポリエーテル変性シリコーン、シリコーンワックス、シリコーンエラストマーが挙げられ、中でもポリエーテル変性シリコーンが好ましい。シリコーン油の粘度は、すすぎ時の髪のばらけやすさ、リッチ感、及び調製時の分散性の観点から、10mm2/s以上1500万mm2/s以下が好ましい。これらシリコーン油は、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
毛髪用洗浄剤組成物中における成分(D)の含有量は、すすぎ時の髪のばらけやすさ、リッチ感の観点から、毛髪用洗浄剤組成物中、0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上が更に好ましい。毛髪用洗浄剤組成物による処理乾燥後の毛髪のべたつき感を抑制する観点から、30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましく、15質量%以下が更に好ましい。毛髪用洗浄剤組成物中における成分(G)の含有量の具体的範囲は、0.01〜30質量%が好ましく、0.05〜20質量%がより好ましく、0.1〜15質量%が更に好ましい。
<成分(E):両性界面活性剤>
本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、洗浄性、洗浄時の泡量、泡質、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、更に成分(E)として、両性界面活性剤を含有することができる。
両性界面活性剤としては、イミダゾリン系ベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤、及びアルキルジメチルアミンオキサイド等のアミンオキサイド型界面活性剤等が挙げられる。
これらのうち、上記の観点から、イミダゾリン系ベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタインが好ましく、具体的には、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルカルボキシメチルヒドロキシイミダゾリウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタインが好ましい。
これら成分(E)の両性界面活性剤は、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。毛髪用洗浄剤組成物中における成分(E)の含有量は、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上であり、また、同様の観点から、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下である。また、毛髪用洗浄剤組成物中における成分(D)の含有量の具体的範囲は、好ましくは0.1〜20質量%、より好ましくは0.5〜10質量%、更に好ましくは0.5〜5質量%である。
<成分(F):成分(A)、(E)以外の界面活性剤>
本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、洗浄時の泡立ち、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、更に成分(F)として、成分(A)及び(E)以外の界面活性剤を含有することができる。具体的には、非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤が挙げられる。
(非イオン界面活性剤)
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレン(硬化)ヒマシ油等のポリエチレングリコール型非イオン界面活性剤;ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリルエーテル、モノグリセリンアルキルエーテル、ポリグリセリンアルキルエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルキルグリコシド等の多価アルコール型非イオン界面活性剤;脂肪酸アルカノールアミド等が挙げられる。
非イオン界面活性剤は、毛髪用洗浄剤の洗浄性及び洗浄時の泡量、泡質の観点、すすぎ時のばらけやすさを得る観点から、疎水性部位として炭素数8以上20以下のアルキル基又はアルケニル基を有することが好ましい。これらのうち、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、モノグリセリンアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルグリコシドが好ましく、炭素数8以上12以下のアルキルグルコシド、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、モノグリセリンアルキルエーテル、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸N-メチルモノエタノールアミドがより好ましい。
(カチオン界面活性剤)
カチオン界面活性剤としては、アミド基、エステル基又はエーテル基で分断されていてもよい炭素数12以上28以下の炭化水素基を有する第4級アンモニウム塩、ピリジニウム塩、又は3級アミンの鉱酸又は有機酸の塩が挙げられる。具体的には、セチルトリメチルアンモニウム塩、ステアリルトリメチルアンモニウム塩、ベヘニルトリメチルアンモニウム塩、オクタデシロキシプロピルトリメチルアンモニウム塩等のモノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩や、ジステアリルジメチルアンモニウム塩、ジイソテトラデシルジメチルアンモニウム塩等のジ長鎖アルキルジメチルアンモニウム塩や、ステアリルジメチルアミン、ベヘニルジメチルアミン、オクタデシロキシプロピルジメチルアミンの塩酸、クエン酸又は乳酸塩等のモノ長鎖アルキルジメチルアミン塩が挙げられる。これらのうち、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、モノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩が好ましい。
これら成分(F)の界面活性剤は、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。毛髪用洗浄剤組成物中における成分(F)の含有量は、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上であり、また、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下である。また、毛髪用洗浄剤組成物中における成分(F)の含有量の具体的範囲は、好ましくは0.1〜20質量%、より好ましくは0.5〜10質量%、更に好ましくは0.5〜5質量%である。
<成分(G):成分(B)及び(C)以外のカチオン性ポリマー>
本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、更に成分(G)として、成分(B)及び(C)以外のカチオン性ポリマーを含有することができる。ここで、カチオン性ポリマーとは、水に溶解したときに陽イオンになる置換基を含有しているポリマーをいう。
成分(B)及び(C)以外のカチオン性ポリマーとしては、毛髪洗浄時の泡立ち、すすぎ時の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、例えば、カチオン性ガラクトマンナン、成分(C)以外のカチオン化ヒドロキシエチルセルロース、カチオン化ヒドロキシプロピルセルロース、カチオン化デンプン、ラジカル重合より合成されるカチオン性合成ポリマーが挙げられる。
(カチオン性ガラクトマンナン)
カチオン性ガラクトマンナンは、ガラクトマンナン多糖にカチオン性基、好ましくは第4級窒素含有基を導入したカチオン性ポリマーである。カチオン性ガラクトマンナンは、ガラクトマンナン多糖とカチオン化剤とを反応させることにより得ることができる。
好適なカチオン性ガラクトマンナンとしては、毛髪洗浄時の泡立ち、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさの観点から、カチオン化タラガム、カチオン化ローカストビーンガム、カチオン化コロハガム、カチオン化カッシアガム、カチオン化フェヌグリークガム、カチオン化アメリカサイカチガム、カチオン化ゴウシュウアオギリ等が挙げられる。このうち、カチオン化タラガム、カチオン化ローカストビーンガム、カチオン化コロハガム、カチオン化カッシアガム、カチオン化フェヌグリークガムがより好ましく、カチオン化カッシアガムが更に好ましい。
カチオン化タラガムの市販品としては、カチナールCTR-100(東邦化学工業株式会社製)が挙げられる。カチオン化ローカストビーンガムの市販品としては、カチナールCLB-100(東邦化学工業株式会社製)が挙げられる。カチオン化コロハガムの市販品としては、カチナールCG-100(東邦化学工業株式会社製)が挙げられる。カチオン化カッシアガムの市販品としては、Sensomer CT-250 polymer、Sensomer ST-400 polymer(以上ルーブリゾール社製)等が挙げられる。
(成分(C)以外のカチオン化ヒドロキシエチルセルロース)
本発明において、カチオン化ヒドロキシエチルセルロースとは、カチオン性基とエチレンオキシ基を有するセルロースをいう。カチオン化ヒドロキシエチルセルロースは、セルロースにカチオン性基とエチレンオキシ基を付加させることにより得られる。カチオン性基としては四級アンモニウム基が好ましい。
成分(C)以外のカチオン化ヒドロキシエチルセルロースの市販品例としては、UCARE JR125、UCARE JR400、UCARE JR30M、UCARE LR400、UCARE LR30M(以上ダウケミカル社製)等が挙げられる。
(ラジカル重合より合成されるカチオン性合成ポリマー)
好適なカチオン性合成ポリマーとしては、例えば、メタクリロキシアルキル4級アンモニウム塩−アクリルアミド共重合体、ジアリル4級アンモニウム塩−アクリルアミド共重合体、ジアリル4級アンモニウム塩−アクリル酸共重合体、ジアリル4級アンモニウム塩−アクリルアミド―アクリル酸共重合体、メタクリルアミドアルキル4級アンモニウム塩−アクリル酸−アクリル酸エステル共重合体、メタクリルアミドアルキル4級アンモニウム塩−アクリル酸−アクリルアミド共重合体、ジアリル4級アンモニウム塩−ビニルピロリドン−ビニルイミダゾール共重合体等が挙げられる。
なかでも、毛髪洗浄時の泡立ち、すすぎ時の髪のからまりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさの観点から、ジアリル4級アンモニウム塩−アクリルアミド−アクリル酸共重合体、メタクリルアミドアルキル4級アンモニウム塩−アクリル酸―アクリル酸エステル共重合体、メタクリルアミドアルキル4級アンモニウム塩−アクリル酸−アクリルアミド共重合体、ジアリル4級アンモニウム塩−ビニルピロリドン−ビニルイミダゾール共重合体がより好ましい。
毛髪用洗浄剤組成物中における成分(G)の含有量は、毛髪洗浄時の泡立ち、すすぎ時の髪のからまりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感の観点から、0.01質量%以上が好ましく、0.03質量%以上がより好ましく、0.05質量%以上が更に好ましい。また、髪のばらけやすさの観点から、1質量%以下が好ましく、0.7質量%以下がより好ましく、0.5質量%以下が更に好ましい。毛髪用洗浄剤組成物中における成分(G)の含有量の具体的範囲は、0.01〜1質量%が好ましく、0.03〜0.7質量%がより好ましく、0.05〜0.5質量%が更に好ましい。
<その他の任意成分、剤型>
本発明の毛髪用洗浄剤組成物には、更に、毛髪洗浄剤に一般に使用されるその他の成分を、目的に応じて含有することができる。例えば、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸オレイル、2-エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル等のエステル油;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等のロウ類;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2-ベンジルオキシエタノール、メチルカルビトール、エチルカルビトール、プロピルカルビトール、ブチルカルビトール、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、グリセリン等のアルコール類;ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム等の抗フケ剤;クエン酸、リンゴ酸、乳酸、グリコール酸等の有機酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物などのpH調整剤;ビタミン剤;殺菌剤;抗炎症剤;防腐剤;キレート剤;パンテノール等の保湿剤;染料、顔料等の着色剤;ユーカリの極性溶媒抽出物、コンキオリン又はその加水分解物、シルクから得られる蛋白質又はその加水分解物、マメ科植物の種子から得られる蛋白含有抽出物、オタネニンジン抽出物、米胚芽抽出物、ヒバマタ抽出物、ツバキ抽出物、アロエ抽出物、月桃葉抽出物、クロレラ抽出物等のエキス類;雲母チタン等のパール粉体;香料;色素;紫外線吸収剤;酸化防止剤;その他エンサイクロペディア・オブ・シャンプー・イングリーディエンツ(ENCYCLOPEDIA OF SHAMPOO INGREDIENTS (MICELLE PRESS))に記載されている成分等が挙げられる。
本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、水を媒体とするが、更に、水以外の媒体として、エタノール等の低級アルコールを併用することもできる。
本発明の毛髪用洗浄剤組成物の剤型は、液状、乳液状、クリーム状、泡状等いずれの形態をとることもできる。
また、本実施形態における毛髪洗浄剤を用いた毛髪の洗浄方法は、たとえば、毛髪洗浄剤を毛髪に適用し、洗い流すことを含む。
<製造方法>
本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、以下のように製造される。
一部の水に成分(B)及び(C)を溶解又は均一分散させる。残部の水に成分(A)を加え、50〜100℃に加温して均一混合する。ここに、成分(B)及び(C)を溶解又は均一分散した水を加え、均一になるように撹拌する。場合によっては、成分(D)〜(G)及びその他の成分を更に混合し、溶解又は均一分散させる。この後、撹拌しながら20〜40℃に冷却する。場合によっては、更に、適正なpHに調整し、本発明の毛髪用洗浄剤組成物とする。
以上述べた実施形態に関し、以下に本発明の好ましい態様を更に開示する。
<1> 成分(A)〜(C)及び水を含有する毛髪用洗浄剤組成物。
(A) アニオン界面活性剤、
(B) 次の単量体(b1)、(b2)及び(b3)を含有するモノマー混合物を共重合することにより得られるカチオン性基含有共重合体
単量体(b1) 一般式(1)で表されるビニル単量体から選ばれる少なくとも1種
Figure 2017088516
〔式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2は水素原子、炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状のアルキル基又はアルケニル基を示し、R3は炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状のアルキル基又はアルケニル基を示す。〕
単量体(b2) 一般式(2)で表されるビニル単量体から選ばれる少なくとも1種
Figure 2017088516
〔式中、R1は前記の意味を示し、R4及びR5は、それぞれ独立に炭素数1以上4以下のアルキル基又はアルケニル基を示し、R6は水素原子又は炭素数1以上4以下のアルキル基を示し、Y1は−O−、−NH−、−CH2−又は−O−CH2CH(OH)−基を示し、Y1が−CH2−のとき、Z1は単結合又は炭素数1以上3以下の直鎖状若しくは分岐状の二価の飽和炭化水素基を示し、Y1が−CH2−以外のとき、Z1は炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状の二価の飽和炭化水素基を示す。Qは酸の共役塩基を示す。〕
単量体(b3) 2個以上の反応性不飽和基を有する架橋性単量体
(C) 疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロース
<2> 成分(A)が、塩を形成したカルボキシ基を有する界面活性剤を少なくとも1種含有するものである<1>に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<3> 成分(A)が、以下の1)〜3)のいずれかの組み合わせを含有するものである<2>に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
1)アルキルエーテル硫酸塩及びアミノ酸系界面活性剤
2)2種以上のアミノ酸系界面活性剤
3)アルキルエーテル硫酸塩及びアルキルエーテルカルボン酸塩
<4> 毛髪用洗浄剤組成物中における成分(A)の含有量が、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、更に好ましくは6質量%以上、更に好ましくは8質量%以上であり、また、好ましくは50質量%以下、より好ましくは20質量%以下、更に好ましくは15質量%以下、更に好ましくは12質量%以下である<1>〜<4>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<5> 成分(B)が、好ましくはN,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩/N,N-ジメチルアクリルアミド/ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体(INCI名:ポリクオタニウム-52)である<1>〜<4>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<6> 毛髪用洗浄剤組成物中における成分(B)の含有量が、好ましくは0.005質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、更に好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上であり、また、好ましくは5質量%以下、より好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.3質量%以下である<1>〜<5>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<7> 成分(A)と成分(B)との質量比(A)/(B)が、好ましくは1以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは10以上、更に好ましくは20以上であり、また、好ましくは300以下、より好ましくは100以下、更に好ましくは60以下、更に好ましくは40以下である<1>〜<6>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<8> 成分(C)が、好ましくは下記一般式(3)で表されるアンヒドログルコース由来の主鎖を有し、かつ該アンヒドログルコース単位あたりのカチオン化エチレンオキシ基の平均モル数が0.01〜3.0であり、エチレンオキシ基の平均モル数が0.5〜4.0である疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロースである<1>〜<7>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
Figure 2017088516
〔式中、R7、R8及びR9は、それぞれ独立に下記一般式(4)で表されるカチオン化エチレンオキシ基とエチレンオキシ基を有する置換基を示し、nはアンヒドログルコースの平均重合度であって50〜5000の数を示す。〕
Figure 2017088516
〔式中、Y2及びY3は、一方が水素原子であり、他方が下記一般式(5)で表されるカチオン性基を示す。pは一般式(4)中に含まれるエチレンオキシ基の数、qは一般式(4)中に含まれるカチオン化エチレンオキシ基(−CH(Y2)−CH(Y3)−O−)の数であって、それぞれ0又は正の整数である。p及びqのどちらもが0でない場合、カチオン化エチレンオキシ基とエチレンオキシ基の付加順序は問わず、更にp及び/又はqが2以上である場合は、ブロック結合、ランダム結合のいずれであってもよい。分子内に複数の一般式(4)で表される置換基が存在する場合、該置換基間においてp、qの値はそれぞれ異なっていてよいが、そのうち少なくとも1つはqが1以上である。〕
Figure 2017088516
〔式中、R10〜R12はそれぞれ独立に炭素数1〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、X-はアニオン性基を示す。ただし、分子内に存在するR12のうち少なくとも1つは炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基である。〕
<9> 毛髪用洗浄剤組成物中における成分(C)の含有量が、好ましくは0.005質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、更に好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上であり、また、好ましくは5質量%以下、より好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.3質量%以下である<1>〜<8>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<10> 成分(A)と成分(C)との質量比(A)/(C)が、好ましくは1以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは10以上、更に好ましくは20以上であり、また、好ましくは300以下、より好ましくは100以下、更に好ましくは60以下、更に好ましくは40以下である<1>〜<9>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<11> 成分(B)と成分(C)との質量比(B)/(C)が、好ましくは0.05以上、より好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.3以上、更に好ましくは0.5以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは10以下、更に好ましくは5以下、更に好ましくは2以下である<1>〜<10>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<12> 好ましくは、更に、成分(D)を含有する<1>〜<11>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
(D) シリコーン油
<13> 成分(D)が、好ましくはジメチコン、ジメチコノール、アミノ変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、グリセリル変性シリコーン、アミノポリエーテル変性シリコーン、シリコーンワックス及びシリコーンエラストマーから選ばれるものである<12>に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<14> 成分(D)の粘度が、好ましくは10mm2/s以上1500万mm2/s以下である<12>又は<13>に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<15> 毛髪用洗浄剤組成物中における成分(D)の含有量が、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上であり、また、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下、更に好ましくは15質量%以下である<12>〜<14>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<16> 好ましくは、更に、成分(E)を含有する<1>〜<15>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
(E) 両性界面活性剤
<17> 成分(E)が、好ましくはイミダゾリン系ベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン及びアルキルヒドロキシスルホベタインから選ばれるものである<16>に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<18> 毛髪用洗浄剤組成物中における成分(E)の含有量が、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上であり、また、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下である<16>又は<17>に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<19> 好ましくは、更に成分(F)を含有する<1>〜<18>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
(F) 成分(A)、(E)以外の界面活性剤
<20> 成分(F)が、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、モノグリセリンアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルグリコシド、モノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジ長鎖アルキルジメチルアンモニウム塩及びモノ長鎖アルキルジメチルアミン塩から選ばれるものである<19>に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<21> 毛髪用洗浄剤組成物中における成分(F)の含有量が、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上であり、また、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下である<19>又は<20>に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<22> 好ましくは、更に、成分(G)を含有する<1>〜<21>のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
(G) 成分(B)及び(C)以外のカチオン性ポリマー
<23> 成分(G)が、カチオン性ガラクトマンナン、成分(C)以外のカチオン化ヒドロキシエチルセルロース、カチオン化ヒドロキシプロピルセルロース、カチオン化デンプン、及びラジカル重合より合成されるカチオン性合成ポリマーから選ばれるものである<22>に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
<24> 毛髪用洗浄剤組成物中における成分(G)の含有量が、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.03質量%以上、更に好ましくは0.05質量%以上であり、また、好ましくは1質量%以下、より好ましくは0.7質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下である<22>又は<23>に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
実施例1〜60、比較例1〜2 <洗浄性評価>
(シャンプーの製造)
表1〜5に示す組成となるシャンプーを常法により調製した。
実施例1〜39、比較例1〜2に関しては、成分(B)及び(C)を水に溶解又は均一分散させ、適量の水及び成分(A)をビーカーに取り、60℃に加温して均一混合して冷却した。最後に、加温により蒸発した水分を補充し、pHを測定した。pH調整剤(50%クエン酸水溶液又は48%水酸化ナトリウム水溶液)でpHを8に調整した。
実施例40〜52に関しては、成分(B)及び(C)を水に溶解又は均一分散させ、適量の水並びに成分(A)、(D)及び(E)をビーカーに取り、60℃に加温して均一混合し、冷却した。最後に、加温により蒸発した水分を補充し、pHを測定した。pH調整剤(50%クエン酸水溶液又は48%水酸化ナトリウム水溶液)でpHを8に調整した。
実施例53〜56に関しては、成分(B)、(C)及び(F)を水に溶解又は均一分散させ、適量の水及び成分(A)をビーカーに取り、60℃に加温して均一混合し、冷却した。最後に、加温により蒸発した水分を補充し、pHを測定した。pH調整剤(50%クエン酸水溶液又は48%水酸化ナトリウム水溶液)でpHを8に調整した。
実施例56〜60に関しては、成分(B)及び(C)を水に溶解又は均一分散させ、適量の水及び成分(A)をビーカーに取り、60℃に加温して均一混合し、冷却した。そこへ成分(G)を加えて、溶解又は均一分散させ、pHを測定した。pH調整剤(50%クエン酸水溶液又は48%水酸化ナトリウム水溶液)でpHを8に調整した。
(洗浄性評価)
下記のプレーンシャンプーで毛束(20g、20cmの毛束を下記のブリーチ剤でブリーチ処理することによりダメージを与えたもの)を洗浄し、35〜40℃の温水で十分に湿らせた後、表1〜5のシャンプー1gを塗布し、1分間洗浄した。その後、温水で30秒間すすいだ。
上記処理における「すすぎ時の絡まりのなさ」、「すすぎ時のきしみのなさ」、「すすぎ時のばらけやすさ」、「すすぎ時のリッチ感」について評価を行った。評価は、5人のパネラーにより行い、最低を1、最高を10とし、比較例1を基準スコア3とする10段階評価とした。
5人のパネラーの評価の平均(小数第1位を四捨五入)を表1〜5に示す。5人のパネラーの平均評点が4点以上であれば、その評価において明らかに優れた性能を有するといえる。
(ブリーチ剤の組成)
成分 (質量%)
モノエタノールアミン 1.5
28質量%アンモニア水 4.0
重炭酸アンモニウム 1.0
35質量%過酸化水素水 8.2
精製水 残量
計 100.0
20gの毛束に対し20gのブリーチ剤を塗布し、30分静置後、35〜40℃の温水で十分にすすいだ。上記処理を4回繰り返し、評価用の毛束を作製した。
(プレーンシャンプーの組成)
成分 (質量%)
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸Na 11.3(*1)
ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド(*2) 3.0
クエン酸 0.2
メチルパラベン 0.3
精製水 残量
計 100.0
*1:エマールE-27C(花王株式会社製、有効分27質量%)として42.0質量%
*2:アミノーンC-11S(花王株式会社製)
Figure 2017088516
*1:エマール125A(花王社製)
*2:アキポ26SD(花王社製)
*3:カオーアキポRLM45NV(花王社製)
*4:アミライトACS-12(味の素ヘルシーサプライ社製)
*5:アミノサーファクトACDS-L(旭化成社製)
*6:アミソフトCT-12S(味の素ヘルシーサプライ社製)
*7:アミノフォーマーFLDS-L(旭化成社製)
*8:アラノンALE(川研ファインケミカル社製)
*9:ソイポンSLE(川研ファインケミカル社製)
*10:アミライトGCS-11(味の素ヘルシーサプライ社製)
*11:NIKKOL LMT30(ニッコール社製)
*12:ソフケアKG101W-E(花王社製)
*13:ソフケアKG301W(花王社製)
*14:ソフトキャットSL-100(ダウケミカル社製)
*15:pH調整量
Figure 2017088516
*1:エマール125A(花王社製)
*2:アキポ26SD(花王社製)
*3:カオーアキポRLM45NV(花王社製)
*4:アミライトACS-12(味の素ヘルシーサプライ社製)
*5:アミノサーファクトACDS-L(旭化成社製)
*6:アミノフォーマーFLDS-L(旭化成社製)
*7:アラノンALE(川研ファインケミカル社製)
*8:ソイポンSLE(川研ファインケミカル社製)
*9:アミライトGCS-11(味の素ヘルシーサプライ社製)
*10:NIKKOL LMT30(ニッコール社製)
*11:ソフケアKG101W-E(花王社製)
*12:ソフトキャットSL-100(ダウケミカル社製)
*13:ソフトキャットSL-5(ダウケミカル社製)
*14:ソフトキャットSL-30(ダウケミカル社製)
*15:ソフトキャットSL-60(ダウケミカル社製)
*16:pH調整量
Figure 2017088516
*1:エマール125A(花王社製)
*2:アミライトACS-12(味の素ヘルシーサプライ社製)
*3:ソフケアKG101W-E(花王社製)
*4:SOFTCAT SL-100(ダウケミカル社製)
*5:アンヒトール20AB(花王社製)
*6:アンヒトール20YB(花王社製)
*7:アンヒトール20HD(花王社製)
*8:アンヒトール20BS(花王社製)
*9:アミゾールCME(川研ファインケミカル社製)
*10:アミノーンC-11S(花王社製)
*11:カオーソフケアGP-1(花王社製)
*12:エマルゲン103(花王社製)
*13:エマルゲン116(花王社製)
*14:マイドール12(花王社製)
*15:コータミン2285E-E(花王社製)
*16:アミデットAPA(花王社製)
*17:ファーミンDME-80(花王社製)
*18:pH調整量
Figure 2017088516
表1〜4から、実施例1〜60のシャンプーは、すすぎ時の髪の絡まりのなさ、きしみのなさ、ばらけやすさ、リッチ感に優れることが分かる。
実施例61及び比較例3〜5 <速乾性評価>
前記のプレーンシャンプーで毛束(20g、20cmの毛束を前記のブリーチ剤でブリーチ処理することによりダメージを与えたもの)を洗浄し、35〜40℃の温水で十分に湿らせた後、表5に示すシャンプー1gを塗布し、1分間洗浄した。その後、温水で30秒間すすぎ、タオルで水分を拭き取り、評価用トレスを得た。評価用トレスをドライヤーで乾燥し、乾燥するまでの時間を測定した。結果を表5に示す。なお、実施例61は実施例56と、比較例3は比較例1と同じものである。
Figure 2017088516
表5から、実施例61のシャンプーは速乾性能に優れたシャンプーであることがわかる。

Claims (9)

  1. 成分(A)〜(C)及び水を含有する毛髪用洗浄剤組成物。
    (A) アニオン界面活性剤、
    (B) 次の単量体(b1)、(b2)及び(b3)を含有するモノマー混合物を共重合することにより得られるカチオン性基含有共重合体
    単量体(b1) 一般式(1)で表されるビニル単量体から選ばれる少なくとも1種
    Figure 2017088516
    〔式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2は水素原子、炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状のアルキル基又はアルケニル基を示し、R3は炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状のアルキル基又はアルケニル基を示す。〕
    単量体(b2) 一般式(2)で表されるビニル単量体から選ばれる少なくとも1種
    Figure 2017088516
    〔式中、R1は前記の意味を示し、R4及びR5は、それぞれ独立に炭素数1以上4以下のアルキル基又はアルケニル基を示し、R6は水素原子又は炭素数1以上4以下のアルキル基を示し、Y1は−O−、−NH−、−CH2−又は−O−CH2CH(OH)−基を示し、Y1が−CH2−のとき、Z1は単結合又は炭素数1以上3以下の直鎖状若しくは分岐状の二価の飽和炭化水素基を示し、Y1が−CH2−以外のとき、Z1は炭素数1以上4以下の直鎖状又は分岐状の二価の飽和炭化水素基を示す。Qは酸の共役塩基を示す。〕
    単量体(b3) 2個以上の反応性不飽和基を有する架橋性単量体
    (C) 疎水性カチオン化ヒドロキシエチルセルロース
  2. 成分(A)が、塩を形成したカルボキシ基を有する界面活性剤を少なくとも1種含有するものである請求項1に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
  3. 成分(A)が、以下の1)〜3)のいずれかの組み合わせを含有するものである請求項2に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
    1)アルキルエーテル硫酸塩及びアミノ酸系界面活性剤
    2)2種以上のアミノ酸系界面活性剤
    3)アルキルエーテル硫酸塩及びアルキルエーテルカルボン酸塩
  4. 成分(A)と成分(B)との質量比(A)/(B)が1以上300以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
  5. 成分(A)と成分(C)との質量比(A)/(C)が1以上300以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
  6. 成分(B)と成分(C)との質量比(B)/(C)が0.05以上20以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
  7. 更に、成分(D)を含有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
    (D) シリコーン油
  8. 更に、成分(E)を含有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
    (E) 両性界面活性剤
  9. 更に、成分(G)を含有する請求項1〜8のいずれか1項に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
    (G) 成分(B)及び(C)以外のカチオン性ポリマー
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